JP3666629B2 - カートリッジ用収納ケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カートリッジ用の収納ケースに関し、特に光ディスクや光磁気ディスク等の記録媒体を収納したカートリッジ用の収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年において、音楽録音やデータストレージ等の用途に用いられようになったミニディスクは、記録媒体であるディスク部を樹脂製のカートリッジ内に格納している。図12,図13,及び図18(a)は、かかるミニディスクMの一例を示す図であり、図12はその上面図、図13はその下面図、図18(a)はその斜視図である。円盤状のディスク部Dは、薄いボックス状のカートリッジCにより保護されている。また、ミニディスクMは、記録・再生装置の受け入れスロット(不図示)に対する挿入方向が定まっており、かかる挿入方向は、図12においては上方であり、図13においては下方であり、図18(a)においては図示の矢印方向(斜め下方)である。図13中、カートリッジCの下端近傍に形成された凹部C1,C2に、記録・再生装置の爪部(不図示)が係合して、ミニディスクMを装置内部へと搬送するようになっている。また、図18(a)に示すように、カートリッジCにはシャッタ部材90が設けられ、その側面部91の開口91aに記録・再生装置側から駆動部材(不図示)が係合して図の方向t、t’にスライド可能となっており、記録・再生時には方向t’に移動してディスク部Dにおいて書き込みまたは読み取りが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ミニディスクMに音楽や情報を記録した場合、記録した曲名や内容を記載したインデックスカードをミニディスクMに付帯させることが一般的に行われている。そのようにして記載されたインデックスカードは、ミニディスクMと共に保存される。
【0004】
しかしながら、ミニディスクMは収納ケースに収納されて保存されることが多いため、カートリッジCにインデックスカードが貼り付けられると、収納ケースに対して出し入れされる際にその記載部分が擦れ、あるいは汚れてしまい、長期間の使用によりその記載が不明瞭となる恐れがある。又、記録・再生装置にミニディスクMを挿入したときに、カートリッジCからインデックスカードが剥がれて、記録・再生装置の機能を損なう恐れもある。そこで、一般的にインデックスカードは、ミニディスクMが収納される収納ケースに付帯するようにしている。
【0005】
上述したごとくインデックスカード(ラベル)を付帯する収納ケースは、たとえば特開平5−278772号、及び特開平9−226873号に開示されている。しかしながら、かかる従来技術の収納ケースにおいては、以下に述べるような問題がある。
【0006】
まず、特開平5−278772号に開示された収納ケースはスリーブ状であるため、その内部の適切な位置にインデックスカードを配置することは困難である。従って、かかるスリーブ状の収納ケースにおいては、収納ケース表面にインデックスラベルを貼り付け、そこに曲名や情報を記載するようにしている。ところが、このように収納ケース表面にインデックスラベルを貼り付けると、同様に記載部分の擦れ、汚れが生じる恐れがある。加えて、このようなミニディスクの販売時には、インデックスカードやラベルは、収納ケースやミニディスク自体に未だ貼り付けられておらず、その接着面を覆った状態でコの字状に折り曲げられて、ミニディスクが収納された収納ケースの開口をふさぐようにしてセットされ、その上から包装フィルムでラッピングされることにより、収納ケースとの分離が防止されている。従って、かかるミニディスクを購入したユーザーが、包装フィルムを一旦破ってしまうと、インデックスカードやラベルは、収納ケースやミニディスクと分離してしまうので、そこに予め貼り付けておかない限り、その保管に不便であり、また紛失の恐れも大きいといえる。
【0007】
