JPH09273786A - 換気用レジスタ - Google Patents

換気用レジスタ

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JPH09273786A
JPH09273786A JP8079053A JP7905396A JPH09273786A JP H09273786 A JPH09273786 A JP H09273786A JP 8079053 A JP8079053 A JP 8079053A JP 7905396 A JP7905396 A JP 7905396A JP H09273786 A JPH09273786 A JP H09273786A
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JP
Japan
Prior art keywords
ventilation
flange portion
net member
adjusting plate
flange
Prior art date
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Pending
Application number
JP8079053A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Asanagi
薙 俊 雄 麻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAISA KK
Original Assignee
DAISA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題と解決手段】 筒体を取り外すことなくネット部
材のみの取り外しが室内から容易に行えるようにした換
気用レジスタの提供を課題としたもので、その解決手段
としては、建屋の壁に貫設された通気用孔の室内側端部
に挿着される筒部2を有し、その外端に一体的にフラン
ジ部3を有するレジスタ本体1と、レジスタ本体1のフ
ランジ部3に係合して、筒部2の室内側開口面の開度を
調節することにより通気量を制御する通気調整板4と、
フランジ部3と通気調整板4との間に位置してフランジ
部3に着脱自在に取付けた防塵用ネット部材8とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建屋の壁に取付け
て屋外と室内とを連通させることにより換気を行う換気
用レジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている換気用レジスタ
は、例えば図9に示すように建屋の内外を仕切る壁a
(壁の厚さは約150〜200mm程度)を貫通する孔
bに室内c側から一端部にフランジ部eを有する適宜長
さ(約50mm程度)の筒体dが堅く嵌合され、フラン
ジ部eでこれ以上孔b側へ挿入不可能となるように取付
けられている。このフランジ部eには、一端をヒンジf
(図では上側)により取着して他端(図では下側)を回
動させることにより筒体dの開度を複数段に調節できる
ようにして筒体dを通る通気量を制御する通気調整板g
が設けられている。
【0003】そして筒体dの奥側にはネットhが取付け
られて建屋内に屋外側iからごみや虫などが侵入しない
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
換気用レジスタの構造によるとネットhがごみや蜘蛛の
巣等で目詰まりしたときの掃除に問題がある。すなわち
筒体dは孔bに堅く嵌合されていて、取外しが困難であ
り、また通気調整板gをフランジ部eに対して開いて
も、ネットhを取出せる角度まで開くことは不可能とな
っている。
【0005】この問題を解決する手段として壁aの屋外
側iにネットjを取付け、さらにネットjの外側に雨水
よけのルーパkを設けることも考えられるが、この場合
ネットjの掃除は屋外から行わなければならず、不便で
あることには変わりがない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒体を取り外
すことなくネット部材のみの取り外しが室内から容易に
行えるようにした換気用レジスタを提供することを課題
としたもので、その解決手段としては、筒内に取り付け
てあるネット部材をフランジ部と通気調整板との間から
引き出せるようにしたことにある。
【0007】すなわち本発明は、建屋の壁に貫設された
通気用孔の室内側端部に可及的密に挿着される筒部を有
し、その外端に一体的にフランジ部を有するレジスタ本
体と、該レジスタ本体のフランジ部に係合して、前記筒
部の室内側開口面の開度を調節することにより通気量を
制御する通気調整板と、前記フランジ部と通気調整板と
