JPH09276214A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH09276214A
JPH09276214A JP8092495A JP9249596A JPH09276214A JP H09276214 A JPH09276214 A JP H09276214A JP 8092495 A JP8092495 A JP 8092495A JP 9249596 A JP9249596 A JP 9249596A JP H09276214 A JPH09276214 A JP H09276214A
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JP
Japan
Prior art keywords
function
function setting
setting means
endoscope apparatus
switch
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JP8092495A
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English (en)
Inventor
Tadashi Takahashi
正 高橋
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザーの多様な好みや用途等に対応して、内
視鏡装置の各種機能を設定することができる内視鏡装置
を提供すること。 【解決手段】内視鏡装置に持たせる機能を予め選択して
設定するための機能設定手段S3を設けると共に、上記
機能設定手段S3による機能の選択を行える機能設定モ
ードと上記機能設定手段S3による機能の選択を行えな
い通常モードとを切り換えるためのモード切換手段S2
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多様な機能を有
する内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡観察像を固体撮像素子で撮像する
ようにした電子内視鏡装置の有する各種機能には、使用
中に設定状態を調整する必要が生じるものと、そうでな
いものとがある。
【0003】前者としては、例えば画面の明るさレベル
(即ち、照明の明るさレベル)、調光が自動か手動かの
選択、モニタに表示される画像の輪郭強調を行うか否か
の選択等がある。
【0004】一方、後者としては、内視鏡の操作部やビ
デオプロセッサの操作パネル等に設けられたスイッチ或
いはフットスイッチ等に持たされた機能、画面の明るさ
の調整ステップの幅、観察画像の最大明るさ、画像の色
調調整のステップ幅、送気ポンプの圧力の強弱等があ
る。
【0005】そこで従来は、前者については内視鏡装置
に調整手段又は選択手段を設け、後者については、ユー
ザーの求める平均レベルに設定した内視鏡装置を、製品
として提供していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ユーザーに
は、きめの細かい調整ができることを求めるユーザー
と、大雑把な調整を好むユーザーとがいる。したがっ
て、例えば画面の明るさ調整のステップが大方のユーザ
ーの好みに合わせて細かく設定してあると、大雑把な方
がよいユーザーにとっては操作が煩わしくて使い難いも
のになってしまう。そのように、従来の内視鏡装置で
は、ユーザーの多様な好みや用途に対応することができ
なかった。
【0007】また、内視鏡観察画像についての処理用に
内視鏡の操作部に例えば三つのスイッチ(以下、スコー
プスイッチという)が設けられているが、それらは一般
には画像静止(フリーズ)、ビデオカセット記録(VC
R)、ハードコピー記録(コピー)として用いられてい
る。しかしユーザーによってはそのうちの一部は不要で
あって、スイッチに他の機能を持たせた方が便利と感じ
る場合がある。
【0008】そこで本発明は、ユーザーの多様な好みや
用途等に対応して、内視鏡装置の各種機能を設定するこ
とができる内視鏡装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡装置は、内視鏡装置に持たせる機能
を予め選択して設定するための機能設定手段を設けると
共に、上記機能設定手段による機能の選択を行える機能
設定モードと上記機能設定手段による機能の選択を行え
ない通常モードとを切り換えるためのモード切換手段を
設けたことを特徴とする。
【0010】なお、上記機能設定手段が、内視鏡の操作
