JPH09269709A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09269709A
JPH09269709A JP8076288A JP7628896A JPH09269709A JP H09269709 A JPH09269709 A JP H09269709A JP 8076288 A JP8076288 A JP 8076288A JP 7628896 A JP7628896 A JP 7628896A JP H09269709 A JPH09269709 A JP H09269709A
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Tamotsu Sakuraba
保 桜庭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置において、接触帯電方式での長
期間にわたる帯電性能の維持を達成すると共に、残留ト
ナーを通過させ転写シート等から付着した異物のみを除
去し、所望の適切な画像を形成すること。 【解決手段】 本発明の画像形成装置1は、像担持体2
に接触して像担持体2表面を帯電させる帯電手段3と、
帯電させた像担持体2表面に露光により形成された静電
潜像を現像剤で顕像化すると同時に、前回の転写後に像
担持体2上に残留した現像剤を回収する現像清掃手段4
とを有する画像形成装置1において、上記帯電手段3の
補助帯電手段として個々の径が0.1乃至1ミリメート
ルの複数の発泡セルを有する発泡体からなる導電性の弾
性体24を、上記帯電手段3の近傍で上記像担持体2に
圧接すると共に、上記弾性体24に電圧を印加した構成
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の電子写真方式による画像形成装置、特に、用紙等の
転写材に転写されることなく像担持体上に残留する現像
剤を、専用のクリーナを用いずに、その他の装置によっ
て回収する所謂クリーナレス型の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の画像形成装置にお
いて、回転しつつ接触する帯電ブラシで帯電させた像担
持体の表面に露光により形成された静電潜像を現像剤で
顕像化すると同時に、前回の転写の際に被転写体に転写
されずに像担持体上に残留した現像剤を回収する現像清
掃手段を備えたクリーナレス型の画像形成装置が知られ
ている。
【0003】この種の画像形成装置では、現像剤像を被
転写材に転写した後に像担持体表面に残留する現像剤
は、専用クリーナを用いて除去するのではなく、現像清
掃手段の現像剤担持体に印加されている現像バイアス電
圧と像担持体の表面電位との電位差を利用して除去され
る。具体的には、帯電ブラシで均一帯電された後、露光
により電位が減衰している像担持体表面の画像部には、
通常の反転現像と同様に、現像清掃手段から現像剤が静
電的に供給されて現像される。同時に、前回の転写後に
像担持体上に残留する現像剤であって露光を受けていな
い非画像部に位置するものは、均一帯電された像担持体
の表面電位と現像バイアスとの電位差に基づき現像清掃
手段の現像剤担持体に静電的に吸着されて回収される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、複写
機やプリンタに使用するシートとして、種々の転写紙が
提供されている。その中には、転写紙の表面に像担持体
やその周辺の機器に影響を与える特殊な材料で構成され
ていたり、糊が付着していたり、又、紙粉が多く付着し
ているようなものがある。この種の転写紙を繰り返し使
用すると、特殊材料や、糊、紙粉等の異物が像担持体に
付着し、図14に示すように出来上がった画像に黒斑点
や白抜けが現れる。これは、現像清掃手段と像担持体の
間に異物が介在することによって、異物が付着した部分
の像担持体が帯電されずに現像清掃手段よって非画像領
域であるにもかかわらず現像されてしまったり、また、
本来現像されるべき領域であるにもかかわらず、像担持
体にトナーが転移されずに白抜けとなり、更に、異物が
大きい場合には、その周囲を含めて白抜けとなって現れ
てしまうからである。
【0005】一方、これとは別に、接触帯電の装置、特
にブラシを用いた帯電装置においては、長期間にわたっ
て使用したときや、連続して多量の画像形成に使用した