一方、特開平9−226873号に開示された収納ケースは、収納ケース内部にインデックスカードを収納できるよう、蓋体を本体に対して回動可能に構成しているので、上述のような問題は生じない。しかしながら、かかる従来技術の構成は、ミニディスクを収納ケース内に収納した状態では蓋体が開かないようになっており、かかる状態ではインデックスカードを取り出すことができず、無理に取り出そうとすると収納ケースを破損する恐れがある。従って、インデックスカードを収納ケースから取り出すために、いちいちミニディスクを引き出さねばならず、取り扱いに不便である。
【0008】
また、図18(a)に示すカートリッジCを図18(b)のように収納ケースSにおいて出し入れする際にカートリッジCが図の矢印方向に傾くと、シャッタ部材90の側面部91のシャッタ端部92が収納ケースSの内面と接触してしまうことがある。この場合、端部92は機械加工による切断部分であるため、図18(c)のように、端部92にばり92aが生じていると、収納ケースS内におけるシャッタ端部92との接触面が削れて凹みs’ができでしまい、好ましくない。
【0009】
本発明の目的は、かかる従来技術の問題点に鑑み、インデックスカードを取り出しやすくかつその保持が確実で、カートリッジの出し入れ等の取り扱いに優れたカートリッジ用収納ケース及びその製造方法を提供することである。また、カートリッジのシャッタ部材の収納ケース内面への接触による収納ケース内の削れの問題のないカートリッジ用収納ケースを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく、本発明のカートリッジ用収納ケースは、本体と、前記本体に回転自在に支承され、開位置と閉位置との間を回動自在なカバー部材とを含み、前記カバー部材が前記閉位置に回動したときに、前記本体と前記カバー部材との間には外部よりカートリッジの挿入を許容する開口が形成されるようになっており、更に前記カバー部材は、前記開位置へと回動する際に、前記本体と前記カバー部材との間に挿入されたカートリッジを保持し、一体的に回動させるカートリッジ保持部を左右両側に形成しているカートリッジ用収納ケースであって、前記カバー部材が前記閉位置に回動したときに、前記カートリッジ保持部の下端が前記本体の内面に設けられた凹部に入り込むとともに、その上端が前記本体の内面よりも突出するように構成したことを特徴とする。
【0011】
本発明のカートリッジ用収納ケースによれば、本体とカバー部材との間に挿入されたカートリッジは、カバー部材と一体的に回動するカートリッジ保持部により保持されているので、カバー部材を回動させることにより、収納ケース内に収納されたカートリッジも回動する。このため、例えばカートリッジと本体との間にインデックスカードが配置されていたとしても、カートリッジを抜き出すことなくインデックスカードの取り出しが可能となる。また、カバー部材が閉位置に回動したときに、カートリッジ保持部の下端が本体の内面の凹部に入り込みその上端が本体の内面よりも突出し、カートリッジ保持部の下端と本体の内面の凹部との間でインデックスカートを挟むことができるので、インデックスカードの保持が確実となる。また、カートリッジ保持部の上端が突出し本体の内面との間に隙間ができるので、インデックスカードがカートリッジと本体との間に配置されている場合、カートリッジを出し入れしてもカートリッジがインデックスカードと擦れてしまうことはなく、カートリッジの出し入れがし易くなり、取り扱いに優れたものとなる。
【0012】
また、前記カートリッジ保持部の前記開口側の端部に、カートリッジを挿入し易くするカートリッジ導入部を形成することにより、カートリッジのカートリッジ保持部への導入が容易となる。
【0013】
また、前記カートリッジ導入部が斜面状またはステップ状に形成され、これらの斜面部またはステップ部の前記開口側の前端は、前記カバー部材が前記閉位置に回動したときに前記本体の内面よりも低くなるように構成することにより、カートリッジの出し入れ時において引っかかり感がなくスムーズに出し入れを行うことができ、その取り扱いがし易くなる。特にカートリッジを入れる時に、カートリッジ保持部の前端部で引っかかるような抵抗を受けることがなく、良好である。
【0014】
