JP2826056B2 - 内視鏡の光量制御装置 - Google Patents

内視鏡の光量制御装置

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JP2826056B2 JP5343861A JP34386193A JP2826056B2 JP 2826056 B2 JP2826056 B2 JP 2826056B2 JP 5343861 A JP5343861 A JP 5343861A JP 34386193 A JP34386193 A JP 34386193A JP 2826056 B2 JP2826056 B2 JP 2826056B2
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茂夫 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内視鏡の光量制御装置、
特に電子内視鏡において超音波送受波が可能となってい
る場合の光量制御の内容に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子内視鏡装置では、光源ラン
プより出力された照明光が先端部から被観察体内へ供給
され、被観察体内の画像はスコープとしての電子内視鏡
の先端部に配置された固体撮像素子、即ちCCD(Char
ge Coupled Device )で捉えられる。そして、このCC
Dで得られたビデオ信号は画像処理されて、後段のモニ
タへ供給されるが、この内視鏡の光量制御装置では、上
記ビデオ信号の例えば輝度信号に基づいて光量制御を行
っている。即ち、検出された輝度信号を一定とするよう
に出力光量が制御されることになり、これによって画像
の明るさが良好な状態に保たれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内視鏡の光量制御装置において、超音波プローブを使用
するときには、内視鏡画像が暗くなるという問題があっ
た。即ち、超音波プローブを内視鏡先端部から被観察体
内へ導入すると、白色の超音波プローブの先端が内視鏡
の撮像領域に入ることになるが、この白色のプローブが
照明光を反射させるため、画像が必要以上に暗くなる。
従って、超音波プローブの正確な位置が確認しづらくな
ってしまう。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、超音波プローブを用いる際に、画
面が必要以上に暗くならず、プローブの確認が良好にで
きる最適な画像を形成することが可能となる内視鏡の光
量制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、超音波プローブを内視鏡先端から被観察
体内へ導入し、超音波画像を得ることができる内視鏡の
光量制御装置において、内視鏡で捉えられる画像の明る
さを検出し、この明るさの検出信号について超音波プロ
ーブを使用したときと使用しないときとで異なるレベル
で評価する回路を設け、内視鏡先端から超音波プローブ
を突出させたときの制御信号により、上記評価レベルを
切り換えて光量制御をするようしたことを特徴とする。
上記の評価レベル(測光評価レベル)の変換は、比較器
の基準電圧を変えることにより、或いは検出信号をサン
プリング(比較器の入力信号として)する際の積分回路
の時定数を変えること等によって達成される。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、例えば超音波プローブの
操作ノブを押したときに、通常の評価レベルから超音波
プローブを用いるときの評価レベルに切り換わるように
することができる。即ち、比較器の基準値を変換する場
合は、超音波プローブを用いるとき基準値が上がる方向
へ変換され、比較器の入力信号を変換する場合は、入力
信号値が下がる方向へ積分回路の時定数等を変えること
になる。これにより光量制御の際には、超音波プローブ
からの反射光がある場合の画像の明るさは割り引いて検
出され、画像が暗くなり過ぎることが防止される。
【0007】
【実施例】図1には、第1実施例に係る内視鏡の光量制
御装置の構成が示されており、図において、スコープで
ある電子内視鏡10はコネクタを介してプロセッサ及び
光源装置12に接続されている。この電子内視鏡10の
先端部に、CCD(固体撮像素子)13が配設され、こ
のCCD13には、ホワイトバランス、ガンマ補正等の
画像処理をする内視鏡用画像信号処理回路14が接続さ
れており、この内視鏡用画像信号処理回路14から出力
れさたビデオ信号は、モニタへ供給される。
【0008】また、電子内視鏡10では処置具挿通チャ
ンネル内に超音波プローブ15を挿入できるようになっ
ており、この超音波プローブ15には操作ノブ16が設
けられる。そして、この操作ノブ16の操作により振動
子17は突出駆動され、この振動子17によって超音波
が送受信される。この超音波プローブ15には、制御回
路18及び超音波用画像信号処理回路19が接続され、
この制御回路18には操作ノブ16の操作信号が供給さ
れ、上記超音波用画像信号処理回路19では振動子17
で得られた反射エコー信号に基づいて超音波画像信号が
形成され、この超音波画像信号はモニタへ供給される。
【0009】更に、上記電子内視鏡10からプロセッサ
及び光源装置12まで、照明光を供給するライトガイド
20が配設され、プロセッサ及び光源装置12内にはこ
のライトガイド20に光学的に接続して、集光レンズ2
2、絞り23、ランプ24が接続され、この絞り23に
光源制御回路25が接続される。従って、光量制御回路
25が絞り23を駆動制御することによって、ライトガ
イド20へ供給される光量が制御される。
【0010】そして、上記光量制御回路25の前段にコ
ンパレータ27及び内視鏡用画像信号処理回路14で得
られる輝度(Y)信号を抽出するサンプルホールド回路
28が設けられ、またこのコンパレータ27の基準電圧
を設定するために、2個の基準電圧源29,30及び切
換え器31が設けられる。この基準電圧源29は、超音
波プローブ15を使用しないときの基準電圧Vref1を発
生し、基準電圧源30は、超音波プローブ15を使用し
たときの基準電圧Vref2を発生しており、この基準電圧
Vref2は上記基準電圧Vref1よりも高く設定される(V
ref2>Vref1)。
【0011】第1実施例は以上の構成からなり、電子内
視鏡10の使用の際には、まずランプ24が点灯され、
このランプ24の出力光が集光レンズ22を介してライ
トガイド20へ供給される。このライトガイド20によ
って、電子内視鏡10の先端部へ導かれた照明光は先端
部から被観察体内へ照射され、これにより被観察体内の
画像がCCD13により捉えられる。そして、このCC
D13で得られたビデオ信号は内視鏡用画像信号処理回
路14で所定の画像処理が終了し後、モニタへ送られ、
モニタには被観察体内の画像が映し出されることにな
る。
【0012】ここで、サンプリングホールド回路28で
は上記内視鏡用画像信号処理回路14で得られた輝度
(Y)信号がサンプルホールドされており、このサンプ
ルホールド信号(電圧)がコンパレータ27へ入力され
る。そして、この場合の切換え回路31は一方の基準電
圧源29側に接続されており、コンパレータ27では、
上記サンプルホールド回路28からの入力電圧と基準電
圧Vref1が比較され、この基準電圧Vref1よりも出力電
圧が高い場合は、光量制御回路25により絞り23が絞
られ、逆の場合は絞り23が開かれるように制御され
る。
【0013】一方、超音波プローブ15を使用する際
は、この超音波プローブ15を電子内視鏡10の先端部
に配置した後、操作ノブ16を押すことにより、超音波
画像が形成される。これと同時に、この操作ノブ16の
操作信号は、制御回路18へ供給されており、この制御
回路18によって上記切換え回路31が他方の基準電圧
源30側へ切り換えられる。従って、この場合は上記基
準電圧Vref1よりも高い基準電圧Vref2が用いられるこ
とになり、超音波プローブ15の反射光により内視鏡画
像の明るさが増加しても、その増加量は小さく検出・評
価される。この結果、超音波プローブ15を使用したと
きの絞り23の絞り量は、使用しないときと比較すると
小さくなり、画像が暗くなるのを防止できることにな
る。
【0014】なお、上記超音波プローブ15の振動子1
7で得られた反射エコー信号は、超音波用画像信号処理
回路19へ供給され、ここで画像処理が行われた後に、
モニタへ供給される。従って、モニタには適用された部
位の断層面の画像が表示される。
【0015】図2には、光量制御信号の検出・評価回路
についての第2実施例の構成が示されており、この第2
実施例は評価レベルの変換をコンパレータ27の入力信
号側で行うようにしたものである。即ち、図示のよう
に、積分回路を用いた2個のサンプルホールド回路3
3,34、切換え回路35、基準電圧源36が設けら
れ、このサンプルホールド回路33,34の積分回路に
は異なる時定数が設定されている。そして、切換え回路
35は、超音波プローブ15を使用しないときに一方の
サンプルホールド回路33を接続し、使用した時に他方
のサンプルホールド回路34を接続することとし、この
他方のサンプルホールド回路34の時定数を、一方のサ
ンプルホールド回路33の時定数よりも小さくしてい
る。従って、超音波プローブ15を使用したときは、同
量の輝度信号であってもその積分量は小さくなる。
【0016】この第2実施例によれば、サンプルホール
ド回路33,34では、異なる時定数により輝度信号が
積分されることになり、超音波プローブ15の操作ノブ
16が押されたときは、切換え回路35がサンプルホー
ルド回路34を選択するので、輝度信号が割り引かれて
検出される。そして、コンパレータ27では、このサン
プルホールド回路34の出力電圧と基準電圧Vref とが
比較され、このコンパレータ27の出力によって上述し
た光量制御が実行される。この場合も、超音波プローブ
15の使用時には、輝度信号が小さく評価・検出される
ことになり、不必要に画像を暗くすることが防止され
る。
【0017】上記第2実施例のサンプルホールド回路3
3,34では、積分回路の時定数を変えるようにした
が、これに限らず、コンパレータ27への入力信号のレ
ベルを変換する他の回路を用いることが可能である。
【0018】また、上記実施例では、内視鏡先端から超
音波プローブを突出させたことを示す制御信号として、
操作ノブの動作信号を用いたが、超音波プローブが実際
に内視鏡の先端から突出した状態を何らかのセンサーで
検出し、この検出信号を上記制御信号として用いるよう
にしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光量制御のために検出される内視鏡の輝度信号等につい
て、超音波プローブを使用したときと使用しないときと
で異なるレベルで評価し、超音波プローブを使用したと
きは当該評価レベルに切り換えて光量制御をするようし
たので、超音波プローブの反射光により画像が必要以上
に暗くなるのを防止することができる。従って、このプ
ローブも画面上で良好に確認できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る内視鏡の光量制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】第2実施例の光量制御のための検出・評価回路
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 … 電子内視鏡、 13 … CCD、 15 … 超音波プローブ、 16 … 操作ノブ、 17 … 振動子、 20 … ライトガイド、 23 … 絞り、 25 … 光量制御回路、 27 … コンパレータ、 28,33,34 … サンプルホールド回路、 29,30,36 … 基準電圧源、 31,35 … 切換え回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 1/06 A61B 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波プローブを内視鏡先端から被観察
    体内へ導入し、超音波画像を得ることができる内視鏡の
    光量制御装置において、内視鏡で捉えられた画像の明る
    さを検出し、この明るさの検出信号について超音波プロ
    ーブを使用したときと使用しないときとで異なるレベル
    で評価する回路を設け、内視鏡先端から超音波プローブ
    を突出させたときの制御信号により、上記評価レベルを
    切り換えて光量制御をするようしたことを特徴とする内
    視鏡の光量制御装置。
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