JPH0629888A - ダイバーシティ受信機 - Google Patents

ダイバーシティ受信機

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Publication number
JPH0629888A
JPH0629888A JP4205973A JP20597392A JPH0629888A JP H0629888 A JPH0629888 A JP H0629888A JP 4205973 A JP4205973 A JP 4205973A JP 20597392 A JP20597392 A JP 20597392A JP H0629888 A JPH0629888 A JP H0629888A
Authority
JP
Japan
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antenna
electric field
circuit
voltage
resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP4205973A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Okuma
智明 大熊
Kazuaki Sato
和明 佐藤
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0629888A publication Critical patent/JPH0629888A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信局のアンテナ入力レベルに応じて強電界
下のアンテナ切換えを行なうことにより強電界での妨害
耐性の向上とダイバーシティ受信エリアの拡大を実現し
得る、ダイバーシティ受信機の提供。 【構成】 ダイバーシティ受信機はサブアンテナ2、メ
インアンテナ3、アンテナ切換え回路4、広帯域AGC
回路を含む高周波増幅回路5、AGC電圧を入力し妨害
電波電界強度を検出する第1の検出回路6、IF増幅回
路12からのSメータ電圧を入力し受信局の電界強度を
検出する第2の検出回路及び検出回路6及び7で得た値
によりアンテナ切換え回路4の切換えを制御するアンテ
ナ切換え制御回路9を有している。そして、コンパレー
タ61,62の動作点は抵抗R1と可変抵抗R2の比率
及び抵抗R3と可変抵抗R4の比率で簡単に設定できる
ように構成されており、コンパレータ61の出力とコン
パレータ62の出力に基づきフリップフロップ93が動
作しアンテナの切換えを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイバーシティ受信機
に関する。
【0002】
【従来の技術】強電界において、アンテナ利得による妨
害を受けやすいアンテナと妨害を受けにくいアンテナが
ある。一般的には、利得の良いアンテナはポールアンテ
ナ(メインアンテナ)であるが高利得であるために妨害
を受けやすい。また、利得の悪いアンテナはガラスアン
テナ(サブアンテナ)であるが妨害を受けにくい。そこ
で、従来のダイバーシティ受信機にあっては、強電界下
では受信アンテナを妨害の受けにくいサブアンテナに固
定している。
【0003】図6は、従来例としてのダイバーシティ受
信機1’の構成を示すブロック図であり、サブアンテナ
2、メインアンテナ3、アンテナ切換え回路4、広帯域
(RF)AGC回路を含む高周波増幅回路5、高周波増
幅回路5からのAGC電圧を入力し妨害電波電界強度を
検出する検出回路6、検出回路6で得た値によりアンテ
ナ切換え回路4の切換えを制御するアンテナ切換え制御
回路としてのフリップフロップ9’、高周波増幅回路5
の出力信号と発信回路からの信号を乗算し中間周波数を
得るミキサー10、発信回路11、ミキサー10からの
中間周波数を増幅するIF増幅回路12、マルチプレク
サ13、アンプ14、及びスピーカ15が示されてい
る。
【0004】また、サブアンテナ2の切換え動作は、強
電界で受信機の広帯域(RF)AGC電圧の検出結果に
基づく。なお、広帯域(RF)AGC電圧は高周波増幅
段における電圧を増幅、検波、整流、反転させDC電圧
を得る回路であり、通常、受信電界に反比例した電圧で
あり、この電圧を用いてRF段のゲインをコントロール
する回路が広帯域(RF)AGC回路である。
【0005】図7は、図6のアンテナ切換え回路4、検
出回路6、アンテナ切換え制御回路9’の構成例を示し
ており、高周波増幅回路5からのAGC電圧aはコンパ
レータ61の負入力に入力し、抵抗R1と可変抵抗R2
の分割比(R1/R2)により得られる電圧V1がコン
パレータ61の正入力に入力する。従って、AGC電圧
aが電圧値V1より大きいとき、フリップフロップ9’
のCDに“H”を入力し、フリップフロップ9’のバー
Qから図8Bに示す電圧が出力され、メインアンテナ3
からサブアンテナ2に切換えられる。言い替えれば、従
来方式では抵抗R1と可変抵抗R2の比により動作点が
決められ、AGC電圧が所定値(抵抗R1と可変抵抗R
2により定められる電圧値V1)以上であれば、所望の