の間に位置してフランジ部に着脱自在に取付けた防塵用
ネット部材とを具備することを特徴とし、請求項2に記
載の発明は、請求項1において前記フランジ部と通気調
整板とは、これらに設けた立上がり片同士の段階的凹凸
嵌合により所望開度で係合自在とするともに、該立上が
り片の何れか一方に弾性を付与し、前記通気調整板をフ
ランジ部に対する係合を外したとき直角状態に開放可能
としたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明にかかる換気用レジスタを
以下の図面に示す一実施形態を参照して説明する。
【0009】図1は本発明の換気用レジスタの外観を示
す平面図であり、図2は図1のA−A断面図、図3は図
2のB−B断面図として図1の内部構造を示している。
【0010】レジスタ本体1は合成樹脂による正景品
で、図示しない建屋の壁に貫設された通気用孔に室内側
から可及的密に挿着される筒部2を有し、この筒部2の
一端部にはフランジ部3が設けられており、このフラン
ジ部3は外形が四角形に形成されて筒部2の軸線に対し
垂直につながった部分と四角形の縁部から筒部2に平行
に延設された回り縁とで形成されている。またフランジ
部3には図3に示すように一定間隔を保って室内側(左
方向)に突出した一対の弾性を有する立上がり片3a,
3aが設けられている。
【0011】フランジ部3の外側には該フランジ部3に
外側からカバーできる大きさを有する四角形の合成樹脂
製の通気調整板4が設けられ、内側となるフランジ部3
とは上部外側の左右に設けた一対のピン5,5(図2参
照)により回転可能に結合され、これにより通気調整板
4はフランジ部3に対して開閉可能となっている。
【0012】ただし前記立上がり片3a,3aには長手
方向に前記ピン5を中心とする弧状の範囲に複数個(図
示の場合は3個)の凹部6,61 ,62 が設けられてお
り、通気調整板4には立上がり片3a,3aに接触する
程度に近接した立上がり片4a,4aが設けられてい
る。この立上がり片4a,4aには前記凹部6,61
2 と係合してその位置を固定する1個の凸起7,7が
それぞれ設けられている。この場合、前記立上がり片3
aを弾性体とせず、立上がり片4aに弾性を持たせるよ
うにしてもよい。
【0013】したがって通常状態では通気調整板4を回
動することにより凸起7がフランジ部3の凹部6,
1 ,62 のいずれかと係合した位置でそれぞれ開度が
規制されることになる。すなわち凸起7が凹部6と係合
しているときは、通気調整板4は閉じた状態であり、外
気を遮断し、また凹部61 と係合しているときは、通気
調整板4は図2の41 の位置にあるので小の開度をもっ
て外気は筒部2を通じ室内と連通する。
【0014】さらに凹部62 と係合しているときは、通
気調整板4は42 の位置におかれるので大の開度をもっ
て外気は筒部2を通じ室内と連通することになる。
【0015】しかしながら立上がり片3a、または4a
の何れか一方が弾性を有するため、強く通気調整板4を
回動すれば、通気調整板4はフランジ部3に対して図2
に43 で示す直角状態まで引き上げることができる。
【0016】前記フランジ部3のフランジ面には図3お
よび図4に示すように防塵用ネット部材8が着脱自在に
取付けられている。この防塵用ネット部材8は、前記筒
部2より大径の円環状のフランジ面8bと、このフラン
ジ面8bに連設され該フランジ面8bが前記フランジ部
3に接触するように取付けられたとき、筒部2に内嵌さ
れる短い円筒状のネット部8aとで構成されている。
【0017】この取付け方については、図4に示す実施
形態では防塵用ネット部材8のフランジ面8bの周囲4
個所に切欠8cが設けられ、フランジ部3のフランジ面
には前記切欠8cを通過することができかつフランジ面
8bが回転したときに通過を妨げない程度の大きさの断
面L形状の取付片9が4個固着されたもので、このとき
L形状の取付片9の一片はフランジ部3のフランジ面と
平行状態とし、垂直状態となる他片はフランジ部3のフ
ランジ面との間を防塵用ネット部材8のフランジ厚さよ
り大きくすることにより、取付けの際はまず防塵用ネッ
ト部材8を筒部2に入れ、切欠8cを取付片9に合致さ
せフランジ面8bをフランジ部3に接触させることによ
りネット部8aが筒部2に内嵌される。
【0018】そして切欠8cを取付片9から遠ざかる方
向に回転させることにより防塵用ネット部材8はレジス
タ本体1に抜け止めされる。なお取外しの場合はこの逆
の動作を行えばよい。
【0019】以上は防塵用ネット部材8がレジスタ本体
1に抜け止めされる1例を示したが、その他の例として
防塵用ネット部材8とレジスタ本体1とをネジ嵌合によ
り抜け止めするようにしてもよく、あるいはバヨネット
式のように筒孔の周囲のフランジ部に複数個の切欠と、
