JP2005279390A - 吸脱着フィルタおよび吸脱着管および吸着再生装置 - Google Patents

吸脱着フィルタおよび吸脱着管および吸着再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005279390A
JP2005279390A JP2004095177A JP2004095177A JP2005279390A JP 2005279390 A JP2005279390 A JP 2005279390A JP 2004095177 A JP2004095177 A JP 2004095177A JP 2004095177 A JP2004095177 A JP 2004095177A JP 2005279390 A JP2005279390 A JP 2005279390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adsorption
adsorbent
filter
desorption
electromagnetic induction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004095177A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Shimado
孝明 島戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004095177A priority Critical patent/JP2005279390A/ja
Publication of JP2005279390A publication Critical patent/JP2005279390A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Abstract

【課題】吸脱着フィルタを使用する除湿機や脱臭機において、吸脱着フィルタの再生時にヒーターによって高温の空気を与えるが、その際の熱が、外部に漏れることで、処理された空気が、温められてしまうという課題があり、ヒーターを使用しない再生手段が求められている。
【解決手段】フィルタの一部を電磁誘導加熱が可能な材料で構成し、吸脱着フィルタ9の近くに電磁コイル10等の磁界発生装置を設置し、磁界11を発生させ、吸脱着フィルタ9が自己発熱することで吸着剤5を温め、吸着物を脱着する。前記自己発熱吸脱着フィルタ用いることで、再生熱の効率を上げ、かつ処理空気を温めない除湿機や脱臭機を提供できるものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、空気中の水分や有機ガスの吸着に使用される吸脱着フィルタや吸脱着管と、吸着したものを放出する手段としての吸脱着フィルタおよび吸脱着管の加熱再生手段と、それを備えた吸着再生装置に関する発明である。
従来、この種の吸脱着フィルタや吸脱着管は、ゼオライト等の吸着剤で構成されるハニカム状のフィルタが知られており、その脱着手段としてはヒーターや燃料電池の廃熱によって温めた温風による加熱が知られており、特に空気中の湿分を取るための除湿機や空気中の有機ガス等を吸着する脱臭機などに用いられている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その除湿機と吸脱着フィルタについて図12および図13を参照しながら説明する。
図に示すように、吸脱着フィルタ101はフィルタ基材102と吸着剤103からなり、空気の流れ104を作る通気ファン105を備えることにより空気中の水分を吸着し、除湿した空気(供給空気)106を提供する。また、回転手段107によって吸脱着フィルタ101は回転し、加熱手段108より吹き出る空気(再生空気109)によって吸着剤103に吸着した水分が脱着される。脱着した水は熱交換器110中に入り、そこで吹き入れ空気111によって冷やされ結露し水滴112ができる。これをタンク113に回収する。このとき加熱手段108はヒーターや燃料電池などの廃熱によって行われている。
特開2000−117042号公報
このような従来の吸脱着フィルタは、連続して使用するために吸着した水や有機ガスを放出して再生する必要があり、そのためにはフィルタを加熱する必要がある。しかしながら、従来の再生方法は、ヒーターや燃料電池などで発生する廃熱のような加熱装置によってフィルタをあたため、吸着した水や有機ガスを脱着させており、そのため、フィルタの近傍には再生用のヒーターや廃熱を導く管など、加熱装置が必要であった。そのために本体容積が大きくなったり、加熱装置からの熱の拡散によって、本体からの吹き出し空気、つまりは処理後空気の温度が高くなってしまうという課題があり、ヒーターや廃熱を使用したもの以外での吸着した水分もしくは吸着した有機ガスを放出する手段を提供することが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、熱ロスを少なくすることができる吸脱着フィルタと吸脱着管とその吸着再生装置を提供することを目的としている。
本発明の吸脱着フィルタおよび吸脱着管は上記目的を達成するために、フィルタ及び管自体を発熱させることによって、吸着した水分や、有機ガスを放出させることができる。これによって、ヒーターなどの加熱装置は不要になり、熱の拡散をなくすことができる。
また、フィルタおよび管を自己発熱させるために、電磁誘導加熱材料を吸着剤の近傍に配置することによって吸着剤をあたため、吸着した水分や有機分子を吸着剤から放出する手段を与えるものである。これにより熱の拡散が低減でき、効率的に吸脱着フィルタを再生することができ、従来のヒーターや廃熱の加熱における熱の拡散による処理空気の温度上昇を抑えることができる。
また、電磁誘導加熱材料を、吸着剤を担持するフィルタの基材として、吸着剤を電磁誘導加熱材料で構成される基材上に担持する。これにより、近傍で磁界を発生させることで、基材である電磁誘導加熱材料があたたまり、近傍の吸着剤も温められ、吸着していた水分や有機ガスを放出し、再生させられる。また、ヒーターや廃熱よる熱の拡散が起こらない効果がある。
また、吸着剤で電磁誘導加熱材料をコーティングした材料をフィルタ状に加工する。これにより、吸着剤を後から担持する手間がなくなり、また均一にコーティングしやすいため、吸着能力、再生能力ともに、フィルタの部位によるムラがなくなる。
また、電磁誘導加熱材料で、通気穴のあるケースを持つ構造で、このケース内に、吸着剤を充填する。これにより、基材に接着するときに起こりうる、吸着剤の吸着サイトの接着剤による妨害をなくすことが可能であり、より効率の良い吸着場を提供することができる。
また、吸着剤を網目状の材料で挟み込み、通気しやすさを確保するために、部分部分に、網目と垂直に支えを入れた形状のフィルタケースに吸着剤をいれ、網目および、支え材料を電磁誘導加熱材料で構成することで、磁界により温められた電磁誘導加熱材料が吸着剤を温め、吸着していた水分や有機ガスを放出し、再生させることができる。
また、電磁誘導加熱材料を、従来の基材を吸着剤で構成される吸脱着フィルタの近傍に設置、もしくは接着させ、磁界によって加熱することで、素子をあたため、吸着剤に吸着した水分や有機物を放出することが可能である。これによって、従来の吸脱着フィルタであってもヒーターや廃熱を用いず再生することが可能である。また、電磁誘導加熱材料は近傍やフィルタに接着するだけでなく、フィルタで挟み込み、磁界を与えることで、加熱することも可能である。
なお、管の中に吸着剤と電磁誘導加熱材料を入れた吸脱着管で、吸着したいものを含んだ空気、もしくは液体を流し込む、吸着後、磁界を与えることで、電磁誘導加熱材料が発熱し、吸着剤をあたため、吸着物を放出して吸着管を再生する。この場合、通電ヒーターなどで温めるときは電源との接触が必要であったが、電磁誘導加熱であるため、非接触式となり吸脱着管の耐久性が向上する効果もある。
本発明によれば、フィルタが自ら発熱し吸着物を外部から加熱することなく放出することができ、従来の加熱装置からでる熱の放散を少なくすることができる除湿機や脱臭機の吸脱着フィルタを提供できる。
なお、フィルタ基材に電磁誘導加熱材料を設けることで、ヒーターや廃熱による加熱方式における熱の拡散等の熱ロスがなく、きわめて吸着剤を近くで温め再生する効果がある。
なお、吸着剤で均一にコーティングした電磁誘導加熱材料をフィルタ上に加工することで、吸着剤が均一に付着した、吸脱着フィルタを得られる。
なお、電磁誘導加熱材料を通気穴の開いたケース状にし、その中に吸着剤を充填することで、吸着効率のよい、吸脱着フィルタが得られる。
なお、従来の吸脱着フィルタに電磁誘導加熱材料を接着または近傍に配置することで、従来からの吸脱着フィルタを用いながらも、ヒーターや廃熱による加熱を用いないため、処理後の空気温度を、従来の除湿機や脱臭機よりも低く提供することができる。
なお、管の中に吸着剤と電磁誘導加熱材料を入れた吸脱着管では、吸脱着管の耐久性が向上する。また、管自体が電磁誘導加熱材料であっても、管の一部位、特に管の内壁が電磁誘導加熱可能な材料であるとより加熱に効果がある。
本発明では、吸脱着フィルタを発熱させるため、自己発熱する材料を素子の構成物に入れるものであり、自己発熱した材料が吸着剤を温め、吸着剤が吸着した水分や有機分子を放出するという作用を有する。
自己発熱させる手段として特に、電磁誘導加熱を使用する。そのため、電磁誘導加熱可能な材料を用いる必要があり、電磁誘導加熱材料とは、磁界によってその中にうず電流が発生し、発熱する材料をさす。その材料の例としては鉄、アルミニウム、銅などが挙げられる。
構成の方法としては、吸着剤を付着させる基材として使用する方法がある。フィルタの形状としてたとえばハニカム状に加工した電磁誘導加熱材料に吸着剤を担持することで、自己発熱可能なフィルタが得られる。
