JPH09280264A - 弾性軸継手装置 - Google Patents

弾性軸継手装置

Info

Publication number
JPH09280264A
JPH09280264A JP8089720A JP8972096A JPH09280264A JP H09280264 A JPH09280264 A JP H09280264A JP 8089720 A JP8089720 A JP 8089720A JP 8972096 A JP8972096 A JP 8972096A JP H09280264 A JPH09280264 A JP H09280264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
side member
input side
output side
elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8089720A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3247605B2 (ja
Inventor
Kenji Hoshino
憲司 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamada Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamada Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamada Seisakusho KK filed Critical Yamada Seisakusho KK
Priority to JP08972096A priority Critical patent/JP3247605B2/ja
Priority to GB9707317A priority patent/GB2312035B/en
Priority to US08/840,147 priority patent/US5888139A/en
Publication of JPH09280264A publication Critical patent/JPH09280264A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3247605B2 publication Critical patent/JP3247605B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/50Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/20Connecting steering column to steering gear
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/26Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
    • F16D3/38Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another
    • F16D3/40Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another with intermediate member provided with two pairs of outwardly-directed trunnions on intersecting axes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/50Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
    • F16D3/78Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members shaped as an elastic disc or flat ring, arranged perpendicular to the axis of the coupling parts, different sets of spots of the disc or ring being attached to each coupling part, e.g. Hardy couplings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力側部材と出力側部材との回転力を弾性的
に伝達し、且つ伝達時の振動遮断性を良好とするととも
に、入力側部材と出力側部材との軸方向の倒れに対して
良好に対応すること。 【解決手段】 入力側ストッパープレート5と出力側ス
トッパープレート6との間に弾性板材7を挟持し、前記
入力側ストッパープレート5は入力側部材Aに、出力側
ストッパープレート6は出力側部材Bに夫々適宜の間隔
をおいて管状部材8及び管状部材8が挿入するカラー部
材11を介して固着すること。入力側部材Aと出力側部
材Bとを軸方向及び軸周方向に弾性的に連結すること。
入力側,出力側ストッパープレート5,6の何れか一方
には倒れ規制軸14を形成し、そのストッパープレート
の倒れ規制軸14を設けた側に対向する入力側部材A又
は出力側部材Bとの間に,倒れ規制孔12を設けた倒れ
規制部材Cを固定し、前記倒れ規制孔12に倒れ規制軸
14を収納すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力側部材と出力
側部材との回転力を弾性的に伝達し、且つ伝達時の振動
遮断性を良好とするとともに、入力側部材と出力側部材
との軸方向の倒れに対して良好に対応することかできる
