JP2003511576A - 仕立屋用ダミーの着付けをシミュレートおよび表現する方法および装置 - Google Patents

仕立屋用ダミーの着付けをシミュレートおよび表現する方法および装置

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JP2003511576A JP2001529294A JP2001529294A JP2003511576A JP 2003511576 A JP2003511576 A JP 2003511576A JP 2001529294 A JP2001529294 A JP 2001529294A JP 2001529294 A JP2001529294 A JP 2001529294A JP 2003511576 A JP2003511576 A JP 2003511576A
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dummy
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dummy model
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JP2001529294A
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ミシェル、ジアコビック
ラモン、イエペス、セゴビア
Original Assignee
レクトラ、ソシエテ、アノニム
インベストロニカ、システマス、ソシエダッド、アノニマ
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Publication date
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    • A41WEARING APPAREL
    • A41HAPPLIANCES OR METHODS FOR MAKING CLOTHES, e.g. FOR DRESS-MAKING OR FOR TAILORING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A41H3/00Patterns for cutting-out; Methods of drafting or marking-out such patterns, e.g. on the cloth
    • A41H3/007Methods of drafting or marking-out patterns using computers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
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  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は仮想マネキン上に裁縫線を持つ衣服エレメントから成る衣服を視覚化する方法に関する。この方法は下記の段階を含む。即ち、衣服エレメント(38,40)がマネキン(32)の表面上または前記マネキンから抽出された表面上に配置される段階と、衣服エレメントをそれらの裁縫線に従って接合する段階と、各衣服エレメントをマネキン表面上のその位置からマネキン上の均衡位置まで緩める段階とを含む。本発明は創意に富む本方法を実行するデバイスにも関係する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明が属する技術分野および従来の技術) 本発明は仕立屋用ダミー即ちダミーの着付けをシミュレートする技術分野に関
し、詳細には、衣服、及び/又は、仕方産業適用可能である。
【0002】 被服産業においては、その中に衣服が2次元にファイル又はインデックスされ
ているデータベースの使用がますます盛んである。その目的は、「実際の」従来
型ダミーへの着付けを実施することなしに、ダミーの着付けをシミュレートする
ために、この種データベースに含まれるデータを使用することにある。
【0003】 更に精確には、本発明は、最初は当該衣服ファブリックの2次元断片によって
表現される未裁縫の衣服を仮想ダミーにきちんと着せる方法および装置について
記述する。この場合の問題は、3次元(3D)空間において断片を縫い合わせ、
結果として得られる衣服を仮想ダミーの周りの正しい位置に配置することである
【0004】 図1に示す既知の方法においては、一緒に組み合わせようとする衣服断片2、
4、6が、ダミー8の周りのそれら断片の最終位置に概略対面するように配置さ
れる。次に、縫い目(裁縫線)が「弾力のある」断片10、12、14、16、
18、20、22によって接合される。次に、ファブリックが、「無重力状態」
下においてシミュレートされる。これら断片は相互に収斂し、最終的に縁と縁と
を接する安定した状態になる。後は縫い合わせるだけである。
【0005】 例えば木綿のような平均的スチフネス(鋼性)をもつ織物ファブリックの物理
的ビヘイビァ(動作)を計算するためには、Eulerタイプ又はRunge−
Kuttaタイプの型の微分方程式積分アルゴリズムをしようすることが必要で
あるので、本方法における断片収斂のシミュレーションには長時間を要する。こ
の場合、微分方程式における振動の最短持続半周期よりもかなり短いタイムステ
ップサイズが用いられる(この種のステップサイズを超過するとエラーを指数的
に増大させ、結果的にファブリックが破裂する)。
【0006】 メッシュサイズが適当であり(1cm三角形)、単位面積当たりの質量Mが約
0.2kg/mであって、ラップ/ウェフト鋼性(スチフネス)が約100
0(N/m)である断片の場合には、0.1ミリセカンド(ms)のタイムステ
ップサイズを用いることが必要である。このようにして得られる振動数は約1k
Hz
【数1】 である。
【0007】 微分方程式を解く他の方法(「インプリシット法」と称する)は、この種のタ
イムステップサイズを超過することを可能にするが、方程式および衝突に関係す
る計算は非線形であるので、この方法を実施するためのコストは、これによって
節約可能なコストを超過する。
【0008】 従来型衣服(シャツ)のファブリックは約1.5平方メートル(m)である
。平均メッシュサイズ寸が1平方センチメートル(cm)であれば、当該衣服
のメッシュは約15,000エレメントを含む。各計算ステップ(段階)におい
て、各エレメントにかけられる力が測定されなければならず、従って、各エレメ
ントと隣接エレメント(ワープ、ウエフト、シェア)の間の距離の少なくとも4
個の測定値が求められなければならない。従って、3次元においては、12回の
減算、12回の乗算、及び、特に、4回の平方根抽出が必要とされる。従って、
各タイムステップに関して、少なくとも約60,000回の平方根抽出、及び、
180,000回の乗算を実施することが必要である。
【0009】 極めて稀であり、かつ不都合であることに、臨界的な意味をもつ粘性が関係す
るので、タイムステップサイズを更に短縮することが必要である。従って、収斂
の運動エネルギが極めて迅速に消散することは殆ど望み得ない。収斂速度が極め
て高速であることが(弾性のある断片が非常に鋼性が大きいことに起因する)折
り目と伸長を生じさせる原因となるので、これも、タイムステップサイズの短縮
を必要とする原因となり得る。従って、シミュレーション時間1秒以下で、即ち
、10,000回の計算ステップにおいて断片を結合させることは殆ど不可能で
ある。これは、全体で18億回の乗算、及び、600百万回の平方根抽出に達す
る。更に、ファブリック/ファブリックおよびファブリック/ダミーの衝突をハ
ンドリングするための時間を含むことも必要である。
【0010】 種々の最適化が可能であるが、それでも全体の計算時間は依然としてかなり大
きい(「Pentium(登録商標) 2」マイクロプロセッサにおいて数十分
)。
【0011】 文書US−5 615 318は、3次元の形状が最初は衣服断片を一緒に集
めることによって形成される方法について記述している。次に、標準モデルのダ
ミーの区分体(セクション)は、ダミーとセクション区分体における衣服との間
に空間を残した状態において、拡大された幾つかの区分体が3D形状の区分体に
対応するまで拡大される。
