JP3482800B2 - ディスク収納体 - Google Patents
ディスク収納体Info
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- stabilizer
- cartridge
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- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
ディスク)等の情報記憶用のディスクをカートリッジ内
に収納してなるディスク収納体に係り、特にディスクを
カートリッジに入れたまま再生ないし記録するタイプの
ディスク収納体に関する。
生装置にセットする方式としてトレー式のものとキャデ
ィー式のものとがある。
ヤ外に引き出しておき、カートリッジから取り出したデ
ィスクをトレー上に載せた後トレーをプレーヤ内に後退
させて再生し、再生終了後はトレーをプレーヤ外に突出
し、トレー上のディスクを把んでカートリッジに納め込
む。
をカートリッジ内に納め込み、カートリッジごとディス
クを再生又は記録再生装置に装填する。
ッジの概略的な斜視図、第6図は再生装置のターンテー
ブルにディスクが保持された状態を示す断面図である。
体(下ケース)12及び該カートリッジ本体12に回動
可能に取り付けられた蓋体(上ケース)14とからな
る。カートリッジ本体12には、ディスク16を収容す
る凹部18が設けられると共に、その中央部にターンテ
ーブル20の通過用の開口22が設けられている。この
開口22に連なり、カートリッジ本体12の側辺にまで
達するように再生又は記録用の開口24が設けられてい
る。
方向にスライド可能にシャッタ26が装着されており、
このシャッタ26はバネ(図示略)によって開口閉鎖姿
勢をとるように付勢されている。
着用の開口32が設けられており、この開口32の縁部
からは周壁33がディスク16へ向けて立設されてい
る。この周壁33の起立方向の先端側からは、開口32
の内方に向ってスタビライザ30の保持部34が突設さ
れている。この保持部34は、突片状のものであり、開
口32の周方向に所定間隔をおいて複数個設けられてい
る。
から鍔状に突設された薄板状のフランジ36がスタビラ
イザ保持部34に係止されている。開口32にはキャッ
プ38が固着される。
40が一体的に設けられている。
対の起立片42が設けられており、カートリッジ本体1
2の支片部44に対し該起立片42が回動可能に支持さ
れ、これによって蓋体14が回動自在にカートリッジ本
体12に取り付けられている。
られており、この爪部48はカートリッジ本体12の可
撓片部50に係止される。この可撓片部50に連なった
摘み部52,52を押圧すると可撓片部50と爪部48
との係合が解除され、蓋体14を開放させることが可能
となる。
スクドライブ用モータ52の回転軸52aに取り付けら
れている。このターンテーブル20にはマグネット54
が設けられており、前記磁性体40を吸引する。
を再生装置に挿填すると、ターンテーブル20が上昇
し、該ターンテーブル20の凸状のハブ部56がディス
ク16の中心孔16aに入り込む。そして、マグネット
54が磁性体40を吸引することによりスタビライザ3
0とターンテーブル20との間にディスク16が挟持さ
れ、ターンテーブル20に対しディスク16が固定され
る。
ャディー式のいずれにおいても、CD等のディスクをト
レー又はカートリッジに出し入れする必要があるが、こ
の際人の指先の油脂(指紋)やゴミ等がディスクに付着
し、再生や記録のエラーを生じさせ易い。とくに書き込
み可能な光ディスクの場合、書き込み用レーザ光が油脂
やゴミ等により散乱され易く、書き込みエラーが生じ易
い。
ば、市販するすべてのディスクを該カートリッジに納め
て流通、販売させれば、このような油脂、ゴミ等の付着
はほぼ完全に無くすことができる。
トリッジは上記のようにスタビライザ30を備えてお
り、比較的高価であるため、すべてのディスクをカート
リッジに納めて販売したのではディスク価格がかなり高
いものとなってしまう。
は、蓋体に対しスタビライザが取り外し可能となったデ
ィスク収納体が記載されているが、同号公報の構造は、
スタビライザの着脱にはきわめて手間がかかるものであ
り、スタビライザを頻繁に着脱することは無理である。
ジに納めて流通、販売、使用するようにしたものであっ
て、価格も十分に低いディスク収納体を提供することを
目的とする。
は、カートリッジ本体と該カートリッジ本体に被さる蓋
体とを有するカートリッジ内に中心孔を有したディスク
を収納してなり、該蓋体の中央部にスタビライザが着脱
可能に設けられているディスク収納体において、前記ス
タビライザは前記蓋体に対し該蓋体が閉止した状態にお
