JPH09265419A - バージョン管理装置及び方法 - Google Patents

バージョン管理装置及び方法

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JPH09265419A
JPH09265419A JP8075030A JP7503096A JPH09265419A JP H09265419 A JPH09265419 A JP H09265419A JP 8075030 A JP8075030 A JP 8075030A JP 7503096 A JP7503096 A JP 7503096A JP H09265419 A JPH09265419 A JP H09265419A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バージョン管理装置において、各世代間で共
通するレコードの重複保存を排除する。また世代間にお
けるファイルの切替を不要にする。 【解決手段】 世代統合ファル10は各検索キー項目毎
にデータ実体とその属性情報としての日時情報とを対応
付けたものである。次の世代を作成する場合、世代統合
ファイル10がコピーされ、特定のレコードのデータ実
体が修正される。修正されたレコードのみが抽出され、
新たな日付情報が付与されて世代統合ファイル10に追
加登録される。また、あるレコードの削除を行う場合に
は削除フラグが利用される。検索日時が指定されると、
各検索キー項目毎に、その検索日時を最大としてそれに
最も近いレコードが特定され、これによって所望世代の
レコード群を検索できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は計算機上におけるバ
ージョン管理装置及び方法に関し、特に、各世代(バー
ジョン)のレコード群の一括管理と更新履歴の管理に関
する。
【0002】
【従来の技術】計算機上で管理される部品リスト、住所
録などを記述したファイルは、レコード(データ)の部
分的な修正、追加、削除などを経て、段階的にその内容
が更新される。
【0003】その例が図20に示されている。ここで、
図20に示す部品リスト(上段)はある製品Aについて
の各部位と部品名とを対応付けたものであり、部品リス
トファイル(下段)はその部品リストを表した記憶装置
内のファイルである。その部品リストファイルにおい
て、1部品は1レコード(1データ)に相当している。
【0004】図20の(A),(B),(C)に示すよ
うに、ある製品Aが1月1日、2月1日、3月1日の順
でバージョンアップされ、その部品リストが順次修正さ
れ更新されるような場合、その結果として、世代(バー
ジョン)が異なる複数の部品リストファイル2,4,6
が作成される。ここで、例えば前世代の部品リストファ
イルを直接的に修正することにより次世代の部品リスト
ファイルを作成することも可能であるが、その場合には
更新後に前世代のファイル内容を把握できないので、一
般的には、前世代の部品リストファイルをいったんコピ
ーしてそれを修正することにより、次世代の部品リスト
ファイルが別途作成される。
【0005】例えば、特開平2−93837号公報に
は、上記同様のファイル管理方式が示され、各世代毎の
ファイルが別々に作成されかつ保存されている。このよ
うな方式では、一般に、現世代のファイルはそれが現に
利用されている計算機システムの記憶装置(例えば磁気
ディスク装置)に保存され、それ以外のファイルは外部
記憶装置あるいは補助記憶装置(例えば、磁気テープ装
置、光ディスク装置、フロッピーディスク装置)に保存
される。これは記憶装置の容量及び使用頻度を考慮した
ものである。
【0006】そして、上記従来装置において、前世代の
ファイルが必要となった場合、外部記憶装置などから当
該世代のファイルが稼働システム上の記憶装置にロード
され、このように一時的・暫定的にファイルをシステム
上に呼び戻すことにより、利用するファイルを切り換え
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の手法では、本来的に各世代間では同一の内容を有す
る多くのレコードが存在しているにもかかわらず、それ
らのレコードは各世代間で重複して保存・管理されてい
た。殊に、前世代のファイルコピー後にほんの僅かの修
正を加えただけでのファイルでさえ、別世代としてまる
ごと別途保存される場合も多かった。それゆえ、有限な
記憶領域を効率的に利用することができず、記憶領域が
浪費されるという問題があった。また、複数のファイル
間にまたがったファイル管理や外部記憶装置からのファ
イル呼び込み処理などを行う必要があり、ファイル管理
を簡素化することが困難であった。さらに、ファイル修
正量にかかわらず常に新世代のファイル全体の保存を行
う必要があり、ファイル保存処理が非能率化していた。
【0008】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、各世代間で共通するレコード