受信局による電界強度とは無関係にサブアンテナ2に固
定される。
【0006】図8Aはアンテナ入力電界値と抵抗R1と
可変抵抗R2により定められる電圧値V1及び広帯域A
GC電圧との関係を示す図であり、広帯域AGC電圧が
電圧値V1でKというアンテナ入力電界値に対応するこ
とを示し、図8Bにおいて、その電界値Kによりコンパ
レータ9’の出力電圧が切換わることを示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、強電界
時にサブアンテナに固定したままでは、スキップノイズ
やマルチパスノイズの低減ができないという問題点があ
る。また、サブアンテナに固定された状態で受信局の電
界強度が弱い場合、利得の少ない(サブ)アンテナに固
定しているため、より感度の劣化した受信状態となり受
信性能を損なうという欠点があった。
【0008】本発明は、上記問題点及び欠点に鑑みてな
されたものであり、ダイバーシティ受信機において受信
局のアンテナ入力レベルに応じて強電界下のアンテナ切
換えを行なうことにより強電界での妨害耐性の向上とダ
イバーシティ受信エリアの拡大を実現し得る、ダイバー
シティ受信機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のダイバーシティ受信機は、第1の利得を有
する第1のアンテナと、第1の利得より大きい第2の利
得を有する第2のアンテナと、を備えたダイバーシティ
受信機において、第1のアンテナにより受信された所望
電波以外の電波による電界強度が第1の所定値以上であ
ることを検出して第1の検出信号を発生する第1の検出
回路と、第1のアンテナにより受信された所望電波によ
る電界強度が第2の所定値以上であることを検出して第
2の検出信号を発生する第2の検出回路と、第1及び第
2の検出信号を入力して第1及び第2のアンテナの切換
えを制御する切換え制御回路と、を有することを特徴と
する。
【0010】
【作用】上記構成により、本発明のダイバーシティ受信
機は、第1の検出回路が第1のアンテナにより受信され
た所望電波以外の電波による電界強度が第1の所定値以
上であることを検出して第1の検出信号を発生し、第2
の検出回路が第1のアンテナにより受信された所望電波
による電界強度が第2の所定値以上であることを検出し
て第2の検出信号を発生し、切換え制御回路が第1及び
第2の検出信号を入力して第1及び第2のアンテナの切
換えを制御する。
【0011】
【実施例】図1は本発明に基づくダイバーシティ受信機
の一実施例の構成を示すブロック図である。図1におい
て、1はダイバーシティ受信機、2はサブアンテナ、3
はメインアンテナ、4はアンテナ切換え回路、5は広帯
域(RF)AGC回路を含む高周波増幅回路、6は高周
波増幅回路のAGC電圧を入力し妨害電波電界強度を検
出する検出回路、7はIF増幅回路12からのSメータ
電圧を入力し受信局の電界強度を検出する検出回路、9
は検出回路6及び7で得た値によりアンテナ切換え回路
4の切換えを制御するアンテナ切換え制御回路、10は
高周波増幅回路5の出力信号と発信回路からの信号を乗
算し中間周波数を得るミキサー、11は発信回路、12
は中間周波数を増幅するIF増幅回路、13はマルチプ
レクサ、14はアンプ、15はスピーカであり、aはA
GC電圧、bはSメータ電圧、cは第1の検出信号、d
は第2の検出信号である。また、Sメータ信号は、IF
増幅器12に入力されたIF信号(中間周波数)が所定
レベルまで増幅及び振幅制限されて出力されるとき、I
F増幅器が発生する直流電圧である。
【0012】本発明のダイバーシティ受信機と従来のダ
イバーシティ受信機(図6)とは、本発明のダイバーシ
ティ受信機1が、IF増幅回路12からのSメータ電圧
を入力し受信局の電界強度を検出する検出回路7を有
し、アンテナ切換え制御回路9が検出回路6及び7で得
た第1及び第2の検出信号c,dの値によりアンテナ切
換え回路4の切換えを制御する点で従来のダイバーシテ
ィ受信機1’と異なっている。
【0013】従来方式では抵抗R1と可変抵抗R2の比
により動作点が決められ、AGC電圧が所定値以上であ
れば、所望の受信局による電界強度とは無関係に(低利
得の)サブアンテナに固定されてしまっていたが、本発
明のダイバーシティ受信機では更に図2に示すようにI
F段での受信機の電界強度を検出して、受信機の電界強
度が所定値以上であれば(高利得の)メインアンテナに
切換えるように構成されている。
【0014】図2は、図1のアンテナ切換え回路4、検
出回路6,7、アンテナ切換え制御回路9の構成例を示
し、図3は図2の検出器及びアンテナ切換え制御回路の
動作を示すフローチャートである。以下、図3のフロー
チャートにより(図2を参照しつつ)本実施例のダイバ
ーシティ受信機1について述べる。
【0015】[ステップ31] 初期設定(強電界下で
のサブアンテナの設定) 説明上、ダイバーシティ受信機1は強電界下にありサブ
アンテナ2に設定されているものとする。
【0016】[ステップ32] 妨害波の電界強度の検
出 図2において、高周波増幅回路5からのAGC電圧aが
