JPH09273017A - 衣服の着用状態表示方法、衣服の製造方法および衣服の製造支援装置 - Google Patents

衣服の着用状態表示方法、衣服の製造方法および衣服の製造支援装置

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JPH09273017A
JPH09273017A JP8080032A JP8003296A JPH09273017A JP H09273017 A JPH09273017 A JP H09273017A JP 8080032 A JP8080032 A JP 8080032A JP 8003296 A JP8003296 A JP 8003296A JP H09273017 A JPH09273017 A JP H09273017A
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garment
clothes
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shape
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JP8080032A
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Futoshi Tanaka
太 田中
Yasuo Suga
康雄 須賀
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水着、レオタードなどの伸張性素材を用いた衣
服の製造において、衣服着用時の見栄え等をコンピュー
タによるシミュレーションを用いてコンピュータ画面上
で確認し、この結果をもとに、体型にあわせた型紙の作
成あるいは修正する方法を提供すること。 【解決手段】衣服のパーツの形状データとその素材の特
性データおよび着用者の体型データに基づいて衣服の着
用状態を計算機上で模擬実験し、その結果を表示する。
この結果に基づいてパーツ形状等のデータを修正するこ
とにより衣服をデザインしたり、最適な既製のパーツ形
状データを選んで最終決定し、決定した結果に基づいて
衣服を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水着、レオター
ドなど伸縮性素材を用いたボディー密着型の衣服の製造
にあたり、着衣時の様子をコンピュータシミュレーショ
ンにより予測し、着衣時の見栄え、着心地感を予測する
ことで、衣服を製造する際の型紙デザインを決定、衣服
を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衣服の型紙作成はデザイナーの描
いたデザイン画をもとに経験を積んだパタンナーと呼ば
れる型紙デザイン製作者が型紙を作成し、これをもとに
縫製した衣服を人台と呼ばれるマネキン人形に着せ付け
ることにより見栄えや、生地のたるみ、締め付けなどの
フィット感をチェックし、これをもとに型紙の修正を試
行錯誤的に繰り返して衣服の型紙を作成してきた。これ
までコンピュータを利用した伸縮性衣服の製造に関する
手法としては、あらかじめ用意したボディーの形状に平
面型紙に描かれた模様を幾何学的な画像変換技術により
マッピングする方法が特開昭62−126468号公報
「服飾デザイン作成装置」などに開示されているが、型
紙から縫製された衣服自体の着衣時の伸縮変形は考慮さ
れていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パタンナーによる型紙
の作成は高度な専門技術を要し、労力負担が大きく、さ
らには経験の浅いパタンナーによる型紙作成が困難であ
るという問題点があった。本発明は、パーツの形状デー
タおよび伸縮特性などのパーツの素材の特性と、そのパ
ーツを用いて製造した衣服(パーツの接続および位置関
係にもとづいて縫製、接着等により接続されたもの)の
着衣による伸縮変形を計算して、人が衣服を着衣した際
の状態を予測する技術を提供し、パタンナーによる型紙
作成の労力削減を目的としてなされたものである。
【0004】また、生地に施す模様のデザインについて
も、あらかじめ用意されたボディー形状の平面型紙に描
かれた模様を幾何学的な画像変換によりマッピングする
技術である特開昭62−126468号公報「服飾デザ
イン作成装置」では、布の物理的特性に基づいた変形を
考慮していないため、実際の模様の変形を正確に再現す
ることは困難であり、デザイナーが模様を決定する際に
使用するには不十分であった。また、衣服販売店の店頭
において客が衣服を選ぶ際には、試着を行う場合が通常
であるが、水着などの場合は試着が非常に面倒で、試着
