JPH0927853A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JPH0927853A
JPH0927853A JP17757495A JP17757495A JPH0927853A JP H0927853 A JPH0927853 A JP H0927853A JP 17757495 A JP17757495 A JP 17757495A JP 17757495 A JP17757495 A JP 17757495A JP H0927853 A JPH0927853 A JP H0927853A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 携帯電話機に関し、紛失した場合に発見容易
で、かつ第三者による不正使用の継続を有効に防止でき
る携帯電話機の提供。 【解決手段】 マニュアルによる発・着信の基本機能に
加え、キー入力により付勢される所定の付加サービス機
能を備える携帯電話機において、所定のダイヤル番号を
記憶するメモリと、付加サービス機能の使用時に暗証番
号の入力を要求すると共に、該暗証番号の入力が連続し
て所定回数誤りの場合は前記メモリのダイヤル番号を読
み出して当該被呼端末宛に自動発呼し、通話可となった
ことにより該被呼端末に不正使用の旨を通知する自動発
呼手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機に関し、
更に詳しくはマニュアルによる発・着信の基本機能に加
え、キー入力により付勢される所定の付加サービス機能
を備える携帯電話機に関する。この種の携帯機は発・着
信の基本機能に加え、自動着信等の便利な諸機能を備え
るので使い勝手がよい。しかし、一般にこの種の携帯機
は小型、軽量であり、かつ携帯して使用するために置き
忘れや盗難による紛失の機会も少なくない。一旦紛失す
ると、発見困難である。また紛失すると第三者により不
正使用され、正規使用者に不測の課金が課せられる場合
もある。そこで、紛失した場合に発見容易で、かつ第三
者による不正使用の継続を有効に防止できる携帯電話機
の提供が望まれる。
【0002】
【従来の技術】従来は、電源投入時の暗証番号の入力に
より使用可となる携帯電話機がある。この場合に、例え
ば暗証番号の入力を3回連続して誤ると、電源は切れて
しまう。従って、正規使用者以外はこの携帯機を使用で
きない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の携帯
機を置き忘れた場合は、自分で置き忘れた場所を思い出
さない限り発見困難である。また盗難にあった場合で
も、第三者が使用できないことを知ると、そのまま又は
電源を切って放置されてしまう。従って、発見困難であ
る。
【0004】本発明の目的は、紛失した場合に発見容易
で、かつ第三者による不正使用の継続を有効に防止でき
る携帯電話機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図1
の構成により解決される。即ち、本発明(1)の携帯電
話機は、マニュアルによる発・着信の基本機能に加え、
キー入力により付勢される所定の付加サービス機能を備
える携帯電話機において、所定のダイヤル番号を記憶す
るメモリと、前記付加サービス機能の使用時に暗証番号
の入力を要求すると共に、該暗証番号の入力が連続して
所定回数誤りの場合は前記メモリのダイヤル番号を読み
出して当該被呼端末宛に自動発呼し、通話可となったこ
とにより該被呼端末に不正使用の旨を通知する自動発呼
手段とを備えるものである。
【0006】
【作用】図1に従って本発明の作用を説明する。但し、
本発明はこれに限定されない。この携帯機は、基本的に
はコンソールからのダイヤル入力及び発信キーの入力に
よりマニュアル発信する。また着信時には、呼出ベルを
聴いた使用者が着信キーを押すと、通話状態(マニュア
ル着信)になる。
【0007】更に、所定のダイヤル番号を記憶するメモ
リと、キー入力により付勢される所定の付加サービス機
能とを備え、該付加サービス機能を使用する際には暗証
番号の入力を要求される。そして、自動発呼手段は、暗
証番号の入力が正しい場合は付加サービス機能を付勢す
るが、暗証番号の入力が連続して所定回数誤りの場合
は、前記メモリのダイヤル番号を読み出して当該被呼端
末宛に自動発呼し、通話可となったことにより該被呼端
末に不正使用の旨を通知する。
【0008】本発明(1)によれば、本携帯機の少なく
とも発・着信に係る基本的機能は暗証番号の要求無しに
使用できるので、本携帯機が電源OFFのままで放置さ
れてしまう可能性は少ない。従って、本機を探索する機
会が与えられる。また、一般に付加サービス機能は通話
以外の時に使用されることが多いので、この空き時間を
利用して不正使用者に気付かれずに発呼できる。
【0009】また、その際には正規使用者に不正使用の
旨を通知するので、正規使用者は本携帯機を紛失したこ
とを速やかに知れる。これにより、サービスセンタに紛
失の旨を通知し、自己への課金を停止することも可能と
なる。好ましくは、本発明(2)においては、付加サー
ビス機能は、着信時にマニュアル操作なしで通話状態に
遷移する自動着信サービス機能である。自動着信サービ
ス機能は便利であるため使用される可能性が高く、よっ
て不正使用が発見される機会も多い。
【0010】また好ましくは、本発明(3)において
は、自動発呼手段は、通常の待受表示の状態下で動作す
る。従って、不正使用者に気付かれずに発呼できる。ま
た好ましくは、本発明(4)においては、自動発呼手段
は、スピーカに出力する受話パスをミュートした状態下
で動作する。従って、不正使用の旨の通知を聴かれる心
配がない。
【0011】また好ましくは、本発明(5)において
は、自動発呼手段は、前記自動発呼後、被呼端末が通話
中又は所定時間経過しても被呼端末の応答がないことに
より通話可とならない場合は、該呼を切断し、所定時間
経過後に再度自動発呼する。ここで、所定時間経過して
も被呼端末の応答がないとは、タイマが所定時間を計数
しても又はリングバックトーンを所定回数計数しても応
答がない場合を意味する。従って、正規使用者に対して
不正使用の旨の通知が確実に届く。
【0012】また好ましくは、本発明(6)において
は、暗証番号の入力が連続して所定回数誤りの場合を記
憶する不正フラグを備え、該不正フラグが立っている時
に着信があった場合は自動着信サービス機能により動作
する。従って、この場合における外部からの発呼は確実
に着信される。また好ましくは、本発明(7)において
は、通話中における相手端末からのダイヤル操作信号を
受信解析する解析手段を備え、前記ダイヤル操作信号が
所定のコードであることによりスピーカに出力する受話
パス及び又はコンソールの表示を制御する。
【0013】この通話中状態において、例えばスピーカ
に出力する受話パスを切り、かつコンソール部の表示を
受信待受状態にすると、不正使用者に気付かれずに長い
間呼を接続できる。従って、別途に逆探知等を行い、無
線ゾーンを特定することも可能であり、本携帯機を発見
できる可能性が高い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
よる実施の形態を詳細に説明する。なお、全図を通して
同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。図2は
実施の形態による携帯電話機の構成を示す図で、図にお
いて1はコンソール部、11はマイク(MC)、12は
スピーカ(SP)、13は液晶(LCD)やLED等か
らなる表示部、14はダイヤルキーや機能キー等を含む
キーボード部である。
【0015】また、3は通話機能部、31はミキシング
アンプ(MA)、32はパワーアンプ(PA)、33,
34はアナログスイッチ等からなるミュート部、35は
アナログ信号とディジタル信号間の信号変換を行うベー
スバンド処理部、36はコーデック(CODEC)、3
7は移動体通信制御を行う通信制御部、38は変調部、
39は送信部、40は受信部、41は復調部、42はシ
ンセサイザ部、43はハイブリッド分配器(H)、44
はアンテナ共用部、45はアンテナである。
【0016】ここで、マイク11からの入力ラインを受
話パス、またスピーカ12への出力ラインを送話パスと
呼ぶ。更に、5は本携帯電話機の主制御を行う制御部、
51はそのCPU、52は図3〜図5の制御プログラム
等を記憶しているROM、53はデータバッファやワー
クエリアとして使用されるRAM、54は不揮発性の可
変情報を記憶する不揮発性メモリ(EEPROM)、5
5は音声メッセージ(トーン信号でも良い)を発生する
音声合成部、56は受信したDTMFトーン信号を認識
して対応するコード信号に変換するDTMFトーン解読
部(DTMF)、57はCPU51の共通バスである。
【0017】ここで、不揮発性の可変情報としては、一
般の短縮ダイヤルやリダイヤル番号の他、後述の自動発
呼用ダイヤル番号、自動着信モード、不正フラグ、その
他の各種設定パラメータ等が含まれる。本携帯機におい
ては、通常の発信/着信は自由に行えるが、一定のサー
ビス機能(例えば自動着信モード/通常着信モード)を
使用(又は選択)しようとすると暗証番号によるガード
を受けることになる。以下、一例の動作を詳細に説明す
る。
【0018】図3〜図5は実施の形態による通信制御処
理のフローチャート(1)〜(3)である。図3におい
て、本機に電源投入すると、ステップS1で所定時間
(例えば1秒)の間初期画面表示を行う。ステップS2
では自動着信モード(=1)か否かを判別し、自動着信
モードでない(=0)場合はステップS11で通常着信
モードの表示を行い、通常の待受状態となる。図示しな
いが、待受状態では待受表示である。
【0019】またステップS2の判別で自動着信モード
の場合は、ステップS3で自動着信モードの表示を行
う。なお、着信モードの表示はLCDに行ってもLED
で行っても良い。更にステップS4ではT秒(例えば5
秒)の経過を待ち、この時間内にステップS5では通常
の着信モードに切り替えるための暗証番号の入力を受け
付ける。
【0020】T秒以内に暗証番号の入力があると、ステ
ップS6で暗証番号一致か否かを調べ、一致の場合はス
テップS9で不正フラグをリセットする。更にステップ
S10では自動着信モードをリセットし、ステップS1
1では通常着信モードの表示を行う。その後通常の待受
状態となる。また、この期間に暗証番号の入力が無い場
合は、T秒経過後に自動着信の待受状態となる。
【0021】着信モードの切替えは待受状態でも行え
る。即ち、待受状態において機能キー(例えば「F9
1」)の入力があると、ステップS21では暗証番号の
入力待ちとなる。ステップS22では暗証番号の検査を
行い、暗証番号一致の場合は、ステップS25で不正フ
ラグをリセットする。ステップS26では更にキー入力
(「0」又は「1」)を待ち、ステップS27,S28
でキー入力の判別を行う。キー入力=「0」の場合は通
常着信モードへの切替を意味し、ステップS10に進
む。
【0022】また、キー入力=「1」の場合は自動着信
モードへの切替を意味し、ステップS29で自動着信モ
ードをセットする。更に、ステップS30では自動着信
モードの設定画面を表示し、続くステップS31,S3
2で使用者は自動着信モードに関する一連のパラメータ
設定を行える。このパラメータには、着信ベル鳴動の有
無、自動着信に遷移するまでの着信ベル回数、着信表示
の有無、着信ランプの点滅有無等の情報が含まれる。各
設定データはEEPROM54に記憶され、電源を切っ
ても保持される。やがて、ステップS32で設定終了キ
ーを検出すると、ステップS3に進み、更に自動着信モ
ード表示をT秒間行って自動着信の待受状態となる。
【0023】一方、上記ステップS6の判別で暗証番号
不一致の場合は、ステップS7でN回目(例えば3回
目)か否かを判別する。N回目でない場合はステップS
8でカウンタに+1し、ステップS5に戻る。こうして
暗証番号を再入力し、N回入力しても不一致であると、
これは他人による不正使用と判別される。フローはステ
ップS33に進み、不正フラグをセットする。ステップ
S23の場合も同様である。
【0024】この場合に、ステップS34では待受表示
を行う。従って、使用者は不正使用を検出されたことに
気付かない。そして、フローは後述の図4(B)の自動
発呼処理に進む。その前に図4(A)の通常の発呼処理
を説明する。ステップS41でダイヤル入力し、ステッ
プS42で発呼キーを押すと、ステップS43で被呼端
末宛に発呼する。ステップS44では呼接続を待ち、呼
接続になると、ステップS45では受話パス(スイッチ
34)をONにする。ステップS46では呼出中の表示
を行い、ステップS47では被呼端末の応答(フックオ
フ)を待つ。この間、使用者は受話パスを介してリング
バックトーンを聞くことができる。
【0025】やがて、被呼端末の応答があると、ステッ
プS48では送話パス(スイッチ33)をONにし、通
話状態となる。ステップS49では通話中の表示を行
い、ステップS50では通話終了(何れかのフックオ
ン)を待つ。やがて、通話終了になると、ステップS5
1で送・受話パスをOFFにし、ステップS52では呼
を切断(復旧)する。そして、待受状態となる。
【0026】図4(B)において、上記不正使用が検出
されると、より自動発呼処理に入力する。ステップS
61ではEEPROM54から自動発呼ダイヤル番号を
読み出し、ステップS62では該番号宛に発呼する。こ
の番号は正規使用者の電話番号であり、予め正規使用者
によって登録される。ステップS63では呼接続を待
ち、呼接続になると、ステップS64では送話パス(ス
イッチ33)をONにする。受話パス(スイッチ34)
をONにしないのは、不正使用者に自動発呼を気付かれ
ないためである。従って、呼出中の表示も行わない。ス
テップS65では被呼端末が通話中か否か及びリングバ
ックトーンが所定回数を越えたか否かを判別する。NO
ならステップS67で被呼端末の応答を待つ。
【0027】やがて、被呼端末の応答があると(例えば
正規使用者が受話器を取ると)、ステップS67では音
声合成部55を付勢し、送話パスに所定の合成音声メッ
セージをミキシングする。このメッセージには不正使用
による自動発呼の旨、及び必要なら本機の認識番号(正
規使用者が登録)等が含まれる。なお、合成音声メッセ
ージに代えて、所定パターンのDTMFトーン信号をミ
キシングするようにしても良い。この方が本機を安価に
構成できる。
【0028】ステップS68では通話中か否かを判別
し、通話中ならステップS67に戻り、合成音声メッセ
ージを再送する。やがて、正規使用者が受話器を置く
と、ステップS69では送話パスをOFFにする。ステ
ップS70では呼を切断(復旧)し、待受状態となる。
また、上記ステップS65の判別で通話中又はタイムア
ウトの場合は、ステップS69に進み、待受状態とな
る。そして、不正フラグ=1でかつ所定時間(例えば1
〜3時間)を経過すると、不図示のタイマがタイムアウ
トし、再度自動発呼処理に入力する。従って、不正使用
の旨は正規使用者に確実に通知される。
【0029】なお、上記不正フラグを設けなくても、正
規使用者に対して少なくとも1回は不正使用の旨の通知
が届くように制御を構成できる。図5は本機の着信処理
を示している。本機の待受状態で着信があると着信処理
に入力する。ステップS81では着呼に対する応答を行
い、ステップS82では受話パスをONにする。ステッ
プS83では呼出音信号を発生し、スピーカ12を鳴動
させる。
【0030】ステップS84では不正フラグを調べ、不
正フラグ=1の場合はステップS86に進む。即ち、不
正フラグ=1の場合は本機の動作モードに係わらず自動
着信モードで動作する。従って、不正使用者が留守でも
自動着信される。ステップS86では呼出音の回数を計
数し、ステップS87でM回(例えば3回に設定)を計
数すると、ステップS88で呼出音の送出を停止する。
【0031】ステップS89では送話パスをONにし、
ステップS90では通話中の表示を行って通話中にな
る。不正使用者が留守、又は着信に気付かないような場
合にはマイク11からの応答が無い。正規使用者はこの
ことを確認してDTMFトーン信号による様々な遠隔制
御を行える。例えば、受話パス(スイッチ34)をOF
Fにし、通話中表示を待受表示にする。これにより、本
機は外見上待受状態となり、かつスピーカ12はミュー
ト状態になる。その後のDTMFトーン信号は聞かれな
いから、後の遠隔制御は自由に行える。一方、送話パス
を生かしておけば、正規使用者は本機周辺の音環境を知
ることができる。
【0032】正規使用者が本機を置き忘れた場合は、周
囲の音環境から置き忘れた場所を思い出すかも知れな
い。また本機が盗難にあった場合は、周囲の音環境から
本機の在る場所を推測できるかも知れない。この場合
に、別途に局に逆探知を依頼できれば、少なくとも本機
と接続している基地局(無線ゾーン)までは特定でき
る。本機が移動しても通話中移動(ハンドオーバ)又は
位置登録の機能を利用して本機の移動先ゾーンを特定で
きる。
【0033】一般に、逆探知を行う場合は比較的長時間
呼を接続している必要があるが、正規使用者(発呼者)
が呼を切断するまでは呼がつながっているので、この条
件は満足できる。これは、図4(B)の自動発呼処理で
正規使用者が被呼者となった場合も同様である。また、
上記DTMFトーン信号による遠隔制御は個別コードに
より個別に行っても良いが、一定のコードにより複数の
制御が一斉に実行されても良い。この場合に、図示しな
いが、好ましくは制御コード自体を暗証番号として、暗
証番号検査によるガードをかける。即ち、暗証番号一致
なら遠隔操作を行うが、不一致なら遠隔制御は行われな
い。こうすれば、本機を正規使用者が使用中に、第三者
から不正な遠隔操作を行われる心配が無い。
【0034】なお、DTMFトーン信号による遠隔制御
は図4(B)の自動発呼処理中で行われても良い。ステ
ップS91で発呼者が受話器を置くと通話中でなくな
る。ステップS92では送、受話パスをOFFにし、ス
テップS93では呼を復旧する。その後待受状態とな
る。
【0035】また、上記ステップS84の判別で不正フ
ラグ=1でない場合はステップS85で自動着信モード
か否かを判別する。自動着信モードでない場合はステッ
プS94で被呼者によるフックオフ(応答)を待ち、該
応答があるとステップS88に進む。従って、正規使用
/不正使用に係わらず本機の必要最小限の機能(発/着
呼機能)は通常に使用できると共に、置き忘れた場合の
発見、及び盗難にあった場合の不正使用の継続を有効に
防止できる。
【0036】なお、上記実施例はディジタル方式の携帯
電話機について述べたが、本発明はアナログ方式の携帯
電話機にも適用できる。また、本発明の携帯電話機には
自動車電話機、パーソナルハンディフォンシステムの携
帯機(PHS)等が含まれることは言うまでも無い。ま
た、上記実施例ではDTMFトーン信号により遠隔制御
を行ったが、ディジタル方式の携帯電話機ではディジタ
ル制御信号で遠隔制御を行っても良い。
【0037】また、上記実施例では自動着信モード/通
常着信モードの切替操作に対して暗証番号によるガード
をかけたが、他の様々な機能の付勢(選択)操作に対し
て暗証番号によるガードをかけても良いことは明らかで
ある。また、上記本発明に好適なる実施例を述べたが、
本発明思想を逸脱しない範囲内で、構成及び制御の様々
な変更が行えることは言うまでも無い。
【0038】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、置き忘
れた携帯機の発見が容易であると共に、第三者による携
帯機の不正使用の継続を有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の原理を説明する図である。
【図2】図2は実施の形態による携帯電話機の構成を示
す図である。
【図3】図3は実施の形態による通信制御処理のフロー
チャート(1)である。
【図4】図4は実施の形態による通信制御処理のフロー
チャート(2)である。
【図5】図5は実施の形態による通信制御処理のフロー
チャート(3)である。
【符号の説明】
1 コンソール部 3 通話機能部 5 制御部 11 マイク 12 スピーカ 45 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 7/26 109Q

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マニュアルによる発・着信の基本機能に
    加え、キー入力により付勢される所定の付加サービス機
    能を備える携帯電話機において、 所定のダイヤル番号を記憶するメモリと、 前記付加サービス機能の使用時に暗証番号の入力を要求
    すると共に、該暗証番号の入力が連続して所定回数誤り
    の場合は前記メモリのダイヤル番号を読み出して当該被
    呼端末宛に自動発呼し、通話可となったことにより該被
    呼端末に不正使用の旨を通知する自動発呼手段とを備え
    ることを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 付加サービス機能は、着信時にマニュア
    ル操作なしで通話状態に遷移する自動着信サービス機能
    であることを特徴とする請求項1の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 自動発呼手段は、通常の待受表示の状態
    下で動作することを特徴とする請求項1の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 自動発呼手段は、スピーカに出力する受
    話パスをミュートした状態下で動作することを特徴とす
    る請求項1の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 自動発呼手段は、前記自動発呼後、被呼
    端末が通話中又は所定時間経過しても被呼端末の応答が
    ないことにより通話可とならない場合は、該呼を切断
    し、所定時間経過後に再度自動発呼することを特徴とす
    る請求項1の携帯電話機。
  6. 【請求項6】 暗証番号の入力が連続して所定回数誤り
    の場合を記憶する不正フラグを備え、該不正フラグが立
    っている時に着信があった場合は自動着信サービス機能
    により動作することを特徴とする請求項2の携帯電話
    機。
  7. 【請求項7】 通話中における相手端末からのダイヤル
    操作信号を受信解析する解析手段を備え、前記ダイヤル
    操作信号が所定のコードであったことによりスピーカに
    出力する受話パス及び又はコンソールの表示を制御する
    ことを特徴とする請求項1の携帯電話機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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