JP2019003098A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カバー部の開放時に、定着部の着脱作業を容易に行うことができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、シートSに画像を形成する。画像形成装置1は、シートSに画像を定着させる定着部5と、定着部5を収容する筐体2とを備える。筐体2は、開口21と、開口21を覆うカバー部22とを有する。カバー部22は、カバー部22の開放時に、開口21を覆う閉状態から第1開状態を介して第2開状態に遷移する。定着部5は、カバー部22が第1開状態である場合に、開口21を介して筐体2の内部から露出している。定着部5は、カバー部22が第1開状態から第2開状態に遷移する際に、筐体2の内部から筐体2の外部に向かって移動する。【選択図】図8
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1に記載のカラー電子写真装置は、定着ユニットと、上本体とを備える。定着ユニットは、トナー画像を用紙に定着させる。上本体は、定着ユニットを内部に収容する。上本体には、取出口と、定着カバーとが設けられている。定着カバーは、取出口を塞ぐ。定着カバーは、取出口に対して開閉可能である。特許文献1に記載のカラー電子写真装置では、定着カバーを開いて取出口を開放した後に、取出口を介して定着ユニットが着脱される。
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置(カラー電子写真装置)では、カバー部(定着カバー)を開いた後に、開口(取出口)を介して作業者が手を挿し込んで、定着部(定着ユニット)の着脱作業を行う必要がある。したがって、例えば、筐体(上本体)と定着部との間で作業者が手を自由に動かすことが困難になり、定着部の着脱作業を容易に行えないおそれがある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、カバー部の開放時に、定着部の着脱作業を容易に行うことができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する。前記画像形成装置は、定着部と、筐体とを備える。前記定着部は、前記記録媒体に前記画像を定着させる。前記筐体は、前記定着部を収容する。前記筐体は、開口と、前記開口を覆うカバー部とを有する。前記カバー部は、前記カバー部の開放時に、前記開口を覆う状態から第1開状態を介して第2開状態に遷移する。前記定着部は、前記カバー部が前記第1開状態である場合に、前記開口を介して前記筐体の内部から露出する。前記定着部は、前記カバー部が前記第1開状態から前記第2開状態に遷移する際に、前記筐体の内部から前記筐体の外部に向かって移動する。
本発明の画像形成装置によれば、カバー部の開放時に、定着部の着脱作業を容易に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されない。なお、図中、同一又は相当部分については、同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置1について説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の構成を示す図である。図1に示すように、画像形成装置1は、複合機である。複合機は、例えば、コピー機能、プリンター機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する。画像形成装置1は、画像データに基づいてシートSに画像を形成する。
シートSは、本発明の記録媒体の一例である。シートSは、例えば、普通紙、コピー紙、再生紙、薄紙、厚紙、光沢紙、又はOHP(Overhead Projector)用紙である。
画像形成装置1は、筐体2と、給紙部3と、画像形成部4と、定着部5と、排出トレイ6と、操作パネル7と、制御部8とを備える。
操作パネル7は、筐体2の上面部に配置される。操作パネル7は、画像形成装置1を操作する操作者の操作を受け付ける。操作パネル7は、操作部と、表示部とを有する。操作部は、操作信号を制御部8に出力する。操作信号は、操作者の操作に対応する信号である。操作者の操作は、例えば、画像形成装置1の各種設定を含む。表示部は、各種の画面を表示する。表示部は、例えば、液晶ディスプレーを含む。また、表示部は、タッチパネル機能を有する場合に、操作部としても機能する。
