JPH09276641A - 吸着装置および脱着装置 - Google Patents

吸着装置および脱着装置

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JPH09276641A
JPH09276641A JP8092363A JP9236396A JPH09276641A JP H09276641 A JPH09276641 A JP H09276641A JP 8092363 A JP8092363 A JP 8092363A JP 9236396 A JP9236396 A JP 9236396A JP H09276641 A JPH09276641 A JP H09276641A
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adsorbent
closed circuit
porous material
closed
outside
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Makoto Oyama
真 大山
Yoshifumi Moriya
好文 守屋
Naoko Ubukawa
直子 生川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、吸着装置および脱着装置に関する
もので、吸着および脱着速度を増加させることを課題と
する。 【解決手段】 吸着剤1と、一部壁面に前記吸着剤1の
粒径よりも小さい粒径を有する多孔質材2を用いた閉路
3と、吸着剤輸送装置となる送風機9とで構成され、前
記閉路3内において前記吸着剤1を前記送風機9により
移動させ、前記閉路3外部の雰囲気中の被吸着物質を前
記多孔質材2を通して前記吸着剤に吸着する。上記吸着
剤は粒子のままで扱うので処理流体との接触面積が拡大
し、吸着および脱着速度が増加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸着剤を用いた吸
着装置および脱着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものは、実開昭57−9
322号公報に示すようなものが一般的であった。以
下、その装置について図19を参照しながら説明する。
図19に示すように、この装置は多孔セラミックロータ
に吸着剤を含浸させた通風性を有する吸着体21に処理
空気22を直接送風し、処理空気22が吸着体を通過す
る際に被吸着物質が吸着剤に吸着されるようになってい
る。また、吸着した吸着体21に高温に加熱した脱着用
高温空気23を送風し、脱着用高温空気23が吸着体2
1を通過する際に吸着剤は加熱され、被吸着物質が吸着
剤から脱着する。吸着体21には、多孔セラミックロー
タに吸着剤を含浸させたものの他に、繊維紙状の担体に
吸着剤を担持し通風路を有するようにコルゲートやハニ
カム状に成形したもの、吸着剤とバインダを混練し通風
路を有するように押し出し成形したもの、ペレット状の
吸着剤を充填したものなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
吸着装置および脱着装置は、吸着剤を担体に担持させた
り、あるいはバインダでペレット状に成形したりしてい
るため、吸着剤粒子の全表面積に対して、処理流体と接
する表面積が少なく、また吸着剤が固定しているため流
動する処理流体と接する表面積はさらに少ない。吸着は
吸着剤表面を通して行われ、吸着剤表面の境膜の拡散は
レイノルズ数に依存することから、流体と接する表面積
は広い方がよく、従来の方法では吸着剤への吸着速度が
低下してしまうという欠点を有していた。ここで、吸着
速度とは単位時間当たりの吸着剤への吸着量を示す。
【0004】また、上記理由と同様に、脱着においても
脱着速度が低下するという欠点を有していた。ここで、
脱着速度とは単位時間当たりの吸着剤からの脱着量を示
す。
【0005】さらに、吸着剤には吸着剤以外の担体やバ
インダ等を含むため、吸着剤の加熱効率が悪く、吸着剤
の温度上昇速度が遅くなり、脱着速度が遅くなるという
課題も有していた。
【0006】また、加熱した脱着用流体を外部へ放出す
るため、熱的損失が大きいという課題も有していた。
【0007】また、吸着剤粒子や粒径の細かいペレット
を充填した吸着剤を用いると、圧損が大きくなり装置が
