JP3393060B2 - 内視鏡のスイッチ - Google Patents

内視鏡のスイッチ

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JP3393060B2
JP3393060B2 JP10196198A JP10196198A JP3393060B2 JP 3393060 B2 JP3393060 B2 JP 3393060B2 JP 10196198 A JP10196198 A JP 10196198A JP 10196198 A JP10196198 A JP 10196198A JP 3393060 B2 JP3393060 B2 JP 3393060B2
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正 高橋
弘幸 小林
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    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
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    • G05B2219/20Pc systems
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
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    • G05B2219/23Pc programming
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡を操作するた
めのスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡に設けられる撮像システムは、高
解像度のカラー画像を得ることが要求される。したがっ
て内視鏡の操作パネルには、照明光源の光量を調整した
り、画像の輪郭強調を行なったり、またレッド(R)、
グリーン(G)およびブルー(B)のバランスを調整す
るために、多数のスイッチが設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらのスイッチを操
作するにはある程度の知識が必要であり、例えば、輪郭
強調が行なわれている状態で、エンハンスメントスイッ
チを誤って押下したことによって撮影画像の画質が急に
悪化したとき等、使用者は自分の操作ミスに気づかず、
内視鏡の撮像システムが故障したと勘違いしてしまうこ
とがある。
【0004】本発明は、内視鏡のスイッチにおいて誤操
作することを確実に防止することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の内視
鏡のスイッチは、一定時間内に複数回押されたとき、オ
ンオフ状態が切換えられることを特徴としている。換言
すれば、このスイッチは、一定時間内に複数回押された
ときのみ、オン状態からオフ状態に切換えられるか、あ
るいはオフ状態からオン状態に切換えられる。前者の場
合、このスイッチは一定時間内に1回押されたとき、オ
ン状態に定められるとともに、そのオン状態を保持す
る。後者の場合、このスイッチは一定時間内に1回押さ
れたとき、オフ状態に定められるとともに、そのオフ状
態を保持する。
【0006】本発明に係る第2の内視鏡のスイッチは、
一定時間内に複数回押されたとき、設定状態が切換えら
れることを特徴としている。
【0007】本発明に係る第3の内視鏡のスイッチは、
優位状態と劣位状態から1つを選択するスイッチであっ
て、一定時間内に複数回押されたとき、優位状態から劣
位状態に切換えられることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態を適用
した電子内視鏡の構成を概略的示すブロック図であ
る。
【0009】内視鏡本体10の挿入部の先端には、対物
レンズ11と照明用レンズ12が設けられ、対物レンズ
11による被写体の結像位置にはCCDから成る固体撮
像素子13が配設されている。照明用レンズ12の後方
には、照明用ライトガイドファイババンドル14の出射
面が対向している。すなわち、この出射面から出力され
る照明光は照明用レンズ12によって配光角を広げら
れ、被写体に照射される。被写体からの反射光は対物レ