また、基材でなくとも、吸脱着フィルタの近傍もしくは接触する状態に自己発熱材料を配置することで、自己発熱材料が温められると、その熱が吸脱着フィルタに伝わり、吸着剤が吸着した水分や有機分子の脱着を促すことができる。
なお、管の中に吸着剤と電磁誘導加熱材料を入れた吸脱着管もしくは管自体が電磁誘導加熱材料であったり、管の一部位、特に管の内壁が電磁誘導加熱可能材料で吸脱着管を構成し、吸着したいものを含んだ空気、もしくは液体を流し込む。吸着後、磁界を与えることで、電磁誘導加熱可能材料が発熱し、吸着剤をあたため、吸着物を放出して吸着管を再生する。この場合、通電ヒーターなどで温めるときは電源との接触が必要であったが、電磁誘導加熱であるため、非接触式であるため耐久性が向上する。また、管自体が電磁誘導加熱材料であっても、管の一部位、特に管の内壁が電磁誘導加熱材料であるとより加熱に効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、磁界によって自らうず電流を発生し、発熱する電磁誘導加熱材料(たとえば、鉄、アルミニウム、銅など)によって、たとえば平板状のもの(平シート)2と波型のもの(波シート)3を繰り返し張り合わせた、ハニカム形状のフィルタ(ハニカムフィルタ)1を作成する。
また、フィルタの成型法としてほかに、押し出し成型法などがある。
なお、図2に示すように、ハニカム形状のフィルタとしては、電磁誘導加熱材料2a(平シート)、3a(波シート)を、吸着剤などを担持しやすい繊維状や多孔性の空隙をもつシート2b(平シート)、3b(波シート)ではさんだものでも良い。
そして、図3に示すように前記、ハニカム形状などのフィルタの基材4に吸着剤5を担持して、ファン6などをもちいてフィルタ中を通気7することで、たとえば空気中の水分や臭いなどの有機ガスを吸着することができる。また、吸着剤5を基材4と接着するために、接着剤8を使用するのが望ましい。このとき、吸着剤5と接着剤8の割合は、吸着剤5が接着剤8との重量比率の60〜99%が望ましく、これにより吸着剤5の表面が有効に吸着を行うことができかつ基材4からはがれることなく接着することが可能であり、さらに好ましくは85〜95%である。また、加熱により吸着剤5を再生するため、接着剤8としては耐熱性の高いものが望ましく、たとえば無機物の接着剤が望ましい。
吸着剤5の担持方法としては、基材表面にローラー等をもちいて、吸着剤5や接着剤8を分散した液を塗りつける方法があり、さらにたとえば、塗りつけたものを焼結などによって焼き付ける方法がある。
また、接着剤8を基材4表面に塗り、吸着剤5を噴霧して、基材4表面に並べる方法がある。また塗りつけ回数としては、接着剤8と吸着剤5の塗り付けを複数回行うのが望ましい。
そして、図4のように、吸着剤5を担持したフィルタ9の近傍に、たとえば電磁コイル10などを設置し通電すると、電磁コイル10より磁界11が発生し、それによりフィルタ9の基材4が自己的に発熱して、吸着剤5をあたため(熱移動方向12)吸着物を放出13し、吸着可能な状態に再生することができる。
なお、発熱と同時に、たとえばファンなどで風を送ることで放出したものの気中濃度があがらず、効率的に脱着が進む。
なお、図5に示すように回転式の円形吸脱着フィルタ14であれば、連続的な吸着再生のサイクルシステムを組むことが可能であり、吸脱着フィルタ内をファン6によって通気15し、かつ回転手段16によって回転させながら、処理ゾーンでは空気中のたとえば水分や有機分子をフィルタに吸着させる、再生ゾーンでは、近傍に電磁コイルボックス17に入れた電磁コイル10を用意し、磁界を発生させ、素子自体を発熱させることで円形吸脱着フィルタ14を再生する。
再生によって脱着した水分や有機分子は、外部に排気18、もしくは濃縮回収できる。
(実施の形態2)
図6と図7にしめすように、電磁誘導加熱可能な材料で作成した線形の材料19に吸着剤5をコーティングする。その線を重ね合わせて、メッシュ状に加工してメッシュ状フィルタ20とすることができる。なお、その接着には実施の形態1と同様に接着剤を使用することが望ましい。
なお、実施の形態1と同様に、回転式のフィルタ形状にすることで連続的な再生機構をもった吸着装置を得ることができる。
(実施の形態3)
図8に示すように、電磁誘導加熱可能な材料で、網状のケース21もしくは通気孔をもつケースを作成し、その中に吸着剤22を入れる。このときの網目もしくは孔の大きさは吸着剤22が漏れ出さない大きさでなくてはならない。たとえば、吸着剤22を粒状に加工し、網目をその径より細かくしなくてはならない。吸着剤22の粒の大きさとしては直径0.5〜20mmが吸着性能を保持しつつ、網目を抜けにくいという効果があり、さらに好ましくは1mm〜10mmが望ましい。
なお、実施の形態1及び2と同様に、回転式のフィルタ形状にすることで連続的な再生機構をもった吸着装置を得ることができる。
