JPH09266672A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

Info

Publication number
JPH09266672A
JPH09266672A JP7432596A JP7432596A JPH09266672A JP H09266672 A JPH09266672 A JP H09266672A JP 7432596 A JP7432596 A JP 7432596A JP 7432596 A JP7432596 A JP 7432596A JP H09266672 A JPH09266672 A JP H09266672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
phase
circuit
voltage
outputs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7432596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3229924B2 (ja
Inventor
Sei Azuma
聖 東
Masahiro Kimata
政弘 木全
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP07432596A priority Critical patent/JP3229924B2/ja
Publication of JPH09266672A publication Critical patent/JPH09266672A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3229924B2 publication Critical patent/JP3229924B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rectifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電流をその指令値に十分高速に正確に追従さ
せる制御ができなかった。 【解決手段】 制御回路100は、電流検出結果Iu、
Iv及びIw、電圧検出結果Vuv及びVdcが入力さ
れ、上記双方向スイッチ13へのオンオフ指令S1を出
力し、上記双方向スイッチ14へのオンオフ指令S2を
出力し、上記双方向スイッチ15へのオンオフ指令S3
を出力する。そして、線電流指令Iu*、Iv*、Iw
*の内、その瞬時絶対値が最大となる相と他の2相との
相間に接続された2つの双方向スイッチをオンオフ制御
するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電流の歪の発生
が少なく、高い力率で交流電力を直流電力に変換する、
新規な制御方式になる電力変換装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図19は例えば1994年IEEE Industr
y Applications Society 29th AnnualMeeting、「リラ
イアブル スリーフェーズ ピーダブリュエム ブース
ト レクティファイアーズ エンプロイング ア シリ
ーズコネクティッド デュアルブースト コンバーター
サブトポロジー (Reliable 3-phase pwm boost recti
fiers employing a series-connected dual boost conv
erter sub-topology)」、第781〜788頁に示され
た従来の電力変換装置を示す回路図であり、図におい
て、1は系統側交流電源Vu、2は系統側交流電源V
v、3は系統側交流電源Vwであり、上記1〜3の系統
側交流電源の電圧は、3相平衡の交流電圧である。
【0003】また、4〜6はリアクトル(誘導性要
素)、7〜9は正側ダイオード、10〜12は負側ダイ
オード、13〜15は電気弁としての双方向スイッチ、
16はコンデンサ(容量性要素)、17は負荷、19は
上記系統側交流電源1及び上記系統側交流電源2との間
の差電圧Vuvを検出する電圧検出手段、20は上記コ
ンデンサ16の電圧Vdcを検出する電圧検出手段、2
1は上記リアクトル4を流れる電流Iuを検出する電流
検出手段、22は上記リアクトル5を流れる電流Ivを
検出する電流検出手段、23は上記リアクトル6を流れ
る電流Iwを検出する電流検出手段である。
【0004】また、30は上記電圧検出手段19、20
及び上記電流検出手段21〜23の検出結果Vuv、V
dc、Iu、Iv及びIwに基づいて上記双方向スイッ
チ13〜15を開閉制御する制御回路である。
【0005】また、図20は図19の制御回路30の詳
細構成を示す回路図であり、図において、31は上記検
出結果Vuvに基づき、上記系統側交流電源の相電圧V
u、Vv、Vwとそれぞれ同相かつ振幅が1の相電圧信
号Up、Vp及びWpを発生する正弦波発生回路、32
は上記コンデンサ16の電圧を目標の電圧値に制御する
ために、上記コンデンサ16の電圧指令値Vdc*と上
記検出結果Vdcをもとに電圧制御を行い、電流振幅指
令Idc*を発生する電圧制御回路、42は上記信号U
p、Vp、Wpより回路動作モードを決定し、モード信
号M1、M2、M3、M4、M5及びM6を出力するモ
ード検出回路である。
【0006】また、90は電流指令発生回路であり、詳
述すると、33は上記信号Upと上記信号Idc*を乗
算し乗算結果、線電流指令Iu*を出力する乗算回路、
34は上記信号Vpと上記信号Idc*を乗算し乗算結
果、線電流指令Iv*を出力する乗算回路、35は上記
信号Wpと上記信号Idc*を乗算し乗算結果、線電流
指令Iw*を出力する乗算回路である。
【0007】また、36はスイッチ指令回路であり、詳
述すると、39は上記信号Iu*と上記検出結果Iuよ
りパルス信号Iuonを発生するパルス発生回路、40
は上記信号Iv*と上記検出結果Ivよりパルス信号I
vonを発生するパルス発生回路、41は上記信号Iw
*と上記検出結果Iwよりパルス信号Iwonを発生す
るパルス発生回路、43は上記信号M1、M2、M3、
M4、M5、M6、Iuon、Ivon及びIwonよ
り、上記双方向スイッチ13〜15それぞれを開閉する
ための開閉指令信号S1、S2及びS3を発生するスイ
ッチ選択回路である。
【0008】次に、図21により、上記双方向スイッチ
13による上記電流Iuを例にとりその制御法について
説明する。図21(a)に示すように、いま上記リアク
トル4に流れる電流Iuを矢印の方向に制御する場合に
ついて述べる。また、上記電圧Vuvの極性は正(矢印
の方向)であるとする。このとき上記双方向スイッチ1
3をオンすると、上記リアクトル4→上記双方向スイッ
チ13→上記リアクトル5の経路により、上記電流Iu
は上記電圧Vuvの極性に従って正の方向(矢印の向
き)に増加する。また、上記双方向スイッチ13をオフ
すると、上記リアクトル4→上記ダイオード7→上記コ
ンデンサ16→上記ダイオード11→上記リアクトル5
の経路により上記コンデンサ16を充電することによ
り、上記電流Iuは減少する。
【0009】また、上記電圧Vuvの極性が負(矢印の
逆の向き)のときには、上記双方向スイッチ13をオン
したとき、上記電流Iuは上記電圧Vuvの極性に従っ
て変化するが、上記電流Iuは正の方向(矢印の向き)
に増加できない。また、上記双方向スイッチ13をオフ
したとき、上記リアクトル4→上記ダイオード7→上記
コンデンサ16→上記ダイオード11→上記リアクトル
5の経路により上記コンデンサ16を充電することによ
り、上記電流Iuは正の方向(矢印の向き)に増加でき
ない。すなわち、上記双方向スイッチ13をオンオフ制
御しても、上記電流Iuを所望の値に制御することがで
きないため、制御対象の上記電流Iu及び上記電圧Vu
