JPH09267884A - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

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Publication number
JPH09267884A
JPH09267884A JP7738596A JP7738596A JPH09267884A JP H09267884 A JPH09267884 A JP H09267884A JP 7738596 A JP7738596 A JP 7738596A JP 7738596 A JP7738596 A JP 7738596A JP H09267884 A JPH09267884 A JP H09267884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
compact disc
peripheral wall
finger
cover
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7738596A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Yamamoto
国雄 山本
Yoshinori Higuchi
良則 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP7738596A priority Critical patent/JPH09267884A/ja
Publication of JPH09267884A publication Critical patent/JPH09267884A/ja
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  • Packaging For Recording Disks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納ケースの指入れ部に形成される角部をな
くし、包装フィルムの損傷を防ぐ。 【解決手段】 ベース13にコンパクトディスク12を保持
し、これを開閉自在なカバー14で覆う。ベース13の周縁
にはコンパクトディスク12を囲む周壁部16が形成され、
カバー14には周壁部16の外側に沿わせる左右一対のリブ
17を垂設する。周壁部16にコンパクトディスク12を抜き
取る際の指入れ部40を形成する。この指入れ部40は周壁
部16に形成する切欠部35と、この切欠部35からベース13
の外端縁部20に至る傾斜面37とを有する。そして、包装
フィルムの損傷の原因となる指入れ部40の外端角部41に
丸みのある面取部42を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンパクト
ディスクなどの薄板状の被収納物を着脱自在に収納する
収納ケースに関する。
【0002】
【発明の解決しようとする技術的課題】従来、図4に示
すように、樹脂製のベース1の片面に透明樹脂製のカバ
ー2を回動開閉自在に軸支し、ベース1とカバー2との
間にコンパクトディスク3を着脱自在に収納するように
した収納ケースが知られている。この種のコンパクトデ
ィスクの収納ケースにおいては、ベース1の基板部4の
外周縁からコンパクトディスクを囲むように枠状の周壁
部5を一体形成する一方、カバー2の左右両側縁から前
記周壁部5の左右外周面に沿わせるリブ6を垂設してい
る。なお、前記ベース1の周壁部5のうち前記カバー2
のリブ6を沿わせる左右側壁5Aは、リブ6の板厚にほ
ぼ相当する余地を残してベース1の外端縁からやや内側
から立設され、カバー2を閉じた状態で、前記左右側壁
5Aから外側に延設したベース1の外端縁部に前記リブ
6の下端部を当接させている。また、前記ベース1の周
壁部5は、収納するコンパクトディスクを囲むように基
板部4の外周縁から立設していることから、周壁部5の
内側に指が入るように、周壁部5の左右側壁5Aに切欠
部8をそれぞれ対向する位置に形成し、さらに切欠部8
の下端から該切欠部8から離れるにしたがって低く傾斜
する傾斜面9を形成し、この切欠部8及び該切欠部8と
繋がる傾斜面9によってコンパクトディスク3を抜き取
るときの指入れ部10を構成している。そして、このよう
にコンパクトディスク3を囲む周壁部5の切欠部8から
周壁部5の内側に指を入れることができるうえに、切欠
部8の下端部に繋がる傾斜面9によって、基板部4とコ
ンパクトディスク3との間隔が広くなり、収納ケースに
保持したコンパクトディスクを容易に取り出すことがで
きる反面、前記切欠部8と繋がる傾斜面9が切欠部8と
対応する部分にのみ、基板部4の外端縁に凹状に陥没し
ているため、指入れ部10の外端角部9Aとなる前記傾斜
面9の両側角部が鋭い直角状となり、この鋭利な外端角
部9Aによって収納ケースを密封包装した際、包装用フ
ィルムが損傷してしまうことがあった。
【0003】すなわち、この種のコンパクトディスクに
おいては、製品の出荷時に包装用フィルムで密封包装さ
れ、その包装用フィルムが周囲の温度変化等によって収
縮する場合がある。このため、カバー1を閉じた状態で
基板部4に部分的を凹設した傾斜面9によって、ベース
1とカバー1との間に隙間が生じ、その隙間に収縮した
包装用フィルムが入り込んでしまう。この結果、隙間に
入り込んだ包装用フィルムが鋭利な指入れ部10の外端角
部9Aによって損傷し、包装不良となってしまう。
【0004】本発明は、このような課題を解決して収納
ケースを密封包装するフィルムの損傷を抑え、包装不良
を防止できる収納ケースを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、ベース板とこのベースに開閉自在に軸支
したカバーとの間に薄板状の被収納物を着脱自在に収納
する収納ケースにおいて、前記ベースは、前記被収納物
と平行する基板部と、この基板部の周縁から前記被収納
物を囲むように立ち上がる周壁部とを有し、この周壁部
