JPH09265285A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JPH09265285A
JPH09265285A JP8073750A JP7375096A JPH09265285A JP H09265285 A JPH09265285 A JP H09265285A JP 8073750 A JP8073750 A JP 8073750A JP 7375096 A JP7375096 A JP 7375096A JP H09265285 A JPH09265285 A JP H09265285A
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JP
Japan
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sprite
sprite image
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display
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Pending
Application number
JP8073750A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Miyake
宏幸 三宅
Motoaki Asao
元明 浅尾
Osamu Ikata
収 出形
Takaya Nonomura
享也 野々村
Yutaka Uehara
豊 上原
Kiyoshi Matsumoto
喜代司 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、スプライト画像の個数を増加さ
せることなく、穴を有する画像の後ろを他の画像が通過
するような画像が得られる表示制御装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 表示優先順位が異なる2種類の画像が重
なり合う表示領域においては、表示優先順位に基づいて
1方のみの画像が表示される表示制御装置において、表
示優先順位を逆転させる領域を設定する手段1、11、
および設定された領域の外側において2種類の画像が重
なり合う場合には、表示優先順位の高い方の画像を選択
して表示し、設定された領域の内側において2種類の画
像が重なり合う場合には、表示優先順位の低い方の画像
を選択して表示する手段10を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、穴を
有する画像の後ろを他の画像が通過するような画像が得
られる表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機として、液晶表示器等の表示
器を備え、当たり情報等に応じた画像が表示器に表示さ
れる機種がある。このような表示システムにおいては、
背景画像(パターングラフィック画像)と、キャラクタ
画像(スプライト画像)とが表示される。
【0003】図1は、楕円形のスプライト画像Sと、中
央に穴を有する窓枠状のパターングラフィック画像(背
景画像)Pを示している。通常は、スプライト画像Sの
表示優先順位は、背景画像Pより高く設定されている。
【0004】図2は、スプライト画像Sを左方向に移動
させて背景画像Pの右枠部を通過させる場合の画像を示
している。スプライト画像Sと背景画像Pとが重なった
部分では、表示優先順位の高いスプライト画像Sのみが
表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3に示すように、ス
プライト画像Sと背景画像Pの右枠部とが重なった部分
において背景画像Pを表示させる方法について、考察す
る。つまり、スプライト画像Sが窓枠状の背景画像Pの
後ろを通過するような画像を生成する方法について考察
する。
【0006】従来においてこのような表示を行うために
は、次の2つの方法がある。
【0007】(1)第1方法 図4に示すように、スプライト画像Sのうちの背景画像
Pの外側部分に対応するスプライト画像Saと、スプラ
イト画像Sのうちの背景画像Pの穴の内側部分に対応す
るスプライト画像Sbとを提供する。
【0008】(2)第2方法 図5に示すように、スプライト画像Sと、スプライト画
像Sと背景画像Pとの重なり合う部分をマスクするため
の表示優先順位のより高いスプライト画像Smとを提供
する。
【0009】上記第1方法および第2方法では、いずれ
も、背景画像P以外に、2つのスプライト画像が必要と
なる。
【0010】図6は、中央に穴を有する窓枠状の第1ス