の重複保存を排除でき、これによって記憶装置の記憶容
量を有効利用でき、また稼働させるファイルの切り換え
などを要することなく世代管理を能率化できるバージョ
ン管理装置及び方法を提供することにある。
【0009】また、本発明の目的は、世代という時間的
な流れに合致した属性情報を利用して、各レコードの世
代管理を行うことができるバージョン管理装置及び方法
を提供することにある。
【0010】また、本発明の目的は、レコードの修正・
削除などを容易に行うことができ、またそのようなレコ
ード内容の変更によっても各世代のレコードを確実に検
索できるバージョン管理装置及び方法を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、段階的に更新された各世代のレコード群
を管理するバージョン管理装置において、前記各レコー
ドの格納に先立って、各レコード毎にそれが最初に所属
した世代を示す属性情報を付与する属性付与手段と、前
記属性情報が付与された各レコードが格納される世代統
合ファイルと、新世代のレコード群が作成された場合
に、そのレコード群の中で修正された修正レコードのみ
を前記統合ファイルへ追加格納する追加手段と、前記世
代統合ファイルから、前記属性情報に基づいて、特定世
代のレコードを検索するレコード検索手段と、を備え、
前記世代統合ファイルには世代間で共通のレコードが共
有されることを特徴とする。
【0012】上記構成によれば、各レコードの世代を管
理するため、各レコードには属性情報が設定され、その
属性情報に基づいて世代統合ファイル上において特定世
代の検索などが行われる。属性情報は、最初に所属した
世代を示す情報であり、その属性情報としては時間的な
前後を意味する情報とするのが望ましい。ここで、世代
統合ファイル内には、各世代に属するレコードが保存・
登録されるが、各世代間で共通のレコードは当該複数の
世代で共有される。すなわち、世代統合ファイルには、
それまで格納されていなかったレコードのみが追加格納
され、同じレコードの重複登録は排除される。よって、
本発明によれば記憶装置の記憶容量を効率的に利用で
き、また本発明によれば、基本的に単一のファイルのみ
を利用して各世代のレコードを一括管理できるので、外
部記憶装置からのファイルの読み込みなどは不要とな
る。すなわち、世代管理を簡素化・迅速化できる。
【0013】本発明の好適な態様では、前記属性情報は
望ましくは日時情報である。この日時情報によれば各世
代を時期的な面から管理でき、日時指定により検索など
が可能となる。つまり、世代自体は不明であるがある時
期の製品仕様を知りたい場合などに便利である。
【0014】本発明の好適な態様では、前記世代統合フ
ァイルにおいて各レコードは検索キー項目毎に管理さ
れ、前記各検索キー項目には1又は複数のレコードが対
応付けられる。すなわち、レコード変更がない検索キー
項目には初期レコードのみが対応付けられ、レコード変
更がある検索キー項目には初期レコードに加えて変更回
数に応じた個数の変更レコードが対応付けられる。各レ
コードは日時情報などの属性情報で管理され、その属性
情報の時間的前後から各世代で有効なレコードが特定さ
れる。
【0015】本発明の好適な態様では、前記レコード検
索手段は、各検索キー項目毎に、検索日時から戻って最
も新しい日時情報が付与されたレコードを検索すること
を特徴とする。すなわち、各検索キー項目毎に、検索日
時以前でそれに最も近いレコードを検索すれば、検索日
時以前でそれに最も近い世代に属するレコードを特定で
きる。このように本発明によれば、世代番号自体を指定
することなく、およその情報を与えるだけで、所望世代
のレコードを検索できるという利点がある。よって、フ
ァイル内容の知識が乏しい者でも簡単に検索作業を行う
ことができる。本発明の好適な態様では、不要となった
レコードの削除処理を行う削除手段を有する。ここで、
前記削除手段は、望ましくは、不要となったレコードと
同一の内容を有しかつ新しい属性情報及び削除フラグが
付与された削除マスクレコードを前記世代統一ファイル
に追加格納する。
【0016】上記構成によれば、削除マスクレコードが
世代統一ファイル内に格納されると、その削除マスクレ
コードに対して設定した属性情報(日時情報)を基準と
して、それ以後の世代については当該レコードが検索対
象から除外される。よって、実際にレコードの削除を行
うことなく、それと同様の結果を得ることができ、また
削除を世代毎に管理できるという利点がある。
【0017】すなわち、本発明の好適な態様では、前記
検索手段は、前記削除マスクレコードが検索された場合
にその検索キー項目にはレコードが存在しないものとし
て検索処理を行う。
【0018】本発明の好適な態様では、さらに、前記世
代統合ファイルの内容をコピーして作業ファイルを生成
する作業ファイル生成手段と、前記作業ファイルの内容
を基礎として新世代のレコード群を作成するレコード修
正手段と、を有する。
【0019】上記構成によれば、全世代のレコードが反
映されたファイルを基礎としながらファイルの更新作業