を切り欠いて前記被収納物を取り出す際の指入れ部を形
成するとともに、指入れ部の外端角部に面取部を形成し
たものである。
【0006】そして、収納ケースに保持した被収納物を
抜き取るとき、ベースの周壁部に切り欠いた指入れ部に
よってベースの周壁部の内側に指を入れやすく、被収納
物が摘みやすい。このため、被収納物を容易に抜き取る
ことができる。しかも、指入れ部の外端角部に丸みを付
けた面取部が形成してあるから、収縮等に起因して収納
ケースを密封包装する包装用フィルムがベースとカバー
との隙間に入り込んだとしても包装用フィルムが損傷す
ることはない。
【0007】
【発明の実施形態】以下、本発明の収納ケースの一実施
例を図1から図3を参照して説明する。本実施例の収納
ケース11は、被収納物としてコンパクトディスク12を収
納するものであり、コンパクトディスク12を保持するベ
ース13と、このベース13の片面(図示上面)に開閉自在
に軸支したカバー14とから構成されている。前記ベース
11は合成樹脂によって一体形成され、ほぼ長方板状の基
板部15と、前記コンパクトディスク12を囲むように前記
基板部15の左右側縁から立ち上がる左右側壁16Aと前後
縁から立ち上がる前後側壁16Bとを繋げた枠状の周壁部
16とからなる。また、カバー14は透明な合成樹脂によっ
て一体形成され、左右側縁から前記ベース11の左右側壁
16Aの外周面に沿わせるリブ17を垂設している。このリ
ブ17の内面には、半球面状の係止突起18が設けられ、こ
の係止突起18に対応する係止孔19が前記ベース13の左右
側壁16Aに設けられており、これら突起18と係止孔19と
を嵌め合わせ前記カバー14を閉じた状態で係止する。ま
た、前記ベース13の左右側壁16Aは、前記カバー14のリ
ブ17の板厚にほぼ相当する余地を残して前記基板部15の
外端縁からやや内側から突設され、カバー14を閉じた状
態で、リブ17の下端部を前記左右側壁16Aから外方に延
設した外端縁部20に当接させるようにしている。
【0008】25は前記周壁部16の内側に嵌合して前記コ
ンパクトディスク12を平行に保持する合成樹脂製のディ
スクホルダであり、前記コンパクトディスク12の外径よ
り僅かに径大な内径を有する段差凹部26を有し、その段
差凹部26の中央部にコンパクトディスク12を載せる台部
27を突設している。この台部27の中心には、収納される
コンパクトディスク12を着脱自在に保持するディスク保
持部28が形成されている。このディスク保持部28は、放
射状に突設した径方向に弾性変形可能な複数の爪29で構
成され、この爪29を前記コンパクトディスク12の中心孔
12Aに挿入してコンパクトディスク12を着脱自在に収納
するものである。なお、ディスク保持部28にコンパクト
ディスク12を装着保持した状態ではコンパクトディスク
12が前記段差凹部26の内側に嵌まり、そのコンパクトデ
ィスク12と前記段差凹部26の周辺部26Aとがほぼ面一に
連続する。また、前記段差凹部26の周辺部26Aは、前記
ベース13の周壁部16の上端縁とほぼ同一高さに位置し、
周壁部16の上端縁からディスクホルダ25の周辺部26Aが
ほぼ面一に連続している。すなわち、ディスク保持部28
に装着したコンパクトディスク12の外周縁が周辺部26A
で囲まれている。このため、ディスク保持部28に装着し
たコンパクトディスク12を取り出す際に指を入れるため
の切欠部35が、前記ベース11の左右両側壁16Aのほぼ中
央にそれぞれ形成され、その切欠部35に対応して前記デ
ィスクホルダ25の周辺部26Aに凹部36を形成している。
さらに、前記切欠部35の下端から基板部15の外端縁部20
にかけて次第に低く傾斜する傾斜面37を形成するととも
に、その傾斜面37から連続して前記ディスクホルダ25の
凹部36の下端部に連接する傾斜面38を形成している。そ
して、これらベース11の左右両側壁16Aに形成する切欠
部35とこの切欠部35の下端部に繋がる傾斜面37によって
指入れ部40を構成し、その指入れ部40の外端角部41とな
る前記傾斜面37の両側角部に丸みをつけた面取部42を形
成している。
【0009】つぎに、前記構成について、その作用につ
いて説明する。収納ケース11にコンパクトディスク12を
収納するときには、カバー14を軸支部14Aを中心として
回動させて開く。このとき、図2に示すようにカバー14
を閉じた状態から、図示上方側にカバー14を開くと、カ
バー14のリブ17の内面側に形成する半球面状の係止突起
18がベース13の左右側壁16Aに設けた係止孔19から抜け
てベース13とカバー14との係合が外れる。こうしてカバ
ー14を開いた後、コンパクトディスク12の中心孔12Aに
ディスク保持部28を押し込む。このようにして、ディス
ク保持部28の爪29にコンパクトディスク12を装着保持し
た状態ではコンパクトディスク12がディスクホルダ25の
段差凹部26の内側に嵌まり、コンパクトディスク12とデ
ィスクホルダ25の周辺部26Aとがほぼ面一に連続し、か
つその周辺部26Aの凹部36に臨んでコンパクトディスク
12の外端縁が位置する。そして、コンパクトディスク12
を抜き取る際、指入れ部40となるベース13の周壁部16に
形成する切欠部35とディスクホルダ25の周辺部26Aに形
成する凹部36から指を入れてコンパクトディスク12を摘
んでディスク保持部28を押しながらコンパクトディスク
12を容易に抜き取ることができる。しかも、切欠部35と
凹部36の下端部からベース13の外端縁部20に向かって次
第に低く傾斜する傾斜面37,38を形成しているから、切
欠部28と対応する基板部15の外端縁部20が部分的に薄肉
状となり、図3の断面図に示すように、コンパクトディ
スク12と基板部15との間隔が広くなるため、コンパクト
ディスク12が一層、摘みやすい。そして、コンパクトデ
ィスク12の着脱を終え、カバー14を閉じるときには、カ
バー14を下側に回動すれば、ベース13の左右側壁16Aが
カバー14のリブ17で挟まれて、リブ17に形成した係止突