ようにした弾性軸継手装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のステアリングにおける弾性軸継手
装置の入力軸と出力軸との倒れ防止機構を有する弾性軸
継手装置が特公平4−75405号公報に示されてい
る。上記の構造は、弾性軸継手装置の倒れ防止機構とし
て、弾性板材の両側面に配したストッパープレートを入
力軸と出力軸との軸方向端面側に配置し、一側のストッ
パープレートと入力軸及び他側のストッパープレートと
出力軸をそれぞれピン結合して前記弾性板材を挟持した
状態でこれら入力軸,出力軸を連結するとともに、各ス
トッパープレートと対応する入力軸,出力軸の端面との
間に適宜隙間を設け、且つ入力軸と出力軸とを前記弾性
板材の撓み変形により、相対的に回転方向に任意の回転
角で回動しうるようにした弾性軸継手構造において、前
記ストッパープレートのいずれかが一方の中心に支軸a
を突設して、該ストッパープレートに対向する入力軸又
は出力軸の端面に、前記ストッパープレートに設けた支
軸aを受容する受容孔bを形成し、この受容孔bに前記
支軸aを弾性材を介して挿入配置しているものである
(図15参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構造では
ストッパープレートにおける支軸aと入力軸又は出力軸
との組付誤差によって軸心がずれてしまうような場合
や、或いはストッパープレートの支軸aの位置精度が悪
くなって、入力軸又は出力軸との軸芯が合わなくなって
しまうような不都合が生じる場合等がある。
【0004】そのような場合に、入力軸又は出力軸のど
ちらか一方の軸に取付固定されているストッパープレー
トの支軸aと、該支軸aを受容する受容孔bとの挿入連
結箇所において、軸芯のズレによりストッパープレート
の支軸aが軸の受容孔bに強制的に挿入され、ストッパ
ープレートの支軸aと軸の受容孔bとが偏り状態とな
り、支軸aと受容孔bとの間に設けられた弾性材とは片
当たり状態となる。
【0005】このため、受容孔bにおけるストッパープ
レートの支軸aと弾性材との軸方向の摺動抵抗が増大す
ることとなり、ひいては、弾性板材の軸方向に撓み変形
をスムーズにさせることができなくなり、弾性板材の軸
方向の撓み変形によってステアリングギア側からの振動
を減衰してステアリングシャフト側へ伝達する機能が低
下するおそれがある。また、弾性板材の軸方向の撓み変
形量のバラツキが大きくなって、個々の弾性軸継手装置
におけるバネ定数をばらつかせ、性能が安定しなくなる
おそれがある。
【0006】以上のことは、ステアリングギア側の振動
をより大きく減衰させてステアリングシャフト側へ伝達
することができる所望の弾性軸継手装置とする場合、弾
性板材における入力軸と出力軸との相対的な回転方向の
バネ定数を高め(撓み変形しずらくする)、軸方向のバ
ネ定数を低いものとし、入力軸と出力軸とが相対的に軸
方向へ移動しやすく、且つ軸方向への移動を安定させる
構造とするための課題でもある。
【0007】また、そのような構造を達成するために考
えられることは、弾性軸継手装置における、部品精度,
或いは組付精度等の加工精度を高めたりするか、或いは
ストッパープレートの支軸aと,該支軸aの受容孔bに
おける弾性材とのクリアランスを大きくして許容範囲を
拡大しなければならない。しかし、前者は製品コストを
高め、後者は弾性軸継手装置における入力軸と出力軸と
の倒れ防止機構を十分に発揮できなくなってしまうおそ
れがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は上記課
題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、入
力側ストッパープレートと出力側ストッパープレートと
の間に弾性板材を挟持し、前記入力側ストッパープレー
トは入力側部材に,出力側ストッパープレートは出力側
部材Bに夫々適宜の間隔をおいて管状部材及び該管状部
材が挿入するカラー部材を介して固着し、入力側部材と
出力側部材とを軸方向及び軸周方向に弾性的に連結し、
前記入力側,出力側ストッパープレートの何れか一方に
は倒れ規制軸を形成し、そのストッパープレートの倒れ
規制軸を設けた側に対向する入力側部材又は出力側部材
との間に,倒れ規制孔を設けた倒れ規制部材を固定し、
前記倒れ規制孔に倒れ規制軸を収納してなる弾性軸継手
装置としたことにより、ステアリング装置の弾性継手の
入力側部材と出力側部材との倒れ規制を良好に行うとと
もに、装置の組付における作業効率を良好なるものと
し、上記課題を解決したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。本発明は、図1,図2(A)等に示
すように、入力側部材Aと出力側部材Bとが弾性板材7
を介して連結され、該弾性板材7により回転方向におけ
る回転力伝達及び軸方向を弾性的に連結するものであ
る。その入力側部材Aと出力側部材Bは、具体的には、
フランジをシャフト端部に設けたフランジシャフト部材
やヨーク部材としたり、それらの組合わせである。その
ヨーク部材の端面には、前記フランジシャフト部材のフ
ランジ部と対向するフランジ部がプレート材によってプ
レス加工で一体成形されている。
【0010】その入力側部材Aのフランジ部1には、二
つの対向する腕状部からなるフォーク部2が一体的に形
成され、該フォーク部2は、クロスシャフト軸受孔2
a,2aが形成されている(図1,図2参照)。そのフ
ランジ部1には、入力側連結用貫通孔1a,1aが形成
さている。また、出力側部材Bは、フランジ部3と出力
軸部4とが軸方向に一体的に形成されている(図1参
照)。そのフランジ部3には出力軸部4との連結箇所を
中心に左右対称に出力側連結用貫通孔3a,3aがフラ
ンジ部3の中心に対して左右対称的に設けられている。
【0011】入力側ストッパープレート5は、図3に示
すように、略円板状をなし、入力側部材Aと連結するた