いても装着可能となっており、該蓋体には、該スタビラ
イザを係止しておくための係止片が設けられていること
を特徴とするものである。
は記録)するときだけスタビライザを蓋体に装着すれば
良く、販売時にはスタビライザを装着しておく必要がな
い。従って、スタビライザ分だけ価格を低くできる。
されているため、カートリッジを立てたり裏返しにして
もスタビライザが脱落することはない。
れ、この開口の内周縁にスタビライザの外周縁部が載置
されるスタビライザ載置部が設けられ、且つ、該開口の
内周縁に前記係止片が設けられ、該係止片がスタビライ
ザの外周縁部に被さるのが好ましい。
ザ外周部のうちの少なくとも一方は弾性変形可能であ
り、前記スタビライザを該スタビライザ載置部に装着す
るときには該係止片又はスタビライザ外周部が撓んでス
タビライザの通過が許容される。
の外周縁部に切欠状の凹部が設けられており、スタビラ
イザの装着時には前記係止片が該凹部を通り抜ける。
るディスク収納体を示すものである。なお、第1図
(b)は第1図(a)のB−B線に沿う蓋体14の要部
断面図である。また、第3図(b)はディスク保持部材
60の側面図、第3図(c)は第3図(a)のC−C線
に沿う該保持部材60の断面図である。
ッジ10Aは、前記従来のカートリッジ10からシャッ
タ26及びスタビライザ30並びにキャップ38を取り
除いたものであり、開口22,24,32は開放状とな
っている。また、開口32の内周面から係止片58が突
設されている。この実施の形態においては、3個の係止
片58が開口32の周方向の3等分位置に設けられてい
る。
に対し再生又は記録を行う場合には、第1図の如く開口
32にスタビライザ30を装着する。このスタビライザ
30は上記従来のスタビライザ30と同一のものであ
る。
きには、スタビライザ30の中央部分を開口32内に挿
入し、スタビライザ30のフランジ36を係止片58に
当てた状態で該スタビライザ30を少し強く押す。そう
すると、係止片58とフランジ36の一方又は双方が撓
み、フランジ36が係止片58を通り抜け、スタビライ
ザ30が開口32内に入り込む。この状態では、フラン
ジ36が保持部34に載っている。なお、係止片58が
フランジ36の縁部に被さるようにフランジ36上に出
張るため、蓋体14を立てたり裏返しにしてもスタビラ
イザ30が開口52から脱落しない。
ッジ10Aを再生又は記録再生装置に挿填した場合、ス
タビライザ30がターンテーブルのマグネットと磁気的
に吸引し合い、ディスクがターンテーブルに対し固定さ
れる。なお、ターンテーブルに磁性体を設け、スタビラ
イザ30にマグネットを設けても良く、両者にマグネッ
トを設けても良い。このスタビライザ30を開口32に
装着した後は、従来のカートリッジ10と全く同様にし
てこのカートリッジ10A内のディスク16の再生又は
記録を行うことができる。
30をカートリッジ10Aから取り外し、このスタビラ
イザ30を別のカートリッジ10Aに装着するか、又は
収納器具(図示略)等に入れて保管しておく。スタビラ
イザ30を開口32から外すときには、蓋14を開け、
指先でスタビライザ30を取り外し方向に押圧すれば良
い。なお、スタビライザ30に適宜の摘みを設けてお
き、蓋14を閉めたままスタビライザ30を摘んで開口
32から取り出すようにしても良い。
ッジ10Aの開口22が開放状となっている場合は、蓋
14を閉めたまま、開口22より指先でスタビライザ3
0を取り外し方向に押圧して、取り出すようにしても良
い。
ャッタがなく、またスタビライザを常備することが不要
であり、コストがきわめて低い。従って、CD等のディ
スクをこのカートリッジ10Aに収容して販売しても販
売価格は十分に低廉である。そして、このように常にデ
ィスクをカートリッジに収容したまま流通、販売、使
用、保管することにより、ディスクに指紋等の汚れがほ
ぼ全く付着しないようになる。
リッジ10Aの開口22,24,32は開放状となって
いるため、流通、販売時や使用者が保管しているときな
どに開口22,24,32からゴミ等が侵入するおそれ
がある。
リッジ10Aをケース70に納め込んでおくのが好まし
い。このカートリッジ10Aは正方形状であり、ケース
70の一側面の出し入れ口72からカートリッジ10A
を出し入れする。
を大きくしてカートリッジ10Aを挿入し易くすると共
に、ケース70の奥側の幅を出し入れ口72側よりも狭
め、カートリッジ10Aを奥深く差し入れるとカートリ
ッジ10Aがきつく嵌って抜けにくくなるようにするの
が好ましい。
トリッジ10A内でガタつくことを防止するために、第
3図に示すディスク保持部材60を開口32に装着する
のが好ましい。この保持部材60は、蓋体14の保持部
34に係合するフランジ62と、ディスク16の中心孔
