JPH09269802A - 給水用ポンプの運転制御装置 - Google Patents

給水用ポンプの運転制御装置

Info

Publication number
JPH09269802A
JPH09269802A JP8013196A JP8013196A JPH09269802A JP H09269802 A JPH09269802 A JP H09269802A JP 8013196 A JP8013196 A JP 8013196A JP 8013196 A JP8013196 A JP 8013196A JP H09269802 A JPH09269802 A JP H09269802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water supply
tank
operation time
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8013196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Kobayashi
靖司 小林
Kazumitsu Morishita
和光 森下
Kazuya Hojo
和也 北條
Takayuki Matsui
孝行 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP8013196A priority Critical patent/JPH09269802A/ja
Publication of JPH09269802A publication Critical patent/JPH09269802A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台のポンプ及び電動機の累積運転時間を
均一化できる給水用ポンプの運転制御装置の提供。 【解決手段】 水を蓄えるタンク2に、複数の電動機M
1、M2及びポンプP1、P2を所定の順序で揚水する
給水用ポンプの運転制御装置において、複数の電動機M
1、M2のそれぞれ運転時間計数手段9、10を設け、
揚水を指令する作動信号の出力で運転時間計数手段9、
10にて計数した累積運転時間の少ない電動機M1、M
2から駆動させる電動機運転指令手段11、12、1
3、14、15を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水用ポンプの運
転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば上水道の貯水場やビルの高置水槽
等において水位が低下する場合に、複数台のポンプを水
位の上下に応じて、1台又は複数台起動させて水を貯水
場や高置水槽に汲み揚げ、貯水場や高置水槽の水位が常
に一定レベル以上になるように水位の管理を行う場合、
複数台あるポンプのうち1台はバックアップ用にとって
おき、他のポンプ及びその電動機が故障した場合に特定
のバックアップポンプにより故障ポンプ及び電動機のバ
ックアップを行うようにしているが、複数台のポンプ及
び電動機の運転頻度を均一化するために、特開平1−8
6318号公報に、複数台のポンプ及び電動機に昇順ま
たは降順に序列を付し、一度の起動、停止があれば優先
順位を1台ずつずらし、優先順位の高いものから順に貯
水場の水位に応じて1台または複数台の運転を行い、運
転中のポンプ及び電動機の次に優先順位の高いポンプ及
び電動機から必要台数のポンプについてバックアップ用
ポンプとして待機させる技術が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、複数
台のポンプ及び電動機の運転及びバックアップ用のポン
プの確保を予め定めた優先順位で決定させているため、
運転頻度すなわち運転回数は均一化できるが、例えばア
パートやマンションの高置水槽において、従来の優先順
で給水駆動を設定させるものは、水の利用の多い例えば
夕方の時間帯に運転指令の割当て確率が高いポンプ及び
電動機があった場合、高置水槽の給水を行っているが、
同時に各家庭で水を使用しているため所定の水位になる
まで時間がかかり、この夕方に給水の割当てが多いポン
プ及び電動機は他に比べ運転時間が長くなり、そのた
め、劣化の度合が他よりも多く、故障の確率も高くなる
という問題があった。
【0004】本発明の目的は、複数台のポンプ及び電動
機の累積運転時間を均一化できる給水用ポンプの運転制
御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、複数の電動機によりそれぞれ駆動される複数のポン
プと、これらのポンプから送出された流動体を導く給水
管と、前記流動体を蓄えるタンクとを有する給水設備に
備えられ、前記タンク内の前記流動体の水位及び前記タ
ンク内の圧力が下がり、予め定められた下限値に達した
とき作動信号を出力し、前記タンク内の圧力が上がり、
予め定めた上限値に達したとき前記作動信号の出力を停
止するスイッチと、前記作動信号の出力で前記複数の電
動機を予め定めた順序で駆動させる電動機運転制御装置
とを備えた給水用ポンプの運転制御装置において、前記
複数の電動機のそれぞれに設けられる運転時間の累積を
計数する運転時間計数手段と、前記作動信号の出力で前
記運転時間計数手段にて計数した累積運転時間の少ない
電動機を駆動させる電動機運転指令手段とを備えたもの
である。
【0006】このように構成したので、給水指令である
作動信号が出力したとき複数の電動機から累積運転時間
が一番少ない電動機を給水用に割当てることで、複数の
ポンプ及び電動機の運転時間の均一化が図れ、劣化度合
が均一となるので、的確なる取替時期の判断ができると
共に給水設備の故障が少なくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1〜図3を用いて説明する。
【0008】図1は本発明の給水用ポンプの運転制御装
置の要部回路図であり、図2は建物の屋上に設置される
高置水槽を用いた給水設備の概要図であり、図3は本発
明の一実施形態におけるポンプ及び電動機を2台用いて
給水を行った時のそれぞれの累積運転時間の変遷を説明
するグラフである。
【0009】図2において、市水を溜める受水槽1が建
物の地下や地上部に設置されており、市水は受水槽1か
ら建物の屋上に設置された高置水槽2へ揚水管3を介し
て揚水され、建物の各居室へ給水管4を介して重力によ
り供給されている。また高置水槽2へ揚水するために、
2台のポンプP1、P2とポンプP1、P2の動力であ
る電動機M1、M2が設けられているが、本実施形態で
は、揚水管の主管3Aに2本の枝管である第1の揚水管
3Bと第2の揚水管3B、3Cの端部が受水槽1の下方
に位置している。ここで、電動機M1に接続されるポン
プP1は第1の揚水管3Bに設けられ、電動機P2へ接
続されるポンプM2は第2の揚水管3Cに設けられてい
る。
【0010】また受水槽1から高置水槽2への揚水は第
1及び第2の揚水管3B、3Cのいずれかで行い、使用
していない方のポンプ及び電動機は、故障時の予備とし
ている。高置水槽2には、高置水槽2内の水位を検出す
