JP2002354091A - 電話機 - Google Patents

電話機

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JP2002354091A
JP2002354091A JP2001152645A JP2001152645A JP2002354091A JP 2002354091 A JP2002354091 A JP 2002354091A JP 2001152645 A JP2001152645 A JP 2001152645A JP 2001152645 A JP2001152645 A JP 2001152645A JP 2002354091 A JP2002354091 A JP 2002354091A
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高志 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立作業を容易に行うことができ、且つ、電
話機本体にハンドセットをかけたときに、フックプラン
ジャを電話機本体内に確実に押し込むことができる電話
機を得る。 【解決手段】 揺動自在なフックプランジャ40の支軸
43を二面幅を有するように形成すると共に、フックプ
ランジャ40を支持する係止部44の軸受を、軸孔と該
軸孔に連通し、且つ、前記支軸43の二面幅と略一致す
る溝幅を有した挿入溝とで形成する。また、フックプラ
ンジャ40の突起部41は、ハンドセットの異なる部位
が当接して押圧できる段差形状の二面を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話機に関し、更に
詳しくは、送受話部が形成されたハンドセットを縦置き
配置する電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の卓上型の電話機60は、図10に
示すように、電話機本体61にハンドセット62がかけ
られ、ハンドセット62でフックプランジャ63の突起
部64を電話機本体61内に押し下げている。
【0003】そして、電話機本体61からハンドセット
62を外すと、フックプランジャ63はばね65のばね
付勢力で支軸66を中心に回動して突起部64を電話機
本体61から突出させる。このとき、フックプランジャ
63の突片67でフォトセンサ(図示せず)の光路を遮
ることにより、電話機60は通話状態に切り替えられ
る。
【0004】係る電話機60では、図11に示すよう
に、電話機本体61が上ケース61a及び下ケース61
bを合体させて組み立てられている。そして、電話機本
体61にフックプランジャ63を組み込むには、例えば
上ケース61aとフックプランジャ63との間にばね6
5を配置した状態に保ちながら上下ケース61a、61
bを合体させ、フックプランジャ63の支軸66を上ケ
ース61aの軸受68と下ケース61bの軸保持部69
とで挟着支持する。これにより、電話機60は、図10
の状態に組み立てられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、組立作業時、
上記したように、上ケース61aとフックプランジャ6
3との間にばね65を配置しているため、ばね付勢力が
フックプランジャ63に作用して、フックプランジャ6
3を軸受68から飛び出させるようにするので、上ケー
ス61aと下ケース61bとの合体作業が行い難かっ
た。
【0006】一方、ハンドセット2をハンドセット受け
にかけたときに、ハンドセット2が正規の位置からずれ
た中途半端な状態に置かれた場合、フックプランジャ6
3を電話機本体61内に押し下げることができないこと
があった。このため、通信回線が切れないといった事態
を生じることがある。
【0007】本発明は上記実情に基づいてなされたもの
で、フックプランジャの組み付けが容易にできて組立作
業性を向上でき、また、ハンドセットをハンドセット受
けにかけたときに、たとえ中途半端な係止状態にあって
もフックプランジャを電話機本体内に押し込んで通信回
線を確実に切断できる電話機を提供することを目的とし
たものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る電話機は、少なくとも送受話部が形成さ
れたハンドセットを縦置き配置する電話機において、電
話機本体を形成する一方のケース及び他方のケースと、
前記一対のケースの合体により支軸を中心に揺動自在に
支持されると共にばね付勢されて先端の突起部をケース
外表面に突出させるフックプランジャとを備え、前記フ
ックプランジャの支軸を二面幅を有するように形成し、
前記フックプランジャを支持する係止部が軸孔と該軸孔