大型化したり、充填物の飛散防止の対策をとる必要があ
るといった課題を有していた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の吸着装置は、上
記課題を解決するために、吸着剤と、一部壁面に前記吸
着剤の粒径よりも小さい孔径を有する多孔質材を用いた
閉路と、前記吸着剤を前記閉路内で移動させる吸着剤輸
送装置とで構成され、前記閉路内において前記吸着剤を
前記吸着剤輸送装置により移動させ、前記閉路外部の雰
囲気中の被吸着物質を前記多孔質材を通して前記吸着剤
に吸着するように構成してある。
【0009】また本発明の脱着装置は、吸着剤と、一部
壁面に前記吸着剤の粒径よりも小さい孔径を有する多孔
質材を用いた閉路と、前記吸着剤を加熱する加熱装置
と、前記吸着剤を前記閉路内で移動させる吸着剤輸送装
置とで構成され、前記閉路内において前記加熱装置で加
熱された前記吸着剤を前記吸着剤輸送装置により移動さ
せ、前記吸着剤から脱着した被吸着物質を前記多孔質材
を通して閉路外部へ放出することにより吸着剤の脱着を
行うように構成してある。
【0010】本発明の吸着装置および脱着装置は上記し
た構成から明らかなように、吸着剤を担体に担持したり
せず、粒子のままで扱うため吸着剤と処理流体の接触面
積が拡大し、またほとんど全ての粒子が処理流体と相互
運動することから、吸着あるいは脱着速度が増大するも
のである。また、吸着剤が閉路内に封入されているた
め、吸着剤の劣化や破損等により外部の環境中に流失す
ることがないものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の吸着装置は、吸着剤と、
一部壁面に前記吸着剤の粒径よりも小さい孔径を有する
多孔質材を用いた閉路と、前記吸着剤を前記閉路内で移
動させる吸着剤輸送装置とで構成され、前記閉路内にお
いて前記吸着剤を前記吸着剤輸送装置により移動させ、
前記閉路外部の雰囲気中の被吸着物質を前記多孔質材を
通して前記吸着剤に吸着するように構成してあり、吸着
剤を担体に担持したりせず、粒子のままで扱うため吸着
剤と処理流体の接触面積が拡大し、またほとんど全ての
粒子が処理流体と相互運動することから、吸着速度が増
大する。また、吸着剤が閉路内に封入されているため、
吸着剤の劣化や破損等により外部の環境中に流失するこ
とがない。
【0012】また、吸着剤輸送装置は吸着剤と閉路内の
流体とを循環する機能を備え、吸着剤および閉路内の流
体を循環させることにより、閉路内流体と多孔質材との
被吸着物質の物質移動および被吸着物質の吸着剤への吸
着が促進され、吸着速度をより増大させることができ
る。
【0013】また、特定の被吸着物質のみ透過する多孔
質材を用いることにより、任意の被吸着物質のみが吸着
剤を封入した閉路内に移動するため、他の物質の吸着剤
への吸着が行われず、特定の物質の吸着速度をより増加
させることができる。
【0014】また、多孔質材の部分に、閉路の外側から
被吸着物質を含む流体を強制的に通過させるようにして
いるので、閉路外部の流体と多孔質材との被吸着物質の
物質移動が促進され、閉路内部の被吸着物質濃度が高く
なり、吸着速度がさらに増大する。
【0015】また、閉路内において吸着剤と閉路内の空
気とを送風機またはポンプにより循環し、閉路外部の空
気中の水蒸気を透湿膜を通して吸着剤に吸着するように
しているので水蒸気の吸着速度が増大する。
【0016】また、閉路の多孔質材あるいは透湿膜の部
分を複数に分岐して構成しているので閉路内外の物質移
動の面積が増大し、物質移動量が増大する。
【0017】また、閉路内部の多孔質材あるいは透湿膜
の表面に付着した吸着剤を脱落させる脱落手段を設ける
ことにより、吸着剤粒子が多孔質材表面に付着し目詰ま
りの状態、すなわち多孔質材あるいは透湿膜を通しての
被吸着物質の移動速度の低下を防ぐことができる。
【0018】さらに、閉路内部の壁面に付着した吸着剤
を脱落させる脱落手段を設けているので、吸着剤が壁面
に付着して閉路内を循環しなくなることを防ぐことがで
きる。
【0019】また本発明の脱着装置は、吸着剤と、一部
壁面に前記吸着剤の粒径よりも小さい孔径を有する多孔
質材を用いた閉路と、前記吸着剤を加熱する加熱装置
と、前記吸着剤を前記閉路内で移動させる吸着剤輸送装
置とで構成され、前記閉路内において前記加熱装置で加
熱された前記吸着剤を前記吸着剤輸送装置により移動さ
せ、前記吸着剤から脱着した被吸着物質を前記多孔質材
