JP3272964B2 - 弾性軸継手 - Google Patents

弾性軸継手

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JP3272964B2
JP3272964B2 JP23953096A JP23953096A JP3272964B2 JP 3272964 B2 JP3272964 B2 JP 3272964B2 JP 23953096 A JP23953096 A JP 23953096A JP 23953096 A JP23953096 A JP 23953096A JP 3272964 B2 JP3272964 B2 JP 3272964B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造が極めて簡単
であり、且つ確実なる動作を行うことができる弾性軸継
手に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の弾性軸継手は、種々のものが
開発されているが、最近のものとしては、例えば、特開
平6−329033号に開示されている。これは、ヨー
ク部材の外周に弾性部材を設け、その弾性部材の外周に
他方側の軸と一体的に結合される筒部材が密着状態に嵌
合されていて、その筒部材と軸部材とを連結部材により
一体的に結合し、前記ヨーク部材と軸部材との間の弾性
部材の捩じれを防ぐための、回動ストッパーが設けられ
ている。
【0003】この回動ストッパー構造は、ヨーク部材の
端部に切欠きを設けて、他方側の軸の軸端部に軸径方向
に外方に突出するように、ピンを圧入して設け、該ピン
が前記切欠きに対して周方向に所定の遊びを有するよう
にして係合されている。
【0004】その一例を示すものとして、前記弾性部材
の外周に嵌合する筒部材と軸部材とを軸径方向にピンを
圧入して連結し、そのピンをヨーク部材の切欠きと係合
させているものがある。また、他の例を示すものとし
て、弾性部材の外周に嵌合する筒部材と軸部材とを直接
連結して、軸の端部にピンを軸径方向に圧入して、その
ピンをヨーク部材の切欠きと係合させるものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のような構造の場
合、ヨーク部材の端部から内方向に切欠きを形成するの
で、筒部の長さがどうしても小さくなり、そのために、
弾性部材の軸方向の長さを小さくしたり、または、ヨー
ク部材の筒状部を長くしたりすることになる。前者の弾
性部材の軸方向を小さくする場合、径方向に弾性部材を
厚くすると剛性感がなくなり、ゴムの弾性感が直接伝わ
って、不安定(ふにゃふにゃ)な状態になるおそれがあ
る。
【0006】そこで、以上のことから、軸径方向の厚さ
を薄くしなければならないが、このようにすると今度
は、弾性部材の防振効果が低減し、部材間におけるねじ
り剛性が低下し、ゴム等の弾性カラー部材の耐久性も低
下するおそれがある。後者の場合では、ヨーク部材の筒
部を軸方向に長くすることでゴムの弾性カラー部材の装
着部を大きくすることもできるが、その反面,継手を長
大化し、取付スペースが拡大し、ひいては、取付が難し
くなったり、重量が増大したりする。
【0007】また、さらに、前記の一例を示すものとし
て、軸部材と,弾性部材の外周に嵌合する筒部材とを、
軸部材側に軸径方向に圧入したピンで連結し、該ピンを
筒部材と軸部材との連結部材とする一方、前記弾性部材
の内周側に嵌合したヨーク部材の端部に形成した切欠き
箇所に係合させることで、回動ストッパー構造とするタ
イプも存在する。
【0008】しかし、このような連結構造とした場合、
連結部材とピンとの間にスベリを生じて、折れ曲がるお
それがある。さらに、このため、ヨーク部材にクロスジ
ョイントを介して構成する自在継手における等速性が損
なわれる恐れがある。(自在継手は、ヨーク部材間の曲
げ角度が、およそ30度範囲であれば等速性を維持する
ことができる)。また、前記のような横方向の力につい
ては、連結部でしか受けることができないので、その結
合強度を高めることとして、連結部を溶接によって固着
することが考えらるが、加工工数が増えコストを高める
結果となる。
【0009】次に、前記の他の例を示すものの場合、ヨ
ーク部材の外周側に弾性部材を介して筒部材に一体的に
設けられた固定用フランジと軸部材を連結固定するもの
であるため、ヨーク部材の端部に設けた切欠きと,軸部
材の軸径方向に設けたピンとの係合部が、軸部材とヨー
ク部材とを組付ける際、軸部材は固定の筒部材によって
覆われることとなる。
【0010】このような構造となるため、ヨーク部材と
軸部材の分割された部材を弾性部材を介して連結するも