が許されない場合もあり、気軽に試着をおこなうことが
できなかったため、着心地、見栄えを確認できなかっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の衣服の着用状態表示方法は、少なくとも一部
に伸縮性素材を用いた衣服を着用すべきボディー形状デ
ータを設定する工程と、該衣服の少なくとも1個のパー
ツ形状を設定する工程と、該パーツの素材の特性を設定
する工程と、該パーツを用いた衣服を前記ボディーに着
用させたときの前記衣服の各部の位置を前記素材の特性
に基づいて計算機で模擬実験する工程と、該模擬実験の
結果を表示する工程とを含むことを特徴としている。
【0006】また、本発明の衣服の着用状態表示方法の
別の態様は、少なくとも一部に伸縮性素材を用いた衣服
を着用すべきボディー形状を数値モデル化する工程と、
前記衣服の少なくとも1個のパーツの形状を複数の微小
要素の集合体としてモデル化する工程と、該パーツの素
材の特性を設定する工程と、前記パーツの所定の位置関
係および接続関係にもとづいて衣服データを構成する工
程と、構成した衣服を前記ボディーの内部に置き所定の
応力を該衣服の各部に作用させた場合の該各部の移動を
前記パーツの素材の特性に基づいて模擬実験する工程
と、該模擬実験の結果を表示する工程とを含むことを特
徴としている。
【0007】また、本発明の衣服の着用状態表示方法の
好ましい態様は、前記所定の応力は、前記複数の微小要
素の各面の法線方向の力を含むことを特徴としている。
【0008】また、本発明の衣服の着用状態表示方法の
好ましい態様は、前記模擬実験する工程における拘束条
件は前記ボディーと前記微小要素の接触に基づくもので
あることを特徴としている。
【0009】また、本発明の衣服の着用状態表示方法の
好ましい態様は、前記素材の特性は、素材の外力に対す
る伸縮特性を含むことを特徴としている。
【0010】また、本発明の衣服の着用状態表示方法の
好ましい態様は、さらに、前記パーツ各部の部分特徴デ
ータを設定する工程と、該部分特徴を前記模擬実験によ
りもとめられた前記衣服の各部に結び付ける工程と、を
含み、前記模擬実験の結果を表示する工程において前記
衣服の各部に対応する位置に前記部分的特徴を表示する
ことを特徴としている。
【0011】また、本発明の衣服の着用状態表示方法の
好ましい態様は、前記衣服を前記ボディーに着用させた
ときの前記衣服各部の力学的状態を表示する工程を有す
ることを特徴としている。
【0012】また、本発明の衣服の製造方法は、少なく
とも一部に伸縮性素材を用いた衣服を着用すべきボディ
ー形状データを設定する工程と、該衣服の少なくとも1
個のパーツ形状を設定する工程と、該パーツの素材の特
性を設定する工程と、該パーツを用いた衣服を前記ボデ
ィーに着用させたときの前記衣服の各部の位置を前記パ
ーツの素材の特性に基づいて計算機で模擬実験する工程
と、該模擬実験の結果を表示する工程と、該模擬実験の
結果に基づいて前記衣服のパーツ形状または素材を最終
決定する工程と、該最終決定されたパーツの条件に基づ
いてパーツを作製することを特徴としている。
【0013】また、本発明の衣服の製造方法の好ましい
態様は、さらに、前記パーツ各部の部分特徴データを設
定する工程と、該部分特徴を前記模擬実験によりもとめ
られた前記衣服の各部に結び付ける工程と、を含み、前
記模擬実験の結果を表示する工程において前記衣服の各
部に対応する位置に前記部分的特徴を表示することを特
徴としている。
【0014】また、本発明の衣服の製造方法の好ましい
態様は、前記衣服を前記ボディーに着用させたときの前
記衣服各部の力学的状態を表示する工程を有することを
特徴としている。
【0015】また、本発明の衣服の製造方法の別の態様
は、少なくとも一部に伸縮性素材を用いた衣服の着用者
のボディー形状を採寸または獲得設定する工程と、該ボ
ディー形状データをメモリに記憶する工程と、該衣服の
少なくとも1個のパーツ形状を複数の候補から選択し設
定する工程と、該パーツの素材の特性を選択し設定する
工程と、該パーツを用いた衣服を前記ボディーに着用さ
せたときの前記衣服の各部の位置を前記パーツの素材の
特性に基づいて計算機で模擬実験する工程と、該模擬実
験の結果を表示する工程と、該模擬実験の結果に基づい
て前記衣服のパーツ形状または素材を最終選択する工程
と、該最終選択されたパーツの条件に基づいてパーツを
作製することを特徴としている。
【0016】また、本発明の衣服の製造方法の好ましい
態様は、前記模擬実験の結果に基づいて選択したパーツ
形状を微調整し、該微調整結果を作製されるパーツの形
状に反映させることを特徴としている。
【0017】また、本発明の衣服の製造方法の好ましい
