JP2003298865A - 色処理方法および画像処理装置 - Google Patents

色処理方法および画像処理装置

Info

Publication number
JP2003298865A
JP2003298865A JP2002100469A JP2002100469A JP2003298865A JP 2003298865 A JP2003298865 A JP 2003298865A JP 2002100469 A JP2002100469 A JP 2002100469A JP 2002100469 A JP2002100469 A JP 2002100469A JP 2003298865 A JP2003298865 A JP 2003298865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
point
gray balance
medium
white point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002100469A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003298865A5 (ja
JP3984852B2 (ja
Inventor
Manabu Oga
学 大賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002100469A priority Critical patent/JP3984852B2/ja
Priority to US10/403,294 priority patent/US7277200B2/en
Publication of JP2003298865A publication Critical patent/JP2003298865A/ja
Publication of JP2003298865A5 publication Critical patent/JP2003298865A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3984852B2 publication Critical patent/JP3984852B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6027Correction or control of colour gradation or colour contrast

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる白色点や異なる黒色点をもつメディア
間のカラーマッチングにおいては、メディア間のグレー
バランスをどう扱うかが問題になる。 【解決手段】 測色値をプロファイルを結び付ける色空
間へ変換する際に、メディアの白色点およびグレーバラ
ンス黒色点に基づき、人間の色知覚空間上でグレーバラ
ンス補正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は色処理方法および画
像処理装置に関し、例えば、異なる観察条件やメディア
に応じたカラーマッチングを行うための色処理に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1は一般的な、異なるデバイス間のカ
ラーマッチングを示す概念図である。
【0003】RGBデータである入力データは、入力プロ
ファイル1によってデバイスに依存しない色空間のXYZデ
ータに変換される。出力デバイスの色再現範囲外の色は
出力デバイスによって表現されないため、そのすべて色
が出力デバイスの色再現範囲内に収まるように、デバイ
スに依存しない色空間のXYZデータに変換された入力デ
ータに色空間圧縮が施される。そして、色空間圧縮が施
された後、入力データは、出力プロファイル3によって
デバイスに依存しない色空間から出力デバイスに依存す
る色空間のCMYKデータへ変換される。
【0004】カラーマッチングにおいて基準白色点およ
び環境光は固定されている。例えばICC (International
Color Consortium)によって規定されるプロファイル
は、プロファイルを結び付けるPCS (Profile Connectio
n Space)がD50基準のXYZ値およびLab値である。このた
め、入力原稿やプリント出力はD50特性の光源下で観察
する場合に正しい色再現が保証され、その他の特性の光
源下では正しい色再現が保証されない。
【0005】異なる光源下で同一サンプル(例えば画
像)を観察した場合、観察されるサンプルに対するXYZ
値は当然異なる。異なる光源下におけるXYZ値を予測す
るために、(1)比率変換、(2)Von Kries変換、(3)色知覚
モデルによる予測式などの変換方式がある。
【0006】比率変換は、基準白色点W1の下のXYZ値
を、基準白色点W2の下のXYZ値に変換するために、W2/W1
の比率変換を施す方法である。この方法をLab均等色空
間に対して適用すると、W1の下のLab値と、W2の下のLab
値は一致する。例えば、W1(Xw1,Yw1, Zw1)の下でのサン
プルのXYZ値を(X1, Y1, Z1)、W2(Xw2, Yw2, Zw2)の下で
のサンプルのXYZ値を(X2, Y2, Z2)とすると、比率変換
によれば次の関係が得られる。 X2 = (Xw2/Xw1)・X1 Y2 = (Yw2/Yw1)・Y1 …(1) Z2 = (Zw2/Zw1)・Z1
【0007】Von Kries変換は、W1の下のXYZ値を、W2の
下のXYZ値に変換するために、人間の色知覚空間PQR上で
W2'/W1'の比率変換を施す方法である。この方法をLabの
均等色空間に対して適用すると、W1の下のLab値と、W2
の下のLab値は一致しない。Von Kries変換によれば次の
関係が得られる。 ここで、
【0008】色知覚モデルによる予測式は、観察条件VC
