JPH09270129A - 光ディスク媒体および光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク媒体および光ディスク装置

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JPH09270129A
JPH09270129A JP7981596A JP7981596A JPH09270129A JP H09270129 A JPH09270129 A JP H09270129A JP 7981596 A JP7981596 A JP 7981596A JP 7981596 A JP7981596 A JP 7981596A JP H09270129 A JPH09270129 A JP H09270129A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アドレス情報のプリピットを必要とすること
なくランド&グルーブ方式の光ディスク媒体を実現す
る。 【解決手段】 ランド3のアドレス情報を隣接するグル
ーブ2のアドレス情報で代用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク媒体お
よび光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量の記録媒体として光ディス
ク媒体が開発され、その代表的な一つとしてCD(Compa
ct Disk)が実用化されている。これは音声信号をデジタ
ルデータとして記録した再生専用の記録媒体であるが、
現在では、デジタルデータを追記可能としたCD−WO
(CD-Write Once)、デジタルデータを書換自在としたC
D−RAM(CD-Random Access Memory)等も実用化され
ている。
【0003】このようにデータを記録できる光ディスク
媒体は、データを記録するトラックの位置を示すグルー
ブが予め形成されている。このような光ディスク媒体の
記録再生方式は、図3に示すように、大別してCLV方
式とCAV(Constant Angular Velocity)方式とがあ
り、これを応用したZCLV方式やZCAV(Zone CAV)
方式もある。
【0004】CLV方式では、光ディスク媒体を一定の
線速度で回転駆動するので、データ管理や回転速度の制
御は多少煩雑となるが、記録容量を最大に確保できる。
反対に、CAV方式では、光ディスク媒体を一定の角速
度で回転駆動するので、データ管理や回転速度の制御は
容易であるが、記録容量は多少犠牲となる。ZCLV方
式では、光ディスク媒体に複数のゾーンを設定し、複数
のゾーン間ではCLV方式と同様に略一定の線速度と
し、各ゾーンの内部ではCAV方式と同様に角速度を一
定とする。ZCAV方式でも、光ディスク媒体に複数の
ゾーンを設定するが、CAV方式と同様に角速度を一定
とし、複数のゾーン間で情報の記録再生の周波数を可変
する。
【0005】CD等の光ディスク媒体は記録容量を優先
してCLV方式を採用しており、このようなCLV方式
で情報を記録できる光ディスク媒体は、そのグルーブが
周期的に蛇行した形状に形成されている。つまり、CL
V方式により情報の記録再生が実行される光ディスク媒
体では、情報の記録再生を実行する位置の線速度を一定
とするので、このような回転制御に必要なアドレス情報
がグルーブにウォブリングで重畳されている。
【0006】例えば、CD−WO等の光ディスク媒体1
の場合、図4に示すように、情報の記録再生が実行され
るトラックを螺旋形に形成するため、このトラックとな
るグルーブ2が所定ピッチで形成されており、このグル
ーブ2がアドレス情報に対応してウォブリングされてい
る。
【0007】このような光ディスク媒体1に光ディスク
装置が情報の記録再生を実行する場合、その光学ヘッド
によりグルーブ2が光学走査される。このグルーブ2が
トラッキングエラーとは多分に相違する周波数でウォブ
リングされているので、そのトラッキング信号はトラッ
キングエラー信号とATIP(Absolute Time In Pregro
ove)ウォブル信号とが重畳されたものとなる。
【0008】そこで、バンドパスフィルタによりトラッ
キング信号からトラッキングエラー信号とATIPウォ
ブル信号とを検出し、このATIPウォブル信号をFM
(Frequency Modulation)復調回路によりFM復調すれ
ば、このFM復調信号によりトラックの絶対時間のアド
レス情報が検出される。このようにトラックのアドレス
情報が判明すれば、これに同期させて光ディスク媒体1
