JPH09271538A - ゴルフボール - Google Patents
ゴルフボールInfo
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- JPH09271538A JPH09271538A JP8106317A JP10631796A JPH09271538A JP H09271538 A JPH09271538 A JP H09271538A JP 8106317 A JP8106317 A JP 8106317A JP 10631796 A JP10631796 A JP 10631796A JP H09271538 A JPH09271538 A JP H09271538A
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Abstract
有するジイソシアネートが脂肪族である熱可塑性ポリウ
レタンエラストマーを用いることにより、ボールの初速
(反発性)が向上し、飛距離が増大すると共に、優れた
打感とコントロール性を有し、アイアンショット時の耐
擦過傷性が向上し、カバー表面の変色性が少なく、成形
性の良好なゴルフボールを得る。 【解決手段】 コアと、該コアを被覆するカバーとから
なるゴルフボールにおいて、上記カバーの樹脂主成分と
して、ジイソシアネートが脂肪族であり、粘弾性測定に
よるTanδピーク温度が−20℃以下である熱可塑性
ポリウレタンエラストマーを用いたことを特徴とするゴ
ルフボール。
Description
らなるゴルフボールに関し、更に詳述すると、カバーと
して、特定の粘弾性特性を有し、ジイソシアネートが脂
肪族である熱可塑性ポリウレタンエラストマーを用いる
ことにより、ボールの初速(反発性)が向上し、飛距離
が増大すると共に、優れた打感とコントロール性を有
し、アイアンショット時の耐擦過傷性が向上し、カバー
表面の変色性が少なく、成形性の良好なゴルフボールに
関する。
ゴルフボールカバー用の樹脂成分としては、エチレン・
(メタ)アクリル酸共重合体のアイオノマー樹脂が、そ
の優れた打撃耐久性、耐カット性からツーピースソリッ
ドゴルフボール、一部の糸巻きゴルフボールのカバー材
料として広く用いられ、受け入れられている。
ノマー樹脂は、従来からカバー材料として用いられてい
るバラタゴムに比べて打感が硬い上に、バラタゴム対比
硬度が高いことから、アイアンショットの際自在にスピ
ンをかけることが難しく、コントロール性に劣るという
欠点があった。
較的柔軟なアイオノマー樹脂であるエチレン・(メタ)
アクリル酸・(メタ)アクリル酸エステルターポリマー
をある物性範囲のエチレン・(メタ)アクリル酸共重合
体のアイオノマー樹脂に一定範囲ブレンドしたものを軟
・硬アイオノマーブレンドゴルフボールカバーとして使
用することが提案されている(米国特許第488481
4号公報、特開平1−308577号公報)。また、2
種以上の低曲げモジュラスのエチレン・不飽和カルボン
酸・不飽和カルボン酸エステル三元共重合体の金属塩を
カバーとして使用することも提案されている(特開平5
−277208号公報)。
アクリル酸共重合体のアイオノマー樹脂をカバーに用い
たゴルフボールの問題点である打感の硬さ、コントロー
ル性を大きく改善する技術としては有効なものである。
ルカバーには以下の問題点がある。即ち、カバーが軟ら
かくなり、アイアンショットでのスピンがかかりやすく
なることはクラブフェースとカバーとの摩擦力が大きく
なっていることを意味し、このため特にツーピースソリ
ッドゴルフボールのような硬いコアを用いたボールにお
いて、アイアンショットの際、アイアンクラブフェース
の溝によりカバー表面が削り取られてしまい、ボール表
面が毛羽立ったり、ささくれ立つ現象が生じやすい。
は、硬度が低下してくると反発性が極端に低下すること
から、カバー自体の反発性も低下してボール全体として
の反発性の大幅低下につながる。
脂の代替物として比較的低価格で良好なフィーリングと
耐擦過傷性を有する熱硬化性ポリウレタンエラストマー
を使用する多くの試みが提案されている(米国特許第4
123061号、同第3989568号、同第5334
673号公報等)。
エラストマーはアイオノマー樹脂のソフト化ブレンドの
欠点である耐擦過傷性には優れているものの、原料注入
後、硬化反応させる等の複雑な操作が必要で量産化には
かなり苦心が必要である。また、熱硬化性ポリウレタン
エラストマーは脂肪族イソシアネートだけでは硬化反応
速度が遅く、早めるためには芳香族イソシアネートを一
部使用することが好ましいが、芳香族イソシアネートを