1(W1を含む)の下のXYZ値を、観察条件VC2(W2を含
む)の下のXYZ値に変換するために、例えばCIE CAM97s
のような人間の色知覚空間QMH(またはJCH)を利用する
方法である。ここで、QMHのQは輝度(brightness)、Mは
色彩(colorfulness)、Hは色相角(huequadrature or hue
angle)を表し、JCHのJは明るさ(lightness)、Cは色彩(c
hroma)、Hは色相角(huequadrature or hueangle)を表
す。この変換方法をLabの均等色空間へ適用すると、Von
Kries変換と同様に、W1の下のLab値と、W2の下のLab値
は一致しない。色知覚モデルによれば次の変換が行われ
る。 (X1, Y1, Z1) → [CIE CAM97s順変換] → (Q, M, H) or (J, C, H) → [CIE CAM97s逆変換] → (X2, Y2, Z2) …(3)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上の議論は、サンプ
ルが理想的なメディア、つまり白色点が完全反射に相当
し、黒色点が完全吸収に相当するようなメディア上で表
現された場合で、実際に使用されるメディアでは状況が
異なる。
【0010】例えば、モニタは光源色なので、R=G=B=25
5に対するメディアの白色点を相対輝度Y=100%とみなす
ことはできるが、R=G=B=0に対するメディアの黒色点はY
=0%にはならない。また、印刷物は物体色なので、C=M=Y
=K=0%(紙白)はある程度の反射率Yをもち、Y=100%には
ならないし、最も暗い色とされるC=M=Y=K=100%もY=0%に
はならない。
【0011】また、印刷物の紙白は完全反射ではないた
め、照射される光源の白色点(例えばD50)とは一致せ
ず、ある程度の色をもつ。同様に、デバイスの黒(C=M=Y
=K=100%)も照射される光源のグレー軸(光源と同じ色
度)上には存在しない。
【0012】以下、図7に示すように、各デバイスのメ
ディアにおいて表現される白色点(8ビットのRGBデバイ
スではR=G=B=255、CMYKデバイスではC=M=Y=K=0%に相当
する色)を「メディアの白色点」と定義し、各デバイス
のメディアにおいて表現される黒色点(RGBデバイスで
はR=G=B=0、CMYKデバイスではC=M=Y=K=100%に相当する
色)を「メディアの黒色点」と定義する。また、「メデ
ィアの黒色点」と同じ明度であり、「メディアの白色
点」と同じ色度をもつような点を「メディアのグレーバ
ランス黒色点」と定義する。
【0013】このように、「光源の白色点」と「メディ
アの白色点」、「光源の黒色点」と「メディアの黒色
点」は異なるため、同一光源の下で異なるメディア上の
画像を比較すれば、その印象が異なる場合がある。例え
ば、白紙と新聞紙(または再生紙)のようにメディアの
白色点が異なる場合、それらメディアを併置して比較す
れば、人間は明らかに紙白が異なることに気付く。しか
し、各メディアを別個に比較すれば、新聞紙の白色点
も、白紙の白色点も、人間は同じ「白」と知覚する。こ
れは、人間の視覚が白に順応するために生じる現象であ
る。
【0014】また、単に同一光源の下のXYZ値を一致さ
せるだけだと、印刷色のXYZ値は一致するかもしれない
が、下地の紙白は異なったままであるし、場合によって
は白地に色がのってしまう可能性もある。
【0015】同様に、メディアの黒色点についても、メ
ディア上で表現できる黒色点は各デバイスによって異な
る。各メディアを別個に比較すれば、メディアの黒色点
が異なっても、人間はそれらの黒色点を「黒」と知覚す
るから、人間の視覚は黒にも順応すると考えられる。
【0016】また、異なる色再現範囲をもつデバイス間
においては、色空間圧縮技術によって色再現範囲の違い
を回避することができる。しかし、黒色点付近の暗部に
関しては、色空間圧縮技術を用いても潰れを生じる場合
がある。
【0017】これらの問題を解決するためには、同一光
源の下でXYZ値を一致させるだけでなく、メディアの白
色点やメディアの黒色点も考慮してカラーマッチングを
行う必要がある。さらに、グレーバランスを考慮する場
合は、メディアの白色点およびメディアのグレーバラン
ス黒色点を考慮してカラーマッチングを行う必要があ
る。
【0018】従来の、メディア上における白色点補正お
よび黒色点補正は、サンプルのXYZ値を黒色点によって
補正した後、輝度(または反射率)によってスケーリン
グするという、簡易的な方法が用いられている(WinCol
or仕様)。つまり、メディアの白色点をMW1(Xmw1, Ymw
1, Zmw1)、メディアの黒色点をMK1(Xmk1, Ymk1, Zmk1)
とするとき、メディア上のサンプル(X1, Y1, Z1)と、補
正サンプル(X2, Y2, Z2)との関係は以下のように示され
る(メディア上における白色点補正および黒色点補
正)。 X2 = (X1 - Xmk1)/(Ymw1 - Ymk1) Y2 = (Y1 - Ymk1)/(Ymw1 - Ymk1) …(4) Z2 = (Z1 - Zmk1)/(Ymw1 - Ymk1)
【0019】また、ICCプロファイルでは、メディア上
のサンプルに対するXYZ値をPCS(D50)上で表現する際
に、メディアの白色点に対して相対的になるように推奨
している。しかし、その変換方法は未だ確立されておら
ず、以下のような簡易的な方法が用いられている(ICC
仕様)。つまり、メディアの白色点をMW2(Xmw2, Ymw2,
Zmw2)、PCS上の光源の白色点をIW3(Xiw3, Yiw3, Ziw3)
とするとき、メディア上のサンプル(X2, Y2, Z2)と、PC
S上のサンプル(X3, Y3, Z3)の関係は以下のように示さ
れる(メディアの白色点からPCS(D50)への補正)。 X3 = (Xiw3/Xmw2)・X2 Y3 = (Yiw3/Ymw2)・Y2 …(5) Z3 = (Ziw3/Zmw2)・Z2