態様は、前記パーツ形状の複数の候補はサーバ装置に保
存されており、前記候補の選択はサーバ装置とオンライ
ンまたはオンエアで接続された端末装置において行われ
ることを特徴としている。
【0018】また、本発明の衣服の製造支援装置は、少
なくとも一部に伸縮性素材を用いた衣服を着用すべきボ
ディー形状データの設定記憶手段と、該衣服の少なくと
も1個のパーツ形状の設定記憶手段と、該パーツの素材
の特性の設定記憶手段と、該パーツを用いた衣服を前記
ボディーに着用させたときの前記衣服の各部の位置を前
記パーツの素材の特性に基づいて計算機で模擬実験する
も模擬実験手段と、該模擬実験の結果の表示手段とを含
むことを特徴としている。
【0019】また、本発明の衣服の製造支援装置の好ま
しい態様は、少なくとも一部に伸縮性素材を用いた衣服
を着用すべきボディー形状の数値モデル化手段と、前記
衣服の少なくとも1個のパーツの形状を複数の微小要素
の集合体としてモデル化するモデル化手段と、該パーツ
の素材の特性の設定手段と、前記パーツの所定の位置関
係および接続関係にもとづいて衣服データを構成する手
段と、構成した衣服を前記ボディーの内部に置き所定の
応力を該衣服の各部に作用させた場合の該各部の移動を
前記パーツの素材の特性に基づいて模擬実験する模擬実
験手段と、該模擬実験の結果の表示手段とを含むことを
特徴としている。
【0020】また、本発明の衣服の製造支援装置の好ま
しい態様は、前記所定の応力は、前記複数の微小要素の
各面の法線方向の力を含むことを特徴としている。
【0021】また、本発明の衣服の製造支援装置の好ま
しい態様は、前記模擬実験手段における拘束条件は前記
ボディーと前記微小要素の接触に基づくものであること
を特徴としている。
【0022】また、本発明の衣服の製造支援装置の好ま
しい態様は、前記素材の特性は、素材の外力に対する伸
縮特性を含むことを特徴としている。
【0023】また、本発明の衣服の製造支援装置の好ま
しい態様は、さらに、前記パーツ各部の部分特徴データ
の設定記憶手段と、該部分特徴を前記模擬実験によりも
とめられた前記衣服の各部に結び付ける手段と、を含
み、前記模擬実験の結果を表示手段は前記衣服の各部に
対応する位置に前記部分的特徴を表示するものであるこ
とを特徴としている。
【0024】また、本発明の衣服の製造支援装置の好ま
しい態様は、前記衣服を前記ボディーに着用させたとき
の前記衣服各部の力学的状態の表示手段を有するもので
あることを特徴としている。
【0025】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施例の概略手
順を示すためのフローチャートである。この発明では、
まず点と線を定義する数値データからなる衣服のパーツ
の型紙形状をもとに図2のように複数個の微小要素の集
合体として型紙をモデル化する(ステップ1)。ここで
は、要素を構成する節点の座標の数値データの集合と、
各要素を構成する節点の番号より構成される要素定義デ
ータの集合を数値データファイルとして作成して、この
ファイルを型紙の形状定義データとする。このデータ構
成の例を表1に示した。
【0026】
【表1】 これは、図3のような4つの節点、2つの三角形要素数
から構成される平面形状をあらわすデータで、ここに
は、節点座標としてN1は(1、1、0)、N2は
(3、1、0)、N3は(3、3、0)、N4は(1、
4、0)、また要素E1は節点N1、N2、N3、要素
E2はN1、N3、N4より構成されていることが示さ
れている。
【0027】次に、型紙の縫い合わせ操作、すなわち、
パーツの位置関係および接続関係に基づく衣服の構築作
業を行う(ステップ2)。ここでは、図4のように縫い
合わせるライン1とライン2上の節点を両者で共有させ
ることにより2枚の型紙の縫い合わせ後の形状を作成す
る。そして、型紙を全て縫い合わせた状態を衣服の着衣
前の初期形状データとする。衣服の構築は縫い合わせの
ほか接着や熱融着などによってもよい。
【0028】次に、ボディーを定義するデータを作成す
る(ステップ3)。ここでは、ボディーの立体形状を、
図5のように型紙の定義と同様に複数個の微小要素の集
合体として表現し、この形状を表す節点と要素データか
らなるボディ形状データを作成する。ボディデータは各
部の位置を関数等により表現したものであってもよい。
【0029】加えて、使用する生地などの素材の伸張性
などを定義する生地特性データを入力する(ステップ
4)。
【0030】以上のように、衣服とボディーの2つの形
状データと生地特性データを準備した後、これらの数値
データをコンピュータのシミュレーション実行部分に受
け渡し、このデータにもとづいて衣服の着衣までのシミ
