JP3482800B2 - ディスク収納体 - Google Patents

ディスク収納体

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JP3482800B2
JP3482800B2 JP02902397A JP2902397A JP3482800B2 JP 3482800 B2 JP3482800 B2 JP 3482800B2 JP 02902397 A JP02902397 A JP 02902397A JP 2902397 A JP2902397 A JP 2902397A JP 3482800 B2 JP3482800 B2 JP 3482800B2
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
ディスク)等の情報記憶用のディスクをカートリッジ内
に収納してなるディスク収納体に係り、特にディスクを
カートリッジに入れたまま再生ないし記録するタイプの
ディスク収納体に関する。
【0002】
【従来の技術】CDをプレーヤなどの再生ないし記録再
生装置にセットする方式としてトレー式のものとキャデ
ィー式のものとがある。
【0003】トレー式プレーヤの場合、トレーをプレー
ヤ外に引き出しておき、カートリッジから取り出したデ
ィスクをトレー上に載せた後トレーをプレーヤ内に後退
させて再生し、再生終了後はトレーをプレーヤ外に突出
し、トレー上のディスクを把んでカートリッジに納め込
む。
【0004】キャディー式の場合にあっては、ディスク
をカートリッジ内に納め込み、カートリッジごとディス
クを再生又は記録再生装置に装填する。
【0005】第5図は従来のキャディー方式のカートリ
ッジの概略的な斜視図、第6図は再生装置のターンテー
ブルにディスクが保持された状態を示す断面図である。
【0006】このカートリッジ10は、カートリッジ本
体(下ケース)12及び該カートリッジ本体12に回動
可能に取り付けられた蓋体(上ケース)14とからな
る。カートリッジ本体12には、ディスク16を収容す
る凹部18が設けられると共に、その中央部にターンテ
ーブル20の通過用の開口22が設けられている。この
開口22に連なり、カートリッジ本体12の側辺にまで
達するように再生又は記録用の開口24が設けられてい
る。
【0007】この開口22,24には、カートリッジ幅
方向にスライド可能にシャッタ26が装着されており、
このシャッタ26はバネ(図示略)によって開口閉鎖姿
勢をとるように付勢されている。
【0008】蓋体14の中央部にはスタビライザ30装
着用の開口32が設けられており、この開口32の縁部
からは周壁33がディスク16へ向けて立設されてい
る。この周壁33の起立方向の先端側からは、開口32
の内方に向ってスタビライザ30の保持部34が突設さ
れている。この保持部34は、突片状のものであり、開
口32の周方向に所定間隔をおいて複数個設けられてい
る。
【0009】スタビライザ30は略円板状であり、外周
から鍔状に突設された薄板状のフランジ36がスタビラ
イザ保持部34に係止されている。開口32にはキャッ
プ38が固着される。
【0010】このスタビライザ30には鉄片等の磁性体
40が一体的に設けられている。
【0011】なお、蓋体14の回動基端側の両端には1
対の起立片42が設けられており、カートリッジ本体1
2の支片部44に対し該起立片42が回動可能に支持さ
れ、これによって蓋体14が回動自在にカートリッジ本
体12に取り付けられている。
【0012】蓋体14の回動先端側には爪部48が設け
られており、この爪部48はカートリッジ本体12の可
撓片部50に係止される。この可撓片部50に連なった
摘み部52,52を押圧すると可撓片部50と爪部48
との係合が解除され、蓋体14を開放させることが可能
となる。
【0013】第6図の通り、ターンテーブル20はディ
スクドライブ用モータ52の回転軸52aに取り付けら
れている。このターンテーブル20にはマグネット54
が設けられており、前記磁性体40を吸引する。
【0014】ディスク16を内蔵したカートリッジ10
を再生装置に挿填すると、ターンテーブル20が上昇
し、該ターンテーブル20の凸状のハブ部56がディス
ク16の中心孔16aに入り込む。そして、マグネット
54が磁性体40を吸引することによりスタビライザ3
0とターンテーブル20との間にディスク16が挟持さ
れ、ターンテーブル20に対しディスク16が固定され