【0020】しかし、式(4)および式(5)はともに、XYZ
色空間上における比率変換をベースにしているため、人
間の色知覚と一致していない。また、式(4)は、黒色点
のXYZ値によって白色点の色度が変化してしまうという
欠点がある。
【0021】つまり、異なる白色点や異なる黒色点をも
つメディア間のカラーマッチングにおいて、以下のよう
な問題点がある。 (1) 異なる白色点をもつメディア間のカラーマッチング
をどう扱うか。 (2) 異なる黒色点をもつメディア間のカラーマッチング
をどう扱うか。 (3) 異なる白色点およびグレーバランス黒色点をもつメ
ディア間のグレーバランスをどう扱うか。
【0022】本発明は、上述の問題を個々にまたはまと
めて解決するためのもので、異なる白色点をもつメディ
ア間のカラーマッチングを実現することを目的とする。
【0023】また、異なる黒色点をもつメディア間のカ
ラーマッチングを実現することを他の目的とする。
【0024】さらに、異なる白色点およびグレーバラン
ス黒色点をもつメディア間のグレーバランス補正を実現
することを他の目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0026】本発明にかかる色処理方法は、測色値をプ
ロファイルを結び付ける色空間へ変換する際に、メディ
アの白色点およびグレーバランス黒色点に基づき、人間
の色知覚空間上でグレーバランス補正を行うことを特徴
とする。
【0027】また、ソース側メディア上の色をデスティ
ネーション側メディア上の色に変換する際に、前記ソー
ス側メディアの白色点およびグレーバランス黒色点、並
びに、前記デスティネーション側メディアの白色点およ
びグレーバランス黒色点に基づき、人間の色知覚空間上
でグレーバランス補正を行うことを特徴とする。
【0028】本発明にかかる画像処理装置は、測色値を
プロファイルを結び付ける色空間へ変換する変換手段を
有し、前記変換手段は、メディアの白色点およびグレー
バランス黒色点に基づき、人間の色知覚空間上でグレー
バランス補正を行うことを特徴とする。
【0029】また、ソース側メディア上の色をデスティ
ネーション側メディア上の色に変換する変換手段を有
し、前記変換手段は、前記ソース側メディアの白色点お
よびグレーバランス黒色点、並びに、前記デスティネー
ション側メディアの白色点およびグレーバランス黒色点
に基づき、人間の色知覚空間上でグレーバランス補正を
行うことを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる実施形態の
画像処理を図面を参照して詳細に説明する。
【0031】以下で説明する画像処理は、パーソナルコ
ンピュータなどのコンピュータ装置へ、後述する白色点
補正、黒色点補正およびグレーバランス補正、並びに、
後述するユーザインタフェイスを実現するプログラムや
データを供給することによって実現される。そのプログ
ラムとしては、画像入力機器などから画像を受け取るド
ライバソフトウェア、画像を編集する画像編集ソフトウ
ェア、画像出力機器などへ画像を出力する、所謂プリン
タドライバやディスプレイドライバなどのドライバソフ
トウェア、カラーマッチング用のプログラム(プロファ
イルビルダやカラーマッチングモジュール(CMM))など
が想定される。
【0032】また、下記の画像処理の実行はコンピュー
タ機器に限定されるわけではなく、画像入力機器または
画像出力機器において実行することも可能である。とく
に、ディジタルカメラのような画像入力機器と、インク
ジェットプリンタのような画像出力機器とを直接接続し
て、ディジタルカメラで撮影された画像をプリントする
ような場合、下記の画像処理を画像入力機器または画像
出力機器で行うことが望ましい。
【0033】[概要]本実施形態の画像処理は、メディ
アの白色点および黒色点を考慮して、人間の色知覚空間
において異なるメディア上のグレースケール(白色点と
黒色点とを結ぶ色配列)が一致するように色変換するこ
とで、異なるメディア間のカラーマッチングが、より人
間の色知覚に近くなるような白色点補正および黒色点補
正を行う。
【0034】メディアの白色点補正に関する問題は、対
象になるシーンをメディア上に限定すれば、人間の色知
覚が光源の白色点に順応するというより、むしろメディ
アの白色点に順応すると解釈する方が自然である。
【0035】また、メディアの黒色点に関する問題は、
人間の視覚が白色点だけでなく、黒色点にも順応すると
考えればよい。
【0036】同様に、本実施形態の画像処理は、メディ
アの白色点およびグレーバランス黒色点を考慮して、人
間の色知覚空間において異なるメディア上のグレーバラ
ンス(各明度におけるグレー色度が「白色点の色度」と
一致する)が一致するように色変換することで、異なる
メディア間のカラーマッチングが、より人間の色知覚に
近くなるようなグレーバランス補正を可能にする。
【0037】本実施形態の画像処理の特徴は次のとおり
である。 (1) メディア間の白色点補正においてVon Kries変換な
どの色順応モデル、または、CIE CAM97sなどの色知覚モ
デルを利用することにより、白色点が異なるメディア間
においても、人間の色知覚に近いカラーマッチングを行
うことができる。 (2) 人間の色知覚空間上で、白色点補正だけでなく、黒
色点補正も行うことにより、暗部の色再現性を向上する
ことができる。 (3) グレーバランスを考慮することで、グレーの色再現
性を向上することができる。
【0038】
【PCSを経由する場合の画像処理】図2Aはメディアの白
色点によって補正を行った結果を示し、図2Bはメディア
の白色点および黒色点によって補正を行った結果を示
す。なお、図2Aおよび図2Bの左側はソース側を、右側は
デスティネーション側を示している。
【0039】メディアの白色点および黒色点を考慮した
カラーマッチングをICCプロファイル上で実現するに
は、測色器から得られた測色値(X, Y, Z)に対して白色