めの固着用貫通孔5a,5aが中心に対して左右対称に
形成されている。また、前記両固着用貫通孔5a,5a
に対して直交する方向に貫通部5b,5bが形成されて
いる。該貫通部5bは入力側ストッパープレート5の外
周に対して略C字形状に切除された切欠き形状をなして
いる。
【0012】同様に、出力側ストッパープレート6は、
前記入力側ストッパープレート5と同様に略円板状をな
し、出力側部材Bと連結するための固着用貫通孔6a,
6aが中心に対して左右対称に形成されている(図3参
照)。また、前記両固着用貫通孔6a,6aに対して直
交する方向に貫通部6b,6bが形成されている。その
固着用貫通孔6a,6a及び貫通部6b,6bは、入力
側ストッパープレート5の固着用貫通孔5a,5a及び
貫通部5b,5bと同様なる形状をなしている。
【0013】その弾性板材7は、円板状のゴム等の弾性
を有する材質より形成されている。そして、前記入力側
ストッパープレート5と出力側ストッパープレート6と
で挟持状態となるように構成される。その入力側ストッ
パープレート5が弾性板材7の一方の側面に当接し、且
つ前記入力側ストッパープレート5が管状部材8,8,
…,カラー部材11,11,…及びボルト等の軸状固着
具9,9,…を介して前記入力側フランジ部1と適宜の
間隔をおいて固着されている〔図1,図2(A)等参
照〕。その管状部材8,8,…は、弾性板材7の外周寄
りの適宜の円周上に等間隔に貫通して配置され、且つそ
れぞれの管状部材8,8は、カラー部材11,11,…
のカラー内周側面11a,11a,…に挿入される〔図
2(A),B)等参照〕。
【0014】そして、前記入力側ストッパープレート5
の固着用貫通孔5a,5a箇所と入力側部材Aの入力側
連結用貫通孔1a,1a箇所との間に管状部材8,8が
配置され、その管状部材8,8内に軸状固着具9,9,
…が貫通しながら両入力側部材Aと入力側ストッパープ
レート5とが適宜の間隔をおいて連結される。その出力
側部材Bと出力側ストッパープレート6も前記入力側部
材Aと入力側ストッパープレート5と同様に管状部材
8,8,…と軸状固着具9,9,…とによって適宜の間
隔をおいて連結される構造となっている。
【0015】そして、入力側部材Aと入力側ストッパー
プレート5とを連結している管状部材8,8及びカラー
部材11,11,…は、前記出力側ストッパープレート
6の貫通部6b,6bに遊挿状態に貫通し、また出力側
部材Bと出力側ストッパープレート6とを連結している
管状部材8,8は、入力側ストッパープレート5の貫通
部5b,5bに遊挿状態で貫通している〔図2(A),
(B)及び図3等参照〕。
【0016】また、前記弾性板材7を貫通する管状部材
8,8の弾性板材7からの突出部分をカラー部材11,
11,…にて被覆している。即ち、各カラー部材11の
カラー内周側面11aに管状部材8が挿入している。そ
して、カラー部材11により、弾性板材7と入力側部材
A,弾性板材7と出力側部材Bとの間隔を一定なるもの
としている。
【0017】また、管状部材8,8は、その軸方向長さ
を弾性板材7の厚さ寸法と略同等としたものを使用し、
前記カラー部材11のカラー内周側面11aにも管状部
材8,8を挿入し、これらを重ねて、入,出力側部材
A,Bと各入,出力側ストッパープレート5,6との適
宜間隔を設定し、連結する実施形態も存在する〔図12
(A),(C)参照〕。
【0018】なお、管状部材8,8は金属材を代用し、
カラー部材11,11を合成樹脂,硬質ゴム材等の非金
属とすることもできる。そして、カラー部材11と管状
部材8、又は管状部材8と軸状固着具9との間にはそれ
ぞれ適宜なクリアランスを有するようにしておく。
【0019】その軸状固着具9,9,…は、ボルト等の
固着具であるが、これは、フランジ部1及びフランジ部
3の入力側連結用貫通孔1a,1a及び出力側連結用貫
通孔3a,3aにそれぞれ内螺子が形成されており、ボ
ルトとした軸状固着具9,9,…が螺合できるようにな
っている〔図1,図2(A)及び図11等参照〕。或い
は入力側連結用貫通孔1a及び出力側連結用貫通孔3a
を貫通孔とし、ボルト・ナット等からなる軸状固着具
9,9を使用してもよい。
【0020】即ち、上記の構成は、入力側ストッパープ
レート5が前記出力側部材Bと出力側ストッパープレー
ト6との間に存在し、出力側ストッパープレート6は、
入力側部材Aと入力側ストッパープレート5との間に存
在し、その入力側ストッパープレート5と出力側ストッ
パープレート6との間に弾性板材7が配置されているも
のである〔図2(A)参照〕。
【0021】入力側部材Aと出力側部材Bとは、弾性板
材7を介して弾性的に連結されている。そして、入力側
部材Aから出力側部材Bに回転力を伝達するときに、出
力側部材Bに何らかの抵抗がある場合には、弾性板材7
が回転方向に弾性的に捩じれ、回転角度にズレを生じさ
せ、入力側部材Aと出力側部材Bとに無理な荷重がかか
らないようになっている。また、入力側部材Aと出力側
部材Bとが軸方向に角度が異なるような場合であって
も、前記弾性板材7が弾性的に撓み、両入力側部材Aと
出力側部材Bに無理な荷重がかからないようにしてい
る。
【0022】そして、弾性板材7自体には復元力があ
り、回転方向に捩じれたり、或いは撓みが生じたときに
荷重がかからなくなると、初期形状に復元できる。ま
た、前記カラー部材11,11は、入力側ストッパープ
レート5の貫通部5b,5b或いは出力側部材Bの貫通
部6b,6bの内部で適宜に移動し、カラー部材11,
11が貫通部5b或いは6bの端縁に当接することで、
弾性板材7はそれ以上は回転方向に捩じれることはな
い。
【0023】次に、倒れ規制部材Cは、図1乃至図3に
示すように、連結部10と二つのカラー部材11,11
とから構成され、一体的に形成されている。そのカラー
部材11は、前述したようにカラー内周側面11aに管
状部材8を挿入する構造であり、弾性板材7と入力側部
