JPH09280252A - 耐食転動部材 - Google Patents

耐食転動部材

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JPH09280252A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車用転がり軸受の耐食転動部材にステンレ
スやセラミックス等を使用するとコストが吸収できな
い。クロム等の金属メッキでは剥離する。また、半導体
製造装置等に用いる直動案内軸受,直動駆動装置の耐食
転動部材では、半導体ウエハーの洗浄で使用されるアル
カリ性溶液やフッ化水素酸に代表される強酸に腐食され
て溶出した鉄分が製造工程へ混入し、半導体素子の歩留
りを左右する。 【解決手段】例えば直動案内軸受の金属製転動部材であ
る案内レール7の素地7dの表面に、クロム酸化物から
なる電解防錆処理被膜7を形成すると共に、その上をフ
ッ素樹脂コーティング膜7fで被覆して、安価で且つア
ルカリ性溶液やフッ化水素酸にも腐食されない強固な耐
食性を付与した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や半導体製
造装置及びその周辺機器等に使用される各種の転がり軸
受,直動案内軸受装置或いは直動駆動装置を構成する転
動部材に係り、特にそれらの転動部材の耐食性の改善に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の耐食性転がり軸受としては、例え
ば図5に示すような転がり軸受がある。このものは、内
輪1,外輪2からなる軌道輪と転動体3及び保持器4等
を主な転動部材として構成されており、それらの転動部
材の材料にステンレス鋼またはセラミックスが用いられ
ている。ステンレス鋼はSUS440C,SUS316
L,SUS630,SUS304などが代表的なもの
で、軸受としての硬度を必要とする軌道輪(内輪1,外
輪2)、転動体3には主としてSU440などの熱処理
によって硬さを高めたものが使用されている。また、セ
ラミックス材料としては、Si3 4 などが主として使
われ、内輪1,外輪2及び転動体3がそれぞれセラミッ
クスで構成されるとか、転動体3のみセラミックスで、
内輪1,外輪2はいずれもステンレス鋼材で構成された
もの等がある。
【0003】従来の耐食性直動案内軸受としては、例え
ば図6に示すようなリニアガイド装置がある。これは両
側面に軸方向の転動体転動溝6を有して延長された案内
レール7と、その案内レール7上に移動可能に組み付け
ると共に案内レールの転動体転動溝6に対向する図外の
転動体転動溝を内側面に有するスライダ8と、相対する
前記両転動体転動溝内に転動自在に挿入された多数の図
示されない転動体を主な転動部材として構成されてい
る。スライダ8の内部には転動体の循環経路が設けられ
ており、スライダ8はその転動体の転動を介して案内レ
ール7に案内されつつ移動する。この耐食性直動案内軸
受の場合、転動部材のうちでも酸やアルカリ等の蒸気を
含むような腐食環境に直接にさらされる案内レール7に
は特に耐食性が要求され、一般にステンレス鋼を使用し
たりクロムメッキなどを適用して対応している。
【0004】従来の耐食性直動駆動装置としては、例え
ば図7に示すようなボールねじ装置がある。これは、外
周面に螺旋状のボールねじ溝11を有するねじ軸12
と、そのねじ軸のボールねじ溝11に対応するボールね
じ溝13を内周面に有して前記ねじ軸12に螺合される
ボールねじナット14と、相対する両ボールねじ溝1
1,13内を転動する多数のボール15を主な転動部材
として構成されている。ボールねじナット14にはボー
ル15の循環経路として循環駒16が設けられており、
循環移動するボール15の転動を介して、ねじ軸12
(又はボールねじナット14)の回転をボールねじナッ
ト14(又はねじ軸12)の直動運動に変換している。
この耐食性直動駆動装置の場合も、ねじ軸12が酸やア
ルカリ等の蒸気を含むような腐食環境に直接にさらされ
るため、やはりステンレス鋼を使用したりクロムメッキ