場合など、帯電能力に劣化が生じ、地肌かぶり等の画像
ノイズが発生しやすい。
【0006】本発明は、接触帯電方式での長期間にわた
る帯電性能の維持を達成すると共に、残留トナーを通過
させ転写シート等から付着した異物のみを除去し、所望
の適切な画像を形成することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の画像形成装置は、像担持体に接触して像担
持体表面を帯電させる帯電手段と、帯電させた像担持体
表面に露光により形成された静電潜像を現像剤で顕像化
すると同時に、前回の転写後に像担持体上に残留した現
像剤を回収する現像清掃手段とを有する画像形成装置に
おいて、上記帯電手段の補助帯電手段として、個々の径
が0.1乃至1ミリメートルの複数の発泡セルを有する
発泡体からなる導電性の弾性体を、上記帯電手段の近傍
で上記像担持体に圧接すると共に、上記弾性体に電圧を
印加した構成を有する。
【0008】上記構成からなる本発明の画像形成装置で
は、帯電手段及び弾性体からなる補助帯電手段によって
像担持体の表面が一様に帯電され、帯電された像担持体
表面が露光されて静電潜像が形成された後、現像清掃手
段によって現像され転写シートに転写される。転写後に
転写シートから像担持体に付着した紙粉等の異物は、像
担持体の走行に伴って搬送され、弾性体と像担持体との
圧接位置で弾性体によって、その搬送が阻止され回収さ
れる。一方、像担持体上に残留する現像剤も、上述した
ように異物と同様、弾性体と像担持体との圧接位置に搬
送される。弾性体は発泡体で構成されており、現像剤は
その粒径が小さいために弾性体で阻止されずに通過し
て、現像清掃手段にて回収される。
【0009】したがって、長期間や、長時間の使用に際
しても適切に像担持体を帯電できるとともに、異物が付
着したままで適切に帯電や露光が行われずに画像に乱れ
が生じたり、現像剤に異物が混入して画像が乱れるとい
ったことが防止できる。
【0010】本発明の画像形成装置では、上記弾性体の
発泡セルの数が、1mm当たり1乃至10個であるよう
にしても良い。このように構成することにより、異物を
確実に阻止し、又、現像剤を通過させることができる。
【0011】また、上記弾性体と像担持体との圧接力
が、0.1乃至1kg/cm2であることが望ましい。
このように構成することにより、像担持体に無理な付加
をかけずに傷つけることなく、異物を確実に阻止し、
又、現像剤を通過させることができる。
【0012】さらに、上記弾性体の硬度が、0より大き
く1kg/cm2以下であることが望ましい。このよう
な硬度を有する弾性体であれば、異物を確実に阻止する
ことができ、像担持体を傷つけにくい。尚、本件でいう
硬度とは単位体積の弾性体を25%圧縮するのに必要な
単位面積当たりの力で表したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施例について説明する。図1は、本発明に係る画像
形成装置であるレーザビームプリンタ1の概略構成を示
す。このレーザビームプリンタ1では、本体1の略中央
部に、円筒体の外周面に有機光導電材料(OPC)から
なる薄膜層を形成した像担持体すなわちドラム状感光体
2が、矢印A方向に回転自在に設けられている。感光体
2の周囲には、その回転方向に沿って、補助帯電部材2
2及び帯電ブラシ3を含む帯電装置30、現像清掃装置
4、転写チャージャ5が順次配設され、感光体2の斜め
上方であって本体1内の上部にはレーザ装置6が配設さ
れている。
【0014】現像清掃装置4の下方には給紙カセット7
が設置され、この給紙カセット7に収容された転写紙P
に給紙ローラ8が圧接されている。また、給紙カセット
7からは、ガイド9a,9bに沿いかつ感光体2と転写
チャージャ5に挟まれた転写領域12を通る通紙路が形
成され、定着ローラ対10を介して本体1に付設された
排紙トレイ11上に転写紙Pが排出されるようになって
いる。さらに、本体1の下部には電源13が配設されて
いる。
【0015】帯電装置30は、図2に示すように、感光
体の主たる接触帯電手段である帯電ブラシ3と、その感
光体2の回転方向上流側に予備帯電を行なう補助帯電手
段である補助帯電部材22を有する。帯電ブラシ3は、
導電性を有するベース素管に、例えば、レーヨンに導電
性粒子であるカーボンを分散して形成した繊維を10,
