JPH0927755A - Fmラジオ受信機 - Google Patents

Fmラジオ受信機

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Publication number
JPH0927755A
JPH0927755A JP17518895A JP17518895A JPH0927755A JP H0927755 A JPH0927755 A JP H0927755A JP 17518895 A JP17518895 A JP 17518895A JP 17518895 A JP17518895 A JP 17518895A JP H0927755 A JPH0927755 A JP H0927755A
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JP
Japan
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circuit
muting
signal
output signal
electric field
Prior art date
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Pending
Application number
JP17518895A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Kobayashi
啓二 小林
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】弱電界ミュートと隣接妨害に応じたミュートを
独立して行わせる。 【構成】IF増幅回路14の出力信号に応じて受信電界
強度が電界強度検出回路19で検出され、検出された電
界強度が所定強度より弱くなると、第1ミューティング
信号が発生する。また、FM検波回路15の出力信号を
平滑回路22で平滑し、平滑回路22の出力信号レベル
が所定レベルの範囲外にあるとウィンドコンパレータで
検出されると、第2ミューティング信号が発生する。前
記第1及び第2ミューティング信号に応じて、ミューテ
ィング回路16はFM検波回路15の出力信号をミュー
ティングし、第1及び第2ミューティング信号によりそ
れぞれ最大ミュート量が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミューティング機能を
有するFMラジオ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図2の如き、弱電界時にミュ
ーティングが行われるとともに、妨害局が隣接するとミ
ューティングが行われるFMラジオ受信機が知られてい
る。図2において、受信RF信号は、周波数変換回路
(1)でIF信号に変換された後、IF増幅回路(2)
で増幅される。IF増幅回路(2)の出力信号は、FM
検波回路(3)でFM検波され、その検波出力信号はミ
ューティング回路(4)を介して低周波増幅回路(5)
に印加される。低周波増幅回路(5)で増幅されること
によって得られるその出力信号はスピーカ(6)を駆動
する。
【0003】また、従来、IF増幅回路(2)の出力信
号に応じて、受信電界強度が電界強度検出回路(7)で
検出される。電界強度検出回路(7)からは、電界強度
の強さに比例したレベルを有する出力信号が発生する。
そして、第1ミューティング信号発生回路(8)におい
て、前記電界強度検出回路(7)の出力信号が所定レベ
ルV1より低くなると、前記出力信号に応じて第1ミュ
ーティング信号が発生する。また、FM検波回路(3)
の出力信号は平滑回路(9)で平滑された後、第2ミュ
ーティング信号発生回路(10)に印加される。第2ミ
ューティング信号発生回路(10)において、平滑回路
(9)の出力信号は所定レベルV2及びV3(V2>V
3)と比較され、前記出力信号がV2より大きいときく
又はV3より小さいとき第2ミューティング信号が発生
する。さらに、IF増幅回路(2)の出力信号はホール
検波回路(11)でホール検波され、IF増幅回路
(2)の出力信号が所定レベルV4より小さくなると、
第3ミューティング信号が発生する。
【0004】そして、接続点(a)において、第1乃至
第3ミューティング信号は加算された後、最大値検出回
路(12)を介してミューティング回路(4)に印加さ
れる。ミューティング回路(4)は加算ミューティング
信号に応じて検波出力信号をミューティングする。よっ
て、弱電界になると、第1ミューティング信号及び第3
ミューティング信号が発生し、いわゆる弱電界ノイズを
抑圧する。また、隣接妨害が発生すると、第2ミューテ
