JPH09266538A - 画像処理装置の色合わせ方法及び画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置の色合わせ方法及び画像処理装置

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JPH09266538A
JPH09266538A JP8074469A JP7446996A JPH09266538A JP H09266538 A JPH09266538 A JP H09266538A JP 8074469 A JP8074469 A JP 8074469A JP 7446996 A JP7446996 A JP 7446996A JP H09266538 A JPH09266538 A JP H09266538A
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JP8074469A
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Taeko Koizumi
多恵子 小泉
Hiroyuki Endo
博之 遠藤
Michiko Kono
美智子 河野
Akiko Kitami
晶子 北見
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタとディスプレイ(CRT)の出力画
像の色彩を知覚的に一致させることである。 【解決手段】 白色をプリンタが採用するXYZ表色系
で表現した三刺激値に基づき、該プリンタにより画像を
印刷せしめて、この出力画像を専用測色器で測色してホ
ワイトデータ24とし、同様に白色をCRT12が採用
するRGB表色系で表現した三刺激値に基づき、CRT
12により画像を表示せしめて、この出力画像を専用測
色器により前記プリンタの場合と同じ測色条件で測色し
てホワイトデータ25とする。これらのホワイトデータ
24、25の差分に基づき、画像データ11を色合わせ
処理部21により補正する。プリンタを用いて画像を出
力する場合には、補正前の画像データに基づき画像を印
刷せしめ、CRTを用いて画像を出力する場合には、補
正後の画像データに基づき画像を表示せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像出力装
置(例えば、プリンタ装置、ディスプレイ装置)を備え
た画像処理装置において、各画像出力装置により出力
(印刷、表示)された画像の色彩についての視覚的な同
一性を確保するための技術に関する。
【0002】近年、コンピュータ技術の発展に伴い、ス
キャナ装置により読み取られたフルカラー画像やコンピ
ュータ上でデザインされたフルカラー画像を、プリンタ
装置により印刷し、あるいはディスプレイ装置に表示す
ることが行われている。
【0003】しかし、プリンタ装置のように出力画像を
照明光の反射によって知覚・認識する反射光型の画像出
力装置とCRT等のディスプレイ装置のように自己発光
型の画像出力装置とでは、同一の表色系(colorimetric
system) により表現された画像データに基づき画像を出
力する場合であっても、視覚的に同一の色彩にはならな
い。
【0004】そこで、これらのプリンタ装置による印刷
画像とディスプレイ装置による表示画像の色彩について
の視覚的な同一性を確保する必要がある。
【0005】
【従来の技術】例えば、画像処理装置はスキャナ装置、
プリンタ装置、ディスプレイ装置、画像データを格納す
るデータベースを備えて構成される。スキャナ装置によ
り原稿画像を読み取り、読み取った画像データはスキャ
ナ装置が採用する表色系により表現されているから、こ
れをデータベースが採用する表色系(色空間)に変換処
理して、データベースに格納する。
【0006】プリンタ装置により画像を印刷する場合に
は、データベースの対応する画像データを読み出して、
これをプリンタ装置が採用する表色系に変換処理した上
で、印刷処理を行う。
【0007】一方、ディスプレイ装置により画像を表示
する場合には、データベースの対応する画像データを読
み出して、これをディスプレイ装置が採用する表色系に
変換処理した上で、表示処理を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】プリンタ装置に出力す
る場合とディスプレイ装置に出力する場合とではそれぞ
れの装置が採用する表色系が異なるため、表色系の変換
処理を行うことにより、測色的に等価な色による出力
(印刷及び表示)を行っている。
【0009】しかし、プリンタ装置のように出力画像を
照明光の反射によって知覚・認識する反射光型の画像出
力装置とCRT等のディスプレイ装置のように光源色に
よる表示を行う画像出力装置とでは、測色的に等価な色
による出力であっても、知覚的に同一の色にはならな
い。
【0010】例えば、コンピュータを使用した画像の作
成作業においては、ディスプレイ装置に画像を表示せし