の回転速度を制御することができるので、一定の線速度
で移動するグルーブ2に情報の記録再生を実行すること
ができる。
【0009】上述のようなCLV方式の光ディスク媒体
1は、CAV方式に比較して記録密度が高いが、さらな
る高密度化が要望されており、これを実現する一つの手
法としてランド&グルーブ方式が提案されている。これ
はグルーブ2の間隙に存在するランド3も情報の記録再
生に利用する方式で、単純に計算すると記録密度は二倍
となる。
【0010】しかし、図4に示すように、グルーブ2に
は、そのウォブリングによりアドレス情報を記録できる
が、その間隙に過ぎないランド3には、ウォブリングに
よるアドレス情報は記録できない。このため、ランド&
グルーブ方式の光ディスク媒体(図示せず)では、ウォ
ブリングとは相違する手法によりランドとグルーブとに
アドレス情報を記録している。つまり、ランドとグルー
ブとにアドレス情報のピットをプリフォーマットし、こ
のピットによりランドとグルーブとのアドレス情報を検
出できるようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したランド&グル
ーブ方式の光ディスク媒体は、ランドとグルーブとの両
方に情報を記録できるので、記録密度を飛躍的に向上さ
せることができる。
【0012】しかし、実際には上述のようにランドとグ
ルーブとにアドレス情報のピットをプリフォーマットし
ておく必要があり、このような構造では製造上の理由か
らトラックピッチを短縮することが困難である。このた
め、実際のランド&グルーブ方式の光ディスク媒体は、
トラックピッチを短縮することができず、グルーブのみ
情報を記録する方式でトラックピッチを短縮した光ディ
スク媒体に比較して、さほど記録密度は向上していな
い。また、上述のようにアドレス情報をプリフォーマッ
トしておくことは、光ディスク媒体の生産性も阻害する
ことになる。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の光
ディスク媒体は、グルーブがアドレス情報に対応してウ
ォブリングされている光ディスク媒体において、グルー
ブとランドとの両方に情報の記録再生が実行される。従
って、ランドとグルーブとの両方に情報を記録できるの
で、記録密度を飛躍的に向上させることができる。この
場合、グルーブの間隙であるランドはウォブリングでき
ないのでアドレス情報を記録できないが、これは隣接す
るグルーブのアドレス情報で代用することができる。
【0014】請求項2記載の発明の光ディスク装置は、
グルーブがアドレス情報に対応してウォブリングされた
光ディスク媒体を回転駆動機構により回転駆動し、回転
する光ディスク媒体のグルーブを光学ヘッドにより光学
走査してウォブリングによりアドレス情報を検出し、こ
のアドレス情報に従って光ディスク媒体の回転速度を制
御する光ディスク装置において、光ディスク媒体のグル
ーブとランドとの両方に情報の記録再生を実行し、ラン
ドのアドレス情報を隣接するグルーブのアドレス情報で
代用する。従って、光ディスク媒体のランドとグルーブ
との両方に情報を記録できるので、光ディスク媒体の記
録密度を飛躍的に向上させることができる。この場合、
グルーブの間隙であるランドはウォブリングによりアド
レス情報を重畳することができないが、これが隣接する
グルーブのアドレス情報で代用されるので、プリピット
を要することなくアドレス情報が検出される。なお、本
発明で云う情報の記録再生は、情報の記録と再生との少
なくとも一方を実行することを意味する。
【0015】請求項3記載の発明の光ディスク装置で
は、請求項2記載の発明において、情報の記録再生を隣
接するグルーブとランドとに交互に実行する。従って、
ウォブリングされたグルーブに情報の記録再生を実行し
た直後に、ウォブリングされていないランドに情報の記
録再生を実行することになるので、このランドのアドレ
ス情報を直前にアクセスしたグルーブのアドレス情報で
代用できる。
【0016】請求項4記載の発明の光ディスク装置で
は、請求項3記載の発明において、グルーブのアドレス
情報を一時記憶するアドレス記憶手段を設け、一時記憶
されたグルーブのアドレス情報を隣接するランドのアド
レス情報として出力するアドレス出力手段を設けた。従
って、グルーブに情報の記録再生を実行する場合にアド
レス情報が一時記憶され、次のランドでの情報の記録再
生には一時記憶されたグルーブのアドレス情報が利用さ
れる。
【0017】請求項5記載の発明の光ディスク装置で
は、請求項2記載の発明において、光ディスク媒体の回
転速度の制御をCLV方式かZCLV方式により実行す
る回転制御手段を設けた。従って、光ディスク媒体に情
報を記録再生する線速度が略一定なので、情報の記録再
生を高密度に実行でき、ランドに情報の記録再生を実行
する場合の光ディスク媒体の回転速度の制御は、グルー
ブのアドレス情報に従って実行される。
【0018】請求項6記載の発明の光ディスク装置で
は、請求項5記載の発明において、光ディスク媒体の回
転状態を検出して回転制御手段に出力するエンコーダを
回転駆動機構に設けた。従って、光ディスク媒体の回転
速度がエンコーダにより検出され、この回転速度がCL
V方式かZCLV方式でフィードバック制御される。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて以下に説明する。なお、本実施の形態に関し、前
述した一従来例と同一の部分は、同一の名称および符号
を利用して詳細な説明は省略する。
【0020】本実施の形態の光ディスクシステム11
は、図2に示すように、光ディスク媒体12と光ディス
ク装置13とからなる。光ディスク媒体12は、図1に
示すように、ウォブリングによりアドレス情報が記録さ
れたグルーブ2が一定ピッチで形成されており、これら
のグルーブ2の間隙に位置するランド3はウォブリング
されていない。しかし、この光ディスク媒体12は、ラ
ンド3とグルーブ2との両方に情報が記録されるランド
&グルーブ方式として形成されており、その回転制御は
CLV方式とされている。
【0021】このような光ディスク媒体12に情報の記
録再生を実行する光ディスク装置13は、回転駆動機構
14、光学ヘッド15、ヘッド制御回路16、回転制御
手段に相当する回転制御回路17、等を主要部として有
している。前記回転駆動機構14は、光ディスク媒体1
2を保持するターンテーブル18、このターンテーブル
18を回転駆動するスピンドルモータ19、このスピン
ドルモータ19の回転状態を検出するエンコーダ20、
等を有しており、詳細には後述するように、光ディスク
媒体12をCLV方式で回転駆動する。
【0022】前記光学ヘッド15は、レーザ光源、対物
レンズ、ビームスプリッタ、受光素子等を有しており、
前記光ディスク媒体12に情報の記録再生を光学的に実
行する。この光学ヘッド15は、スレッジ機構によりト
ラッキング方向に移動自在に支持されており、この光学
ヘッド15の内部では、前記対物レンズがトラッキング
機構とフォーカシング機構とにより各方向に変位自在に
支持されている。
【0023】前記ヘッド制御回路16は、前記光学ヘッ
ド15に接続されており、この光学ヘッド15による情
報の記録再生に関連した各種の情報処理を実行する。つ
まり、前記受光素子の出力信号を検出し、前記レーザ光
源と前記スレッジ機構と前記トラッキング機構と前記フ
ォーカシング機構とを駆動制御する。例えば、情報の記
録時には、トラッキング制御やフォーカシング制御を実
行しながら、記録する情報に対応して前記光学ヘッド1
5のレーザ光源を駆動する。同様に、情報の再生時に
は、トラッキング制御やフォーカシング制御を実行した
状態で、前記光学ヘッド15の受光素子の出力信号を復
号する。
【0024】前記ヘッド制御回路16は、上述のような
光学ヘッド15による情報の記録再生を、光ディスク媒
体12のグルーブ2だけでなくランド3にも実行する。
より詳細には、前記ヘッド制御回路16は、前記光学ヘ
ッド15による情報の記録再生を光ディスク媒体12の
隣接するグルーブ2とランド3とに交互に実行させるよ
う設定されており、ランド3のアドレス情報は直前のグ
ルーブ2のアドレス情報で代用する。このため、グルー
ブ2のアドレス情報を光ディスク媒体12の回転角度に
対応して一時記憶するアドレス記憶手段としてメモリが
設けられており、一時記憶されたアドレス情報を隣接す
るランド3のアドレス情報として光ディスク媒体12の
回転角度に対応して出力するアドレス出力手段も設けら
れている。
【0025】前記回転制御回路17は、前記ヘッド制御
回路16と前記エンコーダ20と前記スピンドルモータ
19とに接続されており、前記ヘッド制御回路16から
入力されるアドレス情報と、前記エンコーダ20から入
力されるパルス信号とに対応して、前記スピンドルモー
タ19の回転速度をCLV方式で制御する。より詳細に
は、前記回転制御回路17は、PLL(Phase Locked Lo
op)回路を有しており、前記ヘッド制御回路16から入
力されるアドレス情報から前記光ディスク媒体12の回
転駆動の目標速度を生成し、前記エンコーダ20により
検出される前記スピンドルモータ19の回転速度を目標
速度にPLL制御で一致させる。
【0026】このような構成において、本実施の形態の
光ディスクシステム11は、光ディスク装置13に光デ
ィスク媒体12を交換自在に装填することができ、この
ように装填した光ディスク媒体12に光ディスク装置1
3により情報の記録再生を実行することができる。
【0027】その場合、光ディスク装置13の回転駆動
機構14により光ディスク媒体12が回転駆動され、最
初は回転する光ディスク媒体12のグルーブ2に光学ヘ
ッド15が情報の記録再生を実行する。このとき、ウォ
ブリングされたグルーブ2を光学走査する光学ヘッド1
5の出力信号からヘッド制御回路16がトラッキング信
号とフォーカシング信号とを検出するので、これらの信
号に従って光学ヘッド15をグルーブ2に追従させる。
【0028】同時に、ヘッド制御回路16がトラッキン
グ信号からアドレス情報を検出して回転制御回路17に
出力し、エンコーダ20がスピンドルモータ19の回転
状態を検出して回転制御回路17に出力するので、この
回転制御回路17は光学ヘッド15に対する光ディスク
媒体12の線速度が一定となるようスピンドルモータ1
9の回転速度をCLV方式でフィードバック制御する。
【0029】さらに、ヘッド制御回路16はグルーブ2
から検出されたアドレス情報を光ディスク媒体12の回
転角度に対応して一周分だけ一時記憶し、この一周の光
学走査が完了すると隣接するランド3の光学走査を開始
する。
【0030】その場合、ランド3はウォブリングされて
いないのでヘッド制御回路16はアドレス情報を検出で
きないが、この直前に一時記憶したグルーブ2のアドレ
ス情報が光ディスク媒体12の回転角度に対応して出力
するので、回転制御回路17はグルーブ2の場合と同様
に回転駆動機構14をCLV方式で駆動制御することが
できる。このランド3の一周の光学走査が完了すると隣
接するグルーブ2の光学走査が開始され、そのアドレス
情報が最前に一時記憶したアドレス情報に上書きされ
る。
【0031】以下同様に、光ディスク媒体12のグルー
ブ2とランド3とに情報の記録再生が実行されるので、
これはランド&グルーブ方式として記録密度が高い。し
かも、光学ヘッド15に対して光ディスク媒体12の線
速度を一定とするCLV方式で回転速度が制御されるの
で、さらに高密度に情報が記録される。
【0032】このCLV方式では回転制御にアドレス情
報が必要となり、グルーブ2の間隙であるランド3には
ウォブリングによりアドレス情報を重畳できないが、本
実施の形態の光ディスクシステム11では、上述のよう
にランド3のアドレス情報を直前に光学走査したグルー
ブ2のアドレス情報で代用する。このため、ランド3や
グルーブ2にアドレス情報のプリピットが必要でないの
で、グルーブ2とランド3とのピッチを短縮して記録密
度を向上させることができ、光ディスク媒体12の製造
が簡単で生産性が良好である。光ディスク装置13は、
隣接するグルーブ2とランド3とを交互に光学走査する
ので、ランド3のアドレス情報を単純な動作で適正に獲
得することができる。
【0033】なお、ここでは光ディスク装置13による
光ディスク媒体12の回転制御をCLV方式で実行する
ことを例示したが、これをZCLV方式とすることも可
能である。このZCLV方式でも光ディスク媒体12の
回転制御にアドレス情報が必要であるが、上述のように
ランド3のアドレス情報をグルーブ2から獲得できるの
で、情報記録を高密度に実行することができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明の光ディスク媒体
は、グルーブとランドとの両方に情報の記録再生が実行
されることにより、ランドとグルーブとの両方に情報を
記録できるので記録密度が高く、ランドのアドレス情報
を隣接するグルーブのアドレス情報で代用することがで
きるので、ランドやグルーブにアドレス情報のプリピッ
トが必要でなく、ランドとグルーブとのピッチを短縮し
て記録密度を向上させるとともに生産性も向上させるこ
とができ、ランド&グルーブ方式としながらプリピット
を要することなくCLV方式やZCLV方式での回転制
御が可能である。
【0035】請求項2記載の発明の光ディスク装置は、
光ディスク媒体のグルーブとランドとの両方に情報の記
録再生を実行することにより、光ディスク媒体のランド
とグルーブとの両方に情報を記録できるので記録密度が
高く、ランドのアドレス情報を隣接するグルーブのアド
レス情報で代用することができるので、光ディスク媒体
のランドやグルーブにアドレス情報のプリピットが必要