起18が左右側壁16Aの係止孔19に係合するとともに、リ
ブ17の下端部が前記左右側壁16Aから外方に延設した基
板部15の外端縁部20に当接する。こうしてカバー14が閉
じた状態で保持される。このとき、基板部15の外端縁部
20と、これに当接するリブ17とは、切欠部35に繋げて前
記外端縁部20に凹状に陥没した傾斜面37によって、隙間
aが生じることになり、収納ケース11の製品出荷時に包
装用フィルム(図示せず)で密封包装した際、周囲の温
度変化などに起因して収納ケース11に密着した包装用フ
ィルムが収縮した場合、包装用フィルムが隙間aに入り
込むが、指入れ部40の外端角部41となる傾斜面37の両端
角部に丸みを付けた面取部42が形成してあるから、たと
え収縮によって生じるリブ17と外端縁部20との隙間aに
包装用フィルムが入り込んだとしても包装用フィルムが
損傷することがない。
【0010】以上のように、本実施例においては、ベー
ス13の左右側壁16Aに指入れ部40を形成したことによっ
て周壁部16の内側に指を入れやすいうえ、指入れ部40の
切欠部35から次第に低く傾斜する傾斜面37を形成して切
欠部35と対応する基板部15の外端縁部20を部分的に薄肉
状に成形しているから、コンパクトディスク12と基板部
15との間隔が広くなり、コンパクトディスク12が摘みや
すいため、ディスク保持部28に保持したコンパクトディ
スク12を容易に抜き取ることができる。しかも、指入れ
部40の外端角部41となる傾斜面37の両端角部に丸みをつ
けた面取部42が形成してあるから、収縮等に起因して収
納ケース11を密封包装する包装用フィルムが傾斜面37に
よってカバー14のリブ17とベース13の外端縁部20との間
に生じる隙間aに入り込んだとしても包装用フィルムが
損傷することがないため、損傷による包装不良を防止す
ることができる。
【0011】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
面取部は丸みを帯びた円弧状のものに限らず、例えば外
端角部を45度の傾斜角で斜めにカットして面取部を形
成してもよい。また、前記実施例では、コンパクトディ
スクの収納ケースを示したが、デジタルビデオディスク
の収納ケースにも適用可能であり、被収納物としてコン
パクトディスクに限定されるものではない。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ベース板とこのベース
に開閉自在に軸支したカバーとの間に薄板状の被収納物
を着脱自在に収納する収納ケースにおいて、前記ベース
は、前記被収納物と平行する基板部と、この基板部の周
縁から前記被収納物を囲むように立ち上がる周壁部とを
有し、この周壁部を切り欠いて前記被収納物を取り出す
際の指入れ部を形成したので、指入れ部からベースの周
壁部の内側に指を入れて被収納物を容易に取り出すこと
ができるとともに、収縮等によって収納ケースを密封包
装する包装用フィルムが指入れ部によって生じるベース
の外端縁部とカバーのリブとの隙間に入り込んだとして
も包装用フィルムが損傷することがないため、フィルム
の損傷による包装不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の収納ケースの一実施例を示す一部を拡
大した斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す収納ケースの一部を拡
大した側面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す一部を拡大した収納ケ
ースの断面図である。
【図4】従来例を示す一部を拡大した収納ケースの斜視
図である。
【符号の説明】
11 収納ケース 12 コンパクトディスク(被収納物) 13 ベース 14 カバー 15 基板部 16 周壁部 17 リブ 20 外端縁部 40 指入れ部 41 外端角部 42 面取部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース板とこのベースに開閉自在に軸支
    したカバーとの間に薄板状の被収納物を着脱自在に収納
    する収納ケースにおいて、前記ベースは、前記被収納物
    と平行する基板部と、この基板部の周縁から前記被収納
    物を囲むように立ち上がる周壁部とを有し、この周壁部
    を切り欠いて前記被収納物を取り出す際の指入れ部を形
    成するとともに、指入れ部の外端角部に面取部を形成し
    たことを特徴とする収納ケース。
JP7738596A 1996-03-29 1996-03-29 収納ケース Withdrawn JPH09267884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7738596A JPH09267884A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7738596A JPH09267884A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 収納ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09267884A true JPH09267884A (ja) 1997-10-14

Family

ID=13632432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7738596A Withdrawn JPH09267884A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 収納ケース

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JP (1) JPH09267884A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030603