JP2015064905A - 時限データの履歴管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】時限データを格納しておくDBサーバ16と、売価履歴管理部22を備えた時限データの第1の履歴管理システム10。DBサーバ16は、売価基本ID、商品ID、売価を備えた売価基本テーブル34と、売価適用開始ID、売価基本ID、適用開始日を備えた売価適用開始テーブル36と、売価適用終了ID、売価基本ID、適用終了日を備えた売価適用終了テーブル38と、売価適用開始IDを備えた売価適用開始取消テーブル40と、売価適用終了取消IDを備えた売価適用終了取消テーブル42を備える。売価履歴管理部22は、時限データの追加、削除、参照に際し、DBサーバ16にSQLを発行して必要な処理を求める。特定の売価データの削除は、売価適用開始取消テーブル40及び売価適用終了取消テーブル42に対応の売価適用開始ID及び売価適用終了IDを登録することにより、論理的に実現される。
【選択図】図1
Description
HP Designjet L25500用保守サービス製品 特別価格キャンペーン インターネットURL:http://h50146.www5.hp.com/products/printers/designjet/campaign/latex_carepack201103/ 検索日:2012年2月1日
しかも、時限データを削除する場合に、該当の時限データをテーブル上から物理的に削除するのではなく、適用開始取消テーブルに適用開始データのIDを登録すると共に、適用終了取消テーブルに適用終了データのIDを登録することによって論理的に削除する方式を採用している。また、時限データを修正する場合でも、該当の時限データ自体を修正するのではなく、修正後の時限データを新たな時限データとして追加することで、論理的に修正する方式を採用している。この結果、処理の簡素化及び汎用化が実現されると共に、時限データの履歴を削除履歴や変更履歴をも含めて完全な形で保全することが可能となり、データの再利用性と再現性が向上する。
しかも、プログラム部品は汎用性があるため一度テストしておけば済み、具体的なテーブルに対応したクラスも人手を介すことなく自動生成されるため、具体的な履歴管理部を生成する都度、連結テストを実施する必要がない。
以上のことから、この時限データの履歴管理システムを様々な業務システム中に組み込むことが、極めて容易となる。
各サーバ間は、通信ネットワークを介して接続されている。
また、Webサーバ12には、通信ネットワークを介して、ユーザの操作するクライアント端末17が接続される。
クライアント端末17は、PC等のコンピュータよりなり、OSやWebブラウザ、テキストエディタ等のプログラムを搭載している。
上記のデータ参照部18、データ更新部20、売価履歴管理部22、テーブル設定部24、型生成部26、コンパイラ28は、APサーバ14のCPUが、専用のアプリケーションプログラムに従って所定の処理を実行することで実現される。また、型格納部27は、APサーバ14の外部記憶装置内に設けられている。データアクセス汎用部品30も、同外部記憶装置内に格納されている。
まず、売価基本テーブル34は、「売価基本ID(主キー)」、「商品ID(外部キー)」、「売価」及び「登録日時」のデータ項目を備えている。
また、売価適用開始テーブル36は、「売価適用開始ID(主キー)」、「売価基本ID(外部キー)」、「適用開始日」及び「登録日時」のデータ項目を備えている。有効期限が時間単位で設定される場合には、適用開始日の代わりに、「適用開始日時」のデータ項目が設けられる。
売価適用終了テーブル38は、「売価適用終了ID(主キー)」、「売価基本ID(外部キー)」、「適用終了日」及び「登録日時」のデータ項目を備えている。有効期限が時間単位で設定される場合には、適用終了日の代わりに、「適用終了日時」のデータ項目が設けられる。
売価適用開始取消テーブル40は、「売価適用開始ID(主キー/外部キー)」及び「登録日時」のデータ項目を備えている。
売価適用終了取消テーブル42は、「売価適用終了ID(主キー/外部キー)」及び「登録日時」のデータ項目を備えている。
(1)キー項目は一つに限定される。
したがって、複数の項目の組合せによってキー項目を構成すること(複合キー)は、禁止される。
したがって、値に変更が生じた場合など、発生タイミングの異なる情報は別レコードとしてテーブルに格納されることとなる(詳細は後述)。