部に設けられたスイッチの機能を複数種類の機能の中か
ら選択することができるものでもよく、足で踏んで操作
するフットスイッチの機能を複数種類の機能の中から選
択することができるものでもよい。
【0011】また、上記機能設定手段が、内視鏡観察画
像の明るさ調整の一段あたりの幅を選択することができ
るものでもよく、内視鏡観察画像の最大明るさの値を選
択することができるものでもよく、或いは内視鏡観察画
像の色調整の一段あたりの幅を選択することができるも
のでもよい。
【0012】また、上記機能設定手段が、送気ポンプの
送気圧を選択することができるものでもよく、上記内視
鏡装置の電源投入時に送気ポンプをオン状態にするかオ
フ状態にするかを選択することができるものでもよい。
【0013】なお、上記機能設定モードにおいて設定さ
れた機能設定の状態を一覧表示するための設定状態表示
手段が設けられていてもよい。
【0014】また、上記機能設定モードにおいて、複数
の機能について予め設定された複数種類の組み合わせの
中から一つの組み合わせを選択することができるように
してもよい。
【0015】また、上記通常モードは、上記機能設定モ
ードで選択された機能が実行されるモードである請求項
1ないし10のいずれかの項記載の内視鏡装置モードで
あってもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図2は電子内視鏡1と光源装置兼ビデオ
プロセッサ20の全体構成を略示しており、電子内視鏡
1の挿入部の先端には、対物レンズ2による被写体の結
像位置に例えば電荷結合素子(CCD)からなる固体撮
像素子3が配置され、その観察範囲を照明するための照
明用ライトガイドファイババンドル4の射出端に面し
て、照明光の配光角を広げて被写体に照射するための照
明レンズ5が配置されている。
【0017】光源装置兼ビデオプロセッサ20に着脱自
在に接続される電子内視鏡1のコネクタ部6には、固体
撮像素子3に入出力される信号を伝達する信号線を光源
装置兼ビデオプロセッサ20側に接続するための電気コ
ネクタ7や、ライトガイドファイババンドル4の入射端
などが配置されている。
【0018】また、電子内視鏡1の挿入部の基端に連結
された操作部8には、第1、第2及び第3のスコープス
イッチ9(9a,9b,9c)が配置されていて、それ
らはコネクタ部6を介して光源装置兼ビデオプロセッサ
20側に接続されている。
【0019】光源装置兼ビデオプロセッサ20内には、
固体撮像素子3から送られてくる映像信号を処理するた
めの映像信号処理部21の他、ライトガイドファイババ
ンドル4に供給する照明光を発生するための光源ランプ
22などが設けられている。映像信号処理部21の出力
端にはテレビモニタ50が接続され、内視鏡観察像がこ
のテレビモニタ50に表示される。
【0020】また、光源装置兼ビデオプロセッサ20に
は、送気ポンプが内蔵され、またテレビモニタ50に表
示される画像のハードコピーをとるためのハードコピー
装置や、ビデオカセット記録をとるためのビデオカセッ
トレコーダ等が接続されているが、それらの図示は省略
されている。
【0021】ライトガイドファイババンドル4の入射端
と光源ランプ22との間には、光源ランプ22から放射
された照明光をライトガイドファイババンドル4の入射
端面に収束させるための集光レンズ24が配置されてい
る。
【0022】また、光源ランプ22と集光レンズ24と
の間には、その間の照明光路を任意量遮って、ライトガ
イドファイババンドル4に入射する照明光線束の面積を
変えることができるように可動絞り25が配置されてお
り、この可動絞り25はステップモータ26によって駆
動される。
【0023】23は、いわゆるRGB面順次撮像用の照
明を行うために、赤(R)、緑(G)、青(B)の三色
のフィルタを順に照明光路中に挿入するように、一定速
度で回転駆動されるRGB回転フィルタである。
【0024】光源ランプ22を駆動するランプ制御回路
27、可動絞り25を駆動する絞り駆動回路28など
は、光源装置兼ビデオプロセッサ20内に設けられたマ
イコン(マイクロコンピュータ)制御部30によって動
作が制御される。10は、足で踏んでスイッチングを行
うフットスイッチである。
【0025】図1は、マイコン制御部30とその周辺を
示しており、マイコン制御部30では、演算処理を行う
ための中央演算装置(CPU)31に接続されたシステ
ムバス32に、プログラムなどを格納した読み出し専用
メモリ(ROM)33、ランダムアクセスメモリ(RA
M)34及びリアルタイムクロック(RTC)35など
が接続されている。
