JPH09269050A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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Publication number
JPH09269050A
JPH09269050A JP8103871A JP10387196A JPH09269050A JP H09269050 A JPH09269050 A JP H09269050A JP 8103871 A JP8103871 A JP 8103871A JP 10387196 A JP10387196 A JP 10387196A JP H09269050 A JPH09269050 A JP H09269050A
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JP
Japan
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torque
turbine
line
pressure
valve
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Application number
JP8103871A
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English (en)
Inventor
Shinya Kamata
真也 鎌田
Mitsukazu Tasaka
満一 田坂
Hajime Yamane
肇 山根
Kenji Sawa
研司 澤
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低車速時でタービン回転数が小さいときは、
摩擦要素に供給する作動圧の元圧となるライン圧を高い
値に制御する自動変速機の制御装置において、そのよう
なタービン回転数が小さい場合は、検出精度が低下する
ためにライン圧が低く設定され、その結果、摩擦要素に
滑りが発生することを防止することを課題とする。 【解決手段】 タービン回転センサ305が検出するタ
ービン回転数が所定値以下の場合には、トルクコンバー
タのトルク比を最大値として、この値とエンジントルク
との乗算によりタービントルクを算出し、このタービン
トルクの値に応じてリニアソレノイドバルブ131を制
御することにより油圧制御回路100におけるライン圧
を制御するコントローラ300を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動変速機の制御装
置、特に変速歯車機構の動力伝達経路を切り換える摩擦
要素に供給する作動圧の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車に搭載される自動変速機
は、トルクコンバータと変速歯車機構とを組み合わせ、
この変速歯車機構の動力伝達経路をクラッチやブレーキ
等の複数の摩擦要素の選択的作動により切り換えて、所
定の変速段に自動的に変速するように構成したもので、
この種の自動変速機には、上記摩擦要素に対する作動圧
の給排を制御する油圧制御回路が備えられる。
【0003】この油圧制御回路は、摩擦要素に供給され
る作動圧の元圧として、オイルポンプの吐出圧をレギュ
レータバルブによって所定のライン圧に調整するように
なっており、その場合に、このライン圧は、例えばデュ
ーティソレノイドバルブやリニアソレノイドバルブ等に
よって生成される制御圧を上記レギュレータバルブに供
給することにより、変速動作中や変速動作が行われてい
ない定常走行中等の各種の状況に応じてそれぞれ適切に
設定されるようになっていて、特に定常走行中は次のよ
うに設定される。
【0004】つまり、このライン圧としては、定常走行
時には、各摩擦要素が滑りを生じることなくトルクを確
実に伝達し得るだけの圧力が必要とされる一方、必要以
上に高くすると、オイルポンプの駆動損失が増大してエ
ンジンの燃費が悪化することになり、そこで、エンジン
の出力トルクとトルクコンバータのトルク比とを乗算す
ることにより変速機への入力トルク、即ちタービントル
クを算出し、このタービントルクに応じた値にライン圧
を設定して、各摩擦要素への入力トルクを確実に伝達す
ることができ、しかも必要以上に高くならないようにし
ているのである(例えば特開平7−139619号公報
参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記タービ
ントルクの算出に用いられるトルクコンバータのトルク
比は、該トルクコンバータのタービン軸回転数のエンジ
ン回転数に対する比、つまりトルクコンバータの速度比
から求められる。
【0006】しかしながら、低車速時でタービン回転数
が小さい場合には、該タービン回転数の検出精度が低下
するため、上記速度比の算出誤差が生じ易く、その結
果、トルク比ないしタービントルクが大きく変動して、
実情に合致した適切なライン圧が得られなくなる。特
に、発進時における入力トルクの大きいときに、タービ