ュレーションをコンピュータによる数値計算方法により
実行する。シミュレーションの手順を以下に述べる。
【0031】まず、シミュレーションの初期設定を実施
する。ここでは、ボディーをボディーの外形と同一の形
を有する空洞とみなし、衣服のモデルの動かない部分、
すなわち水着などの場合には図6のように股の部分3の
節点をボディの股の部分に移動させて固定する(ステッ
プ6)。
【0032】次に、衣服の肩紐の部分を、図7のように
ボディーの肩4の部分まで引き延ばし、固定する。以上
の工程により衣服はボディーの内部で、股3と肩部分4
を固定部として引き延ばされた状態でセットされる(ス
テップ7)。
【0033】この結果をもとに、ボディー内部にセット
された衣服に内部から衣服面の法線方向に作用する圧力
5をかけて膨張させ、図8のようにボディーの内側から
ボディー内面に押し当て貼り付けるような運動をステッ
プ4で入力した伸張性などの生地特性と圧力5に基づい
て逐次計算して求め、これをもって衣服の着衣状態予測
結果とする(ステップ8)。この仮想的な力として衣服
のパーツの微小要素の面の法線方向の力をとると、衣服
の膨張のバランスがよく、実際の着用の際の結果により
近似した結果を得やすい。
【0034】さらに、結果は、コンピュータ画面上でボ
ディーが衣服を着た状態として表示されるが、よりリア
ル感を出すためにCG技術によるスムージング、ライト
アップ、色柄のマッピング、背景の入力などが行われる
(ステップ9)。このとき、衣服の模様やポケットなど
の付属物など部分特徴を、パーツ各部の自然状態の各部
に対応させて結び付けて記憶しておき、上記シミュレー
ションにより変形移動した後の上記各部に対応させた各
部分特徴を表示することにより、衣服の着用状態におけ
る実際の模様の様子等を正確に表示することができる。
【0035】また、衣服着衣時の見栄え表示に加え、衣
服の伸張変形結果から衣服に発生する応力や歪を算出す
ることも可能であり、発生する応力、歪から衣服のボデ
ィーに与える圧迫感を予測して衣服の着心地予測を実施
する(ステップ10)。
【0036】具体的な数値シミュレーションの方法とし
ては、生地の物理特性すなわち引っ張り特性、せん断特
性などを考慮して有限要素法に代表される数値計算手法
によりステップ7での引き延ばしや、ステップ8の圧力
付与などの外部からの力による生地の変形を求める。ス
テップ7の衣服の引き延ばしは、衣服の股3の部分での
固定を計算上の拘束条件として、肩紐の部分をボディー
の肩4の位置まで強制的に変位させた状態をコンピュー
タによる数値計算方法によって計算する。ここで用いる
計算方法には有限要素法による変形解析の方法が望まし
い。
【0037】ステップ8のボディー内部での衣服の膨張
計算では、引き延ばした状態の衣服形状をもとに衣服内
部からあたかも風船を膨らませるように衣服内部から外
方向の圧力5を付加して衣服を膨らませ、ボディーの内
部から水着をボディーに押し当てる工程を計算する。こ
の計算には、ボディーの形状を拘束条件とした衣服の膨
張による変形に関する力学的な計算と、ボディーと衣服
の接触を判定するための接触計算をする。
【0038】ステップ7、8に関するシミュレーション
では、引き延ばしや圧力などの外力と、変形に伴い要素
に発生する歪から生じる内力をもとに次のような衣服を
構成する節点に関する運動方程式が成立する。すなわ
ち、時刻tにおいて成り立つ運動方程式、
【数1】 ここで、
【数2】 であり、aは加速度ベクトル、vは速度ベクトル、u
は、変位ベクトル、[M]は質量マトリックス、[K]
は剛性マトリックス、[C]は粘性マトリックス、Pは
圧力ベクトルである。
【0039】式から時刻tにおける各節点の加速度を求
める。このとき得られた加速度aは変位uの時間tによ
る2階微分であるから加速度aを時間積分することによ
り微小時間△t秒後の変位△uを求めることができる。
ここで用いる時間積分法には中央差分法が好ましい。
【0040】上記の手法により求めた△t秒後の衣服の
モデルを構成する全ての節点の変位から、ステップ7、
8での衣服の変形を求めることができる。この操作を繰
り返すことで、衣服の着衣シミュレーションにおける衣
服の変形をシミュレート、すなわち模擬実験する。
【0041】式の中で剛性マトリックス[K]、質量マ
トリックス[M]を生地の材料特性を考慮して組み立て
ることによりシミュレーションに生地特性を考慮するこ
とが可能となる。また、この計算の中で、衣服の膨張に
よるボディーとの接触は、節点と型表面との幾何学的な
位置関係から判定する。
【0042】この発明の一実施態様例についてさらに詳
細に説明する。図9は本実施態様例のハードウェア構成
を示す図である。コンピュータ101に入力装置10
