JPH09275344A - D/a変換器、d/a変換方法、液晶パネル用基板及び液晶表示装置 - Google Patents
D/a変換器、d/a変換方法、液晶パネル用基板及び液晶表示装置Info
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- JPH09275344A JPH09275344A JP8220616A JP22061696A JPH09275344A JP H09275344 A JPH09275344 A JP H09275344A JP 8220616 A JP8220616 A JP 8220616A JP 22061696 A JP22061696 A JP 22061696A JP H09275344 A JPH09275344 A JP H09275344A
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Abstract
て、デジタル入力に対するアナログ出力の線形性を実現
し、容量のバラツキに起因するアナログ出力の誤差を抑
制することを可能とし、低価格、低消費電力ながら、高
画質、大型、高精細な液晶表示装置を得る。 【解決手段】 デジタル入力に応じて、変換選択配線の
電位の変換容量への充放電の有無を選択し、変換容量に
保持された電荷を基準容量に供給することにより、所定
のアナログ出力を得る。変換容量のバラツキに応じて、
変換選択配線の電位を調節することができる。
Description
/A変換方法、液晶パネル用基板及び液晶表示装置に関
する。
ものと、抵抗を用いたものがある。キャパシタを用いた
D/A変換器は、抵抗を用いたものよりも、低消費電力
という点で優れている。キャパシタを用いたD/A変換
器の一つとして、二進荷重キャパシタを使用したものが
知られている。図21は、従来の二進荷重キャパシタを
使用したD/A変換器を示す図である。
ル入力値に対応するアナログ出力が得られる。具体的に
は、6本のデジタル配線1001のそれぞれに、2進数
の1桁目〜6桁目に対応するデジタル信号D0 〜D5 が
入力され、「000000」〜「111111」(10
進数で「0」〜「63」に相当する)のデジタル入力が
できるようになっている。
チ回路A0 〜A5 及びB0 〜B5 に保持される。ラッチ
回路A0 〜A5 又はB0 〜B5 は、クロックCL1 又は
CL2 と、その反転クロックnCL1 又はnCL2 とで
動作する。クロックCL1 、CL2 及び反転クロックn
CL1 、nCL2 は、図示しないシフトレジスタの出力
信号から生成される。
0 )・配線1003(電位Vs )・配線1004(GN
D電位)が設けられている。なお、電位V0 >電位Vs
>GND電位である。また、配線1005からは、アナ
ログ出力を取り出せるようになっている。
一方の極板が接続されている。変換容量C0 〜C5 は、
設計上2進荷重された値となっており、 C0:C1:C2:C3:C4:C5=1:2:4:8:1
6:32 の比となっている。
1」のデジタル入力がされたときを例にとって説明す
る。このとき、デジタル信号D0 は「H」であるので、
ラッチ回路A0 は「H」を保持する。デジタル信号D1
〜D5 は「L」であるので、ラッチ回路A1 〜A5 は
「L」を保持する。そして、ラッチパルスが入ると、ク
ロックCL2 及び反転クロックnCL2 によって、1段
目のラッチ回路A1 〜A5の信号は、2段目のラッチ回
路B1 〜B5 に転送される。
「H」になって、各アナログスイッチTa0 〜Ta5 がオ
ンして、変換容量C0 〜C5 には、その両極板間の電位
差がなくなって電荷がなくなる。同時に、アナログスイ
ッチT3 がオンして、基準容量Cs に、配線1003
(電位Vs )と配線1004(GND電位)との電位差
によって所定の電荷が蓄積される。このときに基準容量
Cs に蓄積される電荷Qsは、 Qs=CsVs (1・1) である。
ナログスイッチTa0 〜Ta5、T3がオフになる。そし
て、配線1007のセット信号Sが「H」状態になり、
セット信号Sの信号レベル「H」とラッチ回路B0 〜B
5 の信号レベル「H」又は「L」との論理積によって、
アナログスイッチTb0 〜Tb5 が制御される。
ナログスイッチTb0 がオンして、変換容量C0 と基準
容量Cs とが接続される。そして、基準容量Cs に蓄積
された電荷Qs の一部は、変換容量C0 に流れ込む。
ナログスイッチTb1 〜Tb5 はオフとなり、変換容量C
1 〜C5 は、基準容量Cs に接続されない。
次のようにして求められる。基準容量Cs に蓄積された
電荷Qs は、変換容量C0 に流れ込む。このときに基準
容量Cs に蓄積される電荷をQs′、変換容量C0 に蓄
積される電荷をQ0′とすると、 Qs′=CsVout (1・2) Q0′=C0(Vout−V0) (1・3) となり、Qs=Qs′+Q0′だから、式(1・1)〜式
(1・3)より、 CsVs=CsVout+C0(Vout−V0) となる。これを変形して、 Vout=(CsVs+C0V0)/(Cs+C0) となる。以上述べたことは、「000001」のデジタ
ル入力がされたときの例であるが、これを一般式にする
と、 Vout=(CsVs+V0ΣDiCi)/(Cs+ΣDiCi) (1・4) となる。なお、i=0,1,2,3,4,5 である。また、Diは、
デジタル信号D0 〜D5の各信号レベルに対応して
「H」レベルのときを「1」とし、「L」レベルのとき
を「0」としたものである。
のD/Aコンバータ特性の一例を示す図である。同図に
示すように、デジタル入力値とアナログ出力との関係
は、緩やかなカーブを描くようになっている。すなわ
ち、従来のD/A変換器では、線形性を有するD/Aコ
ンバータ特性を得ることができなかった。
にデジタル信号D0 〜D5 の変数(ΣDiCi)があるた
め、正比例の関数にならないからである。これを避ける
には、分母を定数にすることが必要である。
ナログ電圧が得られないことがあった。例えば、図22
において、デジタル入力値「32」(2進数で「100
000」)のときのアナログ出力が、デジタル入力値
「31」(2進数で「011111」)のときよりも不
連続で下がっている。その理由は、最上位のビットに対
応する変換容量C5 の容量値と、下位ビットの変換容量
C0 〜C4 の容量値の合計と、の比が、32:31とな
っていないからである。
値のばらつきを避けることは困難である。特に、大容量
値の容量は、設計値との誤差が大きくなりやすい。この
ため、デジタル入力値に対して所定のアナログ出力が得
られず、デジタル入力の増加に対してアナログ出力が減
少してしまうという、いわゆる逆転現象が生じることが
あった。
て、逆転現象の生じないD/A変換器、D/A変換方
法、液晶パネル用基板及び液晶表示装置を得ることを目
的とする。
に、本発明に係るD/A変換器は、nビット(nは自然
数)のデジタル信号Di (i=1,2,…,n)をアナログ出力