使用すると時間の経過と共にカバーが黄変してしまい、
外側に白エナメル塗料を塗布して隠蔽しても、ウレタン
カバーの黄変と共にボールとしての外観色調が変化して
しまうという問題がある。
を用いたカバーについても種々検討されている(米国特
許第3395109号、同第4248432号、同第4
442282号公報等)が、これら熱可塑性ポリウレタ
ンエラストマーはアイアン打撃時の耐擦過傷性、成型性
等は向上するものの、現在のところ、打感、コントロー
ル性、初速(反発性)等については、未だ十分に満足し
得るものではなく、更なる高性能、高品質のゴルフボー
ルの開発が望まれている。
で、打感、コントロール性、初速(反発性)、アイアン
打撃時の耐擦過傷性、変色性、及び成型性のすべてに優
れた高性能、高品質のゴルフボールを提供することを目
的とする。
発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討を重ね
た結果、コアとカバーとからなるゴルフボールにおい
て、カバーの樹脂主成分として、最適な粘弾性特性を有
し、ジイソシアネートが脂肪族である熱可塑性ポリウレ
タンエラストマーを用いることにより、このカバーでコ
アを被覆してなるゴルフボールが打感、コントロール
性、初速(反発性)、アイアン打撃時の耐擦過傷性、変
色性、及び成型性のすべてについて優れた性能を発揮し
得ることを知見した。
ルにおいて、カバー材として最適な樹脂成分について種
々検討を進めた結果、ジイソシアネートが脂肪族である
熱可塑性ポリウレタンエラストマーであって、粘弾性測
定におけるTanδ(損失弾性率/貯蔵弾性率)のピー
ク温度が−20℃以下の熱可塑性ポリウレタンエラスト
マーをカバー主材として用いることにより、初速の低下
を小さくでき、ゴルフボール用カバー材として優れた特
性を有していることを知見した。
一定の比重、硬度の高反発ソリッドコアに被覆してなる
ゴルフボールは、コアの反発性とカバー自体の反発性と
が相俟って初速(反発性)が向上し、飛距離を飛躍的に
増大させることができる。しかも、カバー材の熱可塑性
ポリウレタンエラストマーはアイアン打撃時の耐擦過傷
性にも優れており、ボール表面が毛羽立ったり、ささく
れ立ったりすることが効果的に抑制でき、脂肪族ジイソ
シアネートを用いているために時間の経過によりカバー
が黄変することがない上に、熱可塑性樹脂であるために
コアにカバーを被覆する方法として射出成型を採用する
ことができ、成型性、量産性にも優れたものである。ま
た更に、上記カバーとコアとを組合わせてなるゴルフボ
ールは、優れた打感とコントロール性を有しており、従
来の問題点を効果的に解決し得る高性能、高品質なもの
であることを見出し、本発明を完成したものである。
とを被覆するカバーとからなるゴルフボールにおいて、
上記カバーの樹脂主成分として、ジイソシアネートが脂
肪族であり、粘弾性測定によるTanδピーク温度が−
20℃以下である熱可塑性ポリウレタンエラストマー使
用したことを特徴とするゴルフボール、(2)コアが比
重0.98〜1.13のソリッドコアで、かつシス−
1,4−ポリブタジエンを主成分とするエラストマーか
らなるものである(1)記載のゴルフボール、(3)コ
アが比重0.98〜1.13のマルチプルソリッドコア
である(2)記載のゴルフボール、(4)ゴルフボール
直径が42.67〜42.9mm、硬度が100kg荷
重負荷時の変形量で2.2〜4mmである(1)乃至
(3)のいずれか1項記載のゴルフボール、及び、
(5)カバーの脂肪族ジイソシアネートがヘキサメチレ
ンジイソシアネートである(1)乃至(4)のいずれか
1項記載のゴルフボールを提供する。
本発明のゴルフボールはコアとカバーとからなり、該カ
バー樹脂の主成分を、粘弾性測定におけるTanδピー
ク温度が−20℃以下であり、ジイソシアネートが脂肪
族である熱可塑性ポリウレタンエラストマーとするもの
である。
カバー樹脂の粘弾性特性の一つの指標であり、この場
合、Tanδピーク温度は下記に示す方法で測定する。
即ち、用いる試験片は厚さ1.0mm、幅12.0〜1
2.7mm、長さ30〜35mmとし、この試験片をR
heometrics社製の粘弾性スペクトルメータD
ynamic Analyzer RDAIIで、周波
数10Hz、−100℃〜+80℃の温度範囲にわたっ
て損失弾性率と貯蔵弾性率を測定し、Tanδ値(損失
弾性率/貯蔵弾性率)を求め、Tanδ値がピークを示
した時の温度をTanδピーク温度とする。
ク温度は−20℃以下であり、より好ましくは−20〜