また、前記カートリッジを保持したときそのカートリッジの側面と対抗する前記カバー部材の面の隅部に前記カートリッジの位置決めを行う凸部を設けることにより、カートリッジ保持部にカートリッジが保持されたとき、カートリッジの側面とカートリッジ保持部の面との間に、その隅部に設けられた凸部により隙間が形成される。このため、例えばカートリッジが斜めに挿入された場合でもカートリッジの側面にある例えばシャッタの端部が、カートリッジ保持部の面と接触することはなく、この面における削れ等の不具合を未然に防止できる。
【0015】
また、前記カバー部材が前記開位置と前記閉位置との間で回動する際に、前記本体が前記カバー部材と当接する突出部を前記本体に形成することにより、カバー部材の開閉時にカバー部材がこの突出部において本体と当接し、カバー部材の開閉が確実となり、カバー部材が回動して閉位置にきた時にカバー部材のがたつきを抑制できる。
【0016】
また、前記カートリッジが挿入されたときそのカートリッジの側面に設けられた凹部に係合する凸部と、前記カートリッジ保持部とが、前記カバー部材の異なる位置に配置されることが好ましい。上述のカバー部材を金型により成形して製造する場合、この凸部とカートリッジ保持部とは金型構造上、アンダカット部となるため、金型において傾斜スライドやスライドコアが必要となる。カバー部材において凸部とカートリッジ保持部とが接近する構成であると、傾斜スライドやスライドコア等を用いた金型の強度が低下してしまうので、両者を異なる位置に配置することにより、金型の強度を向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1及び2は、ミニディスクを収納可能な本実施の形態にかかる収納ケースを示す斜視図であり、図1はカバー部材を閉めた状態(すなわち、カバー部材が閉位置にある状態)を示し、図2はカバー部材を開けた状態(すなわち、カバー部材が開位置にある状態)を示す図である。
【0021】
図1,2において、薄いボックス状の収納ケース10は、カバー部材20と、かかるカバー部材20と別部品である本体30とからなる。図1に示すように収納ケース10は、カバー部材20を閉めた状態でも、ミニディスクM(図1,12)を出し入れ可能な開口OPを、その前面に形成している。尚、本体30及びカバー部材20は、ポリカーボネート、ポリスチレン、アクリル、AS樹脂など透明性を有する樹脂から形成されると好ましい。
【0022】
図3はカバー部材20のみを示す斜視図であり、図4は本体30のみを示す斜視図であり、図5はカバー部材20を裏返しにしてその下面を見た斜視図である。図4を参照して、まず本体30から説明する。本体30は、矩形状の底壁31と、底壁31の一辺に結合した左側側壁32と、それに対向する一辺に結合した右側側壁33と、更に底壁31の一辺に結合し両側壁に直交する奥壁34とから一体的に形成されている。底壁31は、奥壁34の結合する一辺に対向する辺(以下、開口側辺と称する)に矩形状の切欠部31aを形成している。更に底壁31は、左側側壁32と右側側壁33の近傍において、薄く細長い形状のくぼみ31b、31cをそれぞれ形成している。加えて、底壁31は、奥壁34近傍において、側壁32,33にそれぞれ平行に延在する保持部31f、31gを形成している。また、左側側壁32の内面側には図の上下方向にリブ部32bが突出するように設けられている。また、右側側壁33の内面側にも同様のリブ部(図示省略)が設けられている。カバー部材20の開閉時にカバー部材20がこれらのリブ部において本体30と当接することにより、カバー部材20の開閉が確実となり、カバー部材30を閉じたときにカバー部材20ががたつくことを防止する。なお、底壁31の開口側辺近傍は、わずかに高くなって段部31dを形成している。
【0023】
側壁32,33は、開口側辺に近い端部に袋孔32a、33aを形成している。奥壁34の上縁には、棒状の支持部材34aがその略全幅にわたって形成されており、その両端には袋孔34b(一方の図示)が形成されている。また、支持部材34aの両端はテーパ状に面取りされた切り欠き部34d,34eが形成されている。尚、支持部材34aは奥壁34から開口側辺に向かって張り出した係止部34cを有する。
【0024】
次に、図3及び、特に図5を参照して、カバー部材20について説明する。カバー部材20は、矩形状の上壁21と、上壁21に結合した2つの側壁22,23とからなる。上壁21は、本体30(図4)の開口側辺に向かい合う辺(開口側辺)に矩形状の切欠部21aを形成している。
