JPH09269532A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH09269532A
JPH09269532A JP8023796A JP8023796A JPH09269532A JP H09269532 A JPH09269532 A JP H09269532A JP 8023796 A JP8023796 A JP 8023796A JP 8023796 A JP8023796 A JP 8023796A JP H09269532 A JPH09269532 A JP H09269532A
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JP
Japan
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camera
chamber
finder
visual field
film winding
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Pending
Application number
JP8023796A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Manabe
充雄 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication of JPH09269532A publication Critical patent/JPH09269532A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファインダの視野範囲を切り換える視野切替
装置をコンパクトに効率よく収納したカメラを提供す
る。 【解決手段】 フイルム巻取り室カバー39の電池室
36寄りには、共に略円筒形のフイルム巻取り室35と
電池室36との隣接により生じる略三角形の領域に張り
出すように、ファインダ視野切替装置10の切替操作部
32が設けられている。このような略円筒形のフイルム
巻取り室35と電池室36との隣接により生じる略三角
形の領域に、フイルム巻取り室35の軸方向に沿うよう
に配置することにより、比較的移動ストロークの長い切
替操作部32を、カメラ2の内部に効率よく収納する事
が可能になる。このため、後カバー5の一部分が出っ張
ったり、カメラ2の厚みが増したりすることがなく、カ
メラの小型、軽量化が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファインダの視野
範囲が切り換え可能なカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プリント写真の魅力や楽しみをよ
り一層一般のユーザーに広げるために、撮影した被写体
の種類や大きさによって、アスペクト比の異なるプリン
ト写真が提供されている。このようなプリント写真とし
て、従来、Cサイズプリントと呼ばれていた、標準サイ
ズであるLサイズプリント(89mm×127mm)に
加えて、横方向の長さを倍にしたパノラマプリント(8
9mm×252mm)、ハイビジョンテレビ放送でのア
スペクト比に近似させたハイビジョンプリント(89m
m×158mm)等がある。
【0003】この様なプリント写真は、撮影時にプリン
トモードを指定するプリントデータを記録し、現像所等
でのプリント時にこのプリントデータを基にして、前述
したような各撮影モードの露光範囲に相当する範囲だけ
をプリントすることにより、各モードのプリント写真が
得られる。
【0004】ところで、上述したように撮影時にプリン
トモードの指定が可能なカメラでは、選択したプリント
モードのプリント範囲を撮影者が的確に把握できるよう
に、ファインダの視野範囲も選択したプリントモードに
対応していなければならない。
【0005】このため、例えば特願平7−15294号
では、ファインダの視野範囲をハイビジョンサイズに対
応させておき、このファインダの前面に、Lサイズとパ
ノラマサイズに対応した開口を設けた視野切替板を、一
方向にスライドして挿脱させることにより、ファインダ
の視野範囲をハイビジョンサイズとLサイズ、及びパノ
ラマサイズの3段階に変化させることができるファイン
ダ視野切替装置が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなファインダ視野切替装置は、機械的な移動部分
が多いため、カメラ等に組み込むと、これらカメラの外
形が大型化してしまうという問題があった。特に、プリ
ントモードの選択部材を含む切替操作部は、撮影者が操