に連通し且つ前記支軸の二面幅と略一致する溝幅を有し
た挿入溝とで軸受を形成し、前記フックプランジャがケ
ース合体前に前記支軸を前記挿入溝より前記軸孔に嵌入
させて前記先端の突起部がケース外表面より突出するよ
うにばね付勢されることにより前記一方のケース又は他
方のケースに仮保持されることを特徴とする。
【0009】この電話機では、フックプランジャの支軸
が二面幅を有し、軸受の挿入溝が支軸の二面幅と略一致
する溝幅を有して形成されるので、支軸を挿入溝より軸
孔に嵌入後、フックプランジャをばね付勢して支軸を回
動させることにより、支軸が軸孔より抜け出し不能に軸
孔に係止される。よって、ばね付勢されたフックプラン
ジャを手で押さえていなくても、ケースに仮保持できて
組立作業効率を向上できる。
【0010】また本発明に係る電話機は、前記フックプ
ランジャの先端の突起部を前記ハンドセットを係止する
ハンドセット受けのフック爪に近接して突出形成したこ
とを特徴とする。
【0011】この電話機では、フックプランジャの突起
部をハンドセットを係止するハンドセット受けのフック
爪に近接配置しているので、特にハンドセットを縦置き
配置した電話機では、フック爪にハンドセットをかけた
ときに、ハンドセットの当接を容易にしてフックプラン
ジャを電話機本体内に確実に押し込むことができる。
【0012】また本発明に係る電話機は、前記突起部
が、前記ハンドセットの受話部周囲の下方先端面又は顎
部が当接する二面を装備した段差形状に形成されたこと
を特徴とする。
【0013】この電話機では、フックプランジャの突起
部を、ハンドセットの異なる部位が当たる段差形状に形
成したので、ハンドセットをフックプランジャに当接さ
せたときに、ハンドセットのいずれかの面で突起部を押
圧することができる。
【0014】また本発明に係る電話機は、前記ハンドセ
ットが前記電話機本体の水平又は垂直方向から移動して
前記ハンドセット受けに係止させると前記突起部に当接
して該突起部をばね付勢力に抗して押圧することを特徴
としている。
【0015】この電話機では、ハンドセットを、電話機
本体の水平又は垂直方向のいずれの方向からハンドセッ
ト受けに係止させた場合であっても、フックプランジャ
の突起部が押圧されるようにしているので、フックプラ
ンジャは常に電話機本体内に押し込まれる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電話機の好適
な実施の形態を図面に基づいて詳説する。図1は本発明
に係る電話機の一実施の形態を示す分解斜視図、図2は
図1の電話機におけるスタンドの分解斜視図、図3は図
2のスタンドのハンドセット受けの要部を示し、ばねが
圧縮状態の断面図、図4は図3のA部拡大図、図5は図
2のスタンドのハンドセット受けの要部を示し、ばね圧
縮が解除された状態の断面図、図6は図5のB部断面
図、図7は本発明に係る電話機のハンドセットを外した
状態の一部断面図、図8は本発明に係る電話機のハンド
セットをハンドセット受けに係止させた状態の一部断面
図、図9は本発明に係る電話機のハンドセットをハンド
セット受けに中途半端に係止させた状態の一部断面図で
ある。なお、本実施の形態では、電話機として、ハンド
セットを電話機本体に対して縦置き配置する新規なタイ
プについて説明する。
【0017】この実施の形態の電話機1は、図1に示す
ように、送話部2a及び受話部2bが形成されたハンド
セット2と、このハンドセット2を縦置き配置する本体
10とを備える。本体10は、押釦操作部11a及びモ
ニター部12bを形成したベース部11と、ハンドセッ
ト2を縦置きに支持するためベース部11に一体的に組
み付けられるスタンド30とからなる。なお、ベース部
11には不図示の通信回路基板が収容されている。
【0018】ベース部11は、周壁12の前側上端に所
定の傾斜角で上がり勾配の操作面13が形成されると共
に、周壁12の後側上端に所定の傾斜角で、操作面13
に連続した下り勾配の後面14が形成された形態であ
る。操作面13は矩形状の平面とされ、下端部13aか
ら中央部にわたって形成した押釦操作部11aと、上端
部13bに形成したモニター部12bとを装備してい
る。
【0019】後面14には、凹状に窪んだスタンド嵌合
部15が形成され、スタンド嵌合部15の底面16は水
平になされている。この底面16には、スタンド30の
組付作業性を良好にするために、後述するスタンド30
の係止爪33を差込むための不図示の差込孔が透設され
ている。つまり、スタンド30の底部31をスタンド嵌
合部15に嵌入して、底部31の前端縁に突出形成した
一対の係止爪33を差込孔に差し込むことにより、スタ
ンド30がスタンド嵌合部15に仮保持されるようにな
っている。
【0020】ベース部11の底板には、ハンドセットコ
ード6の接続端子6aを接続するための不図示のモジュ
ラー・ジャックが形成され、このモジュラー・ジャック
に接続したハンドセットコード6が周壁12の下方の通
孔22から引き出されるようになっている。また、ベー
ス部11の底板の後端近傍には、モジュラーコード25
の接続端子25aを接続するための不図示のモジュラー
・ジャックが形成され、モジュラーコード25がベース
部11の後側から引き出されるようになっている。な
お、ハンドセットコード6はハンドセット2とベース部
11とを接続し、モジュラーコード25はベース部11
と不図示の外部モジュラー・ジャックとを接続する。
【0021】スタンド30は、押釦操作部11aの操作
面13に対し所定角度で立設し、前面視において、ベー
ス部11の略中央部に配置されるようになっている。ス
タンド30は、一方のケース(前面ケース)30aと他
方のケース(後面ケース)30bとを合体させてなる底
部31が略矩形体状に形成されると共に、スタンド嵌合
部15より若干小さく形成されて、スタンド嵌合部15
に嵌合することができるようになっている。この底部3
1の前端には、既述したように一対の係止爪33が突出
形成されている。
【0022】さらに、スタンド30の前面下方部位に
は、断面く字状に窪んでハンドセット2の送話部2aを
受け入れるための受入部35が形成され、また、スタン
ド30の前面上部には、受話部2bの顎部2eを載せる
ための角部36が突出形成される。
【0023】この角部36の上面36aには、ハンドセ
ット2の係止孔2g(図7参照)に係入して、ハンドセ
ット2を掛止させるフック爪38が突出形成されると共
に、フック爪38に近接した開口部36bより突出した
フックプランジャ40の先端の突起部41が出没自在に
設けられている。そして、受話部2bを、この角部36
の上面36aに支持させることで、突起部41がスタン
ド30内に押し込まれるようになっている。
【0024】突起部41には、図3及び図5に示すよう
に、段差形状を形成する二面41a、41bが装備され
ており、これらの面41a、41bは、角部36上面3
6aに支持されるハンドセット2の取り付け具合がどの
よう場合であっても、ハンドセット2の異なる部位の当
接によって押圧されるようになっている。
【0025】ハンドセット2は、背面カバー3が略矩形
状に形成され、下端部4に送話部2aが、上端部5に受
話部2bがそれぞれ形成された構成である。送話部2a
の左右側面2c、2dには、ハンドセットコード6の接
続端子6bを接続可能にしたモジューラ・ジャック7
a、7bがそれぞれ所定の傾斜角(例えば45°)で下
向きに取り付けられている。
【0026】この傾斜角は、ハンドセット2をスタンド
30に支持させた際、モジューラ・ジャック7a、7b
と接続したハンドセットコード6が、ベース部11との
干渉を避けるために設定されたものである。また、モジ
ューラ・ジャック7a、7bが左右側面2c、2dに設
けられているので、ハンドセットコード6は電話機1の
使用箇所に応じて左右いずれかの側を択一的に選択して
接続できるようになっている。
【0027】スタンド30は、図2に示すように、前面
ケース30aと後面ケース30bとを合体することで、
フックプランジャ40を揺動自在に支持する。スタンド
30の前面ケース30aの内壁面には、フックプランジ
ャ40を揺動自在に支持するための係止部44及び円筒
状のばね保持部46が突設形成されている。
【0028】ばね保持部46は、ばね45を嵌入保持す
るもので、このばね45は、図1に示すように、フック
プランジャ40の突起部41をばね付勢して、突起部4
1を開口部36bからケース外表面に出没自在にする。
そして、スタンド30は、フックプランジャ40の支軸
43を後述する係止部44の軸受に支持させて、フック
プランジャ40を、ばね保持部46に嵌入したばね45
でばね付勢した状態にした後、前面ケース30aと後面
ケース30bとの合体により組み立てられる。
【0029】フックプランジャ40は、図4に示すよう
に支軸43が一対の平坦面43a、43aを対向配置し
た二面幅W1を有して形成されている。一方、フックプ
ランジャ40を支持する係止部44は、軸孔44aとこ
の軸孔44aに連通し、且つ、支軸43の二面幅W1と
略一致する溝幅W2(詳しくは、二面幅W1より僅かに
大きい幅)の挿入溝44bとによって軸受が形成されて
いる。
【0030】よって、支軸43は、平坦面43a、43
aが挿入溝44bの壁面と対向するようにフックプラン
ジャ40の姿勢を保った状態にして挿入溝44bに挿通
することにより、軸孔44aに嵌入することができる。
なお、支軸43が挿入溝44bに挿通できるように、フ
ックプランジャ40の姿勢を保った状態では、図3に示
すように、ばね45は圧縮変形されている。
【0031】支軸43を軸孔44aに嵌入した後、図5
に示すように、ばね45の圧縮変形を解除してフックプ
ランジャ40を回動させると、フックプランジャ40の
先端の突起部41がスタンド30の開口部36bからケ
ース外表面から突出する。
【0032】また、フックプランジャ40が回動するこ
とにより、図6に示すように、支軸43は挿入溝44b
と対向した平坦面43a、43aが挿入溝44bから外
れるように回転する。これにより、こ支軸43は、挿入
溝44bの溝幅W2より大きい軸径が挿入溝44bとの
連通部に位置して、軸孔44aからの抜け出しが不能に
される。
【0033】従って、フックプランジャ40は手で支え
ていなくても、支軸43を軸孔44aに嵌入させた状態
にして、前面ケース30a側に仮保持される。よって、
スタンド30の組立時、フックプランジャ40を前面ケ
ース30aに仮保持した状態で、後面ケース30bを被
着してケース同士を合体させることができる。
【0034】スタンド30は、図1に示すように、その
底部31に形成した係止爪33を、スタンド嵌合部15
に形成した不図示の差込孔に差し込んで、ベース部11
に仮保持した後、ベース部11に固着して一体的に組み
付けられる。そして、電話機1は、ベース部11とハン
ドセット2とをハンドセットコード6で接続して組み立
てられる。
【0035】スタンド30が一体に装備されると、図7
に示すように、電話機1は、ハンドセット2を支持する
角部36がスタンド30の前面上部に突出形成される。
そして、角部36の上面36aには、ハンドセット2を
掛止するフック爪38が突出すると共に、このフック爪
38に近接して、フックプランジャ40の突起部41が
出没可能に突設される。
【0036】以上の構成による電話機1では、図8に示
すように、ハンドセット2の係止孔2gをフック爪38
に掛止することで、ハンドセット2はスタンド30に確
実に支持されるのであるが,この際、フックプランジャ
40の突起部41をフック爪38に近接配置しているた
め、ハンドセット2はその取り付け具合に係わらず、突
起部41への当接が容易になされて突起部41をスタン
ド30内に押し込みできる。
【0037】加えて、突起部41は、ハンドセット2の
受話部2b周囲の下方先端面2f又は顎部2eが当接す
る二面を装備した段差形状に形成されているので、図9
に示すように、ハンドセット2が、フック爪38を差込
孔2gに完全に嵌め込まない中途半端な状態でハンドセ
ット受けに置かれた場合でも、例えば、ハンドセット2
の顎部2eがその第1面41aに当接し、あるいは、ハ
ンドセット2の受話部2b周囲の下方先端面2fがその
第2面41bに当接することによって、突起部41を押
圧することができる。つまり、ハンドセット2はそのい
ずれかの面で突起部41を押圧できて、通話回線を常時
確実に切断することができる。
【0038】このように、突起部41が段差形状の二面
を装備しているので、ハンドセット2をハンドセット受
けにかけたときに、ハンドセット2が突起部41のいず
れかの面に当接して、フックプランジャ40をスタンド
30内に押し込むことができる。
【0039】また、ハンドセット2は、図7に示すよう
に、電話機本体10の水平方向(矢印a方向)又は垂直
方向(矢印b方向)のいずれの方向からハンドセット受
けに係止させる場合であっても、段差形状の二面が装備
された突起部41に当接してフックプランジャ40をス
タンド30内に押し込むことができる。
【0040】よって、スタンド30の水平方向又は垂直
方向のどちらの方向からハンドセット2をハンドセット
受け用のフック爪38に係止させても、フックプランジ
ャ40の突起部41をハンドセット2で押圧することが
できる。このため、フック爪38にハンドセット2をか
けたときに、ハンドセット2でフックプランジャ40を
スタンド30内に確実に押し込むことができる。
【0041】本実施の形態の電話機1によれば、ハンド
セット2を電話機本体10に対して縦置き配置する新規
なタイプとして構成したので、従来の卓上型と比較して
横幅寸法を短縮してコンパクトに形成できると同時に、
ハンドセットを電話機本体の左右いずれの側からもとり
易くしているので、例えば、パソコンに並設してパソコ
ンの端末として利用するような場合に好適なものとな
る。
【0042】なお、上記の実施の形態では、スタンド3
0の組立時、フックプランジャ40を前面ケース30a
に仮保持させるように説明したが、これに限らないで、
フックプランジャ40を後面ケース30bに仮保持させ
るようにすることもできる。また、上記の実施の形態で
は、ハンドセット2を電話機本体10に対して縦置き配
置するタイプとして説明したが、本発明はこのような形
