JP2509146B2 - 整髪練習用人形首の取付台 - Google Patents

整髪練習用人形首の取付台

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は整髪練習用の人形首の取
付台に関する。
【0002】この種の整髪練習用の人形首の取付台にあ
つては、人形首が直接装着される支持体が支持ケーシン
グに対し自在に傾斜可能に設けられていて、机等にこの
取付台を設置した上、支持ヘツドに人形首を装着せし
め、人形首を所望の方向に向けつゝ整髪練習を実現でき
るから、美容あるいは理容の練習に有効に寄与し得る。
【0003】
【従来の技術】整髪練習用の人形首の取付構成として
は、例えば実公昭56−85611号公報に開示のもの
が挙げられる。この発明においては支持ケーシング内で
固定可能に収容された球状部が一体化され、支持ケーシ
ングの穴部から上向きに突出した支持ヘツドを有する支
持体が含まれてなり、支持ケーシング内で球状部を所望
位置に位置決めして支持ヘツドを所望方向に向ける取付
構成がとられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の実公昭56−8
5611号公報に開示の人形首の取付構成では、支持ヘ
ツドとこの支持ヘツドを受容する人形首の受凹部とを寸
法上高精度に合致させることは製造コストの面から困難
を伴う。従つて支持ヘツドに対し概して人形首の受凹部
を両者の製造公差を見込み、好ましくは極めて僅かに大
き目に作成することが求められる。この場合支持ヘツド
に人形首を装着するとき、若干ではあるもののガタツキ
を生じる問題がある。また特に支持ヘツドの傾斜を大に
とると整髪練習時に人形首が抜ける危惧もある。
【0005】しかして本発明は取付台に装着される人形
首をガタツキなく、確実に緊締でき、加えて相対的に小
さな力でこの緊締を実行し得、人形首の脱落を確実に防
ぎ得る整髪練習用人形首の取付台を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
は球状部15並びに人形首を装着可能な支持ヘツド14
を含んだ支持体13と、球状部15より小径の丸穴12
を有した支承ケーシング11と、支承ケーシング11内
に上部が配置・固定された受部材18と、支承ケーシン
グ11内において受部材18上に配置され、且つ受部材
18に対し変位可能に設けられた押上部材17と、受部
材18に係合され、上下動動作に伴い押上部材17を変
位させ、丸穴12の縁部と押上部材17との間で球状部
15を挟持・固定する装置とを備えた整髪練習用人形首
の取付台において、支持体13の支持ヘツド14は互い
に離接可能な一体部14Aと分離体14Bとでなり、分
割体14Bの下部に締付ボルト16を挿通する透孔14
Dが具備され、一体部14Aの下部に透孔14Dに挿通
させた締付ボルト16を螺入するネジ穴14Cが具備さ
れ、一体部14Aおよび分割体14Bの双方に亘つて締
付リング14Gが装着され、且つ分割体14Bの下部
の、一体部14Aとの対向面に、上端部近傍が支点とな
るような段部14Hが形成されてなることを特徴とする
ことにより達成される。
【0007】
【作用】上述の整髪練習用の人形首の取付台によれば、
人形首の受凹部へ支持体の支持ヘツドを挿入した後、テ
コ作用により小さな力で支持ヘツドを僅かに拡大させ
て、支持体に対し人形首を緊密に装着できることにな
る。
【0008】
【実施例】図1〜図3を参照するに、本発明による整髪
練習用人形首の取付台10には支承ケーシング11が包
有され、且つ支承ケーシング11の上面には丸穴12が
設けられる。この丸穴12からは支持体13の上部が突
出され得、支持体13には人形首を直接装着可能な支持
ヘツド14並びに丸穴12の径より僅かに径が大の球状
部15が具備されている。
【0009】支持体13の支持ヘツド14は球状部15
と一体に形成された一体部14Aと、この一体部14A
に対し分割された分割体14Bとでなり、一体部14A
の下部にはネジ穴14Cが具備され、且つ分割体14B
の下部には透孔14Dが形成されている。この場合ネジ
が固設された締付ボルト16の先端が一体部14Aのネ
ジ穴14Cに螺合され、更に深く締付ボルト16を螺入
して締付ボルト16の基部が分割体14Bの外面に圧接
するまで螺入可能に設けられている。
【0010】また一体部14Aの上部並びに分割体14
Bの対向面には、好ましくは凹凸態様をとつて相互に係
合する位置決め係合部14E、14Fが設けられる。且
つ前記の一体部14Aに対し分割体14Bが位置決め係
合部14E、14Fを介して当接されるとき、この当接
状態を維持するように一体部14Aおよび分割体14B
に対しC型の締付リング14Gが付設可能に設けられて
いる。このとき締付リング14Gは好ましくは一体部1
4A並びに分割体14Bの双方に亘つて周設された溝内
に嵌入され装着され得るように構成される。更に分割体
14B下部の、一体部14Aとの対向面には、一体部1
4Aに分割体14Bが抱合されたとき一体部14Aの対
向面と僅かに離間するよう段部14Hが形成されてい
る。この場合一体部14Aに対し締付ボルト16を分割
体14Bの外面に圧接するまで螺入させたとき段部Hの
上端部を支点SPとして締付リング14Gのバネ力に抗
しつゝ一体部14Aの上部に対し分割体14Bが矢印方
向に僅かに開離可能になる。
【0011】一方支持体13の球状部15は支承ケーシ
ング11内に固定された押上部材17と丸穴12との間
で強固に挟持されるように構成される。この押上部材1
7は支承ケーシング11に上部が配設された受部材18
に螺入され、且つ締付ハンドル19の回動に伴い上下動
する押上ネジ20によつて変位可能に設けられ、これに
より人形首を支持ヘツド14に装着して所望位置に置い
たとき、球状部15、延いては支持体13を強固に固定
できる。一方受部材18にはコ字状の締付アーム21が
延設され、締付アーム21の下端にはハンドル22の回
動によつて上下動する締付ロツド23が螺入される。こ
のとき受部材18の下部と締付ロツド23との間に机等
の板状部を位置させ、この板状部に対し受部材18の下
部と締付ロツド23の上端部とを挟持・固定することに
より、人形首の取付台10を机等に固定できる。
【0012】ここで特に支持体13に対し人形首を装着
するに当たり、人形首30の受凹部31に支持体13の
支持ヘツド14を挿入する際、一体部14Aと分割体1
4Bとを位置決め係合部14E、14Fを介して抱合す
ると共に、両者に亘つて締付リング14Gを装着すれば
実質的に一体部14Aと分割体14Bとが一体状態でガ
タツキなく、人形首30の受凹部31に挿入できる。更
に支持ヘツド14の分割体14Bの透孔14Dに挿通し
た締付ボルト16を一体部14Aのネジ穴14Cに螺入
させ、締付ボルト16の基部が分割体14Bの外面に圧
接するまで螺入させれば、段部14Hの上端部近傍を支
点SPとして分割体14Bの上端部が一体部14Aの上
端部に対し僅かに開離される、即ち支持ヘツド14の上
部が僅かに拡大され、人形首30の受凹部31内面に支
持ヘツド14を極めて緊密に当接されて装着され得るこ
とになる。このとき支点SPを介してテコ作用が働き、
締付ボルト16へ加える力が小さくとも一体部14Aに
対し分割体14Bを容易に開離し得る。また締付リング
14Gにより一体部14Aと分割体14Bとをガタツキ
なく一体化して人形首30の受凹部31に対し従来の分
割されていない支持ヘツドと実質的に同様に取扱うこと
ができる。
【0013】尚上述の構成においては分割体14Bの透
孔14Dは一体部14A側に向かつて僅かに先細になる
テーパ面にすることもでる。
【0014】
【発明の効果】上述のように構成された本発明による整
髪練習用の人形首の取付台によれば支持体13の支持ヘ
ツド14に人形首30を極めて緊密に固定でき、且つ締
付リング14Gにより一体部14Aに分割体14Bを実
質的に一体化して作業し得、またテコ作用により一体部
14Aに対する分割体14Bの開離を小さい力で行つて
人形首の固定を遂行できるから、特に女性による整髪練
習に有効に寄与できる等の顕著な効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による整髪練習用人形首の取付台
の部分拡大断面図である。
【図2】図2は図1の取付台全体の側面図である。
【図3】図3は図1の整髪練習用の取付台全体の断面図
である。
【符号の説明】
10 取付台 11 支承ケーシング 12 丸穴 13 支持体 14 支持ヘツド 14A 一体部 14B 分割体 14C ネジ穴 14D 透孔 14E 係合部 14F 係合部 14G 締付リング 14H 段部 15 球状部 16 締付ボルト 17 押上部材 18 受部材 19 締付ハンドル 20 押上ネジ 21 締付アーム 22 ハンドル 23 締付ロツド 30 人形首 31 受凹部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球状部15並びに人形首を装着可能な支
    持ヘッド14を含んだ支持体13と、球状部15より小
    径の丸穴12を有した支承ケーシング11と、支承ケー
    シング11内に上部が配置・固定された受部材18と、
    支承ケーシング11内において受部材18上に配置さ
    れ、且つ受部材18に対し変位可能に設けられた押上部
    材17と、受部材18に係合され、上下動動作に伴い押
    上部材17を変位させ、丸穴12の縁部と押上部材17
    との間で球状部15を挟持・固定する装置とを備えた整
    髪練習用人形首の取付台において、支持体13の支持ヘ
    ツド14は互いに離接可能な一体部14Aと分離体14
    Bとでなり、分割体14Bの下部に締付ボルト16を挿
    通する透孔14Dが具備され、一体部14Aの下部に透
    孔14Dに挿通させた締付ボルト16を螺入するネジ穴
    14Cが具備され、一体部14Aおよび分割体14Bの
    双方に亘つて締付リング14Gが装着されて分割体14
    Bの下部が支点となるように設けられてなることを特徴
    とする整髪練習用人形首の取付台。
  2. 【請求項2】 締付リング14Gは一体部14Aおよび
    分割体14Bに周設された溝に収容され、装着されてな
    る請求項1の整髪練習用人形首の取付台。
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