コンパレータ61の負入力に入力され、抵抗R1と可変
抵抗R2の比(R1/R2)により得られる電圧V1が
コンパレータ61の正入力に入力する。従って、AGC
電圧aが電圧値V1より大きいとき、コンパレータ61
の出力がAND回路91に入力する。なお、コンパレー
タ61、抵抗R1、可変抵抗R2は検出回路6を構成し
ている。
【0017】[ステップ33] 所望波の電界強度の検
出 IF増幅器12からのSメータ電圧bがコンパレータ6
2の正入力に入力され、抵抗R3と可変抵抗R4の比
(R3/R4)により得られる電圧V2がコンパレータ
62の負入力に入力する。従って、Sメータ電圧bが電
圧値V1より大きいとき、コンパレータ62の出力がA
ND回路91に入力する。なお、コンパレータ62、抵
抗R3、可変抵抗R4は検出回路7を構成している。ま
た、図4Aはアンテナ入力に対するSメータ電圧を示す
図であり、図4Bはコンパレータ62の出力を示す図で
ある。
【0018】[ステップ34] メインアンテナへの切
換え AND回路91の出力結果がフリップフロップ93に出
力されフリップフロップ93の出力によりアンテナがサ
ブアンテナ2からメインアンテナ3に切換えられる。
【0019】図5は上記本発明のダイバーシティ受信機
でIF段での受信機の電界強度を検出して受信機の電界
強度によりメインアンテナに切換える場合の、RF段
(高周波増幅回路5)のAGCで検出される妨害波電界
強度と、IF段(IF増幅器)により検出される受信局
アンテナ入力電界強度の関係を示す図である。従来例の
説明で述べたように高利得アンテナ(メインアンテナ)
は妨害も受け易いが、一方で所望電波を確実に増幅する
ことができる。
【0020】本実施例では、コンパレータの動作点を抵
抗の比率で簡単に設定できるように構成されているの
で、妨害波と所望波とがどのような強度のとき切換えを
行なうかを自由に設定できる。また、リセットについて
も、一度この動作を行なった後に所望波の電界をモニタ
し、所定値以下になった時点で強制的にサブアンテナに
戻すようにすればよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明のダイバーシ
ティ受信機によれば、受信局の受信周波数の電波の電界
強度を参照してアンテナ切換えを行なうことができ、強
電界での妨害耐性の向上とダイバーシティ受信エリアの
拡大を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくダイバーシティ受信機の一実施
例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のアンテナ切換え回路、検出回路、アンテ
ナ切換え制御回路の構成例である。
【図3】図2の検出器及びアンテナ切換え制御回路の動
作を示すフローチャートである。
【図4】図4はアンテナ入力に対するSメータ電圧及び
第2の検出器の出力を示す図である。
【図5】RF段のAGCで検出される妨害波電界強度
と、IF段により検出される受信局アンテナ入力電界強
度の関係を示す図である。
【図6】従来例としてのダイバーシティ受信機1’の構
成を示すブロック図である。
【図7】図6のアンテナ切換え回路、検出回路、アンテ
ナ切換え制御回路の構成例である。
【図8】アンテナ入力電界値と抵抗と可変抵抗により定
められる電圧値及び広帯域AGC電圧との関係を示す図
である。
【符号の説明】
1,1’ ダイバーシティ受信機 2 サブアンテナ(第1のアンテナ) 3 メインアンテナ(第2のアンテナ) 6 妨害電波強度検出回路(第1の検出回路) 7 受信局の電界強度検出回路(第2の回路) 9,9’ 切換え制御回路 c 第1の検出信号 d 第2の検出信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の利得を有する第1のアンテナと、
    前記第1の利得より大きい第2の利得を有する第2のア
    ンテナと、を備えたダイバーシティ受信機において、前
    記第1のアンテナにより受信された所望電波以外の電波
    による電界強度が第1の所定値以上であることを検出し
    て第1の検出信号を発生する第1の検出回路と、前記第
    1のアンテナにより受信された所望電波による電界強度
    が第2の所定値以上であることを検出して第2の検出信
    号を発生する第2の検出回路と、前記第1及び第2の検
    出信号を入力して前記第1及び第2のアンテナの切換え
    を制御する切換え制御回路と、を有することを特徴とす
    るダイバーシティ受信機。
JP4205973A 1992-07-09 1992-07-09 ダイバーシティ受信機 Pending JPH0629888A (ja)

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JP4205973A JPH0629888A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 ダイバーシティ受信機

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