る複数本の長さの異なる電極棒5A〜5Eから構成され
る水位検出装置5が設けられており、高置水槽2の底部
近傍に端部が位置する一番長い電極棒5A(コモン電極
棒)と、この電極棒5Aのやや上方に端部が位置する渇
水検出電極棒5Bと、端部位置が下から順に給水指令電
極棒5Cと、給水停止電極棒5Dと、高置水槽2の上面
近傍に端部が位置する満水検出電極棒5Eが配置されて
いる。
【0011】また、水位検出装置5からケーブル5Fを
介して制御盤6に電極棒5B〜5Eで水位を検出した満
水及び給水等の信号を送出する。
【0012】次に図1の給水用ポンプの運転制御装置の
回路構成を説明する。この回路は制御盤6内に組み込ま
れており、電源P−N間に給水指令電極棒5Cの端部よ
り水位が下がると消勢する図示しないリレーの常時接点
5Cbと、常開接点7aを有する給水検出リレー7が直
列接続され、また同様に電源P−N間に給水停止電極棒
5Dが水に接触すると付勢する図示しないリレーの常開
接点5Daと、常閉接点8b1、8b2を有する給水停
止検出リレー8が直列接続されている。
【0013】また同様に電源P−N間に、端子9Aへ入
力されるパルス長の時間を計数し、計数した値を2進数
で端子9Bから出力する時間計9が接続され、電源Pと
端子9A間に後述する常閉接点14a1が接続されてい
る。また、同様に電源P−N間に、端子10へ入力され
るパルス長の時間を計数し、計数した値を2進数で端子
10Bから出力する時間計10が接続され、電源Pと端
子10A間に後述する常用接点15a1が接続されてい
る。
【0014】また、電源P−N間に、常開接点7Aと、
端子9Bに接続される端子11A及び端子10Bに接続
される端子11Bに入力されるそれぞれの値を比較し、
端子11Aの値が小さいと端子11Cから信号を出力
し、端子11Bの値が小さいと端子11Dから信号を出
力する比較器11と、端子11Cに接続され、常開接点
12aを有するリレー12、及び、端子11Dに接続さ
れ、常開接点Baを有するリレー13が接続されてい
る。
【0015】また、同様に電源P−N間に、常用接点1
2aと、常閉接点8b1と、常開接点14a1〜14a
3を有する電動機M1の起動リレー14が直列接続さ
れ、また、電源P−N間に、常開接点13aと、常閉接
点8b2と、常開接点15a1〜15a3を有する電動
機M2の起動リレー15が直列接続されている。
【0016】また、同様に、電源P−N間に、常開接点
14a3と、電動機M1が直列接続され、また、電源P
−N間に、常開接点15a3と、電動機M2が直列接続
されている。
【0017】次に、動作の説明を行う。
【0018】例えば、図3に示すグラフの時間tのt3
の時点で、高置水槽2の水位が給水指令電極棒5Cより
下になると、常閉接点5Cbが閉成するのでP−5Cb
−7−Nの回路が形成され、給水検出リレー7が付勢
し、P−7a−11により比較器11が起動する。ここ
で、図3に示すように、電動機M1、M2の累積運転時
間は電動機M1が少なく、すなわち、時間計9から比較
器11へ出力される値の方が時間計10から比較器11
へ出力される値より小さいので、P−7a−11−11
C−12−Nの回路が形成され、リレー12が付勢し、
さらに、P−12a−8b1−14−Nの回路が形成さ
れて電動機M1の起動リレー14が付勢し、P−14a
2−8b1−14−Nの回路が形成されて、電動機M1
の起動リレーが自己保持されるとともに、P−14a3
−M1−Nの回路が形成されるので、電動機M1が回転
することでポンプP1が起動し、受水槽1から第1の揚
水管3B及び主管3Aを介して高置水槽2へ水面が給水
停止電極棒5Dに接触するまで揚水が行われる。ここ
で、電動機M1の運転時間は、P−14a1−9A−9
−Nの回路によって時間計9で計数される。
【0019】また図3に示すように、t3の時間が水の
使用量が多い夕方であり、揚水1ながら給水管4より各
居室に給水するので高置水槽2の給水停止電極棒5Dが
水位を検出するまでつまり揚水を停止するまでに多くの
時間を要することが判る。
【0020】本実施形態によれば、電動機M1、M2の
運転時間が均一化となるので、給水装置の故障率の低減
が図れる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、給水指令である作動信
号が出力したとき複数の電動機から累積運転時間が一番
少ない電動機を給水用に割当てることで、複数のポンプ
及び電動機の運転時間の均一化が図れ、劣化度合が均一
となるので、的確なる取替時期の判断ができるとともに
給水設備の故障が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の給水用ポンプの運転制御
装置の要部回路図である。
【図2】給水設備の概要図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるポンプ及び電動機
の累積運転時間の変遷を説明するグラフである。
【符号の説明】
1 受水槽 2 高置水槽 3 揚水管 5 水位検出装置 9、10 時間計 11 比較器 14、15 電動機の起動リレー M1、M2 電動機 P1、P2 ポンプ
フロントページの続き (72)発明者 松井 孝行 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電動機によりそれぞれ駆動される
    複数のポンプと、これらのポンプから送出された流動体
    を導く給水管と、前記流動体を蓄えるタンクとを有する
    給水設備に備えられ、前記タンク内の前記流動体の水位
    及び前記タンク内の圧力が下がり、予め定められた下限
    値に達したとき作動信号を出力し、前記タンク内の圧力
    が上がり、予め定めた上限値に達したとき前記作動信号
    の出力を停止するスイッチと、前記作動信号の出力で前
    記複数の電動機を予め定めた順序で駆動させる電動機運
    転制御装置とを備えた給水用ポンプの運転制御装置にお
    いて、前記複数の電動機のそれぞれに設けられる運転時
    間の累積を計数する運転時間計数手段と、前記作動信号
    の出力で前記運転時間計数手段にて計数した累積運転時
    間の少ない電動機を駆動させる電動機運転指令手段とを
    備えたことを特徴とする給水用ポンプの運転制御装置。
JP8013196A 1996-04-02 1996-04-02 給水用ポンプの運転制御装置 Pending JPH09269802A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8013196A JPH09269802A (ja) 1996-04-02 1996-04-02 給水用ポンプの運転制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8013196A JPH09269802A (ja) 1996-04-02 1996-04-02 給水用ポンプの運転制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09269802A true JPH09269802A (ja) 1997-10-14