のとして、一般的にその両部材を分離しないように、ヨ
ーク部材と軸部材とが弾性部材による結合部とするとと
もに、直接的にヨーク部材と軸部材とが係合する係合部
に抜け止めストッパーを設けている。
【0011】しかし、この場合、ヨーク部材の端部に設
けられた切欠きの開口端に抜け止め突部を形成し、軸部
材のピンを軸方向に抜けないように係合部を形成するこ
とが考えらるが、ヨーク部材の切欠きに軸部材のピンを
組付けた後に抜け止め突部を形成しないと、ヨーク部材
と軸部材との組付けが困難になる。
【0012】このことから、ヨーク部材と軸部材とを組
付けた後は、前記係合部は、筒部材によって覆われてし
まうため、抜け止めストッパーを設けることが困難にな
ったり、抜け止めストッパーを設けられたとしても、そ
のために、ヨーク部材と軸部材との組付性を低下させる
おそれがある。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は、上記
課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明を
筒状部と該筒状部の軸方向端部より突出する爪部とから
なるヨーク部材と、前記爪部が遊挿する規制孔を形成し
たフランジ部とからなるカップ部材と、該カップ部材の
フランジ部に軸方向端部を連結固着する軸部材と、前記
カップ部材と前記ヨーク部材との間に圧入状態となるカ
ラー部材とからなる弾性軸継手としたことにより、上記
課題を解決したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、本発明における主なる構成
としては、図1乃至図3等に示すように、ヨーク部材
A,カップ部材Bとからなる。ヨーク部材Aは、筒状部
1及びジョイント部3から構成され、該ジョイント部3
は、筒状部1の軸方向一端より形成され、二股状の連結
板を有しており、他方側のジョイント部材と連結してい
る。その筒状部1は、円筒形状に形成され、前記ジョイ
ント部3と筒状部1とは一体的に形成されている。
【0015】その筒状部1の軸方向他端側(ジョイント
部3の形成側と反対側)には、図3,図4等に示すよう
に、一対の爪部2,2が形成されている。該一対の爪部
2,2は、筒状部1の軸方向端部より直径方向に対向し
て形成され、且つ軸方向の外方に突出して形成されてい
る。また、一対の爪部2,2は、筒状部1と一体的に形
成されたり、或いはその爪部2,2は、別部材として筒
状部1に固着されることもある。
【0016】次に、カップ部材Bは、図3,図4に示す
ように、フランジ部4の周囲に円筒状筺部5が形成され
ており、フランジ部4と円筒状筺部5により略カップ形
状となっている〔図5(A)参照〕。そして、そのカッ
プ部材B内にヨーク部材Aの筒状部1が後述する弾性カ
ラー部材7を間に介して圧入される。また、フランジ部
4には、操舵側或いはステアリングコラム側として使用
される軸部材8が固着されている。
【0017】そのカップ部材Bのフランジ部4には、図
3に示すように、規制孔6,6が形成される。該規制孔
6,6は、前記ヨーク部材Aの一対の爪部2,2が余裕
をもって挿入することができる程度の大きさとなってい
る〔図1(B)及び図2(B)参照〕。その規制孔6,
6にヨーク部材Aの爪部2,2が遊挿且つ係合すること
により、ヨーク部材Aとカップ部材Bとの軸周方向にお
ける回転角度が規制されるストッパー機構が構成され
る。
【0018】次に、弾性カラー部材7は、円筒状であ
り、図2(A),(B)及び図3等に示すように、ゴ
ム,又は弾性を有する合成樹脂等から形成されたリング
形状の弾性材7aがアウターリング7b及びインナーリ
ング7cに挟持されて構成されたものである。その弾性
カラー部材7のインナーリング7cには、ヨーク部材A
の筒状部1が圧入され、アウターリング7bは、カップ
部材Bの円筒状筺部5の内周側面に圧入され、前述した
ように、ヨーク部材Aとカップ部材Bとが弾性カラー部
材7を介して連結される。さらに、その弾性カラー部材
7は、図6に示すように、弾性材7aのみから構成され
るタイプも存在している。
【0019】その爪部2,2と規制孔6,6との非接触
時における、爪部2と規制孔6との当接面(爪部2の
幅)方向における両隙間は、左右均等の所定距離が設け
られており、また円周方向における隙間は、適宜距離が
設けられている。その爪部2,2と規制孔6,6とは、
常時は図2(B)に示すように、非接触状態になってい
る。そして、ステアリングコラムシャフト側から出力側
に回転トルクを伝達する過程で、軸部材8に何らかの抵
抗力がかかり、ステアリングコラムシャフト側から軸部
材8側に回転が伝達されにくくなったときに、カップ部
