JPH09276043A - 整髪練習用人形首の取付台 - Google Patents

整髪練習用人形首の取付台

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JPH09276043A
JPH09276043A JP13048396A JP13048396A JPH09276043A JP H09276043 A JPH09276043 A JP H09276043A JP 13048396 A JP13048396 A JP 13048396A JP 13048396 A JP13048396 A JP 13048396A JP H09276043 A JPH09276043 A JP H09276043A
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JP
Japan
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support
half body
neck
doll
split
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JP13048396A
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English (en)
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Chikayoshi Ishii
慎兆 石井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持体に装着される整髪練習用の人形首を、
ガタツキなく支持体に対し緊密に保持させ、人形首が傾
斜等したときも支持体から脱落することを防ぐ。 【構成】 整髪練習用の人形首の支持体の支持ヘツドは
半体部と分割体とで構成され、締付ボルトにより半体部
と分割体とが緊結可能で、半体部と分割体の下部とに設
けた切欠段部により、相互の上端部を支点として半体部
に対し分割体を変位可能に構成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は整髪練習用の人形首
の取付台に関する。
【0002】この種の整髪練習用の人形首の取付台にあ
つては、人形首が直接装着される支持体が支持ケーシン
グに対し自在に傾斜可能に設けられていて、机等にこの
取付台を設置した上、支持ヘツドに人形首を装着せし
め、人形首を所望の方向に向けつゝ整髪練習を実現でき
るから、美容あるいは理容の練習に有効に供され得る。
【0003】
【従来の技術】整髪練習用の人形首の取付構成として
は、例えば実公昭56−85611号公報に開示のもの
が挙げられ、この考案によつて支持ケーシング内で固定
可能に収容された球状部が一体化され、支持ケーシング
の穴部から上向きに突出した支持ヘツドを有する支持体
が含まれてなり、支持ケーシング内で球状部を所望位置
に位置決めして支持ヘツドを所望方向に向ける取付構成
が提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の実公昭56−8
5611号公報に開示の人形首の取付構成では、支持ヘ
ツドとこの支持ヘツドを受容する人形首の受凹部とを寸
法上高精度に合致させることは製造コストの面から困難
を伴う。従つて支持ヘツドに対し概して人形首の受凹部
を両者の製造公差を見込み、好ましくは極めて僅かに大
き目に作成することが求められる。この場合支持ヘツド
に人形首を装着するとき、若干ではあるもののガタツキ
を生じる問題があり、特に支持ヘツドの傾斜を大にとる
とき等々、整髪練習時に人形首が抜ける危惧もある。
【0005】しかして本発明は取付台に装着される人形
首をガタツキなく、確実に緊締でき、加えて相対的に小
さな力でこの緊締を実行し得、人形首の脱落を有効に防
ぎ得る整髪練習用人形首の取付台を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
は、球状部15並びに人形首を装着可能な支持ヘツド1
4を含んだ支持体13と、球状部15より小径の丸穴1
2を有した支承ケーシング11と、支承ケーシング11
内に上部が配置・固定された受部材18と、支承ケーシ
ング11内において受部材18上に配置され、且つ受部
材18に対し変位可能に設けられた押上部材17と、受
部材18に係合され、上下動動作に伴い押上部材17を
変位させ、丸穴12の縁部と押上部材17とを挟持・固
定する装置とを備えた整髪練習用人形首の取付台におい
て、支持体13の支持ヘツド14は互いに離接可能な半
体部14Aと分割体14Bとでなり、半体部14Aおよ
び分割体14Bの夫々の下部に相対向させて切欠段部1
4D、14D’が具備され、半体部14Aの下部に切欠
段部14Dから締付ボルト16を挿通可能なネジ挿通穴
14Cおよび締付ボルト16の先端部に螺合されるナツ
ト16Aが具備され、且つ分割体14Bの下部に締付ボ
ルト16の基部側が螺合されると共に半体部14Aの割
愛部分の底面部に対し分割体14Bの、対向する下端面
が離間されることを特徴とすることにより達成される。
【0007】
【作用】上述の整髪練習用の人形首の取付台によれば、
人形首の受凹部へ支持体の支持ヘツドを挿入した後、支
持ヘツドの上部を僅かに拡大させることにより、受容部
に対し支持ヘツドを緊接させて、支持体に対し人形首を
緊密に装着し得ることになる。
【0008】
【実施例】図1〜図3を参照するに、本発明による整髪
練習用人形首の取付台10には支承ケーシング11が包
有され、且つ支承ケーシング11の上面には丸穴12が
設けられる。この丸穴12からは支持体13の上部が突
出され得、支持体13には人形首を直接装着可能な支持
ヘツド14並びに丸穴12の径より僅かに径が大の球状
部15が具備されている。
【0009】支持体13の支持ヘツド14は球状部15
と一体に形成された円錐台形の一部が割愛された形状の
半体部14Aと、この半体部14Aに対し分割された分
割体14Bとでなり、半体部14Aおよび分割体14B
の夫々の下部に相対向させて切欠段部14D、14D’
が具備される。また半体部14Aの下部に切欠段部14
Dから締付ボルト16を挿通可能なネジ挿通穴14Cが
具備されると共に締付ボルト16の先端部に螺合される
ナツト16Aが付設される。且つ分割体14Bの下部に
締付ボルト16の基部側が螺合されている。半体部14
Aの下部に締付ボルト16の基部側が螺合される。且つ
また半体部14Aの分割部分の底面部に対し、分割体1
4Bの、対向する下端面が離間されている。更に締付ボ
ルト16の装着位置の上位において、半体部14Aと分
割体14Bとの同一高さ位置に周設され環状をなす凹溝
に好ましくはC型バネ14Eの如きバネが周設されてお
り、半体部14Aと分割体14Bとの対向面を常に緊接
させるようなバネ力が働くように構成される。このとき
このC型バネ14Eは半体部14Aと分割体14Bの離
接時に復帰力を与えるに加え、半体部14Aに対し分割
体14Bの横方向の変位を抑止する力を付与している。
【0010】一方支持体13の球状部15は支承ケーシ
ング11内に固定された押上部材17と丸穴12との間
で強固に挟持されるように構成される。この押上部材1
7は支承ケーシング11に上部が配設された受部材18
に螺入され、且つ締付ハンドル19の回動に伴い上下動
する押上ネジ20によつて変位可能に設けられ、これに
より人形首を支持ヘツド14に装着して所望位置に置い
たとき、球状部15、延いては支持体13を強固に固定
できる。一方受部材18にはコ字状の締付アーム21が
延設され、締付アーム21の下端にはハンドル22の回
動によつて上下動する締付ロツド23が螺入される。こ
のとき受部材18の下部と締付ロツド23との間に机等
の板状部を位置させ、この板状部に対し受部材18の下
部と締付ロツド23の上端部とを挟持・固定することに
より、人形首の取付台10を机等に固定できる。
【0011】ここで特に支持体13に対する人形首の装
着に当たり、人形首30の受凹部31に支持体13の支
持ヘツド14を挿入したとき受凹溝31と支持ヘツド1
4との間にガタツキがある場合は、支持ヘツド14の分
割体14Bの外面から分割体14Bに螺合させた締付ボ
ルト16の先端部を半体部14Aに付設したナツト16
Aに螺入させる。このとき締付ボルト16の締込み方向
に分割体14Bが変位される。即ち図2の状態から図1
あるいは図3の状態に分割体14Bの下部が変位する。
これに伴い分割体14Bは半体部14Aとこの分割体1
4Bとの切欠段部14D、14D’の上縁部を支点Oと
してX方向に動作せしめられる。これにより分割体14
Bの、半体部14Aからの開離動作により支持ヘツド1
4の頂部が相対的に拡大して、上記の受凹溝31と支持
ヘツド14とをガタツキなく緊接させることになる。
【0012】尚上述の構成においては例えば半体部14
Aと分割体14Bとの頂部近傍にガイドピンあるいはこ
のガイドピンを収容可能なガイド凹所を設けて、半体部
14Aと分割体14Bとの接離時の動作の円滑化を図る
ように構成し得る。
【0013】
【発明の効果】上述のように構成された本発明による整
髪練習用の人形首の取付台によれば支持体13の支持ヘ
ツド14に人形首を緊密に固定でき、延いては人形首の
固定簡潔な構成をもつて有効に実現できる等の顕著な効
果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による整髪練習用人形首の取付台
の部分拡大断面図である。
【図2】図2は図1の取付台全体の側面図である。
【図3】図3は図1の取付台全体の断面図である。
【符号の説明】
10 取付台 11 支承ケーシング 12 丸穴 13 支持体 14 支持ヘツド 14A 半体部 14B 分割体 14C ネジ挿通穴 14D 切欠段部 14D’ 切欠段部 14E C型バネ 15 球状部 16 締付ボルト 16A ナツト 16B 作動片 17 押上部材 18 受部材 19 締付ハンドル 20 押上ネジ 21 締付アーム 22 ハンドル 23 締付ロツド 30 人形首 31 受凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球状部15並びに人形首を装着可能な支
    持ヘツド14を含んだ支持体13と、球状部15より小
    径の丸穴12を有した支承ケーシング11と、支承ケー
    シング11内に上部が配置・固定された受部材18と、
    支承ケーシング11内において受部材18上に配置さ
    れ、且つ受部材18に対し変位可能に設けられた押上部
    材17と、受部材18に係合され、上下動動作に伴い押
    上部材17を変位させ、丸穴12の縁部と押上部材17
    とを挟持・固定する装置とを備えた整髪練習用人形首の
    取付台において、支持体13の支持ヘツド14は互いに
    離接可能な半体部14Aと分割体14Bとでなり、半体
    部14Aおよび分割体14Bの夫々の下部に相対向させ
    て切欠段部14D、14D’が具備され、半体部14A
    の下部に切欠段部14Dから締付ボルト16を挿通可能
    なネジ挿通穴14Cおよび締付ボルト16の先端部に螺
    合されるナツト16Aが具備され、且つ分割体14Bの
    下部に締付ボルト16の基部側が螺合されると共に半体
    部14Aの割愛部分の底面部に対し分割体14Bの、対
    向する下端面が離間されることを特徴とする整髪練習用
    人形首の取付台。
  2. 【請求項2】 半体部14Aおよび分割体14Bの各々
    の切欠段部14D、14D’の上端部を支点として、半
    体部14Aに対し分割体14Bが変位可能に設けられて
    なる請求項1の整髪練習用人形首の取付台。
  3. 【請求項3】 半体部14Aに対し分割体14Bを密接
    させる方向にバネ力が働くように、半体部14Aおよび
    分割体14Bに跨がらせてC型バネ14Eが周設されて
    なる請求項1の整髪練習用人形首の取付台。
JP13048396A 1996-04-16 1996-04-16 整髪練習用人形首の取付台 Pending JPH09276043A (ja)

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