めて、適宜に画像の作成・修正や色の選択等を行った後
に、プリンタ装置により印刷するという作業が行われる
ことがあるが、ディスプレイ装置に表示された画像の色
とプリンタ装置に印刷した画像の色が違うという問題が
ある。
【0011】よって、本発明の目的は、複数の画像出力
装置を備えた画像処理装置において、各画像出力装置の
それぞれによる出力画像の色彩についての知覚的な一致
性を向上することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0013】第1画像出力装置及び第2画像出力装置を
備えた画像処理装置に採用される出力画像の色合わせ方
法であって、基準色を前記第1画像出力装置が採用する
第1表色系で表現した三刺激値に基づき、該第1画像出
力装置により画像を出力せしめて、この出力画像を所定
の測色条件で測色して第1基準データとし、前記基準色
を前記第2画像出力装置が採用する第2表色系で表現し
た三刺激値に基づき、該第2画像出力装置により画像を
出力せしめて、この出力画像を前記所定の測色条件と同
一の測色条件で測色して第2基準データとする。
【0014】そして、前記第1基準データ及び前記第2
基準データの差分に基づき、画像として出力すべく入力
された画像データを補正し、前記第1画像出力装置を用
いて画像を出力する場合には、補正前の画像データに基
づき画像を出力せしめ、前記第2画像出力装置を用いて
画像を出力する場合には、補正後の画像データに基づき
画像を出力せしめる。
【0015】本発明によると、同一の基準色(例えば、
白色)に対応する画像を、第1画像出力装置(例えば、
プリンタ装置)及び第2画像出力装置(例えば、ディス
プレイ装置)にそれぞれ出力せしめ、これらを同一の測
色条件で測色して、その差分(データ)に基づき、画像
として出力すべき画像データを補正するようにしたか
ら、第1画像出力装置により出力された画像の色彩と、
第2画像出力装置により出力された画像の色彩との知覚
的な一致性を向上することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態の全体構成を示す図であり、本発明が適用された画像
処理装置が示されている。
【0017】この画像処理装置は、データベース(画像
データ格納部)11、ディスプレイ装置(CRT)1
2、プリンタ装置13、スキャナ装置14及び画像編集
部15を備えている。
【0018】データベース11はCIE(国際照明委員
会: Commission Internationale de l'Eclairage )の
XYZ表色系を基準とし、ディスプレイ装置12はRG
B表色系を基準とし、プリンタ装置13はCMY表色系
を基準とし、スキャナ装置14はRGB表色系を基準と
している。なお、データベース11はCIEのLab表
色系を基準としてもよい。
【0019】原稿16に表示された画像は、スキャナ装
置14により読み込まれ、RGB表色系で表現された画
像データが生成され、この画像データはスキャナ色変換
部17に渡される。
【0020】スキャナ色変換部17は、図示は省略して
いるが、RGB表色系とXYZ表色系との対応関係がス
キャナ装置14の装置特性をも含めて変換データとして
予め設定されたスキャナ色変換テーブルを有している。
スキャナ色変換部17は、このスキャナ色変換テーブル
に基づき、スキャナ装置14からのRGB表色系で表現
された画像データをXYZ表色系で表現された画像デー
タに変換するとともに、スキャナ装置14の装置特性に
基づく特異性を補正する。この変換された画像データは
データベース11に格納される。
【0021】データベース11に格納された画像データ
は、画像編集部15を用いて適宜に編集することができ
る。プリンタ装置13により画像の印刷を行う場合に
は、データベース11に格納された画像データは、プリ
ンタ色変換部18に渡される。プリンタ色変換部18
は、図示は省略しているが、XYZ表色系とCMY表色
系との対応関係がプリンタ装置13の装置特性をも含め
て変換データとして予め設定されたプリンタ色変換テー
ブルを有している。プリンタ色変換部18は、このプリ
ンタ色変換テーブルに基づき、データベース11のXY
Z表色系で表現された画像データをCMY表色系で表現
された画像データに変換するとともに、プリンタ装置1
3の装置特性に基づく特異性を補正する。この変換され
た画像データはプリンタ装置13に送られ、プリンタ装
置13により画像として用紙19上に印刷される。
【0022】ディスプレイ装置12により画像の表示を
行う場合には、データベース11に格納された画像デー
タは、ディスプレイ画像処理部20に渡される。ディス
プレイ画像処理部20は、色合わせ処理部21及びディ
スプレイ色変換部22を備えている。ディスプレイ画像
処理部20は、図2に示されているように、さらにディ
スプレイ色変換テーブル格納部23、プリンタホワイト
データ格納部24、ディスプレイホワイトデータ格納部