を行うことができ、更新後においては上記追加手段によ
って変更された修正レコードのみが自動的に抽出され、
もとの世代統合ファイルに追加登録される。
【0020】また、本発明の好適な態様では、前記世代
統合ファイルを参照しつつ逐次的に修正レコードを作成
する対話型修正手段を有し、前記追加手段は前記修正レ
コードを前記世代統合ファイルに追加格納する。
【0021】すなわち、各検索キー項目単位でレコード
の修正を行うものであり、ファイルコピーなどの時間を
削除でき、修正箇所のみの効率的なデータ処理が可能と
なる。
【0022】また、本発明の好適な態様では、前記日時
情報は各レコードを有効とする日時を示す情報である。
日時情報は、更新日時でもよいが、何らかの過去又は将
来の日時を指定することによって、日時検索と相俟って
多様な世代管理が可能となる。例えば、日時情報を製品
出荷時に合わせれば、実際に流通している製品の仕様と
世代とを合わせることができる。
【0023】さらに、本発明は上記目的を達成するため
に、段階的に更新された各世代のレコード群を管理する
バージョン管理方法において、各世代のレコード群の中
で複数世代間で共通のレコードを共有させることによっ
て互いに異なるレコードのみを世代統合ファイルに格納
し、その世代統合ファイルから各世代に属するレコード
を検索することを特徴とする。この構成によれば、上述
のように、重複したデータ登録を回避でき、また世代管
理を簡易化できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0025】図1には、本発明に係るバージョン管理装
置の全体構成が概念図として示されている。まず、この
図1を用いて装置の構成について説明し、その後に図2
〜図19を用いて各構成の動作について説明することに
する。
【0026】(A)装置構成の説明 図1において、中央に示されている世代統合ファイル1
0は、後述する図2や図3などに示されるように、各検
索キー項目毎に日時情報とデータ実体とを対応付けてな
るものである。ファイル作成部12は、世代統合ファイ
ル10に最初に登録する初期世代(第1世代)の新規フ
ァイル14を作成するものである。このファイル作成部
12は、入力装置及びデータベース作成ソフトウェアな
どで構成される。作成された新規ファイル14は、図1
の100で示すように世代統合ファイル10に登録され
るが、それに先立って、索キー項目毎に日時情報が付与
される。この日時情報は、各レコードが属する世代を管
理するための属性情報として機能するものであり、日時
情報としては、具体的には当該ファイルが作成された日
時や当該ファイルが有効となる日時など、適宜に選択さ
れる。
【0027】世代統合ファイル10は、各世代に亘って
単一のファイルを構成しており、各世代間で共通のレコ
ードは当該世代間において共有される。これについては
後に詳述する。
【0028】ファイルの更新を行う場合、すなわち次世
代を作成する場合には、まず作業ファイル24を作成す
る手段(図示せず)によって、図1の102で示される
ように世代統合ファイル10がコピーされ、いわゆるト
ランザクションファイルとして作業ファイル24が形成
される。この作業ファイル24に対し、修正部26によ
って修正が必要なレコードの内容が変更される。具体的
には、変更しようとする検索キー項目が特定され、その
検索キー項目について対応付けられたデータ実体の内容
が変更される。修正部26は、例えば入力部及びデータ
ベースの内容を変更するソフトウェアなどで構成され
る。
【0029】このように内容修正を経た作業ファイル2
4は変更レコード抽出部28に送られ、その変更レコー
ド抽出部28は内容修正されたレコードを特定し、その
レコードのみを抽出する。すなわち、本実施形態では、
世代間における差分すなわち変更されたレコードのみを
世代統合ファイル10に登録するため、修正された変更
レコードの抽出処理がなされている。なお、修正部26
による作業ファイル24に対する修正作業において、修
正されたレコードの日時情報を自動的に空欄などする処
理を行うことが望ましい。このような日時情報の空欄化
によれば、変更レコード抽出部28において、変更され
たレコードを容易に特定でき、変更修正がなされた作業
ファイル24と世代統合ファイル10との内容の比較を
行う煩雑さが回避される。
【0030】変更レコード抽出部28にて抽出された次
世代のみに存在するレコードが、図1に104で示され
るように、世代統合ファイル10に追加登録されるが、
それに先立って、日時設定部30によって、変更された
レコードについて日時情報が付加される。この日時設定
部30は上記の日時設定部16と同様の機能を有するも
のであるが、設定される日時情報は最初に設定した日時
情報とは異なるもので、基本的には最初に設定された日
時情報よりも後の日時情報が設定される。このような設
定によって、各レコード単位でそれが最初に有効となっ
た世代を把握することが可能となる。なお、日時設定部
16及び日時設定部30は例えばユーザー入力された日