材A或いは出力側部材Bとの間隔を設定し、且つカラー
部材11,11が出力側ストッパープレート5,6の貫
通部5b,5b或いは6b,6bとの当接部にもなって
いる。前記連結部10の中心には、倒れ規制孔12が形
成されている。
【0024】その倒れ規制部材Cは、合成樹脂,硬質ゴ
ム材等の非金属材で形成され、入力側部材Aと出力側部
材Bの相対的な回転時において、弾性板材7の捩じり変
形を介して、前記入力側ストッパープレート5及び出力
側ストッパープレート6に形成された貫通部5b,5b
及び貫通部6b,6bとカラー部材11,11とが相対
的に移動して当接するときに生じる打音を低減する。
【0025】また、前記入力側ストッパープレート5又
は出力側ストッパープレート6のいずれか一方に倒れ規
制軸14が設けられている。具体的には、その倒れ規制
軸14はピン軸状をなし、入力側ストッパープレート5
或いは出力側ストッパープレート6の中心箇所に形成さ
れている。そして、倒れ規制軸14は、前記倒れ規制孔
12に挿入して収納することができるようになってい
る。図1,図2等の実施形態では、出力側ストッパープ
レート6側の中心に形成されている。
【0026】その倒れ規制軸14は、入力側ストッパー
プレート5或いは出力側ストッパープレート6の中心箇
所において、倒れ規制軸14を溶接にて固着したり、入
力側ストッパープレート5或いは出力側ストッパープレ
ート6を金属プレート材を使用してプレス加工する際
に、倒れ規制軸14を一体成形することができる。
【0027】前記倒れ規制部材Cを合成樹脂材、硬質ゴ
ム材等の非金属で形成する場合、倒れ規制孔12に倒れ
規制軸14を直接挿入して収納状態とし、入力側部材A
と出力側部材Bとの軸方向における倒れ防止機構とす
る。そして、入力側部材Aと出力側部材Bの倒れによる
両入力側ストッパープレート5と出力側ストッパープレ
ート6とカラー部材11,11及び管状部材8,8,…
とが接触することを防ぎ、また、入力側部材A,出力側
部材B間に金属接触もないので、出力側部材B(ステア
リングギア)からの振動が入力側部材A(ステアリング
コラム)に伝達することを防ぐことができる。
【0028】また、倒れ規制部材Cの第2のタイプとし
ては、また、倒れ規制孔12と倒れ規制軸14との間に
弾性ゴム材,弾性合成樹脂等の弾性を有する部材からな
る弾性部材13か設けられている〔図2(A),(B)
及び図5(A)等参照〕。具体的には、その弾性部材1
3は円筒形状をなし、前記倒れ規制孔12内に予め内装
される。該弾性部材13により、さらに、出力側部材B
から入力側部材Aへの振動伝達の防止効果を高めること
ができる。なお、倒れ規制部材Cにおいて、連結部10
とカラー部材11,11とを別体にして、連結部10を
金属材で形成する場合に、倒れ規制孔12と前記倒れ規
制軸14との間に前記弾性部材13を設けることで、同
様に振動伝達を防ぐこともできる。
【0029】倒れ規制部材Cの第3タイプは、図10
(A)に示すように、連結部10の長手方向の中心箇所
で且つ倒れ規制孔12周囲において、幅方向に膨出する
増肉部10a,10aを設けるタイプが存在する。その
増肉部10a,10aは、倒れ規制孔12箇所のプレー
ト面積を大きくするとともに、カラー部材11,11箇
所の面積を大きくすることもできる。このような形状に
することで、増肉部10a,10aにより、倒れ規制部
材Cを入力側部材A或いは出力側部材Bにより広い面積
で接触させることができ、且つ倒れ規制軸14の倒れを
より強固に防ぐことができる〔図10(B)参照〕。
【0030】その倒れ規制部材Cの第4タイプは、図7
(A)に示すように、連結部10に形成した倒れ規制孔
12の周囲に突出筒状部10bが形成されたものであ
る。この第4タイプの倒れ規制部材Cでは、図7(B)
に示すように、入力側部材Aのフランジ部1或いは出力
側部材Bのフランジ部3の軸芯に形成された凹部15に
遊挿させ、突出筒状部10bが凹部15内をスライド可
能としている。この突出筒状部10bを形成することよ
り、倒れ規制孔12の軸芯方向を長くすることができ、
倒れ規制孔12外周部の肉厚を大きくすることになり、
倒れ規制部材Cの強度を高めることができる。
【0031】このため、倒れ規制孔12として入力側ス
トッパープレート5或いは出力側ストッパープレート6
のいずれか一方に設けた倒れ規制軸14との軸方向の接
触面を大きく確保することができ、倒れ規制軸14が確
実に倒れ規制孔12に保持されるとともに、さらに入力
側部材Aと出力側部材Bの軸方向の倒れ防止することが
できる。
【0032】その倒れ規制部材Cの第5タイプは、図8
(A)に示すように、入力側部材A又は出力側部材Bの
いずれか一方の端面に面する連結部10の倒れ規制孔1
2の周囲をカラー部材11,11位置より段差を生じさ
せて、倒れ規制孔12の周囲に逃げ部10cを形成し、
入力側部材A又は出力側部材Bのいずれか一方の端面と
弾性板材7との隙間を安定して設ける筒状のカラー部材
11,11の部位で入力側部材A又は出力側部材Bの端
面と当接させることで、そのカラー部材11,11のみ
に軸状固着具9,9,…による締付力をかけることがで
きる〔図8(B)参照〕。
【0033】このため、倒れ規制部材Cの倒れ規制孔1
2における連結部10の平面部箇所や入力側部材A又は
出力側部材Bの端面が凹状や凸状の平面形状となった場
合でも、そのような平面と接することがないので、倒れ
規制部材Cの倒れ規制孔12部の変形を防ぐことがで
き、組付による倒れ規制孔12への外力を排除させるこ
とができる。
【0034】即ち、倒れ規制部材Cの倒れ規制孔12と
対向する入力側部材A又は出力側部材Bの端面が平面に
なっていたり、またその倒れ規制孔12よりも大きい凹
状の逃げ部10cが形成されているものである〔図8
(B)参照〕。なお、前記のように倒れ規制部材Cの入
力側部材A又は出力側部材Bの端面に面する平面部に凹
状の逃げ部10cのない平面状とする場合、入力側部材