材B内でヨーク部材Aの筒状部1が回転することとな
る。このとき、弾性カラー部材7の弾性材7aには、捩
じりモーメントが作用することになる。
【0020】そして、ヨーク部材Aは、カップ部材Bに
対して一定の角度に回転し、ヨーク部材Aと軸部材8と
の間に回転角度差が生じ、弾性カラー部材7に捩じれが
発生した場合でも、爪部2が規制孔6の幅方向の両端壁
面6a,6aのいずれか一方に当接し、弾性カラー部材
7の弾性材7aが円周方向に捩じり切られないように保
護したり、或いは弾性カラー部材7が弾性範囲内を越え
ないようにし、所定の弾性捩じり剛性を安定させる。そ
のストッパー機構の爪部2と規制孔6の端壁面6aとの
それぞれの当接面は、円周方向の側面に、面接触或いは
略面接触が可能なように平面且つ平坦状に形成されるこ
とが好ましい。
【0021】その軸部材8は、軸方向端部に鍔部8aを
設けて、前記カップ部材Bのフランジ部4に鍔部8aを
介して固着される。また、該鍔部8aは、図3,図5
(A),(B)及び(C)に示すように、前記フランジ
部4の両規制孔6,6の対向線に対して直交する方向に
延びる形状となっている。該鍔部8aには、軸心位置に
突出部8bと、軸心から対称となる位置に固定孔8c,
8cが2箇所に形成されている。
【0022】これに対応して、フランジ部4の中心に固
定用孔4aが形成され、該固定用孔4aに前記軸部材8
の突出部8bが挿入固着される。また、フランジ部4の
中心から対称に位置決めが突起部4b,4bが形成され
て、前記固定孔8c,8cに挿入固定される。これによ
って、軸部材8をフランジ部4に対する正確な位置に固
着することが容易にできる。
【0023】前記フランジ部4の固定用孔4aや位置決
め突起部4b,4bは、プレス加工によって容易に形成
することができる〔図5(A)参照〕。また、固定用孔
4aと規制孔6,6とは、フランジ部4に別々に形成す
ることなく、一体的な貫通孔として形成されることもあ
る〔図5(A)参照〕。その軸部材8とカップ部材Bと
は、鍔部8aとフランジ部4において溶接により固着さ
れている。これにより、カップ部材Bのフランジ部4が
薄肉板材で形成されていても、その強度を十分に保つこ
とができる。
【0024】また、フランジ部4に形成された規制孔
6,6を貫通させた後、そのカップ部材Bの外側に突出
した爪部2,2の先端をカシメ加工等により、端部に脱
落防止部2a,2aを形成することもある。これは、爪
部2,2が規制孔6,6より外れようとしても、その脱
落防止部2a,2aが規制孔6,6にひっかかることに
より、爪部2,2が規制孔6,6より外れることを防止
し、ヨーク部材Aと軸部材カップ部材Bとが分離しない
ように直接的に係合させて、その抜け防止を図ることが
できるものである。その脱落防止部2a,2aは、前述
したように爪部2,2にカシメ等による成形加工とした
り、或いは脱落防止部2a,2aを爪部2,2とは別部
材とし、これを溶接手段等にて固着してもよい。
【0025】
【本発明の効果】請求項1の発明は、筒状部1と該筒状
部1の軸方向端部より突出する爪部2,2とからなるヨ
ーク部材Aと、前記爪部2,2が遊挿する規制孔6,6
を形成したフランジ部4とからなるカップ部材Bと、該
カップ部材Bのフランジ部4に軸方向端部を連結固着す
る軸部材8と、前記カップ部材Bと前記ヨーク部材Aと
の間に圧入状態となる弾性カラー部材7とからなる弾性
軸継手としたことにより、そのカップ部材Bのフランジ
部4にヨーク部材Aから軸方向に突出する爪部2,2と
係合する規制孔6,6を形成したので、ヨーク部材Aと
軸部材8との折れ曲がりを防ぐことができ、且つ等速性
を確保することができる。さらに、前記ストッパー機構
とすることで、組付性を損なうことなく、容易に組付け
を行うことができる。
【0026】また、ヨーク部材Aの爪部2,2が遊挿状
態に係合する規制孔6,6をフランジ部4に形成すると
共に、直接,軸部材8を固着することで、フランジ部4
を補強することができ、フランジ部4を形成する部材
は、その内容を薄くしても十分に強度を高くすることが
できる。また、規制孔6,6は、フランジ部4を成形す
る際にプレスによって打ち抜いて、精度良く且つ容易に
成形することが可能となり、その規制孔6,6の形状は
種々の異形状として、容易に成形することができ、製造
効率を向上させることができる。
【0027】更に、容易に異形状の規制孔6,6が成形
することができることから、ヨーク部材Aの爪部2,2
に合わせた形状が容易に成形することができるだけでな
く、ヨーク部材Aの爪部2,2の当接面と面接触可能な
規制孔6,6の形状とすることができ、ストッパーの剛
性を高めることができる。
【0028】そのうえ、ヨーク部材Aの外周に弾性カラ
