JPH09267853A - 蓋のロック装置 - Google Patents

蓋のロック装置

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JPH09267853A
JPH09267853A JP7742596A JP7742596A JPH09267853A JP H09267853 A JPH09267853 A JP H09267853A JP 7742596 A JP7742596 A JP 7742596A JP 7742596 A JP7742596 A JP 7742596A JP H09267853 A JPH09267853 A JP H09267853A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数の減少及び取付作業の簡易化を図る。 【解決手段】蓋16の下面には被掛止片18及び被押圧
片19が形成される。一方、キャビネット13の内側に
スライダー21がスライド自在に取り付けられる。スラ
イダー21には環状バネ37が一体的に設けられ、被掛
止片18を掛止するための掛止用爪36及びスライダー
21を撓ませるための突出部42が形成される。スライ
ダー21を右方向にスライドさせると、突出部42が被
押圧片19に接触してスライダー21自体が撓む。この
とき、掛止用爪36が被掛止片18から外れ、スライダ
ー21が復元する。このときのスライダー21の復帰力
が突出部42によって蓋16の被押圧片19に与えら
れ、これによって蓋16が上方に押し上げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蓋のロック装置に関
する。詳しくは蓋を掛止する掛止部が設けられた移動体
にバネを一体的に設けるとともに、移動体が撓んだ後に
復帰する力を利用して蓋を上方に押し上げることによっ
て、バネ等の部品を不要にして部品点数の減少によるコ
スト低減及び組立作業の簡易化を図ることができる蓋の
ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば携帯式カセットテープレコーダに
は図14に示すようにカセットテープなどの録音媒体が
収容室14から脱落するのを防止するため蓋16が設け
られている。一般にこの蓋16はその後端部が機器のキ
ャビネット13等に蝶番80で結合されることによって
開閉自在となっており、後端部に掛止されたバネ76に
よって常に開方向に付勢されている。また、閉じた蓋1
6が不用意に開くことがないように蓋16及びキャビネ
ット13の前端部にロック装置70が設けられている。
【0003】このロック装置70は、キャビネット13
の前端部にスライド自在に取り付けられた掛止用爪71
と、この掛止用爪71を付勢する金属製のバネ75とか
ら構成される。蓋16を閉じた状態ではバネ75によっ
て付勢された掛止用爪71が蓋16に設けられた被掛止
片72に掛止され、蓋16がロックされる。
【0004】蓋16を開くときはスライドスイッチ(図
示せず)を動かして掛止用爪71をスライドさせる。こ
れによって掛止用爪71が被掛止片72から外れ、バネ
76の付勢力によって蓋16が上方に開く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図14に示し
た従来のロック装置70では掛止用爪71を被掛止片7
2させるためのバネ75が必要であるとともに、蓋を開
方向に付勢するためのバネ76が必要である。このた
め、部品点数が多くなり製造コストを増大させる原因と
なっていた。また、携帯用カセットテープレコーダのよ
うな小型の機器の場合、組立時にバネ75,76のよう
な小部品を取り付ける作業が煩雑であった。
【0006】そこで、本発明は上述したような課題を解
決したものであって、部品点数を減少することができる
とともに、取付作業の容易な蓋のロック装置を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、収納体の蓋をロックするための
蓋のロック装置において、収納体にスライド自在に取り
付けられた可撓性を有する移動体と、この移動体に設け
られた蓋を掛止する掛止部と、移動体に一体的に形成さ
れ、蓋を掛止する方向に移動体を付勢する付勢手段と、
移動体の掛止解除方向への移動に伴って移動体を撓ま