Family

ID=13709686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8013196A Pending JPH09269802A (ja) 1996-04-02 1996-04-02 給水用ポンプの運転制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09269802A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001182991A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置
CN105386969A (zh) * 2015-12-11 2016-03-09 天津市威匡电气设备有限公司 一种双排水泵控制电路
JP2016226280A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. 複数電動機の制御方法
JP2018112162A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 株式会社川本製作所 給水装置及び給水装置の制御方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001182991A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置
JP2016226280A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. 複数電動機の制御方法
CN105386969A (zh) * 2015-12-11 2016-03-09 天津市威匡电气设备有限公司 一种双排水泵控制电路
JP2018112162A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 株式会社川本製作所 給水装置及び給水装置の制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030065425A1 (en) Pump controller for submersible turbine pumps
JPH09195977A (ja) 電動モータの断続運転を制御停止させる方法
CN102272032B (zh) 运输系统
JP5396503B2 (ja) 圧力タンクの異常検知方法および給水装置
JP5189608B2 (ja) 圧力タンクの異常検知方法および給水装置
JPH09269802A (ja) 給水用ポンプの運転制御装置
JP5318263B2 (ja) 給水装置の始動方法および給水装置
JP2001214477A (ja) 水道用給液装置
US4422829A (en) Sump drain system
JP2017194044A (ja) 給水ユニット
JPS6027836B2 (ja) ポンプの運転台数制御方法
JP6817079B2 (ja) 給水装置及び給水装置の制御方法
JP2015151924A (ja) 給水装置
CN108036559B (zh) 适用于全变频压缩机并联机组的控制方法及控制装置
KR101572883B1 (ko) 부스터 펌프 급수 시스템 및 방법
JP4804747B2 (ja) ポンプの始動頻度異常を検知する給水装置の運転方法および給水装置
JP4694184B2 (ja) 給水装置およびその始動方法
JP2019132175A (ja) 自動運転ポンプ装置
EP2910787B1 (en) Water supply device
JP6492203B1 (ja) 給水装置および給水装置の制御方法
JP2764511B2 (ja) ポンプの駆動制御装置
JPH07268914A (ja) 水中ポンプと受水槽一体型加圧給水システム
JP7450374B2 (ja) ポンプ装置、インバータ及び制御方法
JPH10252660A (ja) 水中ポンプ装置
JPH05133344A (ja) ポンプの運転台数制御方法及びその装置