JPH0927606A - Cog構造の固体撮像素子 - Google Patents

Cog構造の固体撮像素子

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JPH0927606A
JPH0927606A JP7175856A JP17585695A JPH0927606A JP H0927606 A JPH0927606 A JP H0927606A JP 7175856 A JP7175856 A JP 7175856A JP 17585695 A JP17585695 A JP 17585695A JP H0927606 A JPH0927606 A JP H0927606A
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JP
Japan
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light
glass substrate
shielding
semiconductor chip
solid
Prior art date
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Pending
Application number
JP7175856A
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English (en)
Inventor
Eiji Watanabe
英治 渡辺
Jun Hasegawa
潤 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Fujifilm Microdevices Co Ltd
Original Assignee
Fujifilm Microdevices Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受光素子に照射される光量に応じた画像を生
成することができる固体撮像素子に関し、特に製造コス
トが安価かつ小型の固体撮像素子を提供することを目的
とする。 【構成】 透明なガラス基板(3)と、ガラス基板に隣
接し、ガラス基板を透過して入射する光を光電変換する
ための受光素子部(7)と複数の端子(P)を含む半導
体チップ(4)と、半導体チップに対向する前記ガラス
基板の表面に形成され、遮光性および導電性を有する遮
光兼導電部材(6,SP)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受光素子に照射される
光量に応じた信号を生成することができる固体撮像素子
に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来技術による固体撮像素子
を用いた測距モジュールの断面図である。
【0003】測距モジュールは、レンズ57、鏡筒5
8、透明保護部材54およびパッケージ51を有する。
固体撮像素子を形成した半導体チップ52は、パッケー
ジ51上に搭載される。受光素子部53L,53Rは、
半導体チップ52の表面の一部の領域であり、レンズ5
7を介して入射する光を光電変換する。金属ワイヤ56
は、半導体チップ52にワイヤボンディングされ、光電
変換された電気信号の引き出し等に用いられる。アウタ
リード55は、外部との接続用の端子であり、金属ワイ
ヤ56に接続される。
【0004】レンズ57は、2つの像を結像するための
左右2つのレンズを含む。鏡筒58は、例えば黒色のプ
ラスチックで構成され、左のレンズと右のレンズに入射
される光をそれぞれ受光素子部53Lおよび53Rに導
くための光路を有する。レンズ57から入射する光は、
鏡筒58および透明保護部材54を介して、受光素子部
53L,53Rに照射される。受光素子部53L上に
は、左のレンズを通った像が結像され、受光素子部53
R上には右のレンズを通った像が結像される。
【0005】上記測距モジュールは、目的像までの距離
を外光三角方式により測定することができる。受光素子
部53L,53Rは、それぞれ1次元方向に複数の受光
素子を有する。受光素子部53L上に結像される像の位
置と、受光素子部53R上に結像される像の位置を比較
することにより、目的物までの距離を導き出すことがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の固体撮像素子
は、多くがプラスチックのパッケージ51に収納されて
いる。プラスチックのパッケージ51を成形するには、
高価な製造装置が必要となる。また、プラスチックの材
料自体のコストも高価である。さらに、ワイヤボンディ
ングにより、チップの接続端子をアウタリード55に接
続すると、固体撮像素子全体を今以上に小型化すること
は困難である。
【0007】本発明の目的は、製造コストが安価で、か
つ小型にすることが可能な固体撮像素子を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像素子
は、透明なガラス基板と、ガラス基板に隣接し、ガラス
基板を透過して入射する光を光電変換するための受光素
子部と複数の端子を含む半導体チップと、半導体チップ
に対向するガラス基板の表面に形成され、遮光性および
導電性を有する遮光兼導電部材とを有する。
【0009】
【作用】半導体チップをガラス基板上に取り付けること
により、COG(chip on glass )構造の固体撮像素子
を形成することができる。COG構造は、プラスチック
の半導体チップパッケージを必要としない。ガラス基板
上に形成される遮光兼導電部材は、半導体チップの所定
領域を遮光すると共に、半導体チップの端子の配線パタ
ーンとすることができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の実施例による固体撮像素子
を用いた第1の測距モジュールの構成例を示す。
【0011】図1(A)は、第1の測距モジュールの断
面図である。測距モジュールは、レンズ1、鏡筒2およ
び固体撮像素子10を有する。固体撮像素子10は、C
OG(chip on glass )の構成を有する。つまり、ガラ
ス基板3の下面に、半導体チップ4が取り付けられる。
COG10の具体的構成は、後に図3を参照しながら、
説明する。
【0012】レンズ部材1は、プラスチックまたはガラ
スで形成され、2つの像を結像するための左右2つのレ
ンズ1L,1Rを有する。レンズ部材1と鏡筒2は、爪
(図示せず)により嵌め込み結合される。
【0013】鏡筒2は、例えば黒色のプラスチックで構
成され、左のレンズ1Lと右のレンズ1Rに入射される
光をそれぞれ受光素子部7Lおよび7Rに導くための光
路を有する。鏡筒2の内部は、レンズ1L,1Rに斜め
に入射する光を直接受光素子部7L,7Rに反射させな
い構造であり、レンズ1L,1Rから入射する光による
迷光を防止する。
【0014】ガラス基板3と鏡筒2は、接着剤(例えば
UV接着剤)で結合される。ガラス基板3の下面には、
受光素子部7L,7Rを有する半導体チップ4が設けら
れる。受光素子部7L上には、左の像が結像され、受光
素子部7R上には右の像が結像される。
【0015】図1(B)は、ガラス基板4の上面に印刷
される遮光部材5のパターンを示す。遮光部材5は、レ
ンズ部材1を介して入射する光に対して迷光防止の機能
を有する。従来の遮光部材は、鏡筒と一体化した構造で
あったり、プラスチック等の別部材により設けられてい
た。このため、鏡筒の金型が複雑であったり、部品が増
えてコストアップになっていた。本実施例では、ガラス
基板4の表面に遮光部材5を印刷することにより、迷光
防止を行う。
【0016】遮光部材6は、ガラス基板4の下面に印刷
され、半導体チップ4の表面のうち、受光素子部7L,
7R以外の領域を遮光する。受光素子部7L,7Rは、
半導体チップ4の表面の一部の領域であり、受光した光
を光電変換する1次元配列の受光素子を有する。受光素
子部7L,7Rに照射された光は、1次元画像として、
半導体チップ4の接続端子から出力される。半導体チッ
プ4の接続端子は、遮光兼導電部材6に接続される。遮
光兼導電部材6は、導電物質で構成され、遮光および配
線の両機能を兼ねる。
【0017】導電部材6は、測距モジュールの外部端子
であり、受光素子部7L,7R上に結像される1次元画
像を出力することができる。導電部材6は、外部回路
(図示せず)に接続される。
【0018】外部回路は、外光三角方式を用いて、受光
素子部7L上に結像される像の位置と、受光素子部7R
上に結像される像の位置を比較することにより、目的物
までの距離を検出することができる。
【0019】図2は、本実施例による固体撮像素子を用
いた第2の測距モジュールの構成例を示す。図2(A)
は、第2の測距モジュールの断面図であり、図2(B)
は、遮光部材5のパターンを示す。第1の測距モジュー
ルと、同じ符号を用いている部分は、前述の説明の通り
である。
【0020】第2の測距モジュールの特徴は、鏡筒を必
要としないことである。鏡筒を用いない代わりに、ガラ
ス基板3を厚くする。ガラス基板3は、光の透過率が高
いので、良好な光路を形成し、レンズ部材1から入射す
る光を受光素子部7L,7Rに導く。遮光部材5は、レ
ンズ部材1を介して入射する光に対して絞りの機能を有
する。
【0021】第2の測距モジュールは、短距離用の測距
装置に用いることができる。測距モジュールが測定可能
な最大距離Lは、基線長Bとレンズチップ間距離fの積
Bfに比例する。
【0022】基線長Bは、半導体チップ4の大きさによ
り決まる値である。レンズチップ間距離fは、レンズ部
材1と受光素子部7との間の間隔であり、ほぼレンズ1
L,1Rの焦点距離に等しい。
【0023】つまり、基線長Bを所定値とすると、レン
ズチップ間距離fが大きければ大きいほど、長い距離L
を測定することができる。遠距離の測距を行う場合に
は、レンズチップ間距離fを大きくとる必要がある。
【0024】第2の測距モジュールにおいて、レンズチ
ップ間距離fを大きくとるには、ガラス基板3を厚くす
る必要がある。ガラス基板3は、少なくとも、5〜6m
mまで厚みを増すことができる。
【0025】一方、第1の測距モジュール(図1)で
は、鏡筒2の光進行方向の長さを長くすることにより、
レンズチップ間距離fを大きくとることができるので、
遠距離用測距に適している。
【0026】図3は、上記測距モジュールに用いるCO
G10の具体的構成を示す表面図であり、図1または図
2の測距モジュールを上から見た図である。図1および
図2は、断面A−A’で切断した断面図である。COG
10は、ガラス基板3の下面に半導体チップ4を設ける
ことにより構成される。
【0027】図4は、図3のうちガラス基板3およびガ
ラス基板3の裏面(下面)に印刷された遮光兼配線パタ
ーンを抜き出した図である。遮光パターン6およびサブ
パッドSP1〜SP16は、共にITO(インジウム錫
酸化物)膜、Ni膜、Au膜の3層構造薄膜であり、同
時に形成される。
【0028】ガラス基板3の大きさは、例えば、縦がL
a=5.7mmであり、横がLb=12.9mmであ
り、厚さが0.7mmである。遮光パターン6は、半導
体チップ4の表面のうち、受光素子部7L,7R以外の
領域を遮光する。サブパッドSP1〜SP16は、半導
体チップ4の接続端子を外部に導くための配線である。
位置合わせマーク11L,11Rは、薄膜が印刷されな
い窓であり、ガラス基板3と半導体チップ4を接続する
際の位置合わせに用いられる。
【0029】サブパッドSP1〜SP5,SP7,SP
9〜SP16は、遮光パターン6と電気的に絶縁されて
いる。その絶縁領域は、狭いが遮光されていないので、
そこからわずかに光が漏れ、半導体チップ4に光が照射
される。しかし、その絶縁領域は、受光素子部7L,7
Rから離れた位置であるので悪影響はほとんどない。ま
た、その光が漏れる領域が狭いため、実用上問題とはな
らない。例えば、サブパッドSP1と遮光パターン6の
間隔はLc=0.05mm程度である。
【0030】図3において、レンズ部材1から入射する
光は、遮光パターン6により遮られ、半導体チップ4表
面のうち受光素子部7L,7Rにのみ光が照射される。
受光素子部7L,7Rは、それぞれ実際に1次元画像を
検出するための1次元センサ8L,8Rを有する。受光
素子部7Rは、その他、AE(自動露出機構)のための
光量検出センサ9を有する。
【0031】半導体チップ4は、1次元センサ8L,8
Rのセンサ値を出力するために必要な16個の接続端子
P1〜P16を有する。接続端子P1〜P8は、半導体
チップ4の一側辺(図の下側辺)に設けられ、接続端子
P9〜P16は、半導体チップ4の対向する側辺(図の
上側辺)に設けられる。
【0032】接続端子P9〜P16は、ユーザが使用す
ることができる端子である。接続端子P1〜P8は、ユ
ーザが使用不可能な端子であり、測距モジュールの製造
時における検査や試験等の際に用いられる端子である。
ただし、接続端子P6とP8は、接地端子であり、ユー
ザも使用することができる端子である。
【0033】サブパッドSP1〜SP16は、それぞれ
接続端子P1〜P16に接続される。サブパッドSP1
〜SP7は、ガラス基板3の中程から一端(図の下端)
に配線が延び、サブパッドSP8〜SP16は、ガラス
基板3の中程から逆の端(図の上端)に配線が延びる。
【0034】接地端子P8は、遮光パターン6を介して
サブパッドSP8に接続される。サブパッドSP8は、
接地端子8とは逆側のガラス基板3の端(図の上側)に
設けられ、ユーザによる使用を可能にする。
【0035】サブパッドSP8〜SP16の各々は、サ
ブパッドSP1〜SP7の各々よりも大きな接続領域を
有する。サブパッドSP8〜SP16は、外部回路と接
続するために広い領域を必要とする。サブパッドSP1
〜SP7は、検査や試験に用いるのみで、ユーザが使用
することはないので、狭い領域でよい。
【0036】図5は、図3のサブパッドSP部分をガラ
ス基板3の短辺方向に切断した断面図である。サブパッ
ドSP8〜SP16は、ユーザが使用可能なパッドであ
り、外部回路を有するフレキシブル基板27に接続され
る。フレキシブル基板27上には、1次元センサ8L,
8Rにより検出される左右2つの1次元画像を基に、相
関演算を行い、測距値を求めるための相関演算回路を含
む別の半導体チップが搭載されている。
【0037】サブパッドSP8〜SP16またはフレキ
シブル基板27の上にハンダバンプを形成し、熱を加え
てリフローすることにより、サブパッドSP8〜SP1
6とフレキシブル基板27を電気的に接続することがで
きる。なお、ハンダの代わりに異方性の導電性樹脂を用
いてもよい。
【0038】図3において、ユーザ用のサブパッドSP
8〜SP16をガラス基板3の一端に設け、検査用のサ
ブパッドSP1〜SP7をガラス基板3の他端に設け、
検査用のサブパッドSP1〜SP7の領域を狭くするこ
とにより、ガラス基板3を小さくすることができる。ガ
ラス基板3を小さくできれば、COG構成の固体撮像素
子および測距モジュールを小型化することができる。
【0039】半導体チップ4を覆う遮光パターン6は、
接地端子P8に接続されているので、電気的シールドを
構成し、ノイズを確実に低減することができる。位置合
わせマーク11L,11Rは、ガラス基板3と半導体チ
ップ4を接続する際の位置合わせを行う際に用いられ
る。位置合わせとは、接続端子P1〜P16の位置合わ
せの他、受光素子部7L,7Rの位置合わせをも含む。
【0040】位置合わせマーク11Lと11Rは、ガラ
ス基板の左右を認識するため、異なる形状を有する。位
置合わせマーク11L,11Rは、遮光兼配線パターン
が形成されていないエリアであるので、光が透過する。
【0041】位置合わせを行うには、まず半導体チップ
4とガラス基板3を大まかに位置合わせする。その後、
位置合わせマーク11L,11Rを用いて、半導体チッ
プ4とガラス基板3の微細な位置合わせを行う。
【0042】ガラス基板3の位置を検出するため、ガラ
ス基板3上の薄膜パターンを画像認識することにより、
光が透過する所定形状のマーク11Lおよび11Rの位
置を認識する。認識したマーク11L,11Rの位置を
基に、半導体チップ4の位置を微調整し、ガラス基板3
と半導体チップ4の接続を行う。
【0043】次に、半導体チップ4が接続されたガラス
基板4と光学モジュールの位置合わせを行う。光学モジ
ュールは、レンズ部材1と鏡筒2(図1)を含む。ガラ
ス基板4と光学モジュールを大まかに位置合わせした
後、マーク11L,11Rの位置を基に、光学モジュー
ルとガラス基板3の相対的位置を微調整し、密着結合す
る。
【0044】従来は、1次元センサ8L,8Rの出力値
を検出しながら、位置合わせを行っていたが、本実施例
では、ガラス基板3上に位置合わせマーク11L,11
Rを形成することにより、簡易かつ高精度の位置合わせ
を行うことができる。
【0045】次に、ガラス基板3に遮光パターン6およ
びサブパッドSP1〜SP16を形成する工程について
説明する。遮光パターン6とサブパッドSP1〜SP1
6は、同じ材料および同じ工程により形成される。ここ
では、サブパッドSP1〜SP16を形成する工程を例
に述べる。
【0046】図6は、ガラス基板3の下面に形成される
サブパッドSP1,SP2の断面図である。サブパッド
SP1およびSP2を、ガラス基板3の下面に形成する
ための工程を説明する。まず、スパッタまたは蒸着等に
より、ガラス基板3上の一面にITO膜15、Ni膜1
6、Au膜17の各薄膜を順次積層する。その後、フォ
トリソグラフィにより、サブパッドSP1およびSP2
のパターンを形成する。
【0047】ガラス基板3の上側(レンズ側)から見る
と、ガラス基板3およびITO膜15が透明色であるの
で、Ni膜16が透けて見える。Ni膜16は灰色掛か
った黒色であり、光を遮光および吸収する。Au膜17
により、サブパッドSPの導電率は向上する。Ni膜1
6は、導電層として機能すると共に、Au膜17表面の
反射を低減する作用を果たす。
【0048】なお、図1に示すガラス基板3上面の遮光
部材5は、導電機能を必要としないので、ITOおよび
Niのみの積層構造としてもよい。図7は、ガラス基板
3と半導体チップ4の接続部分の断面図である。ガラス
基板3上のサブパッドSP1およびSP2は、接続部材
18を介して、それぞれ半導体基板4の接続パッドP1
およびP2に接続される。接続部材18は、Auバンプ
を芯にして周りをAgペーストで固めたものである。
【0049】図8は、図1の受光素子部7Lの境界を決
める部材を示す図である。受光素子部7Lは、複数のフ
ォトダイオード7aの1次元配列を有する。各フォトダ
イオードは、1次元画像の各画素に対応し、光が照射さ
れると電荷を蓄積する。蓄積された電荷量を検出すれ
ば、対応するフォトダイオード7aに照射された光量を
知ることができる。
【0050】金属層21は、受光素子部7Lを囲むよう
に形成される。遮光兼配線パターン6は、ガラス基板3
の下面上において、受光素子部7Lと金属層21の境界
に対応する位置より外側、かつその一部が金属層21に
重なるように投影される位置に形成される。つまり、遮
光兼配線パターン6は、その境界が金属層21の上に投
影されるガラス基板3上に形成される。
【0051】金属層21は、受光素子部7L,7R以外
の半導体チップ4全表面に形成する必要はなく、受光素
子部7L,7Rの周辺部分にのみ形成すれば足りる。金
属層21は、受光素子部7L,7Rと共に半導体チップ
4に形成されるので、金属層21が受光素子部7Lに入
射する光の境界を決める方が、遮光兼配線パターン6が
境界を決めるよりも、高精度の境界位置が保証される。
【0052】図9は、ガラス基板3の側面を遮光する方
法を示す。ガラス基板3の側面から受光素子部7L,7
R方向へ入射する光は、受光素子部7L,7Rに侵入す
るとノイズとなるので、遮光することが好ましい。
【0053】図9(A)は、遮光テープ25を用いた測
距モジュールの断面図である。ガラス基板3の側面に遮
光テープ25を貼ることにより、外部からガラス基板側
面への光の入射を防ぐことができる。遮光テープ25の
代わりに、墨塗りをしてもよい。遮光テープ25がなく
ても、遮光部材5,6のうちガラス基板側に、前述のN
i等の低い反射率の薄膜を形成すれば、受光素子部7
L,7Rへの光の入射を低減することができる。Auの
単一薄膜は、導電率が高い点で好ましいが、反射率が高
いので多重反射により側部からの迷光を受光素子部まで
運んでしまい、不適切である。
【0054】図9(B)は、はかま構造の鏡筒2’を用
いた測距モジュールの断面図である。鏡筒2’をはかま
構造とし、ガラス基板3の側面を覆うことにより、ガラ
ス基板側面から内部への光の入射を防ぐことができる。
鏡筒2’は、例えば黒色のプラスチックであり、遮光性
を有する。
【0055】また、通常、ガラス基板3の角は外力に対
してもろいので、角を丸めるための面取りが必要であ
る。はかま構造の鏡筒2’を用いることにより、ガラス
基板3を外力から保護することができるので、ガラス基
板3の面取りの工程を省略することができる。
【0056】図10は、ガラス基板3の裏面を遮光する
方法を示す。ガラス基板3の裏面から入射する光は、遮
光パターン6に反射して、受光素子部7L,7Rに照射
される可能性があるので、ガラス基板3の裏面も遮光す
ることが好ましい。
【0057】図10(A)は、ガラス基板3の裏面に遮
光部材26を被せることにより遮光を行うCOGの断面
図である。半導体チップ4を含めて、ガラス基板3の裏
面を覆うように遮光部材26を形成する。遮光部材26
は、例えば樹脂であり、ガラス基板3裏面から入射する
光を遮光する。遮光部材26は、半導体チップ4のパッ
シベーションを兼用することも可能である。
【0058】図10(B)は、半導体チップ4’の側面
とガラス基板3の側面の位置を揃えたCOGの断面図で
ある。半導体チップ4’とガラス基板3の側面の位置が
揃っていれば、ガラス基板3裏面から入射する光が遮光
パターン6に反射して、受光素子部7L,7Rに入射し
難くなる。
【0059】なお、上記の他、遮光パターン6をITO
とNiの積層構造とし、反射率の高いAuは積層しない
こととしてもよい。Auを除くことにより、遮光パター
ン6による反射光を減少させることができる。ただし、
導電率を良くするため、サブパッドSPの部分はIT
O、Ni、Auの積層構造としてもよい。
【0060】また、接続端子Pとの接続領域を除いて、
遮光パターン6上にレジスト等の黒い絶縁部材をコート
してもよい。つまり、ITO、Ni、Auの上に黒い絶
縁部材をコートする。
【0061】以上のように、本実施例では、COG構造
で固体撮像素子を形成する。その際、遮光と配線の両機
能を兼ねた薄膜パターンをガラス基板上に形成するの
で、固体撮像素子を小型化することができる。
【0062】また、COG構造にすることにより、プラ
スチックによる半導体チップパッケージが不要であるの
で、製造コストまたは製造装置のコストを安価にするこ
とができる。
【0063】さらに、固体撮像素子にレンズを付加する
ことにより、鏡筒を必要としない測距モジュールを実現
することもできる。鏡筒は、プラスチックにより形成さ
れることが多く、その形状も複雑であるため、鏡筒をな
くすことによる利点は大きい。
【0064】なお、受光素子部7Lと7Rの領域は、分
割されている必要はない。その場合は、受光素子部7
L,7Rに対して1つの窓を作るように遮光兼配線部材
6をパターニングしてもよい。
【0065】また、遮光兼配線部材6,SPおよび遮光
部材5は、ITO膜、Ni膜、Au膜の3層構造の他、
Cr膜等の遮光性および導電性を有する薄膜でもよい。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれ
らに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改
良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろ
う。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体チップとガラス基板によるCOG構造の固体撮像
素子を提供することができる。COG構造の固体撮像素
子は、ベアチップを用いることができるので、製造コス
トおよび製造装置のコストを安くすることができる。ま
た、COG構造にすることにより、固体撮像素子を小型
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による固体撮像素子を用いた第
1の測距モジュールの構成例を示す。図1(A)は、第
1の測距モジュールの断面図であり、図1(B)は、ガ
ラス基板の上面に印刷される遮光部材の表面図である。
【図2】本実施例による固体撮像素子を用いた第2の測
距モジュールの構成例を示す。図2(A)は、第2の測
距モジュールの断面図であり、図2(B)は、遮光部材
の表面図である。
【図3】測距モジュールに用いるCOGの具体的構成を
示す表面図である。
【図4】図3のうちガラス基板およびガラス基板の裏面
に印刷された遮光兼配線パターンを抜き出した図であ
る。
【図5】図3のB方向から見たサブパッド部分の断面図
である。
【図6】ガラス基板の下面に形成されるサブパッドの断
面図である。
【図7】ガラス基板と半導体チップの接続部分の断面図
である。
【図8】図1の受光素子部の周辺を拡大した図である。
【図9】図9は、ガラス基板の側面を遮光する方法を示
す。図9(A)は、遮光テープを用いた測距モジュール
の断面図であり、図9(B)は、はかま構造の鏡筒を用
いた測距モジュールの断面図である。
【図10】図10は、ガラス基板の裏面を遮光する方法
を示す。図10(A)は、ガラス基板の裏面に遮光部材
を被せることにより遮光を行うCOGの断面図であり、
図10(B)は、半導体チップの側面とガラス基板の側
面の位置を揃えたCOGの断面図である。
【図11】従来技術による固体撮像素子を用いた測距モ
ジュールの断面図である。
【符号の説明】
1 レンズ部材 2、2’ 鏡筒 3 ガラス基板 4,4’ 半導体チップ 5 遮光部材 6 遮光兼導電部材 7 受光素子部 8 1次元センサ 9 光量検出センサ 10 COG 11 位置合わせマーク 15 ITO膜 16 Ni膜 17 Au膜 18 接続部材 21 金属層 25 遮光テープ 26 遮光部材 27 接続端子 28 接続部材 51 パッケージ 52 半導体チップ 53 受光素子部 54 透明保護部材 55 アウタリード 56 金属ワイヤ 57 レンズ 58 鏡筒 P 接続端子 SP サブパッド

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明なガラス基板(3)と、 前記ガラス基板に隣接し、前記ガラス基板を透過して入
    射する光を光電変換するための受光素子部(7)と複数
    の端子(P)を含む半導体チップ(4)と、 前記半導体チップに対向する前記ガラス基板の表面に形
    成され、遮光性および導電性を有する遮光兼導電部材
    (6,SP)とを有する固体撮像素子。
  2. 【請求項2】 前記遮光兼導電部材は、 前記半導体チップに対向する前記ガラス基板の表面にお
    いて、前記半導体チップのうち前記受光素子部および所
    定の端子以外の部分に対応する位置に形成される、遮光
    性および導電性を有する第1の遮光兼導電部材(6)
    と、 前記半導体チップに対向する前記ガラス基板の表面のう
    ち前記第1の遮光兼導電部材が形成される領域以外の領
    域において、前記半導体チップの所定の端子に対応する
    位置を含む領域に形成され、前記半導体チップの端子と
    電気的に接続される、遮光性および導電性を有する第2
    の遮光兼導電部材(SP)とを含む請求項1記載の固体
    撮像素子。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の遮光兼導電部材の
    材質が同一である請求項2記載の固体撮像素子。
  4. 【請求項4】 前記半導体チップの複数の端子は接地端
    子を含み、 さらに、該接地端子と前記第1の遮光兼導電部材を電気
    的に接続する部材を有する請求項2または3記載の固体
    撮像素子。
  5. 【請求項5】 前記半導体チップの複数の端子は、半導
    体チップの一辺近傍に設けられる第1の端子群と、対向
    する他辺近傍に設けられる第2の端子群を含み、 前記第2の遮光兼導電部材は、前記第1および第2の端
    子群の端子に対応して別に設けられ、 前記第2の端子群の端子に接続される第2の遮光兼導電
    部材は、前記第1の端子群の端子に接続される第2の遮
    光兼導電部材の領域よりも狭い幅を有する請求項2〜4
    のいずれかに記載の固体撮像素子。
  6. 【請求項6】 前記半導体チップは、光が入射可能な受
    光素子部の領域を決めるため、受光素子部の境界を囲む
    ように形成される遮光部材を含み、 前記第2の遮光兼導電部材は、前記受光素子部の境界よ
    りも外側かつ前記遮光部材に重なるように投影される領
    域の前記ガラス基板の表面上に形成される請求項2〜5
    のいずれかに記載の固体撮像素子。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の遮光兼導電部材
    は、前記ガラス基板上に積層された第1の薄膜およびそ
    の上の第2の薄膜の積層構造を有し、該第1の薄膜は第
    2の薄膜よりも低い反射率を有する請求項3記載の固体
    撮像素子。
  8. 【請求項8】 さらに、前記ガラス基板上において、前
    記遮光兼導電部材が形成される面の反対側の面に形成さ
    れる、遮光性を有する部材(5)を含む請求項1〜7の
    いずれかに記載の固体撮像素子。
  9. 【請求項9】 前記ガラス基板の側面と前記半導体チッ
    プの側面の位置を揃えた請求項1〜8のいずれかに記載
    の固体撮像素子。
  10. 【請求項10】 前記第1の遮光兼導電部材は、前記ガ
    ラス基板の基準位置を示す光透過可能な位置合わせ用窓
    (11)を囲む請求項2〜9のいずれかに記載の固体撮
    像素子。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の固体撮像素子と、 2つの光学レンズ部を有するレンズ部材(1)と、 前記固体撮像素子と前記レンズ部材の間に密着固定さ
    れ、前記2つの光学レンズ部から前記固体撮像素子に直
    進する光以外の光を遮蔽するための鏡筒(2)とを有
    し、前記固体撮像素子は前記2つの光学レンズ部に入射
    する光を受光する測距モジュール。
  12. 【請求項12】 請求項8記載の固体撮像素子と、 前記固体撮像素子のガラス基板に密着し、2つの光学レ
    ンズ部を有するレンズ部材(1)とを有し、前記固体撮
    像素子は前記2つの光学レンズ部に入射する光を受光す
    る測距モジュール。
  13. 【請求項13】 透明なガラス基板(3)と、外部から
    入射する光を光電変換するための受光素子部(7)と複
    数の端子(P)を含む半導体チップ(4)を用いて固体
    撮像素子を製造する方法であって、 前記半導体チップに対向する前記ガラス基板の表面にお
    いて、前記半導体チップのうち前記受光素子部を囲む第
    1の領域、および該第1の領域と分離しかつ前記半導体
    チップの端子に対応する位置を含む第2の領域に遮光性
    および導電性を有する薄膜を同時に形成する工程と、 前記半導体チップの端子と前記第2の領域に形成された
    薄膜を電気的に接続する工程とを含む固体撮像素子の製
    造方法。
  14. 【請求項14】 前記第1および第2の領域に薄膜を形
    成する際、同時に位置合わせマークを形成し、 前記位置合わせマークの位置を認識し、位置合わせマー
    クの位置を基に前記第2の領域と前記半導体チップの端
    子の相対的位置合わせを行い電気的接続を行う請求項1
    3記載の固体撮像素子の製造方法。
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