でなく、光ディスク媒体のランドとグルーブとのピッチ
を短縮して記録密度を向上させるとともに生産性も向上
させることができ、ランド&グルーブ方式としながらプ
リピットを要することなくCLV方式やZCLV方式で
の回転制御を実行することができる。
【0036】請求項3記載の発明の光ディスク装置で
は、情報の記録再生を隣接するグルーブとランドとに交
互に実行することにより、ウォブリングされたグルーブ
に情報の記録再生を実行した直後に、ウォブリングされ
ていないランドに情報の記録再生を実行することになる
ので、このランドのアドレス情報を直前にアクセスした
グルーブのアドレス情報で簡単に代用することができ
る。
【0037】請求項4記載の発明の光ディスク装置で
は、グルーブのアドレス情報を一時記憶するアドレス記
憶手段を設け、一時記憶されたグルーブのアドレス情報
を隣接するランドのアドレス情報として出力するアドレ
ス出力手段を設けたことにより、簡単な動作でグルーブ
のアドレス情報をランドのアドレス情報として代用する
ことができる。
【0038】請求項5記載の発明の光ディスク装置で
は、光ディスク媒体の回転速度の制御をCLV方式かZ
CLV方式により実行する回転制御手段を設けたことに
より、CLV方式やZCLV方式の回転制御に必要なア
ドレス情報が簡単に検出できるので、CLV方式やZC
LV方式により記録密度を向上させることができる。
【0039】請求項6記載の発明の光ディスク装置で
は、光ディスク媒体の回転状態を検出して回転制御手段
に出力するエンコーダを回転駆動機構に設けたことによ
り、光ディスク媒体の回転速度がリアルタイムに実測さ
れるので、これをアドレス情報に対応して簡単に制御す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の光ディスク媒体のランド
とグルーブとの形状を示す模式図である。
【図2】光ディスク媒体と光ディスク装置とを示す模式
図である。
【図3】光ディスク媒体の回転制御の各種方式を示す説
明図である。
【図4】一従来例の光ディスク媒体のランドとグルーブ
との形状を示す模式図である。
【符号の説明】
2 グルーブ 3 ランド 12 光ディスク媒体 13 光ディスク装置 14 回転駆動機構 15 光学ヘッド 17 回転制御手段 20 エンコーダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グルーブがアドレス情報に対応してウォ
    ブリングされている光ディスク媒体において、グルーブ
    とランドとの両方に情報の記録再生が実行されることを
    特徴とする光ディスク媒体。
  2. 【請求項2】 グルーブがアドレス情報に対応してウォ
    ブリングされた光ディスク媒体を回転駆動機構により回
    転駆動し、回転する光ディスク媒体のグルーブを光学ヘ
    ッドにより光学走査してウォブリングによりアドレス情
    報を検出し、このアドレス情報に従って光ディスク媒体
    の回転速度を制御する光ディスク装置において、光ディ
    スク媒体のグルーブとランドとの両方に情報の記録再生
    を実行し、ランドのアドレス情報を隣接するグルーブの
    アドレス情報で代用することを特徴とする光ディスク装
    置。
  3. 【請求項3】 情報の記録再生を隣接するグルーブとラ
    ンドとに交互に実行することを特徴とする請求項2記載
    の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 グルーブのアドレス情報を一時記憶する
    アドレス記憶手段を設け、一時記憶されたグルーブのア
    ドレス情報を隣接するランドのアドレス情報として出力
    するアドレス出力手段を設けたことを特徴とする請求項
    3記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 光ディスク媒体の回転速度の制御をCL
    V(Constant LinerVelocity)方式かZCLV(Zone CL
    V)方式により実行する回転制御手段を設けたことを特徴
    とする請求項2記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 光ディスク媒体の回転状態を検出して回
    転制御手段に出力するエンコーダを回転駆動機構に設け
    たことを特徴とする請求項5記載の光ディスク装置。
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