【0026】また、システムバス32に接続されたCR
Tコントーラ(CRTC)37を通して、ビデオ用ラン
ダムアクセスメモリ(ビデオRAM)36に格納された
表示用文字データと、映像信号処理部21から出力され
る映像データとが合成されてテレビモニタ50に出力さ
れる。
【0027】光源装置兼ビデオプロセッサ20のパネル
スイッチ49、光源ランプ22を制御するためのランプ
制御回路27、外部のキーボード60、絞り駆動回路2
8及びフットスイッチ10は、各々入出力ポート38,
39,40,41,43を介してシステムバス32に接
続されている。
【0028】フットスイッチ10は、足で踏んでスイッ
チ操作を行うものであり、本実施の形態においては、写
真撮影のリリーススイッチ(リリース)又は通常画像と
処理画像とを切り換えるスイッチ(チェインジ)のいず
れかの機能を選択的に有することができるようになって
いる。
【0029】パネルスイッチ49には、テレビモニタ5
0に表示される内視鏡観察画像の明るさを調整するため
の明るさ調整スイッチ(明るさアップスイッチ49aと
明るさダウンスイッチ49b)等の他、各種の操作スイ
ッチが配置されている。
【0030】図3は、ROM33に格納されていてマイ
コン制御部30において実行されるプログラムの内容を
示すフロー図である。Sは処理ステップを示す。ここで
は、通常モードであるか機能設定モードであるかを切り
換えるために変数moが用いられており、この実施の形
態においては、mo=0が通常モード、mo=1が機能
設定モードになっていて、キーボード60からのキー入
力によって切り換えられる。
【0031】具体的には、キーボード60にある第8の
ファンクションキーf8と初期化キーを押して実行キー
を押せばmo=1になって機能設定モードになり、ES
Cキーを押せばmo=0になって通常モードになる。
【0032】この処理は、光源装置兼ビデオプロセッサ
20のメインスイッチがオンされると開始され、図3に
示されるように、所定の初期設定が行われた後(S
1)、mo=0であるかどうかが判定される(S2)。
そして、mo=0でないとき、即ちmo=1の場合は、
S3の機能設定処理が実行されて、テレビモニタ50の
画面が図4に示されるようになり、機能設定モードにお
ける初期機能設定の状態が一覧表示される。
【0033】この実施の形態においては、一番目のスコ
ープスイッチ以下八つの設定項目が表示されており、図
5に示されるように、各設定項目に対応して変数ini
1〜ini8が用いられている。これらの変数の値はず
っと記憶される。
【0034】この実施の形態における設定項目は次のと
おりである。 スコープスイッチ9の機能の選択(2種類)。 フットスイッチ10の機能の選択(2種類)。
【0035】観察画像の明るさ調整の一段あたりの幅
の選択(3種類)。 観察画像の最大明るさの値の選択(2種類)。 観察画像の色調整の一段あたりの幅の選択(3種
類)。
【0036】送気ポンプの送気圧の選択(2種類)。 光源装置兼ビデオプロセッサ20のメインスイッチが
オンされた時に、送気ポンプをオン状態にするかオフ状
態にするかの選択。
【0037】光源装置兼ビデオプロセッサ20のメイ
ンスイッチがオンされた時に、一部のキー及びスイッチ
の状態を固定してしまうか否かの選択。 これら八つの初期機能設定についての設定項目の内容選
択は、キーボード60に設けられたカーソル移動キーで
テレビモニタ50画面中のカーソル51を移動させ、実
行キーを押すことによって選択が確定する。
【0038】図4は、フットスイッチ10の項目でリリ
ースが選択される状態を示している。その他の項目の内
容選択状態は色によって表示されている。選択された内
容は白文字で表示され、被選択の内容は小豆色の文字で
表示される。図4には色を表示できないので、内容を示
す文字の左肩に文字の色(アは小豆色)を便宜的に示し
てある。
【0039】各項目の設定が終了したら、キーボード6
0に設けられたESCキーを押すことによりmo=0に
なるので、図3に示されるように、S2からS4のキー
ボード処理に移行して機能設定モードは終了する。
【0040】f8キーと初期化キーとを押して実行キー
を押せばmo=1になって再びS3の機能設定モードに
することができるが、内視鏡検査が行われている最中に
はその必要はほとんどない。
【0041】S2において、mo=0のときは、通常モ
ードであるS4〜S8の、キーボード処理、パネルスイ
ッチ処理、スコープスイッチ処理、フットスイッチ処理
及び他の処理が実行されて(したがって、機能設定モー
ドで選択された機能が実行されて)、再びS2から繰り
返される。