Vout に変換するD/A変換器において、前記デジタル
信号Di の各ビットに対応するn個の変換容量Cxiと、
前記デジタル信号Di の各ビットに対応するn種類の電
位Vxiが供給される少なくとも一つの変換選択配線と、
前記アナログ出力Vout を取り出す出力配線と、前記変
換容量Cxiの一方の極板に接続される電位Vs1の第1の
基準配線と、を有し、オンのデジタル信号Di に対応す
る前記変換容量Cxiの他方の極板は、前記変換選択配線
に接続されて、前記変換容量Cxiに、対応する電位Vxi
とVs1との電位差によって変換電荷が蓄積され、オフの
デジタル信号Di に対応する前記変換容量Cxiの他方の
極板は、所定の配線に接続され、前記他方の極板は、前
記変換電荷が蓄積された後に、前記変換選択配線及び前
記所定の配線と電気的に切断され、前記出力配線に接続
されて、それぞれの前記変換電荷を合計してなる総電荷
に対応してアナログ出力Vout を供給する。
に対応して、変換容量Cx1〜Cxnが設けられている。変
換容量Cx1〜Cxnの一方の極板には、電位Vs1が供給さ
れる。変換容量Cx1〜Cxnの他方の極板には、電位Vx1
〜Vxnあるいは所定の電位を供給できるようになってい
る。
変換容量Cx1〜Cxnの他方の極板には、電位Vx1〜Vxn
が供給され、電位Vs1との電位差によって電荷が蓄積さ
れる。
変換容量Cx1〜Cxnの他方の極板には、所定の電位が供
給され、例えばこの電位が一方の極板の電位と同じであ
れば電荷が蓄積されない。詳しくは、変換容量Cx1〜C
xnの他方の極板を第1の基準配線に接続すれば、両極板
の電位が同じになる。
のときに、変換容量Cx1〜Cxnの他方の極板を、第1の
基準配線とは別の配線に接続してもよい。
オン・オフによって、変換容量Cx1〜Cxnに蓄積される
電荷が変わる。したがって、デジタル信号D1 〜Dn の
オン・オフによって表されるデジタル入力値と、アナロ
グ出力とが対応するように、電位Vx1〜Vxn及び所定の
電位を設定すれば、D/A変換を行うことができる。設
定された電位は、D/A変換器の製造後であっても容易
に調整することができる。この電位の調整によって、D
/A変換特性が連続性を有するようになる。
第2の基準配線と、前記出力配線に形成され、第1及び
第2の基準配線における電位Vs1とVs2との電位差によ
って基準電荷を蓄える基準容量Cs と、を有し、前記オ
フのデジタル信号Di に対応する前記所定の配線は、前
記第1の基準配線であり、前記総電荷は、前記変換電荷
と前記基準電荷の合計からなり、アナログ出力Vout
が、Vout=(ΣCxi(DiVxi+Vs1(1−Di))+
CsVs2)/(ΣCxi+Cs) [Diは、デジタル信号
Di がオンのときを1とし、オフのときを0とする。]
で表されることが好ましい。
フのとき、変換容量Cx1〜Cxnの両極板には、同一の電
位Vs1が供給されるので、電荷が蓄積されない。
Dn のオン・オフにかかわりなく、基準容量Cs に電荷
が与えられて、一律にアナログ出力Vout が上げられ
る。
れる。まず、変換容量Ci に最初に蓄積される電荷の総
和をΣQi とすると、 ΣQi =ΣCxi(Di(Vxi−Vs1)) となる。なお、Diは、デジタル信号D0 〜D5 の各信
号レベルに対応して「H」レベルのときを「1」とし、
「L」レベルのときを「0」としたものである。
s とすると、 Qs =Cs(Vs2−Vs1) である。
及び前記所定の配線と電気的に切断され、前記出力配線
に接続されるたときに、変換容量Ci に蓄積される電荷
の総和をΣQi′ 、基準容量Cs に蓄積される電荷をQ
s′ とすると、 ΣQi′ =ΣCxi(Vout−Vs1) Qs′ =Cs(Vout−Vs1) となる。
Cxi(Vout−Vs1)+Cs(Vout−Vs1) となり、これを変形して、 Vout=(ΣCxi(DiVxi+Vs1(1−Di))+CsV
s2)/(ΣCxi+Cs) となる。
関わらず定数となっているので、アナログ出力Vout と
デジタル信号Di とは、正比例の関数となる。このこと
によって、線形性のあるD/A変換特性を得ることがで
きる。
量Cxiの他方の極板と前記変換選択配線との間に接続さ
れる第1のスイッチと、前記変換容量Cxiの他方の極板
と前記所定の配線との間に接続される第2のスイッチ
と、前記変換容量Cxiの他方の極板と前記出力配線との
間に接続される第3のスイッチと、を有することが好ま
しい。
前記変換容量Cxiの他方の極板と前記変換選択配線との
間に接続される第1のスイッチと、前記変換容量Cxiの
他方の極板と前記第1の基準配線との間に接続される第
2のスイッチと、前記変換容量Cxiの他方の極板と前記
出力配線との間に接続される第3のスイッチと、前記基
準容量Cs に対する前記第1及び第2の基準配線からの
電圧の印加を制御する第4のスイッチと、を有すること
が好ましい。
及び基準容量Cs への電圧の印加を制御することができ
る。
選択配線によってn種類の電位Vxiが供給されることが
好ましい。これは、n種類の電位Vxiを供給するための
最も簡単な形態である。
高電位配線と、低電位配線と、前記高電位配線と前記低
電位配線との間に直列接続されたn−1個の抵抗と、を
有し、前記変換選択配線は、前記高電位配線と該高電位
配線に直結される前記抵抗との間の配線、隣同士の抵抗
を接続する配線、及び前記低電位配線と該低電位配線に
直結される前記抵抗との間の配線によって構成されるこ
とが好ましい。
線に直結される抵抗と、の間の配線が、電位Vxiのうち
の最も高電位の変換選択配線となる。そして、抵抗が1
つ増えるごとに電圧降下が増すので、隣同士の抵抗を接
続する配線は、徐々に電位の下がっていく変換選択配線
となる。低電位配線と、低電位配線に直結される抵抗
と、の間の配線は最も低電位の変換選択配線となる。
変換選択配線を有し、この変換選択配線に供給される電
位が時間的に変化することでn種類の電位Vxiが供給さ
れることが好ましい。
は、前記n個の変換容量Cxiに対応してn本の変換パル
ス配線を有し、各変換パルス配線には、前記変換選択配
線における変化する電位が、対応する変換容量Cxiに供
給される電位Vxiとなるときにパルス信号が印加され、
前記パルス信号に応じて、変換容量Cxiに電位Vxiが供
給されることが好ましい。
の変換選択配線に供給すれば、変換選択配線の本数を最
も減らすことができる。この場合、n本の変換パルス配
線にパルス信号を入力することで、このパルス信号に応
じて必要な電位を取り出すことができる。
択配線に供給されるn種類の電位Vxiは、公比2の等比
数列をなすことが好ましい。
に対応した電荷を蓄積することができる。そして、線形
性のあるD/A変換器を得ることができる。
(nは自然数)のデジタル信号Di (i=1,2,…,n)をア
ナログ出力Vout に変換するD/A変換器において、前
記デジタル信号Di の各ビットに対応するn個の変換容
量Cxiと、複数種類の電位Vxiが供給される少なくとも