時を各レコードに付加するプログラムなどで構成され
る。
【0031】以上のようなファイル修正作業を必要に応
じて繰返し行うことによって、世代統合ファイル10内
には第1世代のレコードとその後の各世代のレコードと
が統合格納され、各世代に亘って各レコードを一括管理
することが可能となる。
【0032】本実施形態においては、図1の第1修正追
加部20で示されるように、世代統合ファイル10を一
旦作業ファイル24としてコピーした後に修正を行う方
式と、図1の第2修正追加部22で示されるように世代
統合ファイル10から必要な検索とキー項目のデータ実
体を逐次的に読み取って修正を行う方式と、の2つの方
式を有する。第2修正追加部22についてさらに説明す
ると、対話型修正部32によって、指定された検索キー
項目のデータ実体が図1の106で示されるように読み
取られ、それが対話型修正部32で修正され、追加判定
部34を介して新たなレコードが図1の108で示され
るように世代統合ファイル10に登録される。追加判定
部34では、追加するレコードが適正なものか否か、す
なわち検索とキー項目と日時情報とで定まるレコードの
識別コードがユニークなものであるか、換言すれば既に
世代統合ファイル10内に存在しているものであるか否
かを判定し、それがユニークであれば追加が許可され
る。なお、レコードの修正追加については後に詳述す
る。
【0033】削除部36は、世代統合ファイル10内に
おいて、ある世代から不要となるレコードについて削除
処理を行うものであり、図1に示す実施形態では作業フ
ァイル24内の不要レコードを対象として削除フラグが
付与されている。削除フラグが付与されたレコードは、
変更レコード抽出部28において抽出され、図1の10
4で示されるように世代統合ファイル10に追加登録さ
れる。勿論、その場合削除フラグが付加されたレコード
には日時設定部30によって新たな日時情報が設定され
る。これについても後に詳述する。
【0034】なお、図1に示す実施形態では作業ファイ
ル24が削除部36の処理対象として示されているが、
勿論、世代統合ファイル10に対して逐次的にレコード
を指定し、また削除フラグが設定されたレコードを新た
に追加することによってその削除処理を行ってもよい。
【0035】検索部40は、複数世代に亘ってレコード
が統合管理された世代統合ファイル10を対象として、
検索日時指定部42によってユーザ指定された検索日時
を基準として、その検索日時によって示される世代のレ
コードを検索キー項目単位で検索するものである。すな
わち世代統合ファイル10において、各レコードは検索
キー項目毎に管理されており、各検索キー項目内におい
て検索日時を最大としてそれにもっとも近い日時情報を
有するレコードが検索される。検索部40の検索結果
は、指定された世代のファイル44として出力される。
【0036】なお、対話型修正部32は、ディスプレ
ー、入力装置及び対話型修正処理を実行するプログラム
などで構成され、追加判定部34及び検索部40は基本
的にそれを実行するプログラムなどで構成される。さら
に、検索日時指定部42は例えばキーボードなどの入力
装置で構成される。
【0037】以上のように、図1に示す実施形態は、通
常の計算機において成立可能であり、また段階的にファ
イル内容が更新されるようなデータベース管理において
適用可能である。
【0038】(B)動作の説明 次に、図2〜図19を用いて図1に示した各構成の具体
的な動作について説明する。
【0039】図2〜図18に示す例は、自動車の仕様管
理において本発明に係るバージョン管理方法を適用した
場合のものである。周知のように、自動車の仕様はユー
ザーの多様化の要請を背景として、極めて変化が多く、
そのような場合に特に本発明に係るバージョン管理が有
効である。
【0040】(b1)新規ファイル作成 まず、図1に示したファイル作成部12によって第1世
代を構成する新規ファイル14が作成される。その作成
された新規ファイルが図2に示されている。このファイ
ルは上記のように仕様管理のためのファイルであり、自
動車の仕様に相当する検索キー項目毎に、日時情報(属
性情報)としての使用開始日時及び実際の使用内容を示
すデータ実体が対応付けられる。例えば、検索キー項目
として搭載エンジン、総排気量、ボディ形状、定員、…
などが定められ、データ実体としてはそれに対応してS
OHC4気筒、1809CC、モノコック4ドア、5
人、…のようにそれぞれ対応付けられている。ここで、
検索キー項目はユーザーによって任意に指定でき、その
指定された検索キー項目毎にユーザーによってデータ実
体が入力される。
【0041】図2に示すように、全てのデータ実体の登
録が完了して、図1に示す新規ファイル14が完成され
た後において、日時設定部16によって各検索キー項目
毎に使用開始日時が設定付与される。ここでは、その最
初に決定した仕様が有効となる日時が使用開始日時とし
て入力されており、すなわち図3に示すように各検索キ
ー項目毎に同一の19961001000000が設定
されている。これは1996年10月1日午前0時0分