−50℃の範囲である。Tanδピーク温度が−20℃
より高くなるとカバー材の反発性が不足し、それをカバ
ー材として被覆したボールの反発性(初速度)が低くな
り、十分な飛距離が得られない。
度が−20℃以下で、ジイソシアネートが脂肪族である
熱可塑性ポリウレタンエラストマーの分子構造は、高分
子ポリオール化合物からなるソフトセグメントと、ハー
ドセグメントを構成する単分子鎖延長剤と、脂肪族ジイ
ソシアネートからなる。
限されず、ポリエステル系ポリオール、ポリオール系ポ
リオール、コポリエステル系ポリオール、ポリカーボネ
ート系ポリオールのいずれでもよく、ポリエステル系ポ
リオールとしては、ポリカプロラクトングリコール、ポ
リ(エチレン−1,4−アジペート)グリコール、ポリ
(ブチレン−1,4−アジペート)グリコール等が挙げ
られる。コポリエステル系ポリオールとしては、ポリ
(ジエチレングリコールアジペート)グリコール等が挙
げられる。ポリカーボネート系ポリオールとしては、
(ヘキサンジオール−1,6−カーボネート)グリコー
ル等が挙げられる。ポリエーテル系ポリオールとして
は、ポリオキシテトラメチレングリコール等が挙げられ
る。これらの数平均分子量は約600〜5000、好ま
しくは1000〜3000である。
変性を考慮して脂肪族ジイソシアネートが用いられる。
具体的にはヘキサメチレンジイソシアネート(HD
I)、2,2,4−(2,4,4)−トリメチルヘキサ
メチレンジイソシアネート(TMDI)、リジンジイソ
シアネート(LDI)等が挙げられるが、特にヘキサメ
チレンジイソシアネート(HDI)が他の樹脂とブレン
ドする際の相溶性の点から好ましい。
の多価アルコール類、アミン類が用いられ、具体的には
1,4−ブチレングリコール、1,2−エチレングリコ
ール、1,3−プロピレングリコール、1,6−ヘキシ
ルグリコール、1,3−ブチレングリコール、ジシクロ
ヘキシルメタンジアミン(水添MDA)、イソホロンジ
アミン(IPDA)などが挙げられる。
ク温度が−20℃以下で、ジイソシアネートが脂肪族の
熱可塑性ポリウレタンエラストマーとしては市販品を用
いることができ、例えば、商品名:パンデックス T−
R3080、T−7890(大日本インキ化学工業
(株)製)等が挙げられる。
させるために、上記熱可塑性ポリウレタンエラストマー
には他の熱可塑性樹脂を適宜配合することができる。こ
の場合、熱可塑性樹脂としては、例えばポリアミドエラ
ストマー、ポリエステルエラストマー、アイオノマー、
スチレンブロックエラストマー、水添ブタジエン、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などが挙げられ
る。また、熱硬化性樹脂としては、例えばポリカーボネ
ート、ポリアクリレート、ポリアミドなどが挙げられ
る。
成分以外に種々の添加剤、例えば顔料、分散剤、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、離型剤等を常用量添加することが
できる。
が、ショアD硬度で35〜60、特に38〜58の範囲
が好適である。ショアD硬度が35未満では短いアイア
ンショットでのスピンがかかりすぎてしまい、上級者で
あってもコントロールしにくくなる場合がある。一方、
ショアD硬度が60を超えると上級者にはアイアンショ
ットでのスピンが十分にかからなくなり、打感も悪くな
る場合がある。
されず種々設定することができるが、カバーの厚さは1
〜4mm、特に1.2〜3mm、比重は1.0〜1.3
5、特に1.1〜1.3とすることができる。
制限されず、糸巻きコアとしてもソリッドコアとしても
よいが、カバー材を射出成型により成形する方が成型
性、量産性に優れている点からソリッドコアが好適であ
る。この場合、単層構造のコアからなるツーピースソリ
ッドゴルフボール、2層構造コアからなるスリーピース
ソリッドゴルフボール、或いはそれ以上のマルチプル
(多層構造)ソリッドコアからなるマルチピースソリッ
ドゴルフボールとすることもできる。
多層構造)の比重は0.98〜1.13、特に1.0〜
1.1であることが好ましい。コアの比重が0.98未
満ではボール製品直径を42.67〜42.9mmとし
た時の製品重量が軽くなりすぎてゴルフ規則をはずれて
しまい、風の影響を受けやすいボールとなってしまう。
一方、比重が1.13を超えるとボール製品直径を4
2.67〜42.9mmとした時の製品重量が重くなり
すぎてゴルフ規則をはずれてしまい、反発性が低くなり
十分な飛距離を得ることができなくなる場合がある。
限されず、種々設定することができるが、直径は34.
67〜40.90mm、特に36.67〜40.50m
m、重量は21.4〜40.5、特に26.0〜39.
45g、硬度は100kg荷重負荷時の変形量で2.0
〜4.2mm、特に2.4〜3.8mmとすることがで
きる。
ブタジエンを主成分とするエラストマーを用いて形成す
ることが好ましく、これ以外は、公知の材料を使用して
公知の方法により製造することができる。
ルを形成する方法は特に制限されず、従来のアイオノマ
ー樹脂カバーと同様に例えばコアにカバー材をそのまま
射出成型する方法、カバー樹脂で予め半球殻状の2個の
ハーフカップを形成し、これらハーフカップでコアを被
包し、140〜180℃で2〜10分間加圧加熱成型す
る方法等を採用することができる。
成形した後、その表面にバフ研磨、スタンプ、塗装等の
完成作業を行うことができる。
るが、ボール硬度は100kg荷重負荷時の変形量で
2.2〜4mm、特に2.5〜3.5mmであることが
好ましい。
のもとで行われており、本発明のゴルフボールも当然の
前提として、重量、直径、対称性、及び初速等はゴルフ
規則(日本ゴルフ協会)の付属規則、III、球
(a),(b),(c),(d)等に従い、重量は4
5.93g以下、直径は42.67mm以上、初速はR
&Aの承認する装置で測定したとき76.2m/sec
以内(誤差許容値は最大2%(77.7m/sec)ま
で、テスト時の球の温度は23±1℃)で適宜設定する
ことができるものである。
特性を有するジイソシアネートが脂肪族である熱可塑性
ポリウレタンエラストマーを主材とするカバーでコアを
被覆してなるものであり、初速(反発性)の向上によ
り、飛距離が増大すると共に、優れた打感とコントロー
ル性を有し、カバー表面が経時的に黄変せず、アイアン
クラブ打撃による擦過傷の生じることが少なく、成型
性、量産性にも優れたものである。
的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもの
ではない。
成物を混練して、モールド内で155℃、20分間加硫
成型することによりA〜Dの4種類のソリッドコアを成
形した。得られたソリッドコアの直径、比重、硬度、及
び初速を測定し、結果を表1に併記する。なお、表1の
各成分の配合量はすべて重量部である。
(株)製)、表面硬度=47(ショアD)、比重1.1
5
ン白5重量部、ステアリン酸マグネシウム0.3重量部
をスクリュー式二軸押出機で混練し、カバー組成物を得
た。
D)、比重、Tanδピーク温度を測定した。結果を表
2に併記する。なお、Tanδピーク温度の測定は上述
した方法で行った。
(コアEは更に中間層を設けたコアである)に上記カバ
ー組成物を表2の組合わせに従って射出成型により被覆
して実施例1〜5、及び比較例1〜4のツーピースソリ
ッドゴルフボールを得た。
に従って諸特性を評価した。結果を表2に併記する。ゴルフボール硬度 ボールに100kg荷重をかけた時の変形量(mm)を
測定した。数値が大きいほどボールが軟らかいことを示
す。初速 USGA(R&A)の測定法に準拠して測定した。飛びテスト スウィングロボットマシンを用い、クラブは1番ウッド
(ドライバー)を用いてヘッドスピード45m/sec
(HS45)で実打した時のキャリー、トータル距離を
測定した。打感 プロ、トップアマ各5人のゴルファーによる1番ウッド
(ドライバー)での実打テストにより、下記評価基準で
測定した。 ◎:大変良い ○:良い ×:悪いコントロール性 プロ、トップアマ各5人のゴルファーによるピッチング
ウェッジでの実打テストにより、下記評価基準で測定し
た。 ◎:大変良い ○:良い ×:悪いアイアン打撃耐擦過傷 ボールを23℃に保温し、ピッチングウェッジをスウィ
ングロボットマシンに取り付け、ヘッドスピード33m
/secにおいて、ボール1個について通常打撃で3箇
所を打撃し、3箇所の打撃部分を次の基準で評価した。 5点:ボール表面が全く変化しないか、又はクラブフェ
ース跡がわずかに残る程度 4点:クラブフェースの跡がかなり残るが、カバー表面
の毛羽立ちはない 3点:表面が毛羽立ち、ささくれが目立つ 2点:表面が毛羽立ち、亀裂がはいる 1点:ディンプルが削りとられている黄変性(ΔYI) 水銀灯:スガ試験機(株)製G/B変色促進試験機FM
−1/東芝退色試験用水銀ランプH400−Fを用い2
4時間照射した。 耐 熱:65℃の恒温槽に48時間放置した。
03反射法に従い、スガ試験機(株)製多光源分光測光
計MSC−IS−2DHにて測定した。数値が大きいほ
ど黄変が強いことを示す。
ート/アジペート系ポリオールの無黄変タイプ熱可塑性
ポリウレタンエラストマー、表面硬度=91(JIS−
A),41(ショアD) *6:大日本インキ化学工業(株)製脂肪族イソシアネ
ート/アジペート系ポリオールの無黄変タイプ熱可塑性
ポリウレタンエラストマー、表面硬度=86(JIS−
A),38(ショアD) *7:大日本インキ化学工業(株)製芳香族イソシアネ
ート/アジペート系ポリオールの熱可塑性ポリウレタン
エラストマー、表面硬度=92(JIS−A),43
(ショアD) *8:大日本インキ化学工業(株)製芳香族イソシアネ
ート/ラクトン系ポリオールの熱可塑性ポリウレタンエ
ラストマー、表面硬度=98(JIS−A),53(シ
ョアD) *9:デュポン社製エチレン−メタクリル酸・メタクリ
ル酸エステル三元共重合体アイオノマー、酸含量約10
重量%、イオン種Na、エステル含量約20重量%、表
面硬度=45(ショアD) *10:三井・デュポンポリケミカル(株)製エチレン
−メタクリル酸共重合体アイオノマー、酸含量約15重
量%、イオン種Zn、イオン化度約60モル%、表面硬
度=62(ショアD) *11:三井・デュポンポリケミカル(株)製エチレン
−メタクリル酸・メタクリル酸エステル三元共重合体ア
イオノマー、イオン種Zn、表面硬度=34(ショア
D)
脂として芳香族イソシアネートを用いた熱可塑性ポリウ
レタンエラストマーを主材としているために、黄変性が
強く、粘弾性特性が適正化されていないために、初速が
でず、飛距離が十分でないものである。また、比較例
3、4はアイオノマー樹脂カバーを用いており、アイア
ン打撃耐擦過傷性に劣るものである。
ル性が優れている上に、初速(反発性)も高く、飛距離
が増大し、黄変も少なく、アイアン打撃時の耐擦過傷性
も良好であることが認められた。
させるために、上記熱可塑性ポリウレタンエラストマー
には他の熱可塑性樹脂を適宜配合することができる。こ
の場合、熱可塑性樹脂としては、例えばポリアミドエラ
ストマー、ポリエステルエラストマー、アイオノマー、
スチレンブロックエラストマー、水添ブタジエン、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などが挙げられ
る。また硬質の熱可塑性樹脂としては、例えばポリカー
ボネート、ポリアクリレート、ポリアミドなどか挙げら
れる。
Claims (5)
- 【請求項1】 コアと、該コアを被覆するカバーとから
なるゴルフボールにおいて、上記カバーの樹脂主成分と
して、ジイソシアネートが脂肪族であり、粘弾性測定に
よるTanδピーク温度が−20℃以下である熱可塑性
ポリウレタンエラストマーを用いたことを特徴とするゴ
ルフボール。 - 【請求項2】 コアが比重0.98〜1.13のソリッ
ドコアで、かつシス−1,4−ポリブタジエンを主成分
とするエラストマーからなるものである請求項1記載の
ゴルフボール。 - 【請求項3】 コアが比重0.98〜1.13のマルチ
プルソリッドコアである請求項2記載のゴルフボール。 - 【請求項4】 ゴルフボール直径が42.67〜42.
9mm、硬度が100kg荷重負荷時の変形量で2.2
〜4mmである請求項1乃至3のいずれか1項記載のゴ
ルフボール。 - 【請求項5】 カバーの脂肪族ジイソシアネートがヘキ
サメチレンジイソシアネートである請求項1乃至4のい
ずれか1項記載のゴルフボール。
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---|---|---|---|
JP10631796A JP3402059B2 (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | ゴルフボール |
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JPH09271538A true JPH09271538A (ja) | 1997-10-21 |
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JP10631796A Expired - Fee Related JP3402059B2 (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | ゴルフボール |
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