vは同じ正の極性でなければならない。
【0010】次に、制御対象の上記電流Iuが負の極性
の場合、すなわち図21(b)に示すように、上記リア
クトル4に流れる電流Iuを矢印の方向に制御する場合
について述べる。また、上記電圧Vuvの極性は負(矢
印の方向)であるとする。このとき上記双方向スイッチ
13をオンすると、上記リアクトル5→上記双方向スイ
ッチ13→上記リアクトル4の経路により、上記電流I
uは上記電圧Vuvの極性に従って負の方向(矢印の向
き)に増加する。また、上記双方向スイッチ13をオフ
すると、上記リアクトル5→上記ダイオード8→上記コ
ンデンサ16→上記ダイオード10→上記リアクトル4
の経路により上記コンデンサ16を充電することによ
り、上記電流Iuの大きさは減少する。
【0011】また、上記電圧Vuvの極性が正(矢印の
逆の向き)のときには、上記双方向スイッチ13をオン
したとき、上記電流Iuは上記電圧Vuvの極性に従っ
て変化するが、上記電流Iuは負の方向(矢印の向き)
に増加できない。また、上記双方向スイッチ13をオフ
したとき、上記リアクトル5→上記ダイオード8→上記
コンデンサ16→上記ダイオード10→上記リアクトル
4の経路により上記コンデンサ16を充電することによ
り、上記電流Iuは負の方向(矢印の向き)に増加でき
ない。すなわち、上記双方向スイッチ13をオンオフ制
御しても、上記電流Iuを概ね所望の値に制御すること
ができないため、制御対象の上記電流Iu及び上記電圧
Vuvは同じ負の極性でなければならない。
【0012】説明は省略するが、上記電流Iv及びIw
も同様に制御される。
【0013】また、図22(a)に各モードにおける上
記線電流指令信号Iu*、Iv*及びIw*の波形を、
図22(b)に上記電圧Vuv、Vvw及びVwuの波
形を示す。なお、図22に示すモード1〜6は、モード
検出回路42からのモード信号M1〜M6に対応するも
のである。次に、例えば図23とともに上記回路モード
がモード1である場合についての動作を説明する。この
とき上記信号Iv*と上記電圧Vvwの極性は、上記双
方向スイッチ14のオンオフにより上記電流Ivの増減
を行える関係にあるから、上記双方向スイッチ14によ
り上記電流Ivは概ねIv*に制御することができる。
また、上記信号Iu*と上記電圧Vwuの極性は、上記
双方向スイッチ15のオンオフにより上記電流Iuの増
減を行える関係にあるから、上記双方向スイッチ15に
より上記電流Iuは概ねIu*に制御することができ
る。
【0014】また、 Iu + Iv+ Iw = 0 (1) が常に成立するのは明かであるから、上記電流Iu及び
上記電流Ivが概ね所望の値に制御されると、上記電流
Iwも(1)式を満たしながら変化し、上記電流Iu、
Iv及びIwを3相平衡に概ね制御することができる。
【0015】また、モード2〜モード6に関しても同様
であるので説明を省略する。
【0016】従って、上記電流Iu、Iv及びIwは、
それぞれ上記系統側交流電源の相電圧Vu、Vv及びV
wと同相となり、力率の高い交流→直流電力変換装置が
得られる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
力変換装置の制御方法では、例えばモード1の場合にお
いて、上記電圧Vvwの大きさにより上記電流Ivの増
加率や減少率が変化するが、モード1からモード2に遷
移する直前では上記電圧Vvwは零近傍となるため、上
記電流Ivを上記信号Iv*に十分高速に制御すること
ができない。また、同様にモード6からモード1に遷移
した直後では上記電圧Vwuは零近傍となるため、上記
電流Iuを上記信号Iu*に十分高速に制御することが
できない。よって、上記電流Iu及び上記電流Ivはこ
れらのそれぞれの区間において所望の値に制御されない
結果、正弦波とならずに歪を発生するという問題点があ
った。また、同時に電流Iwについても(1)式によ
り、同様に正弦波とならずに歪を発生するという問題点
があった。
【0018】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、常に線電流指令への正確な追従制御
が可能となり、全区間において歪を発生することのない
電力変換装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る電力変換
装置は、3相平衡の交流電圧源、各一端が上記交流電圧
源の各相線上に挿入された3つの誘導性要素、上記誘導
性要素を介して上記交流電圧源の各相間に接続された3
つの電気弁、直流負荷と並列に接続された容量性要素
と、アノード側が上記誘導性要素の各他端と上記各電気
弁との接続部分に接続されカソード側が上記容量性要素
の正極側に接続された3つの正側ダイオード、カソード
側が上記誘導性要素の各他端と上記各電気弁との接続部
分に接続されアノード側が上記容量性要素の負極側に接
続された3つの負側ダイオード、3相平衡の線電流指令
を作成する電流指令作成手段、および上記線電流指令の
瞬時絶対値が3相中最大となる相と他の2相との相間に
接続された2つの電気弁を開閉制御することにより当該
他の2相の線電流を制御する電流制御手段を備えたもの
である。
【0020】また、請求項2に係る電力変換装置は、請
求項1において、その電流指令作成手段は、交流電圧源
の電圧を検出しこの検出電圧と同期した3相平衡の相電
圧信号を作成する正弦波発生回路、容量性要素に印加さ
れる直流電圧を検出しこの検出電圧と直流電圧指令とか
ら電流振幅指令を作成する電圧制御回路、および上記各
相の相電圧信号と上記電流振幅指令とを乗算することに
より各相の線電流指令を作成する電流指令発生回路を備
えたものである。
【0021】また、請求項3に係る電力変換装置は、請
求項2において、その電流制御手段は、各相線電流を検
出しこの各相検出線電流の瞬時値とそれぞれの相の線電
流指令の瞬時値との比較から各相のパルス信号を作成す
るパルス発生回路、相電圧信号を入力し同時に制御する
2つの電気弁の組合せを決定するためのモード信号を作
成するモード検出回路、および上記パルス信号とモード
信号とを入力し各モード毎に2つの電気弁を選択し当該
各電気弁へ上記パルス信号を送出するスイッチ選択回路
を備えたものである。
【0022】また、請求項4に係る電力変換装置は、請
求項3において、そのモード検出回路は、それぞれ第
1、第2および第3相の相電圧信号が正のときハイ、負
のときローを出力する第1、第2および第3の極性判別
回路、上記第3および第1の極性判別回路の出力を入力
してモード信号M1を出力する第1のNOR回路、上記
第1および第2の極性判別回路の出力を入力してモード
信号M3を出力する第2のNOR回路、上記第2および
第3の極性判別回路の出力を入力してモード信号M5を
出力する第3のNOR回路、上記第2および第3の極性
判別回路の出力を入力してモード信号M2を出力する第
1のAND回路、上記第3および第1の極性判別回路の
出力を入力してモード信号M4を出力する第2のAND
回路、および上記第1および第2の極性判別回路の出力
を入力してモード信号M6を出力する第3のAND回路
を備え、スイッチ選択回路は、上記モード信号M1およ
びM4を入力して信号M14を出力する第1のOR回
路、上記モード信号M2およびM5を入力して信号M2
5を出力する第2のOR回路、上記モード信号M3およ
びM6を入力して信号M36を出力する第3のOR回
路、および上記信号M14がハイのとき、第3相のパル
ス信号を第2相と第3相との相間に接続された2−3相
間電気弁にそして第1相のパルス信号を第1相と第2相
との相間に接続された1−2相間電気弁にそれぞれ送出
し、上記信号M25がハイのとき、第2相のパルス信号
を上記1−2相間電気弁にそして第3相のパルス信号を
第3相と第1相との相間に接続された3−1相間電気弁
にそれぞれ送出し、上記信号M36がハイのとき、第1
