JP2000128267A - デイスクカートリッジ用収納ケース - Google Patents
デイスクカートリッジ用収納ケースInfo
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- JP2000128267A JP2000128267A JP10297889A JP29788998A JP2000128267A JP 2000128267 A JP2000128267 A JP 2000128267A JP 10297889 A JP10297889 A JP 10297889A JP 29788998 A JP29788998 A JP 29788998A JP 2000128267 A JP2000128267 A JP 2000128267A
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- Japan
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- lid
- cartridge
- case
- disk cartridge
- opened
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Abstract
(57)【要約】
【課題】複数枚収納されたディスクカートリッジのうち
の、所望の1枚のディスクカートリッジを取り出す際、
同時に複数枚のディスクカートリッジが取り出されてし
まう。 【解決手段】 ケース本体(2)と蓋体(3)よりなるディス
クカートリッジ用収納ケース(1)であって、ケース本体
(2)の上部は開口され、その内面には複数の仕切りリブ
が設けられ、かつ、開口の両側壁(F1、F2 )後方部
には蓋支持部(4a,4b)が形成され、蓋支持部には蓋体
(3)が回動可能に取り付けられてなり、蓋体(3)の開蓋
時、蓋体(3)に形成されている後壁縁部(21〜25)に
よりディスクカートリッジが押し出し方向に傾いた状態
で押し出されるように構成して、上記課題を解決したも
のである。
の、所望の1枚のディスクカートリッジを取り出す際、
同時に複数枚のディスクカートリッジが取り出されてし
まう。 【解決手段】 ケース本体(2)と蓋体(3)よりなるディス
クカートリッジ用収納ケース(1)であって、ケース本体
(2)の上部は開口され、その内面には複数の仕切りリブ
が設けられ、かつ、開口の両側壁(F1、F2 )後方部
には蓋支持部(4a,4b)が形成され、蓋支持部には蓋体
(3)が回動可能に取り付けられてなり、蓋体(3)の開蓋
時、蓋体(3)に形成されている後壁縁部(21〜25)に
よりディスクカートリッジが押し出し方向に傾いた状態
で押し出されるように構成して、上記課題を解決したも
のである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のフロッピー
ディスク・光ディスク・光磁気ディスク等を保管するた
めのディスクカートリッジ用収納ケースに関する。
ディスク・光ディスク・光磁気ディスク等を保管するた
めのディスクカートリッジ用収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクカートリッジを収納するケース
は、種々実用化されている。例えば、特開平5−213
386号に示されるようにケース本体の底部には、ディ
スクカートリッジが複数収納され、蓋体の開閉に連動し
て動作し蓋体が開かれる時に、傾斜状に持ち上がる可動
底板によって複数のディスクカートリッジが下から押し
上げられて階段状に並んだ状態となるように構成されて
いる。
は、種々実用化されている。例えば、特開平5−213
386号に示されるようにケース本体の底部には、ディ
スクカートリッジが複数収納され、蓋体の開閉に連動し
て動作し蓋体が開かれる時に、傾斜状に持ち上がる可動
底板によって複数のディスクカートリッジが下から押し
上げられて階段状に並んだ状態となるように構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−21338
6号に示される収納ケースにおいては、ケース本体から
ディスクカートリッジを取り出す場合、蓋体が開いた時
に可動底板によってディスクカートリッジが押し上げら
れて階段状に並んだ状態で表出されるが、このものには
仕切り板が設けられていなく、従って、ディスクカート
リッジ間が仕切られていなく重なり合っているため、デ
ィスクカートリッジの取り出し時に、所望の一枚だけを
取り出すことが難しい。即ち、一般にディスクカートリ
ッジを取り出すときには、このディスクカートリッジの
両側端縁部を挟んで引き上げるようにするものである
が、従来のディスクカートリッジ収納ケースでは、収納
された全てのディスクカートリッジが均一の幅で、且
つ、重なり合った状態で収納されており、しかも、ディ
スクカートリッジは厚みが薄いものであるため、一度に
数枚のディスクカートリッジを挟んで取り出してしまう
ことが多々あった。更に、取り出したディスクカートリ
ッジを収納ケースの元の位置に戻す場合、前記した如
く、ディスクカートリッジ間が仕切られていなく重なり
合っているため、ディスクカートリッジの戻し位置が不
明確であり、従って、収納ケース内のディスクカートリ
ッジを全部確認しなければならず煩わしさがあった。
6号に示される収納ケースにおいては、ケース本体から
ディスクカートリッジを取り出す場合、蓋体が開いた時
に可動底板によってディスクカートリッジが押し上げら
れて階段状に並んだ状態で表出されるが、このものには
仕切り板が設けられていなく、従って、ディスクカート
リッジ間が仕切られていなく重なり合っているため、デ
ィスクカートリッジの取り出し時に、所望の一枚だけを
取り出すことが難しい。即ち、一般にディスクカートリ
ッジを取り出すときには、このディスクカートリッジの