ンズ11によって撮像素子13の受光面に集光され、こ
れにより被写体像が検出される。
【0010】内視鏡本体10のコネクタ部15は内視鏡
プロセッサ20に接続されている。このコネクタ部15
には、撮像素子13に入出力される信号を伝達するため
の信号線を内視鏡プロセッサ20に接続するための電気
コネクタ16と、ライトガイドファイババンドル14の
入射端17が配置されている。
【0011】内視鏡プロセッサ20内には映像信号処理
部21が設けられており、撮像素子13から伝送されて
くる映像信号は映像信号処理部21において所定の処理
を施され、外部のモニタ31に出力される。すなわちモ
ニタ31によって、内視鏡本体10により得られた被写
体像が表示される。
【0012】また内視鏡プロセッサ20には、ライトガ
イドファイババンドル14に供給する照明光を発生する
光源ランプ22が設けられ、また光源ランプ22の前方
には、可動絞り23および集光レンズ24が配設されて
いる。光源ランプ22から出射された照明光は、その一
部が可動絞り23によって遮光され、集光レンズ24に
おいて収束されてライトガイドファイババンドル14の
入射端17に供給される。
【0013】内視鏡プロセッサ20内にはランプ制御回
路27と絞り駆動回路28が設けられている。光源ラン
プ22のオンオフはランプ制御回路27によって制御さ
れ、可動絞り23の開度は絞り駆動回路28によって制
御される。ランプ制御回路27と絞り駆動回路28は、
マイコン制御部29から出力される指令信号に従って制
御される。
【0014】内視鏡本体10には操作部18が設けら
れ、操作部18には、コピーを行なったり、フリーズの
オンオフを行なったりするためのスコープスイッチ32
が設けられる。スコープスイッチ32はマイコン制御部
29に電気的に接続され、スコープスイッチ32の操作
に従ってマイコン制御部29を介して種々の動作が実行
される。
【0015】図2はマイコン制御部29の構成を示すブ
ロック図である。システムバス41には、中央処理装置
(CPU)42とリードオンリメモリ(ROM)43と
ランダムアクセスメモリ(RAM)44が接続されてい
る。マイコン制御部29内の各構成要素の動作はCPU
42によって制御される。ROM43には種々のプログ
ラムが格納され、RAM44は作業領域および記憶領域
として用いられる。
【0016】内視鏡本体10は入出力インターフェイス
45を介してシステムバス41に接続されている。すな
わち内視鏡本体10内のROM(図示せず)に格納され
た情報はマイコン制御部29によって読み込み可能であ
り、またスコープスイッチ32のオンオフ動作もマイコ
ン制御部29によって認識可能である。
【0017】システムバス41にはA/D変換器46が
接続され、内視鏡本体10の固体撮像素子13によって
得られた映像信号の輝度信号は、A/D変換器46にお
いてアナログ信号からデジタル信号に変換される。また
システムバス41にはビデオRAM47とCRTコント
ローラ48が接続されている。ビデオRAM47には文
字コードが格納されており、例えばキーボード51によ
って入力された信号に応じて、ビデオRAM47から所
定の文字コードが読み出され、CRTコントローラ48
に入力される。CRTコントローラ48では、その文字
コードに基いて、文字あるいは記号に対応した画像信号
が生成される。文字、記号の画像信号は加算器49にお
いて映像信号と加算され、モニタ31に出力される。こ
れによりモニタ31の画面には、映像と文字が重ね合わ
された状態で表示される。
【0018】キーボード51は入出力インターフェイス
52を介してシステムバス41に接続されている。同様
に、操作パネル53は入出力インターフェイス54を介
して、またランプ制御回路27は入出力インターフェイ
ス56を介してシステムバス41に接続されている。上
述したように、キーボード51を操作することによって
モニタ31の画面に文字等を表示することができる。操
作パネル53には、ランプスイッチ53a、エンハンス
メントスイッチ53b、光量増減スイッチ53cが設け
られる。ランプスイッチ53aはランプ22(図1)の
点灯、消灯を制御するために設けられる。エンハンスメ
ントスイッチ53bはモニタ31等に表示される画像に
おいて輪郭強調の処理を行なうために設けられる。光量
増減スイッチ53cは被写体の明るさを調整するために
設けられる。
【0019】スイッチ53a、53b、53cは、押し
ボタン型のスイッチであり、押下することによってオン
オフ状態の切換え、あるいはランプ22の光量が調整さ
れる。ランプ22の光量は可動絞り23の開口度を調整
することによって行なわれる。各スイッチ53a、53
b、53cは自己復帰型スイッチであり、押圧力を解放
すると、例えばバネ力によって元の状態に復帰する。
【0020】図3は、この電子内視鏡の動作を制御する
プログラムのメインルーチンのフローチャートである。
【0021】ステップ101では初期設定が行なわれ、
カウンタ等が初期値に定められる。ステップ102では
図4に示されるカウンタ処理ルーチンが実行され、操作
パネル53のスイッチに関するカウンタが減算される。
ステップ103では、操作パネル53以外の処理、すな
わち時計表示等の処理が行なわれる。ステップ103の
後、ステップ102へ戻り、ステップ102、103は
繰り返し実行される。メインルーチンは常時作動してお
り、ステップ102、103のループを1回実行する周
期は、例えば約2msecである。
【0022】図4はカウンタ処理ルーチンのフローチャ
ートである。ステップ201ではランプスイッチ53a
のカウンタvc1 が0であるか否かが判定される。カウン
タvc1 が0であればステップ202はスキップされ、0
でなければステップ202が実行されてカウンタvc1 は
1だけ減算される。ステップ203ではエンハンスメン
トスイッチ53bのカウンタvc2 が0であるか否かが判
定される。カウンタvc2 が0であればステップ204は
スキップされ、0でなければステップ204が実行され
てカウンタvc2 は1だけ減算される。
【0023】ステップ205では光量増減スイッチ53
cのカウンタvc3 が0であるか否かが判定される。カウ
ンタvc3 が0であればステップ206はスキップされ、
このルーチンは終了する。カウンタvc3 が0でなければ
ステップ206が実行されてカウンタvc3 が1だけ減算
された後、このルーチンは終了する。
【0024】すなわちカウンタ処理ルーチンが1回実行
される度に、カウンタvc1 、vc2 、vc3 のうち、0以外
の値になっているものは1だけ減算される。
【0025】図5は割込み処理ルーチンのフローチャー
トである。この割込み処理ルーチンは、ランプスイッチ
53a、エンハンスメントスイッチ53b、光量増減ス
イッチ53c等を含む、いずれかのスイッチが押下され
たときに実行される。
【0026】ステップ301、303、305ではそれ
ぞれ、ランプスイッチ53a、エンハンスメントスイッ
チ53b、光量増減スイッチ53cが押下されたか否か
が判定される。これらのスイッチ53a、53b、53
cが開放状態から押下状態に変化したとき、ステップ3
01から302へ、ステップ303から304へ、ある
いはステップ305から306へ移る。
【0027】ランプスイッチ53aが押下されたとき、
ステップ301、302の順に実行され、ステップ30
2においてランプスイッチ処理が実行されてこのルーチ
ンは終了する。エンハンスメントスイッチ53bが押下
されたときは、ステップ301、303、304の順に
実行され、ステップ304においてエンハンスメントス
イッチ処理が実行されてこのルーチンは終了する。光量
増減スイッチ53cが押下されたときは、ステップ30
1、303、305、306の順に実行され、ステップ
306において光量増減スイッチ処理が実行されてこの
ルーチンは終了する。
【0028】これに対し、スイッチ53a,53b、5
3cが押下されなかったときは、ステップ307におい
て他のスイッチに対する処理、すなわち押下されたスイ
ッチに対する処理が実行され、このルーチンは終了す
る。
【0029】図6はランプスイッチ処理ルーチンのフロ
ーチャートであり、図5のステップ302によって実行
される。ステップ401ではカウンタvc1 が0であるか
否かが判定される。カウンタvc1 は、図3のステップ1
01における初期設定により最初は0に定められてい
る。したがって、ランプスイッチ53aが押下されたこ
とによってステップ401が初めて実行されるとき、カ
ウンタvc1 は0であるので、ステップ402へ進み、ラ
ンプ22(図1)が点灯される。次いでステップ403
では、カウンタvc1に定数C5がセットされ、ランプ処理
ルーチンは終了する。なお、定数C5は例えば200であ