態に限らす、従来の壁掛けタイプや卓上型にも適用でき
ることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る電話機
は、フックプランジャの支軸が二面幅を有するように形
成し、軸受の挿入溝を支軸の二面幅と略一致する溝幅と
した。これにより、支軸を挿入溝より軸孔に挿通して回
動させると、支軸の軸孔よりの抜け出しが阻止され、フ
ックプランジャが仮保持された状態となる。従って、フ
ックプランジャを手で押さえていなくても、ばね付勢さ
れたフックプランジャを支持してケース同士を合体させ
ることができるので、組立作業を容易に行うことができ
る。
【0044】また、フックプランジャの突起部が、ハン
ドセット受けのフック爪に近接配置されているので、ハ
ンドセットは、ハンドセット受けにかけたときに突起部
との当接が容易になされて突起部を確実に押圧できる。
また、フックプランジャの突起部が、ハンドセットの受
話部周囲の下方先端面又は顎部が当接する二面を装備し
た段差形状に形成されているので、ハンドセットをフッ
クプランジャに当接させたときに、ハンドセットのいず
れかの面で突起部を押圧できる。従って、フックプラン
ジャを電話機本体内に確実に押し込むことができる。し
かも、ハンドセットが中途半端な状態でハンドセット受
けに置かれた場合であっても、突起部のいずれかの面に
当接して、突起部を押圧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電話機の一実施の形態を示す分解
斜視図である。
【図2】図1の電話機におけるスタンドの分解斜視図で
ある。
【図3】図2のスタンドのハンドセット受けの要部を示
し、ばねが圧縮された状態での断面図である。
【図4】図3のA部拡大図である。
【図5】図2のスタンドのハンドセット受けの要部を示
し、ばね圧縮が解除された状態での断面図である。
【図6】図5のB部断面図である。
【図7】本発明に係る電話機のハンドセットを外した状
態の一部断面図である。
【図8】本発明に係る電話機のハンドセットをハンドセ
ット受けにかけた状態の一部断面図である。
【図9】本発明に係る電話機のハンドセットをハンドセ
ット受けに中途半端にかけた状態の一部断面図である。
【図10】従来の電話機の断面図である。
【図11】従来の電話機の分解断面図である。
【符号の説明】
1 電話機 2 ハンドセット 2a 送話部 2b 受話部 2e 受話部周囲の下方顎部 2f 受話部周囲の下方先端面 30 スタンド(電話機本体) 30a 前面ケース(一方のケース) 30b 後面ケース(他方のケース) 38 フック爪 40 フックプランジャ 41 突起部 43 支軸 44 係止部 44a 軸孔 44b 挿入溝 W1 支軸の二面幅 W2 挿入溝の溝幅

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも送受話部が形成されたハンド
    セットを縦置き配置する電話機において、 電話機本体を形成する一方のケース及び他方のケース
    と、前記一対のケースの合体により支軸を中心に揺動自
    在に支持されると共にばね付勢されて先端の突起部をケ
    ース外表面に突出させるフックプランジャとを備え、 前記フックプランジャの支軸を二面幅を有するように形
    成し、 前記フックプランジャを支持する係止部が軸孔と該軸孔
    に連通し且つ前記支軸の二面幅と略一致する溝幅を有し
    た挿入溝とで軸受を形成し、 前記フックプランジャがケース合体前に前記支軸を前記
    挿入溝より前記軸孔に嵌入させて前記先端の突起部がケ
    ース外表面より突出するようにばね付勢されることによ
    り前記一方のケース又は他方のケースに仮保持されるこ
    とを特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】 前記フックプランジャの先端の突起部を
    前記ハンドセットを係止するハンドセット受けのフック
    爪に近接して突出形成したことを特徴とする請求項1記
    載の電話機。
  3. 【請求項3】 前記突起部が、前記ハンドセットの受話
    部周囲の下方先端面又は顎部が当接する二面を装備した
    段差形状に形成されたことを特徴とする請求項2記載の
    電話機。
  4. 【請求項4】 前記ハンドセットが前記電話機本体の水
    平又は垂直方向から移動して前記ハンドセット受けに係
    止させると前記突起部に当接して該突起部をばね付勢力
    に抗して押圧することを特徴とする請求項3記載の電話
    機。
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