【0012】 拡大の計算はかなりの複雑である。これには、ダミーおよび各衣服断片におけ
る対応する特性点を識別すること、及び、前記特性点の幾つかを通過する特性ア
ーク(弧)の長さを計算することが含まれる。例えば、特性アークは首、肩、ま
たは、胸を通過する。拡大係数は各アークに関して導出される。
【0013】 計算の複雑さ、及び、計算時間の長さは、織物ファブリックまたは幾らかの他
の材料から断片を切り取って断片を形成するためには有害である。
【0014】 (発明の概要) 本発明は、仮想ダミー又はダミーの表現体またはダミーモデル上の衣服断片で
構成される衣服、又は、仮想ダミー又は衣服断片を用いて3次元表現されるダミ
ーモデルの着付けを検分する方法を提供する。本方法は、 衣服断片をダミーの表面に配置するステップと、 衣服断片の裁縫線(縫い目)にそって衣服断片を一緒に接合するステップと、 ダミー表面上のそれら(衣服断片)の位置からダミー上のそれらの均衡位置ま
で衣服断片を緩めるステップとを含む。
【0015】 衣服断片およびダミーモデルはコンピュータのメモリに記憶されたデータによ
って表すことが可能である。
【0016】 本発明において、断片は最初、幾何学的形状またはファブリックの物理的作動
(ビヘイビア)を考慮することなしに、断片が接触するように、ダミーの表面に
「塗装される」。換言すれば、断片はダミーに押し付けられる。このステップに
際して、断片は、裂けるか又は交差することなしに、連続的に変形する。
【0017】 次に、それら(断片)は、幾何学的接近によって「裁縫される(縫い合わされ
る」。
【0018】 最終的に、ファブリックの圧縮エネルギが最小限化され、ファブリックが緩め
られるか、又は、「再膨張させられる」。それ(断片)は、圧縮エネルギが大き
い状態から、それ(圧縮エネルギ)がダミー上の衣服の位置に適合する値まで減
少する状態へと変化する。
【0019】 次に、結果として得られる3次元形状はファブリックの弛み具合をシミュレー
トする準備が整えられる。
【0020】 組み立て、裁縫、および、被服の仕立てにファブリックのシミュレーションを
使用し、ファブリックの寸法およびファブリックにかかる力を常時完全に考慮す
る方法と比較して、本発明の方法は短い計算時間を提供する。
【0021】 本発明は、ファブリックをシミュレートする先行ステップ、ひいては、身体す
なわちダミーへファブリックを収斂させるステップを回避する。特に、本発明は
、組み立てに先立ってファブリックの物理的動作(ビヘイビァ)を計算すること
を回避する。本発明は、ファブリックをシミュレートすることに関する物理的拘
束条件を除去して、ファブリックを収斂させ、直接的に裁縫(衣服断片の接合)
を実施またはシミュレートすることによって、問題を解くことを可能にする。
【0022】 更に精確には、本発明の方法は、トポロジにおいては一般的である連続性関係
のみを保持するために、幾何学的拘束条件(ファブリックの長さ、角度)が一時
的に無視されることを可能にする。即ち、本発明は連続的な変形のみを実行する
【0023】 最終的に、本発明は、ダミーを変形させることに関係する複雑な拡大計算を回
避することを可能にする特に、緩めることは衣服の変形に関係するがダミーには
関係しない。
【0024】 本発明に特定の特徴として、断片、又は、断片の少なくとも一部分、又は、こ
の種断片を表す点、および、ダミー表面の対応する部分、または、この種部分上
の点の間の点対点または全単射および連続関係を確立することによって、衣服断
片はダミーの表面に配置される。
【0025】 この関係は、衣服断片をダミーに塗布または押し付けることを可能にする。
【0026】 緩めるステップは、 衣服断片を部分で構成される第1集合に細分化するステップと、 牽引エネルギであり得るエネルギ関数を最小限化した状態において、前記の第
1集合を変形させるステップとを含む。
【0027】 それ(緩めるステップ)は、更に、 第1集合の部分よりさらに小さい部分で構成される第2集合に衣服断片を細分
化するステップと、 牽引エネルギであり得るエネルギ関数を最小限化する状態において、部分で構
成される第2集合を変形させるステップとを含む。
【0028】 変形は、(ユークリッドの)3次元空間のトポロジ的関係に適合するように選
択可能である。この選択の結果として、ファブリックにおける衝突の計算が不必
要になる。
【0029】 この種の変形は、例えば、 ダミーから来るフィールドラインに沿った偏位と、 他の方向におけるファブリックの表面に沿った変位とによって構成される。
【0030】 また、本発明は衣服断片を作成する方法を提供する。前記方法は、 上記の方法を用いてダミー上で衣服を下見(下検分)するステップと、 衣服断片を作成するステップとを含む。
【0031】 検分は衣服断片が物理的に作成された場所と異なる場所において実施され得る
。検分された衣服断片上のデータは、検分またはシミュレーションの後で、衣服
断片が作成される場所へ移送される。
【0032】 また、本発明は、本発明の方法を具体化する装置を供給する。
【0033】 従って、本発明は、ダミー上の衣服断片を検分するための装置も提供する。前
記装置は、 コンピュータ手段または特別にプログラムされた手段を有し、前記手段におい
て、 衣服断片をダミーの表面上、または、ダミーの表面から派生した表面上に置
くことと、 裁縫線に沿って衣服断片を一緒に接合すること、 ダミー表面上の断片の位置からダミー上の断片が均衡する位置まで衣服断片
を緩めることを含み、 ダミー上に衣服断片を配置した状態においてダミーを検分する手段とを有する
【0034】 更に、選定済みダミー、及び/又は、選定済み衣服断片を下見するこが可能で
ある。
【0035】 装置は、更に、選定済み衣服断片を改変し、又は、衣服断片を他の衣服断片に
よって置き換える手段を有する。
【0036】 また、本発明は、衣服断片を作成する装置も供給する。前記装置は、 既に定義済みである本発明の検分する装置と、 衣服断片を裁断する裁断手段と、 検分する装置と衣服断片を裁断する裁断手段の間でデータを伝達する手段を有
する。
【0037】 衣服断片を裁断する裁断手段はマイクロコンピュータによって制御可能であり
、次に、データ伝送手段は検分する装置とマイクロコンピュータを相互接続する
【0038】 データ伝手段は、例えば通信ネットワークの部分であっても差し支えない。
【0039】 (実施例の詳細な説明) 用語「ダミー」は仕立屋用ダミー又は人体のボリューム(又は、ボリュームの
ワーキングパートの)のコンピュータによって生成された表現を示すために以下
に用いられる。説明を容易にするために、リュームは、それ自体が三角形網目と
して表されるその外側表面によって表されるものと仮定され、網目三角形の頂点
は前記外側表面の点である。他の表現も可能である(パラメトリックな外側表面
、又は、ボクセル(ボリュームの小エレメント)によって画定されるボリューム
)。
【0040】 従って、ダミーは、コンピュータ又はコンピュータシステムのメモリ内に記憶
されたデータ、即ち、例えば三角網目、又は、パラメトリックな外側表面、或い
は、この種ボクセルに対応するデータによって表現可能である。
【0041】 種々のタイプのダミーが、種々のパラメータ、例えば、ダミーによって表され
る個人の年齢、及び/又は、性の関数として定義可能である。種々のタイプのダ
ミーを提供することが可能であり、従って、特定のタイプのダミーを選定するこ
とが可能である。特に「ダミー」データベースは初期定義可能であり、ユーザは
このデータベースから必要項目の関数として特定のダミーを選択可能である。こ
の種データベースは、以下に示すように、コンピュータシステムに予め記憶され
ることが可能である。
【0042】 米国特許第5,850,222号はダミーのモデリング(立体感表現技法)に
ついて記述している。このモデリングは本発明に関連して使用可能である。
【0043】 用語「衣服(ガーメント)」は、以下において、或る衣服の2次元(2D)的
断片のコンピュータによって生成された表現を示すために用いられる。これらの
断片は、これらの完成したアウトライン(外観)およびこれらの切断アウトライ
ン(外観)によって表される。断片の完成したアウトラインは、当該断片の部分
を画定する全ての線によって構成され、これらの断片が一緒に組み立てられると
明白である。完成したアウトラインは裁縫線(継ぎ目線)、ヘム(縁)の可視限
界、および、ひだ(プリーツ)又はダーツライン(線)を含む。完成したアウト