プライト画像S1に対して、それより表示優先順位の低
い円形の第2スプライト画像S2を左方向に移動させ
て、第1スプライト画像S1を通過させた場合の表示例
を示している。
【0011】図6から分かるように、第1スプライト画
像S1を第2スプライト画像S2が通過する過程におい
て第1スプライト画像S1と第2スプライト画像S2と
が重なる部分については、表示優先順位の高い第1スプ
ライト画像S1のみが表示される。したがって、第1ス
プライト画像S1を第2スプライト画像S2が通過する
過程において第1スプライト画像S1の穴内に、第2ス
プライト画像S2が現れることはない。
【0012】図7に示すように、第1スプライト画像S
1を第2スプライト画像S2が通過する過程において、
第1スプライト画像S1の穴内に、第2スプライト画像
S2が現れるような画像を生成する方法ついて考察す
る。つまり、第2スプライト画像S2が窓枠状の第1ス
プライト画像S1の後ろを通過するような画像を生成す
る方法について考察する。
【0013】このような画像を生成する場合には、次の
ようにすればよい。すなわち、図8に示すように、第1
スプライト画像S1を、5つの異なるスプライト画像S
1a、S1b、S1c、S1d、S1eから構成する。
そして、第1スプライト画像S1の穴に対応するスプラ
イト画像S1eの表示優先順位を、第2スプライト画像
S2の表示優先順位より低く設定し、スプライト画像S
1a、S1b、S1c、S1dの表示優先順位を第2ス
プライト画像S2の表示優先順位より高く設定する。こ
の場合にも、多くのスプライト画像が必要となる。
【0014】この発明は、スプライト画像の個数を増加
させることなく、たとえば、穴を有する画像の後ろを他
の画像が通過するような画像が得られる表示制御装置を
提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明による表示制御
装置は、表示優先順位が異なる2種類の画像が重なり合
う表示領域においては、表示優先順位に基づいて1方の
みの画像が表示される表示制御装置において、表示優先
順位を逆転させる領域を設定する手段、および設定され
た領域の外側において2種類の画像が重なり合う場合に
は、表示優先順位の高い方の画像を選択して表示し、設
定された領域の内側において2種類の画像が重なり合う
場合には、表示優先順位の低い方の画像を選択して表示
する手段を備えていることを特徴とする。
【0016】たとえば、表示優先順位が低い方の画像が
背景画像であり、表示優先順位が高い方の画像がスプラ
イト画像である。あるいは、表示優先順位が高い方の画
像が第1スプライト画像であり、表示優先順位が低い方
の画像が第2スプライト画像である。
【0017】表示優先順位が低い方の画像が穴を有する
背景画像であり、表示優先順位が高い方の画像がスプラ
イト画像である場合において、背景画像の外側と背景画
像の穴の内側との間をスプライト画像が移動する画像を
生成する際に、背景画像の穴以外の部分であって、スプ
ライト画像が通過する領域を含む領域を、表示優先順位
を逆転させる領域として設定すると、穴を有する背景画
像の後ろをスプライト画像が通過するような画像が得ら
れる。
【0018】表示優先順位が高い方の画像が穴を有する
第1スプライト画像であり、表示優先順位が低い方の画
像が第2スプライト画像である場合において、第1スプ
ライト画像の外側と第1スプライト画像の穴の内側との
間を第2スプライト画像が移動する画像を生成する際
に、第1スプライト画像の穴の領域を表示優先順位を逆
転させる領域として設定すると、穴を有する第1スプラ
イト画像の後ろを第2スプライト画像が通過するような
画像が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
をパチンコ機の表示システムに適用した場合の実施の形
態について説明する。
【0020】図9は、パチンコ機の表示システムの構成
を示している。
【0021】この表示システムは、CPU1、CPUイ
ンターフェース2、同期信号発生部3、CG−ROM
4、CG−ROMインターフェース5、パターングラフ
ィックメモリ6を有するパターングラフィック画像発生
部7、スプライトメモリ8を有するスプライト画像発生
部9、カラーバス(Color Bus) 制御部10、ウインドウ
信号発生回路11、ルックアップテーブル12、LCD
コントローラ13およびLCD14を備えている。
【0022】CPU1には、パチンコ機の状態を管理し
ているP機制御部から、当たり情報、出玉情報が送られ
てくる。CPU1は、P機制御部から送られてきた情報
に応じて、所定の表示画像を出力するための制御信号お