ィング信号が発生し、妨害局を抑圧する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、隣接妨害の
発生時に行われるミューティングは、隣接妨害が存在す
るとき、完全なミューティングが行われるようにし、ま
た、隣接妨害がないとき、ミューティング動作を行わな
いようにするものである。しかしながら、ミューティン
グ回路(4)に印加されるミューティング信号は、第1
乃至第3ミューティング信号を加算して得られるものな
ので、第2ミューティング信号のみによる十分な最大ミ
ュート量が得られず、隣接妨害で悪影響を受けた音声が
スピーカ(6)から発するという問題が生じていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
み成されたものであり、RF信号をIF信号に周波数変
換する周波数変換回路と、前記IF信号をFM検波する
FM検波回路とを有するラジオ受信機において、前記I
F信号に応じて、受信電界強度を検出する電界強度検出
回路と、前記電界強度が所定レベル以下をなったことを
検出して、第1ミューティング信号を発生する第1ミュ
ーティング信号発生回路と、前記第1ミューティング信
号の最大レベルを設定する第1最大レベル設定回路と、
前記検波回路の出力信号を平滑する平滑回路と、該平滑
回路の出力信号レベルが所定レベル範囲外になったこと
を検出して第2ミューティング信号を発生する第2ミュ
ーティング信号発生回路と、前記第2ミューティング信
号の最大レベルを設定する第2最大レベル設定回路と、
前記第1及び第2最大レベル設定回路の出力信号に応じ
て、前記FM検波回路の出力信号をミューティングする
ミューティング回路とを備えることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に依れば、IF増幅回路の出力信号に応
じて受信電界強度が検出され、検出された電界強度が所
定強度より弱くなると、第1ミューティング信号が発生
する。また、FM検波回路の出力信号を平滑し、平滑回
路の出力信号レベルが所定レベルの範囲外にあると検出
されると、第2ミューティング信号が発生する。第1及
び第2ミューティング信号はそれぞれ第1及び第2最大
レベル設定回路で最大レベルを設定する。そして、最大
値を制限した第1及び第2ミューティング信号に応じ
て、ミューティング回路はFM検波回路の出力信号をミ
ューティングし、第1及び第2ミューティング信号によ
り独立にミュート量が得られる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す図であり、
(13)はRF信号をIF信号に変換する周波数変換回
路、(14)は前記IF信号を増幅するIF増幅回路、
(15)はIF増幅回路(14)の出力信号をFM検波
するFM検波回路、(16)はFM検波回路(15)の
出力信号にミューティングを行うミューティング回路、
(17)はミューティング回路(16)の出力信号を低
周波増幅する低周波増幅回路、(18)は低周波増幅回
路(17)の出力信号によって駆動されるスピーカ、
(19)はIF増幅回路(14)の他の出力信号に応じ
て電界強度を検出する電界強度検出回路、(20)は電
界強度検出回路(20)の出力信号を反転し、第1ミュ
ーティング信号発生回路となる反転回路、(21)は反
転回路(20)の出力信号レベルの最大レベルを設定す
る第1最大値設定回路、(22)はFM検波回路(1
5)の出力信号を平滑する平滑回路、(23)は平滑回
路(21)の出力信号と第1及び第2基準値と比較し、
第2ミューティング信号発生回路となるウィンドコンパ
レータ、(24)はウィンドコンパレータ(21)の出
力信号レベルの最大レベルを設定する第2最大値設定回
路、(25)はIF増幅回路(14)の出力信号をホー
ル検波するホール検波回路である。
【0009】図1において、受信RF信号は、周波数変
換回路(13)で、例えば、中心周波数が10.7MH
zであるIF信号に変換された後、IF増幅回路(1
4)で増幅される。IF増幅回路(14)の出力信号
は、クォドラチャ型のFM検波回路(15)でFM検波
され、その検波出力信号はミューティング回路(16)
に印加される。さらに、ミューティング回路(16)の
出力信号は低周波増幅回路(17)に印加され、低周波
増幅される。低周波増幅回路(17)の出力信号はスピ
ーカ(18)を駆動する。
【0010】また、電界強度検出回路(19)におい
て、IF増幅回路(15)の出力信号のレベルが検出さ
れる。その為、電界強度検出回路(19)からレベルが
電界強度の強さに比例する出力信号が発生する。電界強
度検出回路(20)の出力信号は反転回路(20)で反
転され、反転された結果図3(イ)に示す如き第1ミュ