る。
【0030】上述したように、図3に示すメインルーチ
ンのステップ102、103は例えば約2msecの周期で
実行される。すなわち、図4に示すカウンタ処理ルーチ
ンも約2msecの周期で実行され、この周期でカウンタvc
1 の値は1ずつ減算される。カウンタvc1 が0になる前
に、ランプスイッチ53aが再び押下されると、図5に
示す割込み処理ルーチンが実行され、ステップ302の
処理、すなわち図6に示すランプ処理ルーチンが実行さ
れる。この場合、ステップ401ではカウンタvc1 が0
ではないと判定されるので、ステップ404が実行され
てランプ22が消灯される。
【0031】カウンタvc1 が200から0になるには、
約0.4秒(=2msec ×200 )を要する。したがって、
0.4秒以内にランプスイッチ53aが2度押下される
と、ランプ22は消灯する。これに対し、ランプスイッ
チ53aを押下してから0.4秒以上経過すると、カウ
ンタvc1 が0になっているので、図6のランプスイッチ
処理ルーチンでは、ステップ401からステップ402
へ進み、ランプ22のオン処理が実行され、ランプ22
は消灯されない。
【0032】このようにランプ22を消灯するには、ラ
ンプスイッチ53aを短時間の間に2度押すことが必要
であり、無意識にランプスイッチ53aを1度押しても
ランプ22は消灯することはなく、ランプスイッチ53
aの誤操作が防止される。
【0033】エンハンスメントスイッチ53bの場合も
同様である。すなわちエンハンスメントスイッチ53b
が押下されると、図5の割込み処理ルーチンにおいてス
テップ301、303、304の順に実行され、図6の
ランプスイッチ処理ルーチンと同様に、カウンタvc2 が
0になる前に再びエンハンスメントスイッチ53bが押
されるとエンハンスメントスイッチ53bがオン状態か
らオフ状態に切換えられる。
【0034】図7は光量増減スイッチ処理ルーチンのフ
ローチャートである。光量増減スイッチ処理ルーチンは
ランプ22の光量を調整するためのプログラムであり、
図5のステップ306によって実行される。
【0035】ステップ501では、カウンタvc3 が0で
あるか否かが判定される。カウンタvc3 は、図3のステ
ップ101における初期設定により最初は0に定められ
ている。すなわち、光量増減スイッチ53cが押下され
たことによってステップ501が初めて実行されると
き、カウンタvc3 は0である。したがってステップ50
2が実行され、変数vbが12であるか否かが判定され
る。
【0036】変数vbは、図8に示されるようにランプ2
2の光量指数に対応している。光量指数はランプ22
光量に対応しており、その数値に応じてランプ22の光
量が変化する。すなわちランプ22の光量は、光量指数
が−5であるとき最も小さく、その数値の増加に従って
大きくなり、5であるとき最も大きくなる。ここでラン
プ22の光量とは、可変絞り23を通過後の光量を意味
する。光量指数(−5)は変数vb(1)に対応し、光量
指数が1大きくなるに従い、変数vbは1大きくなる。な
お光量指数5に対して変数vbに2つの値(11と12)
が対応しているが、これに関しては後述する。
【0037】通常、変数vbは中間的な値に定められてお
り、12ではない。したがって通常はステップ502か
らステップ503へ進み、変数vbが1だけ加算される。
これに対して変数vbが12に達していれば、ステップ5
03はスキップされる。ステップ504では変数vbの値
に従ってランプ22の光量が設定され、ランプ22は1
段階分明るくなる。ステップ505ではカウンタvc3 に
定数c5がセットされ、光量増減スイッチ処理ルーチンは
終了する。
【0038】その後、図4のカウンタ処理ルーチンによ
ってカウンタvc3 が0になる前に光量増減スイッチ53
cが再び押下されると、光量増減スイッチ処理ルーチン
ではステップ501からステップ506へ進み、変数vb
が2であるか否かが判定される。変数vbが2でないと
き、ステップ507において変数vbは2だけ減算され、
変数が2であるとき、ステップ508において変数は1
だけ減算されて1になる。ステップ509では、変数vb
の値に従ってランプ22の光量が設定され、ランプ22
の光量がステップ504の実行時に対して、2段階分あ
るいは1段階分暗くなるように可動絞り23の開度が制
御され、光量増減スイッチ処理ルーチンは終了する。
【0039】例えば、光量指数が1の状態(すなわち変
数vbは7)で光量増減スイッチ53cが押されると、最
初はカウンタvc3 が0であるので、ステップ501、5
02、503の順に実行される。したがって変数vbは8
になり、ステップ504の実行によってランプ22の光
量は1段階分大きくなる。次いで、ステップ505によ
りカウンタvc3 がC5(=200)に定められ、図4の
カウンタ処理ルーチンではカウンタvc3 は1ずつ減算さ
れていく。ステップ505の実行から約0.4秒の間に
光量増減スイッチ53cが押されなければ、ランプ22
の光量は1段階増加した状態で確定される。これに対
し、ステップ505の実行から約0.4秒の間に光量増
減スイッチ53cが押されると、光量増減スイッチ処理
ルーチンではステップ501、506、507の順に実
行され、変数vbは6に定められる。したがってランプ2
2の光量は、光量増減スイッチ53cが初めて押された
ときと比較して、1段階分だけ小さくる。
【0040】ここで、変数vbが11に定められている状
態で光量増減スイッチ53cが押された場合を検討す
る。光量増減スイッチ53cが最初に押されたとき、光
量増減スイッチ処理ルーチンのステップ503におい
て、変数vbは1だけ加算されて12に定められる。変数
vb=12は光量指数5に対応し、ランプ22の光量は変
数vb=11と同様に最も大きい。ステップ505におい
てカウンタvc3 がC5(=200)に定められた後、約
0.4秒以内に光量増減スイッチ53cが再び押される
と、ステップ507において変数vbは2だけ減算され、
10に定められる。したがってランプ22の光量は、光
量増減スイッチ53cが初めて押されたときと比較して
1段階分小さくなる。
【0041】このように変数vbが11に定められている
状態から光量が減少せしめられる場合、変数vb=12の
状態(光量指数5)が設けられていないと、光量増減の
制御が不可能になる。したがって、光量指数5に対して
変数vbに2つの値(11と12)が対応するように図8
のテーブルが作成されている。
【0042】以上のように本実施形態では、ランプスイ
ッチ53aとエンハンスメントスイッチ53bは、一定
時間内(例えば約0.4秒以内)に2回押されたとき、
オン状態からオフ状態に切換えられ、また光量増減スイ
ッチ53cは、一定時間内(例えば約0.4秒以内)に
2回押されたとき、光量を増加させる状態から減少させ
る状態に切換えられる。すなわち、ランプスイッチ53
aとエンハンスメントスイッチ53bに関しては、オン
状態が優位状態、オフ状態が劣位状態であり、光量増減
スイッチ53cに関しては、増加状態が優位状態、減少
状態が劣位状態である。そして、これらのスイッチは、
一定時間内に複数回押されない限り、優位状態から劣位
状態に変化することはない。なお優位状態とは、通常使
用している状態であって、不用意に切換えない方が好ま
しい状態をいう。
【0043】すなわち、ランプスイッチ53aとエンハ
ンスメントスイッチ53bは、誤って1回押したとして
も、そのときの設定状態は変化せず、これらのスイッチ
における設定状態を切換えるには短時間の間に2回押す
ことが必要である。したがって本実施形態によれば、こ
れらのスイッチの誤操作が防止される。
【0044】本実施形態において、ランプスイッチ53
aとエンハンスメントスイッチ53bと光量増減スイッ
チ53cは、一定時間内に複数回押されたときのみ、設
定状態が優位状態から劣位状態に切換えられる第1のス
イッチであり、その他のスイッチは、1回押されること
によって設定状態が切換えられる第2のスイッチであ
る。しかし、第1のスイッチはランプスイッチ53a等
に限定されず、必要に応じて自由に選択可能である。例
えば、第1のスイッチとして、ランプ22の光量を自動
的に調節するための調光スイッチ、被検査部位に空気を
送るためのポンプスイッチを選択してもよい。すなわち
調光スイッチでは、自動調光モードが優位状態であり、
マニュアル調光モードが劣位状態である。またポンプス
イッチでは、空気の圧力が相対的に低い状態が優位状態
であり、空気の圧力が相対的に高い状態が劣位状態であ
る。
【0045】さらに上記実施形態では、ランプスイッチ
53a等において、オン状態からオフ状態に切換えられ
るときに、一定時間内に複数回スイッチを押すように構
成されていたが、スイッチによっては、オフ状態からオ
ン状態に切換えられるときに、一定時間内に複数回スイ
ッチを押すように構成されてもよい。
【0046】また、一定時間内に複数回押すことによっ
て設定状態が切換えられるスイッチは、電子内視鏡の操
作パネル53に設けられたスイッチに限定されず、内視
鏡本体10の操作部18に設けられたスイッチであって
もよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、内視鏡の
スイッチにおいて、光量増減スイッチ等では従来増量と
減量の2つのスイッチが必要であったが、1つのスイッ
チだけで増量および減量の調整が可能となり、また誤操
作が確実に防止されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施形態を適用した電子内視
鏡の構成を概略的示すブロック図である。
【図2】マイコン制御部の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】電子内視鏡の動作を制御するプログラムのメイ
ンルーチンのフローチャートである。
【図4】カウンタ処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図5】割込み処理ルーチンのフローチャートである。
【図6】ランプスイッチ処理ルーチンのフローチャート
である。
【図7】光量増減スイッチ処理ルーチンのフローチャー
トである。
【図8】光量指数と変数vbの関係を示す図である。
【符号の説明】
53a ランプスイッチ 53b エンハンスメントスイッチ 53c 光量増減スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−98945(JP,A) 特開 平10−314121(JP,A) 特開 昭59−74725(JP,A) 実開 平2−13350(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 23/24 A61B 1/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプの点灯、消灯を選択的に切換える
    ランプスイッチであって、前記ランプが消灯された状態
    では前記ランプスイッチが押されたときに前記ランプが
    点灯され、前記ランプが点灯された状態では前記ランプ
    スイッチが一定時間内に複数回押されたときのみ前記ラ
    ンプが消灯されることを特徴とする内視鏡のスイッチ。
  2. 【請求項2】 画像の輪郭強調処理を行うためのエンハ
    ンスメントスイッチであって、前記輪郭強調処理が行な
    われていない状態では前記エンハンスメントスイッチが
    押されたときに前記輪郭強調処理がオン状態とされ、前
    記エンハンスメント処理が行なわれている状態では前記
    エンハンスメントスイッチが一定時間内に複数回押され
    たときのみ前記輪郭強調処理がオフ状態とされることを
    特徴とする内視鏡のスイッチ。
  3. 【請求項3】 光量の増減を制御するための光量増減ス
    イッチであって、前記光量増減スイッチが1回押された
    ときに光量が増大し、前記光量増減スイッチが一定時間
    内に複数回押されたときに光量が減少することを特徴と
    する内視鏡のスイッチ。
  4. 【請求項4】 自動調光モードとマニュアル調光モード
    との間の換えを行うための調光スイッチであり、前記マ
    ニュアル調光モードのときには前記調光スイッチが押さ
    れたときに前記自動調光モードに切換えられ、前記自動
    調光モードのときには前記調光スイッチが一定時間内に
    複数回押されたときのみ前記マニュアル調光モードに切
    換えられることを特徴とする内視鏡のスイッチ。
  5. 【請求項5】 被検査部位に空気を送るためのポンプス
    イッチであり、空気の圧力が相対的に高い状態にあると
    きには前記ポンプスイッチが押されたときに前記圧力が
    相対的に低い状態に切換えられ、前記圧力が相対的に低
    い状態にあるときには前記ポンプスイッチが一定時間内
    に複数回押されたときのみ前記圧力が相対的に高い状態
    に切換えられることを特徴とする内視鏡のスイッチ。
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