よび制御データを出力する。CPU1から出力された制
御信号および制御データは、CPUインターフェース2
を介して、表示システムの各部に送られる。
【0023】同期信号発生部3は、CPU1から得られ
た表示パラメータにしたがって、画像信号に同期したタ
イミング信号を出力する。このタイミング信号は、パタ
ーングラフィック画像発生部7、スプライト画像発生部
9、カラーバス制御部10、ウンイドウ信号発生回路1
1、ルックアップテーブル12およびLCDコントロー
ラ13に供給される。
【0024】CG−ROM4内には、図10に示すよう
に、複数のパターングラフィック画像情報P0〜Pnお
よび複数のスプライト画像情報S0〜Smが格納されて
いる。各パターングラフィック画像情報P0〜Pnは、
図11にE1〜Ekで示すように、表示画面の大きさの
所定数分の1の大きさの画像を生成するための情報であ
る。したがって、複数のパターングラフィック画像情報
によって、1画面分のパターングラフィック画像が生成
される。
【0025】各パターングラフィック画像情報P0〜P
nは、所要数の絵素情報(カラーコード)C0 〜Ci か
らなる。なお、図10の各絵素情報C0 〜Ci は、括弧
内のR、G、B信号に対応している。各スプライト画像
情報S0〜Smも、所要数の絵素情報(カラーコード)
からなる。
【0026】パターングラフィック画像発生部7のパタ
ーングラフィックメモリ6には、図11に示すように、
CPU1から送られてくるパターングラフィック制御デ
ータ、つまり、画面領域E1〜Ekにそれぞれ表示すべ
きパターングラフィックの画像情報が格納されているC
G−ROM4のアドレス(読み出しアドレス)が格納さ
れる。
【0027】パターングラフィック画像発生部7は、パ
ターングラフィックメモリ6に格納された制御データに
基づいて、パターングラフィック画像情報(絵素情報)
をCG−ROMインターフェース5を介してCG−RO
M4から取り込んで、カラーバスに出力する。
【0028】スプライト画像発生部9のスプライトメモ
リ8には、CPU1から送られてくるスプライト面ごと
のスプライト画像制御データ、つまり、スプライト面ご
とに表示すべきスプライト画像情報が格納されているC
G−ROM4のアドレス(読み出しアドレス)等が格納
される。
【0029】スプライト画像発生部9は、スプライトメ
モリ8に格納された制御データに基づいて、各スプライ
ト面に対応するスプライト画像情報(絵素情報)をCG
−ROMインターフェース5を介してCG−ROM4か
ら取り込む。CG−ROM4から取り込まれたスプライ
ト面ごとのスプライト画像情報は、スプライト画像発生
部9内に設けられたスプライト画像選択回路(図示略)
に送られる。
【0030】スプライト画像選択回路は、各スプライト
面の表示優先順位に基づいて、各表示位置ごとに所定の
スプライト画像情報を選択する。つまり、1つのスプラ
イト面に対応するスプライト画像情報のみが入力する表
示位置においてはそのスプライト画像情報がそのまま出
力される。複数のスプライト面に対するスプライト画像
情報が同時に入力する表示位置においては、それらのス
プライト面の中で表示優先順位が最も高いスプライト面
に対するスプライト画像情報が選択して出力される。ス
プライト画像選択回路から出力されたスプライト画像情
報は、その表示位置を示す座標データとともにカラーバ
スに送られる。
【0031】カラーバスに出力されたパターングラフィ
ック画像情報およびスプライト画像情報は、カラーバス
制御部10に送られる。カラーバス制御部10には、ウ
インドウ信号発生回路11からのウインドウ信号が表示
優先順位制御信号として送られている。
【0032】ウインドウ信号発生回路11には、CPU
1によって背景画像(パターングラフィック)とスプラ
イト画像との表示優先順位を反転させる領域(ウインド
ウ)を表すデータが設定される。ウインドウ信号発生回
路11は、タイミング信号に基づいて、タイミング信号
によって表される表示位置が、ウインドウの内側である
期間においてはウインドウ信号をHレベルにする。
【0033】カラーバス制御部10は、ウインドウ信号
がLレベルである場合には、通常通りの表示優先順位に
したがって、入力情報を選択して出力する。つまり、ス
プライト画像情報またはパターングラフィック画像情報
のいずれか一方のみ入力している表示位置に対しては、
その入力情報を出力する。スプライト画像情報およびパ
ターングラフィック画像情報の両方が入力している表示
位置に対しては、表示優先順位の高いスプライト画像情
報を選択して出力する。
【0034】ウインドウ信号がHレベルである場合に
は、カラーバス制御部10は、通常の表示優先順位を反
