JPH09273776A - 天井輻射空調システム - Google Patents

天井輻射空調システム

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Publication number
JPH09273776A
JPH09273776A JP8081818A JP8181896A JPH09273776A JP H09273776 A JPH09273776 A JP H09273776A JP 8081818 A JP8081818 A JP 8081818A JP 8181896 A JP8181896 A JP 8181896A JP H09273776 A JPH09273776 A JP H09273776A
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JP
Japan
Prior art keywords
air
ceiling material
air conditioning
ceiling
conditioning system
Prior art date
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Pending
Application number
JP8081818A
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English (en)
Inventor
Masakazu Toda
正和 遠田
Toshiki Tamura
俊樹 田村
Masashi Urano
雅司 浦野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外気湿度が高い状態で窓を開けた場合などの
ような、自然に起こりうる激しい条件下においても結露
が発生せず、快適な空調運転がなされる天井輻射空調シ
ステムの提供。 【解決手段】 天井材1上方に平板2を設けるととも
に、この天井材1と平板2との間の空間を空調流路3に
形成し、この空調流路3の入り口と出口とを配管流路4
で結ぶとともに、前記空調流路3に空調空気を循環させ
る送風機5および熱交換機6を、前記配管流路4に配し
て成る天井輻射空調システムにおいて、熱抵抗をR〔m
2・h・℃/kcaL〕とし、透湿抵抗をW〔m2・h・
mmHg/g〕とし、Logを常用対数としたときに、 LogR< 0.127exp(27.2LogW) なる関係を満たすように天井材1を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井面を冷却また
は冷却もしくは加熱して、室内の冷房または冷暖房を行
う天井輻射空調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の天井輻射空調システムの技術とし
ては、その第一のものとして特開平4−90432号公
報に開示され、また、その第二のものとして特開平5−
149586号公報に開示されているものがある。これ
らの技術は、いずれも天井材の裏面側に空調空気を流し
て、天井面を冷却または加熱し、室内の空調を行うもの
である。このような天井輻射空調システムでは、冷風ま
たは温風を室内に吹き出すような通常の空調システムに
比べて、目障りな空調空気の吹き出し口がないものであ
り、また、不快な気流が発生しにくく、マイルドで均一
な空調が行われる利点がある。
【0003】また、上記第一のものは、透湿率が1〔g
/m2・h・mmHg〕以上(すなわち透湿抵抗が1
〔m2・h・mmHg/g〕以下)の天井材を用いてい
ることを特徴としている。このような天井材によれば、
この天井材の裏面側の低湿度の空調空気に多湿な室内空
気の水分が吸収されて除湿される。つまり、室内を除湿
しながら、冷房を行うことができるものになっている。
【0004】また、上記第二のものは、熱抵抗が0.1
〔m2・K/W〕以上0.4〔m2・K/W〕以下の天井
材を用いていることを特徴としている。このような天井
材によれば、天井材表面の温度分布を小さくして、室内
の温度分布が均一な空調を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
いずれの従来例にあっても、天井面の結露防止の観点に
おいて、必ずしも完全なものとは言えないものである。
つまり、窓を閉め切って行う通常の冷房運転では結露が
生じる心配は少ないものの、例えば、外気湿度が高い状
態で、一時的に使用者が窓を開けたまま運転した場合
に、結露が生じやすい点で問題となるのである。
【0006】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたものであり、その目的は、外気湿度が高
い状態で窓を開けた場合などのような、自然に起こりう
る激しい条件下においても結露が発生せず、快適な空調
運転がなされる天井輻射空調システムの提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、天井材1上方に平板2を設けるとと
もに、この天井材1と平板2との間の空間を空調流路3
に形成し、この空調流路3の入り口と出口とを配管流路
4で結ぶとともに、前記空調流路3に空調空気を循環さ
せる送風機5および熱交換機6を、前記配管流路4に配
して成る天井輻射空調システムにおいて、熱抵抗をR
〔m2・h・℃/kcaL〕とし、透湿抵抗をW〔m2・
h・mmHg/g〕とし、Logを常用対数としたとき
に、 LogR< 0.127exp(27.2LogW) なる関係を満たすように天井材1を形成して成ることを
特徴として構成している。
【0008】このような天井輻射空調システムでは、室
外空気が室内に侵入しても、天井材1の表裏面の温度
が、その表裏面に存在する室外空気の露点温度以上とな
っているので、結露を生じることがなくなっている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記空調空気が少なくとも室内温度よりも
低い温度になる冷房運転モードを有して成ることを特徴
として構成している。