作し易いカメラの背面部に配置しようとすると、この操
作部分だけ背面部から突出させたり、或いは背面部全体
を肉厚にしなければならず、カメラの小型化の障害とな
っていた。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、ファインダの視野範囲を切り
換える視野切替装置をコンパクトに効率よく収納したカ
メラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカメラでは、略円筒形の前記フイルム巻取
り室と前記電池室との隣接により生ずる、フイルム巻取
り室の外壁と電池室の外壁との間の略三角形の空間に、
ファインダの視野範囲を切り換える視野切替装置の切替
操作部を、フイルム巻取り室の軸方向に沿うように設け
たものである。また、請求項2においては、前記切替操
作部を、フイルム巻取り室の壁面の一部を構成するフイ
ルム巻取り室カバーに設けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図2は、本発明のカメラを前面か
ら見たときの外観斜視図であり、また、図3は、このカ
メラを背面から見たときの平面図である。本発明のカメ
ラ2はハイビジョンモード、パノラマモード、及びLサ
イズモードの3種類のプリントモードのいずれかに切替
可能であり、本体部3と、この本体部3を前後から覆う
前カバ−4、後カバー5とから構成されている。
【0010】本体部3の前面側には、周知のシャッタ装
置(図示せず)、撮影レンズ6を有する鏡胴10、ファ
インダ装置7、ストロボ装置8、及びオートフォーカス
装置9等が設けられており、これらは何れも前カバ−4
に各々設けられた開口から外部に露出している。また、
本体部3の上面にはレリーズボタン11が設けられてい
る。
【0011】ファインダ装置7は実像式ファインダであ
り、図4に示すように、接眼レンズ21、対物レンズ2
2、中間レンズ23、及びプリズム24,25から構成
されている。そして、プリズム24とプリズム25の間
の結像面には、後ほど詳述するファインダ視野切替装置
10の視野切替部31が設けられている。
【0012】図1に示すように、本体部3中央の撮影レ
ンズ6の背面側には、露光枠であるアパーチャ33が形
成されている。そして、このアパーチャ33の一方の側
にはカートリッジ室34が形成されている。また、他方
の側には、フイルム巻取り室35と、電池50を収納す
る電池室36とが並んで形成されている。
【0013】カートリッジ室34には、写真フイルムカ
ートリッジ41が収納される。この写真フイルムカート
リッジ41は、最近提案されているAPS(Advanced P
hotoSystem )で用いられる写真フイルムカートリッジ
であり、図5に示すように、カートリッジ本体42と、
これに収納される写真フイルム43からなる。カートリ
ッジ本体42の内部には、スプール44が回動自在に組
み込まれ、写真フイルム43がその後端を係止して巻き
付けられている。
【0014】また、カートリッジ本体42のフイルム出
入口42aには、このフイルム出入口42aを光密に閉
鎖するための遮光蓋45が回動自在に取りつけられてい
る。写真フイルム43には、1撮影コマに2個づつの割
合でパーフォレーション46が形成されている。そし
て、スプール44を回動させることにより、フイルム出
入口42aから写真フイルム43が繰り出される。な
お、このようなAPS(Advanced Photo System )の写
真フイルムカートリッジについては、例えば、特開平6
−301157号公報等に詳述されている。
【0015】カートリッジ室34とフイルム巻取り室3
5の間に形成されたアパーチャ33の背面側には、フイ
ルム通路37が形成されている。このフイルム通路37
には、写真フイルム43の両側端部を前面側から保持す
る突条37aが設けられ、フイルム通路37内を走行す
る写真フイルム43の摩擦を低減させ、円滑に移動させ
る。
【0016】フイルム巻取り室35の中央部には、内部
にモータを内蔵した巻取り軸38が設けられている。そ
して、フイルム巻取り室35の背面側には、フイルム巻
取り室35の外壁の一部を構成するフイルム巻取り室カ
バー39が、ネジ止めされ取りつけられる。フイルム巻
取り室カバー39の内側には、フイルム通路37を経て
送り込まれてくる写真フイルム43を巻取り軸38方向
に押し付けるためのローラ46が取りつけられている。
【0017】フイルム巻取り室カバー39の電池室36
寄りには、図1、図6に示すように、共に略円筒形のフ
イルム巻取り室35と電池室36との隣接により生じる
略三角形の領域に張り出すように、ファインダ視野切替