転させた順位にしたがって、入力情報を選択して出力す
る。つまり、スプライト画像情報またはパターングラフ
ィック画像情報のいずれか一方のみ入力している表示位
置に対しては、その入力情報を出力する。スプライト画
像情報およびパターングラフィック画像情報の両方が入
力している表示位置に対しては、表示優先順位の低いパ
ターングラフィック画像情報を選択して出力する。
【0035】カラーバス制御部10から出力された情報
(カラーコード)は、ルックアップテーブル12に送ら
れる。
【0036】ルックアップテーブル12は、送られてき
た情報(絵素情報:カラーコード)を、対応する映像信
号(RGBデータ)に変換する。ルックアップテーブル
12によって得られたRGBデータは、LCD14に送
られる。LCD14では、ルックアップテーブル12か
ら送られたきたRGBデータと、LCDコントローラ1
3からのタイミング信号に基づいて、RGBデータに応
じた画像が表示される。
【0037】背景画像としての窓枠状画像の後ろをスプ
ライト画像が通過するような画像を生成する場合の動作
について説明する。
【0038】ここでは、図1に示す楕円状のスプライト
画像Sと、中央に穴を有する窓枠状のパターングラフィ
ック画像(背景画像)Pとから、図3に示すような背景
画像Pの右枠部をスプライト画像Sがくぐり抜けるよう
な画像を生成する場合を例にとって説明する。
【0039】ウインドウ信号発生回路11には、CPU
1によって背景画像(パターングラフィック)と、スプ
ライト画像との表示優先順位を反転させる領域(ウイン
ドウ)が設定される。この例では、図12に示すよう
に、窓枠状画像Pにおける穴の右側部分にウインドウW
が設定されている。そして、ウインドウWの左上の座標
(xmin,ymin)と、右下の座標(xmax,y
max)とが、ウインドウ信号発生回路11に設定され
る。
【0040】ウインドウ信号発生回路11からは、タイ
ミング信号に基づいて、タイミング信号によって表され
る表示位置が、ウインドウWの内側である期間において
はHレベルのウインドウ信号が出力される。
【0041】カラーバス制御部10には、スプライト画
像Sに対応するスプライト画像情報および窓枠状画像P
に対応するパターングラフィック画像情報Pが入力され
るとともに、ウインドウ信号が表示優先順位制御信号と
して入力される。
【0042】図13は、図13に示す画像の水平ライン
Lに対するカラーバス制御部10の入力信号および出力
信号を示している。
【0043】時点t1から時点t2までは、窓枠状画像
Pに対応するパターングラフィック画像情報Pのみがカ
ラーバス制御部10に入力する。時点t2から時点t4
までは、窓枠状画像Pに対応するパターングラフィック
画像情報Pと、スプライト画像Sに対応するスプライト
画像情報Sとの両方が、カラーバス制御部10に入力す
る。時点t4から時点t5までは、スプライト画像Sに
対応するスプライト画像情報Sのみがカラーバス制御部
10に入力する。時点t3から時点t4までは、ウイン
ドウWの内側領域であるので、ウインドウ信号wがHレ
ベルとなる。
【0044】(i)時点t1〜時点t2においては、窓枠
状画像Pに対応するパターングラフィック画像情報Pの
みしか入力されていないので、パターングラフィック画
像情報Pがカラーバス制御部10から出力される。
【0045】(ii) 時点t2〜時点t3においては、ウ
インドウ信号wがLレベルであり、パターングラフィッ
ク画像情報Pとスプライト画像情報Sの両方が入力され
ているので、表示優先順位の高いスプライト画像情報S
がカラーバス制御部10によって選択されて出力され
る。
【0046】(iii) 時点t3〜時点t4においては、
ウインドウ信号wがHレベルであり、パターングラフィ
ック画像情報Pとスプライト画像情報Sの両方が入力さ
れているので、表示優先順位の低いパターングラフィッ
ク画像情報Pがカラーバス制御部10によって選択され
て出力される。
【0047】(iV) 時点t4〜時点t5においては、ス
プライト画像情報Sのみが入力されているので、スプラ
イト画像情報Sがカラーバス制御部10から出力され
る。
【0048】このように、ウインドウを設定し、設定さ
れたウインドウ内では背景画像とスプライト画像との表
示優先順位を反転させることによって、図3に示すよう
に、窓枠状画像Pの後ろをスプライト画像Sが通過する
ような画像を簡単に生成することができる。
【0049】なお、ウインドウを複数設定する場合に
は、ウンドウ信号発生回路を複数個設け、各ウンドウ信
号発生回路から出力されるウンドウ信号を1つのOR回
路に入力させ、OR回路の出力を表示優先順位制御信号