【0042】通常モードの各処理S4〜S8において
は、S3の機能設定処理において設定された機能レベル
の内容が盛り込まれることになる。その一部について以
下に説明をする。
【0043】図6及び図7は、S5のパネルスイッチ処
理の内容を示すフロー図である。パネルスイッチ49に
設けられた明るさ調整スイッチ49a,49bでは、テ
レビモニタ50に表示される内視鏡観察画像の明るさの
調整ステップを例えば0を中心に±7の15段階に調整
することができる。
【0044】そして、その一段毎の調整レベルがS3の
機能設定処理の第3項目(変数ini3を使用)におい
て3段階に設定され、第4項目(変数ini4を使用)
において最大明るさが2段階に設定されている。それに
対応して、図8に示されるように、15段階の明るさ指
数に対応する明るさレベルの異なる6種類のテーブルが
ROM33に格納されている。
【0045】そして、図5に示したように、明るさの一
段ごとの調整レベルはini3=0が微細、ini3=
1が中間、ini3=2が粗に割り付けられ、最大明る
さはini4=0がローレベル、ini4=1がハイレ
ベルに割り付けられている。
【0046】図6及び図7に戻って、パネルスイッチ処
理においては、まずパネルスイッチ49がオンされたか
どうかが判定され(S11)、オンされたのでなければ
S6のスコープスイッチ処理に移行する。
【0047】S11でパネルスイッチ49がオンされた
と判定されたときは、次に、それが明るさ調整スイッチ
49a,49bであるかどうかが判定され(S12)、
明るさ調整スイッチ49a,49bでないときは、その
押されたスイッチの処理をしてから(S13)、S6の
スコープスイッチ処理に移行する。
【0048】S12で明るさ調整スイッチ49a,49
bが押されたと判定されたときは、次に、変数「ini
4」がini4=0であるかどうかが判定される(S1
4)。なお、ini4=0は最大明るさがローレベル、
ini4=1は最大明るさがハイレベルを意味する。
【0049】そして、ini4=0のときは、まず変数
「ini3」がini3=0であるかどうかが判定され
(S15)、ini3=0のときは図8に示されるテー
ブル1の値が出力されて(S16)、最大明るさがロー
レベルであって微細なステップによる明るさ調整が行わ
れて、S6のスコープスイッチ処理に移行する。
【0050】S15で、ini3≠0のときは、ini
3=1であるかどうかが判定され(S17)、ini3
=1のときは図8に示されるテーブル2の値が出力され
て(S18)、最大明るさがローレベルであって中間の
調整ステップによる明るさ調整が行われて、S6のスコ
ープスイッチ処理に移行する。
【0051】S17でini3≠1(即ち、ini3=
2)のときは、図8に示されるテーブル3の値が出力さ
れて(S19)、最大明るさがローレベルであって粗な
調整ステップによる明るさ調整が行われて、S6のスコ
ープスイッチ処理に移行する。
【0052】S14でini4≠0のときは、次にin
i4=1であるかどうかが判定されて(S20)、in
i4=1のときは、ini3=0であるかどうかが判定
される(S21)。
【0053】そして、ini3=0のときは図8に示さ
れるテーブル4の値が出力されて(S22)、最大明る
さがハイレベルであって微細なステップによる明るさ調
整が行われて、S6のスコープスイッチ処理に移行す
る。
【0054】S21で、ini3≠0のときは、ini
3=1であるかどうかが判定され(S23)、ini3
=1のときは図8に示されるテーブル5の値が出力され
て(S24)、最大明るさがハイレベルであって中間の
調整ステップによる明るさ調整が行われて、S6のスコ
ープスイッチ処理に移行する。
【0055】S23でini3≠1(即ち、ini3=
2)のときは、図8に示されるテーブル6の値が出力さ
れ(S25)、最大明るさがハイレベルであって粗な調
整ステップによる明るさ調整が行われて、S6のスコー
プスイッチ処理に移行する。
【0056】S20でini4≠1の場合は、ini4
=1にしてから(S26)S6のスコープスイッチ処理
に移行する。なお、S20及びS26は保障ステップで
あり省略することもできる。
【0057】図9は、S6のスコープスイッチ処理の内
容を示すフロー図である。前述のように、電子内視鏡1
の操作部8には三つのスコープスイッチ9a,9b,9
cが設けられている。
【0058】そして、そのうちの第2のスコープスイッ
チ9bは、ビデオカセット記録をオン/オフするための
VCRスイッチとして機能させるか、テレビモニタ50
に表示される画像を切り換えるための画像切換スイッチ