ン回転数の誤検出によりタービントルクが実際よりも小
さく算出され、その結果、ライン圧が低く設定される
と、それに伴って作動圧も低くなり、摩擦要素が滑りを
起こして問題が大きい。
【0007】そこで、本発明は、エンジンの出力トルク
とトルクコンバータのトルク比とから算出したタービン
トルクに応じた値となるようにライン圧を制御し、この
ライン圧から生成した作動圧を摩擦要素に供給する場合
における上記問題に対処するもので、低車速時でタービ
ン回転数が小さく、該タービン回転数の検出精度が低下
するような場合においても、摩擦要素が滑りを起こさず
入力トルクを確実に伝達できるような作動圧を設定する
ことのできる自動変速機の制御装置の提供を課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように特定される。
【0009】まず、本発明のうち請求項1に係る発明
(以下「第1発明」という。)は、トルクコンバータ
と、変速歯車機構と、作動圧の給排により選択的に締結
されて上記変速歯車機構の動力伝達経路を切り換える複
数の摩擦要素とを有すると共に、エンジンの出力トルク
と上記トルクコンバータのトルク比とを用いてタービン
トルクを算出するタービントルク算出手段と、該算出手
段で算出されたタービントルクの値に応じて、上記摩擦
要素に供給される作動圧を設定する作動圧設定手段とを
備える自動変速機の制御装置であって、トルクコンバー
タのタービン軸の回転数を検出するタービン回転数検出
手段が設けられていると共に、該検出手段で検出された
タービン回転数が所定値以下のときには、上記タービン
トルク算出手段がトルクコンバータの最大トルク比を用
いてタービントルクを算出することを特徴とする。
【0010】また、請求項2に係る発明(以下「第2発
明」という。)は、上記第1発明と同様に、トルクコン
バータと、変速歯車機構と、複数の摩擦要素とを有する
と共に、タービントルク算出手段と、作動圧設定手段と
を備える自動変速機の制御装置であって、車速を検出す
る車速検出手段が設けられていると共に、該検出手段で
検出された車速が所定値以下のときには、上記タービン
トルク算出手段がトルクコンバータの最大トルク比を用
いてタービントルクを算出することを特徴とする。
【0011】さらに、請求項3に係る発明は、上記第2
発明において、タービントルク算出手段は、発進時にト
ルクコンバータの最大トルク比を用いてタービントルク
を算出することを特徴とする。
【0012】これらの発明によれば、タービン回転数又
は車速が所定値以下のときには、トルクコンバータの最
大トルク比を用いてタービントルクが算出されるので、
ライン圧はこのタービントルクに応じて高い値に設定さ
れる。したがって、タービン回転数の検出精度が低下
し、実情に合致しないライン圧ないし作動圧が得られる
ような場合であっても、摩擦要素の滑りが生じず、特
に、発進時における入力トルクの大きいときに、該トル
クの伝達が確実に行なわれることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0014】まず、図1の骨子図によりこの実施の形態
に係る自動変速機10の全体の概略構成を説明する。
【0015】この自動変速機10は、主たる構成要素と
して、トルクコンバータ20と、該コンバータ20の出
力により駆動される変速歯車機構として前後に隣接して
配置された第1、第2遊星歯車機構30,40と、これ
らの遊星歯車機構30,40でなる動力伝達経路を切り
換えるクラッチやブレーキ等の複数の摩擦要素51〜5
5及びワンウェイクラッチ56とを有し、これらにより
Dレンジにおける1〜4速、Sレンジにおける1〜3速
及びLレンジにおける1〜2速と、Rレンジにおける後
退速とが得られるようになっている。
【0016】上記トルクコンバータ20は、エンジン出
力軸1に連結されたケース21内に固設されたポンプ2
2と、該ポンプ22に対向状に配置されて該ポンプ22
により作動油を介して駆動されるタービン23と、該ポ
ンプ22とタービン23との間に介設され、かつ、変速
機ケース11にワンウェイクラッチ24を介して支持さ
れてトルク増大作用を行うステータ25と、上記ケース
21とタービン23との間に設けられ、該ケース21を
介してエンジン出力軸1とタービン23とを直結するロ
ックアップクラッチ26とで構成されている。そして、
上記タービン23の回転がタービンシャフト27を介し
て遊星歯車機構30,40側に出力されるようになって
いる。
【0017】ここで、このトルクコンバータ20の反エ
ンジン側には、該トルクコンバータ20のケース21を
介してエンジン出力軸1に駆動されるオイルポンプ12
が配置されている。
【0018】一方、上記第1、第2遊星歯車機構30,
40は、いずれも、サンギヤ31,41と、このサンギ
ヤ31,41に噛み合った複数のピニオン32…32,
42…42と、これらのピニオン32…32,42…4
2を支持するピニオンキャリヤ33,43と、ピニオン
32…32,42…42に噛み合ったリングギヤ34,
44とで構成されている。
【0019】そして、上記タービンシャフト27と第1