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のトレー式及びキ
ャディー式のいずれにおいても、CD等のディスクをト
レー又はカートリッジに出し入れする必要があるが、こ
の際人の指先の油脂(指紋)やゴミ等がディスクに付着
し、再生や記録のエラーを生じさせ易い。とくに書き込
み可能な光ディスクの場合、書き込み用レーザ光が油脂
やゴミ等により散乱され易く、書き込みエラーが生じ易
い。
【0016】キャディー式カートリッジの場合であれ
ば、市販するすべてのディスクを該カートリッジに納め
て流通、販売させれば、このような油脂、ゴミ等の付着
はほぼ完全に無くすことができる。
【0017】しかしながら、従来のキャディー式のカー
トリッジは上記のようにスタビライザ30を備えてお
り、比較的高価であるため、すべてのディスクをカート
リッジに納めて販売したのではディスク価格がかなり高
いものとなってしまう。
【0018】なお、特開平7−244951号の図2に
は、蓋体に対しスタビライザが取り外し可能となったデ
ィスク収納体が記載されているが、同号公報の構造は、
スタビライザの着脱にはきわめて手間がかかるものであ
り、スタビライザを頻繁に着脱することは無理である。
【0019】本発明は、すべてのディスクをカートリッ
ジに納めて流通、販売、使用するようにしたものであっ
て、価格も十分に低いディスク収納体を提供することを
目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク収納体
は、カートリッジ本体と該カートリッジ本体に被さる蓋
体とを有するカートリッジ内に中心孔を有したディスク
を収納してなり、該蓋体の中央部にスタビライザが着脱
可能に設けられているディスク収納体において、前記ス
タビライザは前記蓋体に対し該蓋体が閉止した状態にお
いても装着可能となっており、該蓋体には、該スタビラ
イザを係止しておくための係止片が設けられているこ
を特徴とするものである。
【0021】 かかるディスク収納体は、使用(再生又
は記録)するときだけスタビライザを蓋体に装着すれば
良く、販売時にはスタビライザを装着しておく必要がな
い。従って、スタビライザ分だけ価格を低くできる。
【0022】また、スタビライザが蓋体の係止片に係止
されているため、カートリッジを立てたり裏返しにして
もスタビライザが脱落することはない。
【0023】本発明では、蓋体の中央部に開口が設けら
れ、この開口の内周縁にスタビライザの外周縁部が載置
されるスタビライザ載置部が設けられ、且つ、該開口の
内周縁に前記係止片が設けられ、該係止片がスタビライ
ザの外周縁部に被さるのが好ましい。
【0024】本発明の一態様では、係止片とスタビライ
ザ外周部のうちの少なくとも一方は弾性変形可能であ
り、前記スタビライザを該スタビライザ載置部に装着す
るときには該係止片又はスタビライザ外周部が撓んでス
タビライザの通過が許容される。
【0025】 本発明の別の一態様では、スタビライザ
の外周縁部に切欠状の凹部が設けられており、スタビラ
イザの装着時には前記係止片が該凹部を通りける。
【0026】
【発明の実施の形態】第1図〜第3図は実施の形態に係
るディスク収納体を示すものである。なお、第1図
(b)は第1図(a)のB−B線に沿う蓋体14の要部
断面図である。また、第3図(b)はディスク保持部材
60の側面図、第3図(c)は第3図(a)のC−C線
に沿う該保持部材60の断面図である。
【0027】この実施の形態で用いられているカートリ
ッジ10Aは、前記従来のカートリッジ10からシャッ
タ26及びスタビライザ30並びにキャップ38を取り
除いたものであり、開口22,24,32は開放状とな
っている。また、開口32の内周面から係止片58が突
設されている。この実施の形態においては、3個の係止
片58が開口32の周方向の3等分位置に設けられてい
る。
【0028】このカートリッジ10A内のディスク16
に対し再生又は記録を行う場合には、第1図の如く開口
32にスタビライザ30を装着する。このスタビライザ
30は上記従来のスタビライザ30と同一のものであ
る。
【0029】スタビライザ30を開口32に装着すると
きには、スタビライザ30の中央部分を開口32内に挿
入し、スタビライザ30のフランジ36を係止片58に
当てた状態で該スタビライザ30を少し強く押す。そう
すると、係止片58とフランジ36の一方又は双方が撓
み、フランジ36が係止片58を通り抜け、スタビライ
ザ30が開口32内に入り込む。この状態では、フラン
ジ36が保持部34に載っている。なお、係止片58が
フランジ36の縁部に被さるようにフランジ36上に出
張るため、蓋体14を立てたり裏返しにしてもスタビラ
イザ30が開口52から脱落しない。
【0030】このスタビライザ30を装着したカートリ
ッジ10Aを再生又は記録再生装置に挿填した場合、ス
タビライザ30がターンテーブルのマグネットと磁気的
に吸引し合い、ディスクがターンテーブルに対し固定さ
れる。なお、ターンテーブルに磁性体を設け、スタビラ
イザ30にマグネットを設けても良く、両者にマグネッ
トを設けても良い。このスタビライザ30を開口32に
装着した後は、従来のカートリッジ10と全く同様にし
てこのカートリッジ10A内のディスク16の再生又は
記録を行うことができる。
【0031】再生又は記録の終了後には、スタビライザ
30をカートリッジ10Aから取り外し、このスタビラ
イザ30を別のカートリッジ10Aに装着するか、又は
収納器具(図示略)等に入れて保管しておく。スタビラ
イザ30を開口32から外すときには、蓋14を開け、
指先でスタビライザ30を取り外し方向に押圧すれば良
い。なお、スタビライザ30に適宜の摘みを設けてお
き、蓋14を閉めたままスタビライザ30を摘んで開口
32から取り出すようにしても良い。
【0032】また、この実施の形態のように、カートリ
ッジ10Aの開口22が開放状となっている場合は、蓋
14を閉めたまま、開口22より指先でスタビライザ3
0を取り外し方向に押圧して、取り出すようにしても良
い。
【0033】このように、このカートリッジ10Aはシ
ャッタがなく、またスタビライザを常備することが不要
であり、コストがきわめて低い。従って、CD等のディ
スクをこのカートリッジ10Aに収容して販売しても販
売価格は十分に低廉である。そして、このように常にデ
ィスクをカートリッジに収容したまま流通、販売、使
用、保管することにより、ディスクに指紋等の汚れがほ
ぼ全く付着しないようになる。
【0034】なお、この実施の形態においては、カート
リッジ10Aの開口22,24,32は開放状となって
いるため、流通、販売時や使用者が保管しているときな
どに開口22,24,32からゴミ等が侵入するおそれ
がある。
【0035】そこで、本発明では、第3図の如くカート
リッジ10Aをケース70に納め込んでおくのが好まし
い。このカートリッジ10Aは正方形状であり、ケース
70の一側面の出し入れ口72からカートリッジ10A
を出し入れする。
【0036】このケース70は、出し入れ口72側の幅
を大きくしてカートリッジ10Aを挿入し易くすると共
に、ケース70の奥側の幅を出し入れ口72側よりも狭
め、カートリッジ10Aを奥深く差し入れるとカートリ
ッジ10Aがきつく嵌って抜けにくくなるようにするの
が好ましい。
【0037】また、流通、販売時にディスク16がカー
トリッジ10A内でガタつくことを防止するために、第
3図に示すディスク保持部材60を開口32に装着する
のが好ましい。この保持部材60は、蓋体14の保持部
34に係合するフランジ62と、ディスク16の中心孔
16aに挿入される挿入部64と、この挿入部64に弾
力性をもたせるために形成されたスリット66とを備え
た合成樹脂成形品よりなる。
【0038】第3図に示すディスク保持部材60は略円
盤形状のものとなっているが、このディスク保持部材6
0は、必ずしも形状が円盤形でなくてもよい。
【0039】例えば、円形の一部または複数部を切り欠
いた形状のディスク保持部としても良く、このような形
状のものであればカートリッジからの取外しが容易であ
る。また、多角形状のディスク保持部材を採用してもよ
い。
【0040】なお、ディスク保持部材60をカートリッ
ジに装着した状態で、ディスク保持部材60上面がカー
トリッジ蓋体14上面と同一平面以下になるように構成
することにより、カートリッジがケース70へ挿抜し易
いものとなる。
【0041】なお、使用者が保管する場合、保持部材6
0はもはや不要であり、保持部材60は廃棄されても良
い。このカートリッジ10Aのその他の構成は前記カー
トリッジ10と同一であり、同一符号は同一部分を示し
ている。
【0042】第4図(a)は本発明の別の実施の形態に
係るディスク収納体の斜視図、第4図(b)はこのディ
スク収納体にスタビライザ30Aを装着した状態の開口
32付近の断面図である。
【0043】この実施の形態においては、スタビライザ
30Aは、フランジ36の外周縁から切欠状の凹部78
が設けられている。この凹部78は、係止片58が通過