3、表示装置104および補助記憶装置102が接続さ
れている。入力装置103により、たとえば解析する衣
服の型紙形状モデルデータ、3次元的なボディ形状モデ
ルのデータの入力が受け入れられ、こうしたデータは補
助記憶装置102に格納される。オペレータの指示によ
りコンピュータ101がこのデータを内部のRAM(ラ
ンダムアクセス可能な揮発性メモリ)に読み込み、解析
を行う。得られた解析結果はたとえば表示装置104に
より表示される。必要に応じて、オペレータが型紙形状
を変更し再び解析を行うことができる。また、解析結果
の出力はプリンタ装置に対して行ってもよく、補助記憶
装置102に格納してもよい。この場合はたとえば別の
解析装置の入力データとしてこの出力を利用することも
できる。
【0043】また図10は本実施態様例の論理構成を示
しており、着衣する人の体型(いわゆる標準体型でもよ
く、特定の着用者を採寸したものであってもよい)をも
とに作成したボディーの形状データと衣服の型紙(パー
ツ)形状データ、生地の物性データを読み込む解析用デ
ータ入力部1と、衣服の型紙形状をもとにパーツを縫製
等により接合して衣服を構築し、着衣前の衣服の初期形
状モデルを作成する型紙縫製部2と、与えられた入力デ
ータに基づき、衣服の引き延ばしのシミュレーションを
行う衣服引き延ばし解析部3と、ボディー内部で衣服を
膨らませ、ボディーに衣服を着せ付けるシミュレーショ
ンを行う衣服着せ付け解析部4と、着せ付け解析部4の
衣服変形結果を出力し、初期の型紙修正を行う着衣状態
表示および型紙修正部5とを備えている。上記の構成の
シミュレーション動作について、次に実施例を用いて説
明する。
【0044】解析用データ入力部1は、図11の衣服を
着せ付けるボディーの形状データと図12の衣服の型紙
形状データ、および型紙の縫製手順を指示する型紙縫製
データを読みとる部分であり、ここでボディー形状、型
紙形状は、図11、図12ともに微小な要素の集合体と
してモデル化されている。本実施態様例では、衣服とし
て図12に示すように前身頃の型紙6と後ろ身頃型紙7
の2つを有する水着を用いている。型紙縫製部2では、
データ入力部1で入力された型紙形状をもとに図13の
ように型紙の縫い合わせ後の衣服形状モデルを作成す
る。ここでは、図12の2つの型紙の間で縫製されるラ
イン、例えば脇のライン8、肩のライン9、股のライン
10の上の節点が結合されて複数の型紙から縫製後の衣
服初期形状モデル図13が作成される。
【0045】衣服の引き延ばし解析部3では、工程2で
作成された衣服の初期形状モデル図13をボディの身長
方向に引き延ばす。ここでは、衣服初期形状モデル図1
3の股の部分の節点集合11をボディー図11の股部分
12に固定した状態で衣服の肩紐部分の節点集合13を
ボディの肩の位置14まで移動させた時の衣服の変形シ
ミュレーションを行う。このシミュレーションにはコン
ピュータによる数値解析の方法を用いるが、本実施例で
は有限要素法を用いている。引き延ばしシミュレーショ
ンの結果、変形後の衣服は図14のようになる。
【0046】衣服着せ付け解析部4は、解析部3で引き
延ばされ、ボディーの内部で股と肩の部分を固定された
状態でセットされた衣服形状モデル図14に内部から圧
力をかけたときの衣服の膨張計算を行う。このときシミ
ュレーションでは、圧力による衣服各節点での変位を計
算し、これにともなう衣服の変形とボディーの位置関係
を判定しながら、節点がボディーの表面に到達したと
き、その節点はボディーとの接触したとして固定する。
この操作を衣服の全ての節点が接触するまで続け、最終
的にボディーにはりついた衣服の形状を着衣時の水着形
状に置き換える。これをボディーとあわせ表示したとき
の結果が図15である。 イメージとしては、ガラス瓶
の中に色付きの風船を入れて膨らませたときに瓶内面に
風船が固着して瓶に色がつくのと同様である。図16は
着せ付け解析部におけるシミュレーションの手順を示し
たフローチャートである。ここでは、はじめに、ボディ
ーの形状データを読み込む(ステップ1)。次に解析部
3で計算された引き延ばし後の衣服形状データを読み込
む(ステップ2)。続いて衣服の内部圧力の付加による
ボディー内部での衣服の膨張計算を実施する(ステップ
3)。そしてステップ3にともなう衣服とボディー内表
面との接触を判定し、接触が認められた場合には衣服の
接触部分をボディ内面で拘束する(ステップ4)。ここ
で、衣服の節点が全てボディーに接触を完了したかを判
定し、完了していない場合にはステップ3にもどって計
算を繰り返す(ステップ5)。衣服の全ての節点がボデ
ィーに接触を完了した時点で本工程を終了する。
【0047】着衣状態表示および型紙修正部5は、解析
部4で得られた衣服の変形結果をボディー形状に重ねて