ラインは「主要」部分の暗黙認識に関連する。ファブリックの周辺部分(即ち、
完成したアウトラインと切断アウトラインの間)は「継ぎ目幅」と称しても差し
支えない。断片は、当該断片が裁断されるべき場所に相当するファブリック(「
木目様筋(グレイン)を伴う」)の反り(ワープ)方向に対応するx軸を用いて
表されるものと仮定する。
【0044】 従って、衣服は、コンピュータ又はコンピュータシステムのメモリに記憶され
たデータ、例えば完成したアウトライン及び切断アウトラインに対応するデータ
によって表すことができる。
【0045】 種々のタイプの衣服は、例えば当該衣服が設計される対象としての個人の年齢
、及び/又は、性別などのような種々のパラメータの関数として定義可能である
。種々のタイプの衣服を提供すること、従って、特定のタイプの衣服を選択する
ことが可能である。特に、「衣服」データベースが最初に定義され、ユーザは特
定の衣服を必要項目の関数として選択可能である。以下に説明するように、この
種のデータベースもコンピュータシステム内に事前記憶させることが可能である
【0046】 従って、本発明の方法の準備ステップは、特定のタイプのダミー又は特定のタ
イプの衣服を選択するステップ、及び/又は、検分するステップによって構成可
能である。
【0047】 本発明において、通常、第1ステップは、衣服の断片がダミーの表面上に、又
は、表面に対向して配置されることによって実施される。ただし、このステップ
においては、ファブリックの幾何学的形状および物理的動作(ビヘイビァ)は考
慮されない。連続性関係(トポロジにおいて一般的な)のみが考慮される。例え
ば、変形は、亀裂または交差を生じることなく、連続的に実施される。
【0048】 図2に示す一例において、「半前部」断片30はダミーの胸部32の対応する
表面に塗布される。
【0049】 部分断片が用いられる場合には、図3に示すように、ダミーの当該部分32に
塗布されるべき断片30(又は、この種の断片を表すデータ)を獲得するために
、断片34、36(又は、対応する記憶されているデータまたは当該断片の部分
を表すデータの集合)の部分を前以て結合させることが可能である。部分34、
36の各々は、最初は、衣服メーカによって使用されるデータベースの部分であ
っても差し支えない。
【0050】 更に、図4に示すように、衣服断片38に1つ又は複数のダーツカット(切り
込み)40が備えられている場合には、ダミーに断片を塗布するか、または、配
置する以前にダーツカットを閉じておくことも可能である。ダーツカットを閉じ
るためには断片の長さを合わせる必要はない。閉じる操作は衣服断片を表するデ
ータに関して実施される。
【0051】 或る種の典型的でないか又は複雑な断片である場合には、ダミーダミーの表面
上に断片を配置または塗布するステップを簡素化するために、より一般的な形状
の小断片としての断片(又は、当該断片を表すデータ)を選定することが好まし
い。
【0052】 図5は、同一半断片の前後(前と背後)部分を有する初めは複雑な断片40を
示す。細分化することにより、前部分30を分離してからダミー32に塗布する
ことを可能にする。この場合、断片40を表すデータの対応する細分化が実施さ
れる。
【0053】 場合によっては、衣服または断片のタイプに応じて、衣服または断片をダミー
の初期表面へ直接塗布する代りに、ダミーから導出されるか、又は、ダミーを定
義する表面から導出される表面へ塗布する。
【0054】 この結果は、ダミー又はダミーの対象とされる部分の作業表面の凸状エンベロ
ープを計算することによって獲得できる。
【0055】 作業表面がダミーの2つの分離した部分によって構成される場合には、ダミー
の現在対象とされている2つの部分の選定された、例えば水平な区分体の凸状多
角形の累算の結果として得られる表面を計算することも可能である。
【0056】 例えば、図6に示すように、スカート44に関して(又は、ドレス、等々に関
して)、衣服はダミー48の表面にトポロジ的に対応しない。一旦、スカートが
3次元に適用されると、スカートの表面は2つの穴43および45を持ち、他方
、ダミーの作業表面(脚および骨盤に収縮される)は3個の穴孔47、49、5
1を備える。従って、ダミーの表面は2つの脚の間の空間を埋めることによって
従って訂正される。最も簡単な方法は、既にこの特質を備えるダミーを使用する
ことである。更に、ダミーの作業表面の凸状エンベロープを計算することにり、
または、更に簡単に(計算時間に関して)、脚の水平区分体の凸状多角形の累算
から得られる表面を計算することによって、自動的にこの結果を獲得することが
可能である。
【0057】 従って、図6は、スカートパネル44がダミー48から導出された表面46に
塗布される状態を示す。結果は、両脚をシース(鞘)に挿入することと等価であ
る。
【0058】 図2から図6までを参照して上述した種々の技法の中の1つが、衣服のタイプ
、断片のタイプ、および、断片の特徴を示す点、及び/又は、線に関する知識に
応じて選定される。
【0059】 全ての変換および計算はダミー、及び/又は、衣服を表すデータに実施される
【0060】 断片をダミーに(またはダミーに対向して)適用するステップを実施するため
に、前記断片とダミーの表面の間、または、それぞれ断片およびダミーの表面を
表すデータ集合の間での点対点の関係を定義することが可能である。この関係は
、トポロジにおいて一般的である連続性の関係に従う。
【0061】 従って、ダミーの表面または(図6を参照して以下に示す例における)ダミー
から導出された表面の各点は衣服または適用される衣服断片のただ1つの点に関
連する。
【0062】 更に一般的に、衣服(または、対応するデータ)の2次元断片とダミーの表面
部分または単にダミー(または、対応するデータ)から導出された部表面の部分
の間の全単射性および連続性の関係(対応または位相合同性)を定義することが
可能である
【0063】 従って、図2および図6を参照した上述の例は一対一の連続的関係または点対
点の関係に関して、または、連続的全単射性、即ち対応または「位相合同性に関
して記述できる。
【0064】 従って、図2は、半前断面とダミーの対応する表面の間の対応または位相合同
性を示し、図6は、スカートパネルとダミーから導出された表面の間の対応また
は位相合同性を示す。図5に示す例において、複雑な断片は計算に先立って細分
化されるという事実は対応または位相合同性の計算を簡素化することが可能であ
る。
【0065】 更に一般的には、衣服と当該衣服が着付けするダミー(または、身体)の間、
または、衣服とダミー又は身体を表するデータ間の位相幾何学的な関係を定義す
ることが可能である。この場合、上記の関係は、表面、及び/又は、曲線、及び
/又は、対応する(または位相合同の)点によって表される。
【0066】 従って、図7に示す他の一例において、部分的断片50に関して、断片50の
一般的でない線53に対応するか又は位相合同である1つ又は複数の境界線52
をダミー32上に作ることが可能である。
【0067】 この種の対応関係または位相合同性を確立する方法について以下に示す。
【0068】 更に、衣服または2次元断片または対応するデータは例えば三角網目などのフ
ァブリックをシミュレートするために適した網目として与えられる。
【0069】 次に、対応または位相同位相性およびダミー表面への法線により、断片の網目
は1層ずつ(裏打ち、外側層、ポケット)ダミーの3次元表面に移送される。次
に、断片は、非現実的な仕方において、ダミーの表面に対向して押し付けられる
。当該方法の終端において断片が配置される順序に断片を配置するために連続し
た層の間に少量の厚さを加えることは可能である。
【0070】 次に、網目は幾何学的に接触しているという事実を利用して、断片の網目は3
次元線によって一緒に接合される。
【0071】 次に、衣服は位相幾何学的に完全であり、一緒に裁縫され、ダミーに着せられ
る。ただし、衣服は、物理的に達成不可能な仕方において、一般的に極度に圧縮
および変形される(例えば、その場所で伸長可能である)。衣服はダミーに対向
して押し付けられているので、これは正常である。上述したように、本発明の方
法の初期ステップにおいては、衣服を構成する材料の機械的、及び/又は、幾何
学的態様に適合させようとする試行は実施されない。
【0072】 更に、衣服断片のあらゆる所与の形状に関して、「押し付け」の結果は前記衣
服断片のサイズには無関係に同じである。
