JPH09266470A - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

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Publication number
JPH09266470A
JPH09266470A JP7431696A JP7431696A JPH09266470A JP H09266470 A JPH09266470 A JP H09266470A JP 7431696 A JP7431696 A JP 7431696A JP 7431696 A JP7431696 A JP 7431696A JP H09266470 A JPH09266470 A JP H09266470A
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JP
Japan
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auxiliary signal
signal
transmission
transmission line
auxiliary
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Application number
JP7431696A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Oikawa
浩 笈川
Shigeo Tominaga
茂雄 富永
Norio Sugano
典夫 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リング形又はラダー形のSDHまたはSON
ET伝送路網において、隣り合っていない任意の2つの
伝送装置間で補助信号の送受を行う場合に、この2つの
伝送装置の間に位置する伝送装置における補助信号の接
続操作を不要とする。 【解決手段】 伝送路インタフェース部1は他の伝送装
置23からの伝送路信号を入力し、伝送路信号入力部3
が終端する。補助信号分離部4はこの伝送路信号から補
助信号を分離し、主信号を装置内部へ、補助信号を補助
信号インタフェース部2へ送出する。また、補助信号イ
ンタフェース検出部8は補助信号インタフェース検出信
号11により補助信号インタフェース部2の有無を検出
し、セレクタ7はこの検出結果に応じて、伝送路信号か
ら分離した補助信号か外部から受信した補助信号のいず
れかを選択する。補助信号挿入部6は選択された補助信
号を他の伝送装置23へ送出する伝送路信号中に多重化
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】この発明は、SDH(Synchrono
us Digital Hierarchy)伝送網や
SONET(Synchronous Optical
Network)伝送網において、他の伝送装置を制
御する制御信号や他の伝送装置へ通知する警報信号や複
数の伝送装置間で保守者同士が打合せを行うための音声
信号であるオーダワイヤ信号等の補助信号と、ユーザに
提供される主信号と、を時分割多重して伝送する伝送装
置に関するものである。
【従来の技術】
【0003】図12はたとえばITU−TのG.707
〜G.709等の国際標準規格によって規定されたSD
H伝送網やアメリカ合衆国のBELLCORE社の標準
規格GR−253−CORE、GR−1400−COR
E、GR−1230ーCORE等によって規定されたS
ONET伝送網におけるリング型伝送網の構成図であ
る。図12において、12はSDH伝送網やSONET
伝送網を構成する互いに逆方向の2本の伝送路、23a
〜23dは伝送路12によって接続された伝送装置であ
る。図12では、4台の伝送装置a、b、c、dを互い
に逆方向の2本の伝送路により順次接続してリング型の
伝送路網を構成した場合を示しているが、特に4台に限
る訳ではなく、5台でも10台でも何台で構成してもよ
い。また、各伝送装置は互いに他の2台の伝送装置と接
続されている。
【0004】このように、リング型伝送路網を構成する
ことにより、隣り合った伝送装置間の通信のみならず、
隣合っていない(すなわち伝送路で直接接続されていな
い)任意の伝送装置間での通信が可能である。したがっ
て、全ての伝送装置間を伝送路によって直接接続する場
合に比べ、必要な伝送路数を減らすことが可能であり、
経済的な伝送路網を構成できる。
【0005】また、図13はSDH伝送路網またはSO
NET伝送路網におけるラダー型伝送路網の構成図であ
る。図13において、図12と同符号は同一または相当
部分を示す。図13では、4台の伝送装置a、b、c、
dを互いに逆方向の2本の伝送路により順次接続してラ
ダー型の伝送路網を構成している。両端の2台の伝送装
置を除いて、各伝送装置は互いに他の2台の伝送装置と
接続されている。
【0006】このように、ラダー型伝送路網を構成する
ことにより、隣り合った伝送装置間の通信のみならず、
隣合っていない(すなわち伝送路で直接接続されていな
い)任意の伝送装置間での通信が可能である。したがっ
て、全ての伝送装置間を伝送路で接続する場合に比べ、
必要な伝送路数を減らすことが可能であり、経済的な伝
送路網を構成できる。
【0007】また、図14は図12に示したリング型の
伝送路網または図13に示したラダー型の伝送路網に適
用される伝送装置23の主要部分の構成を示す構成図で
ある。図14において、図12と同符号は同一または相
当部分を示す。1は伝送路12から伝送信号を入力して
補助信号を分離/抽出あるいは伝送路12へ出力する伝
送信号に補助信号を多重する伝送路インタフェース部、
2は伝送路インタフェース部1からの補助信号を局内の
他の装置へ出力あるいは局内の他の装置からの補助信号
を伝送路インタフェース部1へ出力する補助信号インタ
フェース部、24は伝送信号から主信号を分離/抽出あ
るいは伝送信号に主信号を多重する信号処理部、25は
信号処理部24からの高速の主信号を複数の低速の主信
号に分割して局内の他の装置へ出力したりあるいは局内
の他の装置からの複数の低速の主信号を多重して高速の
主信号へ変換した上で信号処理部24へ出力する局内イ
ンタフェース部である。
【0008】次に、図14に示す伝送装置の動作を説明
する。SDH伝送網またはSONET伝送網内を流れる
伝送信号は主信号と補助信号とが時分割多重されたもの
である。主信号は電話やFAXや端末や画像情報などユ
ーザ用の信号である。補助信号はユーザ用の信号ではな
く、網管理者用の信号である。たとえば、網管理者が故
障を発生した伝送装置へ赴いた保守者に対して指示を行
う場合や網管理者と保守者が会話しながら修理する場合
の音声信号として用いられたり、あるいは網管理者が、
駐在している伝送装置から網管理者不在の伝送装置に対
して遠隔制御や遠隔監視を行う場合の制御用データある
いは監視用データとして用いられたりする。
【0009】STM(Synchronous Tra
nsfer Mode)形式の伝送路信号においては、
この主信号と補助信号とはそれぞれ別のタイムスロット
が割り当てられており、主信号用のタイムスロットをペ
イロード領域、補助信号用のタイムスロットをオーバヘ
ッド領域という。この主信号用のペイロード領域はさら
に各伝送装置毎に細分化され、各伝送装置が個別の主信
号用のタイムスロットを持つように割り当てられてい
る。また、補助信号用のオーバヘッド領域はすべての伝
送装置が共通に使用するために、全体で1つのタイムス
ロットが割り当てられている。なお、このオーバヘッド
領域には、さらに音声信号用のタイムスロットとデータ
信号用のタイムスロットが含まれる。このタイムスロッ
トの割り当ての詳細についてはSDHの標準規格にST
Mー1のフレーム構造として規定されている。
【0010】伝送路インタフェース部1は入力側の伝送
路より主信号と補助信号とが時分割多重された伝送路信
号を入力すると、必要な終端処理を行った後、補助信号
を分離・抽出して、補助信号インタフェース部2へ出力
すると共に、この補助信号を除いた残りの伝送路信号を
信号処理部24へ出力する。信号処理部24は伝送路イ
ンタフェース部1から補助信号が取り除かれた伝送路信
号を入力すると、主信号の自装置に割り当てられたタイ
ムスロットから自装置用の主信号を分離・抽出し、当該
主信号を局内インタフェース部25へ送出する(この信
号は最終的に例えば同一局内のユーザへ伝送される)と
共に、自装置用の主信号を取り除いた残りの伝送路信号
を折り返して再び伝送路インタフェース部1経由で出力
側の伝送路へ送出する。
【0011】この場合、自装置から出力側の伝送路へ出
力される伝送路信号は自装置のタイムスロットが空き、
補助信号のタイムスロットが空きで、他の各伝送装置に
割り当てられた主信号用のタイムスロットのデータは入
力された時そのままとなる。即ち、元々主信号用データ
があればそのデータがそのまま出力され、元々空であれ
ば、空のまま出力される。また、局内インタフェース部
25は信号処理部24からの高速の主信号を複数の低速
の主信号に分割して同一局内の他の装置へ出力する。
【0012】また、局内インタフェース部25は同一局
内の他の装置からの複数の低速の主信号(ユーザからの
応答信号など)を多重して高速の主信号へ変換した上
で、信号処理部24へ出力する。信号処理部24はこの
局内インタフェース部25からの主信号を入力すると、
この主信号を出力側伝送路信号の自装置に割り当てられ
た主信号用のタイムスロットに多重化して伝送路インタ
フェース部1経由で出力側の伝送路へ出力する。
【0013】一方、補助信号インタフェース部2は、伝
送路インタフェース部1が入力側の伝送路信号より分離
した補助信号を波形成形した上で装置外部へ出力する。
この装置外部へ出力された補助信号は例えば同一局内の
遠隔監視制御装置へ伝達され、遠隔監視制御装置を制御
する情報となる。また、補助信号インタフェース部2
は、装置外部より入力した補助信号(遠隔監視制御装置
からの応答である監視結果の情報など)を波形成形した
上で伝送路インタフェース部1へ送出する。伝送路イン
タフェース部1は、この補助信号インタフェース部2か
らの補助信号を出力側の伝送路信号に多重化した上で出
力側の伝送路へ送出する。この伝送路信号は伝送路を通
じて次段の伝送装置へ伝送される。
【0014】なお、伝送路インタフェース部1および補
助信号インタフェース部2は2重化構成(ただし伝送方
向は互いに逆方向)とすることにより、障害からの復旧
を迅速に行うことができる。
【0015】図15は図14に示した伝送装置23の本
発明に係る伝送路インタフェース部1および補助信号イ
ンタフェース部2の従来の構成を示す構成図である。図
15において、図14と同符号は同一または相当部分を
示す。まず、伝送路インタフェース部1の構成を説明す
る。3は伝送路信号を入力する伝送路信号入力部、4は
補助信号を分離する補助信号分離部、5は伝送路信号を
出力する伝送路信号出力部、6は補助信号を挿入する補
助信号挿入部である。次に、補助信号インタフェース部
2の構成を説明する。9は補助信号を入力する補助信号
入力部、10は補助信号を出力する補助信号出力部であ
る。
【0016】次に、図15の動作を説明する。伝送路イ
ンタフェース部1において、伝送路信号入力部3は他の
伝送装置23(図示せず)からの補助信号と主信号とが
時分割多重された伝送路信号を入力し、この伝送路信号
を終端する。補助信号分離部4は伝送路信号入力部3を
介して受信した伝送路信号から補助信号を分離し、補助
信号を取り除いた伝送路信号を装置内部の信号処理部2
4(図示せず)へ送出すると共に、補助信号を補助信号
インタフェース部2へ送出する。
【0017】補助信号インタフェース部2において、補
助信号出力部10は伝送路インタフェース部1より送出
された補助信号を波形整形した上で装置外部へ出力す
る。また、補助信号入力部9は装置外部より入力した補
助信号を波形整形した上で伝送路インタフェース部1へ
送出する。
【0018】伝送路インタフェース部1において、補助
信号挿入部6は補助信号インタフェース部2からの補助
信号を図示しない信号処理部24からの伝送路信号に挿
入して伝送路信号出力部5を介して出力側の伝送路12
へ送出する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の伝
送装置は、リング形、またはラダー形の伝送路網に適用
された場合、各伝送装置は無条件に伝送路からの受信信
号中の補助信号を伝送装置外部へ出力するとともに伝送
装置外部より入力した補助信号を送信信号に時分割多重
して伝送路へ送出するため、網内において互いに直接伝
送路にて結ばれている隣り合った伝送装置同士が補助信
号の送受を行う場合はその2つの装置以外の装置に何ら
操作を行うことなく実行する事が可能であるが、網内に
おいて互いに伝送路にて直接結ばれていず、隣り合って
いない伝送装置間で補助信号の送受を行う場合や、ある
一つの装置から送信した補助信号を複数の装置が受信す
る場合には、補助信号の送受信を行う2つの伝送装置の
間にある全ての装置において、伝送路からの受信信号か
ら抽出され装置外へ出力された補助信号を、送信信号に
時分割多重して伝送路へ送出できるよう再び入力するた
めに、出力側と入力側とをたとえばジャンパ線などを用
いて接続する操作を行う必要があるという問題点があっ
た。特に、網管理者不在の伝送装置が故障した場合には
保守者がわざわざこの伝送装置まで出向いて接続操作を
行わねばならず、大変な労力を必要としなければならな
かった。
【0020】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、伝送路で直接接続されていない任意
の2つの伝送装置間で補助信号の送受を行う場合、ある
いはある一つの伝送装置から送信した補助信号を複数の
伝送装置にて受信する場合に、補助信号の送受信を行う
2つの伝送装置の間に介在する伝送装置が何等接続操作
をしなくても補助信号を出力側の伝送路へ出力できる手
段を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る伝送装
置は、リング形、またはラダー形の伝送路網に適用さ
れ、同じ伝送路インタフェースを持つ2台の伝送装置と
相互に接続され、主信号と保守運用に関わる補助信号と
を時分割多重して伝送する伝送装置において、伝送路か
ら伝送信号を入力して補助信号を分離し、あるいは同一
局内の外部装置からの補助信号を伝送信号に多重して伝
送路へ出力する伝送路インタフェース部を備え、この伝
送路インタフェース部は、この伝送路インタフェース部
とは物理的に分離して設けられ、この伝送路インタフェ
ース部から補助信号を受信して同一局内の外部装置へ出
力し、あるいは同一局内の外部装置からの補助信号を上
記伝送路インタフェース部へ出力する補助信号インタフ
ェース部の有無を検出する補助信号インタフェース部検
出部と、この補助信号インタフェース部検出部からの検
出結果に基づいて、補助信号インタフェース部が存在す
る場合には同一局内の外部装置からの補助信号を選択
し、補助信号インタフェース部が存在しない場合には伝
送路信号から分離した補助信号を選択するセレクタとを
備えたものである。
【0022】また、第2の発明に係る伝送装置は、補助
信号インタフェース部は、伝送路から分離し、外部装置
へ出力する補助信号をアナログの音声信号に変換するD
/A変換手段と、補助信号出力部と、外部装置からのオ
ーダワイヤ信号などの音声信号をアナログからディジタ
ルの補助信号へ変換するA/D変換手段とを備えたもの
である。
【0023】また、第3の発明に係る伝送装置は、リン
グ形、またはラダー形の伝送路網に適用され、同じ伝送
路インタフェースを持つ2台の伝送装置と相互に接続さ
れ、主信号と保守運用に関わる補助信号とを時分割多重
して伝送する伝送装置において、伝送路から伝送信号を
入力して補助信号を分離し、あるいは同一局内の外部装
置からの補助信号を伝送信号に多重して伝送路へ出力す
る伝送路インタフェース部を備え、この伝送路インタフ
ェース部は、この伝送路インタフェース部とは物理的に
分離して設けられ、この伝送路インタフェース部から補
助信号を受信して同一局内の外部装置へ出力し、あるい
は同一局内の外部装置からの補助信号を上記伝送路イン
タフェース部へ出力する補助信号インタフェース部の有
無を検出する補助信号インタフェース部検出部と、この
補助信号インタフェース部検出部からの検出結果に基づ
いて、補助信号インタフェース部が存在する場合には補
助信号インタフェース部からの補助信号を選択し、補助
信号インタフェース部が存在しない場合には伝送路信号
から分離した補助信号を選択する第1のセレクタとを備
え、上記補助信号インタフェース部は補助信号インタフ
ェース用外部ケーブルの有無を検出する補助信号インタ
フェースケーブル検出部と、この補助信号インタフェー
スケーブル検出部からの検出結果に基づいて、補助信号
インタフェース用外部ケーブルが存在する場合には同一
局内の外部装置からの補助信号を選択し、補助信号イン
タフェース部が存在しない場合には伝送路信号から分離
した補助信号を選択する第2のセレクタとを備えたもの
である。
【0024】また、第4の発明に係る伝送装置は、補助
信号インタフェース部は、伝送路から分離し、外部装置
へ出力する補助信号をアナログの音声信号に変換するD
/A変換手段と、補助信号出力部と、外部装置からのオ
ーダワイヤ信号などの音声信号をアナログからディジタ
ルの補助信号へ変換するA/D変換手段とを備えたもの
である。
【0025】また、第5の発明に係る伝送装置は、リン
グ形、またはラダー形の伝送路網に適用され、同じ伝送
路インタフェースを持つ2台の伝送装置と相互に接続さ
れ、主信号と保守運用に関わる補助信号とを時分割多重
して伝送する伝送装置において、伝送路から伝送信号を
入力する伝送路信号入力部と、この伝送路信号から補助
信号を分離する補助信号分離部と、この分離された補助
信号を同一局内の外部装置へ出力する補助信号出力部
と、補助信号インタフェース用外部ケーブルの有無を検
出する補助信号インタフェースケーブル検出部と、この
補助信号インタフェースケーブル検出部からの検出結果
に基づいて、補助信号インタフェース用外部ケーブルが
存在する場合には同一局内の外部装置からの補助信号を
選択し、補助信号インタフェース部が存在しない場合に
は伝送路信号から分離した補助信号を選択するセレクタ
とこのセレクタからの補助信号を伝送路信号に多重する
補助信号挿入部とを備えたものである。
【0026】また、第6の発明に係る伝送装置は、補助
信号インタフェース部は、伝送路から分離し、外部装置
へ出力する補助信号をアナログの音声信号に変換するD
/A変換手段と、補助信号出力部と、外部装置からのオ
ーダワイヤ信号などの音声信号をアナログからディジタ
ルの補助信号へ変換するA/D変換手段とを備えたもの
である。
【0027】また、第7の発明に係る伝送装置は、補助
信号インタフェース部は伝送路インタフェース部からの
伝送路から分離した補助信号を外部装置へ出力する補助
信号出力部を備えた補助信号インタフェース送信部と、
この補助信号インタフェース送信部とは物理上分離さ
れ、外部装置からの補助信号を入力して伝送路インタフ
ェース部へ出力する補助信号入力部を備えた補助信号イ
ンタフェース受信部と、から成り、伝送路インタフェー
ス部は上記伝送路信号から分離した補助信号を補助信号
インタフェース送信部より常時出力するとともに、補助
信号インタフェース受信部の有無を検出し、補助信号イ
ンタフェース受信部が存在する場合には装置外部より入
力された補助信号を送信信号に時分割多重して伝送路へ
送出し、補助信号インタフェース受信部が存在しない場
合には受信信号中の補助信号をそのまま送信信号に時分
割多重して伝送路に送出するものである。
【0028】また、第8の発明に係る伝送装置は、補助
信号インタフェース部は、伝送路から分離し、外部装置
へ出力する補助信号をアナログの音声信号に変換するD
/A変換手段と、補助信号出力部と、外部装置からのオ
ーダワイヤ信号などの音声信号をアナログからディジタ
ルの補助信号へ変換するA/D変換手段とを備えたもの
である。
【0029】また、第9の発明に係る伝送装置は、リン
グ形、またはラダー形の伝送路網に適用され、同じ伝送
路インタフェースを持つ2台の伝送装置と相互に接続さ
れ、主信号と保守運用に関わる補助信号とを時分割多重
して伝送する伝送装置において、伝送路から伝送信号を
入力して補助信号を分離し、同一局内の外部装置へ常時
出力すると共に、同一局内の外部装置からの補助信号を
伝送信号に多重して伝送路へ出力する伝送路インタフェ
ース部を備え、この伝送路インタフェース部は、この伝
送路インタフェース部とは物理的に分離して設けられ、
同一局内の外部装置からの補助信号を上記伝送路インタ
フェース部へ出力する補助信号インタフェース部の有無
を検出する補助信号インタフェース部検出部と、この補
助信号インタフェース部検出部からの検出結果に基づい
て、補助信号インタフェース部が存在する場合には同一
局内の外部装置からの補助信号を選択し、補助信号イン
タフェース部が存在しない場合には伝送路信号から分離
した補助信号を選択するセレクタとを備えたである。
【0030】また、第10の発明に係る伝送装置は、補
助信号インタフェース部は、伝送路から分離し、外部装
置へ出力する補助信号をアナログの音声信号に変換する
D/A変換手段と、補助信号出力部と、外部装置からの
オーダワイヤ信号などの音声信号をアナログからディジ
タルの補助信号へ変換するA/D変換手段とを備えたも
のである。
【0031】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明に係る伝送装置の一実施
の形態を示す伝送装置の構成図である。図1において、
1は伝送路12から伝送信号を入力して補助信号を分離
/抽出あるいは伝送路12へ出力する伝送信号に補助信
号を多重する伝送路インタフェース部、2は伝送路イン
タフェース部1からの補助信号を局内の他の装置へ出力
あるいは局内の他の装置からの補助信号を伝送路インタ
フェース部1へ出力する補助信号インタフェース部、3
は伝送路信号を入力する伝送路信号入力部、4は補助信
号を分離する補助信号分離部、5は伝送路信号を出力す
る伝送路信号出力部、6は補助信号を挿入する補助信号
挿入部である。次に、補助信号インタフェース部2の構
成を説明する。9は補助信号を入力する補助信号入力
部、10は補助信号を出力する補助信号出力部、12は
SDH伝送網やSONET伝送網を構成する互いに逆方
向の2本の伝送路、23は伝送路12によって接続され
た伝送装置、24は伝送信号から主信号を分離/抽出あ
るいは伝送信号に主信号を多重する信号処理部、25は
信号処理部24からの高速の主信号を複数の低速の主信
号に分割して局内の他の装置へ出力したりあるいは局内
の他の装置からの複数の低速の主信号を多重して高速の
主信号へ変換した上で信号処理部24へ出力する局内イ
ンタフェース部である。
【0032】また、図2は図1に示す補助信号インタフ
ェース検出部の回路を示した回路図である。図2におい
て、8は補助信号インタフェース検出部、11は補助信
号インタフェース信号、13は論理回路、14はプルア
ップ抵抗である。
【0033】次に、図1に示した伝送装置の動作を図2
を用いて説明する。伝送路インタフェース部1におい
て、伝送路信号入力部3は他の伝送装置23(図示せ
ず)からの補助信号と主信号とが時分割多重された伝送
路信号を入力し、この伝送路信号を終端する。補助信号
分離部4は伝送路信号入力部3を介して受信した伝送路
信号から補助信号を分離し、補助信号を取り除いた伝送
路信号を装置内部の信号処理部24(図示せず)へ送出
すると共に、補助信号を補助信号インタフェース部2へ
送出する。
【0034】補助信号インタフェース部2において、補
助信号出力部10は伝送路インタフェース部1より送出
された補助信号を波形整形した上で装置外部へ出力す
る。また、補助信号入力部9は装置外部より入力した補
助信号を波形整形した上で伝送路インタフェース部1へ
送出する。
【0035】伝送路インタフェース部1において、補助
信号挿入部6は補助信号インタフェース部2からの補助
信号を図示しない信号処理部24からの伝送路信号に挿
入して伝送路信号出力部5を介して出力側の伝送路12
へ送出する。
【0036】また、補助信号インタフェース検出部8は
補助信号インタフェース検出信号11に基づいて補助信
号インタフェース部2の有無を検出し、セレクタ7へ出
力する。
【0037】この補助信号インタフェース検出部8動作
について、図2を用いて詳細に説明する。補助信号イン
タフェース部2が伝送装置内に有る場合には、補助信号
インタフェース信号11は“L”となるため、論理ゲー
ト13は“L”を出力し、この信号はセレクタ7に入力
される。また、補助信号インタフェース部2が伝送装置
内に無い場合には、補助信号インタフェース信号11は
“H”となるため、論理ゲート13は“H”を出力し、
この信号はセレクタ7に入力される。
【0038】セレクタ7は図2に示した論理ゲート13
から“L”の信号を入力すると、補助信号インタフェー
ス部2からの補助信号を選択して補助信号挿入部6へ送
出する。また、セレクタ7は論理ゲート13から“H”
の信号を入力すると、補助信号分離部4が伝送路信号か
ら分離した補助信号を選択して補助信号挿入部6へ送出
する。補助信号挿入部6は信号処理部24(図示せず)
からの出力側の伝送路信号にセレクタ7からの補助信号
を挿入(多重)した上で、伝送路信号出力部5を介し
て、出力側伝送路へ出力する。
【0039】補助信号インタフェース部2が存在する場
合には、補助信号を当該補助信号インタフェース部2を
介して伝送路インタフェース部1から出力すると、外部
に接続された他の装置によってこの補助信号に対する応
答信号が補助信号インタフェース部2を介して伝送路イ
ンタフェース部1へ入力され、補助信号挿入部6によっ
て再び、出力側の伝送路信号に挿入されるので、伝送装
置の外部で補助信号の出口と入り口を接続線で接続する
必要がない。また、補助信号インタフェース部2がない
場合には、伝送路インタフェース部1内で補助信号分離
部4からの補助信号を自動的に折り返して再び、出力側
の伝送路信号に挿入されるので、伝送装置の外部で補助
信号の出口と入り口を接続線で接続する必要がない。
【0040】この実施の形態によれば、補助信号インタ
フェース部の有無を検出し、補助信号インタフェース部
が存在する場合には入力側の伝送路から受信した伝送路
信号中の補助信号を伝送装置の外部へ出力するととも
に、伝送装置の外部より入力された補助信号を出力側の
伝送路信号に時分割多重して出力側の伝送路へ送出し、
補助信号インタフェース部が存在しない場合には受信し
た伝送路信号中の補助信号をそのまま出力側の伝送路信
号に時分割多重して出力側の伝送路へ送出するので、隣
り合っていない任意の2つの伝送装置間で補助信号の送
受を行う場合に、補助信号の送受信を行う2つの伝送装
置の間にある伝送装置では当該伝送装置の外部において
補助信号の出口と入り口を接続する必要がないという効
果を奏する。
【0041】また、この発明によれば、通常状態におい
ては補助信号の送受信を行う必要のない伝送装置には補
助信号インタフェース部を設置しなくても、補助信号の
送受信を行う必要のある伝送装置間における補助信号の
送受が可能であるため、多数の伝送装置を運用する場合
に補助信号インタフェース部の必要数を削減でき、伝送
装置の経済性を向上することが出来るという効果を奏す
る。
【0042】実施の形態2.図3はこの発明に係る伝送
装置の別の実施の形態を示す伝送手段の構成図である。
図3において、図1と同符号のものは同一または相当部
分を示す。15はD/A変換部、16はA/D変換部で
ある。
【0043】次に、図3に示した伝送装置の動作を説明
する。D/A変換部15とA/D変換部16以外の部分
の動作は実施の形態1と同様であるので、説明を省略す
る。D/A変換部15は伝送路インタフェース部1より
送出された補助信号をアナログの音声信号に変換して補
助信号出力部10に出力する。A/D変換部16は補助
信号入力部9より送出された装置外部からの音声信号を
ディジタルの補助信号に変換して伝送路インタフェース
部1に送出する。
【0044】この実施の形態によれば、実施の形態1と
同様の効果を奏する。
【0045】実施の形態3.図4はこの発明に係る伝送
装置の別の実施の形態を示す構成図である。図4におい
て、図1と同符号は同一または相当部分を示す。17は
補助信号出力部10からの補助信号補助信号インタフェ
ース部2の外部かつ同一局内にある他の装置からの補助
信号のいずれかを選択するセレクタ、18は補助信号イ
ンタフェースケーブルを検出する補助信号インタフェー
スケーブル検出部である。
【0046】次に、図4に示した伝送装置の動作を説明
する。セレクタ17と補助信号インタフェースケーブル
検出部18以外の部分の動作は実施の形態1と同様であ
るので、説明を省略する。補助信号インタフェースケー
ブル検出部18は、補助信号インタフェース検出部8と
ほぼ同様の動作により、補助信号インタフェース用外部
ケーブルの有無を検出し、セレクタ17へ、出力する。
セレクタ17はこの補助信号インタフェースケーブル検
出部18からの信号が“L”の場合(たとえば、保守者
が網管理者と会話をするために、この伝送装置に電話器
を接続した場合に、この電話器が接続されたことを示す
ために、電話器内で当該信号をアースして“L”にす
る)には、外部かつ同一局内にある他の装置からの補助
信号を選択して、補助信号入力部9を介して補助信号イ
ンタフェース部1へ出力する。また、セレクタ17はこ
の補助信号インタフェースケーブル検出部18からの信
号が“H”の場合(すなわち、補助信号インタフェース
ケーブルが接続されていない場合、たとえば、保守者が
網管理者と会話をするために、この伝送装置に電話器を
まだ接続していない場合)には補助信号出力部10から
の補助信号を選択して、補助信号入力部9を介して補助
信号インタフェース部1へ出力する。
【0047】この実施の形態によれば、補助信号インタ
フェース部の有無、または補助信号インタフェース用外
部ケーブルの接続の有無を検出し、補助信号インタフェ
ース部が存在し、かつ補助信号インタフェース用外部ケ
ーブルが接続されている場合には入力側の伝送路から受
信した伝送路信号中の補助信号を伝送装置の外部へ出力
するとともに、伝送装置の外部より入力された補助信号
を送信信号に時分割多重して出力側の伝送路へ送出し、
補助信号インタフェース部が存在しないか、あるいは補
助信号インタフェース用外部ケーブルが接続されていな
い場合には受信信号中の補助信号をそのまま送信信号に
時分割多重して伝送路へ送出するので、隣り合っていな
い任意の2つの伝送装置間で補助信号の送受を行う場合
に、補助信号の送受信を行う2つの伝送装置の間にある
伝送装置では当該伝送装置の外部において補助信号の出
口と入り口を接続する必要がないという効果を奏する。
【0048】また、この発明によれば、通常状態におい
ては補助信号の送受信を行う必要の低い伝送装置には補
助信号インタフェース部を設置せず、補助信号の送受信
を行う可能性の高い伝送装置には補助信号インタフェー
ス部を設置しておき、補助信号の送受信を行う必要が生
じた場合に補助信号インタフェース用外部ケーブルを接
続することにより任意の伝送装置間における補助信号の
送受が可能であるため、多数の伝送装置を運用する場合
に補助信号インタフェース部の必要数を削減でき、伝送
装置の経済性を向上することが出来るとともに、保守管
理の利便性を高めることができるという効果を奏する。
【0049】実施の形態4.図5はこの発明に係る伝送
装置の別の実施の形態を示す構成図である。図5におい
て、図3、および図4と同符号は同一または相当部分を
示す。
【0050】次に、図5に示した伝送装置の動作を説明
する。D/A変換部15とA/D変換部16以外の部分
の動作は実施の形態1と同様であるので、説明を省略す
る。D/A変換部15は伝送路インタフェース部1より
送出された補助信号をアナログの音声信号に変換して補
助信号出力部10に出力する。また、A/D変換部16
は補助信号入力部9より送出された装置外部からの音声
信号をディジタルの補助信号に変換して伝送路インタフ
ェース部1に送出する。
【0051】この実施の形態によれば、実施の形態3と
同様の効果を奏する。
【0052】実施の形態5.図6はこの発明に係る伝送
装置の別の実施の形態を示す構成図である。図6におい
て、図4と同符号は同一または相当部分を示す。
【0053】次に、図6に示した伝送装置の動作を説明
する。動作は実施の形態4と同様であるため、説明を省
略する。
【0054】この実施の形態によれば、補助信号インタ
フェース部の有無を検出し、補助信号インタフェース部
が存在する場合には入力側の伝送路から受信した伝送路
信号中の補助信号を伝送装置の外部へ出力するととも
に、伝送装置の外部より入力された補助信号を出力側の
伝送路信号に時分割多重して出力側の伝送路へ送出し、
補助信号インタフェース部が存在しない場合には受信し
た伝送路信号中の補助信号をそのまま出力側の伝送路信
号に時分割多重して出力側の伝送路へ送出するので、隣
り合っていない任意の2つの伝送装置間で補助信号の送
受を行う場合に、補助信号の送受信を行う2つの伝送装
置の間にある伝送装置では当該伝送装置の外部において
補助信号の出口と入り口を接続する必要がないという効
果を奏する。
【0055】また、この発明によれば、伝送路インタフ
ェー部と補助信号インタフェース部とを一体化して構成
することにより、伝送装置を小型化し、経済性を向上す
ることが出来るとともに、保守管理の利便性を高めるこ
とができるという効果を奏する。
【0056】実施の形態6.図7はこの発明に係る伝送
装置の別の実施の形態を示す構成図である。図7におい
て、図3、および図4と同符号は同一または相当部分を
示す。
【0057】次に、図7に示した伝送装置の動作を説明
する。動作は実施の形態2及び実施の形態5と同様であ
るため、説明を省略する。
【0058】この実施の形態によれば、実施の形態5と
同様の効果を奏する。
【0059】実施の形態7.図8はこの発明に係る伝送
装置の別の実施の形態を示す構成図である。図8におい
て、図4と同符号は同一または相当部分を示す。19は
補助信号インタフェース送信部、20は補助信号インタ
フェース受信部、21は補助信号インタフェース受信部
検出部である。
【0060】次に、図8に示した伝送装置の動作を説明
する。動作は実施の形態1と同様であるため、説明を省
略する。なお、補助信号インタフェース受信部2が伝送
装置内に無い場合には、補助信号インタフェース信号2
2は“H”となるため、補助信号インタフェース受信部
検出部21は信号“H”をセレクタ7へ出力する。
【0061】セレクタ7は補助信号インタフェース受信
部検出部21から“L”の信号を入力すると、補助信号
インタフェース受信部20からの補助信号を選択して補
助信号挿入部6へ送出する。また、セレクタ7は補助信
号インタフェース受信部検出部21から“H”の信号を
入力すると、補助信号分離部4が伝送路信号から分離し
た補助信号を選択して補助信号挿入部6へ送出する。
【0062】この実施の形態によれば、実施の形態5と
同様の効果を奏する。また、補助信号インタフェース送
信部をすべての伝送装置に設置すると共に、補助信号イ
ンタフェース受信部を伝送路網内の1つの伝送装置(管
理者駐在の伝送装置など)に設置し、他の伝送装置に設
置しないようにすれば、入力した音声信号を補助信号イ
ンタフェース送信部を設置したすべての装置がほぼ同時
に受信することができるという効果を奏する。
【0063】実施の形態8.図9はこの発明に係る伝送
装置の別の実施の形態を示す構成図である。図9におい
て、図3、および図8と同符号のものは同一または相当
部分を示す。
【0064】次に、図8に示した伝送装置の動作を説明
する。動作は実施の形態2および実施の形態7と同様で
あるため、説明を省略する。
【0065】この実施の形態によれば、実施の形態7と
同様の効果を奏する。
【0066】実施の形態9.図10はこの発明に係る伝
送装置の別の実施の形態を示す構成図である。図10に
おいて、図8と同符号のものは同一または相当部分を示
す。
【0067】次に、図10に示した伝送装置の動作を説
明する。動作は実施の実施の形態7と同様であるため、
説明を省略する。
【0068】この実施の形態によれば、実施の形態7と
同様の効果を奏する。
【0069】実施の形態10.図11はこの発明に係る
伝送装置の別の実施の形態を示す構成図である。図11
において、図9と同符号のものは同一または相当部分を
示す。
【0070】次に、図11に示した伝送装置の動作を説
明する。動作は実施の実施の形態8と同様であるため、
説明を省略する。
【0071】この実施の形態によれば、実施の形態8と
同様の効果を奏する。
【0072】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、補
助信号インタフェース部の有無を検出し、補助信号イン
タフェース部が存在する場合には入力側の伝送路から受
信した伝送路信号中の補助信号を伝送装置の外部へ出力
するとともに、伝送装置の外部より入力された補助信号
を出力側の伝送路信号に時分割多重して出力側の伝送路
へ送出し、補助信号インタフェース部が存在しない場合
には受信した伝送路信号中の補助信号をそのまま出力側
の伝送路信号に時分割多重して出力側の伝送路へ送出す
るので、隣り合っていない任意の2つの伝送装置間で補
助信号の送受を行う場合に、補助信号の送受信を行う2
つの伝送装置の間にある伝送装置では当該伝送装置の外
部において補助信号の出口と入り口を接続する必要がな
いという効果を奏する。また、この発明によれば、通常
状態においては補助信号の送受信を行う必要のない伝送
装置には補助信号インタフェース部を設置しなくても、
補助信号の送受信を行う必要のある伝送装置間における
補助信号の送受が可能であるため、多数の伝送装置を運
用する場合に補助信号インタフェース部の必要数を削減
でき、伝送装置の経済性を向上することが出来るという
効果を奏する。
【0073】また、第2の発明によれば、補助信号イン
タフェース部の有無を検出し、補助信号インタフェース
部が存在する場合には入力側の伝送路から受信した伝送
路信号中の補助信号を音声信号に変換して伝送装置の外
部に出力するとともに、伝送装置の外部より入力された
音声信号を補助信号に変換して出力側の伝送路信号に時
分割多重して出力側の伝送路へ送出し、補助信号インタ
フェース部が存在しない場合には受信した伝送路信号中
の補助信号をそのまま出力側の伝送路信号に時分割多重
して出力側の伝送路へ送出するので、隣り合っていない
任意の2つの伝送装置間で補助信号を用いた打合せを行
う場合に、補助信号の送受信を行う2つの伝送装置の間
にある伝送装置では伝送装置の外部において補助信号の
出口と入り口を接続する必要がないという効果を奏す
る。また、この発明によれば、通常状態においては補助
信号の送受信を行う必要のない伝送装置には補助信号イ
ンタフェース部を設置しなくても、補助信号の送受信を
行う必要のある伝送装置間における補助信号の送受が可
能であるため、多数の伝送装置を運用する場合に補助信
号インタフェース部の必要数を削減でき、伝送装置の経
済性を向上することが出来るという効果を奏する。
【0074】また、第3の発明によれば、補助信号イン
タフェース部の有無、または補助信号インタフェース用
外部ケーブルの接続の有無を検出し、補助信号インタフ
ェース部が存在し、かつ補助信号インタフェース用外部
ケーブルが接続されている場合には入力側の伝送路から
受信した伝送路信号中の補助信号を伝送装置の外部へ出
力するとともに、伝送装置の外部より入力された補助信
号を出力側の伝送路信号に時分割多重して出力側の伝送
路へ送出し、補助信号インタフェース部が存在しない
か、あるいは補助信号インタフェース用外部ケーブルが
接続されていない場合には受信した伝送路信号中の補助
信号をそのまま出力側の伝送路信号に時分割多重して出
力側の伝送路へ送出するので、隣り合っていない任意の
2つの伝送装置間で補助信号の送受を行う場合に、補助
信号の送受信を行う2つの伝送装置の間にある伝送装置
では当該伝送装置の外部において補助信号の出口と入り
口を接続する必要がないという効果を奏する。また、こ
の発明によれば、通常状態においては補助信号の送受信
を行う必要の低い伝送装置には補助信号インタフェース
部を設置せず、補助信号の送受信を行う可能性の高い伝
送装置には補助信号インタフェース部を設置しておき、
補助信号の送受信を行う必要が生じた場合に補助信号イ
ンタフェース用外部ケーブルを接続することにより任意
の伝送装置間における補助信号の送受が可能であるた
め、多数の伝送装置を運用する場合に補助信号インタフ
ェース部の必要数を削減でき、伝送装置の経済性を向上
することが出来るとともに、保守管理の利便性を高める
ことができるという効果を奏する。
【0075】また、第4の発明によれば、補助信号イン
タフェース部の有無、または補助信号インタフェース用
外部ケーブルの接続の有無を検出し、補助信号インタフ
ェース部が存在し、かつ補助信号インタフェース用外部
ケーブルが接続されている場合には入力側の伝送路から
受信した伝送路信号中の補助信号を音声信号に変換し伝
送装置の外部へ出力するとともに、伝送装置の外部より
入力された音声信号を補助信号に変換して出力側の伝送
路信号に時分割多重して出力側の伝送路へ送出し、補助
信号インタフェース部が存在しないか、あるいは補助信
号インタフェース用外部ケーブルが接続されていない場
合には受信した伝送路信号中の補助信号をそのまま出力
側の伝送信号に時分割多重して出力側の伝送路へ送出す
るので、隣り合っていない任意の2つの伝送装置間で補
助信号を用いた打合せを行う場合に、補助信号の送受信
を行う2つの伝送装置の間にある伝送装置では当該伝送
装置の外部において補助信号の出口と入り口を接続する
必要がないという効果を奏する。また、この発明によれ
ば、通常状態においては補助信号の送受信を行う必要の
低い伝送装置には補助信号インタフェース部を設置せ
ず、補助信号の送受信を行う可能性の高い伝送装置には
補助信号インタフェース部を設置しておき、補助信号の
送受信を行う必要が生じた場合に補助信号インタフェー
ス用外部ケーブルを接続することにより、任意の伝送装
置間における補助信号の送受が可能であるため、多数の
伝送装置を運用する場合に補助信号インタフェース部の
必要数を削減でき、伝送装置の経済性を向上することが
出来るとともに、保守管理の利便性を高めることができ
るという効果を奏する。
【0076】また、第5の発明によれば、補助信号イン
タフェース部の有無を検出し、補助信号インタフェース
部が存在する場合には入力側の伝送路から受信した伝送
路信号中の補助信号を伝送装置の外部へ出力するととも
に、伝送装置の外部より入力された補助信号を出力側の
伝送路信号に時分割多重して出力側の伝送路へ送出し、
補助信号インタフェース部が存在しない場合には受信し
た伝送路信号中の補助信号をそのまま出力側の伝送路信
号に時分割多重して出力側の伝送路へ送出するので、隣
り合っていない任意の2つの伝送装置間で補助信号の送
受を行う場合に、補助信号の送受信を行う2つの伝送装
置の間にある伝送装置では当該伝送装置の外部において
補助信号の出口と入り口を接続する必要がないという効
果を奏する。また、この発明によれば、伝送路インタフ
ェー部と補助信号インタフェース部とを一体化して構成
することにより、伝送装置を小型化し、経済性を向上す
ることが出来るとともに、保守管理の利便性を高めるこ
とができるという効果を奏する。
【0077】また、第6の発明によれば、補助信号イン
タフェース部の有無を検出し、補助信号インタフェース
部が存在する場合には入力側の伝送路から受信した伝送
路信号中の補助信号を音声信号に変換して伝送装置の外
部に出力するとともに、伝送装置の外部より入力された
音声信号を補助信号に変換して出力側の伝送路信号に時
分割多重して出力側の伝送路へ送出し、補助信号インタ
フェース部が存在しない場合には受信した伝送路信号中
の補助信号をそのまま出力側の伝送路信号に時分割多重
して出力側の伝送路へ送出するので、隣り合っていない
任意の2つの伝送装置間で補助信号を用いた打合せを行
う場合に、補助信号の送受信を行う2つの伝送装置の間
にある伝送装置では当該伝送装置の外部において補助信
号の出口と入り口を接続する必要がないという効果を奏
する。また、この発明によれば、伝送路インタフェース
部と補助信号インタフェース部とを一体化して構成する
ことにより、伝送装置を小型化し、経済性を向上するこ
とが出来るとともに、保守管理の利便性を高めることが
できるという効果を奏する。
【0078】また、第7の発明によれば、入力側の伝送
路から受信した伝送路信号中の補助信号を伝送装置の外
部へ常時出力するとともに、補助信号インタフェース受
信部の有無を検出し、補助信号インタフェース受信部が
存在する場合には、伝送装置の外部より入力された補助
信号を出力側の伝送路信号に時分割多重して出力側の伝
送路へ送出し、補助信号インタフェース受信部が存在し
ない場合には受信信号中の補助信号をそのまま出力側の
伝送路信号に時分割多重して出力側の伝送路へ送出する
ので、隣り合っていない任意の2つの伝送装置間で補助
信号の送受を行う場合に、補助信号の送受信を行う2つ
の伝送装置の間にある伝送装置では当該伝送装置の外部
において補助信号の出口と入り口を接続する必要がない
という効果を奏する。また、補助信号インタフェース受
信部を伝送路網内の1つの伝送装置に設置すれば、補助
信号インタフェース送信部を設置したすべての伝送装置
がほぼ同時に入力した補助信号を当該伝送装置外へ出力
することができるという効果を奏する。また、この発明
によれば、通常状態においては補助信号の送信を行う必
要のない伝送装置には補助信号インタフェース送信部お
よび補助信号インタフェース受信部を設置しなくても、
補助信号の送受信を行う必要のある装置間における補助
信号の送受が可能であるため、伝送装置の経済性を向上
することが出来るという効果を奏する。
【0079】また、第8の発明によれば、入力側の伝送
路から受信した伝送路信号中の補助信号を音声信号に変
換して伝送装置の外部へ常時出力するとともに、補助信
号インタフェース受信部の有無を検出し、補助信号イン
タフェース受信部が存在する場合には伝送装置の外部よ
り入力された音声信号を補助信号に変換して出力側の伝
送路信号に時分割多重して出力側の伝送路へ送出し、補
助信号インタフェース部が存在しない場合には受信した
伝送路信号中の補助信号をそのまま出力側の伝送路信号
に時分割多重して出力側の伝送路へ送出するので、隣り
合っていない任意の2つの伝送装置間で補助信号を用い
た打合せを行う場合に、補助信号の送受信を行う2つの
伝送装置の間にある伝送装置では当該伝送装置の外部に
おいて補助信号の出口と入り口を接続する必要がないと
いう効果を奏する。また、補助信号インタフェース受信
部を伝送路網内の1つの伝送装置に設置すれば、入力し
た音声信号を補助信号インタフェース送信部を設置した
すべての伝送装置がほぼ同時に聴取することができると
いう効果を奏する。また、この発明によれば、通常状態
においては補助信号の送受信を行う必要のない伝送装置
には補助信号インタフェース送信部および補助信号イン
タフェース受信部を設置しなくても、補助信号の送受信
を行う必要のある装置間における補助信号の送受が可能
であるため、伝送装置の経済性を向上することが出来る
という効果を奏する。
【0080】また、第9の発明によれば、入力側の伝送
路から受信した伝送路信号中の補助信号を伝送装置の外
部へ常時出力するとともに、補助信号インタフェース受
信部の有無を検出し、補助信号インタフェース受信部が
存在する場合には、伝送装置の外部より入力された補助
信号を出力側の伝送信号に時分割多重して出力側の伝送
路へ送出し、補助信号インタフェース受信部が存在しな
い場合には受信した伝送路信号中の補助信号をそのまま
出力側の伝送路信号に時分割多重して出力側の伝送路へ
送出するので、隣り合っていない任意の2つの伝送装置
間で補助信号の送受を行う場合に、補助信号の送受信を
行う2つの伝送装置の間にある伝送装置では当該伝送装
置の外部において補助信号の出口と入り口を接続する必
要がないという効果を奏する。また、補助信号インタフ
ェース受信部を伝送路網内の1つの伝送装置に設置すれ
ば、入力した補助信号をすべての伝送装置がほぼ同時に
当該伝送装置の外へ出力することができるという効果を
奏する。また、この発明によれば、通常状態においては
補助信号の送信を行う必要のない伝送装置には補助信号
インタフェース受信部を設置しなくても、補助信号の送
受信を行う必要のある装置間における補助信号の送受が
可能であるため、伝送装置の経済性を向上することが出
来るという効果を奏する。また、この発明によれば、伝
送路インタフェース部と補助信号インタフェース受信部
部とを一体化して構成することにより、伝送装置を小型
化し、経済性を向上することが出来るとともに、保守管
理の利便性を高めることができるという効果を奏する。
【0081】また、第10の発明によれば、入力側の伝
送路から受信した伝送路信号中の補助信号を音声信号に
変換して装置外部へ常時出力するとともに、補助信号イ
ンタフェース受信部の有無を検出し、補助信号インタフ
ェース受信部が存在する場合には伝送装置の外部より入
力された音声信号を補助信号に変換して出力側の伝送路
信号に時分割多重して出力側の伝送路へ送出し、補助信
号インタフェース部が存在しない場合には受信した伝送
路信号中の補助信号をそのまま出力側の伝送路信号に時
分割多重して伝送路へ送出するので、隣り合っていない
任意の2つの装置間で補助信号を用いた打合せを行う場
合に、補助信号の送受信を行う2つの伝送装置の間にあ
る伝送装置では当該伝送装置の外部において補助信号の
出口と入り口を接続する必要がないという効果を奏す
る。また、補助信号インタフェース受信部を伝送路網内
の1つの伝送装置に設置すれば、入力した音声信号をす
べての伝送装置がほぼ同時に聴取することができるとい
う効果を奏する。また、この発明によれば、通常状態に
おいては補助信号の送受信を行う必要のない伝送装置に
は補助信号インタフェース受信部を設置しなくても、補
助信号の送受信を行う必要のある伝送装置間における補
助信号の送受が可能であるため、伝送装置の経済性を向
上することが出来るという効果を奏する。また、この発
明によれば、伝送路インタフェース部と補助信号インタ
フェース受信部部とを一体化して構成することにより、
伝送装置を小型化し、経済性を向上することが出来ると
ともに、保守管理の利便性を高めることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る伝送装置の一実施の形態を示
す伝送装置の構成図である。
【図2】 図1に示す補助信号インタフェース検出部の
回路を示した回路図である。
【図3】 この発明に係る伝送装置の別の実施の形態
を示す伝送手段の構成図である。
【図4】 この発明に係る伝送装置の別の実施の形態を
示す伝送手段の構成図である。
【図5】 この発明に係る伝送装置の別の実施の形態を
示す伝送手段の構成図である。
【図6】 この発明に係る伝送装置の別の実施の形態を
示す伝送手段の構成図である。
【図7】 この発明に係る伝送装置の別の実施の形態を
示す伝送手段の構成図である。
【図8】 この発明に係る伝送装置の別の実施の形態を
示す伝送手段の構成図である。
【図9】 この発明に係る伝送装置の別の実施の形態を
示す伝送手段の構成図である。
【図10】 この発明に係る伝送装置の別の実施の形態
を示す伝送手段の構成図である。
【図11】 この発明に係る伝送装置の別の実施の形態
を示す伝送手段の構成図である。
【図12】 SDH伝送路網またはSONET伝送路網
における4台の伝送装置からなるリング型伝送路網の構
成図である。
【図13】 SDH伝送路網またはSONET伝送路網
における4台の伝送装置からなるラダー型伝送路網の構
成図である。
【図14】 図12に示したリング型の伝送路網または
図13に示したラダー型の伝送路網に適用される伝送装
置23の主要部分の構成を示す構成図である。
【図15】 図14に示した伝送装置23の本発明に係
る伝送路インタフェース部1および補助信号インタフェ
ース部2の従来の構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1 伝送路インタフェース部、2 補助信号インタフェ
ース部、3 伝送路信号入力部、4 補助信号分離部、
5 伝送路信号出力部、6 補助信号挿入部、7 セレ
クタ、8 補助信号インタフェース検出部、9 補助信
号入力部、10補助信号出力部、11 補助信号インタ
フェース検出信号、12 伝送路、13 論理ゲート、
14 プルアップ抵抗、15 D/A変換部、16 A
/D変換部、17 セレクタ、18 補助信号インタフ
ェースケーブル検出部、19補助信号インタフェース送
信部、20 補助信号インタフェース受信部、21補助
信号インタフェース受信部検出部、22 補助信号イン
タフェース受信部検出信号、23 伝送装置、24 信
号処理部、25 局内インタフェース部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング形、またはラダー形の伝送路網に
    適用され、同じ伝送路インタフェースを持つ2台の伝送
    装置と相互に接続され、主信号と保守運用に関わる補助
    信号とを時分割多重して伝送する伝送装置において、伝
    送路から伝送信号を入力して補助信号を分離し、あるい
    は同一局内の外部装置からの補助信号を伝送信号に多重
    して伝送路へ出力する伝送路インタフェース部を備え、
    この伝送路インタフェース部は、この伝送路インタフェ
    ース部とは物理的に分離して設けられ、この伝送路イン
    タフェース部から補助信号を受信して同一局内の外部装
    置へ出力し、あるいは同一局内の外部装置からの補助信
    号を上記伝送路インタフェース部へ出力する補助信号イ
    ンタフェース部の有無を検出する補助信号インタフェー
    ス部検出部と、この補助信号インタフェース部検出部か
    らの検出結果に基づいて、補助信号インタフェース部が
    存在する場合には同一局内の外部装置からの補助信号を
    選択し、補助信号インタフェース部が存在しない場合に
    は伝送路信号から分離した補助信号を選択するセレクタ
    とを備えたことを特徴とする伝送装置。
  2. 【請求項2】 補助信号インタフェース部は、伝送路か
    ら分離し、外部装置へ出力する補助信号をアナログの音
    声信号に変換するD/A変換手段と、補助信号出力部
    と、外部装置からのオーダワイヤ信号などの音声信号を
    アナログからディジタルの補助信号へ変換するA/D変
    換手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の伝送
    装置。
  3. 【請求項3】 リング形、またはラダー形の伝送路網に
    適用され、同じ伝送路インタフェースを持つ2台の伝送
    装置と相互に接続され、主信号と保守運用に関わる補助
    信号とを時分割多重して伝送する伝送装置において、伝
    送路から伝送信号を入力して補助信号を分離し、あるい
    は同一局内の外部装置からの補助信号を伝送信号に多重
    して伝送路へ出力する伝送路インタフェース部を備え、
    この伝送路インタフェース部は、この伝送路インタフェ
    ース部とは物理的に分離して設けられ、この伝送路イン
    タフェース部から補助信号を受信して同一局内の外部装
    置へ出力し、あるいは同一局内の外部装置からの補助信
    号を上記伝送路インタフェース部へ出力する補助信号イ
    ンタフェース部の有無を検出する補助信号インタフェー
    ス部検出部と、この補助信号インタフェース部検出部か
    らの検出結果に基づいて、補助信号インタフェース部が
    存在する場合には補助信号インタフェース部からの補助
    信号を選択し、補助信号インタフェース部が存在しない
    場合には伝送路信号から分離した補助信号を選択する第
    1のセレクタとを備え、上記補助信号インタフェース部
    は補助信号インタフェース用外部ケーブルの有無を検出
    する補助信号インタフェースケーブル検出部と、この補
    助信号インタフェースケーブル検出部からの検出結果に
    基づいて、補助信号インタフェース用外部ケーブルが存
    在する場合には同一局内の外部装置からの補助信号を選
    択し、補助信号インタフェース部が存在しない場合には
    伝送路信号から分離した補助信号を選択する第2のセレ
    クタとを備えたことを特徴とする伝送装置。
  4. 【請求項4】 補助信号インタフェース部は、伝送路か
    ら分離し、外部装置へ出力する補助信号をアナログの音
    声信号に変換するD/A変換手段と、補助信号出力部
    と、外部装置からのオーダワイヤ信号などの音声信号を
    アナログからディジタルの補助信号へ変換するA/D変
    換手段とを備えたことを特徴とする請求項3記載の伝送
    装置。
  5. 【請求項5】 リング形、またはラダー形の伝送路網に
    適用され、同じ伝送路インタフェースを持つ2台の伝送
    装置と相互に接続され、主信号と保守運用に関わる補助
    信号とを時分割多重して伝送する伝送装置において、伝
    送路から伝送信号を入力する伝送路信号入力部と、この
    伝送路信号から補助信号を分離する補助信号分離部と、
    この分離された補助信号を同一局内の外部装置へ出力す
    る補助信号出力部と、補助信号インタフェース用外部ケ
    ーブルの有無を検出する補助信号インタフェースケーブ
    ル検出部と、この補助信号インタフェースケーブル検出
    部からの検出結果に基づいて、補助信号インタフェース
    用外部ケーブルが存在する場合には同一局内の外部装置
    からの補助信号を選択し、補助信号インタフェース部が
    存在しない場合には伝送路信号から分離した補助信号を
    選択するセレクタとこのセレクタからの補助信号を伝送
    路信号に多重する補助信号挿入部とを備えたことを特徴
    とする伝送装置。
  6. 【請求項6】 補助信号インタフェース部は、伝送路か
    ら分離し、外部装置へ出力する補助信号をアナログの音
    声信号に変換するD/A変換手段と、補助信号出力部
    と、外部装置からのオーダワイヤ信号などの音声信号を
    アナログからディジタルの補助信号へ変換するA/D変
    換手段とを備えたことを特徴とする請求項5記載の伝送
    装置。
  7. 【請求項7】 補助信号インタフェース部は伝送路イン
    タフェース部からの伝送路から分離した補助信号を外部
    装置へ出力する補助信号出力部を備えた補助信号インタ
    フェース送信部と、この補助信号インタフェース送信部
    とは物理上分離され、外部装置からの補助信号を入力し
    て伝送路インタフェース部へ出力する補助信号入力部を
    備えた補助信号インタフェース受信部と、から成り、伝
    送路インタフェース部は上記伝送路信号から分離した補
    助信号を補助信号インタフェース送信部より常時出力す
    るとともに、補助信号インタフェース受信部の有無を検
    出し、補助信号インタフェース受信部が存在する場合に
    は装置外部より入力された補助信号を送信信号に時分割
    多重して伝送路へ送出し、補助信号インタフェース受信
    部が存在しない場合には受信信号中の補助信号をそのま
    ま送信信号に時分割多重して伝送路に送出することを特
    徴とする請求項1記載の伝送装置。
  8. 【請求項8】 補助信号インタフェース部は、伝送路か
    ら分離し、外部装置へ出力する補助信号をアナログの音
    声信号に変換するD/A変換手段と、補助信号出力部
    と、外部装置からのオーダワイヤ信号などの音声信号を
    アナログからディジタルの補助信号へ変換するA/D変
    換手段とを備えたことを特徴とする請求項7記載の伝送
    装置。
  9. 【請求項9】 リング形、またはラダー形の伝送路網に
    適用され、同じ伝送路インタフェースを持つ2台の伝送
    装置と相互に接続され、主信号と保守運用に関わる補助
    信号とを時分割多重して伝送する伝送装置において、伝
    送路から伝送信号を入力して補助信号を分離し、同一局
    内の外部装置へ常時出力すると共に、同一局内の外部装
    置からの補助信号を伝送信号に多重して伝送路へ出力す
    る伝送路インタフェース部を備え、この伝送路インタフ
    ェース部は、この伝送路インタフェース部とは物理的に
    分離して設けられ、同一局内の外部装置からの補助信号
    を上記伝送路インタフェース部へ出力する補助信号イン
    タフェース部の有無を検出する補助信号インタフェース
    部検出部と、この補助信号インタフェース部検出部から
    の検出結果に基づいて、補助信号インタフェース部が存
    在する場合には同一局内の外部装置からの補助信号を選
    択し、補助信号インタフェース部が存在しない場合には
    伝送路信号から分離した補助信号を選択するセレクタと
    を備えたことを特徴とする伝送装置。
  10. 【請求項10】 補助信号インタフェース部は、伝送路
    から分離し、外部装置へ出力する補助信号をアナログの
    音声信号に変換するD/A変換手段と、補助信号出力部
    と、外部装置からのオーダワイヤ信号などの音声信号を
    アナログからディジタルの補助信号へ変換するA/D変
    換手段とを備えたことを特徴とする請求項9記載の伝送
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100388701C (zh) * 2002-10-24 2008-05-14 华为技术有限公司 一种同步数字体系中的辅助数据口装置及其通信方法

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