点補正や黒色点補正を施し、補正後の測色値(X', Y',
Z')を用いてICCプロファイルを作成する。
【0040】メディアの白色点をPCS(D50)へ変換する方
法は、人間の視覚がメディアの白色点に順応すると仮定
し、色順応モデルを適用する。つまり、メディアの白色
点をMW2(Xmw2, Ymw2, Zmw2)、PCS上の光源の白色点D50
をIW3(Xiw3, Yiw3, Ziw3)とするとき、メディア上のサ
ンプル(X2, Y2, Z2)と、PCS上のサンプル(X3, Y3, Z3)
との関係は、例えばVon Kries変換を色順応モデルとし
て用いると、以下のように示される。 ここで、
【0041】3×3マトリクス[M]によって変換された色
空間PQRは、白色点に対する人間の錐体応答に相当す
る。
【0042】図2Aに示すように、白色点補正のみを行っ
た場合、メディアの白色点MW2がD50へ変換されるため、
PCS(Lab)における黒色点IK3は、補正によって明度が高
くなることがわかる。これは、ソース側メディアの白色
点輝度(または反射率)とデスティネーション側メディ
アの白色点輝度(または反射率)がほぼ同じ場合には問
題とならないが、差が大きければ黒が浮くなどの原因に
なる。
【0043】一方、図2Bに示すように、白色点補正およ
び黒色点補正を行った場合は、ソース側とデスティネー
ション側とで白色点IW3および黒色点IK3が一致するた
め、視覚的なダイナミックレンジを確保できるととも
に、黒の浮きを防止することができる。
【0044】Von Kries変換では、光源IAの下の白色点
に対する錐体応答を(Pw, Qw, Rw)、光源IAの下の任意の
色Nに対する錐体応答を(P, Q, R)とするとき、光源IBの
下の白色点に対する錐体応答(Pw', Qw', Rw')、光源IB
の下の任意の色Nに対する錐体応答(P', Q', R')との間
に以下の関係が成立するとする。 P/Pw = P'/Pw' Q/Qw = Q'/Qw' …(7) R/Rw = R'/Rw'
【0045】この関係を拡張し、光源IAの下の黒色点に
対する錐体応答(Pk, Qk, Rk)、および、光源IBの下の黒
色点に対する錐体応答(Pk', Qk', Rk')による影響を考
慮すると、以下のようになる。 (P - Pk)/(Pw - Pk) = (P' - Pk')/(Pw' - Pk') (Q - Qk)/(Qw - Qk) = (Q' - Qk')/(Qw' - Qk') …(8) (R - Rk)/(Rw - Rk) = (R' - Rk')/(Rw' - Rk')
【0046】これを、メディアの白色点および黒色点を
PCS(D50)へ変換する方法に適用すると、人間の視覚がメ
ディアの白色点および黒色点に順応する色順応モデルを
導き出すことができる。つまり、メディアの白色点をMW
1(Xmw1, Ymw1, Zmw1)、メディアの黒色点をMK1(Xmk1, Y
mk1, Zmk1)、PCS上の光源の白色点D50をIW2(Xiw2, Yiw
2, Ziw2)、PCS上の光源の黒色点(0, 0, 0)をIK2(Xik2,
Yik2, Zik2)とするとき、メディア上のサンプル(X1, Y
1, Z1)と、PCS上のサンプル(X2, Y2, Z2)との関係は、
例えばVon Kries変換を色順応モデルとして用いて、以
下のように示される: ここで、
【0047】また、式(9)は以下のように変形すること
ができる。 ここで、
【0048】同様に、グレーバランスを補正する際の、
メディアの白色点およびグレーバランス黒色点をPCS(D5
0)へ変換する方法に適用すると、人間の視覚がメディア
の白色点およびグレーバランス黒色点に順応する色順応
モデルを導き出すことができる。つまり、メディアの白
色点をMW1(Xmw1, Ymw1, Zmw1)、メディアのグレーバラ
ンス黒色点をMK1(Xmk1, Ymk1, Zmk1)、PCS上の光源の白
色点D50をIW2(Xiw2, Yiw2, Ziw2)、PCS上の光源の黒色
点(0, 0, 0)をIK2(Xik2, Yik2, Zik2)とするとき、メデ
ィア上のサンプル(X1, Y1, Z1)と、PCS上のサンプル(X
2, Y2, Z2)の関係は、式(9)や式(10)のようになる。
【0049】
【PCSを経由しない場合の画像処理】上記の式(6)(9)(1
0)は、PCSを経由する場合を示すが、PCSを経由せずに、
ソース側白色点とデスティネーション側白色点、ソース
側黒色点とデスティネーション側黒色点を対応付けるこ
とができる。これは、ICCプロファイルのプライベート
タグなどに、PCS値ではなく、各観察条件の下の測色値
をそのまま格納し、その情報を利用してカラーマッチン
グを行うようなカラーマッチングモジュール(CMM)で使
用される。
【0050】ソース側メディアの白色点をデスティネー
ション側メディアの白色点へ変換する方法において、人
間の視覚が各メディアの白色点に順応すると仮定し、色
順応モデルを適用する。つまり、ソース側メディアの白
色点をMW1(Xmw1, Ymw1, Zmw1)、デスティネーション側
メディアの白色点をMW2(Xmw2, Ymw2, Zmw2)とすると
き、ソース側メディア上のサンプル(X1, Y1, Z1)と、デ
スティネーション側メディア上のサンプル(X2, Y2, Z2)
との関係は、例えばVon Kries変換を色順応モデルとし
て用いると、以下のように示される。 ここで、
【0051】ソース側メディアの白色点および黒色点
を、デスティネーション側メディアの白色点および黒色
点へ変換する方法において、人間の視覚がメディアの白
色点と黒色点に順応すると仮定し、色順応モデルを適用
する。つまり、ソース側メディアの白色点をMW1(Xmw1,
Ymw1, Zmw1)、ソース側メディアの黒色点をMK1(Xmk1, Y
mk1, Zmk1)、デスティネーション側メディアの白色点を
MW2(Xmw2, Ymw2, Zmw2)、デスティネーション側メディ