遊星歯車機構30のサンギヤ31との間にフォワードク
ラッチ51が、同じくタービンシャフト27と第2遊星
歯車機構40のサンギヤ41との間にリバースクラッチ
52が、また、タービンシャフト27と第2遊星歯車機
構40のピニオンキャリヤ43との間に3−4クラッチ
53がそれぞれ介設されていると共に、第2遊星歯車機
構40のサンギヤ41を固定する2−4ブレーキ54が
備えられている。
【0020】さらに、第1遊星歯車機構30のリングギ
ヤ34と第2遊星歯車機構40のピニオンキャリヤ43
とが連結されて、これらと変速機ケース11との間にロ
ーリバースブレーキ55とワンウエイクラッチ56とが
並列に配置されていると共に、第1遊星歯車機構30の
ピニオンキャリヤ33と第2遊星歯車機構40のリング
ギヤ44とが連結されて、これらに出力ギヤ13が接続
されている。
【0021】そして、この出力ギヤ13が、中間伝動機
構60を構成するアイドルシャフト61上の第1中間ギ
ヤ62に噛み合わされていると共に、該アイドルシャフ
ト61上の第2中間ギヤ63と差動装置70の入力ギヤ
71とが噛み合わされて、上記出力ギヤ13の回転が差
動装置70のデフケース72に入力され、該差動装置7
0を介して左右の車軸73,74が駆動されるようにな
っている。
【0022】ここで、上記各クラッチやブレーキ等の摩
擦要素51〜55及びワンウェイクラッチ56の作動状
態と変速段との関係をまとめると、次の表1に示すよう
になる。
【0023】
【表1】 なお、上記の骨子図に示す自動変速機10の変速歯車機
構の部分は、具体的には図2に示すように構成されてい
るが、この図に示すように、変速機ケース11には後述
する制御で用いられるタービン回転センサ305が取り
付けられている。このセンサ305は、先端部がタービ
ンシャフト27と一体的に回転するフォワードクラッチ
51のドラム51aの外周面に対向するように取り付け
られ、該ドラム外周面に設けられたスプラインによって
生じる磁場の周期的変化を検知することにより、上記タ
ービンシャフト27の回転数を検出するようになってい
る。
【0024】次に、図1、図2に示す各摩擦要素51〜
55に設けられた油圧室に対して作動圧を給排する油圧
制御回路について説明する。
【0025】なお、上記各摩擦要素のうち、バンドブレ
ーキでなる2−4ブレーキ54は、作動圧が供給される
油圧室として締結室54aと解放室54bとを有し、締
結室54aのみに作動圧が供給されているときに当該2
−4ブレーキ54が締結され、解放室54bのみに作動
圧が供給されているとき、両室54a,54bとも作動
圧が供給されていないとき、及び両室54a,54bと
も作動圧が供給されているときに、2−4ブレーキ54
が解放されるようになっている。
【0026】また、その他の摩擦要素51〜53,55
は単一の油圧室を有し、該油圧室に作動圧が供給されて
いるときに当該摩擦要素が締結される。
【0027】図3に示すように、この油圧制御回路10
0には、主たる構成要素として、ライン圧を生成するレ
ギュレータバルブ101と、手動操作によってレンジの
切り換えを行うためのマニュアルバルブ102と、変速
時に作動して各摩擦要素51〜55に通じる油路を切り
換えるローリバースバルブ103、バイパスバルブ10
4、3−4シフトバルブ105及びロックアップコント
ロールバルブ106と、これらのバルブ103〜106
を作動させるための第1、第2ON−OFFソレノイド
バルブ(以下、「第1、第2SV」と記す)111,1
12と、第1SV111からの作動圧の供給先を切り換
えるソレノイドリレーバルブ(以下、「リレーバルブ」
と記す)107と、各摩擦要素51〜55の油圧室に供
給される作動圧の生成、調整、排出等の制御を行う第1
〜第3デューティソレノイドバルブ(以下、「第1〜第
3DSV」と記す)121,122,123等が備えら
れている。
【0028】ここで、上記第1、第2SV111,11
2及び第1〜第3DSV121〜123はいずれも3方
弁であって、上、下流側の油路を連通させた状態と、下
流側の油路をドレンさせた状態とが得られるようになっ
ている。そして、後者の場合、上流側の油路が遮断され
るので、ドレン状態で上流側からの作動油を徒に排出す
ることがなく、オイルポンプ12の駆動ロスが低減され
る。
【0029】なお、第1、第2SV111,112はO
Nのときに上、下流側の油路を連通させる。また、第1
〜第3DSV121〜123はOFFのとき、即ちデュ
ーティ率(1ON−OFF周期におけるON時間の比
率)が0%のときに全開となって、上、下流側の油路を
完全に連通させ、ONのとき、即ちデューティ率が10
0%のときに、上流側の油路を遮断して下流側の油路を
ドレン状態とすると共に、その中間のデューティ率で
は、上流側の油圧を元圧として、下流側にそのデューテ
ィ率に応じた値に調整した油圧を生成するようになって
いる。
【0030】上記レギュレータバルブ101は、オイル
ポンプ12から吐出された作動油の圧力を所定のライン
圧に調整する。そして、このライン圧は、メインライン
200を介して上記マニュアルバルブ102に供給され
ると共に、ソレノイドレデューシングバルブ(以下、