(実施の形態4)
特にフィルタ基材に電磁誘導加熱ができる材料を用いなくても、図9に示すように、再生空気23の送風装置24と吸脱着フィルタ25の間に電磁誘導加熱材料26を加熱手段としてはさみこみ、電磁コイル10より磁界11を発生させることで、電磁誘導加熱材料26を加熱して、温風を吸脱着フィルタ25に送り込み、吸脱着フィルタ25を加熱することが可能である。
なお、再生空気を送る部分だけに加熱手段が存在してもよい。
なお、フィルタの端面に設置しなくても、図10のように、吸脱着フィルタ25aと吸脱着フィルタ25bの間に、加熱手段26を挟み込んで、再生の補助的手法として用いても良い。
なお、実施の形態1と同様に、回転式のフィルタ形状にすることで連続的な再生機構をもった吸着装置を得ることができる。
(実施の形態5)
図11にしめすように、管27の中に吸着剤28と電磁誘導加熱材料29を入れる。このとき吸着剤28の大きさは直径で1μm〜20mmが望ましく、小さい粒形のほうが圧力損失はあがるが、単位体積あたりの表面積が大きく吸着能力の向上する。また、電磁誘導加熱材料は、うず電流が起こりやすくかつ吸着剤28との接触面積が大きくなる状態のものが望ましい。たとえば、板状でねじれた、螺旋形状のものが望ましい。また、管の内壁に、電磁誘導加熱材料を用いるのが熱の発生をより効率的に行うためには望ましい。
そして管27の中を、水分、有機ガスなどの吸着させたい物を含んだ、たとえば空気、有機ガス、もしくは液体30を流し込むことで、処理空気、もしくは処理液体31が得られる。
吸着後、外部より電磁コイル10によって磁界11を管27に与えることで、電磁誘導加熱が起こり、吸着剤28が温められ、吸着したものを放出し、再生することができる。
磁界を発生するコイルを設け、電磁誘導加熱による自己発熱機能を搭載した吸脱着フィルタを用いることで、処理空気温度の低い連続吸脱着式除湿機、脱臭機が得られる。
吸着管のなかに、電磁誘導加熱材料を入れ、近くに磁界発生装置を設けることで、電源等に接触しない状態で再生可能な、吸脱着管が得られ、耐久性の高い吸着再生装置が得られる。
本発明の実施の形態1のハニカムフィルタ図 同実施の形態1のハニカムフィルタ図 同実施の形態1の吸脱着フィルタ詳細図 同実施の形態1の磁界発生時における吸脱着フィルタの脱着図 同実施の形態1に示す連続式吸脱着システム図 同実施の形態2の線形電磁誘導加熱材料に剤を塗布した図 同実施の形態2のメッシュ状吸脱着フィルタ図 同実施の形態3のケース型吸脱着フィルタ図 同実施の形態4の電磁誘導加熱材つき吸脱着フィルタ図 同実施の形態4の電磁誘導加熱材つき吸脱着フィルタ図 同実施の形態5の吸脱着管を示す図 従来例の除湿機を示す図 同吸脱着フィルタの詳細図
符号の説明
1 ハニカムフィルタ
2 平板(平シート)
3 波板(波シート)
2a 平シート(電磁誘導加熱材料)
2b 平シート(吸着剤担持用)
3a 波シート(電磁誘導加熱材料)
3b 波シート(吸着剤担持用)
4 基材
5 吸着剤
6 ファン
7 通気
8 接着剤
9 吸脱着フィルタ
10 電磁コイル
11 磁界
12 熱移動方向
13 吸着物の放出
14 円形吸脱着フィルタ
15 通気
16 回転手段
17 電磁コイルボックス
18 排気
19 線形基材
20 メッシュ状フィルタ
21 電磁誘導加熱ケース
22 吸着剤(0.5〜20mm)
23 再生空気
24 送風装置
25 吸脱着フィルタ
26 加熱手段(電磁誘導加熱材料)
16a 回転手段
16b 回転手段
25a 吸脱着フィルタ
25b 吸脱着フィルタ
27 管
28 吸着剤(1μm〜20mm)
29 電磁誘導加熱材料
30 空気(もしくは液体)
31 処理空気(もしくは処理液体)
101 吸脱着フィルタ
102 フィルタ基材
103 吸着剤
104 空気の流れ
105 ファン
106 除湿された空気(供給空気)
107 回転手段
108 加熱手段
109 再生空気
110 熱交換器
111 吹き込み空気
112 結露した水
113 タンク

Claims (9)

  1. 吸着剤で構成されたフィルタの一部もしくは全体が発熱することで、吸着剤に吸着した水分もしくは有機ガスが放出されることを特徴とした吸脱着フィルタ。
  2. 吸着剤と吸着剤を固定する構造体から成るフィルタで、前記吸着剤の固定材が発熱することで、吸着剤が吸着した水分もしくは有機ガスを放出することを特徴とした吸脱着フィルタ。
  3. コイルを近くに有して、前記コイルに電流を流すことにより生じる磁界によって前記フィルタを構成する電磁誘導加熱可能な吸着剤または吸着剤の固定材のどちらか一つもしくはその両方が発熱することを特徴とした請求項1もしくは請求項2記載の吸脱着フィルタ。
  4. 磁力線によって発熱する電磁誘導加熱可能な材料で作成した吸気面、排気面を備えたケースに吸着剤をいれて、磁力線により、電磁誘導加熱可能な材料を発熱させることを特徴とした請求項1乃至3記載の吸脱着フィルタ。