装置10の切替操作部32が設けられている。
【0018】ファインダ視野切替装置10は、図7に示
すように、視野切替部31と切替操作部32とからな
る。視野切替部31は、筐体13、2枚の遮光板17、
18、ガイド枠14、回動部材15とこれを付勢するト
グルバネ16、及び連動棒20とから構成されている。
【0019】視野切替部31の各構成部品を取り付ける
筐体13の中央部には、ファインダ7の標準の視野範囲
であるハイビジョン視野範囲を規定する開口13eが設
けられ、この開口13eの周囲には規制枠13aが一体
に設けられている。L字型の遮光板17、18は、開口
13eの4辺の内、各々異なる2辺に倣うように相互に
対称に配置され、規制枠13a内で縦方向と横方向に一
定幅だけ移動可能に収納されている。また、遮光板1
7、18の屈曲部分には、軸17a、18aが一体に設
けられている。
【0020】ガイド枠14には2個の固定穴14a、1
4bが設けられ、筐体13に設けられた固定突起13
b、13cが各々圧入されることにより、ガイド枠14
は筐体13に固定される。また、ガイド枠14の右上角
と左下角には、遮光板17、18の移動を縦方向と横方
向だけに規制する規制部材となる摺動溝14c、14d
が各々設けられ、遮光板17、18の軸17a、18a
が、摺動可能に貫通する。
【0021】回転部材15は、上部が開いたリング形状
をしており、対角線上の右上部と左下部には矩形の連動
溝15b、15cが各々設けられ、遮光板17、18の
軸17a、18aが、摺動可能に貫通する。回転部材1
5の下部には、トグルバネ16の一端と係合する係合突
起15dが一体に設けられ、筐体13に一体に設けられ
た突起13dと共に、トグルバネ16を保持している。
【0022】回転部材15の周縁の一部には、連動棒2
0の一端に設けられた歯車20aと噛合する歯列15e
が設けられている。連動棒20の一端には、前述した歯
車20aが設けられ、また他端には、後述する切替操作
部32のトーションバネ54と係合するカム20bが設
けられている。
【0023】これら視野切替部31を操作するための切
替操作部32は、カメラ2の後カバー5から背面側に露
出する操作ツマミ52、操作ツマミ52と共に動く連動
板53、及び連動板53の一端に設けられた係合爪51
とからなる。連動板53は、前述したフイルム巻取り室
カバー39内に摺動自在に収納され、操作ツマミ52の
上下動により係合爪51を上下させ、カム20bを介し
て連動棒20を回転させる。
【0024】後カバー5には、プリントモードを切り換
えるための操作ツマミ52、ファインダ7を構成する接
眼レンズ21、メインスイッチ55、撮影モード切替ボ
タン56、液晶表示部57、及び焦点距離を切り換える
ズームスイッチ58等が露出している。メインスイッチ
55は、カメラ2全体の電源をオン、オフするものであ
り、撮影モード切替ボタン56は、ストロボ撮影の有無
や、オート,マニュアル撮影の切替等の撮影モードを選
択するスイッチである。そして、これら撮影モードや日
付写し込み用の現在の日付等が液晶表示部57に表示さ
れる。
【0025】また、ズームスイッチ58を標準、又は望
遠に切り換えることにより、鏡胴10が繰り出して、撮
影レンズ6の焦点距離が変化し、標準、又は望遠撮影が
可能になる。
【0026】操作ツマミ52は、3つのプリントモード
を選択するためのスイッチであり、Cサイズプリントモ
ード(C)、ハイビジョンプリントモード(H)、パノ
ラマプリントモード(P)の内の1つを選択することに
より、各々のモードを指定するための識別マークを写真
フイルム43に写し込むプリントモード記録装置(図示
せず)を切り換える。また、同時にファインダ視野切替
装置10を、選択したプリントモードに対応する視野範
囲に切り換える。
【0027】ファインダ視野切替装置10は、例えば、
操作ツマミ52がハイビジョンプリントモード(H)に
セットされている状態では、図8(B)のように、遮光
板17、18は何れもハイビジョンプリントのアスペク
ト比に対応した開口13eから退避しており、ファイン
ダ装置7の視野は開口13e本来のサイズにより規定さ
れるので、ファインダ装置7の視野はハイビジョンモー
ドの視野となる。
【0028】このような状態から操作ツマミ52を操作
して、パノラマプリントモード(P)セットすると、フ
イルム巻取り室カバー39に設けられている切替操作部
32の連動板53が上方にスライドする。そして、連動
板53の一端に設けられたトーションバネ54が連動棒
20の他端に設けられたカム20bを反時計方向に動か
すことにより、連動棒20を介して歯車20aが反時計
方向に回動する。
【0029】歯車20aが反時計方向に回動すると、こ