ー部材7を介して軸部材8と連結するフランジ部4に直
接,規制孔6,6を設け、ヨーク部材Aの軸方向外に突
出した爪部2,2を遊挿且つ係合により構成されるスト
ッパー機構を設けることで、弾性カラー部材7を軸径方
向に厚くしても、従来のように、ヨーク部材7の端部か
ら軸方向に切欠きを設けて筒状部における弾性カラー部
材7の取付け長さを小さくすることなく、ヨーク部材A
の弾性カラー部材7を取付ける筒状部1の軸方向長さが
大きくできる。
【0029】それゆえに、その弾性カラー部材7の軸方
向の長さ寸法Lを長くすることができ〔図2(A)参
照〕、ゴムの弾性カラー部材7を所望のばね定数にし
て、防振をすると共にヨーク部材Aと軸部材8との捩じ
り剛性を高め、部材間の弾性カラー部材7による不安定
(ふにゃふにゃ)なる状態を防ぐことができ、操舵フィ
リーングを損なうことなく良好にすることができ、且つ
ゴムの弾性カラー部材7の耐久性を向上させることがで
きる。また、部材間の摩擦熱によるゴムの劣化が低減で
きる。
【0030】次に、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記爪部2,2の先端には脱落防止部2a,2aを
設けてなる弾性軸継手としたことにより、規制孔6に遊
挿している爪部2が規制孔6から外れようとしても、脱
落防止部2aが規制孔6に引っ掛かり、爪部2が規制孔
6から脱落することを防止でき、これによって、組付け
作業時等に、ヨーク部材Aとカップ部材Bとが簡単に分
離して、作業が面倒になることを防止することができ
る。
【0031】次に、請求項3の発明は、請求項1におい
て、前記軸部材8の軸方向端部には鍔部8aを形成し、
該鍔部8aをカップ部材Bのフランジ部4に固着してな
る弾性軸継手としたことにより、カップ部材Bが薄肉か
ら形成されたものであっても鍔部8aとフランジ部4と
が一体的な構造となり、フランジ部4と鍔部8aとを合
わせた肉厚とすることができ、それゆえに力学的強度に
優れたものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の弾性軸継手を使用したステア
リングコラムシャフトの一部断面とした側面図 (B)は本発明の弾性軸継手箇所を示す斜視図
【図2】(A)は本発明の弾性軸継手箇所の要部の縦断
側面図 (B)は(A)のX1 −X1 矢視において一部省略した
断面図 (C)は(A)のX2 −X2 矢視において一部省略した
断面図
【図3】ヨーク部材とカップ部材との分解斜視図
【図4】ヨーク部材とカップ部材との分解縦断側面図
【図5】(A)はカップ部材と軸部材との一部断面にし
た分解斜視図 (B)はカップ部材と軸部材との一部断面にした側面図 (C)は(B)のX3 −X3 方向より見た図
【図6】鍔部を有していない軸部材を使用したカップ部
材と,ヨーク部材との一部断面にした分解斜視図
【図7】(A)は爪部に脱落防止部を形成した実施の形
態の縦断側面図 (B)は(A)のX4 −X4 方向より見た図
【符号の説明】
A…ヨーク部材 1…筒状部 2…爪部 2a…脱落防止部 B…カップ部材 4…フランジ部 6…規制孔 7…弾性カラー部材 8…軸部材 8a…鍔部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−329033(JP,A) 実開 平5−89964(JP,U) 実開 平6−71923(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 3/12 F16D 3/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状部と該筒状部の軸方向端部より突出
    する爪部とからなるヨーク部材と、前記爪部が遊挿する
    規制孔を形成したフランジ部とからなるカップ部材と、
    該カップ部材のフランジ部に軸方向端部を連結固着する
    軸部材と、前記カップ部材と前記ヨーク部材との間に圧
    入状態となる弾性カラー部材とからなることを特徴とし
    た弾性軸継手。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記爪部の先端には
    脱落防止部を形成してなることを特徴とした弾性軸継
    手。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記軸部材の軸方向
    端部には鍔部を形成し、該鍔部をカップ部材のフランジ
    部に固着してなることを特徴とした弾性軸継手。
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