A又は出力側部材Bの端面に倒れ規制孔12より大きい
孔を形成することもある。
【0035】次に、図9に示すように、その倒れ規制部
材Cの倒れ規制孔12に、入力側ストッパープレート5
或いは出力側ストッパープレート6のいずれか一方に形
成した倒れ規制軸14を挿通させ、入力側部材A又は出
力側部材Bの端面に前記倒れ規制孔12より大きい径の
受け孔16を設けることにより、入力側部材Aと出力側
部材Bとの倒れを倒れ規制孔12により防ぐ。
【0036】そして、さらに過度の曲げ荷重に対して
は、倒れ規制部材Cの倒れ規制孔12の変形又は倒れ規
制孔12に設けられたゴムによる弾性部材13の変形に
よって、倒れ規制軸14が前記倒れ規制孔12内で大き
く傾くことを入力側部材A或いは出力側部材Bに形成し
た受け孔16と前記倒れ規制軸14の先端部とを当接さ
せるストッパー構成にて防ぐことができる。
【0037】また、倒れ規制部材Cの第6タイプでは、
図14(A),(B)に示すように、連結部10を金属
材又はカラー部材11,11を樹脂材からなるものにて
別材としたものが存在する。また、図11は、倒れ規制
部材Cを出力側部材Bと弾性板材7との間に設けたタイ
プである。
【0038】次に、倒れ規制部材Cの端面と,該端面に
対向する入力側部材A又は出力側部材Bとの間に座板状
弾性材17を設ける実施形態が存在する。具体的には、
倒れ規制部材Cと,該倒れ規制部材Cに対向する入力側
部材A或いは出力側部材Bとの間で、且つ管状部材8,
8を包囲するように配置される(図13参照)。このよ
うな構造としたことにより、出力側部材Bと入力側部材
Aとの間における振動の伝達での振動減衰能力を向上さ
せることができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明は、入力側ストッパープ
レート5と出力側ストッパープレート6との間に弾性板
材7を挟持し、前記入力側ストッパープレート5は入力
側部材Aに、出力側ストッパープレート6は出力側部材
Bに夫々適宜の間隔をおいて管状部材8,8,…及び管
状部材8,8が挿入するカラー部材11,11,…を介
して固着し、入力側部材Aと出力側部材Bとを軸方向及
び軸周方向に弾性的に連結し、前記入力側,出力側スト
ッパープレート5,6の何れか一方には倒れ規制軸14
を形成し、そのストッパープレートの倒れ規制軸14を
設けた側に対向する入力側部材A又は出力側部材Bとの
間に,倒れ規制孔12を設けた倒れ規制部材Cを固定
し、前記倒れ規制孔12に倒れ規制軸14を収納してな
る弾性軸継手装置としたことにより、先ず第1に入力側
部材Aと出力側部材Bとの軸方向におけるそれぞれの軸
心LA ,軸心LB がずれたとしても、その常に倒れ規制
部材Cと倒れ規制軸14とを適正な状態に維持すること
ができるし、第2に構造を簡単にすることができる等の
効果を奏する。
【0040】上記効果を詳述すると、本発明において
は、従来技術に見られるように入力側部材A又は出力側
部材B自体に入力側ストッパープレート5或いは出力側
ストッパープレート6のいずれか一方に設けた倒れ規制
軸14を挿入する構造としたものでなく、入力側部材A
或いは出力側部材Bのいずれか一方と弾性板材7との間
に設けた倒れ規制部材Cの倒れ規制孔12に、前記入力
側ストッパープレート5或いは出力側ストッパープレー
ト6のいずれかに設けた倒れ規制軸14を収納する構造
としたものである。そして、カラー部材11,管状部材
8又は軸状固着具9との間に生ずるそれぞれのクリアラ
ンスを利用して、倒れ規制部材Cを入力側部材A或いは
出力側部材Bとは独立して軸方向に直交する方向に移動
させることができる。
【0041】それゆえに、たとえ、図4に示すように、
ストッパープレートの倒れ規制軸14と入力側部材A又
は出力側部材Bとの組付け誤差によって前記軸心LA
軸心LB がずれてしまって、寸法dなる間隔のズレが生
じ、そのために、ストッパープレートの倒れ規制軸14
の位置精度が悪くなっても、入力側部材A或いは出力側
部材Bとは別体の倒れ規制部材Cを設けたことにより、
該倒れ規制部材Cは、入力側部材A及び出力側部材Bと
は独立し,軸方向に直交する方向に前記クリアランスの
範囲内で移動させることができる。
【0042】即ち、倒れ規制部材Cのカラー部材11の
中心11pと管状部材8の中心8pとを寸法dの分量だ
けずらせばよい〔図5(B)参照〕。それゆえに、倒れ
規制孔12と倒れ規制軸14との位置調整が可能とな
り、調整の許容範囲において、倒れ規制孔12の中心に
倒れ規制軸14の軸芯を一致させることができる。
【0043】このことから、倒れ規制軸14と倒れ規制
孔12との片当たり状態を解消することができるので、
弾性軸継手として弾性板材の軸方向の撓み変形による倒
れ規制軸14と倒れ規制孔12との摺動を滑らかにする
ことができ、弾性板材7の軸方向の撓み変形を妨げるこ
となく、所定のバネ定数によって振動減衰作用を十分に
発揮させることができ、装置の性能を安定させることが
できる。
【0044】次に、倒れ規制部材Cの管状部材8,カラ
ー部材11,又は軸状固着具9との挿入孔におけるクリ
アランスの調整により、倒れ規制軸14との調整をする
ので、倒れ規制軸14を倒れ規制孔12とのクリアラン
スを大きくすることなく、また部品精度及び組付け精度
等の加工精度を高めなくとも、倒れ規制軸14と倒れ規
制孔12とを軸芯で中立状態に挿入収納させることがで
きる。よって、製品コストを高めることなく、入力側部
材A,出力側部材Bの倒れ防止機構として十分に発揮さ
せることができる。
【0045】次に、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記倒れ規制部材Cの倒れ規制孔12と倒れ規制軸
14との間に円筒形状の弾性部材13を設けてなる弾性
軸継手装置としたことにより、上記効果に加えて倒れ規
制軸14は弾性部材13を介して振動の減衰効果がさら
に期待できる。また、円筒形状の弾性部材13により倒