一つの変換選択配線と、を有し、前記デジタル信号Di
のビット桁に応じて、前記n個の変換容量Cxiのそれぞ
れに変換電荷が蓄積されるように、前記電位Vxi及び前
記変換容量Cxiの容量値が設定されてなり、それぞれの
前記変換電荷を合計してなる総電荷に対応してアナログ
出力Vout を供給する。
ト桁に応じた変換電荷を蓄積するために、複数種類の電
位Vxiが用いられる。したがって、それぞれの電位Vxi
に対応する変換容量Cxiの実際の容量値によって、電位
Vxiの値を調整することができる。そして、線形性を有
するD/A変換器を得ることができる。
(nは自然数)のデジタル信号Di(i=1,2,…,n)をア
ナログ出力Vout に変換するD/A変換方法において、
オンの前記デジタル信号Di のビット桁に対応するn種
類の電位Vi に基づいてn個の変換容量Cxiのそれぞれ
に変換電荷を蓄積するとともに、オフの前記デジタル信
号Di に対応して前記変換容量Cxiに蓄積される変換電
荷をビット桁に関わらず一定とし、前記変換電荷を合計
してなる総電荷に対応してアナログ出力Vout を供給す
る方法である。
記変換容量Cxiの容量値が設計値と異なる場合に、前記
電位Vi を調整することで、対応する変換電荷の値をほ
ぼ設計値通りとすることが好ましい。
Cxi0 と異なるが、容量値の平均が設計値と等しい場合
には、設計上の電位Vxi0 を調整して電位Vxi′を、 Vxi′=(Cxi0 /Cxi′)×Vxi0 となるように調整する。
値と異なり、かつ、容量値の平均が設計値と異なる場合
には、 Vxi″=(Cxi0 /Cxi″)×(ΣCxi″+Cs )/
(ΣCxi0 +Cs )×Vxi0 となるように電位Vxi″を調整する。
設計通りでなくとも、設計値通りのアナログ出力電圧を
得ることができる。つまり、上述した調整を行うこと
で、線形性のあるD/A変換特性を得ることができる。
タル信号Di のオン・オフに関わらず、前記アナログ出
力Vout の電位を上げるために、基準容量に基準電荷を
蓄積し、前記総電荷は、前記変換電荷と前記基準電荷と
の合計値からなることが好ましい。
上げることができる。
容量の容量値が設計値と異なる場合に、印加される電圧
を調整することで、前記基準電荷の値をほぼ設計値通り
とすることが好ましい。
通りでないときの調整と同様である。
(nは自然数)のデジタル信号Di(i=1,2,…,n)をア
ナログ出力Vout に変換するD/A変換方法において、
オンの前記デジタル信号Di のビット桁に対応して、複
数種類の電位Vxiのいずれかを選択して、n個の変換容
量Cxiのそれぞれに変換電荷を蓄積するとともに、オフ
の前記デジタル信号Di に対応して前記変換容量Cxiに
蓄積される変換電荷をビット桁に関わらず一定とし、前
記変換電荷を合計してなる総電荷に対応してアナログ出
力Vout を供給する。
ト桁に応じた変換電荷を蓄積するために、複数種類の電
位Vxiが用いられる。したがって、それぞれの電位Vxi
に対応する変換容量Cxiの実際の容量値によって、電位
Vxiの値を調整することができる。そして、線形性を有
するD/A変換が可能となる。
ネルにおける一方の基板であって、前記液晶パネルを駆
動するための駆動回路と、前記液晶に電圧を印加するた
めの画素電極と、該画素電極への電位の供給を制御する
薄膜トランジスタと、を有し、前記駆動回路は、上述し
たD/A変換器を含む。
換器が用いられるので、階調の逆転現象が生じない液晶
パネルを得ることができる。
前記変換容量Cxi又は前記基準容量Cs の少なくとも一
方は、前記薄膜トランジスタと共通の製造プロセスによ
って、同一の基板上に製造されることが好ましい。
ネル用基板が用いられる。
期間は、走査信号の選択期間と、該選択期間と次の選択
期間との間のブランキング期間とからなり、前記ブラン
キング期間において、前記総電荷の蓄積及びアナログ出
力Vout の供給が行われる。
期間は、走査信号の選択期間と、該選択期間と次の選択
期間との間のブランキング期間とからなり、前記ブラン
キング期間において、前記総電荷の蓄積が開始され、次
の水平走査期間の選択期間において、前記総電荷の蓄積
が終了して、アナログ出力Vout の供給が行われる。
了までの期間を長くすることができるので、十分に充電
が可能となる。
態を図面を参照して説明する。
に係る液晶表示装置用の駆動回路を示す。また、図3に
液晶表示装置の分解斜視図を示す。図3に示すように、
この液晶表示装置は、アクティブマトリクス型の液晶パ
ネル40を有する。液晶パネル40は、画素電極41へ
の電位の供給を制御する薄膜トランジスタ42を有する
TFT基板43と、対向電極44を有するカラーフィル
タ基板45との間に液晶46が封入されてなる。そし
て、液晶パネル40の両面に偏光板47、48が取り付
けられ、一方の偏光板48にはバックライト49が取り
付けられている。また、駆動回路50は、TFT基板4
3に形成されている。
明に係るD/A変換回路100を含む。D/A変換回路
100は、6ビットのデジタル信号をアナログ電圧に変
換できるようになっている。
温プロセスにより形成されたポリシリコンから成る。
それぞれには、デジタル信号D0 〜D5 が入力される。
デジタル信号D0 〜D5 は、クロックCL1及び反転ク
ロックnCL1に応じてラッチ回路A0 〜A5 に保持さ
れる。ラッチ回路A0 〜A5は、図21に示すものと同
じである。
号線の本数に対応する段のレジスタ21、22、…を有
し、それぞれが、クロックCL1としてのサンプリング
パルスSPを出力する。サンプリングパルスSPの信号
レベルは、インバータ12によって反転し、反転クロッ
クnCL1が生成される。
応してラッチ回路A0 〜A5 が設けられている。ラッチ
回路A0 〜A5 に信号が保持されると、全ての信号は一
斉に後段のラッチ回路B0 〜B5 に移される。そのため
に、クロックCL2及び反転クロックnCL2がラッチ
回路B0 〜B5 に入力される。
2としてのラッチパルスLPが入力される。ラッチパル
スLPの信号レベルは、インバータ14によって反転
し、反転クロックnCL2が生成される。
れると、この信号に従ってD/A変換の処理が行われ
る。この処理中に、各レジスタ21、22、…のそれぞ
れに対応するラッチ回路A0 〜A5 に、次の信号を順次
入力することができる。
路A0 〜A5 と同様であるので詳しい説明を省略する。
は、D/A変換回路100に入力される。D/A変換回
路100は、変換容量部101を含む。変換容量部10
1は、ラッチ回路B0 〜B5 に保持された信号に応じ
て、蓄積される電荷が変わることで、対応するアナログ
電圧を出力するようになっている。
す図である。D/A変換回路100は、変換容量Cx0〜
Cx5を有し、それぞれに蓄積される電荷がデジタル信号
D0〜D5 に応じて変わることで、対応するアナログ電
圧Vout を出力配線102の出力端子102aから取り
出せるようになっている。変換容量Cx0〜Cx5は、図2
に示す変換容量部101の主要部をなす。