コンピュータグラフィックス(CG)で表示し、胸元、
ヒップの部分などの見栄えのチェックを行う。また、生
地の絵柄等の部分特徴を生地の変形を考慮しつつマッピ
ングすることで絵柄の見栄えチェックも行う。さらに、
水着変形シミュレーションの結果から得られる布に発生
する歪をもとに締め付け具合などの着心地をCG表示あ
るいは等高線表示することにより評価することも可能で
ある。以上の結果をもとに、型紙の修正や生地の変更を
行い、さらに同様の工程を繰り返すことによりデザイン
の最適化を図ることができる。
【0048】かかる計算機上の試行錯誤の結果に基づい
て各パーツの形状等をを最終決定し、その決定に基づい
てパーツをカット、縫製等することにより衣服を製造す
ることができる。
【0049】上記実施態様例では、パーツの形状データ
等を与えて、これに基づいて衣服を構築し、その衣服を
着用者のボディーに着用させた場合について説明した。
この実施態様例は、ある衣服の製造工程において衣服デ
ザインする設計工程の試行錯誤を計算機でシミュレート
する場合に適する。一方、イージーオーダーシステムで
は、特定のパーツ(たとえば前身頃)についてさまざま
な形状、サイズおよび素材の属性を有する候補が多数用
意されており、そのうちのどれかを着用者(顧客)の体
型にあわせて選択し、シミュレート結果により着心地や
見栄えを判断し、最適なパーツ形状や素材を最終選択
し、必要に応じて若干の微調整を施すことにより、着用
者専用の最適な衣服を製造することができる。この場合
には、パーツデータはたとえば衣服の工場や設計事務所
等のサーバ装置に多数蓄積されており、このサーバ装置
にオンラインまたはオンエアでアクセス可能な端末を衣
服販売店に設置し、この端末からアクセスして選択する
ようにしておくのが好ましい。上記端末でシミュレーシ
ョンン結果を表示し、その結果に基づいて顧客が着心地
や見栄えを考慮して購入する衣服に使用されるべきパー
ツ形状等を選択することが店頭でできる。また、最終選
択されたパーツ形状を必要に応じてその場で微調整する
こともできる。最終的に決定された衣服のデータはやは
りオンラインまたはオンエアで縫製工場等に送信され、
そこで直ちに衣服を製造する作業に入ることもできる。
【0050】上記実施態様例では、ボディー内部を空洞
とみなして衣服をボディー内部に置き、内側から力を作
用させたときの衣服各部の移動を模擬実験により求める
アプローチを採った。逆に、ボディーをソリッドなもの
とみなし、衣服をボディーを内包するように引き伸ばし
た状態を初期状態とし、この状態からパーツの素材の特
性等に基づいて衣服各部の移動を模擬実験してもおよそ
同様の結果が得られる。この場合には、主として衣服各
部の移動は衣服に蓄積された力学的な応力のエネルギー
を解放することにより行われる。
【0051】なお、本発明の適用対象となる衣服は特に
限定しないが、水着やレオタードなどのように伸縮性の
豊かな素材を用い、着用時には着用者の体の少なくとも
一部には密着するもの(ボディー密着性衣服)において
特に高精度の結果を得やすいため、好ましい。また、こ
れらのボディー密着性衣服では、着用者の肌との間の摩
擦は一般に大きいので、上記実施態様例ではパーツの微
小要素がボディーに接触した後はボディーに沿って移動
することは考慮しなかったが、摩擦の小さい衣服を対象
とするときには、適当な摩擦係数を設定することによ
り、模擬実験の精度を高めることができる。
【0052】
【発明の効果】この発明ではコンピュータを使った演算
手段により型紙とボディー形状の入力に基づいて水着、
レオタードなど伸張性に富み、ボディーとの密着を特徴
とする衣服着衣時の衣服変形シミュレーション演算を行
う。そしてこの演算手段による演算結果から衣服の変形
状態を出力手段によって出力する。こうして得られた出
力結果からボディーの衣服着衣状態を予測して、これを
もとに型紙の修正を実施することができる。また、試着
することなしに見栄えや着心地を確認することが可能と
なる。また、型紙作成時に本発明を利用することによっ
て着衣時の状態を確認しながら最適な型紙デザインが可
能となり、生産性の向上が期待できるとともに、手軽に
個人の体型にフィットしたオーダーメイドの型紙の製作
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明のフローチャートを示した図である。
【図2】型紙の形状を定義するモデルを表した図であ
る。
【図3】形状を定義する際のデータ構造を説明するため
の図である。
【図4】節点の共有化による型紙の縫い合わせ操作を説
明するための図である。
【図5】ボディーの形状を定義するモデルを表した図で
ある。
【図6】衣服引き延ばしシミュレーションの際の設定状
態を説明する図である。
【図7】衣服引き延ばし後の状態と衣服ボディー貼り付
けシミュレーションの際の衣服の膨張を説明する図であ
る。
【図8】衣服ボディー貼り付けシミュレーション後の着
衣予測状態の図である。
【図9】本発明の一実施態様例のハードウェア構成を説
明するための図である。
【図10】本発明の一実施態様例の論理構成を示した図
である。
【図11】本発明の一実施態様例を説明するためのボデ
ィー形状モデルを示した図である。
【図12】本発明の一実施態様例を説明するための衣服
の型紙の形状モデルを示した図である。
【図13】型紙の縫い合わせ後の衣服形状モデルを示し
た図である。
【図14】引き延ばしシミュレーション後の衣服の変形
状態を示した図である。
【図15】衣服の膨張、ボディー貼り付けシミュレーシ
ョン後の着衣の変形状態をボディーと重ね合わせて着衣
状態として表示した図である。
【図16】衣服の膨張、ボディー貼り付けのシミュレー
ションの手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1:縫い合わせライン1 2:縫い合わせライン2 3:ボディーの股部分 4:ボディーの肩部分 5:衣服貼り付けのための付加圧力 6:後ろ身頃型紙 7:前身頃型紙 8:型紙の脇部分の縫製ライン 9:型紙の肩部分の縫製ライン 10:型紙の股部分の縫製ライン 11:実施例における衣服モデルの股部分の節点集合 12:実施例におけるボディーモデルの股部分 13:実施例における衣服モデルの肩紐部分の節点集合 14:実施例におけるボディーモデルの肩部分 101:コンピュータ 102:補助記憶装置 103:入力装置 104:表示装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一部に伸縮性素材を用いた衣服
    を着用すべきボディー形状データを設定する工程と、該
    衣服の少なくとも1個のパーツ形状を設定する工程と、
    該パーツの素材の特性を設定する工程と、該パーツを用
    いた衣服を前記ボディーに着用させたときの前記衣服の
    各部の位置を前記素材の特性に基づいて計算機で模擬実
    験する工程と、該模擬実験の結果を表示する工程とを含
    む衣服の着用状態表示方法。
  2. 【請求項2】少なくとも一部に伸縮性素材を用いた衣服
    を着用すべきボディー形状を数値モデル化する工程と、
    前記衣服の少なくとも1個のパーツの形状を複数の微小
    要素の集合体としてモデル化する工程と、該パーツの素
    材の特性を設定する工程と、前記パーツの所定の位置関
    係および接続関係にもとづいて衣服データを構成する工
    程と、構成した衣服を前記ボディーの内部または外部に
    置き所定の応力を該衣服の各部に作用させた場合の該各
    部の移動を前記パーツの素材の特性に基づいて模擬実験
    する工程と、該模擬実験の結果を表示する工程とを含む
    衣服の着用状態表示方法。
  3. 【請求項3】前記所定の応力は、前記複数の微小要素の
    各面の法線方向の力を含む請求項2に記載の衣服の着用
    状態表示方法。
  4. 【請求項4】前記模擬実験する工程における拘束条件は
    前記ボディーと前記微小要素の接触に基づくものである
    請求項2または3に記載の衣服の着用状態表示方法。
  5. 【請求項5】前記素材の特性は、素材の外力に対する伸
    縮特性を含む請求項1〜4のいずれかに記載の衣服の着
    用状態表示方法。
  6. 【請求項6】さらに、前記パーツ各部の部分特徴データ
    を設定する工程と、該部分特徴を前記模擬実験によりも
    とめられた前記衣服の各部に結び付ける工程と、を含
    み、前記模擬実験の結果を表示する工程において前記衣
    服の各部に対応する位置に前記部分的特徴を表示する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の衣服の着用状態表示方
    法。
  7. 【請求項7】前記衣服を前記ボディーに着用させたとき
    の前記衣服各部の力学的状態を表示する工程を有する請
    求項1〜6のいずれかに記載の衣服の着用状態表示方
    法。
  8. 【請求項8】少なくとも一部に伸縮性素材を用いた衣服
    を着用すべきボディー形状データを設定する工程と、該
    衣服の少なくとも1個のパーツ形状を設定する工程と、
    該パーツの素材の特性を設定する工程と、該パーツを用
    いた衣服を前記ボディーに着用させたときの前記衣服の
    各部の位置を前記パーツの素材の特性に基づいて計算機
    で模擬実験する工程と、該模擬実験の結果を表示する工
    程と、該模擬実験の結果に基づいて前記衣服のパーツ形
    状または素材を最終決定する工程と、該最終決定された
    パーツの条件に基づいてパーツを作製する衣服の製造方
    法。
  9. 【請求項9】さらに、前記パーツ各部の部分特徴データ
    を設定する工程と、該部分特徴を前記模擬実験によりも
    とめられた前記衣服の各部に結び付ける工程と、を含
    み、前記模擬実験の結果を表示する工程において前記衣
    服の各部に対応する位置に前記部分的特徴を表示する、
    請求項8に記載の衣服の製造方法。
  10. 【請求項10】前記衣服を前記ボディーに着用させたと
    きの前記衣服各部の力学的状態を表示する工程を有する
    請求項8または9に記載の衣服の製造方法。
  11. 【請求項11】少なくとも一部に伸縮性素材を用いた衣
    服の着用者のボディー形状を採寸または獲得設定する工
    程と、該ボディー形状データをメモリに記憶する工程
    と、該衣服の少なくとも1個のパーツ形状を複数の候補
    から選択し設定する工程と、該パーツの素材の特性を選
    択し設定する工程と、該パーツを用いた衣服を前記ボデ
    ィーに着用させたときの前記衣服の各部の位置を前記パ
    ーツの素材の特性に基づいて計算機で模擬実験する工程
    と、該模擬実験の結果を表示する工程と、該模擬実験の
    結果に基づいて前記衣服のパーツ形状または素材を最終
    選択する工程と、該最終選択されたパーツの条件に基づ
    いてパーツを作製する衣服の製造方法。
  12. 【請求項12】前記模擬実験の結果に基づいて選択した
    パーツ形状を微調整し、該微調整結果を作製されるパー
    ツの形状に反映させる請求項11に記載の衣服の製造方
    法。
  13. 【請求項13】前記パーツ形状の複数の候補はサーバ装
    置に保存されており、前記候補の選択はサーバ装置とオ
    ンラインまたはオンエアで接続された端末装置において
    行われる請求項11または12に記載の衣服の製造方
    法。
  14. 【請求項14】少なくとも一部に伸縮性素材を用いた衣
    服を着用すべきボディー形状データの設定記憶手段と、
    該衣服の少なくとも1個のパーツ形状の設定記憶手段
    と、該パーツの素材の特性の設定記憶手段と、該パーツ
    を用いた衣服を前記ボディーに着用させたときの前記衣
    服の各部の位置を前記パーツの素材の特性に基づいて計
    算機で模擬実験するも模擬実験手段と、該模擬実験の結
    果の表示手段とを含む衣服の製造支援装置。
  15. 【請求項15】少なくとも一部に伸縮性素材を用いた衣
    服を着用すべきボディー形状の数値モデル化手段と、前
    記衣服の少なくとも1個のパーツの形状を複数の微小要
    素の集合体としてモデル化するモデル化手段と、該パー
    ツの素材の特性の設定手段と、前記パーツの所定の位置
    関係および接続関係にもとづいて衣服データを構成する
    手段と、構成した衣服を前記ボディーの内部または外部
    に置き所定の応力を該衣服の各部に作用させた場合の該
    各部の移動を前記パーツの素材の特性に基づいて模擬実
    験する模擬実験手段と、該模擬実験の結果の表示手段と
    を含む衣服の製造支援装置。
  16. 【請求項16】前記所定の応力は、前記複数の微小要素
    の各面の法線方向の力を含む請求項15に記載の衣服の
    製造支援装置。
  17. 【請求項17】前記模擬実験手段における拘束条件は前
    記ボディーと前記微小要素の接触に基づくものである請
    求項15または16に記載の衣服の製造支援装置。
  18. 【請求項18】前記素材の特性は、素材の外力に対する
    伸縮特性を含む請求項14〜17のいずれかに記載の衣
    服の製造支援装置。
  19. 【請求項19】さらに、前記パーツ各部の部分特徴デー
    タの設定記憶手段と、該部分特徴を前記模擬実験により
    もとめられた前記衣服の各部に結び付ける手段と、を含
    み、前記模擬実験の結果を表示手段は前記衣服の各部に
    対応する位置に前記部分的特徴を表示するものである、
    請求項14〜18のいずれかに記載の衣服の製造支援装
    置。
  20. 【請求項20】前記衣服を前記ボディーに着用させたと
    きの前記衣服各部の力学的状態の表示手段を有する請求
    項14〜19のいずれかに記載の衣服の製造支援装置。
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