JPH09277379A - 車両ボディーの保護方法及び保護フィルム - Google Patents

車両ボディーの保護方法及び保護フィルム

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Publication number
JPH09277379A
JPH09277379A JP9675996A JP9675996A JPH09277379A JP H09277379 A JPH09277379 A JP H09277379A JP 9675996 A JP9675996 A JP 9675996A JP 9675996 A JP9675996 A JP 9675996A JP H09277379 A JPH09277379 A JP H09277379A
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JP
Japan
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protective film
vehicle body
vehicle
protected
protecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP9675996A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Endo
誠二 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Enterprise Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Enterprise Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗装面の保護性能を更に向上させ、耐チッピ
ング性、耐磨耗性及び防錆に優れた車両のボディー保護
方法及び保護フィルムを提供する。 【解決手段】 裏面に粘着剤が塗布された伸縮性及び熱
可塑性を有する透明な保護フィルム1を車両ボディーの
保護すべき部位5に貼り付けたのち、保護フィルム1を
加熱及び伸縮させながら車両ボディーに密着させてい
く。最後に、保護フィルム1の不要な部分を切り取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両ボディーの
表面を保護するための方法及びそれに用いられる保護フ
ィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の外観を常に美しく保つために
は、自動車のボディーの表面の手入れが重要である。従
来は、ワックスを使用した洗車により自動車の塗装面に
付着した水垢等を除去すると共に、ボディー表面に薄い
保護膜を作り、塗装面を保護するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の方法では、塗装面の保護が十分でなく、洗浄ブラシ
などによる引っ掻き傷や飛び石などによる外傷の発生は
避けられない。この発明は、このような問題点を考慮し
てなされたもので、塗装面の保護性能を更に向上させ、
耐チッピング性、耐磨耗性及び防錆に優れた車両のボデ
ィー保護方法及び保護フィルムを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、裏面に粘着剤
が塗布された伸縮性及び熱可塑性を有する透明な保護フ
ィルムを車両ボディーの保護すべき部位に貼り付けたの
ち、前記保護フィルムを加熱及び伸縮させながら前記車
両ボディーに密着させていき、前記保護フィルムの不要
な部分を切り取ることを特徴とする。
【0005】本発明によれば、透明な保護フィルムを車
両ボディーの必要な部位に全体を覆うように貼り付けて
いくと、ボディーの曲線部に部分的にしわができるが、
このしわの部分に熱を加えながら、必要に応じて内側か
ら外側にかけて柔らかい布などでしわを伸ばすようにし
ていくと、保護フィルムの熱による軟化と、曲線に沿っ
た収縮又は伸張作用とにより、保護フィルムがボディー
の曲線に密着していく。これにより、ボディー表面に保
護フィルムをしわのない状態で覆うことができる。そし
て、フィルムの不要な部分をカッター等で切り取れば一
連の保護処理が完了する。
【0006】このように、この発明によれば、簡単な工
程で車両ボディーの表面を保護フィルムによって美しく
覆うことができ、車両ボディーに傷、汚れ、錆などが付
着するのを効果的に防止することができる。しかも、こ
の発明によれば、保護フィルムを使用しているので、こ
れを車両ボディーから剥がすことも容易であり、同一の
表面保護処理を何度でも繰り返し実施することができる
という利点もある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好ましい実施の形態を説明する。図1は、本発明に
使用される保護フィルムを示す図である。保護フィルム
1は、伸縮性を有し、且つ比較的低温(50〜100
℃)で熱可塑性を有する透明フィルムで、ポリウレタ
ン、ポリプレン、ポリエチレン等のポリオレフィン系、
スチレン系、セルロース系、ビニル系、ナイロン系、フ
ッ化炭素系樹脂、アイオノマー等からなり、裏面に粘着
剤2が塗布されたものである。この保護フィルム1は、
必要量を台紙3から適宜剥がして使用される。
【0008】このような保護フィルム1を使用して自動
車のボディーの表面保護処理を行うには、次のような作
業を行えばよい。即ち、図2に示すように、まず、自動
車4のボディーの表面を洗車し、水分を十分に除去して
から自動車4の保護すべき部位(この例ではバンパー
5)の全体を覆うように保護フィルム1を粘着剤2によ
って貼り付ける。図中斜線で示す部分は、粘着剤2によ
って貼り付けられた部分を示す。このとき、バンパー5
の両端の部分は、特にしっかりと貼り付けておく。保護
フィルム1は、その伸縮性によって曲線部を有するバン
パー5に密着していくが、部分的にしわが寄ることもあ
る。
【0009】次に、図3に示すように、ヒートガン6等
で保護フィルム1のしわのよった部分に熱風を当てなが
ら、バンパー5の曲線部に沿って布7などで保護フィル
ム1上を内側から外側に擦るようにして保護フィルム1
のしわを伸ばしていく。保護フィルム1は、熱により軟
化・収縮するので、しわがなくなってバンパー5に密着
する。窪み8の部分は、熱風により保護フィルム1を軟
化させながら、保護フィルム1を窪み8の内側に押し込
むようにして伸ばすと、窪み8に沿って保護フィルム1
を密着させることができる。また、穴9の部分は、カッ
ターナイフなどで切り込みを付けて同様のしわ伸ばしを
行って、穴9の部分を保護フィルム1で塞がないように
する。
【0010】最後に、図4に示すように、保護フィルム
1の周端の不要な部分をカッターナイフ10等でボディ
ーに傷を付けないように注意しながら切り取っていく
と、保護フィルム1による保護処理が完了する。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
極めて簡単な工程で車両ボディーの表面を保護フィルム
によって美しく覆うことができ、車両ボディーに傷、汚
れ、錆などが付着するのを効果的に防止することができ
る。しかも、この発明によれば、保護フィルムを使用し
ているので、これを車両ボディーから剥がすことも容易
であり、同一の表面保護処理を何度でも繰り返し実施す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る保護フィルムを示す
斜視図である。
【図2】 同保護フィルムを使用した車両の表面保護処
理工程を説明するための図である。
【図3】 同保護フィルムを使用した車両の表面保護処
理工程を説明するための図である。
【図4】 同保護フィルムを使用した車両の表面保護処
理工程を説明するための図である。
【符号の説明】
1…保護フィルム、2…粘着剤、3…台紙、4…自動
車、5…バンパー、6…ヒートガン、7…布、8…窪
み、9…穴、10…カッターナイフ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に粘着剤が塗布された伸縮性及び熱
    可塑性を有する透明な保護フィルムを車両ボディーの保
    護すべき部位に貼り付けたのち、前記保護フィルムを加
    熱及び伸縮させながら前記車両ボディーに密着させてい
    き、前記保護フィルムの不要な部分を切り取ることを特
    徴とする車両ボディーの保護方法。
  2. 【請求項2】 裏面に粘着剤が塗布された伸縮性及び熱
    可塑性を有し、車両ボディーの保護すべき部位に保護部
    材として貼着される透明の保護フィルム。
JP9675996A 1996-04-18 1996-04-18 車両ボディーの保護方法及び保護フィルム Pending JPH09277379A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007069330A1 (ja) 2005-12-16 2007-06-21 Nichiban Co., Ltd. チッピングフィルム
JP4792124B1 (ja) * 2010-11-15 2011-10-12 エフイートレード株式会社 車両用保護フィルムの型取り方法、及び、車両用保護フィルムの製造方法
US8962125B2 (en) 2008-01-31 2015-02-24 Nichiban Co., Ltd. Anti-chipping sheet

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