れ規制孔12の軸方向に対して倒れ規制軸14が倒れて
も、その弾性部材13の復元性により倒れ規制軸14は
倒れ規制孔12の中心に強制的に押し返されることとな
り、倒れ規制軸14の倒れに対する修正性能が向上す
る。
【0046】次に、請求項3の発明は、請求項1におい
て、前記倒れ規制部材Cとカラー部材11,11,…と
は合成樹脂にて一体的に形成してなる弾性軸継手装置と
したことにより、入力側ストッパープレート5或いは出
力側ストッパープレート6との接触時において、金属接
触を略完全に避けることができ、接触時の音を十分に低
減させることができる。また、二つのカラー部材11,
11を倒れ規制部材Cによって一つの部材にすることか
ら、実質的に部品点数を減少させることができ、組付工
数を低減し、生産性を向上し、製品コストを低減させる
ことができる。
【0047】次に、請求項4の発明は、請求項1におい
て、前記倒れ規制部材Cの倒れ規制孔12の孔方向に突
出筒状部10bを設け、該突出筒状部10bを入力側部
材A又は出力側部材Bの端面に設けた凹部15に収納し
てなる弾性軸継手装置としたことより、この突出筒状部
10bを形成することより、倒れ規制孔12の軸芯方向
を長くすることができ、倒れ規制孔12外周部の肉厚を
大きくすることになり、倒れ規制部材Cの強度を高める
ことができる。
【0048】このため、倒れ規制孔12において、入力
側ストッパープレート5或いは出力側ストッパープレー
ト6のいずれか一方に設けた倒れ規制軸14との軸方向
の接触範囲を大きく確保することができ、倒れ規制軸1
4が確実に倒れ規制孔12に保持されるとともに、さら
に入力側部材Aと出力側部材Bの軸方向の倒れを防止す
ることができる。
【0049】次に、請求項5の発明は、請求項1におい
て、前記倒れ規制部材Cの倒れ規制孔12に収納する倒
れ規制軸14は、前記入力側部材A又は出力側部材Bの
端面には前記倒れ規制孔12より大径の受け孔16を設
けて、前記倒れ規制軸14を入力側部材A又は出力側部
材Bの端面に設けられた受け孔16に位置させて設けて
なる弾性軸継手装置としたことにより、受け孔16が倒
れ規制軸14の倒れを規制するストッパーの役目をな
す。
【0050】即ち、倒れ規制孔12に対して倒れ規制軸
14に過度の曲げ荷重がかかったときにおいては、倒れ
規制軸14が倒れることにより倒れ規制孔12の内周側
面に強く当接し、該倒れ規制孔12に変形を生じさせる
こととなる。或いは,倒れ規制孔12に設けられた弾性
部材13が大きく変形することもある。
【0051】このような場合に、倒れ規制軸14が前記
倒れ規制孔12内で大きく傾くのを入力側部材A或いは
出力側部材Bに形成した受け孔16がその倒れ規制軸1
4の先端と当接して受け止めることとなり、倒れ規制孔
12の変形防止や、弾性部材13を保護することができ
る。
【0052】次に、請求項6の発明は、請求項1におい
て、前記倒れ規制部材Cの端面と,該端面に対向する入
力側部材A又は出力側部材Bとの間に座板状弾性材17
を設けてなる弾性軸継手装置としたことにより、倒れ規
制部材Cと入力側部材A又は出力側部材Bとの接触面部
に介在させた座板状弾性材17を介して振動の伝達を減
衰させる能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す側面図
【図2】(A)は本発明の要部縦断側面図 (B)は(A)のP−P矢視断面図
【図3】本発明の要部の分解斜視図
【図4】入力側部材と出力側部材との軸心とが不一致の
状態でありながらも、倒れ規制軸の軸心と倒れ規制孔と
の中心が一致している状態を示す要部縦断側面図
【図5】(A)は入力側部材と出力側部材との軸心が一
致した状態における倒れ規制部材に収納した倒れ規制軸
と管状部材,軸状固着具の位置関係を示す略示図 (B)は入力側部材と出力側部材との軸心が不一致状態
における倒れ規制部材に収納した倒れ規制軸と管状部
材,軸状固着具の位置関係を示す略示図
【図6】(A)は倒れ規制軸が倒れ規制孔に対して片寄
から復元する状態を示す要部縦断側面図 (B)は倒れ規制軸が倒れ規制孔に対して片寄から復元
する状態を示す倒れ規制部材を平面的に見た略示図
【図7】(A)は倒れ規制部材の別の実施形態の斜視図 (B)は該実施形態の倒れ規制部材を使用した本発明の
要部縦断側面図
【図8】(A)はさらに別の実施形態の倒れ規制部材の
斜視図 (B)は上記倒れ規制部材を使用した本発明の要部縦断
側面図
【図9】本発明の別の実施形態の要部縦断側面図
【図10】(A)はさらに別の実施形態の倒れ規制部材
の斜視図 (B)は上記倒れ規制部材を使用した本発明の要部縦断
正面図
【図11】本発明の別の実施形態の側面図
【図12】(A)は本発明の別の実施形態の要部分解斜
視図 (B)は(A)の倒れ規制部材部分の要部縦断側面図 (C)は(A)のカラー部材部分の要部縦断側面図
【図13】本発明の別の実施形態の要部縦断側面図
【図14】(A)はカラー部材を別部材とした倒れ規制
部材を使用した本発明の要部縦断側面図 (B)はカラー部材を別部材とした倒れ規制部材の斜視
【図15】従来技術を示す縦断側面図
【符号の説明】
A…入力側部材 B…出力側部材 C…倒れ規制部材 5…入力側ストッパープレート 6…出力側ストッパープレート 7…弾性板材 8…管状部材 10b…突出筒状部 11…カラー部材 12…倒れ規制孔 13…弾性部材 14…倒れ規制軸 15…凹部 16…受け孔 17…座板状弾性材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力側ストッパープレートと出力側スト
    ッパープレートとの間に弾性板材を挟持し、前記入力側
    ストッパープレートは入力側部材に,出力側ストッパー
    プレートは出力側部材Bに夫々適宜の間隔をおいて管状
    部材及び該管状部材が挿入するカラー部材を介して固着
    し、入力側部材と出力側部材とを軸方向及び軸周方向に