  5. 吸着剤中に電磁誘導加熱可能な材料を埋めこんで、磁力線によって電磁誘導加熱可能な材料を発熱させることで、吸着剤を温めることを特徴とした請求項1乃至3記載の吸脱着フィルタ。
  6. 通風穴の開いた電磁誘導加熱可能な材料を、吸着剤と吸着剤の固定剤で構成されるフィルタの片面に配置する、もしくは両面をはさんで配置し、電磁誘導加熱によりフィルタを温めることを特徴とした請求項1乃至2記載の吸脱着フィルタ。
  7. 通風穴の開いた電磁誘導加熱可能な材料を、吸着剤と吸着剤の固定剤で構成するフィルタではさみこみ、電磁誘導加熱により吸着剤をあたためることを特徴とした請求項1乃至2記載の吸脱着フィルタ。
  8. 吸着剤と電磁誘導加熱可能な材料とを混合して充填した管と、その管の近くに磁力線発生装置を配置し、磁力線を発生させることで、管の内部を温めることを特徴とした吸脱着管。
  9. 請求項1から8に記載された吸脱着フィルタ、吸脱着管をひとつもしくは複数用いた吸着再生装置。
JP2004095177A 2004-03-29 2004-03-29 吸脱着フィルタおよび吸脱着管および吸着再生装置 Pending JP2005279390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004095177A JP2005279390A (ja) 2004-03-29 2004-03-29 吸脱着フィルタおよび吸脱着管および吸着再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004095177A JP2005279390A (ja) 2004-03-29 2004-03-29 吸脱着フィルタおよび吸脱着管および吸着再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005279390A true JP2005279390A (ja) 2005-10-13

Family

ID=35178348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004095177A Pending JP2005279390A (ja) 2004-03-29 2004-03-29 吸脱着フィルタおよび吸脱着管および吸着再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005279390A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009006277A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 高周波加熱式吸着塔
JP2010094199A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Mitsubishi Electric Corp 流体処理装置及びこれを備えた冷蔵庫
JP2011161356A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Panasonic Corp 除湿装置
CN103316569A (zh) * 2013-07-12 2013-09-25 山东大学 一种磁场强化固体除湿和再生的方法和装置
WO2016152363A1 (ja) * 2015-03-26 2016-09-29 日立化成株式会社 Co2濃度低減装置
CN112169533A (zh) * 2020-08-27 2021-01-05 广东美的白色家电技术创新中心有限公司 可再生的吸附材料、吸附装置及家用电器
CN112479313A (zh) * 2020-12-10 2021-03-12 南京环保产业创新中心有限公司 一种强化磁性树脂脱附的装置及方法
CN113426433A (zh) * 2021-07-30 2021-09-24 南京环保产业创新中心有限公司 一种磁性树脂的高效再生装置及方法
CN114832575A (zh) * 2021-06-07 2022-08-02 长城汽车股份有限公司 一种空气滤清系统、控制方法及车辆
CN116576530A (zh) * 2023-05-25 2023-08-11 北京科技大学 基于电磁吸附的地铁车站用空气净化装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009006277A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 高周波加熱式吸着塔
JP2010094199A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Mitsubishi Electric Corp 流体処理装置及びこれを備えた冷蔵庫