せ、掛止部の掛止が解除されたとき撓んだ移動体を復元
させる移動体撓曲手段と、蓋に設けられ、移動体が復元
したときに蓋を上方に付勢するための接触部とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0008】蓋が閉じられている状態では、蓋が移動体
の掛止部に掛止されている。この状態からスライドスイ
ッチを操作して、移動体を付勢手段の付勢力に抗してス
ライドさせる。これによって移動体全体が移動体撓曲手
段によって撓む。そして、掛止部の掛止が解除されたと
き移動体が元の状態に復元するが、このときの偏倚力が
接触部を介して蓋に伝達され、蓋が上方に押し上げられ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】続いて、本発明に係る蓋のロック
装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明
する。
【0010】図1は本発明に係る第1の実施の形態であ
るロック装置を適用した携帯式のカセットテープレコー
ダ10の構成を示す。このカセットテープレコーダ10
は、カセットテープの記録情報を読み取ってヘッドフォ
ン(図示せず)でその情報を聞くことが可能ないわゆる
ヘッドフォンステレオと呼ばれるものである。カセット
テープは収納体であるキャビネット13の内側に形成さ
れた収容室14に収められる。収容室14ではカセット
テープの再生処理や巻取り処理などが行われる。
【0011】キャビネット13の上側には収容室14を
開閉する蓋16が取り付けられている。蓋16は長方形
の板状であり、その基端部16aはキャビネットに蝶番
(図示せず)で取り付けられており、蓋16は図中に矢
印Aで示すように上下に回動して収容室14を開閉する
ことができる。
【0012】キャビネット13の前端部13bには閉じ
た蓋16の被掛止片18をロックするための本発明に係
るロック装置20が配される。このロック装置20は前
端部13bにスライド自在に取り付けられたスライドス
イッチ22によって操作される。ロック装置20は蓋1
6をロックするだけではなく、蓋16を開くときに蓋1
6を上方に押し上げる機能を有するとともに、ロック状
態を維持するための付勢手段である円弧状バネ37(図
2)を一体的に形成したものである。
【0013】一方、蓋16の先端部16bの下面には略
L字状の被掛止片18及びその近傍に板状の被押圧片1
9が形成される。被掛止片18はロック装置20に掛止
されるものであり、被押圧片19は後述するスライダー
(移動体)21を撓ませるための移動体撓曲手段となる
とともに、蓋16を開くときにロック装置20によって
押圧される接触部となる。すなわち、この実施の形態で
は被押圧片19は移動体撓曲手段と接触部を兼用する。
【0014】なお、被掛止片18の先端下縁であって一
方の角には傾斜面18aが形成され、被押圧片19の先
端下縁の角は傾斜面19aが形成される。傾斜面18
a,19aはそれぞれロック装置20の掛止用爪36
(図3)と突出部42(図3)が摺接する面となる。
【0015】図2にロック装置20の詳細を示す。ロッ
ク装置20ではキャビネット13の内側に蓋16を掛止
するための掛止部36及び蓋16を押し上げるための突
出部42を有するプラスチック製のスライダー(移動
体)21が図中左右方向にスライド自在に取り付けられ
る。
【0016】スライダー21は図3に示すようにキャビ
ネット13の内面に摺接する平板状の第1摺接板部31
と第2摺接板部32とを有し、これらが同一平面上に配
されるようにネック部33によって一体的に連結され
る。このネック部33は可撓性を有するように幅が狭く
形成される。この撓みによる復元力は後述するように蓋
16を上方に押圧する押圧力として利用される。
【0017】第1摺接板部31は略矩形に形成され、そ
の中央側の縁部には蓋16の被掛止片18を掛止するた
めの掛止用爪36が第2摺接板部31側に向けて形成さ
れる。この掛止用爪36は爪状に形成され、その先端上
面には被掛止片18(図1)の摺接を案内するための緩
やかな傾斜面36aが形成される。また、この掛止用爪
36の基部は厚みを増して形成された補強部38(図
4)となっている。これは係止用爪36は繰り返し掛止
及び解除を行うための十分な強度を確保するためであ
る。
【0018】第1摺接板部31の右端部にはスライダー