を通して閉路外部へ放出することにより吸着剤の脱着を
行うように構成してあり、吸着剤を担体に担持したりせ
ず、粒子のままで扱うため吸着剤と処理流体の接触面積
を拡大し、またほとんど全ての粒子が処理流体と相互運
動することから、吸脱着速度を増大させることができ
る。また、担体やバインダ等を用いないため、吸着剤の
みを加熱すればよく、省エネルギ化を図ることができ
る。また、多孔質材を用いた閉路内で加熱されるため熱
の流れによる流失が少なく、従来のような開放型に比べ
て、さらに省エネルギ化を図ることができる。また、吸
着剤が閉路内に封入されているため、吸着剤の劣化や破
損等により外部の環境中に流失することがない。
【0020】また、吸着剤と、一部壁面に前記吸着剤の
粒径よりも小さい孔径を有する多孔質材を用いた閉路
と、前記閉路内を減圧する減圧装置と、前記吸着剤を前
記閉路内で移動させる吸着剤輸送装置とで構成され、前
記減圧装置で減圧された前記閉路内において前記吸着剤
を前記吸着剤輸送装置により移動させ、前記吸着剤から
脱着した被吸着物質を前記多孔質材を通して閉路外部へ
放出することにより吸着剤の脱着を行うように構成して
あり、吸着剤を担体に担持したりせず、粒子のままで扱
うため吸着剤と処理流体の接触面積を拡大し、またほと
んど全ての粒子が処理流体と相互運動することから、吸
脱着速度を増大させることができる。
【0021】また、吸着剤と、一部壁面に前記吸着剤の
粒径よりも小さい孔径を有する多孔質材を用いた閉路
と、前記吸着剤を加熱する加熱装置と、前記閉路内を減
圧する減圧装置と、前記吸着剤を前記閉路内で移動させ
る吸着剤輸送装置とで構成され、前記減圧装置で減圧さ
れた前記閉路内において前記加熱装置で加熱された前記
吸着剤を前記吸着剤輸送装置により移動させ、前記吸着
剤から脱着した被吸着物質を前記多孔質材を通して閉路
外部へ放出することにより吸着剤の脱着を行うように構
成してあり、吸着剤を担体に担持したりせず、粒子のま
まで扱うため吸着剤と処理流体の接触面積を拡大し、ま
たほとんど全ての粒子が処理流体と相互運動することか
ら、吸脱着速度を増大させることができる。また、減圧
のみで加熱部を用いない場合よりも脱着が容易になり、
より吸着速度を向上させることができる。
【0022】また、吸着剤輸送装置は吸着剤と閉路内の
流体とを循環する機能を備え、吸着剤および閉路内の流
体を循環することにより、閉路内流体と多孔質材との被
吸着物質の物質移動および被吸着物質の吸着剤からの脱
着を促進することができ、脱着速度をより増大すること
ができる。
【0023】また、多孔質材の部分に、閉路の外側から
流体を強制的に通過させるようにしているので、多孔質
材と閉路外部の流体との被吸着物質の物質移動が促進さ
れ、閉路内部の被吸着物質濃度が低くなり、脱着速度が
さらに増大する。
【0024】また、多孔質材の部分に、閉路の外側から
補助加熱装置で加熱した流体を強制的に通過させるよう
にしているので、多孔質材と閉路外部の流体との被吸着
物質の物質移動が補助加熱しない場合よりも促進される
とともに、閉路内流体および吸着剤の温度低下を防ぎ、
脱着速度がさらに増大する。
【0025】また、閉路内において加熱装置により加熱
された吸着剤と閉路内の空気を送風機またはポンプによ
り循環させ、吸着剤から脱着した水蒸気を透湿膜を通し
て閉路外部へ放出するので、吸着剤からの水蒸気の脱着
速度が増大する。
【0026】また、閉路の多孔質材あるいは透湿膜の部
分を複数に分岐して構成しているので、閉路内外の物質
移動の面積が増大し、物質移動量が増大する。
【0027】また、閉路内部の多孔質材あるいは透湿膜
の表面に付着した吸着剤を脱落する脱落手段を設けてい
るので、吸着剤粒子が多孔質材表面に付着し目詰まりの
状態になり、多孔質材あるいは透湿膜を通しての被吸着
物質の移動速度の低下を防ぐことができる。
【0028】さらに、閉路内部の壁面に付着した吸着剤
を脱落する脱落手段を設けているので、吸着剤が壁面に
付着している閉路内を循環しなくなることを防ぐことが
できる。
【0029】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。なお、処理流体は空気で、被吸着物質が水蒸気
の場合について例示する。
【0030】(実施例1)図1(a)(b)(c)は、
本発明の実施例1を示す。粒径が0.5〜10μmのゼ
オライト粒子である吸着剤1は、一部壁面に孔径が0.