JP2011161356A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Panasonic Corp 除湿装置
CN103316569A (zh) * 2013-07-12 2013-09-25 山东大学 一种磁场强化固体除湿和再生的方法和装置
US10456731B2 (en) 2015-03-26 2019-10-29 Hitachi Chemical Company, Ltd. CO2 concentration reducing device
JPWO2016152363A1 (ja) * 2015-03-26 2017-07-06 日立化成株式会社 Co2濃度低減装置
CN107206307A (zh) * 2015-03-26 2017-09-26 日立化成株式会社 Co2浓度降低装置
EP3287185A4 (en) * 2015-03-26 2018-12-26 Hitachi Chemical Company, Ltd. Co2 concentration reducing device
WO2016152363A1 (ja) * 2015-03-26 2016-09-29 日立化成株式会社 Co2濃度低減装置
CN112169533A (zh) * 2020-08-27 2021-01-05 广东美的白色家电技术创新中心有限公司 可再生的吸附材料、吸附装置及家用电器
CN112479313A (zh) * 2020-12-10 2021-03-12 南京环保产业创新中心有限公司 一种强化磁性树脂脱附的装置及方法
CN112479313B (zh) * 2020-12-10 2022-08-26 南京环保产业创新中心有限公司 一种强化磁性树脂脱附的装置及方法
CN114832575A (zh) * 2021-06-07 2022-08-02 长城汽车股份有限公司 一种空气滤清系统、控制方法及车辆
CN113426433A (zh) * 2021-07-30 2021-09-24 南京环保产业创新中心有限公司 一种磁性树脂的高效再生装置及方法
CN113426433B (zh) * 2021-07-30 2023-09-26 南京环保产业创新中心有限公司 一种磁性树脂的高效再生装置及方法
CN116576530A (zh) * 2023-05-25 2023-08-11 北京科技大学 基于电磁吸附的地铁车站用空气净化装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5912423A (en) Method and means for purifying air with a regenerable carbon cloth sorbent
JP5266758B2 (ja) 揮発性有機化合物処理装置
JP2013059760A (ja) 吸着ユニット、吸着装置、及びその再生方法
CA3077343C (en) Gas adsorbent body, method for producing thereof, and carbon dioxide gas concentration device
CN110102271B (zh) 用于VOCs治理的含纳米吸附剂的多孔型材及其方法、设备
JP2005279390A (ja) 吸脱着フィルタおよび吸脱着管および吸着再生装置
JP2950453B2 (ja) 発熱体を有するシート状収着体、発熱体を有する収着用積層体および発熱体を有する収着用積層体を用いた除湿装置
JP2012055501A (ja) 空気清浄装置
JP6118760B2 (ja) Pm除去空気浄化装置
JP2971217B2 (ja) 全熱交換器用素子およびその製造法
TWI278341B (en) Regeneration process for electric current-conducting adsorbents loaded with organic substances
JP2003251133A (ja) 吸着シート及びそれを用いた吸着体
JPH07275641A (ja) 除湿装置
JP2008093504A (ja) 吸着分解素子およびその製造方法およびそれを用いた空調装置
JP2013066820A (ja) 除湿器及び除湿装置
JPWO2002051454A1 (ja) 汚染空気の処理装置及びその処理方法
JP5470671B2 (ja) デシカント空調装置
JP5361461B2 (ja) 除湿システム
JP4912379B2 (ja) 流体処理装置及びこれを備えた冷蔵庫
JPH10277399A (ja) 空気浄化用触媒構造体
JP2004313897A (ja) 調湿デバイス
JP2006314873A (ja) 水分透過装置
JP2004333021A (ja) 調湿装置
JPH11267445A (ja) 脱臭デバイスとこれを備えた脱臭機及び空気調和機
JPH11347335A (ja) 吸着構造体およびこれを用いた脱臭装置