25、色補正テーブル算出部26及び色補正テーブル格
納部27を備えている。
【0023】図3に示されているように、ディスプレイ
色変換テーブル格納部23には、XYZ表色系とRGB
表色系との対応関係がディスプレイ装置12の装置特性
をも含めて変換データ(XYZ表色系の複数の三刺激値
X、Y、Zとこれらに対応するRGB表色系の三刺激値
R、G、Bが対応付けされてなるXYZ−RGB対応デ
ータ)として予め設定されたディスプレイ色変換テーブ
ルが格納されている。
【0024】プリンタホワイトデータ格納部24には、
プリンタ装置13によりCMY表色系で「白色」に対応
する三刺激値に基づき、用紙に白色画像を印刷せしめ、
これをプリンタ装置用の専用測色器により、所定の測色
条件の下で測色して、XYZ表色系の三刺激値で表現し
たプリンタホワイトデータ(Xpw、Ypw、Zpw)が予め
格納されている。
【0025】ディスプレイホワイトデータ格納部25に
は、ディスプレイ装置12によりRGB表色系で「白
色」に対応する三刺激値(R=G=B=255)に基づ
き、白色画像を表示せしめ、これをディスプレイ装置用
の専用測色器により、上記プリンタホワイトデータの場
合と同じ所定の測色条件の下で測色して、XYZ表色系
の三刺激値で表現したディスプレイホワイトデータ(X
dw、Ydw、Zdw)が予め格納されている。
【0026】色補正テーブル算出部26は、色順応演算
処理部28を備え、色順応演算処理部28は、さらにX
YZ表色系の三刺激値(X、Y、Z)を生理原色系の三
刺激値(R、G、B)に変換する第1表色系変換部2
9、対応色算出部30及び生理原色系の三刺激値(R、
G、B)をXYZ表色系の三刺激値(X、Y、Z)に変
換する第2表色系変換部31を有している。
【0027】これらの詳細な演算処理は後述するが、色
順応演算処理部28は、ディスプレイ色変換テーブル格
納部23のディスプレイ色変換テーブルのXYZ表色系
の各三刺激値X、Y、Z、プリンタホワイトデータ格納
部24のプリンタホワイトデータXpw、Ypw、Zpw、デ
ィスプレイホワイトデータ25のディスプレイホワイト
データXdw、Ydw、Zdwを入力とし、所定の演算処理を
行い、XYZ−X′Y′Z′対応データ(XYZ表色系
の複数の三刺激値X、Y、Zと補正されたXYZ表色系
の三刺激値X′、Y′、Z′が対応付けされてなるデー
タ)からなる色補正テーブルを作成し、色補正テーブル
格納部27に格納する。
【0028】なお、ディスプレイ色変換テーブル格納部
23に格納される変換データはLab−RGB対応デー
タ(Lab表色系の複数の三刺激値L、a、bとこれら
に対応するRGB表色系の三刺激値R、G、Bが対応付
けされてなるデータ)でもよく、プリンタホワイトデー
タ格納部24に格納されるプリンタホワイトデータはL
ab表色系で表現されたデータ(Lpw、apw、bpw)で
も良く、ディスプレイホワイトデータ格納部25に格納
されるプリンタホワイトデータはLab表色系で表現さ
れたデータ(Ldw、adw、bdw)でも良い。
【0029】この場合において、色順応演算処理部28
へ入力されるデータとしては、ディスプレイ色変換テー
ブル格納部23のディスプレイ色変換テーブルのLab
表色系の各三刺激値L、a、bをこれらに対応するXY
Z表色系の三刺激値X、Y、Zに変換したもの、プリン
タホワイトデータ格納部24のプリンタホワイトデータ
Lpw、apw、bpwをこれに対応するプリンタホワイトデ
ータXpw、Ypw、Zpwに変換したもの、ディスプレイホ
ワイトデータ25のディスプレイホワイトデータLdw、
adw、bdwをこれに対応するディスプレイホワイトデー
タXdw、Ydw、Zdwに変換したものとなり、色補正テー
ブル格納部27には、Lab−L′a′b′対応データ
(Lab表色系の複数の三刺激値L、a、bと補正され
たLab表色系の三刺激値L′、a′、b′が対応付け
されてなるデータ)からなる色補正テーブルが格納され
る。
【0030】以下、色順応演算処理部28の演算処理の
一例として、ボン・クリース(von Kries)の
色順応理論によるものを説明する。まず、第1表色系変
換部29は、下記の(1)〜(3)式に従って、色変換
テーブル格納部23のXYZ表色系の各三刺激値(X、
Y、Z)を、これらにそれぞれ対応するRGB表色系の
三刺激値(R、G、B)に変換する。
【0031】 R = 1.00Y …(1) G = -0.46X +1.36Y +0.10Z …(2) B = 1.00Z …(3) また、第1表色系変換部29は、下記の(1)′〜
(3)′式に従って、プリンタホワイトデータ格納部2
4のプリンタホワイトデータである三刺激値(Xpw、Y
pw、Zpw)を、これに対応するRGB表色系の三刺激値
(Rpw、Gpw、Bpw)に変換する。
【0032】 Rpw = 1.00Ypw …(1)′ Gpw = -0.46Xpw+1.36Ypw+0.10Zpw …(2)′ Bpw = 1.00Zpw …(3)′ さらに、第1表色系変換部29は、下記の(1)″〜