まず「NULL値禁止制約」とは、データ項目の値としてNULL(値なし)を充填することが禁止されることを意味しており、このようなNULL値の充填を想定したデータ項目の設定自体が許容されないことになる。
つぎに「フラグ値禁止制約」とは、データ項目の値としてフラグ値(「1/0」、「ON/OFF」、「TRUE/FALSE」等の2値データ)を充填することが禁止されることを意味しており、このようなフラグ値の充填を想定したデータ項目の設定自体が許容されないことになる。
「区分値禁止制約」とは、データ項目の値として区分値(「1:正社員」、「2:パート」、「3:アルバイト」等)を充填することが禁止されることを意味しており、このような区分値の充填を想定したデータ項目の設定自体が許容されないことになる。
また、「売価適用開始取消」に関するデータも、通常であれば売価適用開始テーブル36において「売価適用開始取消フラグ」等のデータ項目が設けられ、各レコードに「1/0」等のフラグ値を充填することで状態が管理されるか、あるいは売価取消開始レコード自体が削除されるところであるが、売価適用開始取消テーブル40を売価適用開始テーブル36とは別個に設けることにより、売価適用開始取消の状態管理がなされている。要するに、この売価適用開始取消テーブル40に登録された売価適用開始IDが「取消」状態にあることとなり、レコードの有無によって取消の有無が表現されている。
図3(a)は、クライアント端末17のWebブラウザ上に表示された検索条件入力画面50を示しており、同画面50は商品ID、年月日、売価の項目を備えている。
これに対しユーザが、商品IDとして「A」を、年月日として「2010/10/03」を入力して検索ボタン52をクリックすると、これらの検索条件がWebサーバ12経由でAPサーバ14に送信される。
これを受けたデータ参照部18は、売価履歴管理部22に上記の検索条件を渡し、検索処理を依頼する。
つぎに売価履歴管理部22は、DBサーバ16から受信したデータから売価基本IDを抽出し、売価適用開始テーブル36及び売価適用終了テーブル38から対応の売価基本IDに係るデータの取得を依頼する内容のSQLをDBサーバ16に対して発行する。
図4は、DBサーバ16から送信されたデータに基づいて生成された商品ID:Aの売価適用情報を時系列に沿って並べた模式図である。
この売価適用情報が「削除」されていることは、具体的には、売価適用開始取消テーブル40及び売価適用終了取消テーブル42に、対応の売価適用開始ID及び売価適用終了IDが登録されていることから判定される(詳細は後述)。
同様に、実線で表示された(3)の売価適用情報は、売価が600円、適用開始日が「2010/10/01」、適用終了日が「2010/12/25」、登録日が「2010/08/15」であり、削除されていないことを示している。
同じく実線で表示された(4)の売価適用情報は、売価が500円、適用開始日が「2010/11/01」、適用終了日が「2010/12/25」、登録日が「2010/10/25」であり、削除されていないことを示している。
同じく実線で表示された(5)の売価適用情報は、売価が500円、適用開始日が「2010/11/01」、適用終了日が「2011/01/31」、登録日が「2010/12/25」であり、削除されていないことを示している。
売価履歴管理部22は、各売価適用開始データ及び売価適用終了データの登録日時を比較し、同一の登録日時を備えた両データを抽出することにより、有効期間の始期と終期を備えた売価適用情報を生成する。
ただし、このように適用期間が重複している複数の売価適用情報が併存する場合には、登録日時が後の売価適用情報が優先されるルールに従い、売価履歴管理部22は(3)の売価適用情報の「600円」を「2010年10月3日」における有効な売価と認定し、データ参照部18に出力する。
この結果、Webサーバ12からクライアント端末17に対して、検索結果画面が送信される。
図3(b)は、クライアント端末17のWebブラウザ上に表示された検索結果画面54を示すものであり、「売価」の項目に「600」(円)の値が表示されている。
これによりユーザは、商品ID:Aの商品を売価600円で販売した期間を認識することが可能となる。
リストアップされた各売価適用情報は、No、売価、適用開始、適用終了、登録日時の表示項目を備えている。
この表示用データも、売価履歴管理部22によって生成される。