ここで、操作パネル7の表示部が向く方向(図示左方向)を画像形成装置1の前方として前後方向を規定する。また、画像形成装置1の正面に向かって左手側を左方とし、左右方向を規定する。また、前後方向、及び左右方向と直交する方向を上下方向と規定する。
筐体2は、箱状に形成される。筐体2は、給紙部3と、画像形成部4と、定着部5と、制御部8とを内部に収容する。筐体2は、開口21と、カバー部22とを有する。開口21は、例えば、筐体2の背面側に形成される。開口21は、少なくとも定着部5が通過可能な開口面積を有する。
カバー部22は、開口21を覆う。カバー部22は、筐体2に対して開閉可能である。カバー部22は、開かれた際に開口21を開放する。カバー部22は、カバー本体23と、軸部24とを有する。本実施形態において、軸部24は、カバー本体23の下端部に設けられる。カバー本体23は、カバー部22の開閉時に、軸部24を中心に軸部24の回りを旋回する。
給紙部3は、画像形成部4に向かってシートSを供給する。給紙部3は、給紙カセット31を有する。給紙カセット31には、複数のシートSを載置し得る。画像形成部4は、シートSにトナー画像を形成する。画像形成部4は、像担持体41と、帯電部42と、露光部43と、現像部44と、転写部45とを有する。
定着部5は、シートSにトナー画像を定着させる。詳しくは、定着部5は、加熱部材と、加圧部材とを有する。加熱部材は、シートSを加熱する。加圧部材は、加熱部材との間でシートSを加圧する。したがって、定着部5を通過したシートSには、トナー画像が定着する。なお、定着部5を通過したシートSは、排出トレイ6に排出される。
定着部5は、ケーシングを更に有する。ケーシングは、加熱部材及び加圧部材を内部に収容する。また、ケーシングは、シートSの搬送経路の一部を形成する。
定着部5のケーシングは、例えば、筐体2の前後方向に沿って移動可能に構成される。ケーシングは、ケーシング本体と、案内部とを有する。案内部は、ケーシング本体の左右方向の端部に設けられる。案内部は、レール部に沿ってケーシング本体とともに前後方向に移動する。レール部は、筐体2の左右方向の端部に前後方向に沿って設けられる。
定着部5は、筐体2に着脱可能である。具体的には、定着部5は、筐体2にケーシングを着脱することによって、筐体2に着脱される。定着部5は、ケーシングが筐体2の後端部に位置する際に、開口21を介して筐体2に着脱される。定着部5の着脱作業は、カバー部22を開いた後に、例えば作業者によって実施される。
制御部8は、画像形成装置1の各部を制御する。制御部8は、例えば、プロセッサーと、記憶部とを含む。プロセッサーは、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。記憶部は、例えば、半導体メモリー及びHDD(Hard Disk Drive)を含む。プロセッサーは、コンピュータープログラムに基づいて、給紙部3と、画像形成部4と、定着部5と、操作パネル7とを制御する。コンピュータープログラムは、記憶部に予め記憶される。
次に、図2から図5を参照して、カバー部22について更に説明する。図2は、カバー部22の閉状態を示す図である。図2に示すように、カバー部22は、カバー本体23、及び軸部24に加えて、軸支部25を更に有する。
軸部24は、例えば、左右方向に沿って配置される。軸部24は、カバー本体23に軸支される。この結果、軸部24が回転するとともに、カバー本体23が軸部24を中心に軸部24の回りで旋回する。また、軸部24は、楕円状又は矩形状のような一方に長尺状な断面を有する。この結果、軸部24は、1つの断面において軸径が異なり、軸径が最大となる最大軸径と、軸径が最小となる最小軸径とを有する。
軸支部25は、筐体2の背面側の端部に設けられる。軸支部25は、軸部24を軸支する。軸支部25は、軸支部本体と、軸支開口25aとを有する。軸支部本体は、板状に形成される。軸支部本体は、筐体2の背面側の両端部に設けられる。
軸支開口25aは、軸支部本体に形成される。軸支開口25aには、軸部24が挿し込まれる。軸支開口25aは、筐体2の前後方向に沿って長尺状に形成される。したがって、軸部24は、軸支開口25aに沿って筐体2の前後方向に移動可能である。
軸支開口25aの前後方向の両側端部は、軸支開口25aの両側端部を除く中央部に比べて、開口の幅が大きい。換言すると、軸支開口25aの中央部の幅は、軸部24の最大軸径よりも小さく、軸部24の最小軸径よりも大きい。したがって、軸部24は、軸支開口25aの両側端部に位置する場合にのみ回転可能であり、軸支開口25aの中央部に位置する場合に回転しない。