アの黒色点をMK2(Xmk2, Ymk2, Zmk2)とするとき、ソー
ス側メディア上のサンプル(X1, Y1, Z1)と、デスティネ
ーション側メディア上のサンプル(X2, Y2, Z2)との関係
は、例えばVon Kries変換を色順応モデルとして用いる
と、以下のように示される。 ここで、
【0052】また、式(12)は以下のように変形すること
ができる。 ここで、
【0053】同様に、ソース側メディア上でのグレーバ
ランスと、デスティネーション側メディア上でのグレー
バランスとを一致させることができる。ソース側メディ
アの白色点をMW1(Xmw1, Ymw1, Zmw1)、ソース側メディ
アのグレーバランス黒色点をMK1(Xmk1, Ymk1, Zmk1)、
デスティネーション側メディアの白色点をMW2(Xmw2, Ym
w2, Zmw2)、デスティネーション側メディアのグレーバ
ランス黒色点をMK2(Xmk2,Ymk2, Zmk2)とするとき、ソー
ス側メディア上のサンプル(X1, Y1, Z1)と、デスティネ
ーション側メディア上のサンプル(X2, Y2, Z2)との関係
は、グレーバランスを考慮した式(12)や式(13)のように
なる。
【0054】
【Bradford変換】上記では、色順応モデルとしてVon Kr
ies変換を利用する例を説明したが、Bradford変換を利
用することもできる。
【0055】Bradford変換を利用する場合には、式(6)
(9)および(10)から(13)の3×3マトリクス[M]および
[M-1]の代わりに、3×3マトリクス[MB]および[MB-1]を
適用する:
【0056】
【CIE CAM97s】また、色順応モデルの代わりに色知覚モ
デルを利用してもよい。色知覚モデルとしてCIE CAM97s
を適用する場合は、CIE CAM97sの順方向変換の色順応変
換において式(15)の代りに、式(16)を利用する。 Rc = {D(1.0/Rw) + 1 - D}R Gc = {D(1.0/Gw) + 1 - D}G …(15) Bc = {D(1.0/Bwp) + 1 - D}|B|p ここで、 p = (Bw/1.0)0.0834 D = F - F/(1 + 2・LA1/4 + LA2/300) Rc = [D{1.0/(Rw - Rk)} + 1 - D](R - Rk) Gc = [D{1.0/(Gw - Gk)} + 1 - D](G - Gk) …(16) Bc = [D{1.0/(Bw - Bk)p} + 1 - D]|B - Bk|p ここで、 p = {(Bw - Bk)/1.0}0.0834 D = F - F/(1 + 2・LA1/4 + LA2/300)
【0057】ここで、Rw, Gw, Bwはメディアの白色点に
対するR, G, Bであり、Rk, Gk, Bkはメディアの黒色点
に対するR, G, Bである。また、CIE CAM97sの逆方向変
換の色順応変換においても同様の置換を行う。
【0058】同様に、グレーバランスを考慮した場合に
は、Rw, Gw, Bwがメディアの白色点に対するR, G, Bに
なり、Rk, Gk, Bkがメディアのグレーバランス黒色点に
対するR, G, Bになる。
【0059】
【ユーザインタフェイス】プロファイルを作成する際
に、測色値に対して白色点補正、黒色点補正を行うか否
かを、ユーザは、図3に示すユーザインタフェイスのチ
ェックボックス31および32を使用して選択することがで
きる。つまり、ユーザは「白色点補正なし、黒色点補正
なし」「白色点補正あり、黒色点補正なし」「白色点補
正なし、黒色点補正あり」または「白色点補正あり、黒
色点補正あり」を選択することができる。
【0060】各補正には、例えば式(6)、式(9)、式(10)
を利用する。また、その補正に適用する色順応モデルや
色知覚モデルの種類も、変換オプション領域33のラジオ
ボタンによって選択可能である。
【0061】同様に、カラーマッチングを行う際も、ソ
ース側メディアの白色点および黒色点、デスティネーシ
ョン側メディアの白色点および黒色点に対して、白色点
補正、黒色点補正を行うか否かを、ユーザは、図4に示
すがユーザインタフェイスのチェックボックス41および
42を使用して選択することができる。また、その補正に
適用する色順応モデルや色知覚モデルの種類も、変換オ
プション領域43のラジオボタンによって選択可能であ
る。
【0062】また、プロファイルの作成時やカラーマッ
チング時に、グレーバランス補正を行う場合は、図5お
よび図6に示すユーザインタフェイスのように、白色点
補正/黒色点補正かグレーバランス補正かの何れかを選
択することになる。勿論、グレーバランス補正において
も、適用する色順応モデルや色知覚モデルの種類は選択
可能である。
【0063】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0064】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0065】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0066】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異なる白色点をもつメディア間のカラーマッチングを実
現することができる。
【0068】また、異なる黒色点をもつメディア間のカ
ラーマッチングを実現することができる。
【0069】さらに、異なる白色点およびグレーバラン
ス黒色点をもつメディア間のグレーバランス補正を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な、異なるデバイス間のカラーマッチン
グを示す概念図、
【図2A】メディアの白色点によって補正を行った結果
を説明する図、
【図2B】メディアの白色点および黒色点によって補正
を行った結果を説明する図、
【図3】ユーザインタフェイスの一例を示す図、
【図4】ユーザインタフェイスの一例を示す図、
【図5】ユーザインタフェイスの一例を示す図、
【図6】ユーザインタフェイスの一例を示す図、
【図7】メディアの白色点、黒色点およびグレーバラン
ス黒色点を説明するための図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AB17 BA01 BA20 BC11 BC19 EA02 EA11 FA12 GA02 5B057 CA01 CA08 CB01 CB08 CE17 CE18 CH01 CH11 5C077 MP08 PP31 PP32 PP33 PP37 PP44 PP45 PQ08 PQ12 PQ22 SS05 5C079 HB01 HB03 HB05 HB11 HB12 LA02 LA23 LA31 LB02 MA19

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測色値をプロファイルを結び付ける色空
    間へ変換する際に、メディアの白色点およびグレーバラ
    ンス黒色点に基づき、人間の色知覚空間上でグレーバラ
    ンス補正を行うことを特徴とする色処理方法。
  2. 【請求項2】 ソース側メディア上の色をデスティネー
    ション側メディア上の色に変換する際に、前記ソース側
    メディアの白色点およびグレーバランス黒色点、並び
    に、前記デスティネーション側メディアの白色点および
    グレーバランス黒色点に基づき、人間の色知覚空間上で
    グレーバランス補正を行うことを特徴とする色処理方
    法。
  3. 【請求項3】 さらに、前記グレーバランス補正のオン
    またはオフするためのユーザインタフェイスを提供する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された色
    処理方法。
  4. 【請求項4】 さらに、前記グレーバランス補正に利用
    する色順応モデル、色知覚モデルの種類を選択するため
    のユーザインタフェイスを提供することを特徴とする請
    求項1から請求項3の何れかに記載された色処理方法。
  5. 【請求項5】 画像処理装置を制御して、請求項1から
    請求項4の何れかに記載された色処理を実行することを
    特徴とするプログラム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載されたプログラムが記録
    されたことを特徴とする記録媒体。
  7. 【請求項7】 測色値をプロファイルを結び付ける色空
    間へ変換する変換手段を有し、 前記変換手段は、メディアの白色点およびグレーバラン
    ス黒色点に基づき、人間の色知覚空間上でグレーバラン
    ス補正を行うことを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 ソース側メディア上の色をデスティネー
    ション側メディア上の色に変換する変換手段を有し、 前記変換手段は、前記ソース側メディアの白色点および
    グレーバランス黒色点、並びに、前記デスティネーショ
    ン側メディアの白色点およびグレーバランス黒色点に基
    づき、人間の色知覚空間上でグレーバランス補正を行う
    ことを特徴とする画像処理装置。
JP2002100469A 2002-04-02 2002-04-02 色処理装置およびその方法 Expired - Fee Related JP3984852B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002100469A JP3984852B2 (ja) 2002-04-02 2002-04-02 色処理装置およびその方法
US10/403,294 US7277200B2 (en) 2002-04-02 2003-04-01 Color Processing method and image processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002100469A JP3984852B2 (ja) 2002-04-02 2002-04-02 色処理装置およびその方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003298865A true JP2003298865A (ja) 2003-10-17
JP2003298865A5 JP2003298865A5 (ja) 2005-08-25
JP3984852B2 JP3984852B2 (ja) 2007-10-03

Family

ID=28449878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002100469A Expired - Fee Related JP3984852B2 (ja) 2002-04-02 2002-04-02 色処理装置およびその方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7277200B2 (ja)
JP (1) JP3984852B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009527196A (ja) * 2006-02-15 2009-07-23 イーストマン コダック カンパニー 黒点補償を伴う色域マッピング
US7760406B2 (en) 2005-04-21 2010-07-20 Fujifilm Corporation Color conversion definition creating apparatus, color conversion definition program storage medium and color conversion definition creating method