【0025】
側壁22,23は、上壁21の対向する二辺の近傍に結合しており、従って上壁21は、側壁22,23より外方に延在する張り出し部21c、21dを有している。段部となる張り出し部21c、21dにおける、開口側辺と反対側の端部には、瘤状の支持部21e、21fが形成されており、更に支持部21e、21fには、互いに対向する短円筒状の軸部21g、21hが形成されている。軸部21g、21hの先端下面側はテーパー状となっている。なお、支持部21e、21fは、付け根部21i、21jにより上壁21に連結され、付け根部21i,21jには凹部21k、21mが形成されている。
【0026】
側壁22,23は、その下縁(図5では上縁)に互いに対向した細長状の保持部22a、23aを形成している。更に側壁22,23は、開口側辺と反対側の端部に、片持ちアーム22b、23bを結合している。アーム22b、23bの先端には、隆起部22c、23cが凸状に形成されている。また側壁22、23は、開口側辺に近い端部近傍において、互いに離隔する方向に突出した凸部22d(図5)、23d(図3)を形成している。
【0027】
図6は、カバー部材20を閉じた状態で示す収納ケース10の上面図であり、図7(a)は、図6の収納ケース10をVIIA−VIIA線で切断して矢印方向に見た図であり、図8は、図6の収納ケース10をVIII−VIII線で切断して矢印方向に見た図であり、図9は、図6の収納ケース10をIX−IX線で切断して矢印方向に見た図であり、図7(b)は、収納ケースの前端近傍における保持部の概略的な斜視図である。尚、図7,8においては本体30の側壁32周辺のみを示しているが、側壁33側についても構成は同様である。
【0028】
図7(a)に示すように、カバー部材20を閉じた状態では、その側壁22に形成された保持部22aは、本体30のくぼみ31bに当接するようになっている。又、収納ケース内に二点鎖線で示すように挿入されたミニディスクMは、保持部22aと上壁21との間に支持されるようになっている。細長の板状の保持部22a(23a)の上面がカートリッジを保持するカートリッジ保持部を構成し、保持部22a(23a)の下面がシート状部材(図10,11に示すインデックスカード)を保持する保持部を構成する。また、図7(a)に示すように、保持部22a(23a)の上面は、本体30の底壁31の内面31eよりも突出している。また、側壁22,23の内側の図の下の隅部には第1の凸部25a及び図の上の隅部には第2の凸部25bがそれぞれ設けられており、ミニディスMの収納ケース内における図の横方向の位置決めを行うとともに、ミニディスクMの側面と側壁22,23の内側面との間に隙間SPを形成する。
【0029】
更に図8に示すように、ミニディスクMが収納ケース内に挿入された場合、その凹部C2内に、凸部である隆起部22cが進入するようになっている。図8に示す断面においては、カバー部材20に保持部31fが当接して互いの間を密閉している。その理由は、カバー部材20に隆起部22cを設けたため、保持部31fをカバー部材20に形成すると型が複雑となってコストが上昇するからである。尚、図7,8から明らかであるが、カバー部材20の張り出し部21cと本体30との間には、断面が矩形状の溝Gが形成されるようになっている。
【0030】
図9に示すように、ミニディスクMが収納ケース内に挿入された場合、その内方端は本体30の係止部34cに当接し、それ以上内方に進入できないようになっている。また、図7(b)に示すように、保持部22a(23a)の前端は、斜面22eを有し、斜面22eの先端の高さは、本体30の内面31eよりも低くなっている。
【0031】
図10は、本実施の形態にかかる収納ケース10に使用可能なインデックスカードを示す斜視図であり、図11はその変形例を示す斜視図である。図10において、シート状部材であるインデックスカードIDは、1枚の矩形紙を折り曲げたものであり、細長い背表紙部IDaと、広い記載部IDbとからなる。
【0032】