01μmで水蒸気を透過する多孔質材2を用いた閉路3
の中に封入されている。また、閉路3内には例えば送風
機などの吸着剤輸送装置4,6,7が設置されている。
【0031】上記構成において、吸着剤輸送装置4によ
って吸着剤1は閉路3内を移動、循環し、吸着剤1は閉
路3内の空気中の水蒸気を吸着する。これによって、閉
路内外で水蒸気の濃度差を生じると、多孔質材2を通し
て閉路外部の空気中の水蒸気5が閉路内に移動するた
め、吸着剤1は閉路3の外部の水蒸気を吸着することが
できる。また、吸着剤1の粒子は担体等に担持されるこ
となく粒子そのものとして扱われているため、吸着剤と
処理流体の接触面積が拡大し、またほとんど全ての粒子
が処理流体と相互運動することから、吸着速度を増大す
る。
【0032】なお、閉路3の形状は、吸着剤が移動、循
環するならば、図1(b),(c)に示したように、明
確に流路が形成されている必要はない。また、吸着剤輸
送装置4,6,7は送風機の他に、ポンプや噴粒機、あ
るいはベルトコンベアのようなものでもよい。
【0033】(実施例2)図2は、本発明の実施例2を
示す。図1(a)(b)(c)に示した実施例1におい
て、多孔質材2のかわりに孔径が0.01μmで水蒸気
のみを選択的に透過する多孔質材8を設置した構成であ
る。
【0034】上記構成において、動作および効果は実施
例1と同様であるが、被吸着物質である水蒸気のみを選
択的に透過するため水蒸気のみが閉路内に移動し、他の
物質が吸着剤1に吸着されていることを抑え、実施例1
の場合よりも水蒸気の吸着速度を上げることが出来る。
【0035】(実施例3)次に、実施例3を図3により
説明する。図1(a)に示した実施例1において、吸着
剤輸送装置4のかわりに吸着剤1と閉路内の空気を循環
する送風機9を設置した構成である。
【0036】上記構成において、送風機9によって吸着
剤1と閉路内空気とは閉路3内を移動、循環し、吸着剤
1は閉路3内の空気中の水蒸気を吸着する。閉路内外で
水蒸気の濃度差を生じると、多孔質材2を通して閉路外
部の空気中の水蒸気5が閉路内に移動するため、吸着剤
1は閉路3の外部の水蒸気を吸着することができる。吸
着剤1の粒子は担体等に担持されること無く粒子そのも
のとして扱われているため、吸着剤1と処理流体の接触
面積が拡大し、またほとんど全ての粒子が処理流体と相
互運動することから、吸着速度を増大する。また、閉路
3内の空気が多孔質材2の表面を流動しているため、多
孔質材2から閉路3内部への水蒸気の拡散が促進され、
吸着速度の向上に寄与する。
【0037】(実施例4)次に、実施例4を図4により
説明する。図3に示した実施例3において、多孔質材2
の部分に送風手段となる外部送風機10により空気を送
風する構成である。
【0038】上記構成により、実施例3の動作に加え、
外部送風機10は多孔質材2の部分に閉路3の外側より
空気を送風する。これにより、実施例3の効果に加え、
閉路3の外部の空気と多孔質材2との間の水蒸気の物質
移動が促進され、さらに吸着速度は増加する。
【0039】(実施例5)図5は、本発明の実施例5を
示すが、実施例3と同様の構成、動作、効果である。た
だし、多孔質材2のかわりに透湿膜11とした。
【0040】(実施例6)次に、実施例6を図6により
説明する。実施例3と同様の構成であるが、多孔質材2
の部分を複数に分岐した構成である。動作は実施例3と
同様であるが、効果は実施例3の動作に加え、閉路3の
内部の空気と多孔質材2、および多孔質材2と閉路3の
外部の空気との接触面積を有効的に大きくでき、閉路3
の内外の空気の水蒸気の物質移動が促進され、さらに吸
着速度は増加する。
【0041】(実施例7)次に、実施例7を図7により
説明する。実施例3と同様の構成であるが、振動により
多孔質材2に付着した吸着剤1を脱落させる振動装置1
2が設置されている。動作は実施例3と同様であるが、
振動装置12は振動して、多孔質材2の表面に付着した
吸着剤粒子を脱落させる。吸着剤1の粒子が多孔質材2
の表面に付着し、多孔質材2が目詰まりの状態になり水
蒸気の拡散が阻害されるのを防ぐ効果がある。
【0042】(実施例8)次に、実施例8を図8により
説明する。実施例3と同様の構成であるが、振動により
閉路3に付着した吸着剤1を脱落させる振動装置13が
設置されている。動作は実施例3と同様であるが、振動
装置13は振動して、閉路3の表面に付着した吸着剤粒
子を脱落させる。吸着剤1の粒子が閉路3の表面に付着
し、付着した吸着剤が閉路内を循環せず、有効的に吸着
が行われなくなることを防ぐものである。また、多孔質
材2に付着した吸着剤をも脱落させ、多孔質材2が目詰
まりの状態になり水蒸気の拡散が阻害されることを防ぐ
効果もある。
【0043】(実施例9)図9(a)(b)(c)は、
本発明の実施例9を示す。粒径が0.5〜10μmのゼ
オライト粒子である吸着剤1は、一部壁面に孔径が0.
01μmで水蒸気を透過する多孔質材2を用いた閉路3
の中に封入されている。また、閉路3内には例えば送風
機などの吸着剤輸送装置4,6,7と電気ヒータ等の加
熱装置14が設置されている。
【0044】上記構成において、加熱装置14により閉
路3内および吸着剤1は加熱され、吸着剤輸送装置4に
よって加熱された吸着剤1は閉路3内を移動、循環す
る。この際に、吸着剤1は加熱されたため脱着し、閉路
3内の空気中に水蒸気を放出する。これによって、閉路
内外で水蒸気の濃度差を生じると、多孔質材2を通して
閉路内の水蒸気15は閉路外部の空気中へ移動するた
め、吸着剤1は閉路3の外部へ水蒸気を脱着、放出する
ことができる。吸着剤1の粒子は担体等に担持されるこ
と無く粒子そのものとして扱われているため、吸着剤と
処理流体の接触面積が拡大し、またほとんど全ての粒子
が処理流体と相互運動することから、脱着速度を増大す
る。また、担体やバインダ等を用いないため、吸着剤の
みを加熱すればよく、省エネルギ化を図ることができ
る。また、多孔質材を用いた閉路内で加熱されるため熱
の流れによる流失が少なく、従来のような開放型と比べ
て、さらに省エネルギ化を図ることができる。
【0045】なお、閉路3の形状は、吸着剤が移動、循
環するならば、図9(b),(c)に示したように、明
確に流路が形成されている必要はない。また、吸着剤輸
送装置4,6,7は送風機の他に、ポンプや噴粒機、あ
るいはベルトコンベアのようなものでもよい。
【0046】(実施例10)次に、本発明の実施例10
を図10に示す。粒径が0.5〜10μmのゼオライト
粒子である吸着剤1は、一部壁面に孔径が0.01μm
で水蒸気を透過する多孔質材2を用いた閉路3の中に封
入されている。また、閉路3内には例えば送風機などの
吸着剤輸送装置4が設置され、閉路3全体を減圧する真
空ポンプ等の減圧装置16が設置されている。
【0047】上記構成において、減圧装置16により閉
路3内外の空気は減圧され、吸着剤1は水蒸気を脱着す
る。この時、吸着剤輸送装置4によって吸着剤1は閉路
3内を移動、循環しており、また吸着剤1の粒子は担体
等に担持されること無く粒子そのものとして扱われてい
るため、吸着剤と処理流体の接触面積が拡大し、水蒸気
の脱着、拡散が容易となり脱着速度は増加する。
【0048】(実施例11)次に、実施例11を図11
により説明する。図10に示した実施例10の構成に加
え、電気ヒータ等の加熱装置14を設置してある。実施
例10の動作に加え、加熱装置14により加熱を行う。
これにより、実施例10の場合よりも、吸着剤の脱着が
容易になり、より脱着速度を向上させることができる。
また、実施例10の場合より圧力を高くでき、装置の小
型化も図れる。
【0049】(実施例12)次に実施例12を図12に
より説明する。図9(a)に示した実施例9において、
吸着剤輸送装置4のかわりに吸着剤1と閉路内の空気を
循環する送風機9を設置した構成である。
【0050】上記構成において、加熱装置14により閉
路3内および吸着剤1は加熱され、送風機9によって加
熱された吸着剤1は閉路3内を移動、循環する。この際
に、吸着剤1は加熱されたため脱着し、閉路3内の空気
中に水蒸気を放出する。閉路内外で水蒸気の濃度差を生
じると、多孔質材2を通して閉路内の水蒸気15は閉路
外部の空気中へ路内に移動するため、吸着剤1は閉路3
の外部へ水蒸気を脱着、放出することができる。実施例
9の効果に加え、閉路3内の空気が多孔質材2の表面を
流動しているため、閉路3内部から多孔質材2への水蒸
気の拡散が促進され、閉路内の空気の水蒸気濃度が下が
ることから脱着速度は向上する。
【0051】(実施例13)次に、実施例13を図13
により説明する。図12に示した実施例12において、
多孔質材2の部分に外部送風機10により空気を送風す
る構成である。
【0052】上記構成により、実施例12の動作に加
え、外部送風機10は多孔質材2の部分に閉路3の外側
より空気を送風する。これにより、実施例12の効果に
加え、多孔質材2と閉路3の外側空気と間の水蒸気の物
質移動が促進され、さらに脱着速度は増加する。
【0053】(実施例14)次に実施例14を図14に