相のパルス信号を上記3−1相間電気弁にそして第2相
のパルス信号を上記2−3相間電気弁にそれぞれ送出す
るよう、各相パルス発生回路と各電気弁との間の接続を
開閉するスイッチ回路を備えたものである。
【0023】また、請求項5に係る電力変換装置は、請
求項1ないし4のいずれかにおいて、その電気弁を2端
子出力タイプのものとし、正側ダイオードのアノード側
は各相の誘導性要素の他端と上記電気弁との接続点に接
続され、負側ダイオードのカソード側は各相の誘導性要
素の他端と上記電気弁との接続点に接続されたものであ
る。
【0024】また、請求項6に係る電力変換装置は、請
求項1ないし4のいずれかにおいて、その各電気弁を、
スイッチング素子とこのスイッチング素子と逆並列接続
された第1と第2とのダイオードの第1の直列体および
第3と第4とのダイオードの第2の直列体とから構成し
上記第1と第2とのダイオードの接続点と上記第3と第
4とのダイオードの接続点とをその出力2端子とするも
のとし、当該2端子を誘導性要素を介して交流電圧源の
各相間に接続するとともに、正側ダイオードのアノード
側は各電気弁のスイッチング素子のアノード側に接続さ
れ、負側ダイオードのカソード側は各電気弁のスイッチ
ング素子のカソード側に接続されたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の一形態例を図に基づき
説明する。図1はこの発明の実施の形態1による電力変
換装置を示すもので、図において、従来のものと同一符
号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。1
00は検出結果Iu、Iv、Iw、Vuv及びVdcが
入力され、双方向スイッチ13の開閉指令信号S1を出
力し、上記双方向スイッチ14の開閉指令信号S2を出
力し、上記双方向スイッチ15の開閉指令信号S3を出
力する制御回路である。
【0026】図2は上記制御回路100の詳細構成を示
す回路図であり、図において、従来のものと同一符号は
同一または相当部分を示すので説明を省略する。101
は相電圧信号Up、Vp及びWpより回路動作モードを
決定し、モード信号M1、M2、M3、M4、M5及び
M6を出力するモード検出回路、103はスイッチ指令
回路であり、詳述すると、39は上記信号Iu*と上記
検出結果Iuよりパルス信号Iuonを発生するパルス
発生回路、40は上記信号Iv*と上記検出結果Ivよ
りパルス信号Ivonを発生するパルス発生回路、41
は上記信号Iw*と上記検出結果Iwよりパルス信号I
wonを発生するパルス発生回路、102は上記信号M
1、M2、M3、M4、M5、M6、Iuon、Ivo
n及びIwonより、上記双方向スイッチ13〜15そ
れぞれを開閉するための開閉指令信号S1、S2及びS
3を発生するスイッチ選択回路である。
【0027】また、図3は上記パルス発生回路39の詳
細構成を示す回路図であり、図において、44は上記信
号Iu*の絶対値を演算し、演算結果Iu*absを出
力する絶対値回路、45は上記信号Iuの絶対値を演算
し、演算結果Iuabsを出力する絶対値回路、46は
上記演算結果Iu*absから、所定の値Hisを減算
し、演算結果Iu*abs−を出力する減算回路、47
は上記演算結果Iu*absに上記一定値Hisを加算
し、演算結果Iu*abs+を出力する加算回路、48
は上記演算結果Iu*abs−と上記演算結果Iuab
sを比較し、上記演算結果Iu*abs−の値が上記演
算結果Iuabsよりも大きいとき出力信号Iusをロ
ーとし、上記演算結果Iu*abs−の値が上記演算結
果Iuabsよりも小さいとき上記出力信号Iusをハ
イとする比較器、49は上記演算結果Iu*abs+と
上記演算結果Iuabsを比較し、上記演算結果Iu*
abs+の値が上記演算結果Iuabsよりも大きいと
き出力信号Iurをハイとし、上記演算結果Iu*ab
s+の値が上記演算結果Iuabsよりも小さいとき上
記出力信号Iurをローとする比較器、50は上記信号
Iusがローのとき出力信号Iuonをハイにセット
し、上記信号Iurがローのとき上記出力信号Iuon
をローにリセットするフリップフロップである。
【0028】また、上記パルス発生回路40及び41
も、上記パルス発生回路39と同様であるため説明を省
略する。
【0029】図4は上記モード検出回路101の詳細構
成を示す回路図であり、図において、51は上記信号U
pの極性が正のとき出力信号Upoleをハイとし、上
記信号Upの極性が負のとき上記出力信号Upoleを
ローとする極性判別回路、52は上記信号Vpの極性が
正のとき出力信号Vpoleをハイとし、上記信号Vp
の極性が負のとき上記出力信号Vpoleをローとする
極性判別回路、53は上記信号Wpの極性が正のとき出
力信号Wpoleをハイとし、上記信号Wpの極性が負
のとき上記出力信号Wpoleをローとする極性判別回
路である。
【0030】110は上記信号Upoleと上記信号W
poleのNORを演算するNOR回路、111は上記
信号Vpoleと上記信号WpoleのANDを演算す
るAND回路、112は上記信号Upoleと上記信号
VpoleのNORを演算するNOR回路、113は上
記信号Upoleと上記信号WpoleのANDを演算
するAND回路、114は上記信号Vpoleと上記信
号WpoleのNORを演算するNOR回路、115は
上記信号Upoleと上記信号VpoleのANDを演
算するAND回路である。
【0031】図5は上記スイッチ選択回路102の詳細
構成を示す回路図であり、図において、73は上記信号
M1及び上記信号M4のORを演算し、演算結果M14
を出力するOR回路、74は上記信号M2及び上記信号
M5のORを演算し、演算結果M25を出力するOR回
路、75は上記信号M3及び上記信号M6のORを演算
し、演算結果M36を出力するOR回路である。121
及び123は上記信号M14がハイのときオンし、ロー
のときオフするアナログスイッチ、122及び125は
上記信号M25がハイのときオンし、ローのときオフす
るアナログスイッチ、120及び124は上記信号M3
6がハイのときオンし、ローのときオフするアナログス
イッチである。82は上記アナログスイッチ120及び
121がオフのとき上記信号S2をローに保持するため
の抵抗器、83は上記アナログスイッチ122及び12
3がオフのとき上記信号S1をローに保持するための抵
抗器、84は上記アナログスイッチ124及び125が
オフのとき上記信号S3をローに保持するための抵抗器
である。
【0032】次に動作について説明する。まず、図6に
より、図2の制御回路100における上記正弦波発生回
路31の動作を説明する。図6(a)は上記電圧検出手
段19の検出値Vuv、図6(b)は上記正弦波発生回
路31の出力信号Up、Vp及びWp、図6(c)は上
記電圧制御回路32の出力Idc*の波形、図6(d)
は上記乗算回路33〜35の出力Iu*、Iv*及びI
w*の波形を示している。
【0033】図6(a)に示す上記電圧検出手段19の
出力Vuvより、図6(b)に示すように、上記系統側
交流電源1の電圧Vu、上記系統側交流電源2の電圧V
v及び上記系統側交流電源3の電圧Vwにそれぞれ同相
かつ振幅1の正弦波相電圧信号Up、Vp及びWpが出
力される。なお、上記信号Up、Vp及びWpは3相平
衡となっている。
【0034】また、上記電圧制御回路32は上記検出結
果Vdcと指令値Vdc*が一致するように制御され、
例えば上記負荷17が概ね一定の電力を消費する場合に
おいては、上記電流振幅指令Idc*は図6(c)に示
すように概ね直流の信号(図では大きさAとしている)
となる。
【0035】また、図6(d)に示すように、上記乗算
回路33により上記信号Up及び上記信号Idc*が乗
算されて上記信号Iu*が出力され、上記乗算回路34
により上記信号Vp及び上記信号Idc*が乗算されて