「レデューシングバルブ」と記す)108と3−4シフ
トバルブ105とに供給される。
【0031】このレデューシングバルブ108に供給さ
れたライン圧は、該バルブ108によって減圧されて一
定圧とされた上で、ライン201,202を介して第
1、第2SV111,112に供給される。
【0032】そして、この一定圧は、第1SV111が
ONのときには、ライン203を介して上記リレーバル
ブ107に供給されると共に、該リレーバルブ107の
スプールが図面上(以下同様)右側に位置するときは、
さらにライン204を介してバイパスバルブ104の一
端の制御ポートにパイロット圧として供給されて、該バ
イパスバルブ104のスプールを左側に付勢する。ま
た、リレーバルブ107のスプールが左側に位置すると
きは、ライン205を介して3−4シフトバルブ105
の一端の制御ポートにパイロット圧として供給されて、
該3−4シフトバルブ105のスプールを右側に付勢す
る。
【0033】また、第2SV112がONのときには、
上記レデューシングバルブ108からの一定圧は、ライ
ン106を介してバイパスバルブ104に供給されると
共に、該バイパスバルブ104のスプールが右側に位置
するときは、さらにライン207を介してロックアップ
コントロールバルブ106の一端の制御ポートにパイロ
ット圧として供給されて、該コントロールバルブ106
のスプールを左側に付勢する。また、バイパスバルブ1
04のスプールが左側に位置するときは、ライン208
を介してローリバースバルブ103の一端の制御ポート
にパイロット圧として供給されて、該ローリバースバル
ブ103のスプールを左側に付勢する。
【0034】さらに、レデューシングバルブ108から
の一定圧は、ライン209を介して上記レギュレータバ
ルブ101の制御ポート101aにも供給される。その
場合に、この一定圧は、上記ライン209に備えられた
リニアソレノイドバルブ131により例えばトルクコン
バータ20の出力トルクであるタービントルク等に応じ
て調整され、したがって、レギュレータバルブ101に
より、ライン圧が上記タービントルク等に応じて調整さ
れることになる。
【0035】なお、上記3−4シフトバルブ105に導
かれたメインライン200は、該バルブ105のスプー
ルが右側に位置するときに、ライン210を介して第1
アキュムレータ141に通じ、該アキュムレータ141
にライン圧を導入する。
【0036】一方、上記メインライン200からマニュ
アルバルブ102に供給されたライン圧は、D,S,L
の各前進レンジでは第1出力ライン211及び第2出力
ライン212に、Rレンジでは第1出力ライン211及
び第3出力ライン213に、また、Nレンジでは第3出
力ライン213にそれぞれ導入される。
【0037】そして、上記第1出力ライン211は第1
DSV121に導かれて、該第1DSV121に制御元
圧としてライン圧を供給する。この第1DSV121の
下流側は、ライン214を介してローリバースバルブ1
03に導かれ、該バルブ103のスプールが右側に位置
するときには、さらにライン(サーボアプライライン)
215を介して2−4ブレーキ54の締結室54aに導
かれ、また、上記ローリバースバルブ103のスプール
が左側に位置するときには、さらにライン(ローリバー
スブレーキライン)216を介してローリバースブレー
キ55の油圧室に導かれる。
【0038】ここで、上記ライン214からはライン2
17が分岐されて、第2アキュムレータ142に導かれ
ている。
【0039】また、上記第2出力ライン212は、第2
DSV122及び第3DSV123に導かれて、これら
のDSV122,123に制御元圧としてライン圧をそ
れぞれ供給すると共に、3−4シフトバルブ105にも
導かれている。
【0040】この3−4シフトバルブ105に導かれた
ライン212は、該バルブ105のスプールが左側に位
置するときに、ライン218を介してロックアップコン
トロールバルブ106に導かれ、該バルブ106のスプ
ールが左側に位置するときに、さらにライン(フォワー
ドクラッチライン)219を介してフォワードクラッチ
51の油圧室に導かれる。
【0041】ここで、上記フォワードクラッチライン2
19から分岐されたライン220は3−4シフトバルブ
105に導かれ、該バルブ105のスプールが左側に位
置するときに、前述のライン210を介して第1アキュ
ムレータ141に通じると共に、該バルブ105のスプ
ールが右側に位置するときには、ライン(サーボリリー
スライン)221を介して2−4ブレーキ54の解放室
54bに通じる。
【0042】また、第2出力ライン212から制御元圧
が供給される第2DSV122の下流側は、ライン22
2を介して上記リレーバルブ107の一端の制御ポート
に導かれて該ポートにパイロット圧を供給し、該リレー
バルブ107のスプールを左側に付勢する。また、上記
ライン222から分岐されたライン223はローリバー
スバルブ103に導かれ、該バルブ103のスプールが
右側に位置するときに、さらにライン224に通じる。
【0043】このライン224からは、オリフィス15
1を介してライン225が分岐されていると共に、この