より説明する。図13に示した実施例13において、補
助加熱装置17を設置し、加熱させた温風を外部送風機
10により多孔質材2の部分に送風する構成である。
【0054】上記構成により、実施例13の動作に加
え、外部送風機10は多孔質材2の部分に閉路3の外側
より空気を送風する。これにより、実施例13の効果に
加え、多孔質材2の外部の空気の飽和吸着量が増大する
ことから多孔質材2と閉路3の外側空気と間の水蒸気の
物質移動が促進され、さらに脱着速度は増加する。
【0055】(実施例15)図15は、本発明の実施例
15を示すが、実施例13と同様の構成、動作、効果で
ある。ただし、多孔質材2のかわりに透湿膜18とし
た。
【0056】(実施例16)次に、実施例16を図16
により説明する。実施例13と同様の構成であるが、多
孔質材2の部分を複数に分岐した構成である。動作は実
施例3と同様であるが、効果は実施例3の動作に加え、
閉路3の内部の空気と多孔質材2、および多孔質材2と
閉路3の外部の空気との接触面積を有効的に大きくで
き、閉路3の内外の空気の水蒸気の物質移動が促進さ
れ、さらに脱着速度は増加する。
【0057】(実施例17)次に、実施例17を図17
により説明する。実施例13と同様の構成であるが、振
動により多孔質材2に付着した吸着剤1を脱落させる振
動装置12が設置されている。動作は実施例3と同様で
あるが、振動装置12は振動して、多孔質材2の表面に
付着した吸着剤粒子を脱落させる。吸着剤1の粒子が多
孔質材2の表面に付着し、多孔質材2が目詰まりの状態
になり水蒸気の拡散が阻害されるのを防ぐ効果がある。
【0058】(実施例18)次に、実施例18を図18
により説明する。実施例13と同様の構成であるが、振
動により閉路3に付着した吸着剤1を脱落させる振動装
置13が設置されている。動作は実施例13と同様であ
るが、振動装置13は振動して、閉路3の表面に付着し
た吸着剤粒子を脱落させる。吸着剤1の粒子が閉路3の
表面に付着し、付着した吸着剤が閉路内を循環せず、有
効的に吸着剤の加熱および脱着が行われなくなることを
防ぐものである。また、多孔質材2に付着した吸着剤を
も脱落させ、多孔質材2が目詰まりの状態になり水蒸気
の拡散が阻害されることを防ぐ効果もある。
【0059】なお、上記の各実施例では加熱装置として
電気ヒータを用い、これを閉路内に設置しているが、閉
路壁面を加熱する方式ででもよい。また、他の加熱源で
もよく、たとえばマイクロ波で加熱することもできる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明の吸着装置および脱
着装置によれば、吸着剤を担体に担持したりせず、粒子
のままで扱うため吸着剤と処理流体の接触面積が拡大
し、またほとんど全ての粒子が処理流体と相互運動する
ことから、吸着あるいは脱着速度が増大する。また、吸
着剤が閉路内に封入されているため、吸着剤の劣化や破
損等により外部の環境中に流失することがない。さらに
脱着装置にあっては、担体やバインダ等を用いないた
め、吸着剤のみを加熱すればよく、省エネルギ化を図る
ことができる。また、多孔質材を用いた閉路内で加熱さ
れるため熱の流れによる流失が少なく、従来のような開
放型と比べて、さらに省エネルギ化を図ることができ
る。また、吸着剤が閉路内に封入されているため、吸着
剤の劣化や破損等により外部の環境中に流失することが
ないものである。
【0061】また、吸着剤輸送装置は吸着剤と閉路内の
流体とを循環する機能を備え、吸着剤および閉路内の流
体を循環することにより、閉路内流体と多孔質材との被
吸着あるいは脱着物質の物質移動および被吸着物質ある
いは脱着物質の吸着剤への吸着あるいは脱着が促進さ
れ、吸着あるいは脱着速度がさらに増大する。
【0062】また、特定の被吸着物質のみ透過する多孔
質材を用いることにより、任意の被吸着物質の吸着速度
がより増加する。
【0063】また、多孔質材の部分に、閉路の外側から
被吸着物質を含む流体あるいは脱着用流体を強制的に通
過させることによって、多孔質材との被吸着あるいは脱
着物質の物質移動が促進され、吸着あるいは脱着速度が
さらに増大する。特に、閉路の外側から補助加熱装置で