まず売価履歴管理部22は、DBサーバ16に対して「商品ID:A/売価:550円」の売価基本データが既に登録されているか否かを照会するSQLを発行する。
ここで、「商品ID:A/売価:550円」の売価基本データが売価基本テーブル34に存在した場合、当該売価基本データの売価基本IDに関連付けた売価適用開始データ(適用開始日:2010/11/01)を売価適用開始テーブル36に追加することを求めるSQLと、同売価基本IDを指定した売価適用終了データ(適用終了日:2010/12/25)を売価適用終了テーブル38に追加することを求めるSQLを、DBサーバ16に発行する。
つぎに売価履歴管理部22は、DBサーバ16から上記売価基本データの売価基本IDを取得した後、当該売価基本IDを指定した売価適用開始データ(適用開始日:2010/11/01)を売価適用開始テーブル36に追加することを求めるSQLと、同売価基本IDを指定した売価適用終了データ(適用終了日:2010/12/25)を売価適用終了テーブル38に追加することを求めるSQLを、DBサーバ16に発行する。
ユーザは、売価と共に適用開始日及び適用終了日の修正を同時にリクエストすることも当然に可能である。
まず売価履歴管理部22は、DBサーバ16に対して、NO.0014の売価適用情報に係る売価適用開始IDを売価適用開始取消テーブル40に格納することを求めるSQLを、DBサーバ16に発行する。
同時に売価履歴管理部22は、DBサーバ16に対して、上記売価適用情報に係る売価適用終了IDを売価適用終了取消テーブル42に格納することを求めるSQLを、DBサーバ16に発行する。
以上の結果、売価基本ID:0041の売価履歴データは、論理的に削除された状態となる。
図示は省略したが、この新規登録画面は図6に示した詳細画面60と同様、商品ID、売価、適用開始、適用終了の項目を備えている。ただし、各項目には文字列が充填されてはおらず、空白となされている。
まず売価履歴管理部22は、DBサーバ16に対して、入力された商品ID及び売価を備えた売価基本データが既に登録されているか否かを照会するSQLを発行する。
ここで、該当の売価基本データが売価基本テーブル34に存在した場合、売価履歴管理部22は、当該売価基本データの売価基本ID及び入力された売価適用開始日を備えた売価適用開始データを売価適用開始テーブル36に追加することを求めるSQLと、同売価基本ID及び入力された売価適用終了データを売価適用終了テーブル38に追加することを求めるSQLを、DBサーバ16に発行する。
つぎに売価履歴管理部22は、DBサーバ16から上記売価基本データの売価基本IDを取得した後、当該売価基本ID及び入力された売価適用開始日を備えた売価適用開始データを売価適用開始テーブル36に追加することを求めるSQLと、同売価基本ID及び入力された売価適用終了日を備えた売価適用終了データを売価適用終了テーブル38に追加することを求めるSQLを、DBサーバ16に発行する。
そして、DBサーバ16に格納された各テーブルにアクセスするためには、それぞれのテーブル構成(「売価基本テーブル」等のテーブル名や、「売価」等のカラム名)を認識している必要がある。このため、売価履歴管理部22は文字通り売価履歴の管理機能に特化されたものであり、これを税率履歴管理システムなどとして流用することはできない。
このため、この第1の履歴管理システム10にあっては、各テーブルの設定時に当該テーブルの構成にマッチした「○○履歴管理部」を、自動生成する機能を備えている。
ユーザは、このテーブル設定画面上で、テーブルの名称(売価基本テーブル等)、データ項目名(売価基本ID等)、データ型、桁数等を指定し、テーブル設定部24に送信する。
これを受けたデータベース管理システム32は、この設定データに従って新規のテーブル(売価基本テーブル34、売価適用開始テーブル36、売価適用終了テーブル38、売価適用開始取消テーブル40、売価適用終了取消テーブル42)をDBサーバ16の記憶装置内に生成する。
これらクラスの実体は、対応テーブルの名称、データ項目、データ型、桁数等が記述されたプログラムである。
すなわち、データアクセス汎用部品30は、「○○履歴管理部」が共通して実行すべき処理ロジックの部分のコードを備えたプログラム部品であり、これに対して処理対象となる売価基本テーブル等の具体的な構成を組み込むことにより、当該売価履歴データの管理に特化した売価履歴管理部22が生成される。