としてカラーバス制御部10に入力させればよい。
【0050】以上は、所定の領域において、スプライト
画像と背景画像との表示優先順位を逆転させる例につい
て説明した。
【0051】以下、所定の領域において、スプライト画
像間の表示優先順位を逆転させる例について説明する。
【0052】図7に示すように、第1スプライト画像S
1を第2スプライト画像S2が通過する過程において、
第1スプライト画像S1の穴内に、第2スプライト画像
S2が現れるような画像を生成する場合について説明す
る。
【0053】このような場合には、CG−ROM4から
読み出された各スプライト画像に対するスプライト画像
情報が入力するスプライト画像選択回路(スプライト画
像発生部9内に設けられている)に、表示優先順位制御
信号(ウインドウ信号)を入力するためのウインドウ信
号発生回路(図示略)が設けられる。
【0054】ウインドウ信号発生回路には、第1スプラ
イト画像S1と第2スプライト画像S2との表示優先順
位を反転させる領域(ウインドウ)が設定される。つま
り、図14に示すように、第1スプライト画像S1の穴
の位置に相当するウインドウ領域Wの左上の座標(xm
in,ymin)と、右下の座標(xmax,yma
x)とが設定される。
【0055】ウインドウ信号発生回路からは、タイミン
グ信号に基づいて、タイミング信号によって表される表
示位置が、ウインドウの内側である期間においてはHレ
ベルのウインドウ信号が出力される。
【0056】図15は、図15に示される画像の水平ラ
インLに対するスプライト画像選択回路の入力信号およ
び出力信号を示している。
【0057】時点t1から時点t3までは、第1スプラ
イト画像S1に対応するスプライト画像情報S1のみが
選択回路に入力する。時点t3から時点t5までは、第
1スプライト画像S1に対応するスプライト画像情報S
1と、第2スプライト画像S2に対応するスプライト画
像情報S2との両方が選択回路に入力する。時点t5か
ら時点t6までは、第1スプライト画像S1に対応する
スプライト画像情報S1のみが選択回路に入力する。時
点t2から時点t4までは、ウインドウWの内側領域で
あるので、ウインドウ信号wがHレベルとなる。
【0058】(i)時点t1〜時点t2においては、第1
スプライト画像S1に対応するスプライト画像S1のみ
しか入力されないので、第1スプライト画像情報S1が
選択回路から出力される。
【0059】(ii) 時点t2〜時点t3においては、ウ
インドウ信号wがHレベルであるが、第1スプライト画
像S1に対応するスプライト画像S1のみしか入力され
ないので、第1スプライト画像情報S1が選択回路から
出力される。
【0060】(iii) 時点t3〜時点t4においては、
ウインドウ信号wがHレベルであり、第1スプライト画
像S1に対応するスプライト画像情報S1と、第2スプ
ライト画像S2に対応するスプライト画像情報S2との
両方が選択回路に入力しているので、表示優先順位の低
い第2スプライト画像S2が選択回路によって選択され
て出力される。
【0061】(iv) 時点t4〜時点t5においては、ウ
インドウ信号wがLレベルであり、第1スプライト画像
S1に対応するスプライト画像情報S1と、第2スプラ
イト画像S2に対応するスプライト画像情報S2との両
方が選択回路に入力しているので、表示優先順位の高い
第1スプライト画像S1が選択回路によって選択されて
出力される。
【0062】(v) 時点t5〜時点t6においては、第1
スプライト画像S1に対応するスプライト画像情報S1
のみが選択回路に入力しているので、第1スプライト画
像S1が選択回路から出力される。
【0063】このように、第1スプライト画像S1の穴
の領域にウインドウを設定し、設定されたウインドウ内
では第1スプライト画像S1と第2スプライト画像S2
との表示優先順位を反転させることによって、第1スプ
ライト画像S1を第2スプライト画像S2が通過する過
程において、図7に示すように、第1スプライト画像S
1の穴内に、第2スプライト画像S2が現れるような画
像を簡単に生成することができる。
【0064】なお、ウインドウを複数設定する場合に
は、ウインドウ信号発生回路を複数個設け、各ウインド
ウ信号発生回路から出力されるウインドウ信号を1つの
OR回路に入力させ、OR回路の出力を表示優先順位制
御信号としてスプライト画像選択回路に入力させればよ
い。
【0065】
【発明の効果】この発明によれば、スプライト画像の個
数を増加させることなく、たとえば、穴を有する画像の
後ろを他の画像が通過するような画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】窓枠状のパターングラフィック画像Pとスプラ