000〜150,000本/インチ程度の密度で植毛し
て構成されており、感光体2との接触安定性が得られる
ように、帯電ブラシ3に対して感光体2が所定のくい込
み量(例えば、1〜3mm程度)をもってくい込んで接
触するように感光体2の軸方向に沿って配置されてい
る。その状態で感光体2の周速に対して1〜5倍の周速
をもって矢印B方向に回転する。帯電ブラシ3の周囲
は、感光体2に向かって開口するカバー18によって覆
われ、このカバー18の内側に突設した掻き落とし部材
19が、帯電ブラシ3の軸方向に沿い、かつ感光体2と
の接触部に対してブラシ回転方向(矢印B方向)の上流
側で所定のくい込み量(例えば、1〜3mm程度)をも
って帯電ブラシ3にくい込ませて配置されている。
【0016】補助帯電部材22は、感光体2の回転方向
に関して帯電ブラシ3の上流側に延設されたカバー18
の突出部18aに設けられている。この補助帯電部材2
2は、突出部18aに取り付けられた導電性の支持板2
3と、これに支持されると共に感光体2の外周面に圧接
され、複数の発泡セルを有する弾性体24とを備えてい
る。弾性体24は、発泡体である導電性のエーテル系ポ
リウレタンフォームで形成されており、その厚さは3m
mのものである。また、弾性体24に存在する発泡セル
は、トナーTの粒径よりも大きく且つ異物Dよりも小さ
いサイズであり、その大きさは、平均して0.3mmで
ある。更に、弾性体24の硬度は0.15kg/cm2
のものである。そして、弾性体24は、感光体2との圧
接力が0.1kg/cm2で、感光体2の回転方向の接
触幅が25mmで感光体2と圧接している。尚、弾性体
24は、多数のセル(空孔)を有する発泡体であるの
で、感光体2との圧接面では、弾性体24が感光体2と
無数の点で圧接している。
【0017】帯電ブラシ3は、電源13に接続されるこ
とにより、直流電圧(例えば−1200v)、もしく
は、直流電圧をスイッチングした電圧、もしくは、直流
電圧に交流成分を重畳した電圧が印加され、これにより
帯電ブラシ3のブラシ先端部において放電を生じ、感光
体2の表面が帯電される。また、補助帯電部材22の支
持板23は、ダイオード25を介して同様に電源13に
接続されている。弾性体24は、感光体2と無数の点で
圧接しており、この圧接点一つ一つにおいて感光体2と
の間の電位差で電荷注入現象が発生し、さらに、圧接点
の近傍では、セルによる空間が存在するため、微小空間
での放電現象が発生し、感光体2の表面電位が上昇す
る。この動作によって感光体2が予備帯電される。この
補助帯電部材22による予備帯電と、帯電ブラシ3によ
る帯電とで感光体2は、例えば−600v〜−900v
にほぼ均一に帯電される。
【0018】レーザ装置6は、帯電ブラシ3と現像清掃
装置4の間に位置する感光体2の表面に、画像情報に応
じてレーザビーム14を照射し、均一帯電した感光体2
の表面に電位減衰部を生じさせて静電潜像を形成する。
【0019】現像清掃装置4は、摩擦帯電性の非磁性一
成分のトナーTを収容するケーシング15を有してい
る。このケーシング15は感光体2に向かって開口し、
この開口部には現像スリーブ16が感光体2と面接触し
つつ矢印C方向に回転自在に設けてある。現像スリーブ
16は導電性弾性材料で形成され、電源13に接続され
て現像バイアスが印加されるようになっている。これに
より、現像スリーブ16の周面に層状態で保持されたト
ナーTが、その回転にしたがって現像領域に搬送され、
現像バイアス(−300V)に基づき感光体2上の静電
潜像に付着して顕像化される。ケーシング15内には、
上記現像スリーブ16とは反対方向に回転してトナーT
の凝集防止と現像スリーブ16へのトナーT供給の役割
を果たしている撹拌羽根17が設けてある。
【0020】転写チャージャ5は、給紙カセット7から
感光体2の回転と同期して転写領域12に送り込まれる
転写紙Pに、その裏面からトナーTの帯電極性とは逆極
性の電圧を印加してトナーTを静電的に引き付け、感光
体2の表面のトナーT画像を転写紙Pに転写する。
【0021】次に、上記構成からなる本実施例の帯電装
置30および上記レーザビームプリンタの動作につい
て、トナーTの帯電極性をマイナスとして説明する。な
お、図3において感光体2は、説明の便宜上平面的に示
してある。
【0022】まず、画像が形成される領域では、図3に
示すように電源13の切換スイッチを実線で示すように
切り換えて直流電圧(−1200V)をスイッチング素
子27にてスイッチングした電圧、または、切換スイッ
チを破線で示すように切り換えて、直流電圧に交流成分
を重畳した電圧を印加する。このように波形状の電圧を
印加するのは、単に直流電圧を印加した場合より、感光
体表面を均一に帯電することができ、帯電ムラを格段に
少なくできることによる。
【0023】前回の転写時に転写紙Pに転写されずに感
光体2上に残留するトナーTと転写紙Pに付着している
紙粉や転写紙表面に塗布された特殊コーティング材料や
糊等の異物Dが転写位置で感光体2に付着する。残留ト
ナーTと異物Dは、共に感光体2の回転に従って搬送さ
れて補助帯電部材22に至る。ここで、弾性部材24と
感光体2とは圧接しており、しかも弾性部材24は平均
約0.6mmの多数のセルが集まった発泡体である。し
たがって、その粒径がセル径に対して非常に小さい(お
よそ1/50以下である)残留トナーTは、この弾性部
材24を通過するが、粒径がトナーTに比べて数十倍あ
るような異物Dは、弾性部材24に阻止され捕捉され
る。このときの様子を図4に示す。ここで、弾性部材2
4は、電源13に接続されており−1200Vの電圧が
印加されているので、ここを通過する残留トナーTは、
負に帯電されることになる。さらに、感光体2の表面に
僅かに残留する静電潜像も除電あるいは帯電されて電位
差が除去され、実質的に静電潜像が除去される。
【0024】そして、残留トナーTは帯電ブラシ3によ
ってさらに非パターン化され、感光体2とともに、帯電
される。このとき感光体2の表面は、−600〜−90
0Vでほぼ均一に帯電される。また、残留トナーTのう
ち一部は、帯電ブラシ3に付着して内部に取り込まれる
ものもある。しかし、帯電ブラシ3に取り込まれたトナ
ーTは、帯電ブラシ3の回転に従って搬送され、掻き落
とし部材19によって掻き落とされて再度感光体2の帯
電ブラシ3上流側に戻される。そして、新たに搬送され
て来た残留トナーTと共に感光体2と帯電ブラシ3との
接触部分に搬送されていく。
【0025】帯電装置30を通過し、異物Dが除去され
残留トナーTが分散した感光体2の表面にレーザ装置6
から画像情報に対応したレーザビーム14が照射され
る。このレーザが照射された部分(以下、画像部とい
う)の電位はレーザの未照射部分(以下、非画像部とい
う)に対して減衰し、これにより、新たな静電潜像が形
成される。
【0026】この新たに形成された静電潜像が、感光体
2の回転に従って現像スリーブ16との接触位置にくる
と、現像スリーブ16周面に保持されたトナーTが、上
述した条件のバイアス電圧により形成される電界に基づ
き、上記画像部に静電的に付着して現像が行われると同
時に、上記非画像部に位置する帯電装置30によって帯
電された残留トナーTは、この非画像部の電位との関係
では相対的に高電位となっている現像スリーブ16に静
電的に引き付けられて確実に回収される。
【0027】以上のようにして現像されたトナー像は、
感光体2の回転に従って転写領域12に移動する。ここ
で、給紙カセット7から搬送されてきた転写紙Pの裏面
から転写チャージャ5によって正極性の電圧が印加され
る。これにより、マイナス帯電したトナーTが転写紙P
に静電的に引き付けられ、トナー像が感光体2から転写
紙Pに転写される。転写された転写紙Pは、定着ローラ
対10によってトナー像が定着された後、排紙トレイ1
1上に排出される。
【0028】一方、転写紙Pに転写されずに感光体2上
に残留したトナーTや、転写紙Pから感光体2に付着し
た紙粉等の異物Dは、感光体2の回転にともなって搬送
され前述した動作を繰り返す。
【0029】上述の実施の形態においては、帯電ブラシ
3と補助帯電部材22を一体的に構成したが、図5に示
すように、感光体2の移動方向(矢印A方向)に関して
帯電ブラシ3の上流側に別途補助帯電部材22を設け、
これにより上記した付着物や紙粉等の異物Dを回収及び
補助帯電を行うようにしても良い。各部材については、
前述の実施の形態と同一の符号を付し、その説明を省略
する。
【0030】いずれの実施形態においても、この補助帯
電部材22の弾性体24は、上述した材料に加えて、ポ
リウレタン、ポリエチレン、又はゴムに炭素等の導電材
を混入したものを発砲させて作られたものが好適に用い
られる。弾性体24の抵抗値としては約103〜109Ω
/cmとするのが適当である。さらに、硬度が0〜1.
0kg/cm2のものを用いるのが適当である。これ
は、硬度が小さいほど感光体2表面の摩耗か小さくなり
好ましく、感光体2の摩耗が許容できるレベルとして、
その上限値が定められており、また、補助帯電部材22
として感光体2と圧接して長期にわたり固体として存在
できるものであれば、その下限値はいくらであってもか
まわない。
【0031】また、弾性体24に含まれる発泡セルは、
トナーTを通過させることができ且つ異物Dを阻止でき
るサイズ、言い換えると、トナーTの粒径よりも大きく
かつ異物Dよりも小さいサイズ、約100μm〜1mm
とし、セル数で1〜10個/mmとするのが好ましい。
これは、セルの径が小さくセルの数が多いほど感光体2
との圧接点の数が増加し、電荷注入、放電箇所が増加し
て帯電性能が高くなり、残留トナーTや異物Dが付着し
て滞留したとしても帯電性能を維持しやすい。しかも、
感光体2表面の部分的な摩耗についても当接部分が多い
ので均一に摩耗しやすく、画像に影響を与えにくい。た
だし、残留トナーTが充分に通過できる大きさが必要で
あり、上述の値が好適となる。
【0032】弾性体24と感光体2との圧接力は、弾性
体24の圧接により残留トナーTの移動を規制したり、
感光体2の表面に異物Dをこすり付けたり、感光体2の
表面を傷つけたりしなで、かつ異物Dを阻止するように
調整する必要があり、その圧接力が0.1〜1kg/c
2で弾性体24を感光体2に押圧させるのが適当であ
る。これは、弾性体24が感光体2の表面と安定した圧
接を保つために一定以上の圧接力が必要であり、下限値
が設定されている。一方上限値は、感光体2の摩耗を減
らすためには圧接力は小さいほうが好ましく、感光体2
が局所的な摩耗を起こさずに帯電性能が維持できる値と
して設定されている。
【0033】また、弾性体24と感光体2との圧接部
(ニップ部)の感光体2回転方向の長さは上記と同様の
目的並びに確実に予備帯電を行うためにスペースの都合
がつくのであればある程度長いほうが望ましい。少なく
とも、帯電性能を維持するために、また、感光体との圧
接を確実なものとするために、最低限の圧接幅として1
mmは必要である。
【0034】さらに、弾性体24自身の抵抗値として1
3〜109Ω/cmとするのが適当であり、その弾性体
24に印加する電圧は約−500v〜−2000vが適
当である。なお、弾性体24に印加する電圧はその値が
周期的に変化するもの、例えば直流に交流を重ねた脈流
とするのが好ましい。その理由は、電圧の周期的な変化
により感光体2と異物Dとの付着力を弱め、異物Dの回
収効率がよくなるからである。その結果、弾性体24と
感光体2との圧接力を弱めることができ、感光体2の損
傷を軽減できる。
【0035】また、いずれの実施の形態の例でも帯電ブ
ラシ3の上流側に補助帯電部材22を設けて予備帯電を
行うようにした。このように構成する方が好ましいが、
スペースの都合上等の理由で帯電ブラシ3の下流側で帯
電ブラシ3と現像清掃手段4との間に補助帯電部材22
を設けるようにしても良い。
【0036】次に、弾性体24を感光体2に圧接させる
形態の変形例について述べる。図6に示すものは、感光
体2の回転方向に対して、弾性体24を圧接する際に上
流側の圧接力が下流側の圧接力に比べて強くなるように
弾性体24を傾斜させて圧接させるようにしたものであ
る。このように構成することにより、異物Dを圧接面の
上流側で効果的に捕捉することができ、下流側は長期の
使用でも異物Dが少ない状態で維持され、長期にわたっ
て帯電性能が維持される。
【0037】図7に示すものは、感光体2の回転方向に
対して、弾性体24を圧接する際に下流側の圧接力が上
流側の圧接力に比べて強くなるように弾性体24を傾斜
させて圧接させるようにしたものである。このように構
成することにより、弾性体24と感光体2との圧接面の
圧接力が上流側から下流側に徐々に増加することにな
り、図6に示すものに比べ広い面で異物D等を除去する
ので、異物Dを除去しやすくなるとともに、捕捉した異
物Dが弾性体24から落下して機内を汚染する可能性が
小さい。
【0038】さらに、図8に示すように、帯電装置30
の上流側及び下流側にシール部材26を設け、帯電装置
30の回りを覆うようにしても良い。このように構成す
ることによって、弾性体24で捕捉するべき異物Dの落
下や、帯電装置30の感光体2との圧接で残留トナーT
が飛散することで機内を汚染することを防止することが
できる。
【0039】また、図9に示すように、弾性体24を複
数個にして多段構成とした補助帯電部材22を用いるよ
うにしても良い。このように構成することにより、上流
側の弾性体24が主として捕捉の役目を担い、下流側の
弾性体24が主として帯電の役目を担うことになるの
で、安定した帯電性能を維持することができる。
【0040】以上説明したように、補助帯電部材22を
使用すると、感光体2に付着した紙粉等の異物Dは弾性
体24と感光体2との圧接部で弾性体24の発泡セルに
捕捉される。しかし、トナーTは弾性体24との圧接部
を通過し、帯電ブラシ3の接触領域に搬送される。した
がって、作成された画像上には図14に示す白抜け模様
が現れることがない。また、感光体2の回転と共に弾性
体24が感光体2と圧接することにより、トナーTによ
るいわゆるフィルミング現象を抑制する効果も得られ
る。
【0041】さらに、本発明においては、帯電装置30
として帯電ブラシ3と、多数の発泡セルからなる弾性体
24を有する補助帯電部材22を併用することにより、
感光体2に対する帯電特性が長期間にわたっての使用や
連続プリントによる使用によっても保証される。これ
は、いずれか一方(帯電ブラシ3若しくは、弾性体2
4)のみの使用であれば、異物Dや残留トナーTの付着
により、長期間の使用で帯電特性が劣化してくる。しか
しながら、本件においては補助帯電部材22(弾性体2
4)を用いているので、補助帯電部材22が異物等の付
着で帯電性能が劣化したとしても帯電ブラシ3は充分な
帯電性能を維持することができ、感光体2を均一に帯電
させることができる。逆に、補助帯電部材22が帯電ブ
ラシ3よりも下流側にある場合には、帯電ブラシ3に劣
化が生じたとしても補助帯電部材22によって感光体2
表面を均一に帯電させることができる。
【0042】なお、以上の実施の形態では感光体2表面
をマイナス帯電させる場合について説明したが、これと
は逆にプラス帯電させる場合にも適用できる。また、現
像清掃装置4については、接触方式を用いた場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、他の公
知の現像方式の装置をもちいても適用可能である。
【0043】以下に本発明の効果を確認するために行っ
た実験結果について述べる。図10〜13に表すグラフ
は、各設定された条件で3000枚の画像記録を行った
時の感光体2の表面粗さ(凸凹量)Raを示している。
特に記載されていない条件については、上記実施の形態
に記載の条件と同一である。感光体2の表面粗さRa
は、少ないほど好ましく、0.5μm以上になると作成
する画像に影響を与えることになり、実用上適さない。
【0044】図10に示すグラフは、縦軸に感光体2の
表面粗さを表し、横軸にセル数、すなわち25mm幅の
弾性体24にセルが幾ら含まれているかを表している。
このグラフから明らかなように、長期にわたって使用す
る際の感光体2の表面粗さを考えると、セルが25個程
度以上あることが好ましいことがわかる。
【0045】図11に示すグラフは、縦軸に感光体2の
表面粗さを表し、横軸にセル径の大きさを表している。
このグラフから明らかなように、長期にわたって使用す
る際の感光体2の表面粗さを考えると、セル径が1mm
を越えると削れ量が大きくなり、感光体2の表面が粗く
なって使用上適さないと考えられるので、セル径につい
ては1mm以下が好ましい。
【0046】図12に示すグラフは、縦軸に感光体2の
表面粗さを表し、横軸に弾性体24と感光体2との圧接
力を表している。このグラフから明らかなように、長期
にわたって使用する際の感光体2の表面粗さを考える
と、弾性体24との圧接力が1.0kg/cm2を越え
ると削れ量が大きくなり、感光体2の表面が粗くなって
使用上適さないと考えられるので、弾性体24と感光体
2との圧接力は1.0kg/cm2以下が好ましい。
【0047】図13に示すグラフは、縦軸に感光体2の
表面粗さを表し、横軸に弾性体24の硬度を表してい
る。このグラフから明らかなように、長期にわたって使
用する際の感光体2の表面粗さを考えると、弾性体24
の硬度が1.0kg/cm2を越えると感光体2の削れ
量が大きくなり、感光体2の表面が粗くなって使用上適
さないと考えられるので、弾性体24の硬度は1.0k
g/cm2以下が好ましい。
【0048】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
帯電装置によれば、像担持体に接触して像担持体表面を
帯電させる接触帯電手段の近傍で、個々の径が0.1乃
至1ミリメートルの複数の発泡セルを有する発泡体から
なる導電性の弾性体を像担持体に圧接させ、電圧を印加
することにより、像担持体に付着した異物を除去するこ
とができ、且つ、長期間にわたって安定して感光体を帯
電することができ、画質を劣化させることなく安定した