JP2012138676A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Fuji Xerox Co Ltd 色処理装置及び色処理プログラム

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4307095B2 (ja) * 2003-02-05 2009-08-05 キヤノン株式会社 色変換方法及びプロファイル作成方法
US7525685B2 (en) * 2004-10-27 2009-04-28 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. True-color computer monitor preview of a color print
JP4151643B2 (ja) * 2004-11-16 2008-09-17 セイコーエプソン株式会社 色変換行列作成装置、色変換行列作成プログラム及び画像表示装置
JP4434976B2 (ja) * 2005-02-01 2010-03-17 キヤノン株式会社 画像処理装置、プログラム及び画像処理方法
JP4367943B2 (ja) * 2005-02-02 2009-11-18 キヤノン株式会社 色処理装置およびその方法
JP4592090B2 (ja) * 2005-06-22 2010-12-01 キヤノン株式会社 色処理方法およびその装置
EP1909484B1 (en) * 2005-07-12 2014-01-15 Nikon Corporation Image processing device, image processing program, and image processing method
US7612915B2 (en) * 2005-10-20 2009-11-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Determining composite grays
KR100735562B1 (ko) * 2005-11-15 2007-07-04 삼성전자주식회사 광원에 따른 색 재현을 위한 호스트 장치, 시스템 및 색재현 방법
WO2007071677A1 (fr) * 2005-12-20 2007-06-28 Thomson Licensing Procede ameliore de traitement d'images destine a eviter le piratage d'images
JP5005944B2 (ja) * 2006-04-03 2012-08-22 株式会社Pfu 色再現システム
JP4623137B2 (ja) * 2008-05-14 2011-02-02 富士ゼロックス株式会社 色処理装置、方法及びプログラム
WO2011064207A1 (en) * 2009-11-24 2011-06-03 Oce-Technologies B.V. Method for digital image adaption for printing an image on a printing apparatus
US8666190B1 (en) 2011-02-01 2014-03-04 Google Inc. Local black points in aerial imagery

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4681949A (en) * 1983-11-21 1987-07-21 General Electric Company Bis-aminopyridinium salts as phase transfer catalysts for aromatic ether imide preparation
DE3834774C2 (de) * 1988-10-12 1995-01-05 Fraunhofer Ges Forschung Verfahren zur Herstellung einer kugelförmige Oxidteilchen enthaltenden Suspension
US5459678A (en) * 1992-07-02 1995-10-17 Feasey; Michael F. Method and calibration apparatus for calibrating computer monitors used in the printing and textile industries
JPH08274997A (ja) 1995-03-30 1996-10-18 Canon Inc 画像処理装置及び方法
JPH10178557A (ja) * 1996-10-14 1998-06-30 Oki Data:Kk カラー画像処理方法
US6181445B1 (en) * 1998-03-30 2001-01-30 Seiko Epson Corporation Device-independent and medium-independent color matching between an input device and an output device
DE69942078D1 (de) 1998-07-24 2010-04-15 Canon Kk Bildverarbeitungsvorrichtung und -verfahren
JP3305265B2 (ja) 1998-07-24 2002-07-22 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその方法
JP3634633B2 (ja) 1998-07-24 2005-03-30 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその方法
JP3291259B2 (ja) 1998-11-11 2002-06-10 キヤノン株式会社 画像処理方法および記録媒体
JP4147655B2 (ja) * 1998-12-07 2008-09-10 ソニー株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
US6608925B1 (en) * 1999-03-01 2003-08-19 Kodak Polychrome Graphics, Llc Color processing
US6686953B1 (en) * 2000-03-01 2004-02-03 Joseph Holmes Visual calibration target set method
JP4652535B2 (ja) 2000-07-25 2011-03-16 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその方法
JP4339988B2 (ja) * 2000-08-02 2009-10-07 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 カラーマッチング方法およびカラーマッチング装置ならびにカラーマッチングプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3420560B2 (ja) 2000-09-12 2003-06-23 キヤノン株式会社 画像処理方法および記録媒体
US7068380B2 (en) * 2001-12-21 2006-06-27 Microsoft Corporation Print media catalog service

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7760406B2 (en) 2005-04-21 2010-07-20 Fujifilm Corporation Color conversion definition creating apparatus, color conversion definition program storage medium and color conversion definition creating method
JP2009527196A (ja) * 2006-02-15 2009-07-23 イーストマン コダック カンパニー 黒点補償を伴う色域マッピング
JP2012138676A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Fuji Xerox Co Ltd 色処理装置及び色処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3984852B2 (ja) 2007-10-03
US20030184779A1 (en) 2003-10-02
US7277200B2 (en) 2007-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3984852B2 (ja) 色処理装置およびその方法
JP4771538B2 (ja) 色変換テーブル生成方法、色変換テーブル及び色変換テーブル生成装置
US9538046B2 (en) Image reproduction using a particular color space
JP4592090B2 (ja) 色処理方法およびその装置
JP2010233221A (ja) 色データの処理システム及びその方法
US7843605B2 (en) Color processing apparatus and method thereof
JP2010148072A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び、画像処理プログラム
US20040233484A1 (en) Image-processing device and method, program, and recording medium
KR100921037B1 (ko) 화상 신호 처리 방법 및 화상 신호 처리 장치
JP3420560B2 (ja) 画像処理方法および記録媒体
US8207985B2 (en) Image reproduction using a particular color space
JP5022762B2 (ja) 色処理装置およびその方法
US20050249403A1 (en) Generation of color measured data from transform-based color profiles
JP2005318491A (ja) 画像データの色変換処理
JP3870143B2 (ja) 情報処理方法
JP2006340107A (ja) 画像処理方法、プロファイル作成方法および画像処理装置
JP2001111862A (ja) 画像処理方法及び画像処理システム
JP2010171948A (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び、プログラム
JP2007174126A (ja) 画像処理装置及び方法
JP4533291B2 (ja) 色処理方法およびその装置
JP4411228B2 (ja) 色処理方法および装置
JP3667171B2 (ja) 画像処理方法、装置および記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050215

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070629

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070709

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130713

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees