JPS61278651A - 車輌用自動変速機のアイドル運転時制御方法 - Google Patents

車輌用自動変速機のアイドル運転時制御方法

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Publication number
JPS61278651A
JPS61278651A JP60117560A JP11756085A JPS61278651A JP S61278651 A JPS61278651 A JP S61278651A JP 60117560 A JP60117560 A JP 60117560A JP 11756085 A JP11756085 A JP 11756085A JP S61278651 A JPS61278651 A JP S61278651A
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JP
Japan
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rotation speed
shaft rotation
forward clutch
hydraulic
torque converter
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JP60117560A
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English (en)
Inventor
Yukio Hamano
浜野 行男
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS61278651A publication Critical patent/JPS61278651A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/20Preventing gear creeping ; Transmission control during standstill, e.g. hill hold control
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/02Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
    • F16H61/0202Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric
    • F16H61/0204Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric for gearshift control, e.g. control functions for performing shifting or generation of shift signal
    • F16H61/0206Layout of electro-hydraulic control circuits, e.g. arrangement of valves

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車等の車輌に用いられる自動変速機のア
イドル運転時制御方法に係り、特にフォワードクラッチ
の係合圧の低減によりアンチクリ−プ制御ll(クリー
プ低減制御)を行う車輌用自動変速機のアイドル運転時
制御方法に係る。
従来の技術 自動車等の車輌に用いられる自動変速機は、一般に、内
燃機関より回転動力を与えられる流体式トルクコンバー
タと、前記流体式トルクコンバータより回転動力を与え
られ複数個の摩擦係合装置の係合と解放により複数個の
変速段の間に切換えられる遊星歯車式の歯車変速装置と
を有し、前記歯車変速装置は車速とアクセルペダルの踏
込間とに応じて予め定められた変速パターンに従つて変
速段を切換えられるようになっている。
従来一般に、上述の如き車輌用自動変速機に於ては、マ
ニュアルシフトレンジがDレンジの如き走行レンジに設
定されていると、アクセルペダルの踏込みが解除され且
串速が実質的に零であっても、即ちアイドル運転時にも
前記歯車変速装置は、ニュートラル状態にはならず、第
一速段に設定され、このため車輌の発進はアクセルペダ
ルの踏込みに対して優れた応答性をもって行われるが、
しかしアイドル運転時に前記歯車変速装置が第一速段に
設定されていると、内燃機関の出力が流体式トルクコン
バータを経て前記歯車変速装置の前進走行用入力部材に
伝達されるため、アイドル振動が大きく、またクリープ
が生じ、車輌を完全に停止きせるためには車輌走行制動
用ブレーキを制動作動させるべくブレーキペダルが比較
的強く踏込まれなければならず、更にこの時の流体式ト
ルクコンバータの引摺りによってアイドル運転時の燃料
経済性が態化し、しかも流体式トルクコンバータの作動
油のmlが上昇することが知られている。
上述の如き問題に鑑み、マニュアルシフトレンジが前進
走行レンジに設定されていて車輌が実質的に停止してい
るアイドル運転時には歯車変速装置をニュートラル状態
或いはニュートラル状態相当にすべく前記歯車変速′@
置の摩擦係合装置のうち流体式トルクコンバータの出力
部材と歯車変速装置の車輌前進走行用入力部材とを選択
的に接続する所謂フォワードクラッチを解放或いはフォ
ワードクラッチの係合圧を前進変速段達成時より低く該
フォワードクラッチが滑りを生じる程度の値に設定し、
流体式トルクコンバータの出力トルクが歯車変速装置の
前進走行用入力部材に伝達されないようにするアンチク
リープ制御装置を備えた車輌用自動変速機が特願昭41
−18128号(特公昭47−19962号)、特願昭
56−117742号(特開昭56−21047号)、
特願昭57−10444号(特開昭58−128552
号)、特願昭57−75829号(特開昭58−193
953号)、特願昭57−115087号(特開昭59
−6454号)、特願昭59−176300号に於て既
に提案されている。
上述の如き先願の車輌用自動変速機は所期の目的を達成
し、この車輌用自動変速機に於ては、アイドル振動が低
減し、またクリープの発生が防止され、ブレーキペダル
が強く踏込まれなくても車輌が完全に停止し、またこの
時の流体式トルクコンバータの引摺りがなくなることに
よってアイドル運転時の燃料経済性が改善され、流体式
トルクコンバータの作動油の渇麿が上昇することも回避
される。
発明が解決しようとする問題点 上述の如きアンチクリープ制御に際しては、フォワード
クラッチへ供給する油圧を低減してフォワードクラッチ
の係合圧を減少せしめることが行われ、この時のフォワ
ードクラッチの係合圧は零でフォワードクラッチは完全
解放であっても良いが、アンチクリープ制御解除時にフ
ォワードクラッチが素早く係合状態に戻るよう、アンチ
クリープ制御時のフォワードクラッチの係合圧はフォワ
ードクラッチがトルク伝達を開始する値以下であって可
及的に大きい値に設定されることが好ましい。
しかし、フォワードクラッチの油圧サーボのビストンス
トローク及びピストン戻しばねのばね荷重のばらつき、
作動油温の変動による各部のシールリングからの洩れ油
流量の変化、更にフォワードクラッチ油圧減圧用の減圧
弁の調圧値そのもののばらつきを考慮してフォワードク
ラッチが絶対にトルク伝達を行わないよう、フォワード
クラツチの係合圧を設定しようとすると、それはかなり
低い圧力設定となり、係合圧を零にせずに所定の減圧値
に設定することの当初の目的であるアンチクリープ制御
解除時のフォワードクラッチの係合に要する時間の短縮
が充分に行われなくなる。
本発明は、上述の如き問題点を解決する改良された車輌
用自動変速機のアイドル運転時制御方法を提供すること
を目的としている。
問題点を解決するための手段 上述の如き目的は、本発明によれば、マニュアルシフト
レンジが前進走行レンジに設定されていて車輌が実質的
に停止しているアイドル運転時にはフォワードクラッチ
へ供給する油圧を低減することによりフォワードクラッ
チの係合圧を減少せしめてクリープの発生を防止するア
ンチクリープ制御を行う車輌用自動変速機のアイドル運
転時制御方法に於て、自動変速機の流体式トルクコンバ
ータの入力軸回転数と出力軸回転数とを検出し、アンチ
クリープ制御時には流体式トルクコンバータの入力軸回
転数と出力軸回転数との互いの相違量が所定値を越えて
変化しないように前記フォワードクラッチへ供給する油
圧の低減廃合を制御することを特徴とする車輌用自動変
速機のアイドル運転時制御方法によって達成される。こ
の入力軸回転数と出力軸回転数との互いの相違量は該両
者の差であっても比であっても良い。
発明の作用及び効果 本発明よる車輌用自動変速機のアイドル運転時制御方法
によれば、アンチクリープ制御時には流体式トルクコン
バータの入力軸回転数と出力軸回転数との互いの相違量
が所定値を越えて変化しないよう、即ちフォワードクラ
ッチがトルク伝達を開始しないよう、流体式トルクコン
バータの入力軸回転数と出力軸回転数との互いの相違量