上記信号Iv*が出力され、上記乗算回路35により上
記信号Wp及び上記信号Idc*が乗算されて上記信号
Iw*が出力される。これらはそれぞれ上記リアクトル
4、5及び6に流れる線電流の指令値である。
【0036】次に、上記双方向スイッチ13により正の
極性の電流Iuを制御する場合の動作を図3及び図7に
より説明する。なお、このとき上記電圧Vuvは正の極
性である。
【0037】図7は上記パルス発生回路39の動作を示
すものであり、図7(a)は上記信号Iu*の波形、図
7(b)は上記絶対値回路44の出力Iu*absの波
形、図7(c)は上記所定値Hisの波形(大きさは
h)、図7(d)は上記信号Iu*abs、上記信号I
u*abs−及び上記信号Iu*abs+の波形、図7
(e)は上記信号Iu*abs、上記信号Iu*abs
−、上記信号Iu*abs+及びIuabsの波形、図
7(f)は上記比較器48の出力Iusの波形、図7
(g)は上記比較器49の出力Iurの波形、図7
(h)は上記フリップフロップ50の出力Iuonの波
形である。
【0038】なお、上記信号Iuは正の場合としている
ので、上記信号Iuabsは上記信号Iuと同一であ
る。また、いま上記双方向スイッチ13により上記電流
Iuを制御させる場合としているから、上記信号Iuo
nは上記双方向スイッチ13のオンオフに関与し、上記
信号Iuonがハイのとき上記双方向スイッチ13はオ
ン、上記信号Iuonがローのとき上記双方向スイッチ
13はオフである。
【0039】図7(e)において、いま時刻t0のとき
上記信号Iuabsが黒点(ア)で示された値であると
する。またこのとき、上記信号Iuonはハイであると
する。すなわち上記双方向スイッチ13はオンしてい
る。
【0040】上記双方向スイッチ13がオンしている
と、従来の技術における、図21にて説明したように、
上記電流Iuは上記電圧Vuvと同極性に図7(e)の
ように正の方向に増加する。時刻t1において、上記信
号Iuabsが上記信号Iu*absを超えると、上記
信号Iurはローとなる。これにより上記フリップフロ
ップ50はリセットされ、上記信号Iuonはローとな
り、上記双方向スイッチ13はオフとなる。上記双方向
スイッチ13がオフとなると、図21にて説明したよう
に、上記電流Iuは図7(e)のように上記コンデンサ
16を充電しながら零の方向に減少する。よって上記信
号Iuabsも同様に減少する。また、上記信号Iur
はハイに戻る。
【0041】時刻t2にて上記信号Iuabsが上記信
号Iu*abs−よりも小さくなると、上記信号Ius
はローとなる。これにより上記フリップフロップ50は
セットされ、上記信号Iuonはハイとなり、上記双方
向スイッチ13はオンとなる。上記双方向スイッチ13
がオンとなると、図21にて説明したように、上記電流
Iuは図7(e)のように正の方向に増加する。よって
上記信号Iuabsも同様に増加する。また、上記信号
Iusはハイに戻る。
【0042】以上の動作を繰り返すことにより、上記信
号Iuabsは概ね上記信号Iu*absに制御され
る。すなわち上記電流Iuは線電流指令である上記信号
Iu*に概ね制御される。
【0043】次に、上記双方向スイッチ13により負の
極性の電流Iuを制御する場合の説明を図3及び図8に
より説明する。また、このとき上記電圧Vuvは負の極
性である。
【0044】図8はこの場合の上記パルス発生回路39
の動作を示すものであり、図8(a)は上記信号Iu*
の波形(極性は負)、図8(b)は上記絶対値回路44
の出力Iu*absの波形、図8(c)は上記所定値H
isの波形、図8(d)は上記信号Iu*abs、上記
信号Iu*abs−及び上記信号Iu*abs+の波
形、図8(e)は上記信号Iu*abs、上記信号Iu
*abs−、上記信号Iu*abs+、Iuabs、I
u*及びIuの波形、図8(f)は上記比較器48の出
力Iusの波形、図8(g)は上記比較器49の出力I
urの波形、図8(h)は上記フリップフロップ50の
出力Iuonの波形である。
【0045】いま上記双方向スイッチ13により上記電
流Iuを制御させる場合としているから、上記信号Iu
onは上記双方向スイッチ13のオンオフに関与し、上
記信号Iuonがハイのとき上記双方向スイッチ13は
オン、上記信号Iuonがローのとき上記双方向スイッ
チ13はオフである。
【0046】図8(e)において、いま時刻t0のとき
上記信号Iuabsが黒点(イ)で示された値であると
する。またこのとき、上記信号Iuonはハイであると
する。すなわち上記双方向スイッチ13はオンしてい
る。
【0047】上記双方向スイッチ13がオンしている
と、図21(b)にて説明したように、上記電流Iuは
上記電圧Vuvと同極性に図8(e)のように負の方向
に増加する。これにともない上記信号Iuabsは増加
する。時刻t1において、上記信号Iuabsが上記信
号Iu*absを超えると、上記信号Iurはローとな
る。これにより上記フリップフロップ50はリセットさ
れ、上記信号Iuonはローとなり、上記双方向スイッ
チ13はオフとなる。上記双方向スイッチ13がオフと
なると、図21(b)にて説明したように、上記電流I
uは図8(e)のように上記コンデンサ16を充電しな
がら零の方向に減少する。よって上記信号Iuabsも
同様に減少する。また、上記信号Iurはハイに戻る。
【0048】時刻t2にて上記信号Iuabsが上記信
号Iu*abs−よりも小さくなると、上記信号Ius
はローとなる。これにより上記フリップフロップ50は
セットされ、上記信号Iuonはハイとなり、上記双方
向スイッチ13はオンとなる。上記双方向スイッチ13
がオンとなると、図21(b)にて説明したように、上
記電流Iuは図8(e)のように負の方向に増加する。
よって上記信号Iuabsも同様に増加する。また、上
記信号Iusはハイに戻る。
【0049】以上の動作を繰り返すことにより、図8
(e)に示すように上記信号Iuabsは概ね上記信号
Iu*absに制御される。すなわち上記電流Iuは電
流指令である上記信号Iu*に概ね制御される。
【0050】上記パルス発生回路40及び41について
も同様であるので説明を省略する。
【0051】以上のパルス発生回路39〜41で説明し
た構成を採用することにより、制御対象である電流I
u、Iv、Iwと指令値であるIu*、Iv*、Iw*
とのそれぞれの誤差を、一定値Hisの2倍以内に確実
に抑えて電流のリップルを所望の値以下に制御すること
ができる。
【0052】次に、上記モード検出回路101の動作を
図4、図9をもとに説明する。図9(a)は上記信号U
p、Vp及びWpの波形、図9(b)は上記信号Upo
leの波形、図9(c)は上記信号Vpoleの波形、
図9(d)は上記信号Wpoleの波形、図9(e)は
上記信号M1の波形、図9(f)は上記信号M2の波
形、図9(g)は上記信号M3の波形、図9(h)は上
記信号M4の波形、図9(i)は上記信号M5の波形、
図9(j)は上記信号M6の波形である。
【0053】上記NOR回路110により上記信号Up
oleと上記信号Wpoleが同時にローのとき上記信
号M1はハイとなり、上記AND回路111により上記
信号Vpoleと上記信号Wpoleが同時にハイのと
き上記信号M2はハイとなり、上記NOR回路112に
より上記信号Upoleと上記信号Vpoleが同時に
ローのとき上記信号M3はハイとなり、上記AND回路
113により上記信号Upoleと上記信号Wpole
が同時にハイのとき上記信号M4はハイとなり、上記N
OR回路114により上記信号Vpoleと上記信号W
poleが同時にローのとき上記信号M5はハイとな
り、上記AND回路115により上記信号Upoleと
上記信号Vpoleが同時にハイのとき上記信号M6は
ハイとなる。
【0054】図10は上記スイッチ選択回路102の動
作を説明するものであり、図10(a)は上記信号Iu
*、Iv*及びIw*の波形、図10(b)は上記電圧