21の付勢手段である円弧状バネ37が一体的に形成さ
れる。この円弧状バネ37は略S字状に細く半円弧状に
形成される。第1摺接板部31に近い第1円弧部37a
は比較的大径に設定され、スライダー21自体を付勢す
るものである。また、円弧状バネ37の先端に近い第2
円弧部37bは比較的小径に設定され、キャビネット1
3へ掛止するために使用される。このように円弧状バネ
37を一体的に形成することにより、別部品としてのバ
ネが不要となる。
【0019】第2摺接板部32は中央寄りに位置する幅
の広い主板部32aと左端部側に位置する幅の狭いスラ
イド案内部32bとから構成される。主板部32aには
長円孔41がスライド方向に沿って設けられる。
【0020】この長円孔41の左側の縁部には被押圧片
19(図1)に接触する突出部42が形成される。突出
部42は台形状に形成され、この突出部42の長円孔4
1側の角(上述した被押圧片19と接触する側)は被押
圧片19に摺接する傾斜面となっている。
【0021】主板部32aの縁部であってスライドスイ
ッチ22とは異なる側にはスライダー21の過剰なスラ
イドを制限するためのストッパ43が突出形成されてい
る。
【0022】第1摺接板部31、第2摺接板部32及び
ネック部33の縁部であってスライドスイッチ22に対
向する側に下方に傾斜する連結板部34が形成される。
連結板部34の先端は水平になるように屈折され、この
先端側の縁にスライドスイッチ22に連結するための2
カ所の係合溝46が設けられる。
【0023】このスライダー21は図2及び図4に示す
ようにキャビネット13の前端部13bの裏面側に設け
られた3カ所の鈎爪状の保持片51によってキャビネッ
ト13の裏面にスライド自在に取り付けられる。スライ
ダー34の連結板部34の係合溝46(図3)にはスラ
イドスイッチ22の裏面に立設された被連結片52が係
合する。これによって図2及び図5に示すようにスライ
ダー21がスライドスイッチ22のスライドに連動して
スライドすることになる。
【0024】キャビネット13には角孔26,27が設
けられ、スライダー21の掛止用爪36と突出部42の
内側にそれぞれ入り込んでいる。この角孔26,27は
スライダー21のスライドに伴う掛止用爪36と突出部
42の移動範囲に対応する大きさ及び形状に設定され
る。
【0025】スライダー21の長円孔41にはキャビネ
ット13の裏面に設けられた円柱状のピン55が挿入さ
れ、このピン55によってスライダー21が左右方向に
スライド自在に取り付けられる。また、キャビネット1
3の裏面には板状の案内板部53がそのスライド方向に
沿って立設され、これがスライダー21のスライド案内
部32bの側面に接触してスライダー21のスライドを
案内する。
【0026】円弧状バネ37の第2円弧部37bはキャ
ビネット13の裏面に設けられた円柱状の掛止突起54
に掛止される。この円弧状バネ37によってスライダー
21が常に図中左方向に付勢されている。
【0027】以上のように構成されたロック装置20に
ついての以下その動作について説明する。蓋16が閉じ
られている状態では、図2及び図6に示すように蓋16
の被掛止片18がキャビネット13の角孔26を挿通し
てスライダー21の掛止用爪36に掛止されている。ま
た、蓋16の被押圧片19が角孔27を挿通してスライ
ダー21の突出部42の右側に位置している。スライダ
ー21は円弧状バネ37によって常に左方向(掛止方
向)に付勢されているが、スライダー21のストッパ4
3が保持片51の側面に当接して、スライダー21がそ
れ以上移動しないように規制される。
【0028】この状態からスライドスイッチ22を円弧
状バネ37の付勢力に抗して図中右方向(掛止解除方
向)にスライドさせる。これによって図7に示すように
スライダー21が右方向にスライドし、突出部42が被
押圧片19の傾斜面19aに沿って摺動し、スライダー
21自体がネック部33(図3)による弾性変形によっ
て撓み、第2摺接板部32がキャビネット13の下面か
ら離れる。
【0029】そしてスライダー21が十分に撓んだと
き、掛止用爪36が被掛止片18から外れ、図8に示す
ようにスライダー21が復元する。このときのスライダ
ー21の復帰力が突出部42によって蓋16の被押圧片
19に伝達され、蓋16を押し上げ、被押圧片19が突
出部42の上面に乗り上げ蓋16の開状態が保持され
る。
【0030】ここでスライドスイッチ22を放すとスラ