(3)″式に従って、ディスプレイホワイトデータ格納
部25のディスプレイホワイトデータである三刺激値
(Xdw、Ydw、Zdw)を、これに対応するRGB表色系
の三刺激値(Rdw、Gdw、Bdw)に変換する。
【0033】 Rdw = 1.00Ydw …(1)″ Gdw = -0.46Xdw+1.36Ydw+0.10Zdw …(2)″ Bdw = 1.00Zdw …(3)″ 次に、対応色算出部30は、下記の(4)〜(6)式に
示す演算を行う。
【0034】 R′= R × Rdw/Rpw …(4) G′= G × Gdw/Gpw …(5) B′= B × Bdw/Bpw …(6) 最後に、第2表色系変換部31により、下記の(7)〜
(9)式に従って、RGB表色系の各三刺激値(R′、
G′、B′)を、これらにそれぞれ対応するXYZ表色
系の三刺激値(X′、Y′、Z′)に変換する。
【0035】 X′= (1.36R′+0.10B′−G′) /0.46 …(7) Y′= R′ …(8) Z′= B′ …(9) 色補正テーブル算出部26は、これらの演算処理の結果
に基づき、XYZ−X′Y′Z′対応データからなる色
補正テーブルを作成し、色補正テーブル格納部27に格
納する。次に、色順応演算処理部28の演算処理の他の
例として、納谷(Nayatani)の色順応理論によ
るものを説明する。
【0036】色順応演算処理部28は、パラメータ算出
部32をさらに備えており、このパラメータ算出部32
は、図4に示されているように、色度座標変換部33、
変換相対色度座標演算部34、実効順応輝度演算部3
5、変換指数演算部36及び調整係数演算部37を有し
ている。
【0037】まず、色度座標変換部33は、下記の(1
0)〜(11)式に従って、プリンタホワイトデータ格
納部24のプリンタホワイトデータ(Xpw、Ypw、Zp
w)から色度座標(xpw、ypw)を算出する。
【0038】 xpw = Xpw/(Xpw+Ypw+Zpw) …(10) ypw = Ypw/(Xpw+Ypw+Zpw) …(11) また、色度座標変換部33は、下記の(10)′〜(1
1)′式に従って、ディスプレイホワイトデータ格納部
25のディスプレイホワイトデータ(Xdw、Ydw、Zd
w)から色度座標(xdw、ydw)を求める。
【0039】 xdw = Xdw/(Xdw+Ydw+Zdw) …(10)′ ydw = Ydw/(Xdw+Ydw+Zdw) …(11)′ 変換相対色度座標演算部34は、下記の(12)〜(1
4)式に従って、変換相対色度座標ξpw、ηpw、ζpwを
算出する。
【0040】 ξpw=( 0.48105 ×xpw+0.78841 ×ypw− 0.08081)/ypw …(12) ηpw=(-0.272 ×xpw+1.11962 ×ypw+ 0.04570)/ypw …(13) ζpw= 0.91822 × (1 −xpw−ypw) /ypw …(14) また、変換相対色度座標演算部34は、下記の(1
2)′〜(14)′式に従って、変換相対色度座標ξd
w、ηdw、ζdwを算出する。
【0041】 ξdw=( 0.48105 ×xdw+0.78841 ×ydw− 0.08081)/ydw…(12)′ ηdw=(-0.272 ×xdw+1.11962 ×ydw+ 0.04570)/ydw…(13)′ ζdw= 0.91822 × (1 −xdw−ydw) /ydw …(14)′ 実効順応輝度演算部35は、下記の(15)〜(17)
式に従って、実効順応輝度R0p、G0p、B0pを算出す
る。Eは測色時の照度、πは円周率である。
【0042】 R0p = Ypw×E×ξpw/100π …(15) G0p = Ypw×E×ηpw/100π …(16) B0p = Ypw×E×ζpw/100π …(17) また、実効順応輝度演算部35は、下記の(15)′〜
(17)′式に従って、実効順応輝度R0d、G0d、B0d
を求める。Eは測色時の照度、πは円周率である。
【0043】 R0d = Ydw×E×ξdw/100π …(15)′ G0d = Ydw×E×ηdw/100π …(16)′ B0d = Ydw×E×ζdw/100π …(17)′ 変換指数演算部36は、下記の(18)〜(20)式に
従って、変換指数A1(R0p) 、A1(G0p) 、A2(B0p)
を算出する。
【0044】 A1(R0p) =(6.469+6.362 ×R0p0.4495) /(6.469+R0p0.4495) …(18) A1(G0p) =(6.469+6.362 ×G0p0.4495) /(6.469+G0p0.4495) …(19) A2(B0p) =(8.414+8.091 ×B0p0.5128) /(8.414+B0p0.5128) …(20) また、変換指数演算部36は、下記の(18)′〜(2
0)′式に従って、変換指数A1(R0d) 、A1(G0d) 、
A2(B0d) を算出する。
【0045】 A1(R0d) =(6.469+6.362 ×R0d0.4495) /(6.469+R0d0.4495) …(18)′ A1(G0d) =(6.469+6.362 ×G0d0.4495) /(6.469+G0d0.4495) …(19)′ A2(B0d) =(8.414+8.091 ×B0d0.5128) /(8.414+B0d0.5128) …(20)′ 調整係数演算部37は、下記の(21)式に従って、調
整係数Kを算出する。
【0046】 K = [(Ypw×ξpw+1)/(20 ×ξpw+1)] [(2/3)A1(R0p)] / [(Ydw×ξdw+1)/(20 ×ξdw+1)] [(2/3)A1(R0d)] × [(Ypw×ηpw+1)/(20 ×ηpw+1)] [(2/3)A1(G0p)] / [(Ydw×ηdw+1)/(20 ×ηdw+1)] [(2/3)A1(G0d)]…(21) パラメータ算出部32による上記の演算処理により算出
された調整係数K等の数値は、対応色算出部30に渡さ
れる。
【0047】一方、第1表色系変換部29は、下記の
(22)〜(24)式に従って、色変換テーブル格納部
23のXYZ表色系の各三刺激値(X、Y、Z)を、こ
れらにそれぞれ対応するRGB表色系の三刺激値(R、
G、B)に変換する。
【0048】 R = 0.40024X+ 0.70760Y− 0.08081Z …(22) G =− 0.2263 X+ 1.16532Y+ 0.04570Z …(23) B = 0.91822Z …(24) 次に、対応色算出部30は、下記の(25)〜(27)
式に示す演算を行う。
【0049】 R′= [(Ydw×ξdw+1)×K[1/A1(R0d)] ×[(R+1)/( Ypw×ξpw+1)] [A1(R0p)/A1(R0d)] −1 …(25) G′= [(Ydw×ηdw+1)×K[1/A1(G0d)] ×[(G+1)/( Ypw×ηpw+1)] [A1(G0p)/A1(G0d)] −1 …(26) B′= [(Ydw×ζdw+1)×K[1/A2(B0d)] ×[(B+1)/( Ypw×ζpw+1)] [A2(B0p)/A2(B0d)] −1 …(27) 最後に、第2表色系変換部31により、下記の(28)
〜(30)式に従って、RGB表色系の各三刺激値
(R′、G′、B′)を、これらにそれぞれ対応するX
YZ表色系の三刺激値(X′、Y′、Z′)に変換す
る。
【0050】 X′= 1.85995R′− 1.12939G′+ 0.21990B′ …(28) Y′= 0.36119R′+ 0.63881G′ …(29) Z′= 1.08906B′ …(30) 色補正テーブル算出部26は、これらの演算処理の結果
に基づき、XYZ−X′Y′Z′対応データからなる色
補正テーブルを作成し、色補正テーブル格納部27に格
納する。
【0051】図1又は図2において、データベース11
に格納された画像データ(X、Y、Z)は、色合わせ処
理部21に渡される。色合わせ処理部21は、この画像
データ(X、Y、Z)を、色補正テーブル格納部27に
格納されたXYZ−X′Y′Z′対応データからなる色
補正テーブルに基づき補正して、この補正された画像デ
ータ(X′Y′Z′)を、ディスプレイ色変換部22に
渡す。
【0052】ディスプレイ色変換部22は、XYZ表色
系とRGB表色系との対応関係がディスプレイ装置12
の装置特性をも含めて変換データとして予め設定された
ディスプレイ色変換テーブルに基づき、XYZ表色系で
表現された画像データ(X′Y′Z′)を、RGB表色
系で表現された画像データに変換するとともに、ディス
プレイ装置12の装置特性に基づく特異性を補正する。
この変換された画像データはディスプレイ装置12に送
られ、ディスプレイ装置12により画像として表示され
る。
【0053】本実施の形態によると、プリンタ装置13
が採用する表色系(CMY表色系)で「白色」に対応す
る三刺激値(白色データ)に基づき、プリンタ装置13
により印刷された画像(白色画像)を専用測色器により
測色してプリンタホワイトデータ(第1基準データ)と
し、同様にディスプレイ装置12が採用する表色系(R
GB表色系)で「白色」に対応する三刺激値(白色デー
タ)に基づき、ディスプレイ装置12により表示された
画像(白色画像)を専用測色器により測色してディスプ
レイホワイトデータ(第2基準データ)とし、これらの
データの差分にに応じて、画像として出力すべく入力さ
れた画像データを補正し、プリンタ装置13は補正前の
画像データに基づき画像を印刷し、ディスプレイ装置1
2は補正後の画像データに基づき画像を表示するように
したから、プリンタ装置13及びディスプレイ装置12
により同一の画像データに基づき画像を出力(印刷、表
示)した場合に、ディスプレイ装置に表示された画像の
色とプリンタ装置により印刷した画像の色の知覚的な一
致性が向上する。
【0054】上記の一実施の形態においては、プリンタ
ホワイトデータは、プリンタ装置用の専用測色器により
出力画像を実際に測色することにより求めていたが、以
下のようにして求めることができる。これを図5を参照
して説明する。
【0055】まず、プリンタ装置13により、CMY表
色系で「白色」に対応する三刺激値に基づき、用紙上に
画像を印刷して、この用紙38上の画像を、スキャナ装
置14により読み込み、前記スキャナ色変換部17によ
り前記スキャナ色変換テーブル格納部(17a)に格納
されたスキャナ色変換テーブルに基づき前記の変換処理
を行って、XYZ表色系で表現されたプリンタホワイト
データ(Xpw、Ypw、Zpw)を求め、これをプリンタホ
ワイトデータ格納部24に格納する。
【0056】プリンタホワイトデータを得るために、専
用測色器を使用する必要が無くなり、作業の簡略化を図
れるという利益がある。また、プリンタホワイトデータ
は、以下のようにして求めることもできる。これを図6
を参照して説明する。
【0057】それぞれ明度が段階的に相違する無彩色デ
ータである複数のグレーデータ(R=G=B=0〜R=
G=B=255)が予め格納されたグレーデータ格納部
40をこの画像処理装置に具備せしめる。ディスプレイ
装置12上にこれらの複数のグレーデータに基づき、サ
ンプル画像(G1〜G9)を表示せしめ、オペレータ
(観測者)によりディスプレイ装置12上に表示された
サンプル画像のうちの一つを選択できるようにする(同
一明度選択部41)。
【0058】プリンタ装置13により、CMY表色系で
「白色」に対応する三刺激値に基づき、用紙上に画像を
印刷する。オペレータは、この印刷された用紙38上の
画像と、ディスプレイ装置12上の複数のサンプル画像
とを見比べて、同明度と知覚されるサンプル画像を選択
する。
【0059】選択されたサンプル画像に対応するグレー
データは、RGB表色系で表現されているので、これを
ディスプレイ色変換テーブル格納部23に格納されてい
るディスプレイ色変換テーブルに基づき逆変換して(デ
ィスプレイ色変換部22)、XYZ表色系で表現された
三刺激値を求め、これをプリンタホワイトデータ(Xp
w、Ypw、Zpw)として、プリンタホワイトデータ格納
部24に格納する。
【0060】プリンタホワイトデータを得るために、専
用測色器を使用する必要が無くなり、作業の簡略化を図
れるという利益がある。次に、図7を参照して、本発明
の他の実施の形態について説明する。上記の一実施の形
態と実質的に同一の構成部分については、同一の番号を
付し、異なる部部のみについて説明する。
【0061】上記の一実施の形態においては、図2に示
されているように、データベース11の画像データを、
色補正テーブル格納部27に格納された色補正テーブル
に基づき、色合わせ処理部21により補正処理を行った
後に、ディスプレイ色変換部22によりディスプレイ色
変換テーブル格納部23に格納されたディスプレイ色変
換テーブルに基づき変換処理を行うようにしている。
【0062】即ち、画像データ(X、Y、Z)を色補正
テーブルに基づき補正処理(色合わせ処理)して、画像
データ(X′、Y′、Z′)とし、これをさらにディス
プレイ色変換テーブルに基づき変換処理して画像データ
(R、G、B)としているものであり、補正処理と変換
処理をそれぞれ行っているから効率が悪い。
【0063】そこで、本実施の形態では、色補正テーブ
ル算出部26は、上記の一実施の形態におけるような色
補正テーブルは作成せずに、前記色補正テーブルと前記
ディスプレイ色変換テーブルを融合したテーブルに相当
する単一の色補正・色変換テーブルを作成するようにし
た。
【0064】具体的には、色補正テーブル算出部26は
テーブル融合処理部42をさらに備え、テーブル融合処
理部42は、ディスプレイ色変換テーブル格納部23の
ディスプレイ色変換テーブルのXYZ−RGB対応デー
タのうちの各三刺激値(X、Y、Z)を、色順応演算処
理部28の第2表色系変換部31より求められた、これ
ら三刺激値(X、Y、Z)を補正した三刺激値(X′、
Y′、Z′)に置き換えることにより、色補正・色変換
テーブルを作成して、色補正テーブル格納部27に格納
する。
【0065】色合わせ処理部21(又はディスプレイ色
変換部22)は、この色補正テーブル格納部27に格納
された色補正・色変換テーブルに基づき、画像データ1
1を補正・変換して、ディスプレイ装置12に表示させ
る。
【0066】上記の一実施の形態と比較して、ディスプ
レイ色変換部22(又は色合わせ処理部21)による処
理を省略することができるから、処理効率が向上する。
テーブルの数も少なくなり、メモリの使用効率が向上す
る。
【0067】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したの
で、複数の画像出力装置のそれぞれによる出力画像の色
彩についての知覚的な一致性を向上することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施の形態の全体構成を示すブロック
図である。
【図2】図1のディスプレイ画像処理部20の構成を示
すブロック図である。
【図3】図2の一部の詳細な構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図3のパラメータ算出部32の詳細な構成を示
すブロック図である。
【図5】本発明一実施の形態の改良であり、プリンタホ
ワイトデータを簡易に求めるための方法を説明するため
の図である。
【図6】本発明一実施の形態の改良であり、プリンタホ
ワイトデータを簡易に求めるための他の方法及び構成を
説明するための図である。
【図7】本発明他の実施の形態の要部構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
11 データベース(画像データ格納手段) 12 ディスプレイ装置(第2画像出力手段) 13 プリンタ装置(第1画像出力手段) 20 ディスプレイ画像処理手段 21 色合わせ処理部 22 ディスプレイ色変換部 23 ディスプレイ色変換テーブル格納部 24 プリンタホワイトデータ格納部(第1基準データ
格納手段) 25 ディスプレイホワイトデータ格納部(第2基準デ
ータ格納手段) 26 色補正テーブル算出部 27 色補正テーブル格納部 28 色順応演算処理部(色補正手段) 29 第1表色系変換部 30 対応色算出部 31 第2表色系変換部 32 パラメータ算出部 33 色度座標変換部 34 変換相対色度座標演算部 35 実効順応輝度演算部 36 変換指数演算部 37 調整係数演算部 42 テーブル融合処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 520 G06F 15/62 310A H04N 1/46 H04N 1/46 Z (72)発明者 河野 美智子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 北見 晶子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1画像出力装置及び第2画像出力装置
    を備えた画像処理装置に採用される出力画像の色合わせ
    方法であって、 基準色を前記第1画像出力装置が採用する第1表色系で
    表現した三刺激値に基づき、該第1画像出力装置により
    画像を出力せしめて、この出力画像を所定の測色条件で
    測色して第1基準データとし、 前記基準色を前記第2画像出力装置が採用する第2表色
    系で表現した三刺激値に基づき該第2画像出力装置によ
    り画像を出力せしめて、この出力画像を前記所定の測色
    条件と同一の測色条件で測色して第2基準データとし、 前記第1基準データ及び前記第2基準データの差分に基
    づき、画像として出力すべく入力された画像データを補
    正し、 前記第1画像出力装置を用いて画像を出力する場合に
    は、補正前の画像データに基づき画像を出力せしめ、 前記第2画像出力装置を用いて画像を出力する場合に
    は、補正後の画像データに基づき画像を出力せしめるよ
    うにした画像処理装置の色合わせ方法。
  2. 【請求項2】 第1表色系を採用した第1画像出力手段
    と、 第2表色系を採用した第2画像出力手段と、 画像データが格納される画像データ格納手段と、 基準色を前記第1表色系で表現した三刺激値に基づき、
    該第1画像出力手段により画像を出力せしめて、この出
    力画像を所定の測色条件で測色した第1基準データが格
    納される第1基準データ格納手段と、 前記基準色を前記第2表色系で表現した三刺激値に基づ
    き、該第2画像出力手段により画像を出力せしめて、こ
    の出力画像を前記所定の測色条件と同一の測色条件で測
    色した第2基準データが格納される第2基準データ格納
    手段と、 前記第1基準データ及び前記第2基準データの差分に基
    づき、前記画像データ格納手段に格納された画像データ
    を補正する色補正手段と、を備えた画像処理装置。
  3. 【請求項3】 第1表色系を採用した第1画像出力手段
    と、 第2表色系を採用した第2画像出力手段と、 第3表色系で表現された画像データが格納される画像デ
    ータ格納手段と、 前記第3表色系と前記第1表色系の対応関係を示す第1
    色変換テーブルが予め格納された第1色変換テーブル格
    納手段と、 前記第3表色系と前記第2表色系の対応関係を示す第2
    色変換テーブルが予め格納された第2色変換テーブル格
    納手段と、 前記画像データ格納手段に格納された前記第3表色系に
    より表現された画像データを、前記第1色変換テーブル
    に基づき、前記第1表色系により表現された画像データ
    に変換して、前記第1画像出力手段に渡す第1色変換手
    段と、 前記第3表色系により表現された画像データを、前記第
    2色変換テーブルに基づき、前記第2表色系により表現
    された画像データに変換して、前記第2画像出力手段に
    渡す第2色変換手段と、 基準色を前記第1表色系で表現した三刺激値に基づき、
    前記第1画像出力手段により画像を出力せしめて、この
    出力画像を所定の測色条件で測色した第1基準データが
    予め格納された第1基準データ格納手段と、 前記基準色を前記第2表色系で表現した三刺激値に基づ
    き、前記第2画像出力手段により画像を出力せしめて、
    この出力画像を前記所定の測色条件と同一の測色条件で
    測色した第2基準データが予め格納された第2基準デー
    タ格納手段と、 前記第1基準データ及び前記第2基準データの差分に基
    づき、前記画像データ格納手段に格納された画像データ
    を補正して、前記第2色変換手段に渡す色補正手段と、
    を備えた画像処理装置。
  4. 【請求項4】 第1表色系を採用した第1画像出力手段
    と、 第2表色系を採用した第2画像出力手段と、 第3表色系で表現された画像データが格納される画像デ
    ータ格納手段と、 前記第3表色系と前記第1表色系の対応関係を示す第1
    色変換テーブルが予め格納された第1色変換テーブル格
    納手段と、 前記第3表色系と前記第2表色系の対応関係を示す第2
    色変換テーブルが予め格納された第2色変換テーブル格
    納手段と、 前記画像データ格納手段に格納された前記第3表色系に
    より表現された画像データを、前記第1色変換テーブル
    に基づき、前記第1表色系により表現された画像データ
    に変換して、前記第1画像出力手段に渡す第1色変換手
    段と、 前記画像データ格納手段に格納された前記第3表色系に
    より表現された画像データを、前記第2色変換テーブル
    に基づき、前記第2表色系により表現された画像データ
    に変換して、前記第2画像出力手段に渡す第2色変換手
    段と、 基準色を前記第1表色系で表現した三刺激値に基づき、
    前記第1画像出力手段により画像を出力せしめて、この
    出力画像を所定の測色条件で測色した第1基準データが
    予め格納された第1基準データ格納手段と、 前記基準色を前記第2表色系で表現した三刺激値に基づ
    き、前記第2画像出力手段により画像を出力せしめて、
    この出力画像を前記所定の測色条件と同一の測色条件で
    測色した第2基準データが予め格納された第2基準デー
    タ格納手段と、 前記第1基準データ及び前記第2基準データの差分に基
    づき、前記第2変換テーブルの前記第3表色系と前記第
    2表色系の対応関係を補正する色補正手段と、を備えた
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の画像処理装置に
    おいて、 前記第1基準データ及び前記第2基準データを求めるた
    めに使用される前記基準色は、白色である画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の画像処理装置におい
    て、 前記第1画像出力手段はプリンタ装置であり、前記第2
    画像出力手段はディスプレイ装置である画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像処理装置におい
    て、 前記第1表色系はCMY表色系であり、 前記第2表色系はRGB表色系であり、 前記第3表色系はXYZ表色系である画像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の画像処理装置におい
    て、 前記第1基準データ格納手段に格納される前記第1基準
    データは、白色を前記第1表色系で表現した三刺激値に
    基づき、前記プリンタ装置により用紙に画像を印刷せし
    めて、この画像が印刷された用紙をスキャナ装置により
    読み取ることにより求めるようにした画像処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の画像処理装置におい
    て、 明度が段階的に相違する無彩色に対応した複数のグレー
    データが予め格納されたグレイデータ格納手段をさらに
    備え、 前記ディスプレイ装置により前記グレイデータ格納手段
    の前記グレーデータに基づく画像を表示せしめ、 白色を前記第1表色系で表現した三刺激値に基づき、前
    記プリンタ装置により用紙に画像を印刷せしめ、 前記ディスプレイ装置により前記グレーデータに基づき
    表示された画像と、前記プリンタ装置により用紙に印刷
    された画像とを比較し、同じ知覚を与えるグレーデータ
    を選択することにより、前記第1基準データ格納手段に
    格納される前記第1基準データを求めるようにした画像
    処理装置。
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