図1に示すごとく本体30とカバー部材20とを組み立てる場合には、付け根部21i、21j(図5)を弾性変形させつつ、カバー部材20の軸部21g、21h(図5)を本体30の支持部材34aの両端の袋孔34b(図4)に嵌合させる。このようにすることにより、カバー部材20は本体30に対して、軸部21g、21h周りに回動自在となる。この組立に際し、軸部21g、21hのテーパー状の先端と、支持部材34aの両端の切り欠き部34d,34eとによって、本体30にカバー部材20を組み込み易くなる。
【0033】
次に、収納ケース10内にインデックスカードを収納する場合における、本実施の形態の動作について説明する。まず図2に示すように、本体30に対してカバー部材20を開いた位置へと回動させる。続いて、図10に示すインデックスカードIDを、背表紙IDaが本体30の壁34(図4)に対向するようにして挿入する。かかる状態から、カバー部材20を図1に示す閉じた位置へと回動させれば、インデックスカードの収納が完了する。カバー部材20が閉じた状態では、カバー部材20の凸部22d(図5)、23d(図3)が、本体30の袋孔32a、33aに係合しており、カバー部材20は本体30に対して不用意に回動することはない。一方、かかるインデックスカードを取り出そうとする場合、この逆の操作をすればよい。尚、凸部22d、23d及び袋孔32a、33aがカバー部材20が回動して閉じられると更に本体30に対し回動することを防止するロック部材を構成する。
【0034】
以上の動作は、収納ケース10にミニディスクMが収納されているか否かに関わらず可能である。ミニディスクMはカバー部材20と共に回動するため、インデックスカードの出し入れを邪魔しないからである。尚、本体30及びカバー部材20は、透明性のある樹脂から形成されているので、インデックスカードIDの背表紙IDa及び記載部IDbに記載された文字を、ユーザーは収納ケース10の外部から読みとることができる。
【0035】
本実施の形態においては、インデックスカードIDを本体30内に配置し、カバー部材20を閉じることにより、図7に示すように、かかるインデックスカードIDは、その側縁がカバー部材20の保持部22aにより本体30のくぼみ31bに押しつけられて固定される。従って、収納ケース10内にミニディスクが収納されていない場合でも、インデックスカードIDはしっかり固定され、不用意に収納ケース10から開口OP(図1)を介して落下することはない。尚、保持部22aによりくぼみ31bに押しつけられた際、インデックスカードIDの側縁が若干折れ曲がるが、くぼみ31bは浅いためインデックスカードIDが破れることはない。
【0036】
若干でもインデックスカードが折れ曲がることを嫌う場合には、図11に示すようなインデックスカードID’を用いればよい。図11に示すインデックスカードID’は、図10の示すものと類似しているが、記載部IDbの両側縁に矩形状の切欠IDcを形成している点が異なっている。切欠IDcは、本体30のくぼみ31bとほぼ同じ形状を有しているため、インデックスカードID’を本体30内に配置し、カバー部材20を閉じることにより、切欠IDc内にカバー部材20の保持部22aが入り込むようになっている。従って、カバー部材20を閉じても、インデックスカードID’は折れ曲がることなく、保持部22aに切欠IDcが引っかかるようになるため、収納ケース10内にミニディスクが収納されていない場合でも、不用意に収納ケース10から開口OPを介して落下することはない。この場合、図7(a)のように、保持部22aの上面が本体30の内面31eよりも突出しているので、インデックスカードID’の切欠IDcが保持部22aにより引っかかり易くなり、インデックスカードID’の保持が確実となり、好ましい。
【0037】
次に、収納ケース10内にミニディスクMを収納する場合における、本実施の形態の動作について説明する。本実施の形態にかかる収納ケース10においては、従来技術によるスリーブタイプと同様に、カバー部材20を閉じた状態でミニディスクMを出し入れ自在となっている。ミニディスクMを収納ケースに挿入すると、保持部22a(23a)の先端部に図7(b)のように斜面22eがあるので、ミニディスクMが収納ケース内にスムーズに導入され、しかも本体30の内面31eよりも低いため、引っかかり感がなく、取り扱い易く好ましい。また、上述したように、ミニディスクMが収納ケース10内に更に挿入された場合、その内方端は本体30の係止部34c(図9)に当接し、それ以上内方に進入できないようになっている。ミニディスクMを、その内方端が壁34に当たるまで進入させるようにすると、かかる状態ではカバー部材20が開かなくなる恐れがあり、また無理に開くことにより収納ケースを破損させる恐れがあるからである。