を意味するものである。この実施形態ではこの日時はそ
の製品の市場出荷開始日時を意味している。勿論、ファ
イルの利用形態に応じて任意の日時を設定することがで
きる。但し、第1世代を構成する各検索キー項目につい
ては同一の日時情報を付与する必要があり、またそれ以
降において各世代のレコードを追加する場合には、その
追加時において各世代毎の追加レコードに同一の日時情
報を付与する必要がある。
【0042】ちなみに、この日時情報の付与は、上記の
ように人為的に行うこともできるが、例えばエントリー
日時などを利用することによって自動化も可能である。
図3に示すように、第1世代のファイルが完成した後、
図1の100で示すように、そのファイルが世代統合フ
ァイル10に登録される。
【0043】(b2)レコード修正の第1例 次に、第1世代を基礎とする第2世代の作成すなわちレ
コードの修正について説明する。図4には、その一例が
示されており、エンジン、総排気量、ブレーキの3つの
仕様(検索キー項目)について、旧仕様と新仕様とが示
されている。このような変更内容を世代統合ファイル1
0に反映させるためには、まず、図1に示したように世
代統合ファイル10がコピーされ、作業ファイル24が
作成される。そのコピーされた作業ファイル24の内容
が図5に示されており、ここで図5に示す網掛け部分は
変更対象を示している。このような作業ファイル24に
対して、修正部26によって上述した3つの検索キー項
目についてのデータ実体が変更される。図6(A)には
図5に示したものと同じ変更前のファイル内容が示され
ており、図6(B)には変更後のファイル内容が示され
ている。修正部26は、変更が行われたレコードの日時
情報(使用開始日時)を自動的に空欄にする処理を行っ
ている。勿論、全ての桁に0あるいは9などの特定の数
値を入力することによってそれが変更対象となったレコ
ードであることを識別させてもよい。
【0044】この修正作業においては、ユーザーは例え
ばディスプレイに表示された作業ファイル24の内容を
見ながら、キーボードなどを利用して特定の検索キー項
目のデータ実体を変更することにより、その変更内容が
修正部26によって自動認識され、作業ファイル24の
内容が更新される。
【0045】このように変更された内容を有する作業フ
ァイル24は、上述したように変更レコード抽出部28
に送られ、そこで図6(B)に網掛けで示すように変更
対象となったレコードのみが抽出される。これと並行し
て、日時設定部30によって第1世代で付与された使用
開始日時とは異なる使用開始日時、例えばその変更後の
仕様をもった製品が実際に市場に出荷される日時が、変
更されたレコードに対して付与される。そして、そのよ
うな使用開始日時が付与された変更レコードのみが世代
統合ファイル10に新たに追加登録される。その追加登
録された状態が図7に示されている。図7に示すよう
に、網掛けで示す第2世代のみに属すレコードが追加さ
れており、具体的には、搭載エンジンの検索キー項目に
は2つのデータ実体が対応付けられ、以下同様に、総排
気量及びブレーキについてもそれぞれ2つずつのデータ
実体が対応付けられている。勿論、それらのデータ実体
に付与された使用開始日時は第1世代と第2世代とでは
異なっている。ちなみに、このように変更された検索キ
ー項目以外の項目については、そのレコードが第1世代
と第2世代とで共有されている。
【0046】(b3)レコード修正の第2例 以上の修正作業は、図1に示す第1修正追加部20によ
るものであったが、次に、他の実施形態として第2修正
追加部22による修正作業について説明する。
【0047】図1に示す対話型修正部32を起動させる
と、図8に示すように、まずディスプレイに検索画面が
表示される。その検索画面内には指定する検索キー項目
の入力欄が表示される。そこで、ユーザーはキーボード
などを利用して、特定の検索キー項目の内容を入力す
る。すると、対話型修正部32は、図9に示すように、
世代統合ファイル10内に登録されている第1世代のフ
ァイルにアクセスし、当該入力された検索キー項目に対
応するデータ実体の読取りを行う。図8及び図9に示す
例では検索キー項目として搭載エンジンが指定されてい
るため、そのデータ実体としてSOHC4気筒が読み取
られている。この場合、図9に示すように使用開始日時
は空欄とされ、図10に示すように、ユーザーによって
データ実体及び使用開始日時が入力指定される。これに
よって、検索キー項目についてのデータ実体の変更及び
新たな使用開始日時の付与がなされたので、対話型修正
部32は追加判定部34を介してそのレコードを世代統
合ファイル10に追加登録する(図11参照)。但し、
その追加登録に先立って、追加判定部34がレコード内
容の適否を判定しており、具体的には、検索キー項目と
使用開始日時との組合わせが世代統合ファイル10上に
おいて1つ特定されるような場合にのみに追加登録が許
可されている。
【0048】そして、以上のように対話型修正部32に
よって各検索キー項目に対する修正作業をくり返し行え
ば、図12に示されるように、第1世代のみが登録され
ている世代統合ファイル10に対して第2世代を追加登
録することが可能となる。この図12に示す例では、図
7に示した例と同様に、搭載エンジン、総排気量及びブ
レーキについて新しいレコードが登録されている。な
お、図12において網掛け部分は追加レコードを示して
いる。
【0049】なお、対話型修正部32による検索キー項
目毎の逐次修正においては、同時に修正した各レコード
については同一の使用開始日時を設定する。その設定は
上記のように人為的に行ってもよいが、それを自動化す
ることも可能である。
【0050】(b4)レコード削除 次に、次世代で不要となったレコードの削除について説
明する。前世代で存在していたレコードが次世代では不
要となった場合、本実施形態では、上述のように削除対
象となるレコードに削除フラグを立てることによってそ
の削除対象が特定される。この場合、単に世代統合ファ
イル10から削除したいレコードを削除してしまうと、
その削除以前の世代についての情報が損われてしまうた
め、本実施形態では、図14に示すように、同一の検索
キー項目に対して、異なる使用開始日時(日時情報)と
同一内容のデータ実体と削除フラグとを対応付けた新し
いレコード(削除マスクレコード)を新たに追加登録す
ることによって、その削除処理を行っている。以下、具
体的に説明する。
【0051】図13には、第2世代までが登録された世
代統合ファイル10の内容が示されている。ここにおい
て204で示されるレコードは第3世代において削除し
ようとするレコードである。本実施形態では、このレコ
ード204を第3世代で削除しようとする場合、まず世
代統合ファイル10をコピーすることによって作業ファ
イル24が作成され、その作業ファイル24に対して削
除部36によって新たに削除用の削除マスクレコードが
追加作成される。その状態が図14に示されている。レ
コード206は削除マスクレコードであり、レコード2
04を第3世代においてマスクするために、同一の検索
キー項目について同一のデータ実体と、異なる使用開始
日時と、さらに削除フラグと、が付与されたものであ
る。すなわち、レコード204と削除マスクレコード2
06とを対比した場合、使用開始日時のみが異なってお
り、後に詳述するように、第3世代に相当する検索日時
が設定された場合、オプション2のデータ実体としてレ
コード206が特定されることになるが、当該レコード
206には削除フラグが付与されているため、オプショ
ン2についてはレコードが存在しないものとして処理さ
れる。すなわち、レコード204に対してレコード20
6を重ね合わせることによって使用開始日時が前のレコ
ードをデータ検索上隠蔽するものである。勿論、その第
3世代に相当する使用開始日時よりも前に検索日時が設
定されれば、レコード204が検索対象となる。
【0052】以上のように、削除フラグが付加された削
除マスクレコードの追加登録によって、もとのレコード
を変更したり削除したりすることなく、データ検索上特
定の世代から特定のレコードを削除することが可能とな
る。
【0053】(b5)検索処理 次に、図1に示した検索部40による検索処理について
説明する。
【0054】図15(A)には、上述のようなレコード
の修正や削除が行われ、すなわち複数世代が登録された
世代統合ファイル10の内容が示されている。この図1
5(A)に示すファイル内容において、検索キー項目の
中には複数のデータ実体が対応しているものがあり、ま
たオプション2については削除フラグが付加されてい
る。
【0055】各レコード毎にそれが共有されている世代
を参考として示したものが図15(B)である。なお、
共有世代として示されている数字は、世代番号を示して
いる。
【0056】本実施形態では、各世代のレコードを検索
する場合には、ユーザーは特に世代番号を意識すること
は不要であり、例えばあの頃の情報が欲しいというよう
な場合の「あの頃」に相当するような日時を検索日時と
して指定することができる。そして、そのような指定に
基づいて、それを最大として最も近い使用開始日時が付
されたレコードが各検索キー項目毎に特定される。
【0057】例えば、図15(A)に示したファイル内
容を有する世代統合ファイル10に対して第1世代の検
索を行う場合、検索日時として例えば1996年12月
31日を指定する。具体的には、検索日時として199
61231000000を入力する。すると、図16に
示されるように、その検索日時を最大としてその検索日
時に最も近いレコードが各検索キー項目単位で特定され
る。図16においてはその検索されたレコードが網掛け
で示されている。図16に示されるように、例えば検索
キー項目「搭載エンジン」については、第2世代に相当
するレコードは無視され、第1世代に相当するレコード
のみが抽出されている。
【0058】また、第2世代を検索する場合には、例え
ばあの頃の情報が欲しいという場合の「あの頃」に相当
する日時として1999年12月31日を指定する。具
体的には検索日時指定部42を用いて検索日時として1