しうる大きさのものであり、係止片58と同様に周方向
3等分位置に配置されている。その他の構成は上記実施
の形態と同じであり、同一符号は同一部分を示してい
る。
【0044】このディスク収納体にスタビライザ30A
を装着するときには、スタビライザ30Aの凹部78が
係止片58と重なり合うように該スタビライザ30Aを
開口32に挿入する。例えば、スタビライザ30Aを開
口32内に挿入し、スタビライザ30Aを回して凹部7
8と係止片58とを合致させる。これにより、凹部78
が係止片58を通過し、フランジ36が保持部34に載
置される。そこで、スタビライザ30Aを若干回転させ
る。これにより、第4図(b)のように係止片58がス
タビライザ30Aの外周縁に被さった状態となり、スタ
ビライザ30Aが開口32から脱落しなくなる。
【0045】スタビライザ30Aを開口32から取り外
すには、スタビライザ30Aを回して凹部78と係止片
58を合致させ、スタビライザ30Aを取り出す。
【0046】上記実施の形態はいずれも本発明の一例で
あり、本発明は図示以外の構成をもとりうる。例えば、
係止片58の数は2又は4以上であっても良い。なお、
通常の場合、係止片は3〜8個とりわけ3〜4個が好ま
しい。また、第4図の凹部78はU字形、半円形、半楕
円形、V字形など種々の形状としうる。
【0047】係止片58は、要するにスタビライザ30
A、30Aを係止しうる突出長さを有していれば良く、
その突出長さは保持部34の突出長さよりも大きくても
逆に小さくても良い。
【0048】上記実施の形態ではシャッタも省略されて
いるが、本発明のディスク収納体はシャッタを備えてい
ても良い。
【0049】本発明において、カートリッジ本体と蓋体
とは、少なくとも開閉が可能であればよいが、蓋体が脱
落することなく開閉できるものが取扱い易く、好まし
い。
【0050】また、従来のカートリッジや、現在、コン
パクトディスクの収納に一般的に使用されているプラス
チックケース等との互換性を考慮すれば、これらと同様
に、カートリッジの一方の端面部を支点として開閉する
構造のものが好ましい。その場合、開閉機構は特に問題
ではなく、上記従来のカートリッジやプラスチックケー
スと同様のものは勿論、カートリッジ本体と蓋体が可撓
部を介して繋がれた一体型のものであって、該可撓部の
折曲により開閉を行うものであってもよい。
【0051】第1〜4図ではスタビライザ30、30A
を装着してディスク16の読み書きを行うようにしてい
るが、スタビライザ30、30Aを取り外し、第7図の
如きクランプ機構によってディスクを押えることも可能
である。
【0052】この第7図は、CDプレーヤのロード/ア
ンロード機構部の側面図である。ターンテーブル81を
回転駆動するモータM1 が装置本体に固定されており、
また光ピックアップ82がターンテーブル81の半径方
向に移動可能に実装されている。カートリッジ10Aを
載置するトレイ83には、ラック84が形成されてお
り、ラック84と噛み合うギヤ85が、送りモータM2
に連結されている。
【0053】カートリッジ10A内のディスクに対し再
生又は記録するには、開閉ボタン(図示略)を押して、
送りモータM2 でギア85を反時計方向に回転させ、C
Dプレーヤ内部のトレイ83を、外側に送り出す。そし
て、操作者がカートリッジ10Aをトレイ83上に載置
して、再度開閉ボタンを押すと、送りモータM2 によっ
てギヤ85が時計方向に駆動されて、トレイ83が装置
内部に引き込まれ、カートリッジ10A内のディスク1
6(第7図では図示略)の中心孔16aがターンテーブ
ル81の真上に案内される。
【0054】ついで、ギヤ85およびトレイ83が、図
示されていない上下駆動モータで下降方向に駆動され、
トレイ83上のカートリッジ10A内のディスク16が
ターンテーブル81上に載置されると共に、クランパ8
6が降りて来て、クランプされる。トレイ83はさらに
下降して、カートリッジ10Aの内面がディスク16か
ら離れた状態で停止する。この状態で、回転駆動モータ
1 が始動して、光ディスク16を回転させると共に、
光ピツクアップ82のフォーカシングが行なわれ、次い
で目的のトラックに移動して、情報の再生又は記録が行
なわれる。
【0055】ディスク16のすべてが再生(又は記録)
完了すると、あるいは操作者がストップボタンを押す
と、回転駆動モータM1 に制動力が加わって、ディスク
16の回転が停止し、次いでクランパ86が上昇してデ
ィスク16を開放する。
【0056】次に、トレイ83がギヤ85や送りモータ
2 と一緒に上昇して、ターンテーブル81上のカート
リッジ10Aを持ち上げた状態で、送りモータM2 によ
ってギヤ85が反時計方向に回転し、トレイ83を装置
の外に排出する。そこで、操作者がトレイ83上のカー
トリッジ10Aを取外し、別のカートリッジ10Aをト
レイ83上に載置して、開閉ボタンを押すと、前記と同
じ動作で、カートリッジ10AがCDプレーヤ中に引き
込まれて、再生又は記録が行なわれる。
【0057】
【発明の効果】以上の通り、本発明のディスク収納体
は、スタビライザの着脱がきわめて容易であり、必要な
ときだけスタビライザをカートリッジに装着することが
できる。従って、スタビライザを取り外したカートリッ
ジにディスクを収納して販売することが可能となり、デ
ィスク販売価格を低くえることができる。また、カー
トリッジに装着されたスタビライザを容易に取り外し、
別のカートリッジに装着できる。このスタビライザは、
カートリッジから脱落しにくいので、紛失したり使用中
に予期せずカートリッジから抜け落ちることも無い。
【0058】また、このようにディスクをカートリッジ
に収納したままディスクに対し再生又は記録することが
できるため、ディスクを手で取り扱うことによるディス
クへの汚れ付着を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るカートリッジの斜視図と要部
断面図である。
【図2】実施の形態に係るカートリッジの斜視図
((a)図)、保持部材の側面図((b)図)及び断面
図((c)図)である。
【図3】実施の形態に係るカートリッジの斜視図であ
る。
【図4】別の実施の形態に係るカートリッジの斜視図と
要部断面図である。
【図5】従来のカートリッジの斜視図である。
【図6】従来のキャディー式カートリッジの記録又は再
生時の断面図である。
【図7】実施の形態に係るカートリッジのクランプ方式
の別の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,10A カートリッジ 12 カートリッジ本体 14 蓋体 16 ディスク 16a 中心孔 22,24,32 開口 30,30A スタビライザ 33 周壁 34 スタビライザ保持部 58 係止片 60 保持部材 70 ケース 72 出し入れ口 78 切欠状凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 平6−21099(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/03 601

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジ本体と該カートリッジ本体
    に被さる蓋体とを有するカートリッジ内に中心孔を有し
    たディスクを収納してなり、 該蓋体の中央部にスタビライザが着脱可能に設けられて
    いるディスク収納体において、 前記スタビライザは前記蓋体に対し該蓋体が閉止した状
    態においても装着可能となっており、 該蓋体には、該スタビライザを係止しておくための係止
    片が設けられていることを特徴とするディスク収納体。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記蓋体の中央部に
    開口が設けられ、この開口の内周縁にスタビライザの外
    周縁部が載置されるスタビライザ載置部が設けられ、 且つ、該開口の内周縁に前記係止片が設けられ、該係止
    片がスタビライザの外周縁部に被さることを特徴とする
    ディスク収納体。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記係止片とスタビ
    ライザ外周部のうちの少なくとも一方は弾性変形可能で
    あり、前記スタビライザを該スタビライザ載置部に装着
    するときには該係止片又はスタビライザ外周部が撓んで
    スタビライザの通過が許容されることを特徴とするディ
    スク収納体。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記スタビライザの
    外周縁部に切欠状の凹部が設けられており、スタビライ
    ザの装着時には前記係止片が該凹部を通り抜けることを
    特徴とするディスク収納体。
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