ーティング信号が発生する。また、IF増幅回路(1
4)の出力信号はホール検波回路(25)でホール検波
され、IF増幅回路(14)の出力信号レベルが所定レ
ベル以下の場合に、第3ミューティング信号がホール検
波回路(25)から発生する。第3ミューティング信号
は時間に対して図3(ロ)に示す如くなる。即ち、IF
増幅回路(14)の出力信号はノイズによる影響を受け
ると、そのレベルが低下するので、IF増幅回路(1
4)の出力信号レベルを検出することによりノイズによ
る悪影響を検出できる。第1及び第3ミューティング信
号は接続点(b)で加算された後、第1最大値設定回路
(21)に印加される。第1最大値設定回路(21)に
おいて、第1及び第3ミューティング信号の加算信号レ
ベルが第1最大値設定回路(21)で設定された第1最
大値より高いと、前記加算信号レベルを前記第1最大値
に制限する。第1最大値設定回路(21)の出力信号は
ミューティング回路(16)に印加され、ミューティン
グ回路(16)は前記出力信号に応じてFM検波出力信
号をミューティングする。尚、前記第1最大値は、ミュ
ーティング回路(16)の所望の最大ミュート量が得ら
れるように設定されている。
【0011】さらに、FM検波回路(15)の出力信号
は平滑回路(22)で平滑された後、ウィンドコンパレ
ータ(23)に印加される。ウィンドコンパレータ(2
3)において、平滑回路(9)の出力信号は所定範囲を
設定するレベルと比較され、前記所定範囲外の時ウィン
ドコンパレータ(23)から第2ミューティング信号が
発生し、前記第2ミューティング信号は第2最大値設定
回路(24)に印加される。第2最大値設定回路(2
4)において、第2ミューティング信号のレベルが第2
最大値設定回路(24)で設定された第2最大値より高
いと、前記第2ミューティング信号のレベルを前記第2
最大値に制限する。第2最大値設定回路(24)の出力
信号はミューティング回路(16)に印加され、ミュー
ティング回路(16)は第2最大値設定回路(24)の
出力信号に応じてFM検波出力信号をミューティングす
る。尚、前記第2最大値は、ミューティング回路(1
6)の所望の最大ミュート量が得られるように設定され
ている。また、ミューティング回路(16)は、第1及
び第2最大値設定回路(21)及び(24)の出力信号
のそれぞれに応じて、最大ミュート量をとれるように構
成され、その為、隣接妨害が発生しても、妨害による悪
影響を確実に除くことができる。
【0012】ここで、第1及び第2最大値設定回路(2
1)及び(24)は、従来からよく知られるリミッタ回
路で構成することができ、ミューティング信号のレベル
をリミッタレベルより高くならないようにリミットす
る。その為、リミッタレベルを変更すれば、ミューティ
ング信号の最大レベルが変更され、さらには、最大ミュ
ート量が変更される。よって、仕向地やセットに応じて
最大ミュート量が異なるので、第1及び第2最大値設定
回路(21)及び(24)のリミッタレベルを調整する
だけで、仕向地やセットに応じたミューティング回路
(16)の最大ミュート量を簡単に変更できる。
【0013】図4は、図1のミューティング回路(1
6)の具体回路例を示す図であり、(26)はトランジ
スタ(26a)及び(26b)が差動接続して成る第1
差動対、(27)はトランジスタ(27a)及び(27
b)が差動接続して成る第2差動対、(28a)及び
(28b)は入力信号に応じて第1及び第2差動対(2
6)及び(27)の動作電流をそれぞれ発生する電流源
トランジスタ、(29)はトランジスタ(26a)のコ
レクタ電流を反転する電流ミラー回路、(30)はトラ
ンジスタ(26a)及び(27b)のベース電圧を制御
するための制御トランジスタ、(31)及び(32)は
ベースに第1及び第2ミューティング信号がそれぞれ印
加されるトランジスタである。
【0014】図4において、トランジスタ(31)及び
(32)のベースに第1及び第2ミューティング信号が
印加されていないとき、制御トランジスタ(30)はオ
フしており、トランジスタ(26a)及び(27b)の
ベースにバイアス電圧が印加される。第1及び第2差動
対(26)及び(27)において、トランジスタ(26
b)及び(27a)にバイアス電圧が印加されているの
で、トランジスタ(26a)、(26b)、(27a)
及び(27b)はすべてオンしている。また、前段のF
M検波回路(15)の出力信号は入力信号として電流源
トランジスタ(28a)及び(28b)のベースに供給
され、トランジスタ(28a)及び(28b)のコレク
タ電流は第1及び第2差動対(26)及び(27)に供
給される。トランジスタ(28a)のコレクタ電流はト
ランジスタ(26a)及び(26b)に等しく分流さ
