JPH09278300A - エレベーター装置 - Google Patents

エレベーター装置

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JPH09278300A
JPH09278300A JP9550296A JP9550296A JPH09278300A JP H09278300 A JPH09278300 A JP H09278300A JP 9550296 A JP9550296 A JP 9550296A JP 9550296 A JP9550296 A JP 9550296A JP H09278300 A JPH09278300 A JP H09278300A
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Akihiro Tokawa
明弘 東川
Kenji Yoneda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホール呼びが登録され、ホールの待ち時間が
長いと判断した場合に、ホールの待ち客に対し、いらい
ら感や不信感等の不快な感情を抱かせることなく、待ち
客にエレベーターのサービス状況をわかりやすく伝え
る。 【解決手段】 ホール呼びが登録され、予約エレベータ
ーが長待ちとなるとき、案内表示装置への待ち時間の長
さが分かる表示内容と長待ちの度合いに応じたキャラク
ターの流動速度とにより、エレベーターの待ち時間を待
ち客へ知らせる。図示例では、待ち時間が45秒以上の
場合待ち時間が45秒になるまでキャラクターとしての
アヒルを所定の流動速度で表示し、待ち時間が45秒以
下になったとき、かご位置等を表示する。これにより、
待ち客は、グラフィカルな表示を見ているだけで時間が
経過し、エレベーターを待っている待ち客のいらいら感
を減少させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーター装置
に係り、特に、長待ち案内装置にホールでの待ち時間の
長さに応じて、待ち時間の長さを表現するキャラクター
へ表示モードを切り替え、その表示モード(キャラク
タ)の流動(移動)速度を変えて案内表示器への表示を
行い、待ち客に待ち時間を予測をさせることにより、待
ち客の長待ちによるいらいら感をなくすことができるエ
レベーターの案内表示を可能としたエレベーター装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】エレベーターの案内表示に関する従来技
術として、ホール呼び発生時に、待ち時間が長いとき
「しばらくお待ちください」をホール呼び釦の近傍に表
示し、待ち時間がやや短いとき「まもなく参ります」を
案内表示するように表示装置の表示内容を制御するよう
にする技術が、例えば、実開昭54−6222号公報に
記載されて知られている。
【0003】また、エレベーターのサービス状態、例え
ば、待ち時間、かご位置、かご内混雑などの状況によ
り、それに適した表示パターンを選択してメッセージ等
を絵と文字とにより表示する技術が特開昭63−212
686号公報に記載されて知られている。
【0004】また、エレベーターの到着を報知する表示
灯を個別に点灯、消灯制御可能な複数のブロックに分割
し、到着予測時間の長短に応じて、点灯ブロック数を増
減するように制御して案内する技術が、例えば、特開平
4−164788号公報、特開平4−327474号公
報等に記載されて知られている。
【0005】また、運転方向灯、到着灯の表示におい
て、エレベーターが近い階にいるときにこれらの表示灯
を明るく、離れた階にいるときに暗く、さらに遠い階に
いるときに不点灯とするように制御する技術が、例え
ば、実開昭51−653号公報に記載されて知られてい
る。
【0006】また、ホール呼びを登録し、到着予想時間
に応じて、案内表示する色を白→黄緑→緑→緑の点滅と
順次変更して案内する技術が、例えば、特開平6−64
854号公報に記載されて知られている。
【0007】また、少なくともエレベーターがいる階と
表示装置が設けられた階とを表示し、2つの階の間を複
数の区間に分割してエレベーターの進行方向に向かって
各区間を順番に発光させて案内表示を行う技術が、例え
ば、特開昭63−310483号公報に記載されて知ら
れている。
【0008】また、ホール呼び発生後、乗りかごが乗り
場に到着するまでに要する時間を演算する到着予測時間
演算手段と、この出力に対応する量を出力して表示する
第1及び第2表示領域を表示器に設け、待ち時間と共に
かごの運転方向をも同時に表示可能とする技術が、特開
昭61−248879号公報、特開昭62−20597
1号公報、特開昭62−275983号公報、特開昭6
2−275984号公報、特開昭−63−37087号
公報、特開昭63−57481号公報、特開昭−986
96号公報等に記載されて知られている。
【0009】さらに、長待ちが予測されたとき、満員通
過の可能性のある混雑時には、確実にサービスすること
のできるエレベーターが決定するまで、少なくともかご
位置を表示しないようにする技術が、例えば、特開平6
−64854号公報に記載されて知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述した各従来技術
は、ホール呼びが登録された後、長待ちと判断したと
き、案内表示装置の表示器に映し出される文字、図形、
絵模様の表示形態に関して、「しばらくお待ちくださ
い」や、到着するまでのサービスする実施形態(待ち時
間等)などの固定の表示形態を用いて案内するものであ
り、乗客のいらいら感を低減できる効果が小さいという
問題点を有している。
【0011】本発明の目的は、ホール呼びが登録された
とき、ホールの待ち時間が長いと判断された場合にも、
ホールの待ち客に対し、いらいら感や不信感等の不快な
感情を抱かせることなく、待ち客にエレベーターのサー
ビス状況をわかりやすく伝えることができ、他の移動手
段の選択を直ちに判断させる表示を行うことを可能にし
たエレベーター装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、エレベーター制御装置あるいは群管理制御装置に、
前記サービス階床の少なくとも1階床以上のホールに設
けられた前記エレベーターの運行状況に関する各種情報
を予め設定した複数の案内パターンから選択表示する案
内表示装置と、前記案内表示装置に表示する情報を作成
する手段と、前記案内表示装置が設置される階床からの
ホール呼びに対するエレベーターのまち時間に関する状
況を検出する手段とを有し、前記階床への待ち時間に関
する状況に応じ、所定の条件で案内パターンを選択指令
し、案内データを作成し、前記案内表示装置へ送信する
ようにすることにより達成される。
【0013】また、前記目的は、前記待ち時間に関する
状況を、予測待ち時間とすることにより、また、前記案
内表示データを、表示するキャラクタの種類により待ち
時間の程度を報知するもの、あるいは、表示するキャラ
クタの流動速度により待ち時間の程度を報知するものと
することにより、さらに、表示するキャラクタの種類及
びその流動速度により待ち時間の程度を報知するものと
することにより達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるエレベーター
装置の一実施形態を図面により詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施形態の全体の構成を
示すブロック図である。図1において、50はエレベー
ター機械室、501は情報制御機能を含む群管理制御装
置、502は運転系ボード、503は知能系ボード、5
04A〜504Cは各号機エレベーターを制御する号機
制御装置、20A〜20Cは乗りかご、30A〜30C
はかご呼び釦、601A、601B〜609A、609
Bはホール呼び釦、10A〜10C、80A〜80C、
90A〜90Cはエレベーターの到着などを知らせるス
ピーカ、12A〜12C、82A〜82C、92A〜9
2Cはホールランタン、11A〜11C、81A〜81
C、91A〜91CはLED表示パネルを備えた案内表
示装置、40は保守員、管理者が情報の設定、許可等を
行う個性化入力装置である。
【0016】図1に示す本発明の一実施形態によるエレ
ベーター装置は、エレベーター機械室50に設置された
群管理制御装置501と複数のエレベーターのそれぞれ
を制御する号機制御装置504A〜504Cとを備えて
構成されている。群管理制御装置501は、運転系ボー
ド502と知能系ボード503とにより構成されてい
る。エレベーターの乗りかご20A〜20Cには、かご
呼び釦30A〜30Cが設けられており、その信号は、
各号機制御装置504A〜504Cに伝送される。
【0017】各階のホール、例えば、1階〜9階の各ホ
ールには、ホール呼び釦601A、601B〜609
A、609Bが設けられており、ホール呼び釦601A
〜608A、609Aからの信号は、群管理制御装置の
運転系ボード502により取り込まれ、ホール呼び釦6
01B〜608B、609Bからの信号は、群管理制御
装置の知能系ボードにより取り込まれ、運転系ローカル
通信により処理が行われている。
【0018】前述では、ホール呼び釦の信号を群管理制
御装置501に直接入力しているが、他のホールランタ
ン12A〜12C、82A〜82C、92A〜92Cと
同様に、ホール呼び釦の信号を、号機制御装置504A
〜504Cを介して群管理制御装置501に伝送するよ
うにすることもできる。
【0019】群管理制御装置501は、号機制御装置5
04A〜504Cから通信により送られてくるエレベー
ター乗りかごの位置、方向、かご呼びの状況、かご内の
混雑度等を加味して新たに発生したホール呼びを1台の
乗りかごに割り当て、予約灯信号または割り当て信号を
号機制御装置504A〜504Cへ送る。号機制御装置
504A〜504Cは、エレベーター乗りかごの走行制
御、戸開閉の制御を行うと共に、群管理制御装置501
からの予約灯信号によりホールランタン12A〜12
C、82A〜82C、92A〜92Cを点灯制御する。
【0020】また、ここでは、行き先階等の運行スケジ
ュール、かご位置等の表示、長待ち時の案内を表示する
案内表示装置11A〜11C、81A〜81C、91A
〜91C、スピーカ10A〜10C、80A〜80C、
90A〜90Cからなる案内表示装置の制御を群管理制
御装置501から指令された運行計画、待ち時間に関す
る情報をもとに号機制御装置504A〜504Cからホ
ール待ち客に対して案内を行うように構成することもで
きる。
【0021】一方、群管理制御装置501には、管理人
室あるいは保守センタ等に設置された個性化入力装置4
0が電話回線、RS−232C、RS−485による通
信を介して接続されており、個性化入力装置40は、群
管理制御装置501内の運行モードの立案・許可可能の
設定、案内パターンの選択を行うことができ、また、簡
単なメッセージ入力により、案内内容、案内条件、タイ
ミング、表示モードの所定時間等の変更を行うことがで
きる。
【0022】前述した本発明の一実施形態は、群管理制
御装置を備えるものとしているが、本発明は、1台のエ
レベーターによるエレベーター装置に対しても適用する
ことができる。
【0023】図2は個性化入力装置40による設定内容
の一例を説明する図である。個性化入力装置40は、エ
レベーターの運行状況に関する各種情報と予め設定した
複数の案内パターンとからこれらを選択する機能を有す
るものであり、以下、設定内容の選択について説明す
る。
【0024】まず、エレベーターの案内仕様に関する選
択40Aでは、乗客がホールで呼びを登録したとき、運
転系ボード502が、前記ホール呼びに最適なエレベー
ターを予約するが、その最適なエレベーターが所定時間
よりも、長待ちとなる場合に、案内のモードを通常の予
約表示と違った案内を行うことができるように、長待ち
案内の有無の選択、ホールでの呼びの登録は行われてい
ないが、ホールへ入って来る乗客に対して、次に予約さ
れるであろうエレベーター乗りかごを表示する予測案内
を行う予測案内の有無の選択を行うことができる。ま
た、一般情報の案内を行うか否かの一般情報案内の有無
の選択を行うことができる。
【0025】いま、長待ち案内を『有り』、予測案内を
『無し』と選択したものとする。この場合、案内パター
ンの選択40Bが表示され、長待ち案内パターンの選択
設定の実施を行うことができる。この場合、予測案内は
ないため、予測案内時の案内パターンの選択設定は行う
ことができない。なお、案内パターンの選択は、前記案
内仕様の選択での各種案内情報の有無の組合せ数だけ用
意されており、それぞれ別個に案内パターンの選択設定
を行うことができる。
【0026】この長待ち案内パターンの選択設定では、
案内モード、長待ち時の判定時間、速度等を選択設定す
ることができる。そして、この選択設定では、混雑階と
なるロビー、食堂等のある長待ちが起きやすい階床につ
いて、長待ち時、予約の変更が多くなることが多いの
で、案内パターンを変更し、長待ち判定の時限を下げ、
かつ、長待ち時は『表示しない』等のように階床別に設
定を行うことができるが、以後の説明では、混雑階と一
般階とを共通として個性化入力装置40による設定内容
を説明する。
【0027】図2に示す例では、1〜5の5つの案内モ
ードの1つが選択可能とされている。そして、個性化入
力装置40からは、これらのモードのうち1つが選択さ
れる。
【0028】いま、モード1が選択されたものとする。
この場合、長待ち時、案内表示するキャラクタ、長待ち
の判定時間、キャラクタを流す速さ、方向が選択設定さ
れる。図示例では、長待ちの判定時間として45秒が設
定され、待ち時間が45秒以上の場合に、キャラクタと
してアヒルを選択し、そのキャラクタを左から右に高速
で移動させて、長待ちの案内を行うように設定されたこ
とを示している。
【0029】モード2が選択された場合、3種キャラク
タを長待ちとなる時間に応じて組み合わせて表示させる
ように設定することが可能である。図示例では、長待ち
の判定時間が45秒〜60秒の間である場合、キャラク
タを『アヒル』、流す速さをを『高速』、方向を『右→
左』に選択設定し、アヒルを左から右に高速で移動させ
て案内表示し、長待ちの判定時間が60秒〜90秒の間
である場合、キャラクタを『カメ』、流す速さを『中
速』、方向を『右→左』に選択設定し、カメを左から右
に中速で移動させて案内表示し、さらに、長待ちの判定
時間が90秒以上である場合、キャラクタを『カタツム
リ』、流す速さを『低速』、方向を『右→左』に選択設
定し、カタツムリを左から右に低速で移動させて案内表
示するようにして、長待ちの案内を行うように設定され
たことを示している。
【0030】モード3の選択は、実開昭54−6222
号公報に開示されていると同様に、『しばらくお待ちく
ださい』の文字を流動表示するパターンによる案内の選
択であり、モード4の選択は、待ち時間やかご位置等を
表示しない予約案内表示を実施するものであり、予約し
たエレベーターのみを乗客に案内する選択である。そし
て、この場合、長待ちではエレベーターの位置が遠いの
で『階床位置』の案内は行わない。また、モード5の選
択は、長待ち時何も案内表示しないようにする選択であ
る。
【0031】なお、図2に示す四角で囲んだ時間、速
度、キャラクタ、方向は、選択設定時に全て変更するこ
とが可能である。
【0032】図3は個性化入力装置40により長待ち案
内パターン選択を選択した場合の表示例を説明する図で
ある。この例は、図2の説明でモード1を選択し、キャ
ラクタをアヒル、時間を45秒、速度を高速、方向を右
→左として選択し、例えば、4階で下降方向のホール呼
びを登録した場合の案内表示例である。
【0033】4階での下降方向のホール呼びに対して、
予測待ち時間45秒以上の長待ちと判定されると、40
C1〜40C4として示すように、アヒルのキャラクタ
を高速(20ドット/秒)で右から左へ流動させる表示
を行う。この表示は、予測待ち時間45秒となるまで繰
り返される。そして、長待ちの判定時間が45秒以下と
なったとき、40C5〜40C7として示すように、一
般の予約表示が行われる。この例では、表示部の左側に
予約方向を示す下向きの三角形と、その内部の2色の表
示の境界位置を変化させて予測待ち時間をとを表示し、
その隣にエレベーター乗りかごのいる位置の階床数値と
走行方向とを表示し、右側に各階床でのドアの開閉状況
を表示している。
【0034】そして、エレベーター乗りかごが4階に到
着すると40C8として示すような表示となり、ドアが
開いて乗客が乗り込み、ドアが閉じると40C9として
示すような表示となる。
【0035】図4は号機制御装置または群管理制御装置
内における長待ち判定処理の動作を説明するフローチャ
ートであり、以下、これについて説明する。この処理
は、おおむね40ms周期で起動される。
【0036】(1)まず、個性化入力装置からの階床別
の予約表示に関するデータの判定、電源ON時の最初
に、また、エラー情報のある表示装置等に対して初期化
を実行して開始処理を行う(ステップS100)。
【0037】(2)予約案内要求に優先するかご位置表
示等の運行モード案内要求が無いか否か判定し、運行モ
ード案内が要求されている場合、その運行モードの案内
を指定する(ステップS105、S106)。
【0038】(3)ステップS105の判定で、運行モ
ード案内要求が無ければ、予約案内要求または予測案内
要求が有るか否かを判定し、無ければ、一般の情報の案
内要求があるか否かを判定する(ステップS110、S
180)。
【0039】(4)ステップS180の判定で、一般の
情報の案内要求がない場合、案内表示装置に対して消去
制御を行い、一般の情報の案内要求がある場合、案内表
示装置に汎用メッセージを出力する処理を行う(ステッ
プS200、S190)。
【0040】(5)ステップS110の判定で、予約案
内要求または予測案内要求があった場合、案内表示装置
が一般待ち時間グラフィック表示による案内中か否かを
判定し、案内中でなければ、長待ち案内の要求があるか
否か、及び、ホール呼びに対して長待ちとなっているか
否かを判定する。この判定は、前述した個性化入力装置
40からの長待ち案内パターン選択により設定された情
報により行われる(ステップS120、S210)。
【0041】(6)ステップS210の判定で、長待ち
案内の要求があり、かつ、長待ちとなっている場合、長
待ち案内を実行中か否かを判定する(ステップS22
0)。
【0042】(7)ステップS220の判定で、長待ち
案内を実行中の場合、その長待ち案内が終了近くになっ
ているか否か判定し、終了近くでなければ何もしない
(ステップS230)。
【0043】(8)ステップS220の判定で、長待ち
案内を実行中でない場合、あるいは、ステップS230
の判定で、長待ち案内が終了近くになっている場合、長
待ちの程度に応じた次の案内モードを選択し、長待ち案
内モード指令処理を行う(ステップS240、S25
0)。
【0044】(9)ステップS120の判定で、一般待
ち時間グラフィック案内中であった場合、あるいは、ス
テップS210の判定で、長待ちで無かった場合、新た
なかご呼びの追加等により、待ち時間が増加したか否か
を判定する(ステップS130)。
【0045】(10)ステップS130の判定で、新たな
かご呼びの追加等により、待ち時間が増加している場
合、ホールで待っている乗客に対して、待ち時間の増加
による不快感を抱かせないように、停留案内モード処理
を行い、待ち時間が増加しない場合、通常の案内モード
制御を実施し、一般待ち時間グラフィック表示モードを
指令する(ステップS140、S150、S160)。
【0046】(11)前述までの全ての処理が、全台・全
階床の全待ち時間案内表示装置に対して行われたか否か
を判定し、全てに対しての処理が終了していなければス
テップS105からの処理を繰返し、終了していればこ
のフローの処理を終了する(ステップS170)。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ホ
ール呼びが登録されたとき、ホールの待ち時間が長いと
判断されると、ホールの待ち客に対し、いらいら感や不
信感等の不快な感情を抱かせることなく、待ち客にエレ
ベーターのサービス状況をわかりやすく伝えることがで
き、他の移動手段の選択を直ちに判断させる表示を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】個性化入力装置による設定内容の一例を説明す
る図である。
【図3】個性化入力装置により長待ち案内パターンを選
択した場合の表示例を説明する図である。
【図4】号機制御装置または群管理制御装置内における
長待ち判定処理の動作を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
50 エレベーター機械室 501 群管理制御装置 502 運転系ボード 503 知能系ボード 504A〜504C 号機制御装置 20A〜20C 乗りかご 30A〜30C かご呼び釦 601A、601B〜609A、609B ホール呼び
釦 10A〜10C、80A〜80C、90A〜90C ス
ピーカ 12A〜12C、82A〜82C、92A〜92C ホ
ールランタン 11A〜11C、81A〜81C、91A〜91C 案
内表示装置 40 個性化入力装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数階床間をサービスするエレベーター
    装置において、前記エレベーターを制御するエレベータ
    ー制御装置を備え、該エレベーター制御装置は、前記サ
    ービス階床の少なくとも1階床以上のホールに設けられ
    た前記エレベーターの運行状況に関する各種情報を予め
    設定した複数の案内パターンから選択表示する案内表示
    装置と、前記案内表示装置に表示する情報を作成する手
    段と、前記案内表示装置が設置される階床からのホール
    呼びに対するエレベーターの待ち時間に関する状況を検
    出する手段とを有し、前記階床への待ち時間に関する状
    況に応じ、所定の条件で案内パターンを選択指令し、案
    内データを作成し、前記案内表示装置へ送信することを
    特徴とするエレベーター装置。
  2. 【請求項2】 複数階床間をサービスする複数台のエレ
    ベーターを有するエレベーター装置において、前記各エ
    レベーターを制御するエレベーター制御装置と、少なく
    とも前記サービス階床のホール呼びにサービスするエレ
    ベーターを選択する機能を有する群管理制御装置とを備
    え、該群管理制御装置は、前記各エレベーターのサービ
    ス階床の少なくとも1階床以上のホールに設けられた前
    記エレベーターの運行状況に関する各種情報を予め設定
    した複数の案内パターンから選択表示する案内表示装置
    と、前記案内表示装置に表示する情報を作成する手段
    と、前記案内表示装置が設置される階床からのホール呼
    びに対するエレベーターの待ち時間に関する状況を検出
    する手段とを有し、前記階床への待ち時間に関する状況
    に応じ、所定の条件で案内パターンを選択指令し、案内
    データを作成し、前記案内表示装置へ送信することを特
    徴とするエレベーター装置。
  3. 【請求項3】 前記待ち時間に関する状況は、予測待ち
    時間であることを特徴とする請求項1または2記載のエ
    レベーター装置。
  4. 【請求項4】 前記予測待ち時間を、表示するキャラク
    タの種類により報知することを特徴とする請求項3記載
    のエレベーター装置。
  5. 【請求項5】 前記予測待ち時間を、表示するキャラク
    タの流動速度により報知することを特徴とする請求項3
    記載のエレベーター装置。
  6. 【請求項6】 前記予測待ち時間を、表示するキャラク
    タの種類及びその流動速度により報知することを特徴と
    する請求項3記載のエレベーター装置。
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Cited By (3)

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