Vuv、Vvw、Vwuの波形、図10(c)は上記信
号M14の波形、図10(d)は上記信号M25の波
形、図10(e)は上記信号M36の波形である。上記
信号M14、M25及びM36がハイのときオン指令と
して、またローのときオフ指令として上記アナログスイ
ッチ120〜125に図5に示すように入力される。
【0055】ここで回路モードとして、上記信号M1が
ハイのときモード1、上記信号M2がハイのときモード
2、上記信号M3がハイのときモード3、上記信号M4
がハイのときモード4、上記信号M5がハイのときモー
ド5、上記信号M6がハイのときモード6とする。
【0056】例えば図11をもとに上記回路モードがモ
ード1である場合についての動作を説明する。このとき
上記電流Iuと上記電圧Vuvは、上記双方向スイッチ
13がオンされると上記電流Iuが図の矢印の向き(上
記信号Iu*と同一の向き)に増加するため、上記双方
向スイッチ13により上記電流Iuは概ねIu*に制御
することができる。また、上記電流Iwと上記電圧Vv
wは、上記双方向スイッチ14がオンされると上記電流
Iwが図の矢印の向き(上記信号Iw*と同一の向き)
に増加するため、上記双方向スイッチ14により上記電
流Iwは概ねIw*に制御することができる。
【0057】別の表現に従えば、線電流指令の瞬時絶対
値が3相中最大となる相、ここで例として取り上げてい
るモード1では、V相(図10参照)が該当するが、こ
のV相と他の2相、即ちV相とU相及びW相との相間に
接続された双方向スイッチ、従って、双方向スイッチ1
3及び14をオンオフ制御することにより、それぞれ上
記電流Iu及びIwを制御することになる。
【0058】上記制御方式を実現するために、モード1
では上記信号M14はハイであるため、上記アナログス
イッチ121及び123はオンとなり、上記信号Iwo
nは上記信号S2となり、また上記信号Iuonは上記
信号S1となる。また、上記信号M25及びM36はロ
ーであるため上記信号S3は上記抵抗器84を介してロ
ーとなる。上記信号S2は上記双方向スイッチ14のオ
ンオフを制御するものであり、上記信号S1は上記双方
向スイッチ13のオンオフを制御するものであり、上記
信号S3は上記双方向スイッチ15のオンオフを制御す
るものであるから、上記双方向スイッチ14は上記信号
Iwonにあわせてオンオフし、上記双方向スイッチ1
3は上記信号Iuonにあわせてオンオフし、上記双方
向スイッチ15はオフのままとなる。これにより上記電
流Iu及び上記電流Iwは概ね所望の値に制御される。
また、(1)式が常に成立するのは明かであるから、上
記電流Iu及び上記電流Iwが概ね所望の値に制御され
ると、上記電流Ivも(1)式を満たしながら変化し、
上記電流Iu、Iv及びIwを3相平衡に概ね制御する
ことができる。
【0059】また、モード2〜モード6に関しても同様
であるので説明を省略する。
【0060】従って、本発明による電力変換装置の制御
方法によると、上記電流Iu、Iv及びIwは、それぞ
れ上記系統側交流電源の相電圧Vu、Vv及びVwと同
相となるので、力率の高い交流→直流電力変換装置を提
供することができる。
【0061】また、図10から明らかなように、本発明
による電力変換装置の制御方法によると、例えばモード
1の場合において、上記電流Iuは上記電圧Vuvによ
り電流の増加率や減少率が変化するが、モード1全域に
おいて上記電圧Vuvは零近傍とならないため、上記電
流Iuを上記信号Iu*に十分高速に制御することがで
きる。また、同様に上記電流Iwは上記電圧Vvwによ
り電流の増加率や減少率が変化するが、モード1全域に
おいて上記電圧Vvwは零近傍とならないため、上記電
流Iwを上記信号Iw*に十分高速に制御することがで
きる。よって、上記電流Iu及び上記電流Iwは所望の
値に制御される結果概ね正弦波となり、従来の制御方法
の欠点である歪を発生するという問題点がなくなる。ま
た、同時に電流Ivについても(1)式により、同様に
概ね正弦波となり歪を発生するという問題点がなくな
る。
【0062】また、従来の電力変換装置の制御方法によ
ると、図22に示すように上記双方向スイッチ13〜1
5に流れる電流の大きさは、概ね(Idc*)/2〜I
dc*であるのに対し、本発明による電力変換装置の制
御方法によると、図10に示すように上記双方向スイッ
チ13〜15に流れる電流の大きさは、概ね0〜((√
3)/2)×(Idc*)であるため、上記双方向スイ
ッチにおける電流ピーク値が小さい。すなわち比較的電
流が小容量の双方向スイッチを使用することができるた
め、上記双方向スイッチ13〜15の小型化及び低コス
ト化等が図れる。また、上記双方向スイッチにおける損
失も減少するため、装置の小型化、軽量化及び高効率化
等が図れる。
【0063】実施の形態2.図12はこの発明の実施の
形態2による電力変換装置を示すもので、図において、
実施の形態1のものと同一符号は同一または相当部分を
示すので説明を省略する。200は検出結果Iu、I
v、Iw、Vuv及びVdcが入力され、上記双方向ス
イッチ13のオンオフ指令S1を出力し、上記双方向ス
イッチ14のオンオフ指令S2を出力し、上記双方向ス
イッチ15のオンオフ指令S3を出力する制御回路であ
る。
【0064】図13は上記制御回路200の詳細構成を
示す回路図であり、図において、実施の形態1のものと
同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略す
る。204はスイッチ指令回路であり、詳述すると、2
01は上記信号Iu*及び上記検出結果Iuよりパルス
信号Iuonを発生するパルス発生回路、202は上記
信号Iv*及び上記検出結果Ivよりパルス信号Ivo
nを発生するパルス発生回路、203は上記信号Iw*
及び上記検出結果Iwよりパルス信号Iwonを発生す
るパルス発生回路である。
【0065】図14は上記パルス発生回路201の詳細
構成を示す回路図であり、図において、実施の形態1の
ものと同一符号は同一または相当部分を示すので説明を
省略する。204は上記信号Iu*abs及びIuab
sが入力され、上記信号Iuabs*が上記信号Iua
bsよりも大きいとき出力信号Iudinをハイとし、
上記信号Iuabs*が上記信号Iuabsよりも小さ
いとき出力信号Iudinをローとする比較器、205
は上記信号Iudinがデータとして、信号CLKがク
ロック信号として入力され、上記信号CLKの立ち上が
り時において上記データがハイのとき出力信号Iuon
をハイとし、上記信号CLKの立ち上がり時において上
記データがローのとき出力信号IuonをローとするD
フリップフロップである。
【0066】次に図15に基づき上記パルス発生回路2
01の動作について説明する。図15(a)は上記信号
Iu*abs及び上記信号Iuabsの波形、図15
(b)は上記信号CLKの波形、図15(c)は上記信
号Iudinの波形、図15(d)は上記信号Iuon
の波形である。
【0067】いま図15(a)に示すように、時刻t0
にて上記信号Iuabsが黒点(ウ)の位置にあるとす
る。このとき上記Dフリップフロップ205の出力はハ
イであるとする。また、上記信号Iuabsは上記信号
Iu*absよりも小さいため、上記信号Iudinは
ハイである。
【0068】Iuonはハイであるから上記信号Iua
bsは増加する。時刻t1において上記信号Iuabs
は上記信号Iu*absよりも大きくなるため、Iud
inはローとなる。
【0069】時刻t2において、上記信号CLKの立ち
上がりが生じ、このときDフリップフロップ205のデ
ータ(上記信号Iudin)はローであるため、上記D
フリップフロップ205の出力信号Iuonはローとな
り上記信号Iuabsは減少する。
【0070】時刻t3において、再び上記信号Iuab
sは上記信号Iu*absよりも小さくなるため、上記
信号Iudinはハイとなる。