【0010】このような天井輻射空調システムでは、冷
房時に天井材1が空調空気によって冷却されている状態
において、室外空気が天井材1の表裏面に接触しても、
この天井材1の表裏面の温度は、その表裏面に存在する
室外空気の露点温度以上であって、結露を生じることが
なくなっている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一つの実施の形態を添付
図を参照して以下に説明する。
【0012】図1はこの実施の形態における天井輻射空
調システムを示す概略断面図である。
【0013】この図に示すように、この天井輻射空調シ
ステムでは、天井材1上方に隙間を開けて平板2を設
け、この天井材1と平板2との間に空間を形成してい
る。そして、この空間は空調空気が流れる空調流路3に
形成されているものであって、この空間の両側端部に入
り口と出口とを設け、この入り口と出口とを配管流路4
で結び、連通させている。そして、この配管流路4に送
風機5および熱交換機6を配し、送風機5によって空調
空気を循環させるとともに、熱交換機6によって空調空
気を適切な温度に冷却または加熱している。
【0014】つまり、熱交換機6には、外部に設けられ
ている熱源機から冷媒配管12によって冷媒が送られ、こ
の冷媒によって空調空気が適切な温度に冷却または加熱
されているのである。また、平板2には屋根裏側に断熱
材11が設けられて適切に断熱されており、空調空気の熱
は天井材1からの熱輻射によって、室内13に確実に無駄
なく伝わるように形成されている。
【0015】そして、この実施の形態の天井輻射空調シ
ステムでは、特に天井材1に以下の条件を満たす材質の
ものを用いることを特徴としている。つまり、熱抵抗を
R〔m2・h・℃/kcaL〕とし、透湿抵抗をW〔m2
・h・mmHg/g〕とし、Logを常用対数としたと
きに、 LogR< 0.127exp(27.2LogW) なる関係を満たすように形成されて成る天井材1を用い
るのである。このような天井材1を用いることによっ
て、通常の空調運転を行っているときに、例えば換気の
ために窓を開けるなどして、湿った室外空気を室内13に
侵入させたとしても、天井材1の表裏面の温度が、その
表裏面に存在する室外空気の露点温度以下とならないの
で、結露を生じることがなくなっているのである。
【0016】つまり、冷房時には天井材1は冷却されて
いるので、湿った室外空気はこの天井材1の温度に近づ
くように冷却されて、露点温度以下になりやすいのであ
る。しかし、天井材1の熱抵抗および透湿抵抗が上記の
条件を満たすときには、天井材1の温度を室外空気の露
点温度以上としても、効率よく冷房運転できる。したが
って、人が室内13で煮炊きするなど非常に極端な場合は
例外として、窓を開けた場合のような自然に起こりうる
激しい条件下においても、結露を生じることがないので
ある。
【0017】以下、さらに詳しく、天井材1の熱抵抗お
よび透湿抵抗と結露との関係を具体的に説明する。
【0018】すなわち、室外空気、室内空気および冷房
運転時の空調空気として、以下の表1に示すような状況
を想定して、種々の熱抵抗および透湿抵抗の組み合わせ
の天井材1について、その表裏面の温度および露点温度
を計算することができる。そして、この計算結果に基づ
いて、天井材1の表裏面の温度が露点温度を下回るとき
には結露が発生すると判断できるのである。
【0019】
【表1】
【0020】以上の表1に示す想定条件としては、室外
空気とし、温度28.1℃、湿度87.3%としてい
る。すなわち、この数値は大阪標準気象データの8月1
2日22時の値であり、絶対湿度が最高の状態を想定し
ている。また、室内13は窓を開けて、室外と同じ温度2
8.1℃、湿度87.3%になっているとしている。ま
た、冷房運転時の空調空気は、温度19.5℃、湿度6
3.7%としている。この数値は、後述する熱負荷計算
より算出される合理的な数値である。
【0021】図2は上記した結露発生の有無の計算結果
を示したグラフ図である。このグラフ図では、横軸を熱
抵抗とし、縦軸を透湿抵抗としている。そして、結露が
発生しない熱抵抗および透湿抵抗の組み合わせを○でプ
ロットし、結露が発生する熱抵抗および透湿抵抗の組み
合わせを▼でプロットしている。なお、天井材1の裏面
側、すなわち空調空気側では、空調空気の温度より天井
材1の温度が低くならないので、結露が発生する条件と
はならず、したがって、この図は室内13側のみを示して
いる。
【0022】このグラフ図において、上記した結露が発
生するかしないかの境界の回帰曲線を計算すると、Lo
gR= 0.127exp(27.2LogW)となる。そして、
この回帰曲線より下方の領域では結露が発生しないこと
から、LogR< 0.127exp(27.2LogW)の条件
を満たす天井材1を用いることによって、結露発生が防
止されることがわかる。
【0023】また、以下の表2には、上記熱抵抗および
透湿抵抗の組み合わせにおける、上限または下限の材料
およびその数値を示している。
【0024】
【表2】
【0025】この表に示すように、熱抵抗としては、最
下限が厚さ3mmの銅板の10-5〔m2・h・℃/kca
L〕であり、最上限が厚さ350mmのグラスウール24
Kの10〔m2・h・℃/kcaL〕である。また、透
湿抵抗としては、平面壁の表面境界空気層透湿抵抗値が
下限であって、これ以上に低い材はあり得ず、その数値
は0.02〔m2・h・mmHg/g〕である。また、
上限は厚さ150mmの鉄筋コンクリートの100〔m2
・h・mmHg/g〕である。
【0026】以下に冷房運転時の空調空気を、温度1
9.5℃、湿度63.7%とした熱負荷計算について説
明する。
【0027】この熱負荷計算では、室内13の空気を温度
26℃、湿度60%に空調するものとし、冷房運転時に
窓を開けた場合を想定し、以下の表3に示す室内条件な
どの仮定に基づいて熱負荷を計算している。
【0028】
【表3】
【0029】上記熱負荷計算における仮定は、この表に
示すように、室内13はその面積を8畳の広さである1
3.2m2とし、天井までの高さを2.4mとしてい
る。また、熱損失係数を新省エネ基準4地区相当の3.