また、データアクセス汎用部品30のコーディング自体は人間の手によってなされるものであるが、汎用的に使い回すことができるため、事前に厳重なテストを施し、バグを徹底的に潰しておけば、「○○履歴管理部」を生成する都度、テストを実施する必要がない。
以上のことから、操作対象となる各テーブルの構成に特化した各種履歴管理部を生成する度にテストを実施する必要がないということになる。
この場合、まずユーザは、クライアント端末17からテーブル設定部24にアクセスし、新規テーブルの作成をリクエストする。この結果、テーブル設定画面がクライアント端末17に送信され、Webブラウザ上に表示される(図示省略)。
ユーザは、このテーブル設定画面上で、テーブルの名称(税率基本テーブル等)、データ項目名(税率基本ID等)、データ型、桁数等を指定し、テーブル設定部24に送信する。
これを受けたデータベース管理システム32は、この設定データに従って税率の履歴管理に特化したテーブルとして、税率基本テーブル76、税率適用開始テーブル77、税率適用終了テーブル78、税率適用開始取消テーブル79、税率適用終了取消テーブル80を、DBサーバ16の記憶装置内に生成する。
まず、税率基本テーブル76は、「税率基本ID(主キー)」、「国ID(外部キー)」、「税率」及び「登録日時」のデータ項目を備えている。
また、税率適用開始テーブル77は、「税率適用開始ID(主キー)」、「税率基本ID(外部キー)」、「適用開始日」及び「登録日時」のデータ項目を備えている。
税率適用終了テーブル78は、「税率適用終了ID(主キー)」、「税率基本ID(外部キー)」、「適用終了日」及び「登録日時」のデータ項目を備えている。
税率適用開始取消テーブル79は、「税率適用開始ID(主キー/外部キー)」及び「登録日時」のデータ項目を備えている。
税率適用終了取消テーブル80は、「税率適用終了ID(主キー/外部キー)」及び「登録日時」のデータ項目を備えている。
(1)キー項目は一つに限定される。
(2)各テーブルにはレコードの追加のみが許容され、既存レコードの値の更新やレコードの削除は禁止される。
(3)各テーブルのカラムには、NULL値禁止制約、フラグ値禁止制約、区分値禁止制約が課せられる。
これ以降、この第1の履歴管理システム10は税率履歴管理システムとして機能し、税率基本テーブル76、税率適用開始テーブル77、税率適用終了テーブル78、税率適用開始取消テーブル79、税率適用終了取消テーブル80に対応のデータが蓄積されていく。
図9(a)は、クライアント端末17のWebブラウザ上に表示された検索条件入力画面87を示しており、同画面87は国ID、年月日、税率の項目を備えている。
これに対しユーザが、国IDとして「JP」を、年月日として「2009/01/03」を入力して検索ボタン88をクリックすると、これらの検索条件がWebサーバ12経由でAPサーバ14に送信される。
これを受けたデータ参照部18は、税率履歴管理部86に上記の検索条件を渡し、検索処理を依頼する。
つぎに税率履歴管理部86は、DBサーバ16から受信したデータから税率基本IDを抽出し、税率適用開始テーブル77及び税率適用終了テーブル78から対応の税率基本IDに係るデータの取得を依頼する内容のSQLをDBサーバ16に対して発行する。
データ参照部18は、この検索結果データをWebサーバ12に送信する。
この結果、Webサーバ12からクライアント端末17に対して、検索結果画面が送信される。
図9(b)は、クライアント端末17のWebブラウザ上に表示された検索結果画面89を示すものであり、「税率」の項目に「5」(%)の値が表示されている。
これに対し、第1の履歴管理システム10の場合には、時限データの履歴管理のためのテーブルを、「基本テーブル」、「適用開始テーブル」、「適用終了テーブル」、「適用開始取消テーブル」、「適用終了取消テーブル」の5つに統一すると共に、履歴管理の処理ロジックをデータアクセス汎用部品30として共通化しておき、これに具体的なテーブル構成を適用することにより、各種の時限データに特化した履歴管理部を自動生成する仕組みを備えている。
この結果、個別に履歴管理システムを構築したりテストを実施したりする手間が省けることはもちろん、時限データの種類を問わず共通の仕組みを備えることにより、メンテナンス性が向上する利点が生じる。
他のテーブルの構成は、図2に示したものと同じである。
これに対し、売価適用開始ID及び売価適用終了IDの項目を備えた売価適用期間テーブル91を設けることにより、両データを別個のタイミングで登録しても、有効期間を正しく管理することが可能となる。
つぎにデータベース管理システム32は、売価適用開始テーブル36に売価基本ID及び適用開始日(2010/09/01)を備えたレコードを追加する。
図13(1)は、「適用開始日」のみが登録された売価履歴データを示している。
そして、このリスト中からユーザが「商品ID:A/売価:700/適用開始日:2010/09/01」の売価適用情報にチェックを入れ、修正ボタンをクリックすると、図12(b)に示すように、当該売価適用情報の詳細画面60が表示される。
この売価適用情報の適用開始日と適用終了日の関連付けは、売価履歴管理部22が、DBサーバ16から送信された各売価適用開始データの適用開始IDと売価適用終了データの適用終了IDが一の売価適用期間データ中に揃って登録されているか否かをチェックすることにより、実現される。
これを受けたデータベース管理システム32は、この設定データに従って新規のテーブル(売価基本テーブル34、売価適用開始テーブル36、売価適用終了テーブル38、売価適用開始取消テーブル40、売価適用終了取消テーブル42、売価適用期間テーブル91)をDBサーバ16の記憶装置内に生成する。
これに対し、ユーザが図12(a)の新規登録画面95において適用開始日と適用終了日を同時に入力した場合、売価履歴管理部22はDBサーバ16に対し、最初から売価適用期間データを売価適用期間テーブル91に登録することを依頼する。
12 Webサーバ
14 APサーバ
16 DBサーバ
17 クライアント端末
18 データ参照部
20 データ更新部
22 売価履歴管理部
24 テーブル設定部
26 型生成部
27 型格納部
28 コンパイラ
30 データアクセス汎用部品
32 データベース管理システム
34 売価基本テーブル
36 売価適用開始テーブル
38 売価適用終了テーブル
40 売価適用開始取消テーブル
42 売価適用終了取消テーブル
50 検索条件入力画面
52 検索ボタン
54 検索結果画面
56 検索結果画面
58 修正ボタン
60 詳細画面
62 登録ボタン
64 削除ボタン
66 追加ボタン
70 売価基本クラス
71 売価適用開始クラス
72 売価適用終了クラス
73 売価適用開始取消クラス
74 売価適用終了取消クラス
76 税率基本テーブル
77 税率適用開始テーブル
78 税率適用終了テーブル
79 税率適用開始取消テーブル
80 税率適用終了取消テーブル
81 税率基本クラス
82 税率適用開始クラス
83 税率適用終了クラス
84 税率適用開始取消クラス
85 税率適用終了取消クラス
86 税率履歴管理部
87 検索条件入力画面
88 検索ボタン
89 検索結果画面
90 時限データの第2の履歴管理システム
91 売価適用期間テーブル
93 売価適用期間クラス
95 新規登録画面
96 登録ボタン
Claims (4)
- 特定の有効期間と値を備えた時限データを格納しておくDBサーバと、
このDBサーバにアクセスしてデータの参照及び追加を依頼する履歴管理部とを備えた時限データの履歴管理システムであって、
上記DBサーバは、
有効期間の適用対象及びその値を固有の基本IDに関連付けて格納する基本テーブルと、
上記適用対象及び値の有効期間の始期を、対応の基本ID及び固有の適用開始IDに関連付けて登録する適用開始テーブルと、
上記適用対象及び値の有効期間の終期を、対応の基本ID及び固有の適用終了IDに関連付けて登録する適用終了テーブルと、
上記適用開始IDを格納する適用開始取消テーブルと、
上記適用終了IDを格納する適用終了取消テーブルとを備え、
上記履歴管理部は、
(1)適用対象、値、有効期間を特定した時限データの追加リクエストが入力された場合に、上記DBサーバに対し、上記基本テーブルに当該適用対象及び値を備えた基本データが存在するか否かを照会し、当該基本データが存在する場合には、その基本ID及び有効期間の始期を備えた適用開始データを上記適用開始テーブルに追加すると共に、同基本ID及び有効期間の終期を備えた適用終了データを上記適用終了テーブルに追加することを依頼し、上記基本データが存在しない場合には、上記適用対象及び値を備えた基本データを上記基本テーブルに追加すると共に、この基本データの基本ID及び有効期間の始期を備えた適用開始データを上記適用開始テーブルに追加し、同基本ID及び有効期間の終期を備えた適用終了データを上記適用終了テーブルに追加することを依頼する処理を実行し、
(2)適用対象、値、有効期間の少なくとも一つを検索条件として特定した時限データの参照リクエストが入力された場合に、上記DBサーバに対して、上記検索条件にマッチする基本データ、適用開始データ、適用終了データ、適用開始取消データ、適用終了取消データの送信を依頼し、DBサーバから送信された時限データの中で、適用開始取消データ及び適用終了取消データが登録されたものを除外した上で、検索結果として出力する処理を実行し、
(3)特定の時限データの削除リクエストが入力された場合に、上記DBサーバに対し、当該時限データに係る適用開始データの適用開始IDを備えた適用開始取消データを上記適用開始取消テーブルに追加すると共に、当該時限データに係る適用終了データの適用終了IDを備えた適用終了取消データを上記適用終了取消テーブルに追加することを依頼する処理を実行することを特徴とする時限データの履歴管理システム。 - 上記DBサーバは、上記適用開始ID及び適用終了IDを関連付けて登録する適用期間テーブルを備えており、
上記履歴管理部は、
(1)適用対象、値、有効期間の始期を特定した時限データの追加リクエストが入力された場合に、上記DBサーバに対し、上記基本テーブルに当該適用対象及び値を備えた基本データが存在するか否かを照会し、当該基本データが存在する場合には、その基本ID及び有効期間の始期を備えた適用開始データを上記適用開始テーブルに追加することを依頼し、上記基本データが存在しない場合には、上記適用対象及び値を備えた基本データを上記基本テーブルに追加すると共に、この基本データの基本ID及び有効期間の始期を備えた適用開始データを上記適用開始テーブルに追加することを依頼する処理を実行し、
(2)上記基本ID、適用開始ID及び有効期間の終期を特定した時限データの追加リクエストが入力された場合に、上記DBサーバに対し、当該基本ID及び上記終期を備えた適用終了データを上記適用終了テーブルに追加すると共に、上記適用開始ID及び上記適用終了データの適用終了IDを上記適用期間テーブルに追加することを依頼する処理を実行し、
(3)適用対象、値、有効期間の終期を特定した時限データの追加リクエストが入力された場合に、上記DBサーバに対し、上記基本テーブルに当該適用対象及び値を備えた基本データが存在するか否かを照会し、当該基本データが存在する場合には、その基本ID及び有効期間の終期を備えた適用終了データを上記適用終了テーブルに追加することを依頼し、上記基本データが存在しない場合には、上記適用対象及び値を備えた基本データを上記基本テーブルに追加すると共に、この基本データの基本ID及び有効期間の終期を備えた適用終了データを上記適用終了テーブルに追加することを依頼する処理を実行し、
(4)上記基本ID、適用終了ID及び有効期間の始期を特定した時限データの追加リクエストが入力された場合に、上記DBサーバに対し、当該基本ID及び上記始期を備えた適用開始データを上記適用開始テーブルに追加すると共に、上記適用終了ID及び上記適用開始データの適用開始IDを上記適用期間テーブルに追加することを依頼する処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の時限データの履歴管理システム。 - 同一の適用対象について相互に重複する有効期間を備えた複数の時限データが存在する場合に、上記履歴管理部は、上記適用開始データ及び適用終了データに設定された登録日時が最も新しい時限データを重複している期間について有効と認定することを特徴とする請求項1または2に記載の時限データの履歴管理システム。
- 上記適用対象の種類に対応した具体的なテーブル名及び各テーブルが備える上記適用対象の種類に対応した具体的な項目名とデータ型のテーブル設定情報に基づいて、少なくとも具体的なテーブル名、具体的なデータ項目及び各データ項目のデータ型を定義したクラスをテーブル毎に生成し、所定の記憶手段に格納する型生成手段と、
上記履歴管理部の処理ロジックを記述したプログラム部品を格納しておく記憶手段と、
上記プログラム部品に上記の各クラスを引数として与えることにより、各テーブルの操作に特化した履歴管理部を生成する手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の時限データの履歴管理システム。
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