【0071】時刻t4において、上記信号CLKの立ち
上がりが生じ、このときDフリップフロップ205のデ
ータ(上記信号Iudin)はハイであるため、上記D
フリップフロップ205の出力信号Iuonはハイとな
り上記信号Iuabsは増加する。
【0072】以上の動作を繰り返すことにより、上記信
号Iuabsは概ね上記信号Iu*absに制御され、
従って上記電流Iuは概ね電流指令である上記信号Iu
*に制御される。
【0073】上記パルス発生回路202及び203につ
いても同様であるので説明を省略する。
【0074】従って、この実施の形態2の場合において
も、実施の形態1の場合と同様の効果を奏し、上記電流
Iu、Iv及びIwは、それぞれ上記系統側交流電源V
u、Vv及びVwと同相となり、力率の高い交流→直流
電力変換装置を提供することができるとともに、以下の
特有の利点を有する。
【0075】即ち、この実施の形態2においては、パル
ス発生回路201〜203を図14、15で説明したよ
うに構成したので、双方向スイッチの最高スイッチング
周波数がクロック信号CLKの周波数で抑えられるた
め、上記双方向スイッチが過剰な頻度でオンオフして破
壊するといった不具合を未然に防ぐことができる。ま
た、実施の形態1のものより回路構成が簡単になる。
【0076】実施の形態3.上記各実施の形態では電気
弁として双方向スイッチを用いて構成しているが、図1
6(a)及び図16(b)に示すようにトランジスタな
どの一方向スイッチを用いて上記双方向スイッチを構成
しても、所期の目的を達成し得ることはいうまでもな
い。図16(a)において300及び301はトランジ
スタ、302及び303はダイオードである。この場合
も、2端子出力タイプの電気弁として上述した各構成の
装置に全く同様に適用することができる。
【0077】また、図16(b)の双方向スイッチは、
スイッチング素子としてのトランジスタ308と、この
トランジスタ308と逆並列接続された第1のダイオー
ド304と第2のダイオード305との直列体および第
3のダイオード306と第4のダイオード307との直
列体とから構成されている。
【0078】図16(b)に示した双方向スイッチを用
いて主回路を構成すると図17のようになる。図におい
て310〜313、315〜318及び320〜323
はダイオード、314、319及び324はトランジス
タであり、上記ダイオード310〜313及び上記トラ
ンジスタ314により上記双方向スイッチ13を構成
し、上記ダイオード315〜318及び上記トランジス
タ319により上記双方向スイッチ14を構成し、上記
ダイオード320〜323及び上記トランジスタ324
により上記双方向スイッチ15を構成している。この図
17に示す場合も、上述した各構成の場合と全く同様に
動作する。
【0079】実施の形態4.図18に主回路構成の他の
形態例を示す。図において400〜403、405〜4
08、410〜413及び415〜420はダイオー
ド、404、409及び414はトランジスタであり、
上記ダイオード400〜403及び上記トランジスタ4
04により上記双方向スイッチ13を構成し、上記ダイ
オード405〜408及び上記トランジスタ409によ
り上記双方向スイッチ14を構成し、上記ダイオード4
10〜413及び上記トランジスタ414により上記双
方向スイッチ15を構成している。図18に示すように
主回路を構成しても、所期の目的を達成し得ることはい
うまでもない。即ち、図18のダイオード415、41
7及び419を図1の正側ダイオード7、8及び9に、
また、図18のダイオード416、418及び420を
図1の負側ダイオード10、11及び12に対応させて
考えると、両回路がほぼ同様の動作をすることが容易に
想定できる。
【0080】先の図17の回路では、上記双方向スイッ
チのスイッチングのタイミングで、双方向スイッチを構
成するダイオードに流れる電流も流れたり切れたりする
動作を繰り返すが、図18の回路では、このような動作
とならず、ダイオードの入切の動作頻度が減少するの
で、上記ダイオードからの発生ノイズの低減や上記ダイ
オードのスイッチング損失の低減が図れるという効果が
ある。
【0081】実施の形態5.上記各形態では上記モード
検出回路の入力信号は上記信号Up、Vp及びWpとし
ているが、これらの信号はそれぞれ上記信号Iu*、I
v*及びIw*に置き換えて構成しても所期の目的を達
成し得ることはいうまでもない。
【0082】実施の形態6.上記各形態では3つの電流
検出手段を用いて3つの電流検出結果を得て制御を行う
が、上記電流検出手段を2つとして(1)式より残りの
電流検出結果を計算して制御を行っても所期の目的を達
成し得ることはいうまでもない。
【0083】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る電力変換
装置は、所定の交流電圧源、誘導性要素、電気弁、容量
性要素、正側ダイオード、負側ダイオード、電流指令作
成手段、および電流制御手段を備えたものとしたので、
線電流のその指令値への正確な追従制御が可能となり、
全区間において歪を発生することがない電力変換装置を
提供することができる。
【0084】また、請求項2に係る電力変換装置の電流
指令作成手段は、交流電圧源の電圧を検出しこの検出電
圧と同期した3相平衡の相電圧信号を作成する正弦波発
生回路、容量性要素に印加される直流電圧を検出しこの
検出電圧と直流電圧指令とから電流振幅指令を作成する
電圧制御回路、および上記各相の相電圧信号と上記電流
振幅指令とを乗算することにより各相の線電流指令を作
成する電流指令発生回路を備えたものとしたので、高力
率運転を可能とする電力変換装置の具体的構成を提供す
ることができる。
【0085】また、請求項3に係る電力変換装置の電流
制御手段は、各相線電流を検出しこの各相検出線電流の
瞬時値とそれぞれの相の線電流指令の瞬時値との比較か
ら各相のパルス信号を作成するパルス発生回路、相電圧
信号を入力し同時に制御する2つの電気弁の組合せを決
定するためのモード信号を作成するモード検出回路、お
よび上記パルス信号とモード信号とを入力し各モード毎
に2つの電気弁を選択し当該各電気弁へ上記パルス信号
を送出するスイッチ選択回路を備えたものとしたので、
制御すべき電気弁の選択と当該電気弁のオンオフ制御と
が確実になされる。
【0086】また、請求項4に係る電力変換装置のモー
ド検出回路は、それぞれ第1、第2および第3相の相電
圧信号が正のときハイ、負のときローを出力する第1、
第2および第3の極性判別回路、上記第3および第1の
極性判別回路の出力を入力してモード信号M1を出力す
る第1のNOR回路、上記第1および第2の極性判別回
路の出力を入力してモード信号M3を出力する第2のN
OR回路、上記第2および第3の極性判別回路の出力を
入力してモード信号M5を出力する第3のNOR回路、
上記第2および第3の極性判別回路の出力を入力してモ
ード信号M2を出力する第1のAND回路、上記第3お
よび第1の極性判別回路の出力を入力してモード信号M
4を出力する第2のAND回路、および上記第1および
第2の極性判別回路の出力を入力してモード信号M6を
出力する第3のAND回路を備え、スイッチ選択回路
は、上記モード信号M1およびM4を入力して信号M1
4を出力する第1のOR回路、上記モード信号M2およ
びM5を入力して信号M25を出力する第2のOR回
路、上記モード信号M3およびM6を入力して信号M3
6を出力する第3のOR回路、および上記信号M14が
ハイのとき、第3相のパルス信号を第2相と第3相との
相間に接続された2−3相間電気弁にそして第1相のパ
ルス信号を第1相と第2相との相間に接続された1−2
相間電気弁にそれぞれ送出し、上記信号M25がハイの
とき、第2相のパルス信号を上記1−2相間電気弁にそ
して第3相のパルス信号を第3相と第1相との相間に接
続された3−1相間電気弁にそれぞれ送出し、上記信号
