JPH09274421A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09274421A
JPH09274421A JP8082855A JP8285596A JPH09274421A JP H09274421 A JPH09274421 A JP H09274421A JP 8082855 A JP8082855 A JP 8082855A JP 8285596 A JP8285596 A JP 8285596A JP H09274421 A JPH09274421 A JP H09274421A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
closing door
fixing
discharge side
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JP8082855A
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Shigeru Hoashi
滋 帆足
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ジャム処理を行う際、高温状態にある定着手段
を手で排紙側に引き出さなくても済むようにする。ま
た、ジャムシートを視界の良い画像形成装置本体の前面
側から取り出せるようにする。 【解決手段】支軸223aを中心として開閉可能な排紙
側開閉扉223と、ガイドレール部材225上に移動可
能に設置されている定着装置216とを、リンク機構2
24によって接続した。排紙側開閉扉223を開くと、
セット位置P1に配置されている定着装置216がリン
ク機構224に引っ張られて排紙側の退避位置まで移動
する。これにより、定着装置216を手で引き出さなく
てもジャム処理空間が広げられる。また、プリンタ本体
200の前面側に前面側開閉扉236を設置した。この
前面側開閉扉236を開くと、ジャムシートSを手探り
で探さなくても取り出せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ、印刷機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ、印刷
機等の画像形成装置の中には、記録シートに転写された
トナー像を定着させるための定着手段と、排紙側でジャ
ム処理を行うための排紙側開閉扉手段と、を備えている
ものがある。図6は、このような画像形成装置の代表例
としての、レーザービームプリンタの全体構成例を示し
たものである。
【0003】ここで、図6に示すプリンタの全体的な構
成について説明するが、ここでは、給送される記録シー
トの流れに沿って構成の説明を行う。
【0004】本プリンタは、プリンタ本体100内に複
数の給紙カセット101,102を備えており、また、
プリンタ本体100の給紙側の側部にマルチ給紙トレイ
103を備えている。これらの給紙部101,102,
103の中から1つの給紙部が選択され、選択された給
紙部から記録シートSが1枚ずつ給送される。
【0005】給紙カセット101,102内に積載収納
されている記録シートSは、反時計回り方向に回転する
給紙ローラ104,105によって繰り出され、分離ロ
ーラ対106,107によって1枚ずつ分離され、分離
された最上位の記録シートSがパス108,109を通
って回転停止しているレジストローラ対110へ送られ
る。
【0006】マルチ給紙トレイ103上に積載されてい
る不図示の記録シートSは、時計回り方向に回転する給
紙ローラ111によって繰り出され、摩擦部材112に
よって1枚ずつ分離され、分離された最上位の記録シー
トSがパス113を通って回転停止しているレジストロ
ーラ対110へ送られる。
【0007】給紙カセット101,102又はマルチ給
紙トレイ103から給送された記録シートSは、シート
先端が回転停止しているレジストローラ対110のニッ
プに突き当たって所定量のループを形成した後、移動を
停止する。このループの形成により、記録シートSに生
じていた斜行状態が矯正される。
【0008】レジストローラ対110によって斜行状態
が矯正された記録シートSは、時計回り方向に回転して
いる感光ドラム114上のトナー像との位置を合わせる
タイミングをとって回転を開始するレジストローラ対1
10によって感光ドラム114と転写ローラ115との
間の転写部へ送られる。そして、転写部を通過する記録
シートSには、時計回り方向に回転している感光ドラム
114上のトナー像が転写ローラ115によって順次転
写されて行く。
【0009】時計回り方向に回転している感光ドラム1
14上には、レーザースキャナ118から発射されたレ
ーザー光(画像光)Lが照射されて感光ドラム114上
に順次静電潜像が形成されている。そして、この静電潜
像は現像器119から供給されるトナーによって顕像化
(トナー像)されて転写部へ送られている。
【0010】なお、感光ドラム114及び現像器119
等の部材はプリンタ本体100に対して着脱可能に取り
付けられているプロセスカートリッジ120に備えられ
ている。
【0011】感光ドラム114と転写ローラ115との
間の転写部を通過した記録シートSはパス116を通っ
て定着装置(定着手段)117へ送られ、定着ローラ1
17aと加圧ローラ117bのニップを通過中に加熱及
び加圧されて転写トナー像がシート面に定着されて行
く。
【0012】そして、画像形成面を上に向けて排紙する
(フェイスアップ排紙)場合、定着装置117を通過し
た記録シートSはパス121を通り、排紙ローラ対12
2によって機外の排紙トレイ123上へ排紙される。
【0013】また、画像形成面を下に向けて排紙する
(フェイスダウン排紙)場合、定着装置117を通過し
た記録シートSはパス124を通り、排紙ローラ対12
5によってプリンタ本体100上部の排紙トレイ126
上へ排紙される。
【0014】本プリンタにおいては、記録シートSが定
着装置117と転写部の間でジャムを起こした場合、次
の方法によってジャムシートJSの処理が行えるように
なっている。すなわち、プリンタ本体100の排紙側に
設けられている排紙側開閉扉(排紙側開閉扉手段)12
7を開き(支軸127aを中心として回動可能)、定着
装置117を手で排紙側に引き出してジャム処理空間を
広げ、排紙側からプリンタ本体100内に手を入れてジ
ャムシートSを取り除く。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法でジャム処理を行う場合、高温状態にある定着装置1
17を手で引き出さなければならないので特別な注意が
必要であり、煩わしさがあった。また、排紙側からはジ
ャムを起こしている場所の視界が悪いのでジャムシート
Sを手探りで探さなければならない問題もあった。
【0016】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、ジャムシートの処理を行う際に高温状
態にある定着手段を手で排紙側に引き出す作業を行わず
に済むようにし、また、視界の良い画像形成装置本体の
前面側からジャムシートを取り出せるようにした画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録シートに
転写されたトナー像を定着させるための定着手段と、排
紙側でジャム処理を行うための排紙側開閉扉手段と、を
備えている画像形成装置に係る。
【0018】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記排紙側開閉扉手段の開閉動作に連動して前記定
着手段がシート搬送方向に移動するようにしたことを特
徴とする。
【0019】また、前記排紙側開閉扉手段を開くと前記
定着手段はセット位置から下流の退避位置まで移動し、
前記排紙側開閉扉手段を閉じると前記定着手段は退避位
置から上流のセット位置まで移動することを特徴とす
る。
【0020】また、前記定着手段の直上流でジャムを起
こした記録シートを処理するための前面側開閉扉手段を
画像形成装置本体の前面側に設けたことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 〈第1の実施の形態〉図1は本発明が適用されたカラー
レーザービームプリンタ(画像形成装置)の全体構成を
示す。
【0022】まず、給送される記録シートの流れに沿っ
て本プリンタの全体的な構成について説明する。
【0023】本プリンタは、プリンタ本体200内に備
えている給紙カセット201から記録シートSを1枚ず
つ給送する。
【0024】給紙カセット201内に積載収納されてい
る記録シートSは、反時計回り方向に回転する給紙ロー
ラ202によって繰り出され、分離ローラ対203によ
って1枚ずつ分離され、分離された最上位の記録シート
Sがパス204を通って回転停止しているレジストロー
ラ対205へ送られる。
【0025】給送カセット201から給送された記録シ
ートSは、シート先端が回転停止しているレジストロー
ラ対205のニップに突き当たって所定量のループを形
成した後、移動を停止する。このループの形成により、
記録シートSに生じていた斜行状態が矯正される。
【0026】レジストローラ対205によって斜行状態
が矯正された記録シートSは、時計回り方向に回転して
いる中間転写ドラム206上のカラートナー像CTとの
位置を合わせるタイミングをとって回転を開始するレジ
ストローラ対205によって、中間転写ドラム206と
転写ローラ207との間の転写部へ送られる。そして、
転写部を通過する記録シートSには、時計回り方向に回
転している中間転写ドラム206上のカラートナー像C
Tが転写ローラ207によって順次転写されて行く。
【0027】ここで、中間転写ドラム206上に4色の
フルカラートナー像CTが形成される工程について説明
する。
【0028】レーザースキャナ208から発射されたイ
エロー色の画像のレーザー光Lが反時計回り方向に回転
している感光ドラム209上に照射され、同感光ドラム
209上に順次イエロー色の画像の静電潜像が形成され
て行く。この時、イエロー色現像器210が図に示す現
像位置に配置されていて感光ドラム209上の静電潜像
を現像する。現像された感光ドラム209上のイエロー
色のトナー像は時計回り方向に回転している中間転写ド
ラム206上に順次転写されて行く。
【0029】次に、レーザースキャナ208から発射さ
れたマゼンタ色の画像のレーザー光Lが反時計回り方向
に回転している感光ドラム209上に照射され、同感光
ドラム209上に順次マゼンタ色の画像の静電潜像が形
成されて行く。この時、マゼンタ色現像器211が現像
位置に配置されていて感光ドラム209上の静電潜像を
現像する。現像された感光ドラム209上のマゼンタ色
のトナー像は時計回り方向に回転している中間転写ドラ
ム206上に順次転写されて行く。このマゼンタ色のト
ナー像はイエロー色のトナー像上に重ね合わされる。
【0030】次に、レーザースキャナ208から発射さ
れたシアン色の画像のレーザー光Lが反時計回り方向に
回転している感光ドラム209上に照射され、同感光ド
ラム209上に順次シアン色の画像の静電潜像が形成さ
れて行く。この時、シアン色現像器212が現像位置に
配置されていて感光ドラム209上の静電潜像を現像す
る。現像された感光ドラム9上のシアン色のトナー像は
時計回り方向に回転している中間転写ドラム206上に
順次転写されて行く。このシアン色のトナー像はマゼン
タ色のトナー像上に重ね合わされる。
【0031】次に、レーザースキャナ208から発射さ
れたブラック色の画像のレーザー光Lが反時計回り方向
に回転している感光ドラム209上に照射され、同感光
ドラム209上に順次ブラック色の画像の静電潜像が形
成されて行く。この時、図の位置に配置されているブラ
ック色現像器213が感光ドラム209上の静電潜像を
現像する。現像された感光ドラム209上のブラック色
のトナー像は時計回り方向に回転している中間転写ドラ
ム206上に順次転写されて行く。このブラック色のト
ナー像はシアン色のトナー像上に重ね合わされる。
【0032】なお、イエロー色現像器210、マゼンタ
色現像器211、シアン色現像器212は、支軸214
aを中心として回転可能なロータリ手段214に取り付
けられている。そして、各現像器210、211、21
2はロータリ手段214を時計回り方向に120°ずつ
回転させることにより、現像位置に配置される。
【0033】中間転写ドラム206と転写ローラ207
との間の転写部を通過した記録シートSはパス215を
通って定着装置216へ送られ、定着ローラ216aと
加圧ローラ216bのニップを通過中に加熱及び加圧さ
れて転写トナー像がシート面に定着されて行く。
【0034】そして、画像形成面を上に向けて排紙する
場合、定着装置216を通過した記録シートSはパス2
17を通り、排紙ローラ対218によって機外の排紙ト
レイ219上へ排紙される。
【0035】また、画像形成面を下に向けて排紙する場
合、定着装置216を通過した記録シートSはパス22
0を通り、排紙ローラ対221によってプリンタ本体2
00上部の排紙トレイ222上へ排紙される。
【0036】本プリンタにおいて、定着装置216と転
写部の間で記録シートSがジャムを起こした場合、排紙
側開閉扉223(支軸223aを中心として回動可能)
を開き、定着装置216を排紙側に引き出してジャム処
理空間を広げ、プリンタ本体200内に手を入れてジャ
ムシートJSを取り除くようにするが、本プリンタにお
いては、排紙側開閉扉223を開くと定着装置216が
排紙側に移動するようにして、高温状態にある定着装置
216を手で引き出さなくても済むようにしている。ま
た、ジャムシートJSを視界の良いプリンタ本体200
の前面側から取り出せるようにしている。このため、プ
リンタ本体200の前面側にはジャム処理用の前面側開
閉扉(前面側開閉扉手段)236が設置されている。
【0037】ここで、図2を参照して、排紙側開閉扉2
23と定着装置216の関係について説明する。
【0038】図2において排紙側開閉扉223は閉じら
れている状態にある。また、定着装置216はプリンタ
本体200内のセット位置P1にある。このような排紙
側開閉扉223と定着装置216はリンク機構224
(連動手段)によって接続されている。
【0039】今、排紙側開閉扉223を図3、図4に示
すように開くと、セット位置P1に配置されていた定着
装置216はリンク機構224によって引っ張られて排
紙口近傍の退避位置P2まで移動する。また、図4に示
すように開かれている排紙側開閉扉223を図3、図2
に示すように閉じると、退避位置P2で退避していた定
着装置216はリンク機構224に押されてセット位置
P1まで移動する。
【0040】定着装置216は、プリンタ本体200に
水平状に設置されているガイドレール部材(移動ガイド
手段)225上に移動可能に設置されている。ガイドレ
ール部材225は定着装置216がセット位置P1と退
避位置P2との間で移動可能となる長さを有している。
【0041】定着装置216の加圧ローラ216bは位
置固定されており、定着ローラ216aは加圧ローラ2
16bに対して接離可能になっている。通常、定着ロー
ラ216aは付勢ばね(コイルスプリング)226によ
って付勢されて加圧ローラ216bに所定の圧力で接触
している。
【0042】リンク機構224は、扉側リンク227と
定着側リンク228により構成されている。扉側リンク
227は、排紙側開閉扉223と一体的になっている排
紙パス部材229に対して、支軸230を中心として回
転可能となるように取り付けられている。定着側リンク
228は、定着装置216に対して、支軸231を中心
として回転可能となるように取り付けられている。ま
た、扉側リンク227と定着側リンク228は結合軸2
32を介して結合されている。この場合、扉側リンク2
27に固定されている結合軸232が定着側リンク22
8に形成されている長穴233に嵌め込まれて同長穴2
33内を移動可能になっている。
【0043】定着側リンク228の支軸231側の端部
には定着装置216のシート挟持状態を解除するための
半円状の解除カム(挟持状態解除手段)234が形成さ
れている。排紙側開閉扉223が図2の閉じ状態から図
3に示す位置まで開かれて行くと、定着側リンク228
が反時計回り方向に回転するようになり、解除カム23
4が定着ローラ支持部材235を付勢ばね226に抗し
て上方に押圧する。これにより、定着ローラ216aが
加圧ローラ216bから離れ、シート挟持状態が解除さ
れる。
【0044】また、排紙側開閉扉223が図4の開き状
態から閉じられて行くと、定着側リンク228が時計回
り方向に回転するようになり、図3に示す位置を越えた
時点で、解除カム234が定着ローラ支持部材235の
押圧を解除する。これにより、付勢ばね226の付勢力
によって定着ローラ216aが加圧ローラ216bに所
定の圧力で接触する。
【0045】本プリンタにおいては、排紙側開閉扉22
3を開くとセット位置P1に配置されていた定着装置2
16がリンク機構224によって排紙側の退避位置P2
まで移動するので、高温状態にある定着装置216を手
で排紙側に引き出す必要がない。また、退避位置P2ま
で移動する定着装置216のシート挟持状態が解除カム
234によって解除されるので、ジャムシートJSの先
端側が定着装置216に挟持された状態にあったとして
も楽に抜き取れる。また、前面側開閉扉236を開いて
視界の良いプリンタ本体200の前面側からジャムシー
トJSを取り出せるので、手探りでジャムシートJSを
探す必要もなく、ジャム処理が楽に行える。 〈第2の実施の形態〉図5に、図2の構成よりも排紙側
開閉扉223を広く開けることができるようにした構成
例を示す。
【0046】図2の構成の場合、排紙側開閉扉223を
閉じた時(図2の状態)、排紙パス部材229がプリン
タ本体200に固定されているガイドレール部材225
に干渉しないようにしなくてはならない。このために、
ガイドレール部材225を排紙側にあまり延ばすことが
できず、排紙側開閉扉223を開いた際の定着装置21
6の移動量が制限されてしまい、排紙側開閉扉223を
図4に示す角度までしか開くことができない。このよう
な場合、定着装置216のメンテナンス作業等を行うの
に排紙側開閉扉223が障害になる。
【0047】本構成例の場合、プリンタ本体200に固
定されている固定ガイドレール部材(第1の移動ガイド
手段)237上に移動可能な可動ガイドレール部材(第
2の移動ガイド手段)238を設置して、同可動ガイド
レール部材238上に定着装置216を固定している。
【0048】このように構成しているので、排紙側開閉
扉223を開いた時、定着装置216は図4に示す位置
を過ぎても排紙側へ移動するようになり、定着装置21
6の移動量が増大し、排紙側開閉扉223が広く開く
(ここでは90°まで開く)ようになる。従って、定着
装置216のメンテナンス作業等を行うのに排紙側開閉
扉223が障害にならなくなる。
【0049】可動ガイドレール部材238が固定ガイド
レール部材237上をスライドする時、可動ガイドレー
ル部材238の後端側の下面に設けられている不図示の
ガイド軸が固定ガイドレール部材237の長手方向に設
けられている不図示のガイド溝に沿って移動する。図5
はガイド軸がガイド溝の終端まで移動した状態を示す。
【0050】図5の位置まで固定ガイドレール部材23
7上を移動した可動ガイドレール部材238は固定ガイ
ドレール部材237に支持されていない状態にあり、可
動ガイドレール部材238は定着装置216の重みで倒
れる可能性がある。このため、ここでは、ガイド溝に嵌
め込まれているガイド軸の先端部がガイド溝から抜け出
ないようにして、可動ガイドレール部材238の倒れを
防止している。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、排紙側開閉扉手段を開くと、セット位置
に配置されていた定着手段が排紙側の退避位置まで移動
するようになるので、ジャム処理空間を広げるために高
温状態にある定着手段を注意を払いながら手で排紙側に
引き出す必要がない。このために、ジャム処理作業を楽
に行うことができる。
【0052】また、排紙側に移動する定着手段のシート
挟持状態が挟持状態解除手段によって解除されるように
なるので、ジャムシートの先端側が定着手段に挟持され
た状態にあったとしても楽に抜き取れ、ジャム処理作業
を容易にする。
【0053】また、前面側開閉扉手段を開いて、視界の
良い画像形成装置本体の前面側からジャムシートを取り
出せるので、手探りでジャムシートを探すことがなく、
ジャム処理作業を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたカラーレーザービームプリ
ンタ(画像形成装置)の全体構成を示す縦断側面図。
【図2】同プリンタに備えられている排紙側開閉扉と定
着装置の関係を示す縦断側面図。
【図3】排紙側開閉扉を開閉した際の動作を説明する縦
断側面図。
【図4】排紙側開閉扉を開閉した際の動作を説明する縦
断側面図。
【図5】排紙側開閉扉が広く開けられるようにした構成
例を示す縦断側面図。
【図6】従来例のレーザービームプリンタ(画像形成装
置)の全体構成を示す縦断側面図。
【符号の説明】 200 プリンタ本体(画像形成装置本体) 216 定着装置(定着手段) 223 排紙側開閉扉(排紙側開閉扉手段) 223a 支軸 224 リンク機構(連動手段) 225 ガイドレール部材(移動ガイド手段) 234 解除カム(挟持状態解除手段) 236 前面側開閉扉(前面側開閉扉手段) 237 固定ガイドレール部材(第1の移動ガイド手
段) 238 可動ガイドレール部材(第2の移動ガイド手
段) P1 セット位置 P2 退避位置 S 記録シート

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録シートに転写されたトナー像を定着
    させるための定着手段と、排紙側でジャム処理を行うた
    めの排紙側開閉扉手段と、を備えている画像形成装置に
    おいて、 前記排紙側開閉扉手段の開閉動作に連動して前記定着手
    段がシート搬送方向に移動するようにしたことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記排紙側開閉扉手段を開くと前記定着
    手段はセット位置から下流の退避位置まで移動し、前記
    排紙側開閉扉手段を閉じると前記定着手段は退避位置か
    ら上流のセット位置まで移動することを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記定着手段の退避位置を排紙口の近傍
    に配置したことを特徴とする請求項2に記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 セット位置と退避位置との間の移動を可
    能にする移動ガイド手段上に前記定着手段を設置したこ
    とを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記移動ガイド手段は、画像形成装置本
    体に固定された第1の移動ガイド手段と、前記第1の移
    動ガイド手段上に移動可能に取り付けられた第2の移動
    ガイド手段とからなり、前記第2の移動ガイド手段上に
    前記定着手段が固定されていることを特徴とする請求項
    4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記排紙側開閉扉手段と前記定着手段の
    間には、前記排紙側開閉扉手段が開かれると前記定着手
    段をセット位置から退避位置まで移動させ、かつ、前記
    排紙側開閉扉手段が閉じられると前記定着手段を退避位
    置からセット位置まで移動させる連動手段が介装されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記連動手段として、リンク機構を用い
    ていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記定着手段がセット位置から退避位置
    まで移動する間に前記定着手段のシート挟持状態を解除
    する挟持状態解除手段を有したことを特徴とする請求項
    2に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記排紙側開閉扉手段は支軸を中心とし
    て回動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  10. 【請求項10】 前記定着手段の直上流でジャムを起こ
    した記録シートを処理するための前面側開閉扉手段を画
    像形成装置本体の前面側に設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
JP8082855A 1996-04-04 1996-04-04 画像形成装置 Pending JPH09274421A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8082855A JPH09274421A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 画像形成装置

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