カバー部22の閉状態は、カバー本体23が開口21を塞ぐ状態である。詳しくは、カバー本体23は、カバー部22の閉状態において、軸部24の上方に位置し、筐体2の背面に沿って起立する。この結果、カバー本体23は、開口21を塞ぐ。
図3は、カバー部22の第1開状態を示す図である。カバー部22は、カバー部22の開放時に、図2を参照して説明した閉状態から第1開状態に遷移する。
図3に示すように、カバー部22の第1開状態は、カバー本体23が軸部24回りに旋回して、閉状態から遷移した状態である。詳しくは、カバー本体23は、例えば作業者によって、軸部24を中心に軸部24回りの第1方向R1に旋回される。本実施形態において、第1方向R1は、軸部24の時計回りである。この結果、カバー部22が閉状態から第1開状態に遷移する。カバー部22の第1開状態において、図1を参照して説明した定着部5は、開口21を介して目視可能に露出する。
図4は、カバー部22の第2開状態を示す図である。カバー部22は、カバー部22の開放時に、図3を参照して説明した第1開状態から第2開状態に遷移する。
図4に示すように、カバー部22の第2開状態は、カバー本体23が第2方向R2に引き出されて、第1開状態から遷移した状態である。詳しくは、カバー本体23は、例えば作業者によって、第2方向R2に引き出される。第2方向R2は、筐体2の後方である。この結果、カバー部22が第1開状態から第2開状態に遷移する。
カバー部22が第1開状態から第2開状態に遷移する際に、軸部24は、カバー本体23とともに軸支開口25aに沿って第2方向R2に移動する。この結果、軸部24は、軸支開口25aの前端部から後端部に移動する。
図5は、カバー部22の第3開状態を示す図である。カバー部22は、カバー部22の開放時に、図4を参照して説明した第2開状態から第3開状態に遷移する。
図5に示すように、カバー部22の第3開状態は、カバー本体23が軸部24回りに旋回して、第2開状態から遷移した状態である。詳しくは、カバー本体23は、例えば作業者によって、軸部24を中心に軸部24回りの第3方向R3に旋回される。本実施形態において、第3方向R3は、軸部24の時計回りである。この結果、カバー部22が第2開状態から第3開状態に遷移する。なお、カバー部22は、例えば、カバー部22が第2開状態に遷移した後に、カバー本体23の自重によってカバー本体23が第3方向R3に旋回して、第3開状態に遷移してもよい。
カバー部22は、カバー部22を閉じる際に、第3開状態(図5を参照)から第2開状態(図4を参照)及び第1開状態(図3を参照)を介して閉状態(図2を参照)に遷移する。カバー部22は、例えば作業者によって閉じられる。具体的には、カバー部22の第3開状態において、カバー本体23が第3方向R3とは逆向きに旋回されて、カバー部22が第3開状態から第2開状態に遷移する。また、カバー部22の第2開状態において、カバー本体23が第2方向R2とは逆向きに押し込まれて、カバー部22が第2開状態から第1開状態に遷移する。また、カバー部22の第1開状態において、カバー本体23が第1方向R1とは逆向きに旋回されて、カバー部22が第1開状態から閉状態に遷移する。
次に、図6から図9を参照して、カバー部22の開放時の定着部5の移動について説明する。図6は、カバー部22の閉状態における定着部5を示す図である。図6に示すように、カバー部22は、カバー本体23、軸部24、及び図2から図5を参照して説明した軸支部25に加えて、係合部26を更に有する。
係合部26は、突部26aと、凹部26bと、連結部材26cとを有する。突部26aは、カバー本体23の下端部に設けられる。詳しくは、突部26aは、軸部24の近傍から筐体2の内側に向かって延びる。突部26aは、カバー本体23の旋回にともなって、軸部24を中心に軸部24回りに旋回する。
連結部材26cは、例えば、板状に形成される。連結部材26cは、定着部5の後端側の両端部に設けられる。連結部材26cは、定着部5の後端部から後方に向かって延びる。凹部26bは、連結部材26cを介して定着部5の後側に設けられる。詳しくは、凹部26bは、連結部材26cの底面部に形成される。凹部26bは、連結部材26cの底面部から上方に凹む。本実施形態において、凹部26bは、側面視において、台形状に形成される。
定着部5は、カバー部22の閉状態において、作動位置5aに位置する。作動位置5aは、定着部5が定着動作を実施し得る位置である。定着動作は、図1を参照して説明したシートSにトナー画像を定着させる動作である。
図7は、カバー部22の第1開状態における定着部5を示す図である。図7に示すように、カバー部22が閉状態から第1開状態に遷移した際に、突部26aは、凹部26bに係合する。
カバー本体23が軸部24を中心に第1方向R1に旋回するとともに、突部26aは、軸部24を中心に第1方向R1に旋回する。カバー部22が閉状態から第1開状態に遷移した際に、突部26aは、凹部26bの後側の壁面部に当接する。この結果、突部26aが凹部26bに係合し、カバー部22が定着部5と連動する。定着部5は、カバー部22の第1開状態において、作動位置5aに位置する。
本実施形態の画像形成装置1では、カバー部22が閉状態から第1開状態に遷移した際に、定着部5が開口21を介して露出する。したがって、例えば、定着部5と排出トレイ6との間、又は定着部5内にシートSが詰まった場合に、作業者は、カバー部22を閉状態から第1開状態に遷移して、ジャム処理を実施することができる。ジャム処理は、シートSの詰まりを解消し得る処理である。
図8は、カバー部22の第2開状態における定着部5を示す図である。図8に示すように、カバー部22が第1開状態から第2開状態に遷移する際に、定着部5は、筐体2の内部から筐体2の外部に向かって移動する。
カバー本体23は、カバー部22が第1開状態から第2開状態に遷移する際に、例えば作業者によって、第2方向R2に沿って後方に引き出される。カバー部22の第1開状態において、突部26aは、凹部26bに係合している。したがって、定着部5は、カバー本体23の後方への移動とともに作動位置5aから後方に移動する。
本実施形態の画像形成装置1では、カバー部22が第1開状態から第2開状態に遷移する際に、定着部5がカバー本体23とともに作動位置5aから後方に移動する。したがって、作業者は、筐体2の背面に近い位置において、定着部5の着脱作業を実施することができる。この結果、作業者は、例えば筐体2と定着部5との間で従来に比して自由に手を動かすことができ、定着部5の着脱作業を容易に行うことができる。
図9は、カバー部22の第3開状態における定着部5を示す図である。図9に示すように、カバー部22が第2開状態から第3開状態に遷移する際に、定着部5は、筐体2の内部から筐体2の外部に向かって更に移動する。
カバー本体23は、カバー部22が第2開状態から第3開状態に遷移する際に、例えば作業者によって、第3方向R3に沿って旋回する。この結果、突部26aは、カバー本体23とともに軸部24を中心に第3方向R3に沿って旋回する。したがって、定着部5は、カバー本体23の旋回とともに、筐体2の外部に向かって更に移動し、カバー部22の第3開状態において、着脱位置5bに位置する。着脱位置5bは、定着部5が筐体2から着脱され得る位置である。
本実施形態の画像形成装置1では、カバー部22が第2開状態から第3開状態に遷移する際に、定着部5が後方に更に移動する。したがって、作業者は、筐体2の背面により近い着脱位置5bにおいて、定着部5の着脱作業を実施することができる。この結果、作業者は、定着部5の着脱作業を容易に行うことができる。
カバー部22が第3開状態から第2開状態を介して第1開状態に遷移する際に、定着部5は、着脱位置5bから作動位置5aに移動する。具体的には、カバー部22が第3開状態から第2開状態に遷移する際に、突部26aがカバー本体23とともに第3方向R3とは逆向きに旋回して、凹部26bの前側の壁面部に当接する。この結果、突部26aが凹部26bに係合する。また、カバー部22が第2開状態から第1開状態に遷移する際に、突部26aがカバー本体23とともに第2方向R2とは逆向きの筐体2の前方に移動する。この結果、定着部5が着脱位置5bから前方に移動する。また、カバー部22が第1開状態から閉状態に遷移する際に、突部26aがカバー本体23とともに第1方向R1とは逆向きに旋回する。この結果、定着部5は、作動位置5aに移動する。
以上、図1から図9を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置1について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。
例えば、本発明の実施形態では、カバー本体23が第1方向R1に旋回し、カバー部22が閉状態から第1開状態に遷移したが、本発明はこれに限定されない。カバー部22は、閉状態から第1開状態に遷移した際に、カバー本体23の旋回を規制する第1規制部を有してもよい。第1規制部は、軸部24が軸支開口25aに沿って前方に移動できるように軸部24の回転を規制する。具体的には、第1規制部は、カバー本体23に設けられた第1当接部と、筐体2に設けられた第1被当接部とを有する。第1当接部は、カバー本体23が第1方向R1に沿って所定の角度旋回した際に、第1被当接部に当接してカバー本体23の旋回を規制する。この結果、カバー部22が第1開状態から第2開状態に遷移する際に、カバー本体23を第2方向R2にスムーズに移動させることができる。
また、本発明の実施形態では、カバー本体23が第3方向R3の逆向きに旋回し、カバー部22が第3開状態から第2開状態に遷移したが、本発明はこれに限定されない。カバー部22は、第3開状態から第2開状態に遷移した際に、カバー本体23の旋回を規制する第2規制部を有してもよい。第2規制部は、軸部24が軸支開口25aに沿って後方に移動できるように軸部24の回転を規制する。具体的には、第2規制部は、カバー本体23に設けられた第2当接部と、筐体2に設けられた第2被当接部とを有する。第2当接部は、カバー本体23が第3方向R3の逆向きに所定の角度旋回した際に、第2被当接部に当接してカバー本体23の旋回を規制する。この結果、カバー部22が第2開状態から第1開状態に遷移する際に、カバー本体23が第2方向R2の逆向きにスムーズに移動される。
なお、図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、画像形成装置に関するものであり、カバー部の開放時に、定着部を筐体に容易に着脱するために有用である。
1 画像形成装置
2 筐体
5 定着部
21 開口
22 カバー部
S 原稿
2 筐体
5 定着部
21 開口
22 カバー部
S 原稿
Claims (7)
- 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
前記記録媒体に前記画像を定着させる定着部と、
前記定着部を収容する筐体と
を備え、
前記筐体は、開口と、前記開口を覆うカバー部とを有し、
前記カバー部は、前記カバー部の開放時に、前記開口を覆う状態から第1開状態を介して第2開状態に遷移し、
前記定着部は、
前記カバー部が前記第1開状態である場合に、前記開口を介して前記筐体の内部から露出しており、
前記カバー部が前記第1開状態から前記第2開状態に遷移する際に、前記筐体の内部から前記筐体の外部に向かって移動する、画像形成装置。 - 前記カバー部は、前記カバー部の開放時に、前記第2開状態から第3開状態に更に遷移し、
前記定着部は、前記カバー部が前記第2開状態から前記第3開状態に遷移する際に、前記筐体の内部から前記筐体の外部に向かって更に移動する、請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記定着部は、前記カバー部が前記第3開状態である場合に、前記筐体から着脱可能である、請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記カバー部は、前記開口を覆う状態から前記第1開状態に遷移する際に前記定着部と連動する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記カバー部は、カバー本体と、係合部とを有し、
前記係合部は、前記定着部の一端部に設けられた凹部と、前記カバー本体の一端部に設けられた突部とを有し、
前記突部は、前記カバー部が前記開口を覆う状態から前記第1開状態に遷移する際に前記凹部に係合する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記カバー部は、前記カバー本体の一端部に設けられた軸部と、前記筐体に設けられた軸支部とを更に有し、
前記軸支部は、長尺状に形成された軸支開口によって前記軸部を軸支する、請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記カバー本体は、
前記カバー部が前記開口を覆う状態から前記第1開状態に遷移する際に、前記軸心を中心に旋回し、
前記カバー部が前記第1開状態から前記第2開状態に遷移する際に、前記軸支開口に沿って前記軸部が移動することによって、前記筐体の内部から前記筐体の外部に向かって移動し、
前記カバー部が前記第2開状態から前記第3開状態に遷移する際に、前記軸心を中心に更に旋回する、請求項6に記載の画像形成装置。
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