M36がハイのとき、第1相のパルス信号を上記3−1
相間電気弁にそして第2相のパルス信号を上記2−3相
間電気弁にそれぞれ送出するよう、各相パルス発生回路
と各電気弁との間の接続を開閉するスイッチ回路を備え
たものとしたので、相電圧信号にもとづき、電気弁へ必
要なパルス信号を供給する制御が具体的確実になされ
る。
【0087】また、請求項5に係る電力変換装置は、そ
の電気弁を2端子出力タイプのものとし、正側ダイオー
ドのアノード側は各相の誘導性要素の他端と上記電気弁
との接続点に接続され、負側ダイオードのカソード側は
各相の誘導性要素の他端と上記電気弁との接続点に接続
されたものとしたので、主回路構成が簡便となる。
【0088】また、請求項6に係る電力変換装置は、そ
の各電気弁を、スイッチング素子とこのスイッチング素
子と逆並列接続された第1と第2とのダイオードの第1
の直列体および第3と第4とのダイオードの第2の直列
体とから構成し上記第1と第2とのダイオードの接続点
と上記第3と第4とのダイオードの接続点とをその出力
2端子とするものとし、当該2端子を誘導性要素を介し
て交流電圧源の各相間に接続するとともに、正側ダイオ
ードのアノード側は各電気弁のスイッチング素子のアノ
ード側に接続され、負側ダイオードのカソード側は各電
気弁のスイッチング素子のカソード側に接続されたもの
としたので、電気弁を構成するダイオードからの発生ノ
イズが低減し、そのスイッチング損失も低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による電力変換装置
の全体回路構成を示す図である。
【図2】 図1の制御回路を示す図である。
【図3】 図2のパルス発生回路を示す図である。
【図4】 図2のモード検出回路を示す図である。
【図5】 図2のスイッチ選択回路を示す図である。
【図6】 図2の正弦波発生回路及び乗算器の動作を示
す図である。
【図7】 図2のパルス発生回路の動作を示す図であ
る。
【図8】 図2のパルス発生回路の動作を示す図であ
る。
【図9】 図2のモード検出回路の動作を示す図であ
る。
【図10】 図2のスイッチ選択回路の動作を示す図で
ある。
【図11】 この発明の実施の形態1における電流制御
方法を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態2による電力変換装
置の全体回路構成を示す図である。
【図13】 図12の制御回路を示す図である。
【図14】 図12のパルス発生回路を示す図である。
【図15】 図12のパルス発生回路の動作を示す図で
ある。
【図16】 この発明の実施の形態3における双方向ス
イッチの構成を示す図である。
【図17】 図16の双方向スイッチを適用した電力変
換装置の全体回路構成を示す図である。
【図18】 この発明の実施の形態4による電力変換装
置の全体回路構成を示す図である。
【図19】 従来の電力変換装置の全体回路構成を示す
図である。
【図20】 図19の制御回路を示す図である。
【図21】 従来の電力変換装置の電流制御方法を示す
図である。
【図22】 従来の電力変換装置の制御方法の回路モー
ドを示す図である。
【図23】 従来の電力変換装置の電流制御方法を示す
図である。
【符号の説明】
1〜3 系統側交流電源、4〜6 リアクトル、7〜1
2,302〜307,310〜313,315〜31
8,320〜323,400〜403,405〜40
8,410〜413,415〜420 ダイオード、1
3〜15 双方向スイッチ、16 コンデンサ、17
負荷、19,20 電圧検出手段、21〜23 電流検
出手段、30,100,200 制御回路、31 正弦
波発生回路、32 電圧制御回路、33〜35 乗算
器、36,103,204 スイッチ指令回路、39〜
41,201〜203 パルス発生回路、42,101
モード検出回路、43,102 スイッチ選択回路、
44,45 絶対値回路、46 減算回路、47 加算
回路、48,49,204 比較器、50 フリップフ
ロップ、51〜53 極性判別回路、111,113,
115 AND回路、73〜75 OR回路、120〜
125 アナログスイッチ、82〜84 抵抗器、90
電流指令発生回路、110,112,114 NOR
回路、205 Dフリップフロップ、300,301,
308,314,319,324,404,409,4
14トランジスタ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3相平衡の交流電圧源、各一端が上記交
    流電圧源の各相線上に挿入された3つの誘導性要素、上
    記誘導性要素を介して上記交流電圧源の各相間に接続さ
    れた3つの電気弁、直流負荷と並列に接続された容量性
    要素と、アノード側が上記誘導性要素の各他端と上記各
    電気弁との接続部分に接続されカソード側が上記容量性
    要素の正極側に接続された3つの正側ダイオード、カソ
    ード側が上記誘導性要素の各他端と上記各電気弁との接
    続部分に接続されアノード側が上記容量性要素の負極側
    に接続された3つの負側ダイオード、3相平衡の線電流
    指令を作成する電流指令作成手段、および上記線電流指
    令の瞬時絶対値が3相中最大となる相と他の2相との相
    間に接続された2つの電気弁を開閉制御することにより
    当該他の2相の線電流を制御する電流制御手段を備えた
    電力変換装置。
  2. 【請求項2】 電流指令作成手段は、交流電圧源の電圧
    を検出しこの検出電圧と同期した3相平衡の相電圧信号
    を作成する正弦波発生回路、容量性要素に印加される直
    流電圧を検出しこの検出電圧と直流電圧指令とから電流
    振幅指令を作成する電圧制御回路、および上記各相の相
    電圧信号と上記電流振幅指令とを乗算することにより各
    相の線電流指令を作成する電流指令発生回路を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  3. 【請求項3】 電流制御手段は、各相線電流を検出しこ
    の各相検出線電流の瞬時値とそれぞれの相の線電流指令
    の瞬時値との比較から各相のパルス信号を作成するパル
    ス発生回路、相電圧信号を入力し同時に制御する2つの
    電気弁の組合せを決定するためのモード信号を作成する
    モード検出回路、および上記パルス信号とモード信号と
    を入力し各モード毎に2つの電気弁を選択し当該各電気
    弁へ上記パルス信号を送出するスイッチ選択回路を備え
    たことを特徴とする請求項2記載の電力変換装置。
  4. 【請求項4】 モード検出回路は、それぞれ第1、第2
    および第3相の相電圧信号が正のときハイ、負のときロ
    ーを出力する第1、第2および第3の極性判別回路、上
    記第3および第1の極性判別回路の出力を入力してモー
    ド信号M1を出力する第1のNOR回路、上記第1およ
    び第2の極性判別回路の出力を入力してモード信号M3
    を出力する第2のNOR回路、上記第2および第3の極
    性判別回路の出力を入力してモード信号M5を出力する
    第3のNOR回路、上記第2および第3の極性判別回路
    の出力を入力してモード信号M2を出力する第1のAN
    D回路、上記第3および第1の極性判別回路の出力を入
    力してモード信号M4を出力する第2のAND回路、お
    よび上記第1および第2の極性判別回路の出力を入力し
    てモード信号M6を出力する第3のAND回路を備え、 スイッチ選択回路は、上記モード信号M1およびM4を
    入力して信号M14を出力する第1のOR回路、上記モ
    ード信号M2およびM5を入力して信号M25を出力す
    る第2のOR回路、上記モード信号M3およびM6を入