イダー21は円弧状バネ37の付勢力によってスライド
開始前の位置に復帰し、掛止用爪36の傾斜面36aと
傾斜面18aが摺接して、傾斜面18aが傾斜面36a
の上面に乗り上げる。これによって蓋16がさらに開か
れる。この状態から使用者が蓋16を指で開くことによ
り、図1に示すように蓋16を完全に開くことができ
る。
【0031】蓋16を閉じるときは、図9の状態から蓋
16を上方から押圧するだけでよい。これによって被掛
止片18の傾斜面18aによって掛止用爪36が右方向
に押圧され、スライダー21が円弧状バネ37の付勢力
に抗して右方向にスライドする。そして、掛止用爪36
によって被掛止片18が掛止される。
【0032】このように本発明に係るロック装置20で
はスライダー21の付勢手段である円弧状バネ37をス
ライダー21自体に一体的に設けているので、従来から
別部品として必要であったバネ75(図14)が不要と
なる。
【0033】また、スライダー21の撓みによる復帰力
を蓋16を押し上げる力として伝達しているので、蓋1
6を開方向に付勢するための従来から別部品として必要
であったバネ76(図14)が不要となる。このように
部品点数が減少することによりコストの低減及び組立作
業の簡易化を図ることができる。
【0034】続いて、図10に本発明に係る第2の実施
の形態であるロック装置90の構成を示す。このロック
装置90では移動体撓曲手段と接触部とを別々に独立さ
せて設けたものである。なお、上述と同様の部分には同
一の符号を付して詳細な説明を省略した。
【0035】このロック装置90ではキャビネット13
の下面であって角孔27の図中左側の縁に三角状の突起
であるスライダー撓曲部83が設けられている。一方、
スライダー81には長円孔41の左側に位置して逃げ孔
82が設けられる。この逃げ孔82の大きさはスライダ
ー撓曲部83を挿入できるように設定される。
【0036】また逃げ孔82の右側の縁はスライダー8
1の上面側からに連続する傾斜面82aが形成される。
これは後述するようにスライダー81が右方向にスライ
ドしたとき逃げ孔82に挿入されたスライダー撓曲部8
3が長円孔41に容易に復帰できるように案内するため
のものである。
【0037】また、被押圧片89は略矩形に形成され、
スライダー81の復帰力を蓋16に伝達する接触部とし
て機能する。蓋16をロックした状態ではスライダー撓
曲部83及び被押圧片89は長円孔41に挿入されてい
る。
【0038】この状態からスライドスイッチ22(図
1)を円弧状バネ37の付勢力に抗して図中右方向(掛
止解除方向)にスライドさせる。これによって図11に
示すようにスライダー81が右方向にスライドし、スラ
イダー81がスライダー撓曲部83の傾斜面に沿って撓
み、第2摺接板部32がキャビネット13の下面から離
れる。このときスライダー撓曲部83及び被押圧片89
が長円孔41から抜け出す。
【0039】そしてスライダー81が十分に撓んだと
き、掛止用爪36が被掛止片18から外れるが、まだス
ライダー撓曲部83がスライダー81に接触しているの
でスライダー81は撓んだ状態のままである。さらにス
ライダー81を右方向に移動させると、図12に示すよ
うにスライダー撓曲部83が逃げ孔82に挿入され、ス
ライダー81が復元する。このときスライダー81の復
元力が蓋16の被押圧片89によって蓋16に伝達さ
れ、蓋16を上方に押し上げる。
【0040】ここでスライドスイッチ22(図1)を放
すと図13に示すようにスライダー81は円弧状バネ3
7の付勢力によってスライド開始前の位置に復帰する。
このときスライダー撓曲部83が逃げ孔82の傾斜面8
2aに案内されて長円孔41内に挿入される。
【0041】このとき、掛止用爪36の傾斜面36aに
被掛止片18の傾斜面18aが当接し、さらに蓋16が
持ち上げられた状態で支持されることになる。この状態
から使用者が蓋16を指で開くことにより、図1に示す
ように蓋16を完全に開くことができる。
【0042】また、図13の状態から蓋16を上方から
押圧するだけでよい。これによって被掛止片18の傾斜
面18aによって掛止用爪36が右方向に押圧される。
このときスライダー撓曲部83の傾斜面に沿ってスライ
ダー81が撓み、逃げ孔82に挿入される。
【0043】ここで掛止用爪36が被掛止片18に掛止
されることによって、掛止用爪36による押圧力がなく
なり、スライダー81は円弧状バネ37の付勢力によっ
て左方向に移動して元の位置に復帰する。このときスラ
イダー撓曲部83が逃げ孔82の傾斜面82aに案内さ
れて長円孔41内に挿入される。
【0044】以上述べたように移動体撓曲手段であるス
ライダー撓曲部83と接触部である被押圧片89とを別
々に独立させて設けてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、収納体の蓋をロックするための蓋のロック装置にお
いて、収納体にスライド自在に取り付けられた可撓性を
有する移動体と、この移動体に設けられた蓋を掛止する
掛止部と、移動体に一体的に形成され、蓋を掛止する方
向に移動体を付勢する付勢手段と、移動体の掛止解除方
向への移動に伴って移動体を撓ませ、掛止部の掛止が解
除されたとき撓んだ移動体を復元させる移動体撓曲手段
と、蓋に設けられ、移動体が復元したときに蓋を上方に
付勢するための接触部とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0046】従って本発明によれば、付勢手段を移動体
に一体的に設けているので、掛止部を掛止させるための
別部品としてのバネが不要となる等の効果がある。
【0047】また、移動体の撓みによる復帰力を蓋を押
し上げる力として利用しているので、蓋を開方向に付勢
するための別部品であるバネが不要となり、部品点数を
減少させてコストの低減及び組立作業の容易化が可能に
なる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロック装置20を適用したカセッ
トテープレコーダ10の構成を示す斜視図である。
【図2】ロック装置20の構成を示す上面図である。
【図3】スライダー21の形状を示す斜視図である。
【図4】ロック装置20とスライドスイッチ22との連
結を示す側断面図である。
【図5】スライダー21をスライドさせた状態を示す上
面図である。
【図6】ロック装置20のロック解除動作(1/4)で
ある。
【図7】ロック装置20のロック解除動作(2/4)で
ある。
【図8】ロック装置20のロック解除動作(3/4)で
ある。
【図9】ロック装置20のロック解除動作(4/4)で
ある。
【図10】本発明の第2の実施の形態であるロック装置
90のロック解除動作(1/4)である。
【図11】ロック装置90のロック解除動作(2/4)
である。
【図12】ロック装置90のロック解除動作(3/4)
である。
【図13】ロック装置90のロック解除動作(4/4)
である。
【図14】従来のロック装置70の構成を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 カセットテープレコーダ 14 収納室 16 蓋 18 被掛止片 19,89 被押圧片 20,90 ロック装置 21,81 スライダー 22 スライドスイッチ 31 第1摺接板部 32 第2摺接板部 33 ネック部 34 連結板部 37 円弧状バネ 36 掛止用爪 42 突出部 82 逃げ孔 83 スライダー撓曲部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納体の蓋をロックするための蓋のロッ
    ク装置において、 上記収納体にスライド自在に取り付けられた可撓性を有
    する移動体と、 この移動体に設けられた上記蓋を掛止する掛止部と、 上記移動体に一体的に形成され、上記蓋を掛止する方向
    に上記移動体を付勢する付勢手段と、 上記移動体の掛止解除方向への移動に伴って上記移動体
    を撓ませ、上記掛止部の掛止が解除されたとき撓んだ上
    記移動体を復元させる移動体撓曲手段と、 上記蓋に設けられ、上記移動体が復元したときに上記蓋
    を上方に付勢するための接触部と、 を備えたことを特徴とする蓋のロック装置。
  2. 【請求項2】 上記移動体撓曲手段が上記蓋に設けら
    れ、上記接触部を兼用していることを特徴とする請求項
    1記載の蓋のロック装置。
  3. 【請求項3】 上記移動体撓曲手段が上記収納体に設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の蓋のロック
    装置。
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