として機能させるかを、図4に示される第1項目におい
て選択することができる。変数の割り当ては、図5に示
されるように、ini1=0がVCRスイッチ、ini
1=1が切換スイッチである。
【0059】この図9に示されるスコープスイッチ処理
においては、まずスコープスイッチ9がオンされたかど
うかが判定され(S31)、オンされたのでなければS
7のフットスイッチ処理に移行する。
【0060】S31でスコープスイッチ9がオンされた
と判定されたときは、次に、それが第1のスコープスイ
ッチ9aであるかどうかが判定され(S32)、第1の
スコープスイッチ9aであるときは、画像静止(フリー
ズ)のオン/オフを行う処理をしてから(S33)、S
7のフットスイッチ処理に移行する。
【0061】S32において第1のスコープスイッチ9
aが押されたのでないと判定されたときは、第2のスコ
ープスイッチ9bが押されたのかどうかが判定される
(S34)。
【0062】そして、第2のスコープスイッチ9bが押
されたと判定された場合は、変数「ini1」がini
1=0であるかどうかが判定され(S35)、ini1
=0のときは、ビデオカセットレコーダのオン/オフの
切り換え処理が行われてから(S36)、S7のフット
スイッチ処理に移行し、ini1≠0のときは、画像切
り換え処理が行われてから(S37)、S7のフットス
イッチ処理に移行する。
【0063】S34で第2のスコープスイッチ9bが押
されたと判定されなかった場合は、第3のスコープスイ
ッチ9cが押されたのかどうかが判定され(S38)、
第3のスコープスイッチ9cが押されたと判定されたと
きは、ハードコピーをオンさせる処理をしてから(S3
9)、S7のフットスイッチ処理に移行する。
【0064】S38において第3のスコープスイッチ9
cが押されたのでないと判定されたときは、そのままS
7のフットスイッチ処理に移行する。このようにして、
図4に示される八項目の各々についての機能をS3の機
能設定処理で設定されたレベルで使用することができ
る。
【0065】なお、送気ポンプの送気圧は機能設定処理
において2段階に調整することができるが、それとは別
に光源装置兼ビデオプロセッサ20のパネルスイッチ4
9にも2段階に調整可能なスイッチが設けられている。
したがって、送気圧は両者の組み合わせによって4段階
に調整可能である。
【0066】その場合の送気圧力設定は、例えば、機能
設定ハイレベル時にはパネルスイッチによって0.6気
圧と0.3気圧との切り換えが可能で、機能設定ローレ
ベル時にはパネルスイッチによって0.4気圧と0.2
気圧との切り換えが可能とされる。
【0067】このようにすることにより、ローレベルの
送気圧力を好む使用者が不用意にハイレベルの送気圧力
を選ぶようなことがないよう、使用者の希望に沿った間
違いのない機能設定を予め行うことができる。
【0068】上述のような機能設定は、例えば製品納入
時などの初期設定に特に有効であるが、本発明において
は、さらに機能設定モードにおいて、複数の機能につい
て予め設定された複数種類の組み合わせの中から一つの
組み合わせを選択できるようにすることによって、使い
がってがより便利になる。
【0069】即ち、図5に示されるような項目及び変数
ini1〜ini8について、図10に示されるように
使用ドクター名(頭文字UY、KT、…、HI)別に変
数値の組み合わせを設定したテーブル(メモリ)を備え
ておく。
【0070】そして、機能設定モードにおいて、図4の
テレビモニタ50画面の最下欄に示されるようにドクタ
ー名(この例ではUY)を入力すると、図10に示され
るテーブル中からそのドクター名のテーブルが選択され
て、全項目の機能設定について、そのテーブルに格納さ
れている変数値に従った機能設定が行われるようにすれ
ばよい。
【0071】このようにすることによって、一台の内視
鏡装置を複数のドクターが各々最適のセッティング状態
で使用することができる。なお、ドクターの頭文字UY
…に代えて数字等を用いてもよい。
【0072】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、例えば電子内視鏡以外のファイバース
コープや硬性内視鏡等を用いた内視鏡装置等に適用して
もよい。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、内視鏡装置に持たせる
機能を予め選択して設定するための機能設定手段を設け
て、機能設定モードにおいて予め機能の選択を行うこと
ができるので、ユーザーの多様な好みや用途等に対応し