は、変換選択配線110〜115の一つと共通電位配線
119との間に接続されている。変換選択配線110〜
115にはVx0〜Vx5の電位が供給され、共通電位配線
119にはVcom の電位が供給されている。したがっ
て、変換容量Cx0〜Cx5のそれぞれには、Vx0〜Vx5の
一つとVcom との電位差によって、電荷が蓄積される。
線110〜115とは、アナログスイッチTa10 〜Ta1
5 によって、電気的に切断され得る。このとき、他のア
ナログスイッチTb10 〜Tb15 がオンになると、変換容
量Cx0〜Cx5の両電極板は、図1に示すように、いずれ
も共通電位配線119に接続される。そして、電位差が
なくなるので電荷が蓄積されない。
準として、 Vx0:Vx1::Vx2:Vx3:Vx4:Vx5=1:2:4:
8:16:32 となっている。すなわち、公比2の等比数列をなしてい
る。
チ回路B0 〜B5 に保持された信号と変換パルス配線1
16に入力された変換パルスXPとの論理積によって制
御される。具体的には、ANDゲート120〜125か
らの出力によって、アナログスイッチTa10 〜Ta15 は
制御される。
チ回路B0 〜B5 に保持された信号の反転信号と変換パ
ルス配線116に入力された変換パルスXPとの論理積
によって制御される。具体的には、インバータ130〜
135によって、ラッチ回路B0 〜B5 に保持された信
号は反転し、ANDゲート140〜145からの出力に
よって、アナログスイッチTb10 〜Tb15 は制御され
る。
間には、基準容量Cs が接続されている。また、出力配
線102と変換基準配線118との間には、アナログス
イッチTs が接続されている。変換基準配線118に
は、Vxsの電位が供給されている。アナログスイッチT
s がオンになると、Vcom とVxsとの電位差により、基
準容量Cs に電荷が蓄積される。基準容量Cs に蓄積さ
れた電荷によって、アナログ出力の最低値を上げること
ができる。そして、このD/A変換回路100を液晶表
示装置に適用したときに、バイアス電圧を印加すること
ができる。
〜Tc15 を介して、変換容量Cx0〜Cx5のそれぞれと直
列に接続される。アナログスイッチTc10 〜Tc15 は、
結合パルス配線117に入力される結合パルスCPによ
って制御される。
成されており、以下そのD/A変換方法について説明す
る。
ジタル信号D0 〜D5 の信号が保持されているものとす
る。
変換パルスXPによって、アナログスイッチTa10 〜T
a15 又はTb10 〜Tb15 のいずれか一方がオンになる。
具体的には、デジタル信号D0 〜D5 の信号が「H」の
ときには、アナログスイッチTa10 〜Ta15 がオンにな
る。そして、変換選択配線110〜115の電位Vx0〜
Vx5と、共通電位配線119の電位Vcom との電位差に
よって、変換容量Cx0〜Cx5に電荷が蓄積される。それ
ぞれの電荷をQi とすると、 Qi =Cxi(Vxi−Vcom) (2・1) となる。なお、i=0,1,2,3,4,5 である。
が「L」のときには、アナログスイッチTb10 〜Tb15
がオンになる。このとき、変換容量Cx0〜Cx5は、両極
板間の電位差がなくなって電荷が蓄積されないので、 Qi=0 (2・2) である。(2・1)式と(2・2)式とを総合して、 ΣQi =ΣCxi(Di(Vxi−Vcom)) (2・3) となる。なお、Diは、デジタル信号D0 〜D5 の各信
号レベルに対応して「H」レベルのときを「1」とし、
「L」レベルのときを「0」としたものである。
イッチTs がオンになる。そして、変換基準配線118
の電位Vxsと共通電位配線119の電位Vcom との電位
差によって、基準容量Cs に電荷が蓄積される。このと
きの電荷をQs とすると、 Qs =Cs(Vxs−Vcom) (2・4) となる。
信号が「L」となって、アナログスイッチTa10 〜Ta1
5 、Tb10 〜Tb15 、Ts がオフとなる。続いて、結合
パルス配線117に結合パルスCPが入力されて、アナ
ログスイッチTc10 〜Tc15がオンになる。
れと基準容量Cs とが直列接続される。このときに、変
換容量Cx0〜Cx5に蓄積される電荷の総和をΣQi′ 、
基準容量Cs に蓄積される電荷をQs′ とすると、 ΣQi′ =ΣCxi(Vout−Vcom) (2・5) Qs′ =Cs(Vout−Vcom) (2・6) となる。なお、i=0,1,2,3,4,5 であり、Vout は、出
力配線102の電位である。
ΣCxi(Vout−Vcom)+Cs(Vout−Vcom) となり、これを変形して、 Vout =(ΣCxi(DiVxi+(1−Di)Vcom)+CsVxs)/(ΣCxi+Cs) (2・7) となる。なお、i=0,1,2,3,4,5である。また、Diは、
デジタル信号D0 〜D5の各信号レベルに対応して
「H」レベルのときを「1」とし、「L」レベルのとき
を「0」としたものである。
て、出力端子102aから取り出される。
Aコンバータ特性を示す図である。なお、このD/A変
換回路100では、変換容量Cxiは全て等しく1.0 pF
であり、基準容量Cs は2.0 pFである。変換選択配線
110〜115の電位Vx0,Vx1,Vx2,Vx3,Vx4,Vx5
は、0.5, 1.0, 2.0, 4.0, 8.0, 16.0 Vと、公比2の等
比数列をなしている。変換基準配線118の電位Vxs
は、4.0Vである。また、共通電位配線119の電位Vc
om は、GND電位となっている。
力値とアナログ出力との間には、完全な線形性があるこ
とが分かる。その理由は、アナログ出力Vout を導く
(2・7)式において、分母の(ΣCxi+Cs)の値
が、デジタル入力値にかかわらず定数となっているから
である。そして、デジタル入力値とアナログ出力とは、
正比例の関係になるので、D/A変換回路100は線形
特性を有する。なお、図4において、デジタル入力値が
0のときでもアナログ出力は、1Vとなっている。これ
は、デジタル入力値が0でも基準容量Cs には電荷が蓄
積されるからである。
を用いた液晶表示装置の駆動方法を示す図である。言い
換えると、図2に示す液晶表示装置用の駆動回路の動作
を説明する図である。
期間Th は、走査信号の選択期間Ts と、選択期間Ts
と次の選択期間Ts との間のブランキング期間Tb と、
からなる。
間に、デジタル信号D0 〜D5 が、サンプリングパルス
SP0 〜SPn によってラッチ回路A0 〜A5 に取り込
まれる。
s に移る前の期間であって、この期間を利用してD/A
変換を含む種々の処理が行われる。
では、結合パルスCPが「L」となってアナログスイッ
チTc10 〜Tc15 がオフになり、変換容量Cx0〜Cx5と
基準容量Cs とが電気的に切断される。次に、時刻t3
では、ラッチパルスLPによって、ラッチ回路A0 〜A
5 に取り込まれた信号がラッチ回路B0 〜B5 に移され
る。
号と変換パルスXPとによって、アナログスイッチTa1
0 〜Ta15 、Tb10 〜Tb15 が制御される。そして、変
換容量Cx0〜Cx5のうち、「H」のデジタル信号に対応
するものには電荷が蓄積され、「L」のデジタル信号に
対応するものには電荷が蓄積されない。同時に、基準容
量Cs には、電荷が蓄積される。なお、電荷を蓄積する
ために、変換パルスXPは、他のパルスと比較して長時
間「H」状態となっている。
態となって、上記電荷の蓄積が終わる。
って変換容量Cx0〜Cx5と基準容量Cs とが結合され
て、出力端子102aから所定の出力電圧を取り出すこ
とができる。
表示装置の反転駆動の動作を説明する図である。
する等の理由から、反転駆動が行われる。そこで、上記
D/A変換回路100を含む駆動回路50(図2及び図
3)でも、図6(A)及び図6(B)に示すように反転
駆動が行われる。詳しくは、この反転駆動は、1水平走
査線ごと、かつ、1画面ごとに行われ、1信号線ごとに
は反転しないようになっている。
15の電位Vx0, Vx1, Vx2, Vx3, Vx4, Vx5及び変
換基準配線118の電位Vxsの供給方法が示されてい
る。図6(B)には、それぞれの電位の具体的な数値が
示されている。
Cxiは全て等しく1.0 pFであり、基準容量Cs は2.0 p
Fである。また、共通電位配線119の電位Vcom は、
GND電位となっている。
転駆動が行われる。なお、動作の詳細は周知であるので
説明を省略する。
換回路100は、変換容量Cx0〜Cx5を全て同一の容量
値とし、それぞれに2進加重された電圧を印加すること
で、D/A変換を行えるようになっている。ここで、容
量の容量値は製造後に変更することが困難である一方、
電圧を変更することは容易に行うことができる。そこ
で、上記変換容量Cx0〜Cx5の容量値が、上述した設計
値と異なった場合の電圧の調整方法を以下説明する。
量値が設計値Cxi(1.0pF)と異なるが、容量値の平均
が設計値と等しい例を示す。この例において、変換選択
配線110〜115には、設計上の電位Vxi0 を調整し
て電位Vxi′が供給される。なお、i=0,1,2,3,4,5 で
ある。詳しくは、 Vxi′=(Cxi/Cxi′)×Vxi0 となるように調整されている。例えば、最下位ビットで
は、Cx0=1.0pF、Cx0′=0.9pF、Vx0=0.5Vである
から、 Vx0′=(1.0/0.9)×0.5=0.5556 V となる。
量値が設計値と異なり、かつ、容量値の平均が設計値と
異なる例を示す。この例においては、 Vxi″=(Cxi0/Cxi″)×(ΣCxi″+Cs )/
(ΣCxi0+Cs )×Vxi となるように電位Vxi″が調整されている。例えば、最
下位ビットでは、Cxi=1.0pF、Cxi″=0.9pF、ΣCx
i″+Cs =7.4pF、ΣCxi+Cs =8.0pF、Vx0=0.5V
であるから、 Vxi″=(1.0/0.9)×(7.4/8.0)×0.5=0.5139
V となる。
おいても、変換選択配線110〜115の電位Vxi′及
びVxi″が完全に調整され、D/Aコンバータ特性は、
図4に示すものと全く同じものが得られる。そして、変
換容量Cx0〜Cx5の容量値が設計通りの値でなくとも、
設計値通りのアナログ出力電圧を得ることができる。
用いた液晶表示装置用の駆動回路50によれば、逆転現
象による階調反転等の画質問題は、全く発生しない。
x5が設計値と異なる場合を考えたが、基準容量Cs が設
計値と異なる場合も、電位Vx0〜Vx5及びVxsを調整す
ることで、所定の液晶印加電圧を得ることができる。ま
た、上記調整方法では、計算によって電位の調整を行っ
たが、ここで説明した思想にしたがって試行錯誤によっ
て電位を調整しても効果がある。
の実際の値が予め分かっているものとして計算したが、
現実には不明である場合が多い。このようなときにも、
電位Vx0〜Vx5を調整することで、理想的なD/Aコン
バータ特性を得ることが可能である。
シブマトリクス型表示装置に適用したり、例えばプリン
ト基板であってガラス基板以外に形成したり、あるい
は、アモルファスシリコン、高温ポリシリコン、結晶シ
リコン、又はガリウム砒素等の如何なる半導体で形成し
ても効果がある。
画面ごと又は複数画面ごと、1水平走査線ごと又は複数
水平走査線ごと、あるいは1信号線ごと又は複数信号線
ごとに極性反転するか否かに関わらず効果がある。
方の極板は、共通電位配線119に接続されているが、
他の電位配線に接続されてもよい。また、本実施形態で
は、デジタル信号D0 〜D5 が「L」(オフ)のときに
変換容量Cx0〜Cx5の両極板には電位Vcomが印加され
るとしたが、これに代わって、他の電位が印加されるよ
うにしてもよい。
換回路200を図8に示す。D/A変換回路200にお
いて、変換容量Cx0〜Cx5の一方の極板が、共通電位配
線119の代わりに変換基準配線118に接続されてい
る。また、変換容量Cx0〜Cx5の他方の極板は、アナロ
グスイッチTb10 〜Tb15 を介して変換基準配線118
に接続されている。これ以外は、図1に示すD/A変換
回路100と同様である。
タル信号D0 〜D5 が「L」(オフ)のときには、変換
容量Cx0〜Cx5に電位Vxsが供給されるが、これらの両
極板間の電位差がないので、電荷が蓄積されない。デジ
タル信号D0 〜D5 が「H」(オン)のときには、変換
容量Cx0〜Cx5には、電位Vx0〜Vx5と電位Vxsとの電
位差によって電荷が蓄積される。その他の動作は、D/
A変換回路100と同様であるので説明を省略する。
第2実施形態に係るD/A変換回路300を示す。この
D/A変換回路300は、図2に示す液晶表示装置用の
駆動回路50において、D/A変換回路100の代わり
に用いられる。そのときの液晶表示装置の駆動方法は、
第1実施形態と同様である。また、第1実施形態と同じ
構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
比2の等比数列をなす電位Vx0〜Vx5を供給するために
変換選択配線110〜115が設けられていた。これに
対して、図9に示すD/A変換回路300では、高電位
配線310と低電位配線312との間に、抵抗Rx0〜R
x5が直列接続されている。
が、低電位配線312には低電位側の電位VxLが印加さ
れる。抵抗Rx0〜Rx5の各々の抵抗値が、公比2の等比
数列をなすようにし、第1の実施形態における電位Vx0
〜Vx5のうちの最高の電位Vx5と、高電位側の電位VxH
が等しくなるようにし、第1の実施形態における最低の
電位Vx0と、低電位側の電位VxLが等しくなるようにす
る。これにより、本実施形態でも第1の実施形態と等し
い電位Vx0〜Vx5を、各抵抗Rx0〜Rx5の間から、分割
電圧として取り出すことができる。
同様に、デジタル入力とアナログ出力値の線形性が実現
できる。
310と低電位配線312が設けられたが、2組以上の
高電位配線と低電位配線を設けて、各々に異なる電位を
印加し、各々に複数の抵抗を直列接続することにより、
第1実施形態と第2実施形態を併用することができる。
の第3実施形態に係るD/A変換回路400を示す。こ
のD/A変換回路400も、図2に示す液晶表示装置用
の駆動回路50において、D/A変換回路100の代わ
りに用いられる。そのときの液晶表示装置の駆動方法
は、第1実施形態と同様である。また、第1実施形態と
同じ構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
の電位Vx0〜Vx5を供給するために、1つの変換パルス
配線116と、複数の変換選択配線110〜115が設
けられていた。これに対して、図10に示すD/A変換
回路400では、複数の電位を供給するために、複数の
変換パルス配線410〜415と、1つの変換選択配線
420とを有する。
回路B0 〜B5 の信号は、対応する変換パルス配線41
0〜415の変換パルスXP0 〜XP5 と論理積をとっ
てアナログスイッチTa10 〜Ta15 に入力される。アナ
ログスイッチTa10 〜Ta15は、変換容量Cx0〜Cx5に
対する変換選択配線420の出力を制御するように接続
されている。
否定をとってから対応する変換パルスXP0 〜XP5 と
論理積をとってアナログスイッチTb10 〜Tb15 に入力
される。
用した液晶表示装置の駆動方法を示す。デジタル入力D
0 〜D5 およびサンプリングパルスSRは、第1実施形
態と同様のものが印加される。電位Vxは変換選択配線
420に印加され、ブランキング期間において時間的に
変化している。変換パルスXP0 〜XP5 は、複数の変
換パルス配線410〜415に印加される。
態の液晶表示装置の駆動回路の動作を説明する。これら
の図に示すように、電位Vx の変化に同調して、変換パ
ルスXP0 〜XP5 が入力されているので、所定の電位
Vx0〜Vx5が選び出される。そして、デジタル入力D0
〜D5 に応じて、アナログスイッチTa10 〜Ta15 が導
通すれば、上記選び出された電位Vx0〜Vx5が変換容量
Cx0〜Cx5に供給されて電荷が蓄積される。あるいは、
アナログスイッチTb10 〜Tb15 が導通すれば、電位Vc
omが変換容量Cx0〜Cx5に供給されて、電荷が蓄積され
ない。こうして、所定のアナログ出力Vout を取り出す
ことができる。
同様の効果が、実現できる。
のそれぞれに、時間的に変化する変換選択電位を印加し
てもよい。
の第4実施形態に係るD/A変換回路500を示す。こ
のD/A変換回路500も、図2に示す液晶表示装置用
の駆動回路50において、D/A変換回路100の代わ
りに用いられる。そのときの液晶表示装置の駆動方法
は、第1実施形態と同様である。また、第1実施形態と
同じ構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
ともに、変換容量の容量値を異なるようにして、所定の
アナログ出力電圧を得るものである。図12において、
3つの変換選択配線510〜512が形成されている。
変換容量Cx50 〜Cx55の容量値は、次式を満たす。
55 = 1:2:1:2:1:2 図13に、第4実施形態に係る変換容量Cx50 〜Cx55
及び基準容量Cs の容量値と、電位Vx0〜Vx2及び電位
Vxsの値を示す。変換容量Cx50及びCx51、Cx52及び
Cx53、Cx54及びCx55には、それぞれ、電位Vx0、電
位Vx1又はVx2から電位が供給される。
同様の効果が実現できる。
施形態に係る液晶表示装置の駆動方法を示す。本実施形
態において、液晶表示装置の駆動回路及びD/A変換回
路は、第1の実施形態あるいは第2の実施形態と同一で
ある。
Tsにおいて、デジタル入力D0 〜D5 およびサンプリ
ングパルスSRの入力が終了した後、ブランキング期間
に入る。そして、ラッチパルスLPがオフ電位からオン
電位となって再びオフ電位になる。次に、変換パルスX
Pがオフ電位からオン電位となり、再びオフ電位にな
る。次に、結合パルスCPがオフ電位からオン電位とな
って再びオフ電位になる。
ラッチパルスLPの入力がデジタル入力D0 〜D5 およ
びサンプリングパルスSRの入力終了後であること、変
換パルスXPの入力がラッチパルスLPの入力終了後で
あること、結合パルスCPの入力が変換パルスXPの入
力終了後であること、である。
よび結合パルスCPのオンオフは、選択期間Tsとブラ
ンキング期間Tbのどちらで行われてもよい。また、ラ
ッチパルスLPと結合パルスCPは、入力期間が重複し
ていてもよい。
Cs への充電、および、変換容量Cx0〜Cx5に保持され
た電荷の基準容量Cs への供給を、全て十分に行うため
に、変換パルスXPのオン期間の長さと、結合パルスC
Pのオン期間の長さを最適化することが好ましい。
期間Tb が短い場合に、変換パルスXPのオン電位終了
がブランキング期間Tb 中に行うと、変換容量Cx0〜C
x5への充電と、基準容量Cs への充電が不十分となる可
能性がある。
のオン電位終了を選択期間Ts 中に行うことで、これら
の充電を十分に行うことができる。
同様の効果が実現できる。
複数の変換選択配線によって、または分割抵抗によって
与えられる場合のみならず、1つの変換選択配線に時間
変化する電位が印加される場合にも、適用することがで
きる。
の第6実施形態に係るD/A変換回路600を示す。こ
のD/A変換回路600も、図2に示す液晶表示装置用
の駆動回路50において、D/A変換回路100の代わ
りに用いられる。そのときの液晶表示装置の駆動方法
は、第1実施形態と同様である。また、第1実施形態と
同じ構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
によるポリシリコン薄膜トランジスタは、オフ時のリー
ク電流が大きい。そこで、本実施形態では、薄膜トラン
ジスタからなる一対のアナログスイッチTa10 〜Ta15
を直列に接続した。この構成によれば、オフ時のリーク
電流を低減でき、また、片方の薄膜トランジスタの突発
的なオフ特性の劣化も、他方の薄膜トランジスタにより
補償することができる。
同様の効果が実現できる。
b10 〜Tb15 、Tc10 〜Tc15 及びTs 、又は図2に示
すシフトレジスタ20、ラッチ回路A0 〜A5 及びB0
〜B5 等の全ての素子に対して、2つの薄膜トランジス
タを直列に接続する構成が考えられる。また、3つ以上
の薄膜トランジスタを直列に接続する構成も考えられ
る。
の第7実施形態に係るD/A変換回路700を示す。こ
のD/A変換回路700も、図2に示す液晶表示装置用
の駆動回路50において、D/A変換回路100の代わ
りに用いられる。そのときの液晶表示装置の駆動方法
は、第1実施形態と同様である。また、第1実施形態と
同じ構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
リコン薄膜によって形成されたMOS形トランジスタ
は、しきい値電圧が高いことに加えて、オン時の充電電
流が小さい。そして、nチャネル形トランジスタは、オ
ン時に、ゲートにプラスの電位が印加されるので、ソー
ス又はドレインの電位が高いと、その電位とゲートの電
位との差が小さくなって動作速度が遅くなる。また、p
チャネル形トランジスタは、オン時に、ゲートにマイナ
スの電位が印加されるので、ソース又はドレインの電位
が低いと、その電位とゲートの電位との差が小さくなっ
て動作速度が遅くなる。
トランジスタとpチャネルのトランジスタが並列に接続
されるCMOS構造のアナログスイッチTb70 〜Tb75
が採用されている。そして、ソース又はドレインの電位
に関わらず、良好な充電特性が得られるようになってい
る。
同様の効果が実現できる。
Ta10 〜Ta15 、Tc10 〜Tc15 及びTs 、又は図2に
示すシフトレジスタ20、ラッチ回路A0 〜A5 及びB
0 〜B5 等の全ての素子に対して、適用することができ
る。
図17(B)に、第8実施形態に係る液晶表示装置の駆
動方法を示す。本実施形態において、液晶表示装置の駆
動回路及びD/A変換回路は、第1の実施形態と同一で
ある。
Vcom の与え方を、図17(B)に、これらの電位を示
す。なお、変換容量Cx0〜Cx5は全て等しく1.0 pFで
あり、基準容量Cs は2.0 pFである。
位Vxsが、1画面ごとに、かつ、1水平走査線ごとに極
性反転し、1信号線ごとには反転しない駆動を行ってい
る。電位Vcom も、電位Vx0〜Vx5およびVxsに同調し
て極性反転している。ただし、逆極性の反転である。
転していることである。この電位Vcom は、液晶を挟持
する電極の一方に印加される。電極の他方には、出力端
子102a(図1参照)からのアナログ出力Vout が印
加される。電位Vcom が極性反転することで両電極間の
電位差を形成できる。この電位差は、液晶駆動に必要な
電圧の一部となる。したがって、バイアス電圧が必要な
ときに、デジタル入力値が0のときのアナログ出力Vou
t が小さくてもよい。つまり、基準容量Cs に印加する
電圧を小さくすることができる。
幅は1Vであり、電位Vxsは0Vである。
D/Aコンバータ特性を得るためには、電位Vxsを反転
駆動する必要がある。電位Vxsの反転は、電位Vx0〜V
x5と逆極性である。また、電位Vcom 、Vxsの振幅を調
整することで、電源電圧の電圧値の低減や、電圧レベル
の削減が可能となる。
同様の効果が、実現できる。
施形態に係る液晶表示装置の駆動方法を示す。本実施形
態において、液晶表示装置の駆動回路及びD/A変換回
路は、第1の実施形態と同一である。
よびVcom の与え方を、図18(B)に、電位Vx0〜V
x5、VxsおよびVcom の値を示す。本実施形態では、電
位Vx0〜Vx5およびVxsが、1画面ごと、かつ、1水平
走査線ごとに反転し、1信号線ごとには反転しない駆動
を行っている。電位Vcom は定電位である。
位Vxsとが、互いに逆位相で極性反転していることであ
る。したがって、図1に示すD/A変換回路100にお
いて、基準容量Cs に蓄積される電荷と、変換容量Cx0
〜Cx5に蓄積される電荷とは、極性が逆になる。そし
て、基準容量Cs の電荷と変換容量Cx0〜Cx5の電荷と
が合成されると、総電荷が減少し、これまでの加算型と
は異なる、いわゆる減算型のD/A変換を行うことがで
きる。
バータ特性を示す。減算型であるために、図4に示す特
性とは傾きが逆であるが、全てのデジタル入力値(0〜
63)にわたって、アナログ出力は1V〜5Vで完全な
線形性が実現されていることがわかる。
同様の効果が実現できる。
及びVxsの振幅を調整して、電源電圧の電圧値の低減
や、電圧レベル数の削減が可能となる。その例を、図2
0(A)及び図20(B)を参照して説明する。
おいて、電位Vx0〜Vx5、VxsおよびVcom の与え方を
示し、図20(B)に、電位Vx0〜Vx5、VxsおよびV
comの値を示す。これらの図に示すように、電位Vcom
も、電位Vx0〜Vx5および変換基準電位Vxsに同調して
極性反転している。また、電位Vcom の極性反転は、電
位Vxsの極性反転と逆位相である。
晶を挟持する電極の一方に、電位Vcom が印加され、駆
動に必要な電圧の一部を負担する。したがって、この変
形例においても、極性反転する電位Vcom が一方の電極
に印加されるため、他方の電極に印加される電位Vxsは
小さくてよい。具体的には、電位Vcom の振幅が3V
で、電位Vxsの振幅は逆極性で8Vである。この値は、
図18に示す値と比べて、極めて小さな値であり、消費
電力低減に効果的である。
型のみならず投写型のものも含む。
シャッタのような周知の液晶光学装置に適用することも
できる。
を示す図である。
の駆動回路を示す図である。
示す図である。
タ特性を示す図である。
駆動方法を示す図である。
反転駆動の動作を説明する図である。
における変換容量及び電位の調整方法を説明する図であ
る。
る。
示す図である。
を示す図である。
表示装置の駆動方法を示す図である。
を示す図である。
電位を示す図である。
駆動方法を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
第8実施形態に係る液晶表示装置の駆動方法示す図であ
る。
第9実施形態に係る液晶表示装置の駆動方法を示す図で
ある。
す。
形態の駆動方法の変形例を示す図である。
変換回路を示す図である。
の一例を示す図である。
アナログスイッチ(スイッチ)
Claims (20)
- 【請求項1】 nビット(nは自然数)のデジタル信号
Di (i=1,2,…,n)をアナログ出力Vout に変換するD
/A変換器において、 前記デジタル信号Di の各ビットに対応するn個の変換
容量Cxiと、 前記デジタル信号Di の各ビットに対応するn種類の電
位Vxiが供給される少なくとも一つの変換選択配線と、 前記アナログ出力Vout を取り出す出力配線と、 前記変換容量Cxiの一方の極板に接続される電位Vs1の
第1の基準配線と、 を有し、 オンのデジタル信号Di に対応する前記変換容量Cxiの
他方の極板は、前記変換選択配線に接続されて、前記変
換容量Cxiに、対応する電位VxiとVs1との電位差によ
って変換電荷が蓄積され、 オフのデジタル信号Di に対応する前記変換容量Cxiの
他方の極板は、所定の配線に接続され、 前記他方の極板は、前記変換電荷が蓄積された後に、前
記変換選択配線及び前記所定の配線と電気的に切断さ
れ、前記出力配線に接続されて、それぞれの前記変換電
荷を合計してなる総電荷に対応してアナログ出力Vout
を供給するD/A変換器。 - 【請求項2】 請求項1記載のD/A変換器において、 電位Vs2の第2の基準配線と、 前記出力配線に形成され、第1及び第2の基準配線にお
ける電位Vs1とVs2との電位差によって基準電荷を蓄え
る基準容量Cs と、 を有し、 前記オフのデジタル信号Di に対応する前記所定の配線
は、前記第1の基準配線であり、 前記総電荷は、前記変換電荷と前記基準電荷の合計から
なり、 アナログ出力Vout が、 Vout=(ΣCxi(DiVxi+Vs1(1−Di))+CsV
s2)/(ΣCxi+Cs) [Diは、デジタル信号Di が
オンのときを1とし、オフのときを0とする。]で表さ
れるD/A変換器。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のD/A変換
器において、 前記変換容量Cxiの他方の極板と前記変換選択配線との
間に接続される第1のスイッチと、 前記変換容量Cxiの他方の極板と前記所定の配線との間
に接続される第2のスイッチと、 前記変換容量Cxiの他方の極板と前記出力配線との間に
接続される第3のスイッチと、 を有するD/A変換器。 - 【請求項4】 請求項2記載のD/A変換器において、 前記変換容量Cxiの他方の極板と前記変換選択配線との
間に接続される第1のスイッチと、 前記変換容量Cxiの他方の極板と前記第1の基準配線と
の間に接続される第2のスイッチと、 前記変換容量Cxiの他方の極板と前記出力配線との間に
接続される第3のスイッチと、 前記基準容量Cs に対する前記第1及び第2の基準配線
からの電圧の印加を制御する第4のスイッチと、 を有するD/A変換器。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
のD/A変換器において、 n本の変換選択配線によってn種類の電位Vxiが供給さ
れるD/A変換器。 - 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
のD/A変換器において、 高電位配線と、低電位配線と、前記高電位配線と前記低
電位配線との間に直列接続されたn−1個の抵抗と、 を有し、 前記変換選択配線は、前記高電位配線と該高電位配線に
直結される前記抵抗との間の配線、隣同士の抵抗を接続
する配線、及び前記低電位配線と該低電位配線に直結さ
れる前記抵抗との間の配線によって構成されるD/A変
換器。 - 【請求項7】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
のD/A変換器において、 1本の前記変換選択配線を有し、この変換選択配線に供
給される電位が時間的に変化することでn種類の電位V
xiが供給されるD/A変換器。 - 【請求項8】 請求項7記載のD/A変換器において、 前記n個の変換容量Cxiに対応してn本の変換パルス配
線を有し、 各変換パルス配線には、前記変換選択配線における変化
する電位が、対応する変換容量Cxiに供給される電位V
xiとなるときにパルス信号が印加され、 前記パルス信号に応じて、変換容量Cxiに電位Vxiが供
給されるD/A変換器。 - 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれかに記載
のD/A変換器において、 前記変換選択配線に供給されるn種類の電位Vxiは、公
比2の等比数列をなすD/A変換器。 - 【請求項10】 nビット(nは自然数)のデジタル信
号Di (i=1,2,…,n)をアナログ出力Vout に変換する
D/A変換器において、 前記デジタル信号Di の各ビットに対応するn個の変換
容量Cxiと、 複数種類の電位Vxiが供給される少なくとも一つの変換
選択配線と、 を有し、 前記デジタル信号Di のビット桁に応じて、前記n個の
変換容量Cxiのそれぞれに変換電荷が蓄積されるよう
に、前記電位Vxi及び前記変換容量Cxiの容量値が設定
されてなり、それぞれの前記変換電荷を合計してなる総
電荷に対応してアナログ出力Vout を供給するD/A変
換器。 - 【請求項11】 nビット(nは自然数)のデジタル信
号Di (i=1,2,…,n)をアナログ出力Vout に変換する
D/A変換方法において、 オンの前記デジタル信号Di のビット桁に対応するn種
類の電位Vi に基づいてn個の変換容量Cxiのそれぞれ
に変換電荷を蓄積するとともに、オフの前記デジタル信
号Di に対応して前記変換容量Cxiに蓄積される変換電
荷をビット桁に関わらず一定とし、 前記変換電荷を合計してなる総電荷に対応してアナログ
出力Vout を供給するD/A変換方法。 - 【請求項12】 請求項11記載のD/A変換方法にお
いて、 前記変換容量Cxiの容量値が設計値と異なる場合に、前
記電位Vi を調整することで、対応する変換電荷の値を
ほぼ設計値通りとするD/A変換方法。 - 【請求項13】 請求項11又は請求項12記載のD/
A変換方法において、 前記デジタル信号Di のオン・オフに関わらず、前記ア
ナログ出力Vout の電位を上げるために、基準容量に基
準電荷を蓄積し、 前記総電荷は、前記変換電荷と前記基準電荷との合計値
からなるD/A変換方法。 - 【請求項14】 請求項13記載のD/A変換方法にお
いて、 前記基準容量の容量値が設計値と異なる場合に、印加さ
れる電圧を調整することで、前記基準電荷の値をほぼ設
計値通りとするD/A変換方法。 - 【請求項15】 nビット(nは自然数)のデジタル信
号Di (i=1,2,…,n)をアナログ出力Vout に変換する
D/A変換方法において、 オンの前記デジタル信号Di のビット桁に対応して、複
数種類の電位Vxiのいずれかを選択して、n個の変換容
量Cxiのそれぞれに変換電荷を蓄積するとともに、オフ
の前記デジタル信号Di に対応して前記変換容量Cxiに
蓄積される変換電荷をビット桁に関わらず一定とし、 前記変換電荷を合計してなる総電荷に対応してアナログ
出力Vout を供給するD/A変換方法。 - 【請求項16】 液晶パネルにおける一方の基板であっ
て、 前記液晶パネルを駆動するための駆動回路と、前記液晶
に電圧を印加するための画素電極と、該画素電極への電
位の供給を制御する薄膜トランジスタと、を有し、 前記駆動回路は、請求項1から請求項10のいずれかに
記載のD/A変換器を含む液晶パネル用基板。 - 【請求項17】 請求項2を引用する請求項16記載の
液晶パネル用基板において、 前記変換容量Cxi又は前記基準容量Cs の少なくとも一
方は、前記薄膜トランジスタと共通の製造プロセスによ
って、同一の基板上に製造されてなる液晶パネル用基
板。 - 【請求項18】 請求項16又は請求項17記載の液晶
パネル用基板が用いられる液晶表示装置。 - 【請求項19】 請求項18記載の液晶表示装置におい
て、 1水平走査期間は、走査信号の選択期間と、該選択期間
と次の選択期間との間のブランキング期間とからなり、 前記ブランキング期間において、前記総電荷の蓄積及び
アナログ出力Vout の供給が行われる液晶表示装置。 - 【請求項20】 請求項18記載の液晶表示装置におい
て、 1水平走査期間は、走査信号の選択期間と、該選択期間
と次の選択期間との間のブランキング期間とからなり、 前記ブランキング期間において、前記総電荷の蓄積が開
始され、 次の水平走査期間の選択期間において、前記総電荷の蓄
積が終了して、アナログ出力Vout の供給が行われる液
晶表示装置。
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