    力して信号M36を出力する第3のOR回路、および上
    記信号M14がハイのとき、第3相のパルス信号を第2
    相と第3相との相間に接続された2−3相間電気弁にそ
    して第1相のパルス信号を第1相と第2相との相間に接
    続された1−2相間電気弁にそれぞれ送出し、上記信号
    M25がハイのとき、第2相のパルス信号を上記1−2
    相間電気弁にそして第3相のパルス信号を第3相と第1
    相との相間に接続された3−1相間電気弁にそれぞれ送
    出し、上記信号M36がハイのとき、第1相のパルス信
    号を上記3−1相間電気弁にそして第2相のパルス信号
    を上記2−3相間電気弁にそれぞれ送出するよう、各相
    パルス発生回路と各電気弁との間の接続を開閉するスイ
    ッチ回路を備えたことを特徴とする請求項3記載の電力
    変換装置。
  5. 【請求項5】 電気弁を2端子出力タイプのものとし、
    正側ダイオードのアノード側は各相の誘導性要素の他端
    と上記電気弁との接続点に接続され、負側ダイオードの
    カソード側は各相の誘導性要素の他端と上記電気弁との
    接続点に接続されたことを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載の電力変換装置。
  6. 【請求項6】 各電気弁を、スイッチング素子とこのス
    イッチング素子と逆並列接続された第1と第2とのダイ
    オードの第1の直列体および第3と第4とのダイオード
    の第2の直列体とから構成し上記第1と第2とのダイオ
    ードの接続点と上記第3と第4とのダイオードの接続点
    とをその出力2端子とするものとし、当該2端子を誘導
    性要素を介して交流電圧源の各相間に接続するととも
    に、正側ダイオードのアノード側は各電気弁のスイッチ
    ング素子のアノード側に接続され、負側ダイオードのカ
    ソード側は各電気弁のスイッチング素子のカソード側に
    接続されたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の電力変換装置。
JP07432596A 1996-03-28 1996-03-28 電力変換装置 Expired - Fee Related JP3229924B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07432596A JP3229924B2 (ja) 1996-03-28 1996-03-28 電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07432596A JP3229924B2 (ja) 1996-03-28 1996-03-28 電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09266672A true JPH09266672A (ja) 1997-10-07
JP3229924B2 JP3229924B2 (ja) 2001-11-19

Family

ID=13543858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07432596A Expired - Fee Related JP3229924B2 (ja) 1996-03-28 1996-03-28 電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3229924B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100561322B1 (ko) * 1997-11-10 2006-06-16 후지 덴키 가부시끼가이샤 다상전압형변환기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100561322B1 (ko) * 1997-11-10 2006-06-16 후지 덴키 가부시끼가이샤 다상전압형변환기

Also Published As

Publication number Publication date
JP3229924B2 (ja) 2001-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6963147B2 (en) Power converter and power unit
US7834579B2 (en) Low voltage, two-level, six-pulse induction motor controller driving a medium-to-high voltage, three-or-more-level AC drive inverter bridge
KR20160122923A (ko) 3상 인버터의 옵셋 전압 생성 장치 및 방법
WO2016148163A1 (ja) インバータの制御装置
US10320306B1 (en) Matrix converter system with current control mode operation
JP5043585B2 (ja) 電力変換装置
US11303224B2 (en) Inverter device with high follow-up capability
JP3229924B2 (ja) 電力変換装置
JP4893113B2 (ja) 整流回路の制御装置
JPH0678550A (ja) インバータの並列運転制御方法とその装置及び無停電電源装置
JP2019047701A (ja) 電力変換装置およびその制御方法
Maswood A PWM voltage source inverter with PI controller for instantaneous motor current control
JP2002238268A (ja) 電力変換器の制御装置
JP6094615B2 (ja) インバータの制御装置
JP4448294B2 (ja) 電力変換装置
US11843327B2 (en) Power conversion device with current hysteresis band control
JP3222794B2 (ja) 電力変換装置
EP3745580B1 (en) Inverter device
dos Santos et al. Modulated Model Predictive Control (M 2 PC) Applied to Three-Phase Dual-Converter-Based Rectifiers
JP2008109790A (ja) 電力変換装置
JPH10164845A (ja) Pwm式順変換装置
JP3381590B2 (ja) サイリスタ変換装置
Krishnan et al. Performance Evaluation of Hybrid Controller Involved in 3 Phase to 3 Phase Power Conversion Using Matrix Converter
JP2924589B2 (ja) 電力変換装置
JPS6132912B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080907

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080907

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090907

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090907

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees