JPH09266504A - 電話機 - Google Patents

電話機

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Publication number
JPH09266504A
JPH09266504A JP9742796A JP9742796A JPH09266504A JP H09266504 A JPH09266504 A JP H09266504A JP 9742796 A JP9742796 A JP 9742796A JP 9742796 A JP9742796 A JP 9742796A JP H09266504 A JPH09266504 A JP H09266504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handset
telephone
holding
housing
holding member
Prior art date
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Pending
Application number
JP9742796A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Asahi
徹 朝日
Noboru Nashiki
登 梨木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Electric Works Ltd filed Critical Tamura Electric Works Ltd
Priority to JP9742796A priority Critical patent/JPH09266504A/ja
Publication of JPH09266504A publication Critical patent/JPH09266504A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話機を持ち運ぶ時、送受話器の落下を防止
し、送受話器および筐体の破損を防止し、送受話器およ
び筐体の破損の防止を図るとともに不意の着信への対応
も図る。 【解決手段】 電話機1の上ケース1aに送受話器3の
載置部23が形成されている。この載置部23の両縦壁
には窓4が配設され、この窓4から載置部23に進出す
るように保持部材14が配設されている。そして保持部
材14は途中に位置する可動部材18と圧縮ばね17を
経由し、押圧部材13によって作動され、送受話器3の
凹部5に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭あるいは会社
等で広く一般に使用されている電話機に関し、特に卓上
で使用する場合の送受話器の保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の電話機は、壁掛け用の
ブラケットを用いて壁掛け用として使用するときと、机
あるいはテーブル等において卓上用として使用する2種
類の使用方法がある。
【0003】壁掛け用として使用する場合は、設置場所
が固定されているので電話機を持ち運んで移動させるこ
とはないが、卓上用として使用するときは、電話機の持
ち運びが可能なために置き場所を移動させて使用するこ
とがある。この場合、電話機を持ち運ぶ際に、筐体の上
面に載置された送受話器が落下しないように、送受話器
を筐体と一緒に把持して移動させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
この種の電話機は装飾的要素が要求され、外観の意匠が
重要視されるために、持ち運びの際に送受話器の保持を
容易とするような構造、例えば指等が挿入できる凹嵌部
を設けた構造となっていないものが多い。
【0005】また、外観形状そのものが送受話器を把持
しにくいものもあり、このため持ち運びをする際に、送
受話器を落下させて破損するおそれがあった。また、送
受話器載置部の幅を送受話器の幅より狭く構成し、送受
話器をいわゆる圧入により前記載置部へ押し込む構造も
見うけられるが、電話機を持ち運んでいる間に着信があ
った場合、応答できないことがあり甚だ不便であった。
【0006】したがって、本発明は上記した従来の問題
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、持ち運びの際、送受話器の落下を防止し、送受話器
の破損を防止した電話機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る電話機は、筐体上面に送受話器載置部
が形成され、前記載置部の縦側壁に筐体内部に貫通する
一対の窓が穿設された電話機であって、筐体内に前記窓
から前記載置部に進退自在な一対の保持部材と、外部か
らの押圧により前記保持部材と係合して該保持部材の一
部を筐体外部に突出させる可動部材と、前記保持部材と
の係合に抗する方向に前記可動部材を付勢する付勢手段
を設けるとともに、送受話器には、前記保持部材の一部
が筐体外部に突出した際に、これと係合する一対の凹部
を設けたものである。したがって、電話機を机等から持
ち上げる際に筐体底部の凹部に設けられた可動部材を指
等で作動させると、付勢手段の付勢力により保持部材が
筐体の外部に突出して保持部材によって送受話器が保持
される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明に係る電話機の全体
図、図2は図1の電話機の送受話器載置部の斜視図、図
3は図1における送受話器を保持部材で保持していない
状態(電話機を卓上で使用している状態)のIIIーIII線
断面図、図4は図1における送受話器を保持部材で保持
した状態(電話機を持ち上げた状態)のIIIーIII線断面
図である。
【0009】これらの図において、全体を符号1で示す
電話機は、上ケース1aと下ケース1bおよび送受話器
3によって構成される。上ケース1aの上部表面にはダ
イヤルボタン2が設けられており、その後部には送受話
器載置部23が平面視矩形状で構成されている。下ケー
ス1bは底面に脚部27を有している。
【0010】3は、図3に示すように、一端部にマイク
ロホン7を内蔵し縦側壁に凹部5が形成された送話部3
aと他端部にスピーカ6を内蔵し縦側壁に凹部5が形成
された受話部3bとが突出形状で構成された送受話器で
あって、送話部3aが載置部23の凹嵌部23a内に、
また受話部3bが凹嵌部23c内にそれぞれ係入するこ
とによって、上ケース1aに載置される。4は、載置部
23の縦側壁24に配設された窓、8は凹嵌部23cの
底部に一体に突出形成された支持部15に円筒形突部1
6が枢着され、他端の下部に突出部26が設けられたフ
ックボタンであって、上端面が孔25から凹嵌部23c
内に臨んでいる。9は通話を断切するフックスイッチで
あって、下ケース1bの底部に突設されたスタッド部1
1に取り付けられた支持板10に固定され前記フックボ
タン8の突出部26が当接している。
【0011】電話機1の送受話器載置部23の凹嵌部2
3aと23cとの間の凸部23b直下には係合部14
a、円弧端部14b、円弧部14cおよび脚部14dを
有するくの字状の保持部材14が上ケースの支持部12
に支軸14eによって枢着され、図示しないばね等の付
勢手段により窓4から退出する方向に付勢されている。
【0012】18はT字状の可動部材であり、先端が円
弧状の作動部18a、18bと基軸部18cおよび突出
部18dを有する。前記作動部18a、18bは前記保
持部材14の脚部14cに当接する。この可動部材18
は自らの突出部18dと上ケース1aの突出部30との
間に圧縮ばね28を係合して下方向、すなわち、保持部
材14との係合に抗する方向に付勢される。13は矩形
状の押圧部材であり、突出部13b、13cと把持面1
3a、前記可動部材18の基軸部18cと圧縮ばね17
とに当接する当接面13dを有する。22は前記可動部
材18、圧縮ばね17、押圧部材13を配置する段差形
状の保持部であり、可動部材18は保持部22上部の縦
壁面21および横壁面31に保持され、圧縮ばね17は
横壁面29に保持され、押圧部材13は保持部22の孔
19に突出部13b、13cが当接することにより保持
されている。
【0013】すなわち、可動部材18、圧縮ばね17が
保持部22において押圧部材13上に当接しながら保持
され、同様に可動部材18が保持部材14に当接して保
持されていることになる。
【0014】次に、このような構成の電話機における送
受話器の保持および解除動作を説明する。図4に示すよ
うに、電話機1を持ち上げて移動させるために、押圧部
材13の把持面13aを指等で押圧させると押圧部材1
3が上方向、すなわちA方向へ動かされて、圧縮ばね1
7に抗して可動部材18をB方向に押し上げ、突出部1
3b、13cが保持部22内の孔19の上部19bに当
接し、可動部材18の作動部18a、18bによって、
保持部材14は支軸14eを中心に窓4に進出する方向
に回動する。すなわち、保持部材14は矢印C方向およ
びD方向に移動して送受話器3の凹部5に突出し、送受
話器と係合をすることになり、保持部22に指等に押さ
えている間は送受話器3は載置部23から脱落すること
はない。
【0015】したがって、電話機1を持ち上げて移動す
るときは送受話器3を指等で把持しなくても、送受話器
8を床等に落下させて破損させることはない。また、電
話機1を持って移動中に不意に着信があった場合は押圧
部材13から指を離して保持部材14と送受話器3との
係合を外す、すなわち図3の状態に戻すことにより、送
受話器3の保持を簡単に解除することができ、自由に着
信に応答することができる。
【0016】なお、本実施例の押圧部材13および圧縮
ばね17は必要により省略することが可能であり、その
場合は、電話機を持ち上げる際に、可動部材18を直接
手で押圧する構成を採用してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、可
動部材を作動させることで保持部材が載置部の窓から進
出して送受話器の送話部および受話部を保持するので、
送受話器が落下して破損することを防止し、電話機を移
動中に不意な着信があっても不便なく応答できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電話機の全体図
【図2】 図1の電話機の送受話器載置部の斜視図
【図3】 図1における送受話器を保持部材で保持して
いない状態のIII−III線断面図
【図4】 図1における送受話器を保持部材で保持して
いる状態のIII−III線断面図
【符号の説明】
1・・・電話機、3・・・送受話器、4・・・窓、5・
・・凹部、14・・・保持部材、18・・・可動部材、
23・・・送受話器載置部、28・・・圧縮ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体上面に送受話器載置部が形成され、前
    記載置部の縦側壁に筐体内部に貫通する一対の窓が穿設
    された電話機であって、筐体内に前記窓から前記載置部
    に進退自在な一対の保持部材と、外部からの押圧により
    前記保持部材と係合して該保持部材の一部を筐体外部に
    突出させる可動部材と、前記保持部材との係合に抗する
    方向に前記可動部材を付勢する付勢手段を設けるととも
    に、送受話器には、前記保持部材の一部が筐体外部に突
    出した際に、これと係合する一対の凹部を設けたことを
    特徴とする電話機。
JP9742796A 1996-03-28 1996-03-28 電話機 Pending JPH09266504A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9742796A JPH09266504A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9742796A JPH09266504A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 電話機

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Publication Number Publication Date
JPH09266504A true JPH09266504A (ja) 1997-10-07

Family

ID=14192122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9742796A Pending JPH09266504A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 電話機

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JP (1) JPH09266504A (ja)

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