    弾性的に連結し、前記入力側,出力側ストッパープレー
    トの何れか一方には倒れ規制軸を形成し、そのストッパ
    ープレートの倒れ規制軸を設けた側に対向する入力側部
    材又は出力側部材との間に,倒れ規制孔を設けた倒れ規
    制部材を固定し、前記倒れ規制孔に倒れ規制軸を収納し
    てなることを特徴とした弾性軸継手装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記倒れ規制部材の
    倒れ規制孔と倒れ規制軸との間に円筒形状の弾性部材を
    設けてなることを特徴とした弾性軸継手装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記倒れ規制部材と
    カラー部材とは合成樹脂にて一体的に形成してなること
    を特徴とした弾性軸継手装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記倒れ規制部材の
    倒れ規制孔の孔方向に突出筒状部を設け、該突出筒状部
    を入力側部材又は出力側部材の端面に設けた凹部に収納
    してなることを特徴とした弾性軸継手装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記倒れ規制部材の
    倒れ規制孔に収納する倒れ規制軸は、前記入力側部材又
    は出力側部材の端面には前記倒れ規制孔より大径の受け
    孔を設けて、前記倒れ規制軸を入力側部材又は出力側部
    材の端面に設けられた受け孔に位置させて設けてなるこ
    とを特徴とした弾性軸継手装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記倒れ規制部材の
    端面と,該端面に対向する入力側部材又は出力側部材と
    の間に座板状弾性材を設けてなることを特徴とした弾性
    軸継手装置。
JP08972096A 1996-04-11 1996-04-11 弾性軸継手装置 Expired - Fee Related JP3247605B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08972096A JP3247605B2 (ja) 1996-04-11 1996-04-11 弾性軸継手装置
GB9707317A GB2312035B (en) 1996-04-11 1997-04-10 Elastic shaft coupling apparatus
US08/840,147 US5888139A (en) 1996-04-11 1997-04-11 Elastic shaft coupling apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08972096A JP3247605B2 (ja) 1996-04-11 1996-04-11 弾性軸継手装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09280264A true JPH09280264A (ja) 1997-10-28
JP3247605B2 JP3247605B2 (ja) 2002-01-21

Family

ID=13978614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08972096A Expired - Fee Related JP3247605B2 (ja) 1996-04-11 1996-04-11 弾性軸継手装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5888139A (ja)
JP (1) JP3247605B2 (ja)
GB (1) GB2312035B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020051741A (ko) * 2000-12-23 2002-06-29 이계안 스티어링장치의 유니버설조인트 연결구조
JPWO2004020860A1 (ja) * 2002-08-28 2005-12-15 日本精工株式会社 ステアリングシャフト用操舵トルク伝達部材の結合構造

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3692733B2 (ja) * 1997-10-09 2005-09-07 日本精工株式会社 自動車用ステアリングジョイント装置
GB2385034B (en) * 2002-02-11 2005-08-17 Nsk Steering Sys Europ Ltd Component coupling unit for steering column
US7163460B2 (en) * 2004-02-13 2007-01-16 Deere & Company Engine to transmission coupler
DE102006038431B4 (de) * 2006-08-16 2013-07-11 Rainer Horst Andrä Elastische Kreuzgelenkkupplung
DE102010016586A1 (de) * 2010-04-22 2011-10-27 Thyssenkrupp Presta Ag Vorrichtung zum, insbesondere koaxialen, Verbinden einer ersten Welle mit zumindest einer weiteren Welle
ES2691121T3 (es) * 2012-12-13 2018-11-23 Vibracoustic North America, L.P. Amortiguador de eje de transmisión y procedimiento de ensamblaje
CN105143708B (zh) 2013-03-12 2017-05-03 德纳有限公司 扭矩波动补偿装置
BR102014005920A2 (pt) * 2013-03-15 2015-11-24 Dana Heavy Vehicle Sys Group dispositivos de cancelamento de pico de torque para um motor de combustão interna e dispositivo de compensação de ondulação de torque
CN212921686U (zh) * 2020-04-16 2021-04-09 赛格威科技有限公司 全地形车的转向机构及全地形车

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB306980A (en) * 1927-10-29 1929-02-28 Morris Commercial Cars Ltd Improvements in and connected with flexible couplings
US2385369A (en) * 1940-06-28 1945-09-25 Master Electric Co Shaft coupling
US2877633A (en) * 1952-02-11 1959-03-17 Hagenlocher Ernest Torsionally resilient flexible couplings
GB1159750A (en) * 1966-11-26 1969-07-30 Daimler Benz Ag Improvements relating to Shaft Couplings.
US3947009A (en) * 1974-12-23 1976-03-30 Bucyrus-Erie Company Drill shock absorber
ES8605885A1 (es) * 1984-06-26 1986-04-01 Abastec & Ventas Equip Transp Acoplamiento flexible de transmision de fuerza y movimiento
AU571770B2 (en) * 1985-02-25 1988-04-21 Fuji Kiko Co. Ltd. Universal joint yoke
US5222913A (en) * 1989-05-30 1993-06-29 Nippon Seiko Kabushiki Kaisha Resilient connector for steering shaft
JPH0475405A (ja) * 1990-07-13 1992-03-10 Hitachi Cable Ltd 送電線素線切れ検出装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020051741A (ko) * 2000-12-23 2002-06-29 이계안 스티어링장치의 유니버설조인트 연결구조
JPWO2004020860A1 (ja) * 2002-08-28 2005-12-15 日本精工株式会社 ステアリングシャフト用操舵トルク伝達部材の結合構造
US7393282B2 (en) 2002-08-28 2008-07-01 Nsk Ltd. Coupling structure of steering torque transmitting member for steering shaft

Also Published As

Publication number Publication date
JP3247605B2 (ja) 2002-01-21
GB2312035A (en) 1997-10-15
GB9707317D0 (en) 1997-05-28
US5888139A (en) 1999-03-30
GB2312035B (en) 1999-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3264616B2 (ja) ステアリング装置における弾性継手
JPH09280264A (ja) 弾性軸継手装置
US6283867B1 (en) Elastic shaft joint
JP3038585B2 (ja) カルダン形自在軸継手
GB2296071A (en) Elastic universal joint
CN114131311A (zh) 一种同轴度调节装置、蜗轮蜗杆转向机及装配装置
JP3434391B2 (ja) ダンパーディスク組立体
JPS5854228A (ja) 軸継手
JP2003156063A (ja) ユニバーサルジョイント
JP4880328B2 (ja) 軸継手
JPS60201119A (ja) 弾性軸継手装置
JPH09196077A (ja) 軸継手およびその製造方法
JP3272964B2 (ja) 弾性軸継手
JPH09296810A (ja) シャフト固定構造
JP3519222B2 (ja) トルクリミッタ
KR20210087668A (ko) 유니버셜 조인트
JP3755983B2 (ja) 自在軸継手
JPH10141385A (ja) 軸継手の軸締結構造
JP2010084897A (ja) 継手およびシャフトと継手との連結方法
JP2564860Y2 (ja) ダンパーディスク
JP2007292188A (ja) 自在継手のヨークとシャフトの結合構造
JP2772026B2 (ja) 自在継手
JP2022045576A (ja) クラッチ
GB2322687A (en) Elastic universal joint assembly
JPH04125315A (ja) 軸継手

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees