JPH09278013A - ワーク取り出し装置 - Google Patents

ワーク取り出し装置

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JPH09278013A
JPH09278013A JP8089497A JP8949796A JPH09278013A JP H09278013 A JPH09278013 A JP H09278013A JP 8089497 A JP8089497 A JP 8089497A JP 8949796 A JP8949796 A JP 8949796A JP H09278013 A JPH09278013 A JP H09278013A
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JP
Japan
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work
container
waiting
works
moving member
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JP8089497A
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Inventor
Yosuke Ito
洋介 伊藤
Kiyobumi Hirao
清文 平尾
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Misuzu Erie Co Ltd
Original Assignee
Misuzu Erie Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的壊れ易く、しかも略同じ形状の同じ物
品(ワーク)を多数容器内に収容して所定の個数ずつ取
出すことができるワーク取り出し装置を提供する。 【解決手段】 水槽101内に水を充満させ、この水の
中にワークを入れポンプ102により循環用パイプ10
3を介して水を循環させる。この循環される水の流れる
方向にパイプ材104が配置され、このパイプ材104
が下から上に移動することにより、その先端部の昇降用
器105上に1つのワーク114が載置される。このワ
ークは、パイプ材104が上昇した位置でエアーノズル
113からの空気圧により排出管121の方に排出さ
れ、排出管内の待機位置で待機された後、投入待機位置
に移動される。こうしてストッパ116が上昇すると、
そのワークは排出口より容器112内に投入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的小さな略球
状或は立体状の物品(ワーク)が多数収容された容器か
ら、そのワークを取り出すためのワーク取り出し装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レトルト食品の製造工場などで
は、例えばゆで卵等のように、壊れ易くしかも略同じ形
状のワークを1つずつ袋に収納する際、人手により1つ
ずつ袋に投入していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、その製造工
程が人手に頼るものであり、生産コストを一定以上下げ
ることができず、またその様な袋詰め製品の大量生産の
ネックとなっていた。よって、このようなワークを自動
的に1つずつ取り出して袋などに収納する装置の出現が
望まれていた。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みなされてもの
で、比較的壊れ易く、しかも略同じ形状の同じ物品(ワ
ーク)を多数収容して所定の個数ずつ取出すことができ
るワーク取り出し装置を提供することを目的とする。
【0005】また本発明の目的は、多数収容された例え
ばゆで卵などのような略同じ形状のワークを1つずつ取
出すことができるワーク取り出し装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のワーク取り出し装置は以下の様な構成からな
る。即ち、複数のワークを収容する容器からワークを取
出すワーク取り出し装置であって、少なくとも上端部近
傍部分が中空でかつ前記ワークが通り抜け不可能な水平
断面形状を有し、前記容器内で上昇及び下降して移動す
る移動部材と、前記移動部材が上昇した位置にあるとき
に前記上端部にワークが載置されているか否かを検知す
る検知手段と、前記検知手段によりワークが載置されて
いると検知されると当該ワークを前記容器外に排出する
排出手段とを有する。
【0007】
【実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明の好適
な実施の形態を詳細に説明する。
【0008】図1は、本実施の形態のワーク取り出し装
置の断面構造を示す図である。
【0009】図1において、101は水槽で、ポンプ1
02により循環用パイプ103を介して、その貯留して
いる水が矢印A方向に循環されている。この水槽101
には、図示のように取り出し対象の物品(ワーク)11
4、例えばここではゆで卵が多数収容されている。更
に、この水槽101内は図示のように、取り出し位置方
向(図面の左側方向)に向かって底面が傾斜しており、
水槽101内で下方に向かって流れる水流に沿ってワー
ク114が取り出し位置方向に移動され易くなってい
る。104は昇降用エアーシリンダ106に接続された
中空のパイプ材で、図示のように、エアーシリンダ10
6の駆動により、実線で示された上昇した位置と、一点
鎖線で示された下降した位置との間で移動可能になって
いる。尚、このパイプ材104は、下降している状態で
も循環している水を通すために中空に形成されている。
105は中空の昇降用器で、このパイプ材104の上側
端部に設けられ、パイプ材104が下降した状態から上
昇するときに、その上部にワーク114を1つだけ載置
するように、その昇降用器105の上端部の径がワーク
114の最小径よりも小さく形成されている。尚、エア
ーシリンダ106とパイプ材104とは板材117によ
り接続されており、この板材117には、ワークを排出
するための穴120(図4)が設けられている。一方、
水槽101にも対応する排出扉119及び排出窓118
が設けられている。また本実施の形態では、図4以降で
示すように、このようなワーク取り出し部が3つ(3系
統)設けられている。尚、本実施の形態では、ワークは
水よりも比重が大きいことが望ましい。
【0010】107はパイプ材104が上昇した状態の
時、その昇降用器105の上端部にワーク114が載置
されているかどうかを検知するための光学センサであ
る。このセンサ107によりワーク114が載置されて
いることが検知され、かつ後述する待機部122(図
3)に、前に排出されたワークが残っていないことを検
知すると、排出用ノズル113からエアーが吐出され、
これにより昇降用器105の上部に載置されているワー
ク114が板材117に設けられた排出窓118から排
出管121に排出される。
【0011】108は待機位置122にワーク114が
存在するかどうかを検知するための光学センサ、115
は待機位置122にワークを留めるためのストッパで、
エアーシリンダ109により上下方向に移動するように
駆動される。同じく110は、最終の投入待機位置にワ
ーク114が存在しているかどうかを検知するための光
学センサ、116はその位置でワーク114を止めてお
くためのストッパで、エアーシリンダ111により上下
方向に移動するように駆動される。121は排出管で、
最終的な投入位置方向に向けて傾斜して設けられてお
り、これにより排出窓118から排出されたワークが、
例えばレトルトパウチ袋のような容器112への投入位
置方向に移動するように付勢される。112は排出管1
21から排出されたワーク114を受け取る容器であ
る。
【0012】図2は、パイプ材104が最下端まで下降
している状態を示す側面図で、図1と共通する部分は同
じ番号で示し、その説明を省略する。
【0013】この状態では、排出扉119は閉じられて
おり、パイプ材114の上端部の昇降用器105の上に
は複数のワーク114が位置している。この状態で水槽
101内の水はワーク114を昇降用器105側に移動
させるように循環されており、これにより、ワークの残
数が少なくなった場合でも、残存しているワークを確実
に昇降用器105側に移動させることができる。
【0014】この状態からパイプ材104を上昇させた
場合を図3に示す。
【0015】ここで前述したように、昇降用器105の
先端部分の径は最大形状のワーク114の径よりも小さ
くなっているため、パイプ材104が上昇した状態で
は、その昇降用器105の先端にはワーク114が複数
載置されず1つだけ載置されている。この載置されてい
るワーク114がセンサ107により検知され、かつそ
の待機位置122に前に排出されたワークが留まってい
ない場合には、排出窓118の排出扉119が開かれた
状態となり、この状態でエアーノズル113によりエア
ーが吹き掛けられると、その載置されていたワーク11
4が排出窓118を通して排出管121に排出され、ス
トッパ115により待機位置122に留められる。
【0016】図4は、図2のB−Bの矢視図である。
【0017】図4から明らかなように、この実施の形態
のワーク取り出し装置は、3つの取り出し系統(後述す
るA〜C系統)を有し、各系統に対応する部分の共通番
号にa〜cの符号を付して示す。これら3つの系統を構
成するためのエアーシリンダ106a〜106cとパイ
プ材104a〜104cとを備えており、また105a
〜105cのそれぞれは、各パイプ材に設けられた昇降
用器である。更に水槽101は、各パイプ材の昇降用器
に載置されたワークを排出するための排出窓118a〜
118cと、それぞれ図示しない排出扉119a〜11
9cを備えている。
【0018】図5は図1の装置の上面図である。
【0019】図5において、103a〜103cのそれ
ぞれは、水を循環させるための循環用パイプ、113a
〜113cのそれぞれは、各パイプ材の昇降用器に載置
されているワークを各排出窓を通して排出するための排
出用エアーノズルである。108a〜108cのそれぞ
れは、各排出窓から排出されたワークが待機位置にある
かどうかを検知するためのセンサである。115a〜1
15cのそれぞれは各待機位置にワークを留めるための
ストッパ、109a〜109cのそれぞれは、対応する
ストッパを上下方向に移動するためのエアーシリンダで
ある。こうして各待機位置のいずれかから送られてきた
ワークが、センサ110で検知できる投入待機位置に送
られ、ストッパ116が開けられることにより投入口か
ら容器112に投入される。122a〜122cは、そ
れぞれ各排出窓から排出されたワークが待機する待機位
置を示している。
【0020】図6は、図3のC−C矢視図で、待機位置
122a〜122cのいずれにもワークが存在しておら
ず、昇降用器105a〜105cのそれぞれの上端にワ
ーク114が載置されて上昇された状態を示している。
この状態では各昇降用器105a〜105cからワーク
の待機位置122a〜122cにワークを排出すること
が可能であるため、排出扉119a〜119cの全てが
開放されている。
【0021】図7は、本実施の形態のワーク取り出し装
置の構成を示すブロック図で、前述の図面と同様に、共
通する部分は同じ番号で示している。
【0022】図において、701は装置全体の動作を制
御する制御部で、マイクロコンピュータ等のCPU72
0、CPU720の制御プログラムや各種データを記憶
しているROM721及びCPU720による制御処理
の実行時、各種データを一時的に記憶するためのワーク
エリアとして使用されるRAM722等を備えている。
702は、水槽101内の水を循環させるためのポンプ
102を回転駆動するためのドライバを示している。7
03〜709のそれぞれは、制御部701の指示によ
り、対応するエアーシリンダを駆動するためのドライバ
である。エアーシリンダ106a〜106cのそれぞれ
は、各パイプ材を昇降させるためのエアーシリンダを示
し、109a〜109cのそれぞれはストッパ115a
〜115cのそれぞれを上下させるためのエアーシリン
ダである。エアーシリンダ111は、最終的に容器11
2に排出されるワーク114を保持、或は投入させるた
めにストッパ116を上下させるためのエアーシリンダ
である。
【0023】710は、排出用ノズル113a〜113
cのそれぞれを駆動して、対応する排出窓からワークを
排出管に排出させるためのドライバである。またドライ
バ711は、制御部701からの信号により、それぞれ
対応する排出扉119a〜119cを開閉させている。
712は操作部で、オペレータにより操作され、動作の
開始や停止等を指示するためのスイッチや、オペレータ
へのエラーや警告メッセージなどを表示するための表示
器等を備えている。
【0024】図8及び図9は本実施の形態のワーク取り
出し装置の制御部701における処理を示すフローチャ
ートで、この処理を実行する制御プログラムはROM7
21に記憶されており、このプログラムはCPU720
の制御の下に実行される。尚、この処理が実行される前
は、水槽101内に水が入れられ、その水槽101内に
取り出し対象のワーク(この例ではゆで卵)が入れられ
ているものとする。
【0025】まずステップS1でポンプ102の作動が
開始され、循環用パイプ103を介して水槽101内の
水が循環される。尚、このポンプ102は制御部701
の制御によらず、例えばオペレータによる手動操作で処
理の開始時にモータ102の電源が投入されることによ
りポンプ102の駆動が開始され、この装置の動作中は
常時駆動されているようにされても良い。次にステップ
S2に進み、ドライバ703〜705によりエアーシリ
ンダ106a〜106cを駆動し、パイプ材104a〜
104cを図2のように最も下部の位置まで移動させ
る。そしてステップS3に進み、ドライバ711を介し
て排出用扉119a〜119cを閉じ、ドライバ706
〜708を駆動してエアーシリンダ109a〜109c
を駆動してストッパ115を閉じ、更にドライバ709
によりエアーシリンダ111を駆動してストッパ116
を閉じる。
【0026】こうしてステップS4〜S6で、それぞれ
3組の排出系統処理が起動される。この処理は図9のフ
ローチャートを参照して詳しく後述する。
【0027】こうして各系統の処理が実行されるステッ
プS7に進み、投入待機位置にワークが存在し、容器1
12へのワークの投入が可能かどうかをみる。投入が可
能であればステップS8に進み、エアーシリンダ111
を駆動して投入用ストッパ116で止められている投入
待機位置121にあるワークを投入すべく、ストッパ1
16を上昇させる。これによりワークが投入口より容器
112に投入され、センサ110によりワークが検出さ
れなくなるとステップS9で投入が完了したものとして
ステップS10に進み、投入用ストッパ116を下降さ
せて投入口を閉じる。そしてステップS11に進み、各
系統の待機位置(122a〜122c)のいずれかにワ
ークが存在しているかどうかを調べ、存在していなけれ
ばステップS3以降に戻り、各系統の処理を実行する。
また何れかの待機位置にワークが存在しているときはス
テップS4〜S6の後述するステップに戻り、その待機
位置にあるワークを投入待機位置に移動させるための処
理を実行する。
【0028】尚、ステップS4〜S6の処理は、マルチ
タスク処理等により並行して実行され、待機位置122
にワークが存在しない系統があれば、その系統を駆動し
てワークを水槽101内から取出すS4〜S6の何れか
の処理を優先的に実行させるようにしても良い。
【0029】図9は、ステップS4〜S6の各処理に相
当する処理の流れを示すフローチャートで、ここではA
系統の場合で説明するが、他の系統の処理においても基
本的に同様であるのでそれらの説明は省略する。
【0030】まずステップS21で、エアーシリンダ1
06aを駆動して、パイプ材104aをその下降してい
る位置から図3に示す位置まで上昇させる。そしてステ
ップS22で、その昇降用器105aの先端にワークが
載置されているかを、センサ107aからの信号により
判断する。ワークが載置されていればステップS24に
進むが、そうでないときはステップS23に進み、再
度、エアーシリンダ106aを駆動してパイプ材104
aをその上昇している位置から図2に示す下降した位置
まで移動する。そして再度、ステップS21に進み、パ
イプ材104aを上昇させて、ワークが載置されている
かをみる。
【0031】なお、ここで所定回数ステップS23,S
21の処理を繰返してもワークが検出できないときは、
水槽101内にワークがないものとして処理を終了させ
るか、或は操作部712にエラー表示等を行うようにし
ても良い。
【0032】こうしてワークが検出されるとステップS
24に進み、待機位置122aに待機中のワークがある
かどうかをみる。これはセンサ108aよりの信号によ
り判断できる。待機中のワークがあるときは、そのワー
クが投入待機位置まで移動されるまで待機し、待機中の
ワークがなければステップS25に進み、ドライバ71
1により排出用扉119aを開く。そしてステップS2
6で、排出用ノズル113aからエアーを吐出し、その
昇降用器105aに載置されているワークを排出窓11
8aを通して待機位置122aに排出する。
【0033】次にステップS27に進み、投入待機位置
にワークが存在するかを調べ、存在するときは、そのワ
ークがなくなるのを待つ。尚、このワークの有無検知は
センサ110からの信号により検出できる。こうして投
入待機位置にワークがないときはステップS28に進
み、他の系統で待機中のワークの中で最も先に待機位置
122aに到達したワークかどうかを判断する。そうで
なければより先に他の待機位置122b,122cに到
達していた他のワークが投入位置に排出されるのを待
ち、条件が満足されるとステップS29に進み、エアー
シリンダ109aを駆動してストッパ115aを上昇さ
せ、待機中のワークを投入待機位置に移動させる。ステ
ップS30では、センサ108aにより待機位置122
aでワークが検出されなくなるとステップS31に進
み、エアーシリンダ109aを駆動してストッパ115
aを下降させる。
【0034】図10は、ワーク114の状態の遷移を示
すフローチャートである。
【0035】まずステップS41で、水槽101内に供
給され、ポンプ102により水槽101内を循環する水
により取り出し位置方向に移動するように付勢される。
こうしてパイプ104が上昇し、その先端の昇降用器1
05に載置された状態でセンサ107で検知される位置
まで上昇される(ステップS42)。そしてステップS
43で、その上昇した位置で、待機位置122に既にワ
ークがあるなどの理由で待機され(ステップS43)、
その待機している前のワークが排出されると、排出扉1
19が開かれ、排出窓118を通して、その待機位置1
22に排出される(ステップS44)。そしてステップ
S45で、その待機位置122で待機し、投入されるタ
イミングになるとストッパ115が上昇して、次の投入
待機位置に移動される(ステップS46)。そして、そ
の投入待機位置で待機した後、ステップS48でストッ
パ116が上昇して投入位置より排出され、ステップS
49で容器112に投入される。
【0036】尚、本実施の形態では、ワークは例えば、
うずらやニワトリ等のゆで卵の場合で説明したが、本発
明のワークはこれに限定されるものでなく、例えば卵そ
のものでも良く、野菜や果物等、またはパックされた食
品等であっても良い。
【0037】また上記実施の形態では、水槽101内に
水を充満させ、その水を循環させるようにしたが、本発
明はこれに限定されるものでなく、ワークの種類によっ
てはこのような水を使用しなくても良く、また或は水の
代わりに他の液体を用いることも可能である。但し、こ
の場合、液体の比重はワークの比重よりも小さいことが
望ましい。
【0038】またパイプ材104は、少なくともワーク
と接する最上部近傍が中空であれば良く、2つの部材を
つなげて形成したり、中空でない部材を加工して形成し
ても良い。更に、上端近傍の断面形状の条件さえ満足す
れば、パイプ材104の水平断面が均一である必要もな
い。
【0039】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、壊れ易いワークであっても、そのワークを痛めるこ
と無く、確実に1つずつ取出すことができる。
【0040】また、ワークに対して力を加えることな
く、上限方向に移動するパイプ材の先端にワークを載置
して取り出すので、柔らかいワークにも対処できる。
【0041】また水を循環させて、その水の流れにより
ワークを取り出し方向に移動させるので、ワークの残り
数が少なくなった場合でも、確実にワークを取出すこと
ができる。
【0042】更に、ワークより比重の小さな液体を用い
ることにより、取り出し待ちのワークが空気に接するこ
とがないため、酸化によるワークの変質などを防ぐこと
が可能である上、例えばワークが食品の場合、その液体
によりワークの味付けをしながら取り出しができるとい
う利点もある。
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、比
較的壊れ易く、しかも略同じ形状の同じ物品(ワーク)
を多数収容して所定の個数ずつ取出すことができるとい
う効果がある。
【0043】また本発明によれば、多数収容された例え
ばゆで卵などのような略同じ形状のワークを1つずつ取
出すことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のワーク取り出し装置の断面構造
を示す図である。
【図2】本実施の形態のワーク取り出し装置において、
昇降用器を降下させた状態を示す側断面図である。
【図3】本実施の形態のワーク取り出し装置において、
昇降用器を上昇させた状態を示す側断面図である。
【図4】本実施の形態のワーク取り出し装置の図2のB
−Bの矢視図である。
【図5】本実施の形態のワーク取り出し装置の上面図で
ある。
【図6】本実施の形態のワーク取り出し装置の図3のC
−Cの矢視図である。
【図7】本実施の形態のワーク取り出し装置の構成を示
すブロック図である。
【図8】本実施の形態のワーク取り出し装置の制御部の
処理を示すフローチャートである。
【図9】本実施の形態のワーク取り出し装置の制御部の
処理の内、A系統の処理を示すフローチャートである。
【図10】本実施の形態のワーク取り出し装置により取
り出されるワークの状態の遷移を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
101 水槽 102 ポンプ 103,103a〜103c 循環用パイプ 104,104a〜104c パイプ材 105,105a〜105c 昇降用器 106,106a〜106c エアーシリンダ(パイプ
材104用) 107,107a〜107c,108,108a〜10
8c,110 センサ 109,109a〜109c エアーシリンダ(ストッ
パ115用) 111 エアーシリンダ(ストッパ116用) 113,113a〜113c 排出用ノズル 115,115a〜115c,116 ストッパ 117 板材 118,118a〜118c 排出窓 119,119a〜119c 排出扉 121 排出管 122,122a〜122c 待機位置 114 ワーク(ゆで卵) 701 制御部 701 制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワークを収容する容器からワーク
    を取出すワーク取り出し装置であって、 少なくとも上端部近傍部分が中空でかつ前記ワークが通
    り抜け不可能な水平断面形状を有し、前記容器内で上昇
    及び下降して移動する移動部材と、 前記移動部材が上昇した位置にあるときに前記上端部に
    ワークが載置されているか否かを検知する検知手段と、 前記検知手段によりワークが載置されていると検知され
    ると当該ワークを前記容器外に排出する排出手段と、を
    有することを特徴とするワーク取り出し装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のワーク取り出し装置で
    あって、前記容器内には前記ワークよりも比重の小さい
    液体が収容されており、前記ワークを前記移動部材方向
    に移動させるために前記液体を前記移動部材方向に循環
    させる循環手段を更に有することを特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のワーク取り出し
    装置であって、前記排出手段は空気圧により前記移動部
    材が上昇した位置で前記上端部から前記ワークを容器外
    に排出することを特徴とする。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    ワーク取り出し装置であって、前記排出手段により前記
    容器から排出されたワークを待機位置で待機させる待機
    手段を更に有することを特徴とする。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のワーク取り出し装置で
    あって、前記待機手段で待機されたワークを受取って更
    に待機させ、当該ワークを収容対象物に投入する手段を
    更に有することを特徴とする。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    ワーク取り出し装置であって、前記容器の底面は前記ワ
    ークを前記移動部材の方向に移動させるように傾斜して
    いることを特徴とする。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のワーク取り出し装置で
    あって、前記移動部材、前記検知手段及び前記排出手段
    が複数組設けられていることを特徴とする。
JP8089497A 1996-04-11 1996-04-11 ワーク取り出し装置 Withdrawn JPH09278013A (ja)

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JP8089497A JPH09278013A (ja) 1996-04-11 1996-04-11 ワーク取り出し装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101035981B1 (ko) * 2008-12-05 2011-05-23 (주)리드 프레임 공급 유닛 및 그것을 갖는 태양 전지 모듈 제조를 위한 프레이머 시스템
US7960183B2 (en) 2005-08-30 2011-06-14 Seiko Epson Corporation Biochip manufacturing method and biochip manufacturing device
CN102400905A (zh) * 2010-09-15 2012-04-04 上海三电贝洱汽车空调有限公司 滑履提取装置及提取方法
CN113879582A (zh) * 2021-10-25 2022-01-04 权星智控系统工程(上海)股份有限公司 一种用于带输液管的喷头装箱工作站及喷头装箱方法

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