16aに挿入される挿入部64と、この挿入部64に弾
力性をもたせるために形成されたスリット66とを備え
た合成樹脂成形品よりなる。
盤形状のものとなっているが、このディスク保持部材6
0は、必ずしも形状が円盤形でなくてもよい。
いた形状のディスク保持部としても良く、このような形
状のものであればカートリッジからの取外しが容易であ
る。また、多角形状のディスク保持部材を採用してもよ
い。
ジに装着した状態で、ディスク保持部材60上面がカー
トリッジ蓋体14上面と同一平面以下になるように構成
することにより、カートリッジがケース70へ挿抜し易
いものとなる。
0はもはや不要であり、保持部材60は廃棄されても良
い。このカートリッジ10Aのその他の構成は前記カー
トリッジ10と同一であり、同一符号は同一部分を示し
ている。
係るディスク収納体の斜視図、第4図(b)はこのディ
スク収納体にスタビライザ30Aを装着した状態の開口
32付近の断面図である。
30Aは、フランジ36の外周縁から切欠状の凹部78
が設けられている。この凹部78は、係止片58が通過
しうる大きさのものであり、係止片58と同様に周方向
3等分位置に配置されている。その他の構成は上記実施
の形態と同じであり、同一符号は同一部分を示してい
る。
を装着するときには、スタビライザ30Aの凹部78が
係止片58と重なり合うように該スタビライザ30Aを
開口32に挿入する。例えば、スタビライザ30Aを開
口32内に挿入し、スタビライザ30Aを回して凹部7
8と係止片58とを合致させる。これにより、凹部78
が係止片58を通過し、フランジ36が保持部34に載
置される。そこで、スタビライザ30Aを若干回転させ
る。これにより、第4図(b)のように係止片58がス
タビライザ30Aの外周縁に被さった状態となり、スタ
ビライザ30Aが開口32から脱落しなくなる。
すには、スタビライザ30Aを回して凹部78と係止片
58を合致させ、スタビライザ30Aを取り出す。
あり、本発明は図示以外の構成をもとりうる。例えば、
係止片58の数は2又は4以上であっても良い。なお、
通常の場合、係止片は3〜8個とりわけ3〜4個が好ま
しい。また、第4図の凹部78はU字形、半円形、半楕
円形、V字形など種々の形状としうる。
A、30Aを係止しうる突出長さを有していれば良く、
その突出長さは保持部34の突出長さよりも大きくても
逆に小さくても良い。
いるが、本発明のディスク収納体はシャッタを備えてい
ても良い。
とは、少なくとも開閉が可能であればよいが、蓋体が脱
落することなく開閉できるものが取扱い易く、好まし
い。
パクトディスクの収納に一般的に使用されているプラス
チックケース等との互換性を考慮すれば、これらと同様
に、カートリッジの一方の端面部を支点として開閉する
構造のものが好ましい。その場合、開閉機構は特に問題
ではなく、上記従来のカートリッジやプラスチックケー
スと同様のものは勿論、カートリッジ本体と蓋体が可撓
部を介して繋がれた一体型のものであって、該可撓部の
折曲により開閉を行うものであってもよい。
を装着してディスク16の読み書きを行うようにしてい
るが、スタビライザ30、30Aを取り外し、第7図の
如きクランプ機構によってディスクを押えることも可能
である。
ンロード機構部の側面図である。ターンテーブル81を
回転駆動するモータM1 が装置本体に固定されており、
また光ピックアップ82がターンテーブル81の半径方
向に移動可能に実装されている。カートリッジ10Aを
載置するトレイ83には、ラック84が形成されてお
り、ラック84と噛み合うギヤ85が、送りモータM2
に連結されている。
生又は記録するには、開閉ボタン(図示略)を押して、
送りモータM2 でギア85を反時計方向に回転させ、C
Dプレーヤ内部のトレイ83を、外側に送り出す。そし
て、操作者がカートリッジ10Aをトレイ83上に載置
して、再度開閉ボタンを押すと、送りモータM2 によっ
てギヤ85が時計方向に駆動されて、トレイ83が装置
内部に引き込まれ、カートリッジ10A内のディスク1
6(第7図では図示略)の中心孔16aがターンテーブ
ル81の真上に案内される。
示されていない上下駆動モータで下降方向に駆動され、
トレイ83上のカートリッジ10A内のディスク16が
ターンテーブル81上に載置されると共に、クランパ8
6が降りて来て、クランプされる。トレイ83はさらに
下降して、カートリッジ10Aの内面がディスク16か
ら離れた状態で停止する。この状態で、回転駆動モータ
M1 が始動して、光ディスク16を回転させると共に、
光ピツクアップ82のフォーカシングが行なわれ、次い
で目的のトラックに移動して、情報の再生又は記録が行
なわれる。
完了すると、あるいは操作者がストップボタンを押す
と、回転駆動モータM1 に制動力が加わって、ディスク