分岐されたライン225は3−4シフトバルブ105に
導かれ、該3−4シフトバルブ105のスプールが左側
に位置するときに、前述のサーボリリースライン221
を介して2−4ブレーキ54の解放室54bに導かれ
る。
【0044】また、上記ライン224からオリフィス1
51を介して分岐されたライン225からは、さらにラ
イン226が分岐されていると共に、このライン226
はバイパスバルブ104に導かれ、該バルブ104のス
プールが右側に位置するときに、ライン(3−4クラッ
チライン)227を介して3−4クラッチ53の油圧室
に導かれる。
【0045】さらに、上記ライン224は直接バイパス
バルブ104に導かれ、該バルブ104のスプールが左
側に位置するときに、上記ライン226を介してライン
225に通じる。つまり、ライン224とライン225
とが上記オリフィス151をバイパスして通じることに
なる。
【0046】また、第2出力ライン212から制御元圧
が供給される第3DSV123の下流側は、ライン22
8を介してロックアップコントロールバルブ106に導
かれ、該バルブ106のスプールが右側に位置するとき
に、上記フォワードクラッチライン219に連通する。
また、該ロックアップコントロールバルブ106のスプ
ールが左側に位置するときには、ライン229を介して
ロックアップクラッチ26のフロント室26aに通じ
る。
【0047】さらに、マニュアルバルブ102からの第
3出力ライン213は、ローリバースバルブ103に導
かれて、該バルブ103にライン圧を供給する。そし
て、該バルブ103のスプールが左側に位置するとき
に、ライン(リバースクラッチライン)230を介して
リバースクラッチ52の油圧室に導かれる。
【0048】また、第3出力ライン213から分岐され
たライン231はバイパスバルブ104に導かれ、該バ
ルブ104のスプールが右側に位置するときに、前述の
ライン208を介してローリバースバルブ103の制御
ポートにパイロット圧としてライン圧を供給し、該ロー
リバースバルブ103のスプールを左側に付勢する。
【0049】以上の構成に加えて、この油圧制御回路1
00には、コンバータリリーフバルブ109が備えられ
ている。このバルブ109は、レギュレータバルブ10
1からライン232を介して供給される作動圧を一定圧
に調圧した上で、この一定圧をライン233を介してロ
ックアップコントロールバルブ106に供給する。そし
て、この一定圧は、ロックアップコントロールバルブ1
06のスプールが右側に位置するときには、前述のライ
ン229を介してロックアップクラッチ26のフロント
室26aに供給され、また、該バルブ106のスプール
が左側に位置するときには、一定圧がライン234を介
してリヤ室26bに供給されるようになっている。
【0050】このロックアップクラッチ26は、フロン
ト室26aに上記一定圧が供給されたときに解放される
と共に、上記ロックアップコントロールバルブ106の
スプールが左側に位置して、第3DSV123で生成さ
れた作動圧がフロント室26aに供給されっときには、
その作動圧に応じたスリップ状態に制御されるようにな
っている。
【0051】また、上記マニュアルバルブ102から
は、D,S,L,Nの各レンジでメインライン200に
通じるライン235が導かれて、レギュレータバルブ1
01の減圧ポート101bに接続されており、上記の各
レンジで該減圧ポート101bにライン圧が導入される
ようになっている。
【0052】ここで、上記レギュレータバルブ101を
中心とするライン圧生成部の構成を詳しく説明すると、
図4に示すように、このレギュレータバルブ101にお
いては、スプール101cの一端側に、前述のリニアソ
レノイドバルブ131からの制御圧が導入されて、該ス
プール101cを増圧側に付勢する制御ポート101a
が、他端側に、メインライン200からライン圧が導入
されて、該スプール101cを減圧側に付勢するフィー
ドバックポート101dがそれぞれ設けられていると共
に、このフィードバックポート101dに隣接させて、
該フィードバックポート101dと同様に減圧方向にス
プール101cを付勢する減圧ポート101bが設けら
れている。そして、上記のように、この減圧ポート10
1bに、マニュアルバルブ102から導かれて、D,
S,L,Nの各レンジでメインライン200に通じるラ
イン235が接続されている。
【0053】したがって、このレギュレータバルブ10
1によれば、D,S,L,Nの各レンジでは、メインラ
イン200からマニュアルバルブ102およびライン2
35を介して該レギュレータバルブ101の減圧ポート
101bにライン圧が導入され、このライン圧と、メイ
ンライン200からフィードバックポート101dに直
接導入されたライン圧とが、制御ポート101aに導入
されているリニアソレノイドバルブ131からの制御圧
に対抗することになるから、該レギュレータバルブ10
1で調整されるライン圧の圧力値は、減圧ポート101
bにライン圧が導入された分だけ低くなる。
【0054】これに対して、Rレンジでは、マニュアル
バルブ102からレギュレータバルブ101の減圧ポー
ト101bへのライン圧の導入がなく、したがって、フ
ィードバックポート101dに直接導入されたライン圧
のみが制御ポート101aに導入されているリニアソレ
ノイドバルブ131からの制御圧に対抗することにな
る。したがって、上記のようなライン圧の減圧作用がな
く、Dレンジ等よりも高いライン圧が得られる。
【0055】一方、当該自動変速機10には、図5に示
すように、油圧制御回路100における上記第1、第2
SV111,112、第1〜第3DSV121〜123
及びリニアソレノイドバルブ131を制御するコントロ
ーラ300が備えられていると共に、このコントローラ
300には、当該車両の車速を検出する車速センサ30
1、エンジンのスロットル開度を検出するスロットル開
度センサ302、エンジン回転数を検出するエンジン回
転センサ303、運転者によって選択されたシフト位置
(レンジ)を検出するシフト位置センサ304、トルク
コンバータ20におけるタービン23の回転数を検出す
るタービン回転センサ305、作動油の油温を検出する
油温センサ306等からの信号が入力され、これらのセ
ンサ301〜306からの信号が示す当該車両ないしエ
ンジンの運転状態等に応じて、上記第1、第2SV11
1,112、第1〜第3DSV121〜123、及びリ
ニアソレノイドバルブ131の作動を制御するようにな
っている。
【0056】ここで、第1、第2SV111,112及
び第1〜第3DSV121〜123の作動状態を各変速
段ごとにまとめると、次の表2に示すようになる。この
表2中、(○)は、第1、第2SV111,112につ
いてはON、第1〜第3DSV121〜123について
はOFFであって、いずれも、上流側の油路を下流側の
油路に連通させて元圧をそのまま下流側に供給する状態
を示す。また、(×)は、第1、第2SV111,11
2についてはOFF、第1〜第3DSV121〜123
についてはONであって、いずれも、上流側の油路を遮
断して、下流側の油路をドレンさせた状態を示す。
【0057】
【表2】 次に、上記コントローラ300によるリニアソレノイド
バルブ131の制御、即ちライン圧制御の具体的動作に
ついて説明する。
【0058】この制御は図6に示すプログラムに従って
行われ、まずステップS1〜S3で、タービントルクT
tに応じたライン圧P1、スロットル開度θに応じたラ
イン圧P2、及び当該自動車の車速Vに応じたライン圧
P3をそれぞれ計算する。
【0059】すなわち、ステップS1においては、後述
するタービントルク算出制御で求められるタービントル
クTtに応じた油圧P1′を、図7に示すように予め設
定されたマップから読み取る。また、ステップS2にお
いては、スロットル開度センサ302によって検出され
るスロットル開度θに応じた油圧P2′を、図8に示す
ように予め設定されたマップから読み取る。さらに、ス
テップS3においては、車速センサ301によって検出
される車速Vに応じた油圧P3′を、図9に示すように
予め設定されたマップから読み取る。
【0060】そして、これらの油圧P1′,P2′,P
3′に、その時点の変速段とレンジとに応じた係数Kを
乗算することにより、上記各ライン圧P1,P2,P3
を求めるのである。
【0061】また、ステップS4で、ロックアップクラ
ッチ26のスリップ制御中であるか否かに応じたライン
圧P4を求める。このライン圧P4は、上記スリップ制
御中には高い油圧P4′に、非制御中には低い油圧P
4″に設定される。
【0062】そして、ステップS5で、上記各ライン圧
P1,P2,P3,P4のうちから最も高いものを選択
し、これを定常走行時における目標ライン圧P0に設定
すると共に、この目標ライン圧P0が得られるように、
リニアソレノイドバルブ131に制御信号を出力するの
である。
【0063】次に、上記ステップS1における油圧P
1′ないしライン圧P1の設定の基礎となるタービント
ルクTtの算出について説明する。
【0064】一般に、タービントルクTtは、次式1に
示すように、エンジンの出力トルクTeにトルクコンバ
ータのトルク比Rtを乗算することにより算出される。
【0065】
【式1】 その場合に、エンジントルクTeは、スロットル開度θ
や、吸入空気量、エンジンの点火時期等から、エンジン
の出力特性に基づき周知の方法で算定される。
【0066】一方、トルクコンバータのトルク比Rt
は、エンジン回転センサ303で検出されたエンジン回
転数Neと、タービン回転センサ305で検出されたタ
ービン回転数Ntとからトルクコンバータの速度比Γ
(タービン回転数Nt/エンジン回転数Ne)を算出
し、この速度比Γを図10に示すトルクコンバータのト
ルク比Rtの特性マップに当てはめることにより求めら
れる。
【0067】その場合に、図示したように、速度比Γが
小さくなるとトルク比Rtが大きくなり、速度比Γが0
のときに、その最大値、つまり最大トルク比Rt(Ma
x)が得られるようになっている。したがって、タービ
ン回転数Ntがタービン回転センサ305によって小さ
い値に検出された場合は、トルク比Rtが大きく設定さ
れ、その結果、タービントルクTtが上記式1により大
きく算出されて油圧P1′ないしライン圧P1が高い値
に求められることになる。これにより、低車速時でター
ビン回転数Ntが小さいとき、特に、発進時における入
力トルクの大きいときに、摩擦要素に高い作動圧が供給
されて滑りが防止されることになる。
【0068】しかしながら、このようなタービン回転数
Ntが小さい低車速時は、タービン回転センサ305に
よる該タービン回転数Ntの検出誤差が生じ易くなる。
そして、タービン回転数Ntが実際よりも大きい値に検
出されると、トルク比Rtが小さく設定され、その結
果、タービントルクTtが小さく算出されて油圧P1′
ないしライン圧P1が低い値に求められ、摩擦要素が滑
りを起こしてトルク伝達が確実に行なわれなくなってし
まう。
【0069】そこで、この実施の形態における上記コン
トローラ300は、図11に示すフローチャートに従っ
てタービントルクTtを算出する。
【0070】すなわち、コントローラ300は、まずス
テップT1で、タービン回転センサ305で検出された
タービン回転数Ntが所定値αより大きいか否かを判定
する。この所定値αは、具体的には例えば1,000r
pm等に設定される。
【0071】そして、タービン回転数Ntが所定値αよ
り大きい場合は、次にステップT2で、エンジン回転セ
ンサ303で検出されたエンジン回転数Neが0でない
ことを確認したのち、ステップT3で、これらの二つの
値から前述したようにトルクコンバータの速度比Γを算
出する。
【0072】次いで、コントローラ300は、ステップ
T4に進んで、この算出した速度比Γを、図10に示す
特性マップに当てはめてトルク比Rtを読み取り、得ら
れたトルク比Rtの値をステップT5で上記式1に示し
たようにエンジントルクTeに乗算することによりター
ビントルクTtを算出する。
【0073】一方、これに対して、コントローラ300
は、上記ステップT1において、タービン回転センサ3
05で検出されたタービン回転数Ntが所定値α以下で
あると判定した場合には、ステップT6に進んで、速度
比Γを上記のようにタービン回転数Ntとエンジン回転
数Neとから算出することをせずに、0とするのであ
る。これにより、次のステップT4において、この速度
比Γ0を図10に示す特性マップに当てはめたときに最
大トルク比Rt(Max)が得られ、次いでステップT
5でタービントルクTtを算出したときに大きい値のタ
ービントルクTtが算出されることになる。
【0074】その結果、前述の図6に示すステップS1
において、油圧P1′ないしライン圧P1が高い値に設
定されることになり、これにより、タービン回転数Nt
が所定値α以下に小さい低車速時で、該タービン回転数
Ntの検出精度が低下するため、実情に合致しない低い
ライン圧が設定されるような虞のある場合であっても、
摩擦要素の滑りが生じず、発進時における大きな入力ト
ルクの伝達が確実に行なわれることになる。
【0075】なお、ステップT2においてエンジン回転
数Neが0と検出されたときも、ステップT6に進んで
速度比Γを0とする。これにより、次のステップT3で
速度比Γを算出したときに有効な数値が得られることに
なり、また、エンジン回転数Neが0と検出された場合
は、これに伴ってタービン回転数Ntも余程小さいはず
であるから、低車速時でタービン回転数Ntが小さいこ
との確認ともなっている。
【0076】また、以上の説明においては、速度比Γと
トルク比Rtとの関係が、図10に示すように、速度比
Γが0のときに最大トルク比Rt(Max)が得られる
ような特性であったが、この他に、例えば図12に示す
ように、最大トルク比Rt(Max)が、速度比Γが0
以外のときに現れる場合がある。
【0077】このような場合には、図13に示すフロー
チャートに従ってタービントルクTtを算出することに
なる。すなわち、タービン回転センサ305で検出され
たタービン回転数Ntが所定値αより大きく、かつエン
ジン回転センサ303で検出されたエンジン回転数Ne
が0でない場合には、前述の算出制御1におけるステッ
プT1〜T5と同様に、速度比Γを算出し、該図12に
示す特性マップからトルク比Rtを読み取り、上記式1
に従って通常のタービントルクの算出を行なう(ステッ
プU1〜U5)。
【0078】一方、タービン回転数Ntが所定値α以
下、もしくはエンジン回転数Neが0のときには、ステ
ップU1もしくはステップU2からステップU6に進ん
で、速度比Γを求めることなく、トルク比Rtを最大ト
ルク比Rt(Max)とするのである。これにより、次
のステップU5でタービントルクTtを算出したときに
大きい値のタービントルクTtが算出され、結果とし
て、ライン圧P1が高い値に設定されることになる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
低車速時でタービン回転数が小さい場合に、該タービン
回転数の検出精度が低下し、その結果、ライン圧ないし
作動圧が誤って低く設定されるようなときにおいても、
摩擦要素が滑りを起こさず、入力トルクを確実に伝達で
きるような実情に合致したライン圧ないし作動圧を設定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る自動変速機の機械
的構成を示す骨子図である。
【図2】 同自動変速機の変速歯車機構部の構成を示す
断面図である。
【図3】 油圧制御回路の回路図である。
【図4】 同油圧制御回路におけるレギュレータバルブ
周辺の構成を示す要部回路図である。
【図5】 図3の油圧制御回路における各ソレノイドバ
ルブに対する制御システム図である。
【図6】 定常時のライン圧制御の動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】 同制御動作で用いられるタービントルクに応
じた油圧のマップである。
【図8】 同じくスロットル開度に応じた油圧のマップ
である。
【図9】 同じく車速に応じた油圧のマップである。
【図10】 トルクコンバータの速度比とトルク比との
関係を示す特性図である。
【図11】 図10の特性図を用いる場合におけるター
ビントルクの算出制御の動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】 トルクコンバータの速度比とトルク比との
関係を示す別の特性図である。
【図13】 図12の特性図を用いる場合におけるター
ビントルクの算出制御の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 自動変速機 20 トルクコンバータ 27 タービンシャフト 30,40 変速歯車機構 51〜55 摩擦要素 100 油圧制御回路 101 レギュレータバルブ 131 リニアソレノイドバルブ 123 デューティソレノイドバルブ 300 コントローラ 303 エンジン回転センサ 305 タービン回転センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤 研司 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルクコンバータと、変速歯車機構と、
    作動圧の給排により選択的に締結されて上記変速歯車機
    構の動力伝達経路を切り換える複数の摩擦要素とを有す
    ると共に、エンジンの出力トルクと上記トルクコンバー
    タのトルク比とを用いてタービントルクを算出するター
    ビントルク算出手段と、該算出手段で算出されたタービ
    ントルクの値に応じて、上記摩擦要素に供給される作動
    圧を設定する作動圧設定手段とを備える自動変速機の制
    御装置であって、トルクコンバータのタービン軸の回転
    数を検出するタービン回転数検出手段が設けられている
    と共に、該検出手段で検出されたタービン回転数が所定
    値以下のときには、上記タービントルク算出手段がトル
    クコンバータの最大トルク比を用いてタービントルクを
    算出することを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】 トルクコンバータと、変速歯車機構と、
    作動圧の給排により選択的に締結されて上記変速歯車機
    構の動力伝達経路を切り換える複数の摩擦要素とを有す
    ると共に、エンジンの出力トルクと上記トルクコンバー
    タのトルク比とを用いてタービントルクを算出するター
    ビントルク算出手段と、該算出手段で算出されたタービ
    ントルクの値に応じて、上記摩擦要素に供給される作動
    圧を設定する作動圧設定手段とを備える自動変速機の制
    御装置であって、車速を検出する車速検出手段が設けら
    れていると共に、該検出手段で検出された車速が所定値
    以下のときには、上記タービントルク算出手段がトルク
    コンバータの最大トルク比を用いてタービントルクを算
    出することを特徴とする自動変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】 タービントルク算出手段は、発進時にト
    ルクコンバータの最大トルク比を用いてタービントルク
    を算出することを特徴とする請求項2に記載の自動変速
    機の制御装置。
JP8103871A 1996-03-31 1996-03-31 自動変速機の制御装置 Pending JPH09269050A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009293722A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Jatco Ltd 自動変速機の油圧制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009293722A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Jatco Ltd 自動変速機の油圧制御装置
JP4603600B2 (ja) * 2008-06-06 2010-12-22 ジヤトコ株式会社 自動変速機の油圧制御装置

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