の歯車20aと歯列15eが噛合している回転部材15
が時計方向に回動し、これと共に、連動溝15b、15
cに貫通している遮光板17、18の軸17a、18a
も時計方向に回動しようとする。しかし、ガイド枠14
の摺動溝14c、14dによって規制されるため、軸1
7a、18aは各々連動溝15b、15cに沿って縦方
向に移動する。これにより、遮光板17、18はハイビ
ジョンプリントのアスペクト比に対応した開口13eの
上下を各々一定幅覆い、ファインダ7の視野は図8
(C)のようにパノラマプリントモードに対応した視野
に変化する。
【0030】また、図3(B)の状態から操作ツマミ5
2を操作して、今度はCサイズプリントモード(C)セ
ットすると、連動板53も下方にスライドし、係合爪5
1がカム20bを時計方向に動かすことにより、連動棒
20を介して歯車20aが時計方向に回動する。
【0031】歯車20aが時計方向に回動すると、この
歯車20aと歯列15eが噛合している回転部材15が
反時計方向に回動し、これと共に、連動溝15b、15
cに貫通している遮光板17、18の軸17a、18a
も反時計方向に回動しようとする。しかし、ガイド枠1
4の摺動溝14c、14dによって規制されるため、軸
17a、18aは各々連動溝15b、15cに沿って横
方向に移動する。これにより、遮光板17、18はハイ
ビジョンプリントのアスペクト比に対応した開口13e
の左右を各々一定幅覆い、ファインダ7の視野は図8
(A)のようにCサイズプリントモードに対応した視野
に変化する。
【0032】以上のような構成の実施形態の作用につい
て説明する。本発明のカメラ2の製造組み立て時には、
予め撮影レンズ6を有する鏡胴10、ファインダ7、及
びファインダ視野切替装置10の視野切替部31を本体
部3に取り付ける。そして、フイルム巻取り室35の背
面側に、フイルム巻取り室カバー39を取りつけるとと
もに、このフイルム巻取り室カバー39に設けられてい
る切替操作部32の係合爪51を、視野切替部31の連
動棒20に設けられたカム20bと係合させる。これに
より、ファインダ視野切替装置10が完成する。
【0033】このように、切替操作部32が設けられて
いるフイルム巻取り室カバー19をフイルム巻取り室3
5の背面側に取りつけることにより、カメラ2の本体部
3に後カバー5を取り付ける前に、ファインダ視野切替
装置10の組み立てが完了する。
【0034】このため、後カバー5の取り付け前にファ
インダ視野切替装置10の動作テストが可能になるた
め、万一ファインダ視野切替装置10に動作不良等が有
った場合に、既に取り付けた後カバー5を再度取り外し
てからファインダ視野切替装置10を取り替えるという
手間がなくなり、製造工程の効率化と製造コストの低減
が可能になる。
【0035】一方、このようなファインダ視野切替装置
10の可動部分である連動板53を含む切替操作部32
を、略円筒形のフイルム巻取り室35と電池室36との
隣接により生じる略三角形の領域に、フイルム巻取り室
35の軸方向に沿うように配置することにより、比較的
移動ストロークの長い切替操作部32を、カメラ2の内
部に効率よく収納する事が可能になる。このため、後カ
バー5の一部分が出っ張ったり、カメラ2の厚みが増し
たりすることがなく、カメラの小型、軽量化が可能にな
る。
【0036】このようなカメラ2を用いて写真撮影を行
う場合には、メインスイッチ55をオンにしてから、最
初の撮影コマがセットされている事を確認し、被写体の
構成等に応じて、Cサイズプリントモード(C)、ハイ
ビジョンプリントモード(H)、パノラマプリントモー
ド(P)の3つのプリントモードの内の1つを操作ツマ
ミ52を操作して選択する。
【0037】例えば、操作ツマミ52がハイビジョンプ
リントモード(H)にセットされている状態では、図8
(B)のように、遮光板17、18は何れもハイビジョ
ンプリントのアスペクト比に対応した開口13eから退
避し、ファインダ装置7の視野はハイビジョンモードの
視野となる。
【0038】また、操作ツマミ52をパノラマプリント
モード(P)セットすると、切替操作部32の連動板5
3が上方にスライドし、係合爪51がカム20bを反時
計方向に動かすことにより、歯車20aが反時計方向に
回動する。そして、歯車20aが反時計方向に回動する
と、この歯車20aと歯列15eが噛合している回転部
材15が時計方向に回動し、軸17a、18aは各々連
動溝15b、15cに沿って縦方向に移動する。これに
より、遮光板17、18はハイビジョンプリントのアス
ペクト比に対応した開口13eの上下を各々一定幅覆
い、ファインダ7の視野は図8(C)のようにパノラマ
