JPH09278362A - 作業機械の安全装置 - Google Patents

作業機械の安全装置

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JPH09278362A
JPH09278362A JP8675096A JP8675096A JPH09278362A JP H09278362 A JPH09278362 A JP H09278362A JP 8675096 A JP8675096 A JP 8675096A JP 8675096 A JP8675096 A JP 8675096A JP H09278362 A JPH09278362 A JP H09278362A
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operating
pilot
traveling
work
actuator
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JP8675096A
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Kazuhisa Ishida
和久 石田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行中にウインチなどの作業用アクチュエー
タが駆動しないようにする。 【解決手段】 走行モータ13,14を駆動するパイロ
ット操作装置33,34が操作状態にあるときには、切
換弁20がA位置に切り換えられる。これにより、第1
〜第4のウインチモータ15〜18を駆動するパイロッ
ト操作装置35〜38への油圧ポンプ3からの圧油の供
給が遮断される。このため、パイロット操作装置35〜
38の操作レバー35c〜38cを操作位置に切り換え
ても、第1〜第4のウインチモータ15〜18は駆動し
なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クローラクレー
ン、油圧ショベル、フォークリフトなどの作業機械の安
全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クローラクレーンなどの作業機械におい
ては、操作位置と中立位置との間を移動可能な操作レバ
ーを備え、この操作レバーを操作することにより、操作
レバーの操作に応答した各種のアクチュエータ(例えば
油圧モータや油圧シリンダ)を駆動して各種の作業を行
うようにしている。例えば、走行用のアクチュエータを
操作する操作レバーを駆動することにより作業機械は走
行し、ウインチなどを駆動して作業を行う作業用のアク
チュエータを操作する操作レバーを駆動することにより
種々の作業を行うことができる。
【0003】また、クローラクレーンのように3以上の
アクチュエータの同時駆動が要求される作業機械では、
一人のオペレータが3本以上の操作レバーを一度に操作
することができないため、各アクチュエータの操作レバ
ーを操作位置に拘束するデテント機構が設けられる。そ
してデテント機構により操作レバーを操作位置に固定し
て、他の操作レバーを操作して作業を行うことができる
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
クレーンの走行時には、オペレータは走行に全神経を集
中して作業を行っているため、走行中にウインチなどの
操作レバーが操作位置に移動してしまって作業を開始し
ても、オペレータが気が付かないことが多い。
【0005】本発明の目的は、作業機械の走行あるいは
作業などの操作を行っている場合に、他の操作を行うこ
とができないようにする作業機械の安全装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
を参照して説明すると、請求項1の発明は、走行用アク
チュエータ13,14を駆動する操作位置と、走行用ア
クチュエータ13,14を停止する中立位置とに操作さ
れる走行用操作装置33,34と、作業用アクチュエー
タ15〜18を駆動する操作位置と作業用アクチュエー
タ15〜18を停止する中立位置とに操作される作業用
操作装置35〜38とを少なくとも備えた作業機械の安
全装置に適用され、走行用操作装置33,34が操作位
置にあるときに、作業用アクチュエータ15〜18の駆
動を禁止する禁止手段20,40,41,42をさらに
備えたことにより上記目的を達成する。
【0007】請求項2の発明は、禁止手段が、作業用操
作装置35〜38が操作位置にあるときに、作業用操作
装置35〜38を中立位置に強制復帰させる手段35d
である。請求項3の発明は、作業用操作装置35〜38
が操作位置にあるときに、走行用アクチュエータ13,
14の駆動を禁止する第2の禁止手段50,43〜49
をさらに備える。請求項4の発明は、第2の禁止手段
が、走行用操作装置33,34が操作位置にあるとき
に、走行用操作装置33,34を中立位置に強制復帰さ
せる手段である。
【0008】図2および図3を参照して説明すると、請
求項5の発明は、走行用アクチュエータ13,14を駆
動する操作位置と走行用アクチュエータ13,14を停
止する中立位置とに操作される走行用操作装置33,3
4と、作業用アクチュエータ15〜18を駆動する操作
位置と作業用アクチュエータ15〜18を停止する中立
位置とに操作される作業用操作装置35〜38とを少な
くとも備えた作業機械の安全装置に適用され、作業用操
作装置35〜38が操作位置にあるときに、走行用アク
チュエータ13,14の駆動を禁止する禁止手段50,
43〜49をさらに備えたことにより上記目的を達成す
る。請求項6の発明は、禁止手段が、走行用操作装置3
3,34が操作位置にあるときに、走行用操作装置3
3,34を中立位置に強制復帰させる手段35dであ
る。
【0009】請求項1の発明によれば、走行用アクチュ
エータ13,14を駆動する走行用操作装置33,34
が操作位置にあるときには、作業用アクチュエータ15
〜18を駆動する作業用操作装置35〜38が操作位置
にあっても、作業用アクチュエータ15〜18の駆動は
禁止手段20,40,41,42により禁止される。請
求項2の発明によれば、走行用操作装置33,34が操
作位置にあるときには、作業用操作装置35〜38が操
作位置にあると、中立位置に強制的に復帰される。請求
項3の発明によれば、作業用アクチュエータ15〜18
を駆動する作業用操作装置35〜38が操作位置にある
ときには、走行用アクチュエータ13,14を駆動する
走行用操作装置33,34が操作位置にあっても、走行
用アクチュエータ13,14の駆動は第2の禁止手段5
0,43〜49により禁止される。請求項4の発明によ
れば、作業用操作装置35〜38が操作位置にあるとき
には、走行用操作装置33,34が操作位置にあると、
中立位置に強制的に復帰される。
【0010】請求項5の発明によれば、作業用アクチュ
エータ15〜18を駆動する作業用操作装置35〜38
が操作位置にあるときには、走行用アクチュエータ1
3,14を駆動する走行用操作装置33,34が操作位
置にあっても、走行用アクチュエータ13,14の駆動
は禁止手段50,43〜49により禁止される。請求項
6の発明によれば、作業用操作装置35〜38が操作位
置にあるときには、走行用操作装置33,34が操作位
置にあると、中立位置に強制的に復帰される。
【0011】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照して本発
明を油圧式クローラクレーンの駆動回路に適用した実施
の形態を説明する。なお、各図において他の図との共通
部分には同一符号を付してある。
【0013】−第1の実施の形態− 図1は第1の実施の形態の駆動回路を示す図である。本
実施の形態では、油圧ポンプ1に対して走行モータ1
3、第1のウインチモータ15および第2のウインチモ
ータ16が制御弁23,25,26を介して直列に接続
されて第1のシリーズ回路が構成されている。また、油
圧ポンプ2に対して走行モータ14、第3のウインチモ
ータ17および第4のウインチモータ18が制御弁2
4,27,28を介して直列に接続されて第2のシリー
ズ回路が構成されている。なお、実際の回路では、走行
モータ13,14や第1〜第4のウインチモータ15〜
18の手前にはブレーキ弁が設けられているが、本図で
はそれらの図示を省略している。
【0014】制御弁23,25,26は、それぞれのパ
イロット室23a,23b,25a,25b,26a,
26bにパイロット圧が作用しないとき、ばね23c,
25c,26cにより図示の中立位置に保持される。制
御弁23が中立位置のときは油圧ポンプ1からの圧油が
走行モータ13に供給されることなく制御弁25に導か
れ、制御弁25が中立位置のときは制御弁25からの圧
油が第1のウインチモータ15に供給されることなく制
御弁26に導かれ、制御弁26が中立位置のときは制御
弁26からの圧油が第2のウインチモータ16に供給さ
れることなくタンクTに戻される。制御弁23のパイロ
ット室23aまたは23bにパイロット圧が作用すると
制御弁23がA位置またはB位置に切り換えられて走行
モータ13に圧油が導かれ、走行モータ13が回転す
る。制御弁25のパイロット室25aまたは25bにパ
イロット圧が作用すると、制御弁25がA位置またはB
位置に切り換えられて第1のウインチモータ15に圧油
が導かれ、第1のウインチモータ15が回転する。制御
弁26のパイロット室26aまたは26bにパイロット
圧が作用すると制御弁26がA位置またはB位置に切り
換えられて第2のウインチモータ16に圧油が導かれ、
第2のウインチモータ16が回転する。なお、第1のシ
リーズ回路には油圧ポンプ1から各モータ13,15,
16に導かれる圧油の最高圧力を制限するリリーフ弁1
1が設けられている。
【0015】制御弁24,27,28は、それぞれのパ
イロット室24a,24b,27a,27b,28a,
28bにパイロット圧が作用しないとき、ばね24c,
27c,28cにより図示の中立位置に保持される。制
御弁24が中立位置のときは油圧ポンプ2からの圧油が
走行モータ14に供給されることなく制御弁27に導か
れ、制御弁27が中立位置のときは制御弁27からの圧
油が第3のウインチモータ17に供給されることなく制
御弁28に導かれ、制御弁28が中立位置のときは制御
弁28からの圧油が第4のウインチモータ18に供給さ
れることなくタンクTに戻される。制御弁24のパイロ
ット室24aまたは24bにパイロット圧が作用すると
制御弁24がA位置またはB位置に切り換えられて走行
モータ14に圧油が導かれ、走行モータ14が回転す
る。制御弁27のパイロット室27aまたは27bにパ
イロット圧が作用すると、制御弁27がA位置またはB
位置に切り換えられて第3のウインチモータ17に圧油
が導かれ、第3のウインチモータ17が回転する。制御
弁28のパイロット室28aまたは28bにパイロット
圧が作用すると制御弁28がA位置またはB位置に切り
換えられて第4のウインチモータ18に圧油が導かれ、
第4のウインチモータ18が回転する。なお、第2のシ
リーズ回路には油圧ポンプ2から各モータ14,17,
18に導かれる圧油の最高圧力を制限するリリーフ弁1
2が設けられている。
【0016】次に制御弁23〜28のパイロット圧の制
御に係わる部分について説明する。図1に示すように、
パイロット圧の発生源としての油圧ポンプ3がパイロッ
ト操作装置33〜38に接続されている。なお、油圧ポ
ンプ3はパイロット操作装置35〜38へは、パイロッ
ト油圧式切換弁20を介して接続されている。切換弁2
0は、そのパイロット室20aにパイロット圧が作用し
ないとき、ばね20cにより図示のB位置に保持され
る。切換弁20のパイロット室20aは、高圧選択弁4
0,41,42を介してパイロット操作装置33,34
と接続されている。高圧選択弁40,41,42による
パイロット圧の取り出し位置は、パイロット操作装置3
3,34と制御弁23,24との間に設定されている。
したがって、切換弁20はパイロット操作装置33,3
4を操作位置に切り換えたときに、そのパイロット室2
0aに圧油が供給されてA位置に切り換わる。そして、
切換弁20のA位置では、油圧ポンプ3からパイロット
操作装置35〜38のパイロット弁35a,35b,3
6a,36b,37a,37b,38a,38bへの圧
油の供給が遮断され、B位置では油圧ポンプ3からパイ
ロット操作装置33〜38のパイロット弁35a,35
b,36a,36b,37a,37b,38a,38b
へ圧油が導かれる。
【0017】次いで、本実施の形態の動作について説明
する。パイロット操作装置33,34のいずれもが操作
されていないとき、すなわちパイロット操作装置33,
34の操作レバー33c,34cが図1に示す中立位置
にあるとき、切換弁20はばね20cにより図示のB位
置に保持され、油圧ポンプ3からパイロット操作装置3
5〜38のパイロット弁35a,35b,36a,36
b,37a,37b,38a,38bへ圧油が導かれ
る。したがって、パイロット操作装置35〜38の操作
レバー35c〜38cの操作に応じて、パイロット弁3
5a〜38bを変位させることにより、油圧ポンプ3か
ら導かれる圧力を所定のパイロット圧に変換して、制御
弁25〜28側にそれぞれ出力する。
【0018】すなわち、パイロット操作装置35〜38
の操作レバー35c〜38cが図示の中立位置から操作
位置に操作されると、その操作量に応じたパイロット圧
がパイロット弁35a,36a,37a,38aまたは
35b,36b,37b,38bから制御弁25,2
6,27,28のパイロット室25a,26a,27
a,28aまたは25b,26b,27b,28bに向
けて出力され、第1〜第4のウインチモータ15〜18
が駆動する。なお、この状態においても、パイロット操
作装置33,34の操作レバー33c,34cを操作位
置に操作することも可能であるが、この状態における本
実施の形態の動作については以下に説明する。
【0019】パイロット操作装置33,34の少なくと
も一方が操作されているとき、例えば、パイロット操作
装置33,34の操作レバー33c,34cが図1に示
す中立位置から図2に示す操作位置に操作されたとき
(なお、図2においては操作レバー33c,34cの双
方が操作位置に操作された状態を示す)、油圧ポンプ3
からパイロット操作装置33,34のパイロット弁33
a,33b,34a,34bへ圧油が導かれ、パイロッ
ト操作装置33,34の操作レバー33c,34cの操
作に応じて、パイロット弁33a〜34bを変位させる
ことにより、油圧ポンプ3から導かれる圧力を所定のパ
イロット圧に変換して、制御弁23,24側にそれぞれ
出力する。すなわち、パイロット操作装置33,34の
操作レバー33c,34cが図示の中立位置から操作位
置に操作されると、その操作量に応じたパイロット圧が
パイロット弁33a,34aまたは33b,34bから
制御弁23,24のパイロット室23a,24aまたは
23b,24bに向けて出力され、走行モータ13,1
4が駆動する。
【0020】一方、高圧選択弁40,41,42は図2
に示すように切り換わり、切換弁20のパイロット室2
0aに圧油が供給され(図2の太線参照)、その結果切
換弁20はA位置に切り換わる。切換弁20は、パイロ
ット操作装置33,34の下流側であって、パイロット
操作装置35〜38の上流側に設けられているため、切
換弁20がA位置に切り換わった状態においては、パイ
ロット操作装置33,34へは油圧ポンプ3からの圧油
が導かれるが、パイロット操作装置35〜38へは油圧
ポンプ3からの圧油の供給が遮断される。また、パイロ
ット操作装置35〜38の一次側管路がタンクTと接続
されるため、操作レバー35c〜38cを操作位置に操
作しても、パイロット弁35a〜38aおよび35b〜
38bに圧油は供給されず、制御弁25〜28のパイロ
ット室25a〜28aおよび25b〜28bには圧油が
供給されなくなる。その結果、ばね25c〜28cのば
ね力により、制御弁25〜28は中立位置に保持され、
第1〜第4のウインチモータ15〜18の駆動は停止す
る。また、パイロット操作装置33,34を操作して、
走行状態にあるときには、パイロット操作装置35〜3
8の操作レバー35c〜38cを操作位置に操作して
も、第1〜第4のウインチモータ15〜18が駆動する
ことが無くなる。したがって、走行中にウインチが駆動
することが無くなる。
【0021】−第2の実施の形態− 上記第1の実施の形態においては、パイロット操作装置
33,34を操作して、走行状態にあるときに、第1〜
第4のウインチモータ15〜18の駆動を禁止するよう
にしているが、パイロット操作装置35〜38を操作し
て作業状態にあるときに走行モータ13,14の駆動を
禁止するようにしてもよい。以下第2の実施の形態につ
いて説明する。
【0022】図3は本発明の第2の実施の形態の駆動回
路を示す図である。なお、図3において、図1と同一の
構成については同一の参照番号を付し、詳細な説明は省
略する。本発明の第2の実施の形態が第1の実施の形態
と異なるのは、油圧ポンプ3がパイロット操作装置3
3,34へ、パイロット油圧式切換弁50を介して接続
されている点である。切換弁50は、そのパイロット室
50aにパイロット圧が作用しないとき、ばね50cに
より図示のB位置に保持される。切換弁50のパイロッ
ト室50aは、高圧選択弁43〜49を介してパイロッ
ト操作装置35〜38と接続されている。高圧選択弁4
3〜49によるパイロット圧の取り出し位置は、パイロ
ット操作装置35〜38と制御弁25〜28との間に設
定されている。したがって、切換弁50はパイロット操
作装置35〜38のいずれかを操作位置に切り換えたと
きに、そのパイロット室50aに圧油が供給されてA位
置に切り換わる。そして、切換弁50のA位置では、油
圧ポンプ3からパイロット操作装置33,34への圧油
の供給が遮断され、B位置では油圧ポンプ3からパイロ
ット操作装置33,34のパイロット弁33a,33
b,34a,34bへ圧油が導かれる。
【0023】次いで、本実施の形態の動作について説明
する。パイロット操作装置35〜38が操作されていな
いとき、すなわちパイロット操作装置35〜38の操作
レバー35c〜38cが図3に示す中立位置にあると
き、切換弁50はばね50cにより図示のB位置に保持
され、油圧ポンプ3からパイロット操作装置33,34
のパイロット弁33a,33b,34a,34bへ圧油
が導かれる。したがって、パイロット操作装置33,3
4の操作レバー33c,34cの操作に応じて、パイロ
ット弁33a〜34bを変位させることにより、油圧ポ
ンプ3から導かれる圧力を所定のパイロット圧に変換し
て、制御弁23,24側にそれぞれ出力する。
【0024】すなわち、パイロット操作装置33,34
の操作レバー33c,34cが図示の中立位置から操作
位置に操作されると、その操作量に応じたパイロット圧
がパイロット弁33a,34aまたは33b,34bか
ら制御弁23,24のパイロット室23a,24aまた
は23b,24bに向けて出力され、走行モータ13,
14が駆動する。なお、この状態においても、パイロッ
ト操作装置35〜38の操作レバー35c〜38cを操
作位置に操作することも可能であるが、この状態におけ
る本実施の形態の動作については以下に説明する。
【0025】パイロット操作装置35〜38が操作され
ているとき、すなわちパイロット操作装置35〜38の
操作レバー35c〜38cが中立位置から操作位置に操
作されたとき、油圧ポンプ3からパイロット操作装置3
5〜38のパイロット弁35a〜38aまたは35b〜
38bへ圧油が導かれ、パイロット操作装置35〜38
の操作レバー35c〜38cの操作に応じて、パイロッ
ト弁35a〜38bを変位させることにより、油圧ポン
プ3から導かれる圧力を所定のパイロット圧に変換し
て、制御弁25〜28側にそれぞれ出力する。すなわ
ち、パイロット操作装置35〜38の操作レバー35c
〜38cが図示の中立位置から操作位置に操作される
と、その操作量に応じたパイロット圧がパイロット弁3
5a〜38aまたは35b〜38bから制御弁25〜2
8のパイロット室25a〜28aまたは25b〜28b
に向けて出力され、第1〜第4のウインチモータ15〜
18が駆動する。
【0026】一方、高圧選択弁43〜49は切り換わ
り、切換弁50のパイロット室50aに圧油が供給さ
れ、その結果、切換弁50はA位置に切り換わる。切換
弁50は、パイロット操作装置35〜38の下流側であ
って、パイロット操作装置33,34の上流側に設けら
れているため、切換弁50がA位置に切り換わった状態
においては、パイロット操作装置35〜38へは油圧ポ
ンプ3からの圧油が導かれるが、パイロット操作装置3
3,34へは油圧ポンプ3からの圧油の供給が遮断され
る。また、パイロット操作装置33,34の一次側管路
がタンクT1と接続されるため、操作レバー33c,3
4cを操作位置に操作しても、パイロット弁33a,3
4aおよび33b,34bに圧油は供給されず、制御弁
23,24のパイロット室23a,24aおよび23
b,24bには圧油が供給されなくなる。その結果、ば
ね23c,24cのばね力により、制御弁23,24は
中立位置に保持され、走行モータ13,14の駆動は停
止する。また、パイロット操作装置35〜38を操作し
て、作業状態にあるときには、パイロット操作装置3
3,34の操作レバー33c,34cを操作位置に操作
しても、走行モータ13,14が駆動することが無くな
る。したがって、作業中に作業機械が走行することが無
くなる。
【0027】−第3の実施の形態− 上記第2の実施の形態においては、走行モータ13,1
4の駆動中にパイロット操作装置35〜38を操作した
ときに、走行モータ13,14の駆動を停止するように
しているが、走行中に急激に走行モータ13,14が停
止すると、作業機械の走行が急激に停止してしまう。し
たがって、図4に示すように、高圧選択弁49と切換弁
50との間にスローリターン弁52を設け、切換弁50
のパイロット室50aへ圧油が緩やかに流入するように
して、切換弁50の切り換えを緩やかに行って、走行モ
ータ13,14の停止を緩やかに行うことが好ましい。
このように、走行モータ13,14が緩やかに停止する
ようにすることにより、走行中の作業機械が急激に停止
することが無くなる。
【0028】なお、上記第1の実施の形態においても、
高圧選択弁42と切換弁20との間にスローリターン弁
を設け、切換弁20のパイロット室20aへ圧油が緩や
かに流入するようにして、切換弁20の切り換えを緩や
かに行って、第1〜第4のウインチモータ15〜18の
停止を緩やかに行うことが好ましい。このように、第1
〜第4のウインチモータ15〜18が緩やかに停止する
ようにすることにより、作業中のウインチが急激に停止
することが無くなる。
【0029】−第4の実施の形態− 上記第1の実施の形態においては、高圧選択弁42から
供給される圧油により切り換わる切換弁20により油圧
ポンプ3からパイロット操作装置35〜38への圧油の
供給を遮断するようにしているが、図5に示すように、
パイロット油圧式切換弁20に代えて電磁弁21を用い
て、油圧ポンプ3からパイロット操作装置35〜38へ
の圧油の供給を遮断するようにしてもよい。この場合、
電磁弁21の切り換えは、高圧選択弁42に接続された
圧力センサ70により行う。すなわち、パイロット操作
装置33,34が操作状態にあると、高圧選択弁42か
ら圧力センサ70に圧が作用し、これにより圧力センサ
70は、電磁弁21のソレノイド21aを励磁する。ソ
レノイド21aが消磁状態にあるときは、電磁弁21は
ばね21cのばね力により、B位置に保持されており、
ソレノイド21aが励磁されると、A位置に切り換わ
る。したがって、パイロット操作装置33,34の操作
レバー33c,34cを操作位置に操作すると、圧力セ
ンサ70により電磁弁21のソレノイド21aが励磁さ
れ、電磁弁21がA位置に切り換わる。これにより、上
記第1の実施の形態と同様に、パイロット操作装置3
3,34へは油圧ポンプ3からの圧油が導かれるが、パ
イロット操作装置35〜38へは油圧ポンプ3からの圧
油の供給が遮断され、パイロット操作装置35〜38の
一次側管路がタンクTと接続されるため、操作レバー3
5c〜38cを操作位置に操作しても、制御弁25〜2
8には圧油が供給されなくなる。その結果、制御弁25
〜28は中立位置に保持され、第1〜第4のウインチモ
ータ15〜18の駆動は停止する。また、パイロット操
作装置33,34を操作して、走行状態にあるときに
は、パイロット操作装置35〜38の操作レバー35c
〜38cを操作位置に操作しても、第1〜第4のウイン
チモータ15〜18が駆動することが無くなる。
【0030】−第5の実施の形態− 上記第2の実施の形態においては、高圧選択弁49から
供給される圧油により切り換わる切換弁50により油圧
ポンプ3からパイロット操作装置33,34への圧油の
供給を遮断するようにしているが、上記第4の実施の形
態と同様に、図6に示すように、切換弁50を電磁弁5
1として、油圧ポンプ3からパイロット操作装置33,
34への圧油の供給を遮断するようにしてもよい。この
場合、電磁弁51の切り換えは、高圧選択弁49に接続
された圧力センサ71により行う。すなわち、パイロッ
ト操作装置35〜38が操作状態にあると、高圧選択弁
49から圧力センサ71に圧が作用し、これにより圧力
センサ71は、電磁弁51のソレノイド51aを励磁す
る。ソレノイド51aが消磁状態にあるときは、電磁弁
51はばね51cのばね力により、B位置に保持されて
おり、ソレノイド51aが励磁されると、A位置に切り
換わる。したがって、パイロット操作装置35〜38の
操作レバー35c〜38cを操作位置に操作すると、圧
力センサ71により電磁弁51のソレノイド51aが励
磁され、電磁弁51がA位置に切り換わる。これによ
り、上記第2の実施の形態と同様に、パイロット操作装
置35〜38へは油圧ポンプ3からの圧油が導かれる
が、パイロット操作装置33,34へは油圧ポンプ3か
らの圧油の供給が遮断され、パイロット操作装置33,
34の一次側管路がタンクTと接続されるため、操作レ
バー33,34cを操作位置に操作しても、制御弁2
3,24には圧油が供給されなくなる。その結果、制御
弁23,24は中立位置に保持され、走行モータ13,
14の駆動は停止する。また、パイロット操作装置35
〜38を操作して、作業状態にあるときには、パイロッ
ト操作装置33,34の操作レバー33c,34cを操
作位置に操作しても、走行モータ13,14が駆動する
ことが無くなる。
【0031】−第6の実施の形態− 上記第1〜第5の実施の形態においては、切換弁20,
50あるいは電磁弁21,51を切り換えることによ
り、第1〜第4のウインチモータ15〜18あるいは走
行モータ13,14の駆動を停止するようにしている
が、操作位置にあるパイロット操作装置33〜38の操
作レバー33c〜38cを中立位置に強制的に復帰する
ようにして、第1〜第4のウインチモータ15〜18あ
るいは走行モータ13,14の駆動を停止するようにし
てもよい。
【0032】図7は本発明の第6の実施の形態の駆動回
路を示す図である。なお、図7においては、第6の実施
の形態を第1の実施の形態に適用した例を示すものであ
り、第1のウインチモータ15を駆動するためのパイロ
ット操作装置35の操作レバー35cを中立位置に強制
的に戻す例を示す。なお、他のパイロット操作装置36
〜38についても、図5に示す構成と同一であるため、
詳細な説明は省略する。
【0033】図7に示すように、パイロット操作装置3
5には、操作レバー35cを所定の操作位置(中立位置
から矢印a方向およびb方向に所定量操作された位置)
に油圧により拘束するデテント機構35dが設けられて
いる。デテント機構35dは油圧ポンプ60からの油圧
により作動するものであり、デテント機構35dと油圧
ポンプ60との間には切換弁61が介装されている。切
換弁61のパイロット室61aは高圧選択弁42と接続
されており、パイロット室61aに圧油が供給されてい
ないときは、ばね61cのばね力によりA位置に保持さ
れる。一方、パイロット操作装置33,34が操作位置
に操作されると、高圧選択弁42からパイロット室61
aに圧油が供給されるため、切換弁61はB位置に切り
換わる。A位置では油圧ポンプ60からデテント機構3
5dの油室103への油圧の供給が許容され、デテント
機構35dが作動状態となり、操作レバー35cを操作
位置に拘束する。一方、切換弁61のB位置では油室1
03への油圧の供給が遮断され、操作レバー35cが後
述するばね109a,109bのばね力で中立位置に戻
される。
【0034】すなわち、図7に示すようにデテント機構
35dは、先端にボールを有するデテント部100と、
ばね101と、ばね受け102と、油室103とからな
る。そして油室103に油圧が作用するとばね101の
ばね力に打ち勝ってばね受け102は図示の位置まで押
圧され、デテント機構35dが動作状態となる。このと
き、デテント部100がばね101のばね力で係止部1
06に付勢されていずれか一つの溝106aに係止し、
これにより操作レバー35cがいずれかの位置でロック
される。パイロット操作装置35は、1次圧力を減圧す
る弁部107a,107bと、操作レバー35cの操作
を弁部に伝達するプランジャ108a,108bと、プ
ランジャ108a,108bや弁部107a,107b
をばね101よりも強いばね力で上方に付勢するばね1
09a,109bとから構成される。したがって、デテ
ント機構35dの油室103への圧油の供給が遮断され
ると、デテント部100のばね101の反力がばね受け
102でとれなくなるから、ばね109a,109bの
ばね力によってデテント部100と係止部106との係
合関係が解除され、操作レバー35cは中立位置に移動
する。なお、ばね109a,109bは弁部107a,
107bの減圧作用に利用されるばねであり、このばね
力が大きいほど2次圧力は高くなる。
【0035】このように図7に示す構成を他のパイロッ
ト操作装置36〜38にも適用することにより、パイロ
ット操作装置33,34の操作レバー33c,34cを
操作位置に切り換えて走行モータ13,14を駆動する
と、パイロット操作装置35〜38の操作レバー35c
〜38cは操作位置にあっても強制的に中立位置に切り
換えられる。したがって、第1〜第4のウインチモータ
15〜18の駆動が停止する。
【0036】なお、切換弁61を電磁弁として、図5に
示す圧力センサ70により切換弁61の励磁、消磁を行
って、切換弁61の切り換えを行うようにしてもよい。
【0037】−第7の実施の形態− 上記第6の実施の形態においては、パイロット操作装置
35〜38にデテント機構を設けて、パイロット操作装
置33,34が操作されたときに、パイロット操作装置
35〜38の操作レバー35c〜38cを操作位置から
中立位置に強制的に戻すようにしているが、パイロット
操作装置33,34にデテント機構を設け、パイロット
操作装置35〜38を操作したときに、パイロット操作
装置33,34の操作レバー33c,34cを操作位置
から中立位置に強制的に戻すようにしてもよい。この場
合、切換弁61のパイロット室61aは図3における高
圧選択弁49と接続される。これにより、パイロット操
作装置35〜38の操作レバー35c〜38cを操作位
置に切り換えて第1〜第4のウインチモータ15〜18
を駆動すると、パイロット操作装置33,34の操作レ
バー33c,34cは操作位置にあっても強制的に中立
位置に切り換えられる。したがって、走行モータ13,
14の駆動が停止する。
【0038】なお、切換弁61を電磁弁として、図6に
示す圧力センサ71により切換弁61の励磁、消磁を行
って、切換弁61の切り換えを行うようにしてもよい。
【0039】−第8の実施の形態− 図8は第8の実施の形態の要部を示す図である。この実
施の形態では、図7の駆動回路からデテント機構を非動
作状態にする構成が省略され、それに代えて操作レバー
35c〜38cあるいは33c,34cを操作位置から
中立位置に強制的に戻すためのアクチュエータ80が油
圧ポンプ60からの圧油を導く経路に接続され、そのア
クチュエータ80への圧油の切換手段として切換弁62
を用いるものである。アクチュエータ80はプッシュロ
ッド81とばね82とシリンダ部83とから構成されて
いる。切換弁62は、そのパイロット室62aに圧油が
供給されたときにB位置に切り換えられ、圧油の供給が
遮断されたときにはばね62cのばね力によりA位置に
保持される。A位置ではアクチュエータ80の圧がタン
クTに逃されてアクチュエータ80のプッシュロッド8
1がばね82の付勢力により操作レバー35c〜38c
あるいは33c,34cから離れる方向に移動し、操作
レバー35c〜38cあるいは33c,34cは不図示
のデテント機構により操作位置にロック可能とされる。
B位置では油圧ポンプ60からの油圧がアクチュエータ
80のシリンダ部83に作用してプッシュロッド81が
操作レバー35c〜38cあるいは33c,34cを押
圧する方向に移動し、これにより操作レバー35c〜3
8cあるいは33c,34cのデテントロックを強制的
に外すから、操作レバーは中立位置に強制的に戻され
る。したがって、切換弁62のB位置では操作レバー3
5c〜38cあるいは33c,34cは必ず中立位置に
戻されているため、油圧モータ15〜18あるいは1
3,14へ圧油が供給されず、油圧モータ15〜18あ
るいは13,14が停止した状態が維持される。
【0040】なお、上述した第1、第4の実施の形態に
おいては、走行モータ13,14を駆動したときに、第
1〜第4のウインチモータ15〜18の駆動を停止する
ようにしているが、第1あるいは第4の実施の形態に加
えて、上記第2の実施の形態のように、第1〜第4のウ
インチモータ15〜18を駆動したときに、走行モータ
13,14の駆動を停止する油圧回路を設けるようにし
てもよい。
【0041】また、上記実施の形態においては、クロー
ラクレーンの走行とウインチとで説明したが、油圧ショ
ベルの走行と各種アクチュエータ(例えば、アースオー
ガやアースドリル)、あるいはフォークリフトの走行と
各種アクチュエータを連動して、同様に制御するものに
も本発明を適用できる。
【0042】以上の実施の形態と請求項との対応におい
て、走行モータ13,14が走行用アクチュエータを、
第1〜第4のウインチモータ15〜18が作業用アクチ
ュエータを、パイロット操作装置33,34が走行用操
作装置を、パイロット操作装置35〜38が作業用操作
装置を、切換弁20および高圧選択弁40,41,42
が禁止手段を、切換弁50および高圧選択弁43〜49
が第2の禁止手段を、デテント機構35dが操作装置を
強制的に中立位置に復帰させる手段をそれぞれ構成す
る。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、走行用アクチュエータを駆動する走行用
操作装置が操作位置にあるときに、作業用アクチュエー
タの駆動を禁止する禁止手段を設けたため、走行用アク
チュエータを駆動すると、作業用操作装置が操作位置に
あっても、作業用アクチュエータの駆動が禁止され、走
行中に作業用アクチュエータが駆動することが無くな
る。
【0044】請求項2の発明によれば、走行用操作装置
が操作位置にあるときには、作業用操作装置が操作位置
にあると、中立位置に強制的に復帰されるため、請求項
1の発明と同様に、走行中に作業用アクチュエータが駆
動することが無くなる。請求項3の発明によれば、作業
用アクチュエータを駆動する作業用操作装置が操作位置
にあるときに、走行用アクチュエータの駆動を禁止する
第2の禁止手段を設けたため、作業用アクチュエータを
駆動すると、走行用操作装置が操作位置にあっても、走
行用アクチュエータの駆動が禁止され、作業中に走行用
アクチュエータが駆動することが無くなる。請求項4の
発明によれば、作業用操作装置が操作位置にあるときに
は、走行用操作装置が操作位置にあると、中立位置に強
制的に復帰されるため、請求項3の発明と同様に、作業
中に走行用アクチュエータが駆動することが無くなる。
【0045】請求項5の発明によれば、作業用アクチュ
エータを駆動する作業用操作装置が操作位置にあるとき
に、走行用アクチュエータの駆動を禁止する禁止手段を
設けたため、作業用アクチュエータを駆動すると、走行
用操作装置が操作位置にあっても、走行用アクチュエー
タの駆動が禁止され、作業中に走行用アクチュエータが
駆動することが無くなる。請求項6の発明によれば、作
業用操作装置が操作位置にあるときには、走行用操作装
置が操作位置にあると、中立位置に強制的に復帰される
ため、請求項5の発明と同様に、作業中に走行用アクチ
ュエータが駆動することが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の駆動回路を示す図
【図2】本発明の第1の実施の形態の駆動回路の作動状
態を示す図
【図3】本発明の第2の実施の形態の駆動回路を示す図
【図4】本発明の第3の実施の形態の駆動回路を示す図
【図5】本発明の第4の実施の形態の駆動回路を示す図
【図6】本発明の第5の実施の形態の駆動回路を示す図
【図7】本発明の第6の実施の形態の駆動回路を示す図
【図8】本発明の第8の実施の形態の駆動回路を示す図
【符号の説明】
1,2,3,60 油圧ポンプ 13,14 走行モータ 15〜18 ウインチモータ 20,50 パイロット油圧式切換弁 23〜28 制御弁 33〜38 パイロット操作装置 21,51 電磁弁 70,71 圧力センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用アクチュエータを駆動する操作位
    置と該走行用アクチュエータを停止する中立位置とに操
    作される走行用操作装置と、作業用アクチュエータを駆
    動する操作位置と該作業用アクチュエータを停止する中
    立位置とに操作される作業用操作装置とを少なくとも備
    えた作業機械の安全装置において、 前記走行用操作装置が操作位置にあるときに、前記作業
    用アクチュエータの駆動を禁止する禁止手段をさらに備
    えたことを特徴とする作業機械の安全装置。
  2. 【請求項2】 前記禁止手段が、前記作業用操作装置が
    操作位置にあるときに、該作業用操作装置を中立位置に
    強制復帰させる手段であることを特徴とする請求項1記
    載の作業機械の安全装置。
  3. 【請求項3】 前記作業用操作装置が操作位置にあると
    きに、前記走行用アクチュエータの駆動を禁止する第2
    の禁止手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の作業機械の安全装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の禁止手段が、前記走行用操作
    装置が操作位置にあるときに、該走行用操作装置を中立
    位置に強制復帰させる手段であることを特徴とする請求
    項3記載の作業機械の安全装置。
  5. 【請求項5】 走行用アクチュエータを駆動する操作位
    置と該走行用アクチュエータを停止する中立位置とに操
    作される走行用操作装置と、作業用アクチュエータを駆
    動する操作位置と該作業用アクチュエータを停止する中
    立位置とに操作される作業用操作装置とを少なくとも備
    えた作業機械の安全装置において、 前記作業用操作装置が操作位置にあるときに、前記走行
    用アクチュエータの駆動を禁止する禁止手段をさらに備
    えたことを特徴とする作業機械の安全装置。
  6. 【請求項6】 前記禁止手段が、前記走行用操作装置が
    操作位置にあるときに、該走行用操作装置を中立位置に
    強制復帰させる手段であることを特徴とする請求項5記
    載の作業機械の安全装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106519A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Kobelco Cranes Co Ltd 自走式作業機械の制御装置及びこれを備えた自走式作業機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106519A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Kobelco Cranes Co Ltd 自走式作業機械の制御装置及びこれを備えた自走式作業機械

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