9991231000000を入力する。すると、検索
部40によってその指定された検索日時を最大としてそ
れに最も近いレコードが各検索キー項目毎に特定され
る。その状態が図17に網掛けとして示されている。図
17に示されるように、例えば検索キー項目の「搭載エ
ンジン」については、第2世代のレコードが抽出されて
いる。
【0059】また、第3世代を検索する場合には、上記
の「あの頃」として2001年12月31日を指定す
る。具体的には、検索日時指定部42を用いて検索日時
として200011231000000を入力する。す
ると、検索部40が世代統合ファイル10が検索され
て、図18に示すように第3世代に属するレコードのみ
が抽出される。検索されたレコードは図18において網
掛けで示されている。この場合、図18に示されるよう
に、検索キー項目のオプション2については、検索部4
0は削除フラグが付加されたレコードを特定することに
なるが、そのレコードには削除フラグが付加されている
ため、検索部40はオプション2についてはそのレコー
ドが存在しないものとして検索処理を行う。
【0060】以上のように、検索日時の漠然とした指定
によって、その検索日時と同じ日時またはそれ以前で最
も近い日時のレコードを抽出でき、これによって所望の
世代のレコードを抽出でき、ユーザーの操作性を向上で
きるという利点がある。
【0061】図19には、図1に示した検索部40の動
作がフローチャートとして示されている。S101で
は、検索日時指定部42によってユーザーによって指定
された検索日時が読み取られる。S102では、検索キ
ー項目の順番を示すnに初期値として1が代入される。
S103では、n番目の検索キー項目から全てのレコー
ドが抽出され、S104ではその抽出されたレコードの
中で、検索日時以前で最新のレコードが判定される。そ
して、S105では、そのS104で判定されたレコー
ドについて削除フラグが付加されているか否かが判定さ
れ、削除フラグが付与されていればそのままS107が
実行され、一方、削除フラグが付与されていなければS
106においてS104で判定されたレコードを当該検
索キー項目のレコードとして一時的に保存する。
【0062】S107では、全項目についてレコード検
索が終了したか否かが判定され、終了していない場合に
はS108においてnの値が1つだけインクリメントさ
れ、S103からの各工程が繰返し実行される。そし
て、最終的にS107において全項目について検索が終
了したことが判定されると、特定された世代のレコード
群で構成されるファイルが出力されることになる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各世代間で共通するレコードの重複登録を排除でき、こ
れによって記憶装置の記憶容量を有効利用でき、また世
代間においてファイルの切替などを行うことなく各世代
の管理を統合して行うことができるという利点がある。
また、本発明によれば、日時情報などの世代に合致した
属性情報を活用して各レコードの世代管理を行うことが
できるという利点がある。さらに、本発明によれば、レ
コードの修正や削除などを容易に行うことができ、その
ようなレコードの内容の変更によっても各世代のレコー
ドを確実に保存・検索できるという利点がある。
【0064】また、本発明によれば、世代自体の指定を
行うことなく、およその日時を指定することによって所
望の世代のレコードを抽出でき、検索時におけるユーザ
ーの負担を軽減できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るバージョン管理装置の全体構成
を示す概念図である。
【図2】 第1世代のファイルの作成にあたってデータ
実体の登録が終了した状態を示す図である。
【図3】 第1世代のファイルが完成された状態を示す
図である。
【図4】 検索キー項目とその修正内容を示す図であ
る。
【図5】 修正を行うレコードを含むファイルの内容を
示す図である。
【図6】 データの更新がされる前のファイルの内容と
された後のファイルの内容を示す図である。
【図7】 第2世代が追加されたファイルの内容を示す
図である。
【図8】 対話形式によるレコード修正にあたって表示
される検索画面を示す図である。
【図9】 検索画面における検索キー項目の指定と指定
された検索キー項目のデータ実体の読取りを示す図であ
る。
【図10】 ユーザーによる使用開始日時及びデータ実
体の入力を示す図である。
【図11】 レコードが追加されたファイルの内容を示
す図である。
【図12】 第2世代が追加されたファイルの内容を示
す図である。
【図13】 第2世代までが登録されたファイルの内容
を示す図である。
【図14】 第3世代で削除マスクレコードが登録され
たファイルの内容を示す図である。
【図15】 複数世代でレコードが共有されたファイル
の内容と各レコードが共有される世代を示す図である。
【図16】 第1世代の検索結果を示す図である。
【図17】 第2世代の検索結果を示す図である。
【図18】 第3世代の検索結果を示す図である。