【0073】 ダミーと衣服断片の間に対応を成立させることが可能な方法について次に示す
【0074】 先ず、ダミーは種々の簡単な部分に分割される。即ち、 胴(トルソー)および骨盤。 脚(又は、脚の最上部および底部)。 腕(または、前腕および上腕)。
【0075】 一断片が複数の前記部分を覆う場合には、図5を参照して上述したように、当
該断片は、対応または同位合同線に沿って更に細分化される。
【0076】 図8に示すように、ダミーの部分は楕円座標に関して記述される。各部分に関
して、最も適当な軸AA’が選定される。即ち、図8に示す例(ダミーのトルソ
ー)においては、先ず第1区分体S1の対称の中心を通り(首部を通過する)、
その次に、第2区分体S2(この例における腹部区分体)の対称の中心を通る軸
が選定される。従って、各点Mは1組の座標、ρ、θによって記述される。こ
こに、は点Mから座標基準軸の中心Oまでの距離である。ρ及びθは、基準水
平面および垂直平面に対してそれぞれ点Mを識別可能にする。
【0077】 或る特定表面に関して、の複数の値に対応するa(ρ,θ)対の値が存在す
ることがあり得る。これは、或る特定方向において、中心Oから異なる距離にお
けるダミー表面の複数の「レベル」が存在することを意味する。この場合、1個
または複数の点のみを対応するが最大値であるように保持することによってダ
ミーのボリュームを変えることが可能である。ダミーの表面を変更する他の一例
を図6に示す。対応または位相合同が確立される基準となる表面は、変更された
表面であり、この例の場合には、座標が最大である複数の点によって定義され
る表面である。
【0078】 次に、当該断片に位相幾何学的に対応する部分が、ダミーの特性線を使用して
、ボリュームから分離される。前記特性線は平坦に配置可能なダミーの表面を定
義する。
【0079】 この種の線Li(i=1…2,...31)の例を図9Aにおけるダミーの上
部に示す。即ち、 L1、L3:右アームソケットを定義する線。 L2、L4:左アームソケットを定義する線。 L5:右肩を定義する線。 L6:左肩を定義する線。 L7:右体側を定義する線。 L8:左体側を定義する線。 L9、L11、L12:腰部(ウエスト)を定義する線。 L10:正面中央を定義する線。 L13、L14、L15:首部を定義する線。 L16、L18:右手首(リスト)を定義する線。 L17、L19:左手首(リスト)を定義する線。 L20、L22:右肘(エルボ)を定義する線。 L21、L23:左肘(エルボ)を定義する線。 L24、L26:右前腕を定義する線。 L25、L27:左前腕を定義する線。 L28、L30:右上腕を定義する線。 L29、L31:左上腕を定義する線。
【0080】 図9Bは特性の線に沿って概説描写されたダミーの上正面部分を示す。
【0081】 次に、この対応または位相合同部分(または、前記部分を表すデータ)は(ρ
,θ)平面に投影される(図10)。この操作および結果の概略は断片のダミー
への「投射」と称する。投射に関係するデータは記憶される。
【0082】 この投射はダミーの表への全単射(最大半径によって訂正された)である。
【0083】 従って、ダミーの選定された帯域の投射は平面上において事前に作成される。
従って、ダミー(3Dにおける)の表面(または、前記表面を表すデータ)とそ
の投射平面の間の第1全単射が確立される。
【0084】 更に、図11に示すように、他の断片と一緒に縫い込まれるアウトラインの部
分上に同一個数の点を維持することによって断片の形状に基づいて三角網が構成
される。
【0085】 断片の三角網(メッシュ)は、次に、三角形のあらゆる転倒を防止する状態の
下において、その投射と合致するように徐々に変形される。一切の転倒を生じる
ことのない、三角網の一点の置き換えについて以下に説明する。
【0086】 使用される変形アルゴリズムは、各ステップにおいて、先ず、アウトラインの
点を、三角形が転倒しないような拘束条件を満足させる状態、および、新規なア
ウトラインが簡単な多角形のままで残ること、即ち自己交差しないことを保証す
る状態の下において、所要アウトラインに更に近い新規な位置に向かって変位さ
せる。三角形は2つの方法によって重ね合わせることが可能である。即ち、三角
形を転倒させる、即ち上下を逆にするか、または、多角形が複合多角形であるこ
とによる。次に、三角網の他の全て点が、三角形が転倒しないような拘束条件を
満足させる状態の下で、これらの点を囲む点の平均位置に置き換えられる。各点
に関して、その隣接点の重心が算定され、このようにして、前記の点は重心に追
従する。従って、三角網(メッシュ)の変形は平均偏位効果に基づく。
【0087】 実際には、最初と最後のアウトラインはアウトライン自体に十分類似し、しば
しば、多角形が「簡単な多角形」げあるという拘束条件に適合することは不必要
である。最初の三角網はその投射内に適合するように、スケール係数によって縮
小するだけで十分である。次に、網目のアウトラインから投射の対応点まで徐々
に直進することが可能である。
【0088】 このようにして、断片上の各点のダミー上の点への可逆投射が得られる。この
投射に関係するデータは記憶される。実際には、三角形の頂点とダミーの投射点
との対応が記憶される。更に、裁縫線が求められる(その対応するデータも同様
に記憶される)。
【0089】 この投射のマッピング(写像)は断片をダミーの表面上の所定場所に配置する
ことを可能にする。
【0090】 本発明においては、2つの全単射が連続して実施される。即ち、第1の全単射
は、ダミー又は3次元定義されたその(ダミーの)部分と当該ダミー又は2次元
表現された前記部分の投射との間で行われ、第2の全単射はダミーの投射と衣服
の対応する断片との間で行われる。この場合、衣服又は各断片は2次元表現され
る。
【0091】 これらの操作に関する記憶されたデータにより、2つの全単射の組合わせによ
って、ダミーの表面に対向して衣服(または、その最深層)を押し付けること、
又は、問題の衣服断片の各点はダミーの表面の点と合致しているので、ダミーの
表面上に衣服断片を配置することが可能になる。
【0092】 衣服を構成する層(ライニング、クロス、ネック、等々)は、全単射を保有す
るに十分に薄い厚さだけ分離された連続する層として3D配置される。この厚さ
は、ダミー表面の最小曲率半径に関連する。
【0093】 ダミーの各部分に関して、更に精確には、2つの連続層の間の厚さは、ダミー
の前記部分の曲率半径と比較して非常に小さく、かつ連続する厚さの和は当該部
分の曲率半径より小さくなるように選定される。最深層はダミーに対向して押し
付けられることが好ましい。換言すれば、前記最深層とダミー表面との厚さはゼ
ロである。
【0094】 従って、衣服断片の間の縫い目または接合部はそれらの裁縫線に沿って形成さ
れる。即ち、縫い目の縁に属する点および辺は併合される(これらを見付けるこ
とを全単射が可能にする)。この操作は、ダミー表面上に断片を配置するステッ
プの終了に際して断片を表すデータに関して実施される。
【0095】 図12は、ダミーに対向して衣服を押し付ける操作を要約して示す。これらの
操作は、実際には、衣服断片およびダミーを表すデータに関して実施される。
【0096】 第1ステップ(S26)において、断片に対して位相幾何学的に対応するか又
は位相幾何学的に位相合同である部分がダミーのボリュームから分離される。
【0097】 次に(ステップS28)、前記部分は平面上に2次元投射される。
【0098】 事前に、又は、先行操作と同時に得られる衣服断片の三角網は、次に(ステッ
プS29)変形される。
【0099】 2つの先行操作期間中に獲得したデータは記憶可能である。
【0100】 次に、衣服の種々層はダミー表面に対向して移送される(ステップS30)。
【0101】 最後に縫い目が形成される(衣服断片またはそれらを表すデータが裁縫線に沿
って一緒に接合される:ステップS31)。
【0102】 次に、衣服を緩める準備が整えられる。
【0103】 緩和(緩めること)の目的は各衣服断片をその均衡状態に向かって移動させる
ことにある。更に精確には、ファブリックのエネルギ状態は、既に説明済みの位
相幾何学的処理に起因して、最初、非常に高く、材料のシミュレーション開始に
適合可能であるように最小値に近い値に向かって引き下げられる。種々のアルゴ
リズムが可能であり、この種モデルに直接挿入することによって、ファブリック
をシミュレート(衝突処理)するために簡単、及び/又は、実際的な種々のレベ
ルのモデルを使用することが可能である。
【0104】 様々な特性のファブリックを比較することにより、(一般に)主要なエネルギ
要因(あらゆる偏位に関して)は牽引強度であることが判明している。牽引強度
は一般的に剪断強度よりも少なくとも100倍大きく、一般的な湾曲に対しては
、曲げ強度よりも大きい。鋭い角度を持つようにファブリックを折り畳もうとす
る場合には、曲げ強度は無視できない大きさになる。
【0105】 直線で構成される圧縮された鎖(圧縮は一般的な場合である)の長さを回復す
るために必要な偏位の観点から最も経済的な方法は、図13に示すように、線を
「折り畳む」ことである。
【0106】 これは、例えば、各点の隣接点までの距離を回復させるために各点を偏位させ
るアルゴリズムの文脈において一般的に実施されることである。しかし、この場
合、大きすぎる湾曲を得ることに関連した問題が起きる。更に、得られた折り目
はメッシュサイズ(網目寸法)の直接関数であり、従って、物理的パラメータで
はない。最終的に、高速反衝突アルゴリズムの計算時間は処理されるべき表面の
平坦度に通常密接に関係する。
【0107】 折り畳みに対抗するために曲げ強度をアルゴリズムに挿入することは一層厄介
な計算に帰着する。更に、曲げ強度は(ファブリックの曲げ強度に比較して)誇
張されなければならず、これは、高度の曲げ強度によって補償された状態のまま
残された大きい牽引強度を含む解(局部的最小)がブロックされた状態に導くこ
とがあり得る。
【0108】 本発明において、大きい表面から出発して、更に小さい表面に向かって「下方
移動する」ように問題を扱うことも可能である。例えば、先ず、なるべく牽引エ
ネルギ最小状態を求めることによって、衣服全体を均一に「変形する」(エネル
ギ計算例は以下に示す)。次に、1組の大きい衣服小断片を変形し、更に小さい
部分の複数組を後続させる、等々。部分のサイズは、当該部分を含む三角形の個
数の関数として定義されても差し支えない。従って、第1組の各部分を含む三角
形の平均個数が後続する組の各部分を含む三角形の平均個数よりも大きくなるよ
うに平均個数を選定する。こうすれば、第2の個数は第3組の各部分を含む三角
形の平均個数より大きくなる、等々。折り目の発生は空間の「穏やかな」変形を
用いることによって回避される。即ち、変形は連続的かつ微分可能であることが
好ましく、更に、連続的な導関数を持つことが好ましい(数学的見地からすれば
関数)。
【0109】 この技法が次の利点を提供する。即ち、選定された変形は、単なるファブリッ
クの変形の代わりに、空間の(連続的または微分可能な)変形である。従って、
各点は、その隣接点に対するその位置の関数でなく、3次元表現されたその位置
の関数として偏位される。変形は、ユークリッド空間の位相幾何学的な関係に適
合するように、選択可能である。この選択の結果はファブリックの衝突計算を不
必要にする。即ち、ライニングはクロスを通過し得ず、スリーブはスモールサイ
ドに接触し得ず、衣服はダミー内に貫入し得ない、等々。三角網は、基本三角形
周辺の空間の変形に関して線と見なされる程度に十分に濃密であるように選定さ
れることが好ましい。
【0110】 計算は衣服断片を表すデータに対して行われる。
【0111】 ダミーは変形しない状態を維持する。
【0112】 前述の基準を満足させる変形を達成するためには、ファブリックにとって局部
的である標準フレームにおけるあらゆる三角形の転倒を回避する状態の下で、変
形が、ダミーから来て、フィールドライン(「ポテンシャルフィールドの方向)
に沿って一方向に移動し、問題の瞬間においては、他の2つの方向において、フ
ァブリックの表面に沿って移動すれば充分である。ファブリックの縁(表面が定
義されていない所)においては、変形が同一等ポテンシャル状態に維持されれば
十分である。ダミーが簡単すぎる(特に、トルソーに腕がない)場合に着付け出
来ないことを回避するために、例えば、変形に僅かに下向き傾向を誘起すること
が可能である。
【0113】 ポテンシャルフィールドの計算コストは高いが、結果は、ダミー(および、選
定したフィールドのタイプ)にのみ依存する。従って、ダミーと共にフィールド
ラインを記憶するだけで十分である。フィールドラインは迅速に一点に収斂する
直線になり、ラインを計算すること又は長い長さ全体に亙ってそれらを記憶する
ことを不必要にする。
【0114】 ポテンシャルフィールドの計算に関しては、「Introduction t
o Implicit Surfaces」と題する論文、J.Bloomen
thal等による編集、Morgan Kaufmann Publisher
s、The Morgan Kaufmann Series in Comp
uter Graphics and Geometric Modeling
、1997に記載されている。
【0115】 変形関数は各フィールドラインに沿って選定される。この関数はエネルギ最小
化判定基準を用いて最適化される。
【0116】 処理されるべき衣服の部分(または、対応するデータ)の細分化は実質的に圧
縮または伸延された接続済み帯域の分離を意味する。随意に接続された小区分は
同等に効果的であるが、性能のわずかな損失が問題である。
【0117】 次に、所要の結果が達成される。即ち、衣服は裁縫され、ダミーに着せられ、
ファブリックの現実的なシミュレーションの開始に適合する弱いストレス(応力
)だけがかけられる。
【0118】 各断片の牽引エネルギが、2次元表現された断片の初期位置に対して算定され
る。
【0119】 例えば、問題の断片による三角網の各三角形に関して、三角形の初期位置から
のエネルギ変化が算定され、次に、全ての三角形のエネルギ変化が合計される。
【0120】 各三角形に関して、その辺の1つの長さの変化、または、エネルギ測定値とし
てのその周囲における変化を求めることができる。
【0121】 各三角形に関して、3D表現された(ダミー上の)その位置、平面内における
その休止位置、および、ファブリックのスチフネスKに関する値の関数としてエ
ネルギを計算することも可能である。
【0122】 各三角形に関する、C++言語におけるエネルギ計算モデルの例を次に示す。
【0123】 //...start of the energy computatio
n module............struct coord { floatUV[2]://co−ordinates of the tri
angle in the plane floatXYZ[3]://co−ordinates of the tr
iangle in 3D}; //The Energy function returns the en
ergy value of a //triangle deformed in 3D as a funct
ion of its position //at an instant t in 3D,of its rest
position in the //plane, and of a stiffness value K.
The units are //homogeneous. //the parameters are: //K:stiffness //a,b,c:the three points of the tria
ngle float Energy(float K、 const coord*a const coord*b const coord*c) { float Uba、Uca、Vba、Vca、surf; float dx、dY、dZ float norm、E: Uba=b−>UV[0]―a−>UV[0] Uca=c−>UV[0]―a−>UV[0] Vba=b−>UV[1]―a−>UV[1] Vca=c−>UV[1]―a−>UV[1] surf=Vca*Uba−Vba*Uca; dx=(Vca*(b−>XYZ[0]−a−>XYZ[0]−Vba(c−>
XYZ[0]−a−>XYZ[0])))/surf dY=(Vca*(b−>XYZ[1]−a−>XYZ[l]−Vba(c−>
XYZ[1]−a−>XYZ[1])))/surf; dZ=(Vca*(b−>XYZ[2]−a−>XYZ[2]−Vba(c−>
XYZ[2]−a−>XYZ[2])))surf; norm=sqrtf(dX*dX+dY*dY+dZ*dZ)−1.0f; E=K*surf*norm*norm/4; return E; } //.....end of energy computation mod
ule....