両側端縁部を挟んで引き上げるようにするものである
が、従来のディスクカートリッジ収納ケースでは、収納
された全てのディスクカートリッジが均一の幅で、且
つ、重なり合った状態で収納されており、しかも、ディ
スクカートリッジは厚みが薄いものであるため、一度に
数枚のディスクカートリッジを挟んで取り出してしまう
ことが多々あった。更に、取り出したディスクカートリ
ッジを収納ケースの元の位置に戻す場合、前記した如
く、ディスクカートリッジ間が仕切られていなく重なり
合っているため、ディスクカートリッジの戻し位置が不
明確であり、従って、収納ケース内のディスクカートリ
ッジを全部確認しなければならず煩わしさがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決すべくなされたものであり、第1の発明は、本体ケー
ス(2)と蓋体(3)よりなるディスクカートリッジ用収納ケ
ース(1)であって、前記本体ケース(2)の上部は開口さ
れ、その内面には複数の仕切りリブが設けられており、
かつ、前記開口の両側壁(F1,F2)後方部には蓋支持部
(4a,4b)が形成され、前記蓋支持部には蓋体(3)が回動
可能に取り付けられてなり、前記蓋体(3)の開蓋時、前
記蓋体(3)に形成されている後壁縁部(21〜25)によ
りディスクカートリッジが押し出し方向に傾いた状態で
押し出されるように構成したことを特徴とするディスク
カートリッジ用収納ケースを、第2の発明は、本体ケー
ス(2)と蓋体(3)よりなるディスクカートリッジ用収納ケ
ース(1)であって、前記本体ケース(2)の上部は開口さ
れ、その内面には複数の仕切りリブが設けられると共に
ディスクカートリッジの回動支点となる凹部(13)と前
記凹部に隣接して凸部(12)が設けられており、かつ、
前記開口の両側壁(F1,F2)後方部には蓋支持部(4a,4
b)が形成され、前記蓋支持部には蓋体(3)が回動可能に
取り付けられてなり、前記蓋体(3) の開蓋時、前記蓋体
(3)に形成されている後壁縁部(21〜25)によりディ
スクカートリッジが押し出し方向に傾いた状態で押し出
されるように構成したことを特徴とするディスクカート
リッジ用収納ケースを、第3の発明は、前記蓋体の後壁
縁部(21〜25)は階段状に形成されていることを特徴
とする請求項1および請求項2に記載のディスクカート
リッジ用収納ケースを、第4の発明は、前記本体ケース
及び蓋体において、左右の側壁(F1・F3、F2・F
4)の形状は非対称とされていることを特徴とする請求
項1および請求項2記載のディスクカートリッジ用収納
ケースをそれぞれ提供するものである。
決すべくなされたものであり、第1の発明は、本体ケー
ス(2)と蓋体(3)よりなるディスクカートリッジ用収納ケ
ース(1)であって、前記本体ケース(2)の上部は開口さ
れ、その内面には複数の仕切りリブが設けられており、
かつ、前記開口の両側壁(F1,F2)後方部には蓋支持部
(4a,4b)が形成され、前記蓋支持部には蓋体(3)が回動
可能に取り付けられてなり、前記蓋体(3)の開蓋時、前
記蓋体(3)に形成されている後壁縁部(21〜25)によ
りディスクカートリッジが押し出し方向に傾いた状態で
押し出されるように構成したことを特徴とするディスク
カートリッジ用収納ケースを、第2の発明は、本体ケー
ス(2)と蓋体(3)よりなるディスクカートリッジ用収納ケ
ース(1)であって、前記本体ケース(2)の上部は開口さ
れ、その内面には複数の仕切りリブが設けられると共に
ディスクカートリッジの回動支点となる凹部(13)と前
記凹部に隣接して凸部(12)が設けられており、かつ、
前記開口の両側壁(F1,F2)後方部には蓋支持部(4a,4
b)が形成され、前記蓋支持部には蓋体(3)が回動可能に
取り付けられてなり、前記蓋体(3) の開蓋時、前記蓋体
(3)に形成されている後壁縁部(21〜25)によりディ
スクカートリッジが押し出し方向に傾いた状態で押し出
されるように構成したことを特徴とするディスクカート
リッジ用収納ケースを、第3の発明は、前記蓋体の後壁
縁部(21〜25)は階段状に形成されていることを特徴
とする請求項1および請求項2に記載のディスクカート
リッジ用収納ケースを、第4の発明は、前記本体ケース
及び蓋体において、左右の側壁(F1・F3、F2・F
4)の形状は非対称とされていることを特徴とする請求
項1および請求項2記載のディスクカートリッジ用収納
ケースをそれぞれ提供するものである。
【0005】
【作用】上記の如く構成される本発明のディスクカート
リジ用収納ケースは、(A)本体ケース(2)の上部は開口
され、その内面には複数の仕切りリブを設けたことによ
り、複数のディスクカートリッジは起立状態でそこに収
納され、かつ、前記開口の両側壁(F1,F2 )後方部には蓋
支持部(4a,4b)が形成され、前記蓋支持部には蓋体(3)が
回動可能に取り付けられてあり、前記蓋体(3)の開蓋
時、前記蓋体(3)に形成されている後壁縁部(21〜2
5)によりディスクカートリッジが押し出し方向に傾い
た状態で押し出されるように構成されていることによ
り、ディスクカートリッジの取り出し時に、ディスクカ
ートリッジに指が掛けやすく、従って、取り出しやす
い。 (B)また、本体ケース(2)と蓋体(3)よりなるディスクカ
ートリッジ用収納ケース(1)であって、本体ケース(2)の
上部は開口され、その内面には複数の仕切りリブを設け
たことにより、複数のディスクカートリッジは起立状態
でそこに収納され、また、本体ケースの底壁内面(10)
に、ディスクカートリッジの回動支点となる凹部(13)
と前記凹部に隣接して凸部(12)が設けられ、かつ、前
記開口の両側壁(F1 ,F2)後方部には蓋支持部(4a,4b)が
形成され、前記蓋支持部には蓋体(3)が回動可能に取り
付けられてあり、前記蓋体(3)の開蓋時、前記蓋体(3)に