プリントモードに対応した視野に変化する。
【0039】また、操作ツマミ52をCサイズプリント
モード(C)セットすると、連動板53も下方にスライ
ドし、係合爪51がカム20bを時計方向に動かすこと
により、歯車20aが時計方向に回動する。そして、歯
車20aと歯列15eが噛合している回転部材15が反
時計方向に回動し、軸17a、18aは各々連動溝15
b、15cに沿って横方向に移動する。これにより、遮
光板17、18はハイビジョンプリントのアスペクト比
に対応した開口13eの左右を各々一定幅覆い、ファイ
ンダ7の視野は図8(A)のようにCサイズプリントモ
ードに対応した視野に変化する。
【0040】また、これら各プリントモードの選択に応
じて、写真フイルム43の各撮影コマに、プリントモー
ドを指定するためのマークを写し込むプリントモード記
録装置(図示せず)を切り換える。
【0041】この様にして、撮影者は選択したプリント
モードに対応した視野範囲に切り替わったファインダ7
を覗いて、被写体の撮影範囲を確認する。また、必要に
応じて、ズームスイッチ58を標準、又は望遠に切り換
えることにより、鏡胴10が繰り出して、撮影レンズ6
の焦点距離が変化し、標準、又は望遠撮影が可能にな
る。
【0042】そして、レリーズボタン11を静かに押圧
すれば、シャッタ装置(図示せず)が作動して1撮影コ
マの撮影が完了する。また、同時にプリントモード記録
装置(図示せず)が、操作ツマミ52で選択されたプリ
ントモードに対応したマークを、写真フイルム43の被
写体露光範囲外に写し込む。
【0043】この様にしてカメラ2で撮影された写真フ
イルム43は、現像所において、プリントモード記録装
置(図示せず)で記録されたマークに応じて、ハイビジ
ョンサイズプリント、パノラマサイズプリント、又はL
サイズプリントに仕上げられる。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
カメラによれば、略円筒形の前記フイルム巻取り室と前
記電池室との隣接により生ずる、フイルム巻取り室の外
壁と電池室の外壁との間の略三角形の空間に、ファイン
ダの視野範囲を切り換える視野切替装置の切替操作部
を、フイルム巻取り室の軸方向に沿うように設けたの
で、ファインダの視野範囲を切り換える視野切替装置を
コンパクトに効率よく収納したカメラを提供することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラの本体部を背面側から見たとき
の説明図である。
【図2】本発明のカメラを正面側から見た時の外観斜視
図である。
【図3】本発明のカメラを背面側から見た時の平面図で
ある。
【図4】本発明のカメラのファインダ部分の説明図であ
る。
【図5】本発明のカメラに収納される写真フイルムカー
トリッジの外観斜視図である。
【図6】本発明のカメラのフイルム巻取り室、及び電池
室付近の断面図である。
【図7】本発明のカメラのファインダ視野切替装置を示
す分解斜視図である。
【図8】ファインダ視野切替装置の動きを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
2 カメラ 5 後カバー 7 ファインダ 10 ファインダ視野切替装置 31 視野切替部 32 切替操作部 35 フイルム巻取り室 36 電池室 39 フイルム巻取り室カバー 43 写真フイルム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外形が略円筒形のフイルム巻取り室と、
    電池を収納する外形が略円筒形の電池室とが隣接して設
    けられ、撮影範囲を確認するためのファインダを有する
    カメラにおいて、 略円筒形の前記フイルム巻取り室と前記電池室との隣接
    により生ずる、前記フイルム巻取り室の外壁と前記電池
    室の外壁との間の略三角形の空間に、前記ファインダの
    視野範囲を切り換えるファインダ視野切替装置の切替操
    作部を、前記フイルム巻取り室の軸方向に沿うように設
    けたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記切替操作部を、前記フイルム巻取り
    室の壁面の一部を構成するフイルム巻取り室カバーに設
    けたことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
JP8023796A 1996-04-02 1996-04-02 カメラ Pending JPH09269532A (ja)

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