イト画像Sとを示す模式図である。
【図2】スプライト画像Sをパターングラフィック画像
Pに重なるように移動させた場合に得られる画像を示す
模式図である。
【図3】スプライト画像Sがパターングラフィック画像
Pの後ろを通過したような画像を示す模式図である。
【図4】図3の画像を得るための従来方法を示す模式図
である。
【図5】図3の画像を得るための他の従来方法を示す模
式図である。
【図6】第2スプライト画像S2を、第2スプライト画
像S2より表示優先順位の高い窓枠状の第1スプライト
画像S1に重なるように移動させた場合に、得られる画
像を示す模式図である。
【図7】第2スプライト画像S2が窓枠状の第1スプラ
イト画像S1の後ろを通過したような画像を示す模式図
である。
【図8】図7の画像を得るための従来方法を示す模式図
である。
【図9】画像表示システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図10】CG−ROMの内容を示す模式図である。
【図11】パターングラフィックメモリに格納されてい
る制御データと、それらの制御データに対応する画面領
域とを示す模式図である。
【図12】CPUによって設定されるウインドウ領域を
示す模式図である。
【図13】カラーバス制御部の入出力信号を示すタイム
チャートである。
【図14】CPUによって設定されるウインドウ領域を
示す模式図である。
【図15】スプライト画像選択回路の入出力信号を示す
タイムチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 3 同期信号発生部 4 CG−ROM 7 パターングラフィック画像発生部 9 スプライト画像発生部 10 カラーバス制御部 11 ウインドウ信号発生回路 12 ルックアップテーブル 14 LCD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 520 G06F 15/72 420 (72)発明者 野々村 享也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 上原 豊 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松本 喜代司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示優先順位が異なる2種類の画像が重
    なり合う表示領域においては、表示優先順位に基づいて
    1方のみの画像が表示される表示制御装置において、 表示優先順位を逆転させる領域を設定する手段、および
    設定された領域の外側において2種類の画像が重なり合
    う場合には、表示優先順位の高い方の画像を選択して表
    示し、設定された領域の内側において2種類の画像が重
    なり合う場合には、表示優先順位の低い方の画像を選択
    して表示する手段を備えていることを特徴とする表示制
    御装置。
  2. 【請求項2】 表示優先順位が低い方の画像が背景画像
    であり、表示優先順位が高い方の画像がスプライト画像
    である請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 表示優先順位が高い方の画像が第1スプ
    ライト画像であり、表示優先順位が低い方の画像が第2
    スプライト画像である請求項1に記載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 表示優先順位が低い方の画像が穴を有す
    る背景画像であり、表示優先順位が高い方の画像がスプ
    ライト画像であり、背景画像の外側と背景画像の穴の内
    側との間をスプライト画像が移動する画像を生成する際
    に、背景画像の穴以外の部分であって、スプライト画像
    が通過する領域を含む領域が、表示優先順位を逆転させ
    る領域として設定される請求項1に記載の表示制御装
    置。
  5. 【請求項5】 表示優先順位が高い方の画像が穴を有す
    る第1スプライト画像であり、表示優先順位が低い方の
    画像が第2スプライト画像であり、第1スプライト画像
    の外側と第1スプライト画像の穴の内側との間を第2ス
    プライト画像が移動する画像を生成する際に、第1スプ
    ライト画像の穴の領域が、表示優先順位を逆転させる領
    域として設定される請求項1に記載の表示制御装置。
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