これに隣合う位置に曲がり孔を設け、ネット部材側の外
周にはフランジ部の切欠に対応する凸部を設けて、切欠
に凸部を係合させたのち、曲がり孔に沿ってネット部を
回転させることにより抜け止めする等、種々の取付構造
を採用することができ、図示の実施形態に限定されるも
のではない。
【0020】図5乃至図8は本発明の換気用レジスタ1
の作動状態を示すもので、図5は通気調整板4側から見
た換気用レジスタ1の斜視図で、この場合の通気調整板
4は閉じられているためこの位置では立上がり片4aの
凸起7は立上がり片3aの凹部6に係合して開度は0と
なっており、図3と同じ状態となっている。
【0021】また図6は通気調整板4を41 の位置を経
て42 位置まで回動させた状態を示し、この位置では立
上がり片4aの凸起7は立上がり片3aの凹部62 と係
合して開度は大となっており、これ以上の通気の調整は
できない。したがって図3において通気調整板4が41
の位置にあれば立上がり片4aの凸起7は立上がり片3
aの凹部61 と係合しており開度は小となる。
【0022】図7は通気調整板4を図6の状態からフラ
ンジ部3の立上がり片3aとの係合を無視して図3の4
3 の位置まで強く回動させた状態を示しており、この場
合は図8に示すように筒部2に入っている防塵用ネット
部材8が完全に見えるようになるから筒部2に対する防
塵用ネット部材8の取付け・取外しが前述したように容
易に行える。
【0023】したがって防塵用ネット部材8にごみの付
着等による汚れがあっても室内側から取り外しての清
掃、または新品との交換が容易に行える。なお防塵用ネ
ット部材8の取付け・取外しの再度の説明は省略する。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したか
ら、これまでできなかった室内側からの防塵用ネット部
材の掃除や交換が容易に行え、また筒部内の掃除も併行
して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる換気レジスタの一実施形態を示
す外観の平面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図2のB−B断面図。
【図4】図3のD視図。
【図5】図1を通気調整板側から見た斜視図。
【図6】図5の通気調整板を2段階に開いた状態を示す
斜視図。
【図7】図6からさらに通気調整板を水平状態に回動さ
せた状態を示す斜視図。
【図8】図7の通気調整板を水平位置とした際、防塵用
ネット部材を筒部に取付ける状態を示す斜視図。
【図9】従来の換気レジスタの構造を示す断面図。
【符号の説明】
1 レジスタ本体 2 筒部 3 フランジ部 3a 立ち上がり片 4 通気調整板 4a 立ち上がり片 6 凹部 7 凸起 8 防塵用ネット部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建屋の壁に貫設された通気用孔の室内側端
    部に可及的密に挿着される筒部を有し、その外端に一体
    的にフランジ部を有するレジスタ本体と、該レジスタ本
    体のフランジ部に係合して、前記筒部の室内側開口面の
    開度を調節することにより通気量を制御する通気調整板
    と、前記フランジ部と通気調整板との間に位置してフラ
    ンジ部に着脱自在に取付けた防塵用ネット部材とを具備
    することを特徴とする換気用レジスタ。
  2. 【請求項2】前記フランジ部と通気調整板とは、該フラ
    ンジ部と通気調整板とに設けた立上がり片同士の段階的
    凹凸嵌合により所望開度で係合自在とするとともに、該
    立上がり片の何れか一方に弾性を付与し、前記通気調整
    板をフランジ部に対する係合を外したとき直角状態に開
    放可能とされている請求項1記載の換気用レジスタ。
JP8079053A 1996-04-01 1996-04-01 換気用レジスタ Pending JPH09273786A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6473843B1 (ja) * 2018-06-26 2019-02-20 株式会社ユニックス 換気口カバー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6473843B1 (ja) * 2018-06-26 2019-02-20 株式会社ユニックス 換気口カバー
JP2020003101A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 株式会社ユニックス 換気口カバー

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