て、内視鏡装置の各種機能を設定することができ、その
結果、医師が内視鏡検査をより容易に行うことができ、
内視鏡検査の効率向上につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のマイコン制御部とその周
辺のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の内視鏡装置の全体構成図
である。
【図3】本発明の実施の形態の制御処理フロー図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態の機能設定モード時のテレ
ビモニタ画面の正面図である。
【図5】本発明の実施の形態の機能設定用の変数割り付
けの内容を示す図表である。
【図6】本発明の実施の形態の制御処理フロー図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態の制御処理フロー図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態の明るさ調整レベル用テー
ブルの内容を示す図表である。
【図9】本発明の実施の形態の制御処理フロー図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態のドクター別の機能設定
組み合わせの内容を示す図表である。
【符号の説明】
8 操作部 9(9a,9b,9c) スコープスイッチ 30 マイコン制御部 49 パネルスイッチ 49a,49b 明るさ調整スイッチ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡装置に持たせる機能を予め選択して
    設定するための機能設定手段を設けると共に、上記機能
    設定手段による機能の選択を行える機能設定モードと上
    記機能設定手段による機能の選択を行えない通常モード
    とを切り換えるためのモード切換手段を設けたことを特
    徴とする内視鏡装置。
  2. 【請求項2】上記機能設定手段が、内視鏡の操作部に設
    けられたスイッチの機能を複数種類の機能の中から選択
    することができる請求項1記載の内視鏡装置。
  3. 【請求項3】上記機能設定手段が、足で踏んで操作する
    フットスイッチの機能を複数種類の機能の中から選択す
    ることができる請求項1又は2記載の内視鏡装置。
  4. 【請求項4】上記機能設定手段が、内視鏡観察画像の明
    るさ調整の一段あたりの幅を選択することができる請求
    項1、2又は3記載の内視鏡装置。
  5. 【請求項5】上記機能設定手段が、内視鏡観察画像の最
    大明るさの値を選択することができる請求項1ないし4
    のいずれかの項記載の内視鏡装置。
  6. 【請求項6】上記機能設定手段が、内視鏡観察画像の色
    調整の一段あたりの幅を選択することができる請求項1
    ないし5のいずれかの項記載の内視鏡装置。
  7. 【請求項7】上記機能設定手段が、送気ポンプの送気圧
    を選択することができる請求項1ないし6のいずれかの
    項記載の内視鏡装置。
  8. 【請求項8】上記機能設定手段が、上記内視鏡装置の電
    源投入時に送気ポンプをオン状態にするかオフ状態にす
    るかを選択することができる請求項1ないし5のいずれ
    かの項記載の内視鏡装置。
  9. 【請求項9】上記機能設定モードにおいて設定された機
    能設定の状態を一覧表示するための設定状態表示手段が
    設けられている請求項1ないし8のいずれかの項記載の
    内視鏡装置。
  10. 【請求項10】上記機能設定モードにおいて、複数の機
    能について予め設定された複数種類の組み合わせの中か
    ら一つの組み合わせを選択することができる請求項1な
    いし9のいずれかの項記載の内視鏡装置。
  11. 【請求項11】上記通常モードは、上記機能設定モード
    で選択された機能が実行されるモードである請求項1な
    いし10のいずれかの項記載の内視鏡装置。
JP8092495A 1996-04-15 1996-04-15 内視鏡装置 Pending JPH09276214A (ja)

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JP8092495A JPH09276214A (ja) 1996-04-15 1996-04-15 内視鏡装置

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