16の回転が停止し、次いでクランパ86が上昇してデ
ィスク16を開放する。
M2 と一緒に上昇して、ターンテーブル81上のカート
リッジ10Aを持ち上げた状態で、送りモータM2 によ
ってギヤ85が反時計方向に回転し、トレイ83を装置
の外に排出する。そこで、操作者がトレイ83上のカー
トリッジ10Aを取外し、別のカートリッジ10Aをト
レイ83上に載置して、開閉ボタンを押すと、前記と同
じ動作で、カートリッジ10AがCDプレーヤ中に引き
込まれて、再生又は記録が行なわれる。
は、スタビライザの着脱がきわめて容易であり、必要な
ときだけスタビライザをカートリッジに装着することが
できる。従って、スタビライザを取り外したカートリッ
ジにディスクを収納して販売することが可能となり、デ
ィスク販売価格を低く抑えることができる。また、カー
トリッジに装着されたスタビライザを容易に取り外し、
別のカートリッジに装着できる。このスタビライザは、
カートリッジから脱落しにくいので、紛失したり使用中
に予期せずカートリッジから抜け落ちることも無い。
に収納したままディスクに対し再生又は記録することが
できるため、ディスクを手で取り扱うことによるディス
クへの汚れ付着を防止できる。
断面図である。
((a)図)、保持部材の側面図((b)図)及び断面
図((c)図)である。
る。
要部断面図である。
生時の断面図である。
の別の例を示す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 カートリッジ本体と該カートリッジ本体
に被さる蓋体とを有するカートリッジ内に中心孔を有し
たディスクを収納してなり、 該蓋体の中央部にスタビライザが着脱可能に設けられて
いるディスク収納体において、 前記スタビライザは前記蓋体に対し該蓋体が閉止した状
態においても装着可能となっており、 該蓋体には、該スタビライザを係止しておくための係止
片が設けられていることを特徴とするディスク収納体。 - 【請求項2】 請求項1において、前記蓋体の中央部に
開口が設けられ、この開口の内周縁にスタビライザの外
周縁部が載置されるスタビライザ載置部が設けられ、 且つ、該開口の内周縁に前記係止片が設けられ、該係止
片がスタビライザの外周縁部に被さることを特徴とする
ディスク収納体。 - 【請求項3】 請求項2において、前記係止片とスタビ
ライザ外周部のうちの少なくとも一方は弾性変形可能で
あり、前記スタビライザを該スタビライザ載置部に装着
するときには該係止片又はスタビライザ外周部が撓んで
スタビライザの通過が許容されることを特徴とするディ
スク収納体。 - 【請求項4】 請求項2において、前記スタビライザの
外周縁部に切欠状の凹部が設けられており、スタビライ
ザの装着時には前記係止片が該凹部を通り抜けることを
特徴とするディスク収納体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02902397A JP3482800B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | ディスク収納体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02902397A JP3482800B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | ディスク収納体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10228744A JPH10228744A (ja) | 1998-08-25 |
JP3482800B2 true JP3482800B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=12264831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02902397A Expired - Fee Related JP3482800B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | ディスク収納体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3482800B2 (ja) |
-
1997
- 1997-02-13 JP JP02902397A patent/JP3482800B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10228744A (ja) | 1998-08-25 |
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