【図19】 検索部の動作を示すフローチャートであ
る。
【図20】 従来のバージョン管理方法を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 世代統合ファイル、12 ファイル作成部、14
新規ファイル、16日時設定部、24 作業ファイ
ル、26 修正部、28 変更レコード抽出部、30
日時設定部、32 対話型修正部、34 追加判定部、
40 検索部、42 検索日時指定部。
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】このように内容修正を経た作業ファイル2
4は変更レコード抽出部28に送られ、その変更レコー
ド抽出部28は内容修正されたレコードを特定し、その
レコードのみを抽出する。すなわち、本実施形態では、
世代間における差分すなわち変更されたレコードのみを
世代統合ファイル10に登録するため、修正された変更
レコードの抽出処理がなされている。なお、修正部26
による作業ファイル24に対する修正作業において、修
正されたレコードの日時情報を自動的に空欄などする
処理を行うことが望ましい。このような日時情報の空欄
化によれば、変更レコード抽出部28において、変更さ
れたレコードを容易に特定でき、変更修正がなされた作
業ファイル24と世代統合ファイル10との内容の比較
を行う煩雑さが回避される。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段階的に更新された各世代のレコード群
    を管理するバージョン管理装置において、 前記各レコードの格納に先立って、各レコード毎にそれ
    が最初に所属した世代を示す属性情報を付与する属性付
    与手段と、 前記属性情報が付与された各レコードが格納される世代
    統合ファイルと、 新世代のレコード群が作成された場合に、そのレコード
    群の中で修正された修正レコードのみを前記統合ファイ
    ルへ追加格納する追加手段と、 前記世代統合ファイルから、前記属性情報に基づいて、
    特定世代のレコードを検索するレコード検索手段と、 を備え、 前記世代統合ファイルには世代間で共通のレコードが共
    有されることを特徴とするバージョン管理装置。
  2. 【請求項2】 前記属性情報は日時情報であることを特
    徴とする請求項1記載のバージョン管理装置。
  3. 【請求項3】 前記世代統合ファイルにおいて各レコー
    ドは検索キー項目毎に管理され、前記各検索キー項目に
    は1又は複数のレコードが対応付けられることを特徴と
    する請求項2記載のバージョン管理装置。
  4. 【請求項4】 前記レコード検索手段は、各検索キー項
    目毎に、検索日時から戻って最も新しい日時情報が付与
    されたレコードを検索することを特徴とする請求項3記
    載のバージョン管理装置。
  5. 【請求項5】 不要となったレコードの削除処理を行う
    削除手段を有することを特徴とする請求項1記載のバー
    ジョン管理装置。
  6. 【請求項6】 前記削除手段は、不要となったレコード
    と同一の内容を有しかつ新しい属性情報及び削除フラグ
    が付与された削除マスクレコードを前記世代統一ファイ
    ルに追加格納することを特徴とする請求項5記載のバー
    ジョン管理装置。
  7. 【請求項7】 前記検索手段は、前記削除マスクレコー
    ドが検索された場合にその検索キー項目にはレコードが
    存在しないものとして検索処理を行うことを特徴とする
    請求項6記載のバージョン管理装置。
  8. 【請求項8】 前記世代統合ファイルの内容をコピーし
    て作業ファイルを生成する作業ファイル生成手段と、 前記作業ファイルの内容を基礎として新世代のレコード
    群を作成するレコード修正手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載のバージョン管
    理装置。
  9. 【請求項9】 前記世代統合ファイルを参照しつつ逐次
    的に修正レコードを作成する対話型修正手段を有し、 前記追加手段は前記修正レコードを前記世代統合ファイ
    ルに追加格納することを特徴とする請求項1記載のバー
    ジョン管理装置。
  10. 【請求項10】 前記日時情報は各レコードを有効とす
    る日時を示す情報であることを特徴とする請求項2記載
    のバージョン管理装置。
  11. 【請求項11】 段階的に更新された各世代のレコード
    群を管理するバージョン管理方法において、 各世代のレコード群の中で複数世代間で共通のレコード
    を共有させることによって互いに異なるレコードのみを
    世代統合ファイルに格納し、その世代統合ファイルから
    各世代に属するレコードを検索することを特徴とするバ
    ージョン管理方法。
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