【0038】
また、ミニディスクMが収納ケースに挿入される場合、図7(a)の側壁22の内側の第1の凸部25aに、ミニディスクMの側面の上端隅部(図18(a)の斜線で示す部分)が接するとともに、両凸部25a、25bによりミニディスクMの側面と側壁22,23の内側面との間に隙間SPが形成されるため、図18(b)のようにミニディスクMが傾いたまま挿入されても、ミニディスクMのシャッタ部材90の端部92がカバー部材20の側壁22に当接してこの側壁部が削られて凹み等ができてしまうことはない。なお、第2の凸部25bは、第1の凸部25aとともにミニディスクMを案内し、また側壁の強度を増す。
【0039】
また、カバー部材20を閉じた状態でミニディスクMが収納ケース10に挿入されるとき、予め内部に配置されたインデックスカードIDが収納ケース10の進入を阻止しないように、本体30の開口側に形成された段部31dが、インデックスカードIDが配置される底壁31からカード厚さ分だけ高くなっている。また、保持部22a(23a)の上面が本体30の内面31eよりも突出し、この間に形成される隙間にインデックスカードIDが位置することにより、ミニディスクMを出し入れしてもインデックスカードIDと擦れてしまうことはなく、ミニディスクMの出し入れがし易くなり、取り扱いのよいものとなる。
【0040】
カバー部材20を閉じた状態で、ミニディスクMを収納ケース10から取り出す場合には、ユーザーが、中央切欠21a、31aから露出したミニディスクMを把持して引き出すようにすればよい。
【0041】
なお、カバー部材20を開いた状態で、ミニディスクMを、カバー部材20の下面に沿って挿入することもできる。かかる場合、ミニディスクMの内方端が係止部34c(図9)に当接し、かつその凹部C1,C2が、カバー部材20の隆起部22c、23cにそれぞれ係合し、ミニディスクMがカバー部材20に保持される。
【0042】
本実施の形態においては更に、カバー部材20を閉じた状態で、本体30とカバー部材20との間には、図7,8に示すように溝G(すなわち隙間)が形成されている。従って、この溝Gを用いることにより、たとえば特開平8−295385号に開示されているような、複数の収納ケースを収納する容器に、本実施の形態の収納ケース10を収納することができる。
【0043】
次に、上述のカバー部材20を成形するための金型について図14〜図17を参照して説明する。図14はカバー部材を内面側から見た平面図、図15(a)は図14のa−a線方向で切断したカバー部材の保持部に対応する金型の断面図、図15(b)は図15(a)の金型の離型時の動きを示す金型の断面図、図16は図14のb−b線方向に切断したカバー部材のアームの隆起部(凸部)に対応する金型の断面図、図17は図14のc−c線方向で切断したカバー部材の凸部に対応する金型の断面図である。
【0044】
図14に示すように、カバー部材20の側壁22,23に設けられる凸部22d、23d、保持部22a、23a、及び隆起部(凸部)22c、23cを有するアーム22b、23bは、平面上互いに重なることなく、異なる位置に配置されている。
【0045】
カバー部材20の成形用金型50は、カバー部材20の保持部を成形するために、図15(a)に示すように、固定側金型51,可動側金型52,及び可動側金型52側に配置した傾斜スライド53を用いている。この金型50に形成されたキャビティCAには、カバー部材の保持部に対応した形状が形成される(キャビティCAの各部分をカバー部材20に付した符号で示す。以下、同じ)。また、図16に示すようにアーム22bを成形するために、スライドコア54を用いており、図17に示すように凸部23dを成形するために別のスライドコア55を用いている。
【0046】
成形後に金型を開くと、図15(b)に示すように傾斜スライド53が図の矢印方向に前進し、成形品であるカバー部材20を取り出すことのできる状態となるとともに、図16に示すようにスライドコア54が図の矢印方向にスライドしまた図17に示すようにスライドコア55が図の矢印方向にスライドする。このようにして、成形品(カバー部材20)を取り出すことができる。この場合、傾斜スライド53の前進方向と、各スライドコア54,55の各スライド方向は異なる。
【0047】
カバー部材20の側壁22,23に設けられる凸部22d、23d、保持部22a、23a、及び隆起部(凸部)22c、23cは、金型の構造上、アンダカット部となるため、これらを含むカバー部材20を成形する金型を構成する場合にはスライドコアや傾斜スライドを用いる必要があるが、凸部22d、23d、保持部22a、23a、及び隆起部(凸部)22c、23cが接近していると、同一面内にスライドコアや傾斜スライドを配置する構造となってしまう。そうすると、傾斜スライドの案内部とスライドコアとが接近してしまい、可動側の金型の強度が低下し、金型寿命が短くなってしまう問題が生じてしまう。これに対し、本実施の形態では、図14のように、凸部22d、23d、保持部22a、23a、及び隆起部(凸部)22c、23cを離して重ならないように配置しているので、スライドコアと傾斜スライドとを用いて金型を構成でき、その強度の向上を達成し、金型寿命を向上させている。これにより、カバー部材の生産性を高めることができる。
【0048】
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。たとえば本発明は、ミニディスクに限らずCDや他のカートリッジを収納する収納ケースに適用可能である。
なお、カートリッジ用収納ケースは、本体と、前記本体に回転自在に支承され、開位置と閉位置との間を回動自在なカバー部材とを含み、前記カバー部材が前記閉位置に回動したときに、前記本体と前記カバー部材との間には外部よりカートリッジの挿入を許容する開口が形成されるようになっており、更に前記カバー部材は、前記開位置へと回動する際に、前記本体と前記カバー部材との間に挿入されたカートリッジを保持し、一体的に回動させるカートリッジ保持部を左右両側に形成しているカートリッジ用収納ケースであって、前記カートリッジが挿入されたときそのカートリッジの側面に設けられた凹部に係合する凸部と、前記カートリッジ保持部とが、前記カバー部材の異なる位置に配置されるように構成してもよい。この構成により、カバー部材を成形する金型の強度を向上させることができる。更に、前記カバー部材が前記本体に対し回動するよう係合する回動部を前記カバー部材において前記凸部及び前記カートリッジ保持部と異なる位置に配置することにより、カバー部材を成形する金型の強度を向上させることができる。
また、カートリッジ用収納ケースの製造方法は、カートリッジの側面の凹部に係合する凸部とカートリッジ保持部とが異なる位置に配置されたカバー部材の外面を固定側金型で成形し、その内面を可動側金型で成形するとともに、前記カートリッジ保持部を第1の金型部材により成形し、前記凸部を第1の金型部材とは異なる方向に可動である第2の金型部材により成形するようにしてもよい。これによれば、成形時に金型構造上アンダカット部となる凸部とカートリッジ保持部とを備えるカバー部材を、金型の強度を改善し金型の寿命を向上させながら、製造することができる。このため、カートリッジ用収納ケースの生産性を改善することができる。かかる第1及び第2の金型部材は、凸部及びカートリッジ保持部により構成されるアンダカット部を処理する構造を備えて構成することができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、インデックスカードを取り出しやすくかつその保持が確実でかつートリッジの出し入れ等の取り扱いに優れたカートリッジ用収納ケースを提供できる。また、カートリッジのシャッタ部材の収納ケース内面への接触による収納ケース内の削れの問題の生じないカートリッジ用収納ケースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミニディスクを収納可能な本実施の形態にかかる収納ケースを示す斜視図であり、カバー部材を閉めた状態を示す図である。
【図2】ミニディスクを収納可能な本実施の形態にかかる収納ケースを示す斜視図であり、カバー部材を開けた状態を示す図である。
【図3】カバー部材20のみを示す斜視図である。