4kcaL/m2 ・h・℃とし、換気回数は0.5回/
hとしている。また、在室人数は一人であって、その顕
熱は50kcaL/h、潜熱は29kcaL/hとして
いる。この熱量の数値は著者宇田川光弘の「パソコンに
よる空気調和計算法」に基づいている。また、室外空気
である外気は、表1にも示したように、温度28.1
℃、湿度87.3%である。そして、室内は前述したよ
うに、温度26.0℃、湿度60.0%に冷房されてい
るとしている。このような室内の温度および湿度は、H
ASS112(空気調和、衛生工学会規格)に基づいて
いる。
【0030】このような仮定に基づいて計算すると、顕
熱負荷154kcaL/h、潜熱負荷126kcaL/
h(210g/h)という結果が得られる。
【0031】そして、この熱負荷の計算結果を基に、以
下の表4の仮定に基づいて空調空気の温度および湿度を
計算している。
【0032】
【表4】
【0033】この表に示すように、上記の仮定として、
熱抵抗は、天井材そのものは0.255であり、室内13
側表面は0.101であり、空気流路3側表面は0.0
83であり、これらの単位は〔m2・h・℃/kca
L〕である。また、透湿抵抗は、天井材そのものは0.
130であり、室内13側表面は0.053であり、空気
流路3側表面は0.038であり、これらの単位は〔m
2・h・mmHg/g〕である。これらの数値は、「新
建築学体系10」に示される厚さ12mmのロッキーにつ
いてのものを採用している。また、天井冷房敷設率は8
0%であると想定している。
【0034】このような仮定に基づいて計算すると、空
調空気の温度は19.5℃、湿度は63.7%となる。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、窓を開けたり
して多湿な室外空気を室内に侵入させても、天井材に結
露が生じることがなくなっている。つまり、外気湿度が
高い状態で窓を開けた場合などのような、自然に起こり
うる激しい条件下においても、天井材に結露が発生せ
ず、快適な空調運転がなされる。
【0036】請求項2記載の発明では、特に結露が生じ
やすい冷房時において、結露防止が確実になされ、快適
な冷房運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における天井輻射空調シス
テムを示す概略断面図である。
【図2】同上天井輻射空調システムにおいて、天井材の
熱抵抗と透湿抵抗との異なる組み合わせにおける結露発
生の有無の計算結果を示したグラフ図である。
【符号の説明】
1 天井材 2 平板 3 空調流路 4 配管流路 5 送風機 6 熱交換機 11 断熱材 12 冷媒配管 13 室内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井材上方に平板を設けるとともに、こ
    の天井材と平板との間の空間を空調流路に形成し、この
    空調流路の入り口と出口とを配管流路で結ぶとともに、
    前記空調流路に空調空気を循環させる送風機および熱交
    換機を、前記配管流路に配して成る天井輻射空調システ
    ムにおいて、熱抵抗をR〔m2・h・℃/kcaL〕と
    し、透湿抵抗をW〔m2・h・mmHg/g〕とし、L
    ogを常用対数としたときに、 LogR< 0.127exp(27.2LogW) なる関係を満たすように天井材を形成して成ることを特
    徴とする天井輻射空調システム。
  2. 【請求項2】 上記空調空気が少なくとも室内温度より
    も低い温度になる冷房運転モードを有して成ることを特
    徴とする請求項1記載の天井輻射空調システム。
JP8081818A 1996-04-04 1996-04-04 天井輻射空調システム Pending JPH09273776A (ja)

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JP8081818A JPH09273776A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 天井輻射空調システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015064129A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 鹿島建設株式会社 空調方法及び当該空調方法において使用する空調システム
DE102015211473A1 (de) * 2015-06-22 2016-12-22 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Vorrichtung und Verfahren zur Klimatisierung eines Raumes

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