画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例を適用するレーザビームプリンタの
概略構成図である
【図2】 本実施例の帯電装置と感光体の拡大図であ
る。
【図3】 残留トナーの回収動作を説明する図である。
【図4】 補助帯電部材がトナーを通過させ、異物を阻
止している状態を示す図である。
【図5】 補助帯電部材と主たる帯電部材を独立させた
実施形態を示す図である。
【図6】 弾性体の形状の変形例を示す図である。
【図7】 弾性体の形状の変形例を示す図である。
【図8】 補助帯電部材の変形例を示す図である。
【図9】 補助帯電部材の変形例を示す図である。
【図10】 弾性体の発泡セルの密度と感光体の表面粗
さの関係を示す図である。
【図11】 弾性体の発泡セルの大きさと感光体の表面
粗さの関係を示す図である。
【図12】 弾性体と感光体への圧接力と感光体の表面
粗さの関係を示す図である。
【図13】 弾性体の硬度と感光体の表面粗さの関係を
示す図である。
【図14】 画像上に現れる白抜け模様を表した図であ
る。
【符号の説明】
2…感光体(像担持体)、3…帯電ブラシ、4…現像清
掃装置、5…転写チャージャ、6…レーザ装置、13…
電源、22…補助帯電部材、24…弾性体、30…帯電
装置、P…転写紙。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、複写
機やプリンタに使用するシートとして、種々の転写紙が
提供されている。その中には、転写紙の表面に像担持体
やその周辺の機器に影響を与える特殊な材料で構成され
ていたり、糊が付着していたり、又、紙粉が多く付着し
ているようなものがある。この種の転写紙を繰り返し使
用すると、特殊材料や、糊、紙粉等の異物が像担持体に
付着し、出来上がった画像に黒斑点や白抜けが現れる。
これは、現像清掃手段と像担持体の間に異物が介在する
ことによって、異物が付着した部分の像担持体が帯電さ
れずに現像清掃手段よって非画像領域であるにもかかわ
らず現像されてしまったり、また、本来現像されるべき
領域であるにもかかわらず、像担持体にトナーが転移さ
れずに白抜けとなり、更に、異物が大きい場合には、そ
の周囲を含めて白抜けとなって現れてしまうからであ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】以上説明したように、補助帯電部材22を
使用すると、感光体2に付着した紙粉等の異物Dは弾性
体24と感光体2との圧接部で弾性体24の発泡セルに
捕捉される。しかし、トナーTは弾性体24との圧接部
を通過し、帯電ブラシ3の接触領域に搬送される。した
がって、作成された画像上には白抜け模様が現れること
がない。また、感光体2の回転と共に弾性体24が感光
体2と圧接することにより、トナーTによるいわゆるフ
ィルミング現象を抑制する効果も得られる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図14
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】削除

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に接触して像担持体表面を帯電
    させる帯電手段と、帯電させた像担持体表面に露光によ
    り形成された静電潜像を現像剤で顕像化すると同時に、
    前回の転写後に像担持体上に残留した現像剤を回収する
    現像清掃手段と、を有する画像形成装置において、 上記帯電手段の補助帯電手段として個々の径が0.1乃
    至1ミリメートルの複数の発泡セルを有する発泡体から
    なる導電性の弾性体を、上記帯電手段の近傍で上記像担
    持体に圧接すると共に、上記弾性体に電圧を印加したこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記弾性体の発泡セルの数が、1ミリメ
    ートル当たり1乃至10個であることを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記弾性体と像担持体との圧接力が、
    0.1乃至1kg/cm2であること特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記弾性体の硬度が、0より大きく、1
    kg/cm2以下であることを特徴とする請求項1乃至
    請求項3に記載の画像形成装置。
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