形成されている後壁縁部(21〜25)によりディスクカ
ートリッジが押し出し方向に傾いた状態で押し出される
ように構成されていることにより、それの取り出し時、
カートリッジの角部が滑って過度の回転運動をすること
を未然に防止するとともに、前記凹部を中心にスムーズ
な回転ができるのでスムーズな取り出しができる。 (C)さらに、前記蓋体の後壁縁部(21〜25)は階段状
に形成されているので、蓋体が開かれたときにディスク
カートリッジが階段状に押し出されるので、前記仕切り
リブと相俟って隣り合うディスクカートリッジ同士が重
なり合うこともなく、所望の一枚のディスクカートリッ
ジの取り出しがより一層容易になる。 (D)さらに本体ケース及び蓋体において、左右の側壁
(F1・F3、F2・F4)の形状は非対称とされてい
るので、ディスクカートリッジの挿入方向(表裏)の識
別が容易になる。また、ケース自身の方向性の識別も容
易であり、デザイン的な効果もある。
リジ用収納ケースは、(A)本体ケース(2)の上部は開口
され、その内面には複数の仕切りリブを設けたことによ
り、複数のディスクカートリッジは起立状態でそこに収
納され、かつ、前記開口の両側壁(F1,F2 )後方部には蓋
支持部(4a,4b)が形成され、前記蓋支持部には蓋体(3)が
回動可能に取り付けられてあり、前記蓋体(3)の開蓋
時、前記蓋体(3)に形成されている後壁縁部(21〜2
5)によりディスクカートリッジが押し出し方向に傾い
た状態で押し出されるように構成されていることによ
り、ディスクカートリッジの取り出し時に、ディスクカ
ートリッジに指が掛けやすく、従って、取り出しやす
い。 (B)また、本体ケース(2)と蓋体(3)よりなるディスクカ
ートリッジ用収納ケース(1)であって、本体ケース(2)の
上部は開口され、その内面には複数の仕切りリブを設け
たことにより、複数のディスクカートリッジは起立状態
でそこに収納され、また、本体ケースの底壁内面(10)
に、ディスクカートリッジの回動支点となる凹部(13)
と前記凹部に隣接して凸部(12)が設けられ、かつ、前
記開口の両側壁(F1 ,F2)後方部には蓋支持部(4a,4b)が
形成され、前記蓋支持部には蓋体(3)が回動可能に取り
付けられてあり、前記蓋体(3)の開蓋時、前記蓋体(3)に
形成されている後壁縁部(21〜25)によりディスクカ
ートリッジが押し出し方向に傾いた状態で押し出される
ように構成されていることにより、それの取り出し時、
カートリッジの角部が滑って過度の回転運動をすること
を未然に防止するとともに、前記凹部を中心にスムーズ
な回転ができるのでスムーズな取り出しができる。 (C)さらに、前記蓋体の後壁縁部(21〜25)は階段状
に形成されているので、蓋体が開かれたときにディスク
カートリッジが階段状に押し出されるので、前記仕切り
リブと相俟って隣り合うディスクカートリッジ同士が重
なり合うこともなく、所望の一枚のディスクカートリッ
ジの取り出しがより一層容易になる。 (D)さらに本体ケース及び蓋体において、左右の側壁
(F1・F3、F2・F4)の形状は非対称とされてい
るので、ディスクカートリッジの挿入方向(表裏)の識
別が容易になる。また、ケース自身の方向性の識別も容
易であり、デザイン的な効果もある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例にかかる
収納ケースの概略図で、(a)は全体斜視図、(b)はデ
ィスクカートリッジ(ミニディスク)を収納し蓋体を開
いた状態を示す全体斜視図、図2は、図1(a)の全体
斜視図の各図における説明図で(a)はA矢視正面図、
(b)はB矢視背面図、(c)はC矢視側面図、(d)は
D矢視側面図、図3は、本発明になる収納ケースを構成
する蓋体の静止状態から開蓋状態に移行する際の変化を
示すもので、(a)は静止状態、(b)は開蓋の第1段
階、(c)は開蓋の第2段階、(d)は開蓋の第3段階を
それぞれ示す説明図、図4は、本発明になる収納ケース
を構成する蓋体の開蓋時における本体ケースとディスク
カートリッジとの配置関係を示すもので、ディスクカー
トリッジ取り出しの第1段階を示す説明図、図5は、デ
ィスクカートリッジ取り出しの第2段階を示す説明図、
図6は、ディスクカートリッジ取り出しの第3段階を示
す説明図である。
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例にかかる
収納ケースの概略図で、(a)は全体斜視図、(b)はデ
ィスクカートリッジ(ミニディスク)を収納し蓋体を開
いた状態を示す全体斜視図、図2は、図1(a)の全体
斜視図の各図における説明図で(a)はA矢視正面図、
(b)はB矢視背面図、(c)はC矢視側面図、(d)は
D矢視側面図、図3は、本発明になる収納ケースを構成
する蓋体の静止状態から開蓋状態に移行する際の変化を
示すもので、(a)は静止状態、(b)は開蓋の第1段
階、(c)は開蓋の第2段階、(d)は開蓋の第3段階を
それぞれ示す説明図、図4は、本発明になる収納ケース
を構成する蓋体の開蓋時における本体ケースとディスク
カートリッジとの配置関係を示すもので、ディスクカー
トリッジ取り出しの第1段階を示す説明図、図5は、デ
ィスクカートリッジ取り出しの第2段階を示す説明図、
図6は、ディスクカートリッジ取り出しの第3段階を示
す説明図である。
【0007】本発明のディスクカートリッジ収納ケース
は、図1(a)、(b)に示すように複数(本実施例で
は、ミニディスク5枚)のディスクカートリッジM(以
後カートリッジMと呼ぶ)が収納可能な収納ケースであ
り、収納ケース1は、ケース本体2と例えば透明な蓋体
3とから構成され、全体として略直方体形状を成してい
る。
は、図1(a)、(b)に示すように複数(本実施例で
は、ミニディスク5枚)のディスクカートリッジM(以
後カートリッジMと呼ぶ)が収納可能な収納ケースであ
り、収納ケース1は、ケース本体2と例えば透明な蓋体
3とから構成され、全体として略直方体形状を成してい
る。
【0008】収納ケース1を構成するケース本体2及び
蓋体3は、アクリロニトリル樹脂(AS)、アクリロニ
トリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、ポリス
チレン樹脂(PS)、ポリカーボネート(PC)或い
は、ポリプロピレン樹脂(PP)等の樹脂から構成さ
れ、上部に矩形状の開口が形成された中空直方体形状を
有する。図中4a(4b)は、蓋支持部、6はケース本
体2の前面部、15,16は、それぞれケース本体2の
側壁F1に形成された凸状柱部である。なお、この凸状
柱部は必要に応じて設けられるもので、必ずしもこの側
壁F1になければならないものではない。
蓋体3は、アクリロニトリル樹脂(AS)、アクリロニ
トリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、ポリス
チレン樹脂(PS)、ポリカーボネート(PC)或い
は、ポリプロピレン樹脂(PP)等の樹脂から構成さ
れ、上部に矩形状の開口が形成された中空直方体形状を
有する。図中4a(4b)は、蓋支持部、6はケース本
体2の前面部、15,16は、それぞれケース本体2の
側壁F1に形成された凸状柱部である。なお、この凸状
柱部は必要に応じて設けられるもので、必ずしもこの側
壁F1になければならないものではない。
【0009】図2、図3において、5a、5b は、蓋体
3の側面にそれぞれ設けた凹部、5cは、ケース本体2
に設けた凸部、7は蓋体3の内側面に設けた凸部、8
は、蓋体3の上面部3aと前面部3bとの間に設けた斜面
部、9は、ケース本体2の下面部2aと前面部2b間に設
けた曲面部、10はケース本体2の底壁、11は、ケー
ス本体2に設けた前壁内面である。20は、蓋体3の後
壁であり、21,22,23,24、25は、この後壁
20の端縁部(以後、蓋体の後壁縁部と呼称する)であ
り、この端縁部の形状は、長手方向に向かって階段状に
形成されており、階段部分の幅は個々のカートリッジM
の幅方向の位置に合わせるようしている。また、蓋体3
の後壁縁部(21,22,23,24,25)は、後述
する図3に示すようにケース本体2の内側に向かって凸
状に形成されている。
3の側面にそれぞれ設けた凹部、5cは、ケース本体2
に設けた凸部、7は蓋体3の内側面に設けた凸部、8
は、蓋体3の上面部3aと前面部3bとの間に設けた斜面
部、9は、ケース本体2の下面部2aと前面部2b間に設
けた曲面部、10はケース本体2の底壁、11は、ケー
ス本体2に設けた前壁内面である。20は、蓋体3の後
壁であり、21,22,23,24、25は、この後壁
20の端縁部(以後、蓋体の後壁縁部と呼称する)であ
り、この端縁部の形状は、長手方向に向かって階段状に
形成されており、階段部分の幅は個々のカートリッジM
の幅方向の位置に合わせるようしている。また、蓋体3
の後壁縁部(21,22,23,24,25)は、後述
する図3に示すようにケース本体2の内側に向かって凸
状に形成されている。
【0010】30a〜30dはケース本体2の後壁30の
内面に設けられ、カートリッジMが例えば5枚収納され
るよう仕切られた複数の仕切りリブ、31a〜31dは、
ケース本体2の前面部6の内面に設けられた複数の仕切
りリブで、これら仕切りリブ30aと31a、30b と3
1b 、30cと31c、30dと31dは、それぞれ一体的
に延設され、例えば、カートリッジMが起立された状態
で収納出来るように形成されている。また、蓋体3の後
壁縁部(21,22,23,24,25)は、後述する
図3に示すようにケース本体2の内側に向かって凸状に
形成されている。次に、この蓋体3の後壁縁部の動作等
につき図3及び図4〜図6を参照して説明する。
内面に設けられ、カートリッジMが例えば5枚収納され
るよう仕切られた複数の仕切りリブ、31a〜31dは、
ケース本体2の前面部6の内面に設けられた複数の仕切
りリブで、これら仕切りリブ30aと31a、30b と3
1b 、30cと31c、30dと31dは、それぞれ一体的
に延設され、例えば、カートリッジMが起立された状態
で収納出来るように形成されている。また、蓋体3の後
壁縁部(21,22,23,24,25)は、後述する
図3に示すようにケース本体2の内側に向かって凸状に
形成されている。次に、この蓋体3の後壁縁部の動作等
につき図3及び図4〜図6を参照して説明する。
【0011】ケース本体2に収納されたカートリッジM
は、蓋体3の回動に連動して動作し、蓋体後壁20の開
き角度に応じて蓋体3の後壁縁部23等によりその一部
が押圧されることにより、ケース本体2外に押し出され
ることになる。この際、カートリッジMの幅(厚み)に
合わせた階段状の凸部によりカートリッジMは、階段状
に押し出される。(図1b参照) 尚、カートリッジMの押し出される角度及び押し出し量
は、後壁20の縁部形状(21,22,23,24,2
5)及び個々の階段の長さ(段差)により設定できる。前
記階段の数も収納枚数に合わせ設定することが出来る。
カートリッジMは、階段状に押し出されることにより隣
り合うカートリッジM同士の押し出し量は異なることに
なり、所望のディスクカートリッジの抽出が容易にな
る。また、段差は押し出し量を勘案して設定することが
できる。本実施例では蓋体の後壁縁部形状を凸状に形成
したが、階段状であれば凸状に限定されることはない。
は、蓋体3の回動に連動して動作し、蓋体後壁20の開
き角度に応じて蓋体3の後壁縁部23等によりその一部
が押圧されることにより、ケース本体2外に押し出され
ることになる。この際、カートリッジMの幅(厚み)に
合わせた階段状の凸部によりカートリッジMは、階段状
に押し出される。(図1b参照) 尚、カートリッジMの押し出される角度及び押し出し量
は、後壁20の縁部形状(21,22,23,24,2
5)及び個々の階段の長さ(段差)により設定できる。前
記階段の数も収納枚数に合わせ設定することが出来る。
カートリッジMは、階段状に押し出されることにより隣
り合うカートリッジM同士の押し出し量は異なることに
なり、所望のディスクカートリッジの抽出が容易にな
る。また、段差は押し出し量を勘案して設定することが
できる。本実施例では蓋体の後壁縁部形状を凸状に形成
したが、階段状であれば凸状に限定されることはない。
【0012】さらに押し出された際、カートリッジMは
本体ケース2の前壁内面11に当接し、押し出された量
に応じてカートリッジMは手前側(取り出し側)に傾く
ことになる。ここで生じた傾きにより、取り出す際に指
がかけ易い状態となる。従って、カートリッジMはすこ
ぶる取り出しやすくなる。
本体ケース2の前壁内面11に当接し、押し出された量
に応じてカートリッジMは手前側(取り出し側)に傾く
ことになる。ここで生じた傾きにより、取り出す際に指
がかけ易い状態となる。従って、カートリッジMはすこ
ぶる取り出しやすくなる。
【0013】次に、図3以降を参照して取り出し方につ
いて更に詳細に説明する。図3(a)に示すように、本
体ケース2にカートリッジMが収容され閉蓋されている
状態において、カートリッジMと前壁内面11との間に
は適度のスペースSが設定されている。これは、蓋体3
の開蓋時、カートリッジMが取り出し側に若干水平に押
し出されて行き、カートリッジMの下側は前壁内面11
に当接し、その後さらに押し出される量に応じた力でカ
ートリッジMは後述するP点を支点にして回転しながら
傾くようにするためである。これによりカートリッジM
の押し出しと回転とその傾きの一連の動作がより円滑な
ものとなる。傾きの角度は、蓋体3の後壁縁部21等の
形状とその形状によって設定される押し出し量と前壁の
高さと前記スペースSにより任意の角度に設定すること
ができるが、取り出し性、指の掛け易さ等を勘案して設
定すればよい。
いて更に詳細に説明する。図3(a)に示すように、本
体ケース2にカートリッジMが収容され閉蓋されている
状態において、カートリッジMと前壁内面11との間に
は適度のスペースSが設定されている。これは、蓋体3
の開蓋時、カートリッジMが取り出し側に若干水平に押
し出されて行き、カートリッジMの下側は前壁内面11
に当接し、その後さらに押し出される量に応じた力でカ
ートリッジMは後述するP点を支点にして回転しながら
傾くようにするためである。これによりカートリッジM
の押し出しと回転とその傾きの一連の動作がより円滑な
ものとなる。傾きの角度は、蓋体3の後壁縁部21等の
形状とその形状によって設定される押し出し量と前壁の
高さと前記スペースSにより任意の角度に設定すること
ができるが、取り出し性、指の掛け易さ等を勘案して設
定すればよい。
【0014】本体ケース2には、図4のように底壁内面
10に凹部13とそれに隣接する凸部12が形成されて
いる。ここで凸部12は凹部13に対してケース本体2
の内側(カートリッジMの取り出し方向と逆の方向)に
位置している。そのため、図4に示す如くケース本体2
に収納されるカートリッジMを取り出す場合、カートリ
ッジMの角部Qが凹部13に入り込み、且つ凸部12に
当接することによりカートリッジMの回転を押さえるこ
とが可能になる。(図5参照)
10に凹部13とそれに隣接する凸部12が形成されて
いる。ここで凸部12は凹部13に対してケース本体2
の内側(カートリッジMの取り出し方向と逆の方向)に
位置している。そのため、図4に示す如くケース本体2
に収納されるカートリッジMを取り出す場合、カートリ
ッジMの角部Qが凹部13に入り込み、且つ凸部12に
当接することによりカートリッジMの回転を押さえるこ
とが可能になる。(図5参照)
【0015】図4で示すように、カートリッジMを指で
手前(矢印方向)に引くことにより、カートリッジMの
角部Qと底壁内面10との接点を支点として回転運動を
始め、その後更に前壁6の一部とカートリッジMが接触
する。この回転運動をする際、図5で示すように、カー
トリッジMの角部Qと底壁内面10との接点において、
カートリッジMに矢印F方向の力が加わるのでカートリ
ッジMはF方向に滑り出す。滑り出したカートリッジM
の角部Qは凹部13に入り込み、凸部12によりその動
きが規制された状態で、凹部13に入り込んだ位置を回
動支点に変えて回転運動を始める。指先によりカートリ
ッジMを更に回転をさせることにより、図6で示すよう
に、カートリッジMは前壁6の先端部Pに乗り上げて収
納ケース1は外側へ出され取り出される。
手前(矢印方向)に引くことにより、カートリッジMの
角部Qと底壁内面10との接点を支点として回転運動を
始め、その後更に前壁6の一部とカートリッジMが接触
する。この回転運動をする際、図5で示すように、カー
トリッジMの角部Qと底壁内面10との接点において、
カートリッジMに矢印F方向の力が加わるのでカートリ
ッジMはF方向に滑り出す。滑り出したカートリッジM
の角部Qは凹部13に入り込み、凸部12によりその動
きが規制された状態で、凹部13に入り込んだ位置を回
動支点に変えて回転運動を始める。指先によりカートリ
ッジMを更に回転をさせることにより、図6で示すよう
に、カートリッジMは前壁6の先端部Pに乗り上げて収
納ケース1は外側へ出され取り出される。
【0016】ここで、上記凹部13とそれに隣接した凸
部12が設けられていない場合には、不具合が生じてし
まう。すなわち、取り出しに際し、図4のように、指で
カートリッジMを手前に回動させた際、カートリッジM
の角部Qと底壁内面10との接点を支点としてカートリ
ッジMは回転を始める。さらにカートリッジMを手前側
に引いて回動させると、カートリッジMにF方向の力が
加わりこれはF方向に滑り出してしまう。次に滑り出し
たカートリッジMには前記F方向の力と前記回転力とが
加わることにより、カートリッジMは90度回転してし
まい簡単には取り出せない場合が発生する。したがっ
て、上記凹部13とそれに隣接した凸部12を設けるこ
とは意味があるもので、これらにより取り出しの際、カ
ートリッジMの角部Qが滑って過度の回転運動をするこ
とを防止するとともに、前記凹部13を中心にカートリ
ッジMがスムーズな回転ができるので、それのスムーズ
な取り出しが可能になる。
部12が設けられていない場合には、不具合が生じてし
まう。すなわち、取り出しに際し、図4のように、指で
カートリッジMを手前に回動させた際、カートリッジM
の角部Qと底壁内面10との接点を支点としてカートリ
ッジMは回転を始める。さらにカートリッジMを手前側
に引いて回動させると、カートリッジMにF方向の力が
加わりこれはF方向に滑り出してしまう。次に滑り出し
たカートリッジMには前記F方向の力と前記回転力とが
加わることにより、カートリッジMは90度回転してし
まい簡単には取り出せない場合が発生する。したがっ
て、上記凹部13とそれに隣接した凸部12を設けるこ
とは意味があるもので、これらにより取り出しの際、カ
ートリッジMの角部Qが滑って過度の回転運動をするこ
とを防止するとともに、前記凹部13を中心にカートリ
ッジMがスムーズな回転ができるので、それのスムーズ
な取り出しが可能になる。
【0017】また、図2(C)で示すように、前記本体ケ
ース2の底壁内面10に連接する後面部及び前面部に個
々のディスクカートリッジが重なり合わないように仕切
りリブ30a,30b,30c,30d及び31a,31b,31
c,31dを設けている。これら仕切り用リブにより各カ
ートリッジMの挿入位置が明確になるとともに、各カー
トリッジM間に適度の間隔が確保されるので、隣り合う
カートリッジM同士が重なることがない。そのため所望
の一枚のディスクカートリッジの取り出しがより一層容
易になる。
ース2の底壁内面10に連接する後面部及び前面部に個
々のディスクカートリッジが重なり合わないように仕切
りリブ30a,30b,30c,30d及び31a,31b,31
c,31dを設けている。これら仕切り用リブにより各カ
ートリッジMの挿入位置が明確になるとともに、各カー
トリッジM間に適度の間隔が確保されるので、隣り合う
カートリッジM同士が重なることがない。そのため所望
の一枚のディスクカートリッジの取り出しがより一層容
易になる。
【0018】また、図4に示すように、ケース本体2内
において、凸部12よりも内側(後壁30側)に更に凸
部14を設けた構成としている。この凸部14は、凸部
12と略同じ高さに設定してあるので、カートリッジM
が収納された状態では、カートリッジMが水平に収納さ
れると同時に、カートリッジMの下面が凸部12,14
の2ヶ所のみの接触となり、接触部分が少なくなるので
カートリッジMへの傷付の発生を押さえることができ
る。
において、凸部12よりも内側(後壁30側)に更に凸
部14を設けた構成としている。この凸部14は、凸部
12と略同じ高さに設定してあるので、カートリッジM
が収納された状態では、カートリッジMが水平に収納さ
れると同時に、カートリッジMの下面が凸部12,14
の2ヶ所のみの接触となり、接触部分が少なくなるので
カートリッジMへの傷付の発生を押さえることができ
る。
【0019】なお、収納に際しては、起立されているカ
ートリッジMは重なり合っていなく、仕切りリブにより
仕切られているので、戻し位置が明確であり、戻しやす
い。また、この際、カートリッジMは単にリブ間にラフ
に挿入しておけば、閉蓋時、蓋体3の内側に設けた突起
7によりこのカートリッジMは内方に押し込まれるの
で、これまた、使い勝手が良い。
ートリッジMは重なり合っていなく、仕切りリブにより
仕切られているので、戻し位置が明確であり、戻しやす
い。また、この際、カートリッジMは単にリブ間にラフ
に挿入しておけば、閉蓋時、蓋体3の内側に設けた突起
7によりこのカートリッジMは内方に押し込まれるの
で、これまた、使い勝手が良い。
【0020】本収納ケースには次のような種々のアプリ
ケーションを施すことができる。ケース本体2の左右側
壁F1,F2には凸状柱部15、16、17、18が形
成されている。従って、この収納ケース1を複数使用す
る場合、個々の収納ケース1がバラバラにならないよう
上記した凸状柱部15、16、17、18を連結させて
保管することができる。
ケーションを施すことができる。ケース本体2の左右側
壁F1,F2には凸状柱部15、16、17、18が形
成されている。従って、この収納ケース1を複数使用す
る場合、個々の収納ケース1がバラバラにならないよう
上記した凸状柱部15、16、17、18を連結させて
保管することができる。
【0021】また、収納ケース1を構成する蓋体3の前
壁の上コーナー部8あるいは下コーナー部9は、大きな
円弧Rあるいは大きなテーパーCを施している(実施例
では上がテーパ、下が円弧)。これにより例えば筒状の
シュリンクフィルムを通してシュリンク包装する際、前
記フィルムが通しやすくなる。そのため、筒状のシュリ
ンクフィルムにおける通しやすさを考慮したクリアラン
スをぎりぎりまで小さく設定でき、且つ作業性も良くで
きる。また、クリアランスが小さいので熱収縮時のシワ
の発生も抑えられ、収縮後の外観も良好となる。
壁の上コーナー部8あるいは下コーナー部9は、大きな
円弧Rあるいは大きなテーパーCを施している(実施例
では上がテーパ、下が円弧)。これにより例えば筒状の
シュリンクフィルムを通してシュリンク包装する際、前
記フィルムが通しやすくなる。そのため、筒状のシュリ
ンクフィルムにおける通しやすさを考慮したクリアラン
スをぎりぎりまで小さく設定でき、且つ作業性も良くで
きる。また、クリアランスが小さいので熱収縮時のシワ
の発生も抑えられ、収縮後の外観も良好となる。
【0022】また、本収納ケースを包装箱に並べて収納
し、蓋の差込フラップを挿入する際、大きなテーパ(あ
るいは円弧)に沿ってより無理なく差し込むことができ
る。したがって、包装仕上げ効率を上げることができ
る。さらに前記差込フラップの差込を考慮した箱でのク
リアランスをぎりぎりまで小さくすることもでき、クリ
アランスによる製品のがたつきによる本収納ケースへの
傷付きや破損等の発生を防止できる。
し、蓋の差込フラップを挿入する際、大きなテーパ(あ
るいは円弧)に沿ってより無理なく差し込むことができ
る。したがって、包装仕上げ効率を上げることができ
る。さらに前記差込フラップの差込を考慮した箱でのク
リアランスをぎりぎりまで小さくすることもでき、クリ
アランスによる製品のがたつきによる本収納ケースへの
傷付きや破損等の発生を防止できる。
【0023】更に、本発明によれば本体ケース2および
蓋体の左右側壁F1とF2、F3とF4をそれぞれ異な
った形状で形成している(図2(a)(b)参照)。すなわ
ち、側壁形状を側壁F1側は大きく切り込み、側壁F2
側は全体を覆う形状にしている。これにより、F1側は
ディスクカートリッジのデザインを見せることができ、
ディスクカートリッジMの挿入方向(表裏)の識別が容
易になる。また、側壁F2側は大きくディスクカートリ
ッジ全体を覆うような形状にしているので、カートリッ
ジ裏面の保護やケース本体と蓋体の間からの塵埃等の進
入を防ぐことができる。そのため、特に横置きにケース
本体を置くときや横置きに連結して使用する際に特に効
果的である。また、ケース自身の方向性の識別も容易で
あり、デザイン的な効果も出すこともできる。
蓋体の左右側壁F1とF2、F3とF4をそれぞれ異な
った形状で形成している(図2(a)(b)参照)。すなわ
ち、側壁形状を側壁F1側は大きく切り込み、側壁F2
側は全体を覆う形状にしている。これにより、F1側は
ディスクカートリッジのデザインを見せることができ、
ディスクカートリッジMの挿入方向(表裏)の識別が容
易になる。また、側壁F2側は大きくディスクカートリ
ッジ全体を覆うような形状にしているので、カートリッ
ジ裏面の保護やケース本体と蓋体の間からの塵埃等の進
入を防ぐことができる。そのため、特に横置きにケース
本体を置くときや横置きに連結して使用する際に特に効
果的である。また、ケース自身の方向性の識別も容易で
あり、デザイン的な効果も出すこともできる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明のディスクカートリ
ッジ用収納ケースは、下記の効果を有する。 (1)本発明のディスクカートリッジ用収納ケースで
は、蓋体の後壁縁部と本体ケースの前壁内面との相互作
用により、開蓋時に、ディスクカートリッジは傾くよう
に押し出されるので指がかけ易く、従って、取り出しが
容易になる。 (2)本体ケースの底壁内面に凹凸を設けたことによ
り、ディスクカートリッジを指で取り出す際、ディスク
カートリッジが滑りのない回転運動をするので、それの
取り出しが一層容易にできる。 (3)さらに、ケース本体の後壁縁部を階段状に形成し
た場合、隣り合うディスクカートリッジが重なることな
く階段状に押し出されるので、所望の一枚のディスクカ
ートリッジの取り出しがより容易になる。 (4)本体ケースに設けた仕切り用リブにより、ディス
クカートリッジの挿入位置が明確になるとともに、ディ
スクカートリッジ間に適度の間隔が確保されるので、デ
ィスクカートリッジ同志が完全に重なり合うことがな
い。そのため所望の一枚のディスクカートリッジの取り
出しがより容易になる。 (5)本体ケースの左右側壁に凸状柱部を形成した場
合、個々の収納ケースがバラバラにならないようを連結
させて保管できるため、ディスクカートリッジを整理す
る場合、すこぶる便利となる。 (6)前壁の上下コーナー部をR形状及びテーパー形状
にすることにより、包装の作業性も向上し、包装後外観
の品質等も良好にできる。 (7)本体ケースの左右の側壁形状を、側壁F1側はデ
ィスクカートリッジのデザインを見せる為大きく切り込
み、側壁F2側はディスクカートリッジ裏面から誇り等
の進入を防ぐためほぼ全体を覆うような形状にすること
で、デザインと機能性を向上することが出来、且つ、デ
ィスクカートリッジの挿入方向を明確にできる。
ッジ用収納ケースは、下記の効果を有する。 (1)本発明のディスクカートリッジ用収納ケースで
は、蓋体の後壁縁部と本体ケースの前壁内面との相互作
用により、開蓋時に、ディスクカートリッジは傾くよう
に押し出されるので指がかけ易く、従って、取り出しが
容易になる。 (2)本体ケースの底壁内面に凹凸を設けたことによ
り、ディスクカートリッジを指で取り出す際、ディスク
カートリッジが滑りのない回転運動をするので、それの
取り出しが一層容易にできる。 (3)さらに、ケース本体の後壁縁部を階段状に形成し
た場合、隣り合うディスクカートリッジが重なることな
く階段状に押し出されるので、所望の一枚のディスクカ
ートリッジの取り出しがより容易になる。 (4)本体ケースに設けた仕切り用リブにより、ディス
クカートリッジの挿入位置が明確になるとともに、ディ
スクカートリッジ間に適度の間隔が確保されるので、デ
ィスクカートリッジ同志が完全に重なり合うことがな
い。そのため所望の一枚のディスクカートリッジの取り
出しがより容易になる。 (5)本体ケースの左右側壁に凸状柱部を形成した場
合、個々の収納ケースがバラバラにならないようを連結
させて保管できるため、ディスクカートリッジを整理す
る場合、すこぶる便利となる。 (6)前壁の上下コーナー部をR形状及びテーパー形状
にすることにより、包装の作業性も向上し、包装後外観
の品質等も良好にできる。 (7)本体ケースの左右の側壁形状を、側壁F1側はデ
ィスクカートリッジのデザインを見せる為大きく切り込
み、側壁F2側はディスクカートリッジ裏面から誇り等
の進入を防ぐためほぼ全体を覆うような形状にすること
で、デザインと機能性を向上することが出来、且つ、デ
ィスクカートリッジの挿入方向を明確にできる。
【図1】本発明の一実施例にかかる収納ケースの概略説
明図である。
明図である。
【図2】図1の具体的構成を説明するための説明図であ
る。
る。
【図3】本発明になる収納ケースを構成する蓋体の静止
状態から開蓋状態に移行する際の変化を示す説明図であ
る。
状態から開蓋状態に移行する際の変化を示す説明図であ
る。
【図4】本発明になる収納ケースを構成する蓋体の開蓋
時における本体ケースとディスクカートリッジとの配置
関係を示すもので、ディスクカートリッジ取り出しの第
1段階を示す説明図である。
時における本体ケースとディスクカートリッジとの配置
関係を示すもので、ディスクカートリッジ取り出しの第
1段階を示す説明図である。
【図5】本発明になる収納ケースを構成する蓋体の開蓋
時における本体ケースとディスクカートリッジとの配置
関係を示すもので、ディスクカートリッジ取り出しの第
2段階を示す説明図である。
時における本体ケースとディスクカートリッジとの配置
関係を示すもので、ディスクカートリッジ取り出しの第
2段階を示す説明図である。
【図6】本発明になる収納ケースを構成する蓋体の開蓋
時における本体ケースとディスクカートリッジとの配置
関係を示すもので、ディスクカートリッジ取り出しの第
3段階を示す説明図である。
時における本体ケースとディスクカートリッジとの配置
関係を示すもので、ディスクカートリッジ取り出しの第
3段階を示す説明図である。
1:収納ケース 2:ケース本体 3:蓋体 4a,4b:蓋支持部 5a,5b:凹部 5c:凸部 6:前面部 7:突起 8:斜面部 9:曲面部 10:底蓋 11:前壁内面 20:後壁 21,22,23,24,25:後壁縁部 30a,30b,30c,30d,31a,31b,31c,31d:
仕切りリブ
仕切りリブ
Claims (4)
- 【請求項1】ケース本体と蓋体とよりなるディスクカー
トリッジ用収納ケースであって、前記ケース本体の上部
は開口され、その内面には複数の仕切りリブが設けら
れ、かつ、前記開口の両側壁後方部には蓋支持部が形成
され、前記蓋支持部には蓋体が回動可能に取り付けられ
てなり、 前記蓋体の開蓋時、前記蓋体に形成されている後壁縁部
によりディスクカートリッジが押し出し方向に傾いた状
態で押し出されるように構成したことを特徴とするディ
スクカートリッジ用収納ケース。 - 【請求項2】ケース本体と蓋体とよりなるディスクカー
トリッジ用収納ケースであって、 前記ケース本体の上部は開口され、その内面には複数の
仕切りリブが設けられると共にディスクカートリッジの
回動支点となる凹部と前記凹部に隣接して凸部が設けら
れ、かつ、前記開口の両側壁後方部には蓋支持部が形成
され、前記蓋支持部には蓋体が回動可能に取り付けられ
てなり、 前記蓋体の開蓋時、前記蓋体に形成されている後壁縁部
によりディスクカートリッジが押し出し方向に傾いた状
態で押し出されるように構成したことを特徴とするディ
スクカートリッジ用収納ケース。 - 【請求項3】前記蓋体の後壁縁部は階段状に形成されて
いることを特徴とする請求項1および請求項2に記載の
ディスクカートリッジ用収納ケース。 - 【請求項4】前記本体ケース及び蓋体において、左右の
側壁の形状は非対称とされていることを特徴とする請求
項1および請求項2記載のディスクカートリッジ用収納
ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10297889A JP2000128267A (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | デイスクカートリッジ用収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10297889A JP2000128267A (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | デイスクカートリッジ用収納ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000128267A true JP2000128267A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=17852430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10297889A Pending JP2000128267A (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | デイスクカートリッジ用収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000128267A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114056709A (zh) * | 2021-09-30 | 2022-02-18 | 中荣印刷集团股份有限公司 | 一种自动展示产品的包装盒 |
-
1998
- 1998-10-20 JP JP10297889A patent/JP2000128267A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114056709A (zh) * | 2021-09-30 | 2022-02-18 | 中荣印刷集团股份有限公司 | 一种自动展示产品的包装盒 |
CN114056709B (zh) * | 2021-09-30 | 2023-12-01 | 中荣印刷集团股份有限公司 | 一种自动展示产品的包装盒 |
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