【図4】本体30のみを示す斜視図である。
【図5】カバー部材20を裏返しにしてその下面を見た斜視図である。
【図6】カバー部材20を閉じた状態で示す収納ケース10の上面図である。
【図7】図6の収納ケース10をVII−VII線で切断して矢印方向に見た図である。
【図8】図6の収納ケース10をVIII−VIII線で切断して矢印方向に見た図である。
【図9】図6の収納ケース10をIX−IX線で切断して矢印方向に見た図である。
【図10】本実施の形態にかかる収納ケース10に使用可能なインデックスカードを示す斜視図である。
【図11】本実施の形態にかかる収納ケース10に使用可能なインデックスカードの変形例を示す斜視図である。
【図12】ミニディスクMの一例の上面を示す図である。
【図13】ミニディスクMの一例の下面を示す図である。
【図14】図3,図5に示すカバー部材を内面側から見た平面図である。
【図15】図14のa−a線方向で切断したカバー部材の保持部に対応する金型の断面図(a)、及び図15(a)の金型の離型時の動きを示す金型の断面図(b)である。
【図16】図14のb−b線方向に切断したカバー部材のアームの隆起部(凸部)に対応する金型の断面図である。
【図17】図14のc−c線方向で切断したカバー部材の凸部に対応する金型の断面図である。
【図18】ミニディスクMの一例を示す斜視図(a)、従来の収納ケースにおける問題点を説明するための一部平面図(b)、(c)である。
【符号の説明】
10 収納ケース
20 カバー部材
21g、21h 軸部
22a、23a 保持部(カートリッジ保持部)
22e 斜面(カートリッジ導入部)
22b、23b アーム
22c、23c アームの隆起部(凸部)
22d、23d 凸部(回動部)
25a 第1の凸部
25b 第2の凸部
30 本体
31b くぼみ(凹部)
31e 本体の内面
32b リブ部(突出部)
34b 袋孔
51 固定側金型
52 可動側金型
53 傾斜スライド(第1の金型部材)
54,55 スライドコア(第2の金型部材)
ID、ID’ インデックスカード
M ミニディスク(カートリッジ)
C1,C2 ミニディスク側面の凹部

Claims (6)

  1. 本体と、前記本体に回転自在に支承され、開位置と閉位置との間を回動自在なカバー部材とを含み、
    前記カバー部材が前記閉位置に回動したときに、前記本体と前記カバー部材との間には外部よりカートリッジの挿入を許容する開口が形成されるようになっており、
    更に前記カバー部材は、前記開位置へと回動する際に、前記本体と前記カバー部材との間に挿入されたカートリッジを保持し、一体的に回動させるカートリッジ保持部を左右両側に形成しているカートリッジ用収納ケースであって、
    前記カバー部材が前記閉位置に回動したときに、前記カートリッジ保持部の下端が前記本体の内面に設けられた凹部に入り込むとともに、その上端が前記本体の内面よりも突出するように構成したことを特徴とするカートリッジ用収納ケース。
  2. 前記カートリッジ保持部の前記開口側の端部に、カートリッジを挿入し易くするカートリッジ導入部を形成している請求項1記載のカートリッジ用収納ケース。
  3. 前記カートリッジ導入部が斜面状またはステップ状に形成され、これらの斜面部またはステップ部の前記開口側の前端は、前記カバー部材が前記閉位置に回動したときに前記本体の内面よりも低くなるように構成されている請求項2記載のカートリッジ用収納ケース。
  4. 前記カートリッジを保持したときそのカートリッジの側面と対抗する前記カバー部材の面の隅部に前記カートリッジの位置決めを行う凸部を設けた請求項1,2または3記載のカートリッジ用収納ケース。
  5. 前記カバー部材が前記開位置と前記閉位置との間で回動する際に、前記本体が前記カバー部材と当接する突出部を前記本体に形成した請求項1,2,3または4記載のカートリッジ用収納ケース。
  6. 前記カートリッジが挿入されたときそのカートリッジの側面に設けられた凹部に係合する凸部と、前記カートリッジ保持部とが、前記カバー部材の異なる位置に配置された請求項1〜5いずれか記載のカートリッジ用収納ケース。
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