などを適用して対応している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
耐食転動部材が使用される環境は過酷になりつつある。
例えば自動車に使用される転がり軸受の場合、寒冷地に
おける不凍結剤の使用に伴い、各種の塩に起因する軸受
腐食の問題が発生している。これに対応するべくステン
レス鋼材やセラミックスを材料として使用すると、コス
ト上昇が負担しきれない。一方、クロム等の金属メッキ
では、使用条件によっては剥離する可能性がある。
【0006】また、半導体製造装置及びその周辺機器に
使用される転がり軸受,直動案内軸受,直動駆動装置の
場合は、アルカリ性溶液或いはフッ化水素酸に代表され
る強酸が半導体ウエハーの洗浄で使用される。そのた
め、アルカリ,酸溶液の飛散或いはそれらの蒸気中に暴
露されることによる半導体製造工程への不純物の混入が
重要な問題になっている。特に、半導体素子の集積度が
高まるにつれて、装置内に使われている搬送系や駆動系
の表面の腐食の問題が素子の歩留りを左右する因子にな
っている。しかるに、クロムメッキやセラミックスの場
合、使用条件によって溶け出す場合があり、その時は腐
食を防止することが難しい。
【0007】そこで本発明は、このような従来の耐食転
動部材における未解決の問題点に着目してなされたもの
であり、クロムメッキやセラミックスに代わる、安価で
かつフッ化水素酸に対しても耐食性のある耐食転動部材
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、転がり軸受,直動案内軸受,直動駆動装置等の
金属製転動部材であって、その表面にクロム酸化物から
なる電解防錆処理被膜を形成したことを特徴とするもの
である。
【0009】本発明の耐食転動部材に形成する電解防錆
処理被膜は、6価のクロムイオンを含む溶液中に被処理
体である耐食転動部材を浸漬し、その耐食転動部材を陰
極として白金またはカーボンを対極として酸化還元反応
を利用した電解により3価のクロム酸化物層を被処理体
表面に形成させたものである。クロムイオンの還元反応
の過程で温度の制御が不可欠であり、クロム化合物中の
クロム酸化数は成膜時の電解温度に依存する。電解温度
が高くなると3価にならない。
【0010】すなわち3価のクロム酸化物層を形成する
当該電解温度は、好適には40℃以下が望ましく、更に
好適には25℃以下が望ましい。80℃を超えると電解
中にクロムイオンが還元されて酸化数0の金属クロムが
析出してしまい耐食性が劣る。
【0011】また、クロム酸化物層の膜厚は電解温度と
電解時間とに依存する。当該膜厚は1μm以上が望まし
く、好適には1〜7μmが望ましい。1μm未満では、
クロム酸化物を形成していながらも酸に対して耐食性が
劣り、逆に7μmを超えて膜厚を厚くすると、電解温度
が高温となるため金属クロムが析出し易くなり、その結
果耐食性が劣る。
【0012】本発明の耐食転動部材に形成する電解防錆
処理被膜は、前記3価のクロム酸化物層を第1層とし、
その第1層を被覆する第2層として耐食性に優れた被膜
層を施すこともできる。例えば、当該第2層の被膜層と
して好適にはポリエチレン樹脂層やアクリル樹脂層、更
に好適にはフッ素樹脂層などがあり、それらは第1層の
クロム酸化物のピンホールを埋めて素地の露出を防止す
る機能を果たす。第2層の被膜層の膜厚としては2μm
以上あることが望ましい。2μm未満では、素地の露出
防止機能が不十分である。
【0013】上述のように、本発明によれば、転がり軸
受,直動案内軸受,直動駆動装置等の金属製転動部材の
表面に、電解温度を制御してとくに腐食性に優れたクロ
ム酸化物層からなる防錆処理被膜を形成させることによ
り、強酸やアルカリ溶液またはガス雰囲気中で耐食性を
有する転動部材が低コストで提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、従来と同一又は相当する部
分には同一の符号を用いてある。
【0015】A:第1の実施形態 図1に示すスラスト転がり軸受の軌道輪(内輪1及び外
輪2のいずれか)を被試験体の転動部材として、その表
面にクロム酸化物からなる電解防錆処理被膜を、次の条
件で形成した。
【0016】軸受材質;SUJ2,熱処理後の硬さHR
C60 先ず、NaOHの4%水溶液を用いて、60℃で2分
間、供試体をアルカリ洗浄した。
【0017】その後水洗いした供試体を陽極として電
解洗浄した。電解洗浄は、無水クロム(CrO3 )30
0g/l,酢酸5ml/lの濃度の6価クロムメッキ浴
中で、供試体を陽極とし対極(陰極)をカーボンとして
温度20℃,電流密度20A/dm2 で1分間、逆電解
することにより行った。
【0018】次に、前記電解洗浄における6価クロム
メッキ浴と同じ濃度の6価クロムメッキ浴中で、供試体
を陰極とし対極(陽極)をカーボンとして温度20℃,
電流密度80A/dm2 で10分間、電解メッキを施し
て供試体の金属表面に3価クロム(Cr2 3 )に富む
黒色のクロム酸化物層を3μmの厚さに析出させた。
【0019】上記と同様の手順で、但し電解温度と時
間とを制御して析出クロム酸化物層の厚さを変えたもの
を供試体として複数形成した。以上用意した複数の供試
体について、耐食試験を実施した。
【0020】耐食試験は、次の通り行った。200ml
のプラスチックビーカー中に5Nの硝酸を50ml入
れ、その液中に供試体を一定面積浸漬できるように設置
し、温度50℃で30時間放置した。放置後、浸漬液を
希塩酸溶液で100倍に希釈し、その浸漬液中に溶解し
ている鉄分をICP(Inductively Coupled plasma)発
光分析法で定量し、得られた溶出鉄分量をもって供試体
(転動部材)の腐食量とした。
【0021】結果を、腐食量と膜厚との関係図2に示
す。図2から、電解温度が低く、成膜速度が小さいため
膜厚が1μm未満の領域では膜厚が1μmに近づくにつ
れて鉄分溶出量(腐食量)は急減することがわかる。電
解温度を次第に高くして成膜速度を大きくしていくと膜
厚が増大する。膜厚が1μmを超えると鉄分溶出量は安
定して、7μmに達するまでの領域では略一定となる。
この膜厚1〜7μmの範囲は酸化クロム層が形成される
膜厚領域であって耐食性に有効な膜厚領域といえる。更
に電解温度を上げ成膜速度を大きくすると、成膜された
マトリックス中に金属クロム(酸化数0)の含有量が増
えるが、耐食性は劣化する。すなわち、電解温度を下げ
ることにより、クロム酸化物(酸化数3のクロム化合
物)をマトリックス中に形成させ、耐食性を向上させる
ことが可能である。温度が低くなるに従い成膜の効率は
低下するから、耐食性に有効で且つ実用的な成膜速度が
得られる膜厚範囲としては1〜7μm程度が望ましい。
【0022】B:第2の実施形態 図3は、直動案内軸受として代表的なリニアガイド装置
において、転動部材の一つとして使用される案内レール
7の断面図である。この案内レール7を被試験体の転動
部材として、その表面にクロム酸化物からなる電解防錆
処理被膜を、次の条件で形成した。
【0023】上記第1の実施形態のと同様に供試体を
アルカリ洗浄した後、同と同様の電解洗浄工程を経
て、同と同様の電解メッキを施し、供試体のレール表
面7dに第1層として3価クロム(Cr2 3 )に富む
黒色のクロム酸化物層7eを3μmの厚さに析出させ
た。なお、この厚さ3μmのクロム酸化物層7eには、
クラックやピンホールが生じて供試体の金属表面(素
地)7dがそこから露出する場合がある。
【0024】次に、その第1層の上に、第2層として、
共重合体のフッ素樹脂膜7fを形成して被覆した。当該
フッ素樹脂膜7fは、次の化学式(1)で表される2フ
ッ化物とポリエチレンとの共重合体である。
【0025】
【化1】
【0026】その共重合体を有機溶剤に分散させたもの
を、スプレー等で供試体の第1層7eに塗布して、温度
150〜200℃で加熱し、前記クロム酸化物層7e
(及びクラックやピンホール等から露出した金属素地)
をフッ素樹脂膜7fで被覆した。そのフッ素樹脂膜7f
の膜厚はスプレーの塗膜吹きつけ量で調整した。
【0027】以上用意した複数の供試体について、耐食
試験を実施した。耐食試験は、次の通り行った。200
mlのプラスチックビーカー中に5Nの硝酸又は5Nの
塩酸又は5Nの硫酸又は1Nのフッ化水素酸のいずれか
を50ml入れ、その液中に供試体を一定面積浸漬でき
るように設置し、温度50℃で30時間放置した。放置
後、浸漬液を希塩酸溶液で100倍に希釈し、その浸漬
液中に溶解している鉄分をICP(Inductively Couple
d plasma)発光分析法で定量し、得られた溶出鉄分量を
もって供試体(転動部材)の腐食量とした。
【0028】結果を、腐食量と膜厚との関係図4に示
す。図4の結果から、浸漬した各酸の種類によって異な
るが、供試体に形成したクロム酸化物層7e(第1層)
とフッ素樹脂膜7f(第2層)との合計膜厚が5μm以
上(即ち、フッ素樹脂膜7fの単独膜厚が2μm以上)
あれば、鉄分溶出量は10000ppm(1%)未満に
なり、耐食性に有効であることがわかる。フッ素樹脂膜
7fの膜厚の上限は、製品の機能に影響が無いかぎり特
に限定されないが、厚くなるほど成膜時間が長くなり生
産性に影響する。
【0029】なお、上記実施形態では第2層としてフッ
素樹脂膜を形成した場合を述べたが、この樹脂の種類と
しては耐食性のあるものであれば、特にフッ素樹脂に限
定されない。
【0030】C:第3の実施形態 一般的に耐食性を有する材料とされるSUS316L,
SUS630,窒化ケイ素,アルミナを用いてそれぞれ
形成した比較供試体と、SUS440Cに上記第2実施
形態の場合と同様にして厚さ3μmのクロム酸化物層
(第1層)及び厚さ10μmのフッ素樹脂膜のコーティ
ング層(第2層)を形成した本発明供試体とを用意し
て、フッ化水素酸に対する耐食性の比較試験を実施し
た。
【0031】試験条件: 供試体形状;直径10mm×厚さ40mmの円盤 フッ化水素酸濃度;1N 浸漬時間;深さ20mmで24時間浸漬 浸漬温度;24℃ 耐食性の評価は、浸漬前後の供試体の重量変化を測定し
た。
【0032】結果を表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】溶出量%は、供試体の最初の重さに対する
溶出量の重量%である。表1の結果から、半導体素子製
造の洗浄工程で常用されているフッ化水素酸に対して
は、耐食性ステンレス材料やセラミックスからなる比較
供試体よりも、本発明にかかる防錆処理被膜を形成した
本発明供試体の方が腐食による重量変化が少なく、半導
体素子製造装置内からの汚染物流出を防止するのに有効
であることがわかる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る耐食
転動部材によれば、転がり軸受,直動案内軸受,直動駆
動装置等の金属製転動部材の表面に、クロム酸化物から
なる電解防錆処理被膜を少なくとも形成したため、従来
のクロムメッキやセラミックスに代わりアルカリ溶液や
フッ化水素酸等の強酸に対しても耐食性のある耐食転動
部材を安価に提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の耐食転動部材の一実施形態の一部を切
除して示す斜視図である。
【図2】図1に示した転動部材の防錆処理被膜の耐食性
の説明図である。
【図3】本発明の耐食転動部材の他の実施形態を説明す
る断面図である。
【図4】図3に示した転動部材の防錆処理被膜の耐食性
の説明図である。
【図5】従来の耐食性転がり軸受の一部を切除して示す
斜視図である。
【図6】従来の耐食性直動案内軸受の斜視図である。
【図7】従来の耐食性直動駆動装置の一部を切除して示
す斜視図である。
【符号の説明】
なし

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転がり軸受,直動案内軸受,直動駆動装
    置等の金属製転動部材であって、その表面にクロム酸化
    物からなる電解防錆処理被膜を少なくとも形成したこと
    を特徴とする耐食転動部材。
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