【0124】 図14は、本発明の緩和方法のステップを示す。既に述べたように、これらの
ステップは記憶されている衣服データに関して実施される。
【0125】 部分の第1セットはサイズの関数として定義される(ステップS340)。
【0126】 次に変形関数が各フィールドラインに関して選定される(ステップ S341
)。この関数は、エネルギ最小化判定基準の関数として最適化される(ステップ
S342)。エネルギ関数は自然に事前定義されている。
【0127】 一旦、最適化が達成されたならば、更に小さい部分の他の部分集合が定義され
(S344)、変形関数は再びフィールドラインの関数として選択され、かつ最
適化される。結果が満足であるとオペレータが判断したとき、又は、事前決定さ
れた反復回数の後でアルゴリズムは停止する(ステップS343)。
【0128】 転倒を発生することなしに、三角網の点を偏位させる問題を次に説明する。
【0129】 提示された問題は、三角形で囲まれたメッシュノードNoを示す図15A及び
15Bを参照して説明される。図15Bにおいて発生した場合とは異なり、一切
の三角形が転倒することなくNoを偏位させることが望ましい。
【0130】 先ず(図16)、例えばPが三角形の外側アウトラインが「見える」ような全
ての点Pを含む(凸)多角体が算定される。多角体はアウトラインの全ての辺に
よって定義される半平面の交差(図16の陰部分)によって構成される。元のノ
ードNoが拘束条件を満足させるので、この交差は空ではない。アウトラインが
凸状であるならば、計算は一切必要でなく、アウトライン内のあらゆる点は点P
である。
【0131】 結果は凸多角体である。次に、図17Aに示すように、上述した方法と同様に
三角形を維持する中間最終点No’を算定することが可能である。図17Bは結
果として得られる多角体を示す。
【0132】 問題は、図18に示すように結果として得られる凸面が開いていることがあり
得るということ以外は、縁上の点に関する場合と同じである(即ち、三角形によ
って完全に囲まれるとはかぎらない)。
【0133】 従って、偏位は三角形の外側アウトラインを内部から直接的に見える全ての点
の境界を定義する多角体内に限定されるという条件付きで、三角網目点は三角形
の転倒なしに偏位される。
【0134】 従って、転倒防止拘束条件に適合するということは、偏位されるべき関連点に
隣接する三角形の回転方向をテストすることを意味し、転倒が検出されると(回
転方向が逆)、更に小さい偏位(例えば、初期偏位の半分)を用いて再度試行さ
れる。全体的に欠陥がある場合には、点を無作為に偏位させることによって、現
状を打開することが可能である。
【0135】 図19は、上述の操作を含む本発明の方法の一般的な構成図である。
【0136】 第1ステップ(Sb)において、形状または衣服の部分集合は2次元表現にお
ける平坦として定義される。このステップに際して、様々な点の組み立て位置も
同様に定義可能である。このステップは、「Modaris」の名前でLect
raによって販売されているソフトウェアによって実行可能である。
【0137】 ステップS20は、上述したように、ダミーに着付けする操作をカバーする。
【0138】 詳細に説明すれば、衣服断片は、選定された後で、これらの物理的パラメータ
を考慮することなしに、ダミーの表面に対向して配置される。次に、断片は一緒
に結合され、緩和操作がこれに後続する。
【0139】 次に、例えば、有限エレメントの方法を用いて、シミュレーションステップ(
S40)が行われる。使用可能なシミュレーション方法は、D.Barafff
等により、「Large Steps in Cloth Simulatio
n」(衣類シミュレーションの進歩)Sigraph 1998、Comput
er Graphics Conference Proceedings、A
ddison−Wesley、ISBN 0−201−30988−2に記述さ
れている。
【0140】 次に、衣服の「着付け具合」が分析可能である(ステップ S50)。即ち、
次に、オペレータは、衣服を検分し、構成または全体的な印象を分析する。オペ
レータが何かに満足していないならば(例えば、特定の衣服断片が身体の一部分
に適合しない)、先行断片を交換するために新規な衣服断片を選択するか、又は
、例えば、当出願者の「Modaris」ソフトウェアによって、当該衣服断片
を改変することが可能である。
【0141】 その場合には、ダミーは、もう一度着付けされる(ステップS20)。次に、
本方法は、対応するか又は位相合同なダミーの形状に対向して断片が押し付けら
れるステップから繰り返される。形状、または、修正または置換えされた部分に
関してデータをダミーの表面へ移送するために全単射が用いられる。次に、断片
の縁が隣接する断片に接合される。緩和処理が再度実行可能であり、この処理は
衣服全体に作用して衣類をダミー上の均衡位置に落ち着かせる。従って、修正さ
れた断片と他の全ての衣服断片の間の可能性のある全ての相互作用を検討するこ
とが可能である。
【0142】 そうでない場合、即ち、オペレータが満足した場合には、当該衣服は製造可能
である(ステップS60)。
【0143】 図20は本発明の着付け(ドレッシング)方法を表す詳細な流れ図である。
【0144】 第1ステップ(S21)において、平坦パターン(2次元表現)およびダミー
が選定される。
【0145】 次に、選定された衣服のタイプがダミーの対応する部分に位相幾何学的に適合
することを確認する(ステップS22)。例えば、衣服に設けられた穴の個数が
ダミーの前記部分に設けられた穴の戸数に対応するかどうかを確認できる。適合
しないならば、例えば、既に説明されたように、ダミーの部分を併合するか、又
は、ダミーから導出された表面を決定することによって、ダミーを変更すること
が可能である(ステップ S23)。
【0146】 ステップS24(S241−S244)、S25、及びS26は、衣服断片お
よびダミーの表面または部分によって構成される各対に関して実施される。
【0147】 部分的断片、または、ダーツ切り込みを備えた断片、または、複雑な断片に対
し、次のステップの1つが実施可能である。 ステップS241:断片を他の断片と併合させる。 ステップS242:複雑な断片を細分化する。 ステップS243:ダミーへ対応する線を挿入する。 ステップS244:ダーツ切り込みを閉じる。
【0148】 次に、断片に関して網目が定義され(ステップS27)、ダミー上の点と対応
して配置されるべき点の個数が決定され、ダミーの対応する表面が平坦に配置さ
れる(ステップS28)。
【0149】 次に、断片のアウトラインをダミーの投射のアウトライン上に移動可能であり
(ステップS29)、網目は次第に変形される。
【0150】 従って(S33)、衣服がダミー上に「塗装される」。
【0151】 このステップS33はダミー上への衣服の配置を終了させる。
【0152】 次に、衣服は緩められる(ステップS34)。次に、機械的なシミュレーショ
ンステップ(S38)により、所与のファブリックに関して、正しいを垂下を見
付けることを可能にし、あらゆる残りの変形を除去することを可能にする。この
ようにして、ダミー上に配置された衣服の現実的画像が得られる(S39)。
【0153】 本発明の方法を実行する装置の一例を図21A及び21Bに示し、以下に説明
する。本装置は全体として参照番号119によって示される。
【0154】 図21Aは、ダミーモデル及び衣服断片を処理するように本発明の方法を適切
に使用するために構成されたマイクロコンピュータ120、表示装置122、制
御用周辺装置(例えば、キーボード124、及び、マウス125)を有するグラ
フィックスステーションの全体的な外観である。マイクロコンピュータ120は
、全ての電子装置要素、ソフトウェア、又は、ダミーに衣服断片を着付けするた
めに必要な他の構成要素を備えた計算セクションを有する。
【0155】 従って、例えば(図21B)、システム120は、プログラマブルプロセッサ
126、メモリ128、および、例えばシステムバス130に結合されたハード
ディスク132などの入力周辺装置を有する。例えば、プロセッサは、中央処理
ユニット、又は、グラフィックスワークステーションのプロセッサ又はマイクロ
プロセッサプロセッサであっても差し支えない。例えば、メモリ128は、ハー
ドディスク、読取り専用メモリ(ROM)、CD‐ROM(光コンパクトディス
ク)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、または、他の任意の
タイプのRAM、磁気または光エレメント、または、レジスタ又は他の揮発性、
及び/又は、持久メモリであっても差し支えない。ダミー着付けアルゴリズムは
、本発明の実装の任意の1つを用いて、メモリに記憶可能であり、かつ1つ又は
複数の衣服断片を用いてダミーの着付けを可能にする命令を有する。本発明の方
法を実行可にするプログラムは、コンピュータシステム又はマイクロコンピュー
タ120による読取りに適した媒体(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク
、または、CD ROM、または、取外し可能なハードディスク、または、磁気
媒体)に常駐するか、又は、記録される。プログラムは、3次元表現されたダミ
ーに衣服断片を用いて着付けする方法を提供する。
【0156】 プログラムに含まれる命令を以下に示す。 ダミー表面上またはダミー表面から導出された表面上への衣服断片の配置を配
置決定または計算させる命令。 衣服断片の裁縫線に沿って衣服断片を一緒に接合させるか又は前記衣服断片の
接合を計算させる命令。 ダミー表面上の位置から平衡位置まで衣服断片を緩めるか、又は、前記緩和を
計算させる命令。
【0157】 マイクロコンピュータは、選定されたダミー既に連携済みでないならば、例え
ば、ダミーの選定された部分の投射を計算するか、または、ポテンシャルフィー
ルドラインの値を計算、又は、三角網とそれらの変形を実施し、及び/又は、ダ
ミーへ衣服を適用する操作を実施する手段を有する。計算手段はエネルギ(牽引
エネルギ)を計算し、かつ緩和に際して計算されたエネルギを最小化することを
可能にする。
【0158】 マイクロコンピュータ120がダミーの形状を生成するようにプログラムされ
るか、又は、この種の形状は、例えばメモリ128内に前以て記憶されているこ
とが可能である。同様に、衣服断片の形状は事前に記憶されることも可能である
。この場合、ダミー及び1つ又は複数の衣服断片の選択を可能にする手段が備え
られる。これらのエレメントはコンピュータ支援設計(CAD)又は自動生成シ
ステムによって獲得可能である。
【0159】 マイクロコンピュータ120は、例えば印字装置132などのような他の周辺
装置にも接続可能である。マイクロコンピュータは例えばインターネット又はイ
ンターネットタイプの電子装置ネットワークへ接続可能であり、ダミー、及び/
又は、衣服に関係するデータの送信を可能にする。
【0160】 オペレータによって選択されたダミーを表す画像をスクリーン122上にディ
スプレイすることが可能である。オペレータは、既に説明したように、衣服断片
の物理的特性を考慮することなく、ダミー表面に対向して配置される衣服断片を
選択する。更に、ダミーに対向して押し付けられた衣服分断片に関して、緩和に
先立って、それらの圧縮された状態の中間ディスプレイを装置122上において
実施することも可能である。次に、断片を一緒に接合する操作が実施され、緩和
ステップがこれに後続する。
【0161】 次に、オペレータは、衣服を検分し、構成または全体的な印象を分析すること
が可能であり、オペレータが何かに満足できない場合には、先行断片に置き換え
るために新規な衣服断片を選択するか、又は、衣服断片を修正することが可能で
ある。
【0162】 当該断片がシミュレーションによって有効化された後で、例えば、ファブリッ
クの断片を裁断する操作により、衣服を物理的に作成することも可能である。こ
の種の裁断操作は、例えば、文書米国特許第5,825,652号に記載されて
いるような既知の方法および装置を用いて実施可能である。
【0163】 この種の装置を図22に示す。この種装置には、例えば織物ファブリックのよ
うな切り出しされるべき材料のシート138について記載する裁断表タイプの手
段136、前記の表の上で裁断ツール140を位置決めし、かつ偏位させる手段
、および、位置決め及び裁断手段を制御する制御手段142が含まれる。制御手
段はコンピュータ手段である。それらには、更に、それらのデータが伝送された
後で裁断されるべき断片を検分する手段144、及び/又は、裁断表に関して位
置決めされた断片の帯域を検分する手段が含まれる。
【0164】 装置119によってシミュレーションすることによって本発明において有効化
される断片に関係するデータは、例えば、電子通信ネットワークのリンク146
を介して裁断デバイスを制御する制御手段142に伝送可能である。フロッピー
ディスクタイプの媒体上にデータを記憶し、その後で、裁断デバイスを制御する
ために制御手段142のメモリ内にデータをロードすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
本発明の特性および利点は、説明的な方法よって提示される実装および限定的
でない例、及び、以下に示す添付図に関する記述から一層明瞭になるはずである
【図1】 シミュレートするアセンブリによる従来の技法を示す図である。
【図2】 本発明の方法において衣服断片をダミーへ適用するステップの例を示す図であ
る。
【図3】 本発明の方法において衣服断片をダミーへ適用するステップの例を示す図であ
る。
【図4】 本発明の方法において衣服断片をダミーへ適用するステップの例を示す図であ
る。
【図5】 本発明の方法において衣服断片をダミーへ適用するステップの例を示す図であ
る。
【図6】 本発明の方法において衣服断片をダミーへ適用するステップの例を示す図であ
る。
【図7】 対応する線をダミーに挿入するステップを示す図である。
【図8】 楕円座標を用いてダミーの部分および基準フレームを図表的に示す図である。
【図9】 それぞれダミーの部分の特性線および衣服断片に位相幾何学的に対応するダミ
ーの部分を示す図表的な外観図である。
【図10】 平面上に展開された図9のダミーの部分を示す図である。
【図11】 衣服断片の三角網を示す図である。
【図12】 ダミーに対向して衣服断片を押し付ける方法のステップを示す図である。
【図13】 直線で構成される圧縮された鎖の長さを回復するための偏位を節約する方法を
図表的に示す図である。
【図14】 本発明の緩和方法のステップを示す図である。
【図15】 三角形で囲まれたメッシュノードを示す図である。
【図16】 三角形の集合としての多角形を示す図である。この多角形は全ての三角形の外
側アウトラインが見える全ての点を含む。
【図17】 転倒問題を回避する三角網目点の偏位を示す図である。
【図18】 転倒しない、即ち上下が逆転しない条件に適合するように偏位が可能な三角形
網目点を含む帯域を示す図である。
【図19】 ダミーに服を着せ、シミュレーションを実施し、「着付け具合」を分析する本
発明の一般的な方法を図表的に示す図である。
【図20】 ダミーに服を着せる本発明の方法のステップを示す図である。
【図21】 本発明を実行するための装置を示す図である。
【図22】 本発明のシミュレーションに結合された裁断装置および検分装置を示す図であ
る。
【符号の説明】
30 半前面断片 32 バスト 34,36 断片の部分(併合される) 38 衣服断面 40 ダーツカット(切込み) 44 スカートパネル 46 ダミーから導出された面 48 ダミー 120 システム 122 スクリーン 128 メモリ 130 システムバス 132 ハードディスク 138 材料シート 140 位置決め手段 144 裁断手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラモン、イエペス、セゴビア スペイン国マドリッド、プエルト、デ、カ ネンシア、16

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ(119)のメモリ内に記憶されたデータによって表され、かつ
    裁縫線を有する衣服断片で構成された衣服を、コンピュータ(119)のメモリ
    内に記憶されたデータによって表されるダミーモデル上において検分する方法で
    あって、 前記衣服断片(30,34,36,38,40,44,50)を前記ダミーモ
    デル(32,42)表面上、または、ダミーモデル表面から導出された表面(4
    8)上に配置するステップと、 それらの裁縫線に沿って前記衣服断片を接合するステップと、 各衣服断片を前記ダミーモデル表面上のその位置から前記ダミーモデル上のそ
    の平衡位置まで緩めるステップと を含む方法。
  2. 【請求項2】 衣服断片の少なくとも1つの部分と前記ダミー表面の対応する部分との間に全
    単射的かつ連続的関係を確立することによって前記衣服断片が前記ダミーモデル
    表面上に配置される請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 衣服断片を表す諸点と前記ダミー表面の対応する部分上の諸点との間に全単射