れ、また、トランジスタ(28b)のコレクタ電流はト
ランジスタ(27a)及び(27b)に等しく分流され
る。トランジスタ(26a)のコレクタ電流は電流ミラ
ー回路(29)で反転され、電流ミラー回路(29)の
出力電流とトランジスタ(27b)のコレクタ電流との
差電流が出力端子(33)から発生する。トランジスタ
(28a)及び(28b)のコレクタ電流は同一である
ので、出力端子(33)からの出力信号は入力信号に応
じた信号となる。
【0015】また、第1ミューティング信号がトランジ
スタ(31)のベースに印加されると、トランジスタ
(31)はオフし、制御トランジスタ(30)はオンす
る。トランジスタ(26a)及び(27b)のベース電
圧は低下するので、トランジスタ(26a)及び(27
b)のコレクタ電流が低下すると共に、トランジスタ
(26b)及び(27a)のコレクタ電流は増大する。
よって、出力端子(33)の出力電流は小さくなる。さ
らに、制御トランジスタ(30)の作用により、トラン
ジスタ(26a)及び(27b)がオフし、トランジス
タ(26b)及び(27a)がオンすると、出力端子
(33)から出力信号は発生せず、ミューティングが達
成される。
【0016】また、第2ミューティング信号がトランジ
スタ(32)のベースに印加されると、トランジスタ
(31)がオフし、そして、第1ミューティング信号が
印加されたときと同様、制御トランジスタ(30)がオ
ンする。制御トランジスタ(33)の作用により、トラ
ンジスタ(26a)及び(27b)のコレクタ電流が減
少し、ミューティングが達成される。
【0017】よって、制御トランジスタ(30)におい
て、第1及び第2ミューティング信号に生成されるその
ベース電圧のうち、レベルの高い電圧に応じて制御トラ
ンジスタ(33)が動作するので、第1及び第2ミュー
ティング信号により独立にミューティング量が設定され
る。
【0018】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に依れば、ミュ
ーティング回路のミュート量は電界強度または検波回路
の出力信号に応じてそれぞれ独立に設定されるので、弱
電界時には弱電界ノイズを効果的に除去することがで
き、隣接妨害発生時にも隣接妨害を効果的に除去するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【図3】本発明の動作を説明するための特性図である。
【図4】本発明の要部を示す回路図である。
【符号の説明】
13 周波数変換回路 14 IF増幅回路 15 FM検波回路 16 ミューティング回路 17 低周波増幅回路 18 スピーカ 19 電界強度検出回路 20 反転回路 21 第1最大値設定回路 22 平滑回路 23 ウィンドコンパレータ 24 第2最大値設定回路 25 ホール検波回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】RF信号をIF信号に周波数変換する周波
    数変換回路と、前記IF信号をFM検波するFM検波回
    路とを有するラジオ受信機において、 前記IF信号に応じて、受信電界強度を検出する電界強
    度検出回路と、 前記電界強度が所定レベル以下をなったことを検出し
    て、第1ミューティング信号を発生する第1ミューティ
    ング信号発生回路と、 前記第1ミューティング信号の最大レベルを設定する第
    1最大レベル設定回路と、 前記検波回路の出力信号を平滑する平滑回路と、 該平滑回路の出力信号レベルが所定レベル範囲外になっ
    たことを検出して第2ミューティング信号を発生する第
    2ミューティング信号発生回路と、 前記第2ミューティング信号の最大レベルを設定する第
    2最大レベル設定回路と、 前記第1及び第2最大レベル設定回路の出力信号に応じ
    て、前記FM検波回路の出力信号をミューティングする
    ミューティング回路とを備えることを特徴とするFMラ
    ジオ受信機。
JP17518895A 1995-07-11 1995-07-11 Fmラジオ受信機 Pending JPH0927755A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009278278A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Sanyo Electric Co Ltd 信号処理装置、受信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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