加熱した流体を強制的に通過させるようにした脱着装置
は、多孔質材と閉路外部の流体との被吸着物質の物質移
動が補助加熱しない場合よりも促進されるとともに、閉
路内流体および吸着剤の温度低下を防ぎ、脱着速度がさ
らに増大する。
【0064】また、閉路内において吸着剤と閉路内の空
気とを送風機またはポンプにより循環し、透湿膜を通し
て吸着剤に吸着あるいは脱着するものは水蒸気の脱着速
度が増大する。
【0065】また、閉路の多孔質材あるいは透湿膜の部
分を複数に分岐して構成することにより、閉路内外の物
質移動の面積が増大し、吸着速度が増加する。
【0066】また、閉路内部の多孔質材あるいは透湿膜
の表面に付着した吸着剤を脱落させる脱落手段を設ける
ことによって、吸着剤粒子が多孔質材表面に付着して目
詰まりの状態になり、多孔質材あるいは透湿膜を通して
の物質移動速度の低下を防止できる。
【0067】さらに、閉路内部の壁面に付着した吸着剤
を脱落させる脱落手段を設けることによって、吸着剤が
壁面に付着して閉路内を循環しなくなることを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)(c)は本発明の吸着装置の実施
例1を示す断面図
【図2】本発明の吸着装置の実施例2を示す断面図
【図3】本発明の吸着装置の実施例3を示す断面図
【図4】本発明の吸着装置の実施例4を示す断面図
【図5】本発明の吸着装置の実施例5を示す断面図
【図6】本発明の吸着装置の実施例6を示す断面図
【図7】本発明の吸着装置の実施例7を示す断面図
【図8】本発明の吸着装置の実施例8を示す断面図
【図9】(a)(b)(c)は本発明の脱着装置を示し
実施例9を示す断面図
【図10】本発明の脱着装置を示し実施例10を示す断
面図
【図11】本発明の脱着装置を示し実施例11を示す断
面図
【図12】本発明の脱着装置を示し実施例12を示す断
面図
【図13】本発明の脱着装置を示し実施例13を示す断
面図
【図14】本発明の脱着装置を示し実施例14を示す断
面図
【図15】本発明の脱着装置を示し実施例15を示す断
面図
【図16】本発明の脱着装置を示し実施例16を示す断
面図
【図17】本発明の脱着装置を示し実施例17を示す断
面図
【図18】本発明の脱着装置を示し実施例18を示す断
面図
【図19】従来例の吸着あるいは脱着装置における原理
【符号の説明】
1 吸着剤 2,18 多孔質材 3 閉路 4,6,7 吸着剤輸送装置 5,15 水蒸気 9 送風機 10 補助送風機 11,18 透湿膜 12,13 振動装置 14 加熱装置 16 減圧装置 17 補助加熱装置

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸着剤と、一部壁面に前記吸着剤の粒径よ
    りも小さい孔径を有する多孔質材を用いた閉路と、前記
    吸着剤を前記閉路内で移動させる吸着剤輸送装置とで構
    成され、前記閉路内において前記吸着剤を前記吸着剤輸
    送装置により移動させ、前記閉路外部の雰囲気中の被吸
    着物質を前記多孔質材を通して前記吸着剤に吸着する吸
    着装置。
  2. 【請求項2】吸着剤と、一部壁面に前記吸着剤の粒径よ
    りも小さい孔径を有し、被吸着物質を選択的に透過する
    多孔質材を用いた閉路と、前記吸着剤を前記閉路内で移
    動させる吸着剤輸送装置とで構成され、前記閉路内にお
    いて前記吸着剤を前記吸着剤輸送装置により移動させ、
    前記閉路外部の雰囲気中の被吸着物質を前記多孔質材を
    通して前記吸着剤に吸着する吸着装置。
  3. 【請求項3】吸着剤輸送装置は吸着剤と閉路内の流体と
    を循環する機能を備えた請求項1または2記載の吸着装
    置。
  4. 【請求項4】多孔質材の部分に、閉路の外側から被吸着
    物質を含む流体を強制的に通過させる送風手段を設けた
    請求項1,2または3記載の吸着装置。
  5. 【請求項5】空気中の水蒸気を吸着する吸着剤と、一部
    壁面に前記吸着剤の粒径よりも小さい孔径を有する透湿
    膜を用いた閉路と、送風機またはポンプとで構成され、
    前記閉路内において前記吸着剤と閉路内の空気を前記送
    風機またはポンプにより循環させ、前記閉路外部の空気
    中の水蒸気を前記透湿膜を通して前記吸着剤に吸着する
    吸着装置。
  6. 【請求項6】閉路の多孔質材あるいは透湿膜の部分を複
    数に分岐してなる請求項1ないし5のいずれか1項記載
    の吸着装置。
  7. 【請求項7】閉路内部の多孔質材あるいは透湿膜の表面
    に付着した吸着剤を脱落させる脱落手段を備えた請求項
    1ないし6のいずれか1項記載の吸着装置。
  8. 【請求項8】閉路内部の壁面に付着した吸着剤を脱落さ
    せる脱落手段を備えた請求項1ないし7のいずれか1項
    記載の吸着装置。
  9. 【請求項9】吸着剤と、一部壁面に前記吸着剤の粒径よ
    りも小さい孔径を有する多孔質材を用いた閉路と、前記
    吸着剤を加熱する加熱装置と、前記吸着剤を前記閉路内
    で移動させる吸着剤輸送装置とで構成され、前記閉路内
    において前記加熱装置で加熱された前記吸着剤を前記吸
    着剤輸送装置により移動させ、前記吸着剤から脱着した
    被吸着物質を前記多孔質材を通して閉路外部へ放出する
    ことにより吸着剤の脱着を行う脱着装置。
  10. 【請求項10】吸着剤と、一部壁面に前記吸着剤の粒径
    よりも小さい孔径を有する多孔質材を用いた閉路と、前
    記閉路内を減圧する減圧装置と、前記吸着剤を前記閉路
    内で移動させる吸着剤輸送装置とで構成され、前記減圧
    装置で減圧された前記閉路内において前記吸着剤を前記
    吸着剤輸送装置により移動させ、前記吸着剤から脱着し
    た被吸着物質を前記多孔質材を通して閉路外部へ放出す
    ることにより吸着剤の脱着を行う脱着装置。
  11. 【請求項11】吸着剤と、一部壁面に前記吸着剤の粒径
    よりも小さい孔径を有する多孔質材を用いた閉路と、前
    記吸着剤を加熱する加熱装置と、前記閉路内を減圧する
    減圧装置と、前記吸着剤を前記閉路内で移動させる吸着
    剤輸送装置とで構成され、前記減圧装置で減圧された前
    記閉路内において前記加熱装置で加熱された前記吸着剤
    を前記吸着剤輸送装置により移動させ、前記吸着剤から
    脱着した被吸着物質を前記多孔質材を通して閉路外部へ
    放出することにより吸着剤の脱着を行う脱着装置。
  12. 【請求項12】吸着剤輸送装置は吸着剤と閉路内の流体
    とを循環する機能を備えた請求項9,10または11記
    載の脱着装置。
  13. 【請求項13】多孔質材の部分に、閉路の外側から流体
    を強制的に通過させてなる請求項9または12記載の脱
    着装置。
  14. 【請求項14】多孔質材の部分に、閉路の外側から補助
    加熱装置で加熱した流体を強制的に通過させてなる請求
    項9または12記載の脱着装置。
  15. 【請求項15】空気中の水蒸気を吸着する吸着剤と、一
    部壁面に前記吸着剤の粒径よりも小さい孔径を有する透
    湿膜を用いた閉路と、前記吸着剤を加熱する加熱装置
    と、送風機またはポンプとで構成され、前記閉路内にお
    いて前記加熱装置により加熱された前記吸着剤と閉路内
    の空気を前記送風機またはポンプにより循環させ、前記
    吸着剤から脱着した水蒸気を前記透湿膜を通して閉路外
    部へ放出することにより吸着剤の脱着を行う脱着装置。
  16. 【請求項16】閉路の多孔質材あるいは透湿膜の部分を
    複数に分岐してなる請求項9ないし15のいずれか1項
    記載の脱着装置。
  17. 【請求項17】閉路内部の多孔質材あるいは透湿膜の表
    面に付着した吸着剤を脱落する脱落手段を備えた請求項
    9ないし16のいずれか1項記載の脱着装置。
  18. 【請求項18】閉路内部の壁面に付着した吸着剤を脱落
    する脱落手段を備えた請求項9ないし17のいずれか1
    項記載の脱着装置。
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