    的かつ連続的関係を確立することによって前記衣服断片が前記ダミーモデル表面
    上に配置される請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 衣服断片と前記ダミーモデル表面の対応する部分との間に全単射的かつ連続的
    関係を確立する前記ステップにおいて、 前記衣服断片に関して位相幾何学的に対応するか、または、位相幾何学的に位
    相合同である前記ダミーモデルの一部分を選択するステップと、 前記ダミーモデルの前記部分を平面上に投射するステップと、 前記断片が前記投射と一致するように前記断面を変形するステップと を含む請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記衣服断片の三角網が実施され、 前記断片の前記三角網が前記投射と一致するように前記三角網同が変形される 請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記投射のアウトライン上の諸点に対して前記断片のアウトラインを定義する
    諸点を偏位させるステップと、 前記断片の前記アウトライン内の三角形の頂点である諸点を偏位させるステッ
    プと によって前記断片の前記三角網が変形される請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記断片の前記三角網の三角形が転倒してはならないという拘束条件の下にお
    いて前記三角形が変形される請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 衣服断片を緩める前記ステップにおいて、 前記衣服断片を部分の第1集合に細分化するステップと、 前記衣服断片のエネルギ関数を最小化する条件の下において部分の前記集合を
    変形させるステップと を含む請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記衣服断片を緩める前記ステップにおいて、更に、 前記第1集合の前記部分より小さい部分の第2集合に前記衣服断片を細分化す
    るステップと、 前記衣服断片のエネルギ関数を最小化する条件の下において部分の第2集合を
    変形させるステップと を含む請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記エネルギ関数が前記衣服断片の牽引エネルギを表す請求項8に記載の方法
  11. 【請求項11】 前記衣服断片の前記エネルギ関数が2次元表現された前記断片の位置に対して
    ファブリックのスチフネスKに関する値の関数として計算される請求項8から1
    0のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 部分の前記集合を変形する前記ステップにおいて、 前記ダミーモデルから到来するフィールドラインに沿って偏位させるステップ
    と、 他の方向において、前記ファブリックの前記表面に沿って偏位させるステップ
    と を含む請求項8から11のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記フィールドラインに対応するデータが事前に記憶されている請求項12に
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 部分の前記第1および第2集合の前記部分が前記衣服断片の接続された帯域で
    ある請求項9から13のいずれかに記載の方法。
  15. 【請求項15】 衣服断片が前記ダミーモデル(32)の表面上に前記断片を配置する以前に閉
    じられたダーツ切込み(40)を備える請求項1から14のいずれかに記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 2つの衣服断片(34,36)が前記ダミーモデル(32)の表面上に配置さ
    れる以前に一緒に接合される請求項1から15のいずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記衣服断片(40)の1つが前記ダミーモデル(42)の前記表面上に配置
    される以前に少なくとも2つの小断片に細分化される請求項1から16のいずれ
    かに記載の方法。
  18. 【請求項18】 更に、「交換されるべき断片」と称する緩められた衣服断片の1つを選択する
    ステップと、 「交換用断片」と称する別の衣服断片を選択するステップと、 前記のダミーモデル表面上に前記交換用断片を配置するステップと、 前記交換用断片をその裁縫線に沿って他の断片に接合するステップとを含み、
    該当する場合において、 全ての衣服断片を前記ダミー表面上のそれらの位置から前記ダミーモデル上の
    それらの均衡位置まで緩めるステップを 含む請求項1から17のいずれかに記載の方法。
  19. 【請求項19】 更に、「修正されるべき断片」と称する前記の緩められた衣服断片の1つを選
    択するするステップと、 前記断片を修正するステップと、 前記ダミーモデル表面上に修正された前記断片を配置するステップと、 修正された前記断片をその裁縫線に沿って他の断片に接合するステップとを含
    み、該当する場合において、 前記衣服の緩められた全ての前記断片を前記ダミーの前記表面上のそれらの位
    置から前記ダミーモデル上のそれらの均衡位置まで緩めるステップと を含む請求項1から18のいずれかに記載の方法。
  20. 【請求項20】 更に、前記衣服を機械的にシミュレートするステップを含む請求項1から19
    のいずれかに記載の方法。
  21. 【請求項21】 衣服断片を作成する方法であって、前記方法において、 請求項1から20のいずれかに記載の方法を用いてダミーモデル上における前記
    衣服を下検分するステップと、 前記衣服の前記断片を作成するステップと を含む方法。
  22. 【請求項22】 ダミーモデル上の衣服断片を検分する装置(119)であって、 コンピュータ手段(120,126,128,132)を有し、前記コンピュ
    ータ手段において、 前記ダミーモデル表面上または前記ダミーモデル表面から導出された表面上に
    衣服断片を配置するステップと、 前記衣服断片をそれらの裁縫線に沿って一緒に接合するステップと、 前記衣服の前記断片を前記ダミーモデルの前記表面上のそれらの位置から前記
    ダミーモデル上のそれらの均衡位置まで緩めるステップとを含み、 前記ダミーモデルおよび前記ダミーモデル上の前記衣服断片を検分する手段(
    122)を 有する装置。
  23. 【請求項23】 更に、前記選定済みダミーモデル、及び/又は、前記選定済み衣服断片を検分
    することを可能にする請求項22に記載の装置。
  24. 【請求項24】 更に、選定済み衣服断片を修正するか、又は、衣服断片を他の衣服断片によっ
    て置き換える手段(24,125)を有する請求項22または23に記載の装置
  25. 【請求項25】 更に、事前確立した衣服データベースから衣服断片を選択する手段(124,
    125)を有する請求項22から24のいずれかに記載の装置。
  26. 【請求項26】 更に、事前確立したダミーデータベースからダミーモデルを選択する手段(1
    24,125)を有する請求項22から25のいずれかに記載の装置。
  27. 【請求項27】 更に、前記衣服断片、及び/又は、前記ダミーモデルに関するデータを記憶す
    る手段を有する請求項22から26のいずれかに記載の装置。
  28. 【請求項28】 衣服断片を作成する装置であって、 請求項22から28のいずれかに記載の検分装置(119)と、 衣服断片を裁断する裁断手段(136,138,140,150)と、 前記検分装置(119)と前記衣服断片を裁断する裁断手段の間でデータを伝
    送するデータ伝送手段(146)と、 を有する装置。
  29. 【請求項29】 前記衣服断片を裁断する前記裁断手段(140,150)がマイクロコンピュ
    ータ(142)によって制御され、前記データ伝送手段(146)が前記検分装
    置(119)と前記マイクロコンピュータを相互接続する請求項28に記載の装
    置。
  30. 【請求項30】 前記データ伝送手段(146)が通信ネットワークの部分である請求項28ま
    たは29に記載の装置。
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