を監視しながらフォワードクラッチの係合圧が制御され
、これによりアンチクリープ制御時にはフォワードクラ
ッチがトルク伝達を行わないことを確保した上でアンチ
クリープ制御時のフォワードクラッチの係合圧を比較的
高く設定でき、アンチクリープ制御解除時のフォワード
クラッチの係合がその時の状態に応じた可能な範囲内に
て素早く行われるようになる。
実施例 以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する。
第1図は一般的な車輌用自動変速機の構成を解図的に示
している。自動変速機1は、ポンプ羽根車3とタービン
羽根114とステータ羽根11!5と直結クラッチ6と
を有する三要素一段二相型の一般的な直結クラッチ付流
体式トルクコンバータ2と、補助変速装置としての歯車
変速装置7とを有し、流体式トルクコンバータ3の入力
部材であるポンプ羽根車3は内燃機関100の出力軸1
01に駆動連結され、流体式トルクコンバータ2の出力
部材であるタービン羽根車4は歯車変速装置7の入力軸
9に駆動連結され、歯車変速装置7の出力軸8は車輌の
図示されていない駆動車輪に差動歯車装置を経て駆動連
結されている。
歯車変速装置7は副歯車変速装置10と主歯車変速装置
11とを互いに直列に有している。
副歯車変速装置10は、サンギア12と、サンギア12
と向応に設けられたリングギア13と、サンギア12と
リングギア13との間にあって該両者に噛合したプラネ
タリピニオン14と、プラネタリビニオン14を回転可
能に支持したキャリア15と、サンギア12に対するキ
ャリア15の左回転を阻止するワンウェイクラッチ(F
o ) 16と、サンギア12とキャリア15とを選択
的に連結するODクラッチ(Co ) 17と、サンギ
ア12をトランスミッションケースに対し選択的に固定
するODブレーキ(Bo)18とを含んでおり、キャリ
ア15を入力軸9に駆動連結され、ODクラッヂ17と
ODブレーキ18との選択的な係合によって二つの変速
段の間に切換えられるようになっている。
主歯巾変速装置11は、中間軸19によって互いに連結
されたフロントサンギア20及びリアサンギア21と、
フロントサンギア20と同心に設けられたフロントリン
グギア22と、リアサンギア21と同心に設けられたリ
アリングギア23と、フロントサンギア20とフロント
リングギア22との間にあって該両者に噛合したフロン
トプラネタリビニオン24と、リアサンギア21とリア
リングギア23との間にあって該両者に噛合したリアプ
ラネタリビニオン25と、フロントプラネタリビニオン
24を回転可能に支持したフロントキャリア26と、リ
アプラネタリビニオン25を回転可能に支持したリアキ
ャリア27と、主歯車変速11af11の前進走行用入
力部材であるフロントリングギア22を副歯車変速装置
10の出力部材であるリングギア13に選択的にトルク
伝達関係に接続するフォワードクラッチ(C+)28と
、中間軸19とリングギア13とを選択的にトルク伝達
関係に接続するダイレクトクラッチ(Cり29と、中間
軸19をトランスミッションケースに対し選択的に固定
するシフト用ブレーキ(B1)30と、リアキャリア2
7をトランスミッションケースに対し選択的に固定する
もう一つのシフト用ブレーキ(ax)31と、リアキャ
リア27の左回転をロックするワンウェイクラッチ(F
+ )32とを有しており、フロントキャリア26及び
リアリングギア23を出力軸8に駆動連結され、前記複
数個のクラッチと前記複数個のブレーキとが各々の所定
の組合せにて係合及び解放されることにより前進三段と
後進一段の複数個の変速段の間に切換えられるようにな
っている。
歯車変速装[7は副歯車変速装置10と主歯車変速装置
11の複数個のクラッチと複数個のブレーキとが次に示
された表に従って係合及び解放されることにより副歯車
変速装置10と主歯車変速装置11との共働作用によっ
てオーバドライブ段を含む前進三段と後進一段の複数個
の変速段を選択的に達成する。
第−速     □x□xXXΔΔ D 第二速     □xxxx□Δ×し 第三速  
   oXOO××X△ン 第四速     000x
XXXΔジ 、五速報    OO×××O××第−速
     QxQxxxΔ△ S 第二速     O×××OOΔX−さ−S=産−
OX(Σqヱ329妃 L 第−速     QxQxQxΔΔN 第二速  
   O×××OO△Xこの表に於て、O印は当該クラ
ッチ或いはブレーキが係合されていることを示し、X印
は当該クラッチ又はブレーキが解放されていることを示
し、Δ印は当該ワンウェイクラッチが内燃機関側より駆
動車輪を駆動するエンジンドライブ時には係合くロック
)され、駆動中輪側より内燃機関が駆動されるエンジン
ブレーキ時には解放(フリー)されることを示している
尚、しレンジに於ては、第二速段へのアップシフトは行
われず、第二速段より第一速段へのダウンシフトのみが
行われる。
副歯車変速装置10と主歯車変速装置11のクラッチ1
7.28.29とブレーキ18.30.31は各々油圧
サーボ装置により駆動されて選択的に係合作動する油圧
作動式のものであり、前記油圧サーボ装置に対する油圧
の給排を制御する油圧制御装置と該油圧制御装置の油路
の切換を指示するマイクロコンピュータを含んだ電子制
御装置による制御によって各マニュアルシフトレンジ毎
に車速とスロットル開度とに応じて予め定められたそれ
自身周知の一般的な変速パターンに従って前記クラッチ
と前記ブレーキの係合と解放が上述の如き組合ぜにて行
われることにより歯車変速装置7の変速段が切換設定さ
れる。
第2図は本発明によるアイドル運転時制御方法の実施に
使用される変速制御装置の一つの実施例をその要部につ
いて示している。フォワードクラッチ28は油圧サーボ
装置33により係合と解放を制御される油圧作動式のも
のであり、該油圧サーボ装置は、サーボピストン34を
含み、油室35に供給される油圧の増大に応じてサーボ
ピストン34が戻しばね36のばね力に抗して図にて右
方へ移動することによりフォワードクラッチ28を係合
させ、油室35の油圧の増大に応じてクラッチ係合圧を
増大するようになっている。
変速制御用の油圧制御装置は、オイルポンプ40と、オ
イルポンプ40よりの油圧をライン油圧に調整するライ
ン油圧制御弁41と、シフトレンジ設定用のマニュアル
シフト弁42と、油圧サーボ装置33に供給する油圧を
制御するクラッチ制御弁45とを含んでおり、マニュア
ルシフト弁42は油路43を経てライン油圧を供給され
るようになっている。
クラッチ制御弁45はボートaとbとCとdとを右して
おり、このうちボートaは途中に絞り48を有する油路
49によってマニュアルシフト弁42の一つの油圧ボー
トに接続され、ボートaにはマニュアルシフトレンジが
Dレンジ、Sレンジ或いはLレンジの如き前進走行レン
ジに設定されている時にマニュアルシフト弁42よりラ
イン油圧が供給されるようになっている。ボートbは絞
り56を経てドレン接続されている。クラッチ制御弁4
5のボートCは油路50によってフォワードクラッチ2
8の油圧サーボ装置33の油室35に直接接続され、ま
たボートdは途中に減圧弁51を有する油路52によっ
てフォワードクラッチ28の油圧サーボ装置33の油室
35に接続されている。
クラッチi制御弁45は、パイロットボート47に与え
られる油圧に応じて切換作動するスプール弁型のもので
あり、パイロットボート47に油圧が供給されていない
時には左側位置に位置してボートaとCとを連通接続し
、パイロットボート47にライン油圧より低い所定の油
圧が供給されている時には中間位置に位置してボートa
とdとを連通接続し、パイロットボート47にライン油
圧が供給されている時には右側位置に位置してボートC
とdのいずれをもドレンボートbに設定するようになっ
ている。
パイロットボート47に供給される油圧はデユーティ比
制御式のソレノイド弁55により制御され、ソレノイド
弁55は、第一の値のデユーティ比信号を与えられてい
る時には油路54を連続してドレン接続してパイロット
ボート47に油圧を供給せず、第二の値のデユーティ比
信号を与えられている時には油路54を断続的にドレン
接続してパイロットボート47にライン油圧より低い所
定の油圧を供給し、第三の値のディーティ比信号を与え
られている時には油圧54をドレン接続しないことによ
りパイロットボート47にライン油圧を供給するように
なっている。
従って、マニュアルシフトレンジがDレンジの如き前進
走行レンジにある時に於てソレノイド弁55に第一の値
のディーティ比信号が与えられると、クラッチ制御弁4
5が左側位置に切換ねることによりライン油圧が油圧サ
ーボ装fW33の油室35に供給され、これに対しソレ
ノイド弁55に第二の値のディーティ比信号が与えられ
ると、クラッチ制御弁45が中間位置に切換わることに
よりライン油圧より低く減圧弁51の調圧値により決ま
る油圧が油圧サーボ装置33の油室35に供給され、ソ
レノイド弁55に第三の値のディーティ比信号が与えら
れると、クラッチ制御弁45が右側位置に切換ることに
より油圧サーボ装置33の油室35の油圧が排出される
ことになる。
減圧弁51の調圧値はフォワードクラッチ28が滑りを
生じてフォワードクラッチ28が正にトルク伝達を開始
する寸前のサーボ油圧に等しい油圧に設定されている。
このため油圧装@33の油室35に減圧弁51の調圧値
に実質的に等しい油圧が供給されている時にはフォワー
ドクラッチ28は正にトルク伝達を開始する寸前の状態
にて滑りを生じる状態に設定される。
尚、油圧サーボ装置33の油室35にライン油圧が供給
された場合には、フォワードクラッチ28は完全な係合
状態になって滑りを生じることなく副歯車変速装[10
のリングギア13と主歯車変速装置11のフロントリン
グギア22とをトルク伝達関係に接続する。この時には
流体式トルクコンバータ2より歯車変速袋@7を経て出
力軸8ヘトルクの伝達が行われる。
ソレノイド弁55に対するディーティ比信号の出力の制
御は電子制御5A置70により行われるようになってい
る。
電子制御装置70は、一般的なマイクロコンピュータを
含んでおり、スロットル開度センサ71より内燃機関1
00のスロットル弁の開直に関する情報を、車速センサ
72より車速に関する情報を、シフトポジションスイッ
チ73よりマニュアルシフトレンジに関する情報を、ト
ルクコンバータ入力軸回転数センサ74より流体トルク
コンバータ2の入力軸回転数に関する情報を、トルクコ
ンバータ出力軸回転数センサ75より流体式トルクコン
バータ2の出力軸回転数に関する情報を各々与えられ、
第3図に示されている如きフローチャーl−に従ってソ
レノイド弁55に対するディーティ比信号の出力を制御
してアンチクリープ制御を行うようになっている。
次に第3図に示された)0−チャートを参照してソレノ
イド弁55に対する通電制御、即ちアンチクリープ制御
の実施要領について説明する。第3図に示されたフロー
チャートのルーチンは所定時間毎、或いは所定クランク
角毎に繰返し実行される。
ステップ100に放ては、シフトポジションスイッチ7
3により検出されたマニュアルシフトレンジがDレンジ
、Sレンジ或いはLレンジの如き前進走行レンジである
か否かの判別が行われる。
マニュアルシフトレンジが前進走行レンジである時には
ステップ101へ進み、これに対しマニュアルシフトレ
ンジが前進走行レンジでない時、即らPレンジ、Rレン
ジ或いはNレンジで゛ある時にはステップ111へ進む
ステップ101に於ては、車速センサ72により検出さ
れた車速が零に近い非常に低い所定値以下であるか否か
の判別が行われる。即ち車速が実質的に零であるか否か
の判別が行われる。車速が前記所定値以下である時には
ステップ102へ進み、これに対し車速が前記所定値以
下でない時にはステップ111へ進む。
ステップ102に於ては、スロットル開度センサ71に
より検出されたスロットル開度に基いてスロットル弁が
全問、即ちアイドル開度位置にあるか否かの判別が行わ
れる。スロットル弁がアイドル開度位置にある時にはス
テップ103へ進み、これに対しスロットル弁がアイド
ル開度位置にない時にはステップ111へ進む。
ステップ103に於ては、フラッグFlが1であるか否
かの判別が行われる。フラッグF+−1である時はソレ
ノイド弁55に第二の値のデユーティ比信号が与えられ
てフォワードクラッチ28の減圧制御によりアンチクリ
ープ制御が既に実行されている時であり、この時にはス
テップ106へ進み、これに対しフラッグF+=1でな
い時にはステップ104へ進む。
ステップ104に於ては、フラッグF2が1であるか否
かの判別が行われる。フラッグF2=1である時にはソ
レノイド弁55に第三の値のデユーティ比信号が与えら
れてフォワードクラッチ28の解放制御が行われている
時であり、この時にはステップ106へ進み、これに対
しフラッグF2−1でない時にはステップ105へ進む
ステップ105に於ては、ソレノイド弁55に第二のデ
ユーティ比信号を出力することが行われ、またフラッグ
F1を1に変換し且フラッグF2を0に変換市ることが
行われる。これによりクラッチ1lilll弁45が中
筒位置に切換ねり、フォワードクラッチ28の油圧サー
ボ装置33の油室35には減圧弁51の調圧値により決
まるライン油圧より低い所定の油圧が供給され、フォワ
ードクラッチ28の保合圧が前進変速段達成時より低く
フォワードクラッチ28が滑りを生じる値に設定される
この時には、上述の如く、フォワードクラッチ28の係
合圧が前進変速段達成時より低くフォワードクラッチ2
8が滑りを生じる値に設定されることにより、流体式ト
ルクコンバータ2の出力トルクが歯車変速装置7の前進
走行用入力部材であるフロントリングギア22に伝達さ
れることが阻止され、これによりアイドル振動が低減し
、またクリープの発生が防止される。
ステップ106に於ては、回転数センサ74により検出
された流体式トルクコンバータ2の入力軸回転数(ポン
プ回転数)Niより回転数センサ75により検出された
流体式トルクコンバータ2の出力軸回転数(タービン回
転数)Noをさし引いたその差ΔNtが予め定められた
所定値N tset以上であるか否かの判別が行われる
。入力軸回転数と出力軸回転数との差ΔN【が所定値N
 tsetを越えて増大する時はフォワードクラッチ2
8がトルク伝達を開始して流体式トルクコンバータ2に
実質的な負荷が作用した時であり、この時にはステップ
107へ進み、そうでない時にはステップ109へ進む
ステップ107に於ては、フラッグF2=1であるか否
かの判別が行われる。フラッグF2=1である時はソレ
ノイド弁55に第三の値のデユーティ比信号が既に与え
られている時であり、この時にはアンチクリープ制御ス
テップを終了し、これに対しF2−1でない時にはステ
ップ108へ進む。
ステップ108に於ては、ソレノイド弁55に第三のデ
ユーティ比信号を出力することが行われ、またフラッグ
F+を0に変換し且フラッグF2を1に変換することが
行われる。これによりクラッチ制御弁45が右側位置に
切換わりフォワードクラッチ28の油圧サーボ@1t3
3の油室35がドレン接続され、油室35の油圧が減圧
弁51の調圧値に決まる圧力より更に低下するようにな
る。
この油室35の油圧の低下に伴ってフォワードクラッチ
28の係合圧が更に減少し、アンチクリープ制御下に於
て何らかの原因によりフォワードクラッチ28が実際に
トルク伝達を行うようになることが回避される。
ステップ109に於ては、フラッグF2−1であるか否
かの判別が行われる。フラッグF2−1である時にはス
テップ110へ進み、これに対しフラッグF2−1でな
い時にはアンチクリープ制御ルーチンを終了する。
ステップ110に於ては、フラッグF2をOに変換する
ことが行われる。これにより次に繰返し行われるアンチ
クリープ制御ルーチンに於て、アンチクリープ制御条件
が整っている時には、即ちマニュアルシフトレンジが前
進走行レンジであり、車速が所定値以下で且スロットル
弁が全開である時にはステップ105が実行され、ソレ
ノイド弁55に再び第二の値のデユーティ比信号が出力
され、クラッチ制御弁45が中間位置に切換わり、フォ
ワードクラッチ28の油圧サーボ装置33の油室35に
再び減圧弁51の調圧値により決まるライン油圧より低
い所定の油圧が供給され、油室35の油圧が再び上昇す
るようになる。
ステップ111に於ては、フラッグF+が1であるか否
かの判別が行われる。フラッグF+=1である時にはス
テップ113へ進み、これに対しフラッグF1=1でな
い時にはステップ112へ進む。
ステップ112に於ては、フラッグF2が1であるか否
かの判別が行われる。F2=1である時にはステップ1
13へ進み、F2=1でない時にはアンチクリープ制御
ルーチンを終了する。
ステップ113に於ては、ソレノイド弁55に第一の値
のデユーティ比信号が出力され、またフラッグF1及び
F2が各々Oに変換される。これによりクラッチ制御弁
45が左側位置に切換わり、この時のマニュアルシフト
レンジが前進走行レンジであれば、フォワードクラッチ
28の油圧サーボ装置33の油室35にはライン油圧が
供給され、これによりフォワードクラッチ28がトルク
伝達を行う完全な係合状態になり、通常の第一速段が達
成される。
本発明によるアイドル運転時制御方法の一つの制御11
要囚である自動変速機の入力軸回転数と出力軸回転数と
の互いの相違量は、入力軸回転数と出力軸回転数との差
によることに限定されず、これは入力軸回転数Niと出
力軸回転数Noとの比No / N 1 %即ち速度比
eによって判断されても良い。速度比eによる場合のフ
ローチャートは第4図に示されている。この場合には速
癒比e(N。
/N+>が所定値e setを越えて減少しないように
フォワードクラッチ28に供給する油圧の低減度合が制
御される。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に説
明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、
本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であることは当
業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な車輌用自動変速機を示す一路構成図、
第2図は本発明による車輌用自動変速機のアイドル運転
時制御方法の実施に用いられる制御装置の一例を示す概
略構成図、第3図は、アンチクリープlIIIJwJの
実施要領の一例を示すフローチャート、第4図はアンチ
クリープ制御の実施要領の他の一例を示すフローチャー
トである。 1・・・車輌用自動変速機、2・・・流体式トルクコン
バータ、3・・・ポンプ羽根車、4・・・タービン羽根
車。 5・・・ステータ羽根車、6・・・直結クラッチ、7・
・・歯車変速装置、8・・・出力軸、9・・・入力軸、
10・・・副歯車変速装置、11・・・主山車変速装置
、12・・・サンギア、13・・・リングギア、14川
プラネタリビニオン、15・・・キャリア、16・・・
ワンウェイクラッチ、17・・・ODクラッチ、18・
・・ODブレーキ。 19・・・中間軸、20・・・フロントサンギア、21
・・・リアサンギア、22・・・フロントリングギア、
23・・・リアリングギア、24・・・フロントプラネ
タリビニオン、25・・・リアプラネタリビニオン、2
6・・・フロントキャリア、27・・・リアキャリア、
28・・・フォワードクラッチ、29・・・ダイレクト
クラッチ。 30.31・・・シフト用ブレーキ、 32−・・ワン
ウェイクラッチ、33・・・油圧サーボ装置、34・・
・サーボピストン、35・・・油室、36・・・戻しば
瓢、40・・・オイルポンプ、41・・・ライン油圧制
御弁、42・・・マニュアルシフト弁、43・・・油路
、45・・・クラッチ制御弁、47・・・パイロットボ
ート、4日・・・絞り、49.50・・・油路、51・
・・減圧弁、52・・・油路、54・・・油路、55・
・・ソレノイド弁、56・・・絞り、70・・・電子制
御lA置、71・・・スロットル開度センサ、72・・
・車速センサ、73・・・シフトポジションスイッチ、
74・・・トルクコンバータ入力軸回転数lセンサ、7
5・・・トルクコンバータ出力軸回転数センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マニュアルシフトレンジが前進走行レンジに設定
    されていて車輌が実質的に停止しているアイドル運転時
    にはフォワードクラッチへ供給する油圧を低減すること
    によりフォワードクラッチの係合圧を減少せしめてクリ
    ープの発生を防止するアンチクリープ制御を行う車輌用
    自動変速機のアイドル運転時制御方法に於て、自動変速
    機の流体式トルクコンバータの入力軸回転数と出力軸回
    転数とを検出し、アンチクリープ制御時には流体式トル
    クコンバータの入力軸回転数と出力軸回転数との互いの
    相違量が所定値を越えて変化しないように前記フォワー
    ドクラッチへ供給する油圧の低減度合を制御することを
    特徴とする車輌用自動変速機のアイドル運転時制御方法
  2. (2)特許請求の範囲第1項の車輌用自動変速機のアイ
    ドル運転時制御方法に於て、前記流体式トルクコンバー
    タの入力軸回転数と出力軸回転数との互いの相違量は入
    力軸回転数Niと出力軸回転数Noとの差によって判断
    し、その差が所定値を越えて増大しないよう前記フォワ
    ードクラッチへ供給する油圧の低減度合を制御すること
    を特徴とする車輌用自動変速機のアイドル運転時制御方
    法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項の車輌自動変速機のアイド
    ル運転時制御方法に於て、前記流体式トルクコンバータ
    の入力軸回転数と出力軸回転数との互いの相違量は入力
    軸回転数Niと出力軸回転数Noとの比No/Niによ
    つて判断し、この比No/Niが所定値を越えて減少し
    ないよう前記フォワードクラッチへ供給する油圧の低減
    度合を制御することを特徴とする車輌用自動変速機のア
    イドル運転時制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4803901A (en) * 1985-10-07 1989-02-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method and system for detecting the rotation rate of the output shaft of a torque converter
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