JPH09298761A - 立体画像表示装置 - Google Patents

立体画像表示装置

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JPH09298761A
JPH09298761A JP9035017A JP3501797A JPH09298761A JP H09298761 A JPH09298761 A JP H09298761A JP 9035017 A JP9035017 A JP 9035017A JP 3501797 A JP3501797 A JP 3501797A JP H09298761 A JPH09298761 A JP H09298761A
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sprite
eye
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JP9035017A
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English (en)
Inventor
Osamu Ikata
収 出形
Motoaki Asao
元明 浅尾
Takaya Nonomura
享也 野々村
Yutaka Uehara
豊 上原
Kiyoshi Matsumoto
喜代司 松本
Hiroyuki Miyake
宏幸 三宅
Susumu Tanase
晋 棚瀬
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、視差情報に応じた表示優先順位
で立体画像が表示される立体画像表示装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 表示すべき各スプライト画像の二次元画
像情報を発生させるとともに、各スプライト画像に対す
る視差情報を発生させる第1手段、各スプライト画像に
対する視差情報に基づいて、各スプライト画像の表示優
先順位を決定し、各スプライト画像の二次元画像情報か
ら、表示装置の表示位置ごとに、表示優先順位に応じた
二次元画像情報を選択する第2手段、第2手段によって
選択された二次元画像情報から、それに対応するスプラ
イト画像の視差情報に応じた視差を有する左目用表示デ
ータと右目用表示データとを生成する第3手段、ならび
に第3手段によって生成された左目用表示データと右目
用表示データとに基づいて、表示装置に各スプライト画
像の立体画像を表示させる第4手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機等に
立体画像を表示する立体画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機として、液晶表示器等の表示
器を備え、当たり情報等に応じた画像が表示器に表示さ
れる機種がある。
【0003】図14は、従来のパチンコ機の二次元画像
表示装置の構成を示している。
【0004】画像表示装置は、表示制御ユニット101
と単板式のカラー液晶表示器(LCD)102とを備え
ている。表示制御ユニット101は、CPU111、そ
のプログラム等を記憶するROM112、必要なデータ
を記憶するRAM113、パターングラフィック情報
(背景画像情報)およびスプライト画像情報が記憶され
たCG−ROM114、CG−ROM114の記憶内容
に基づいて表示すべき画像の映像信号を生成するVDP
(Video Display Processor)115およびLCD102
を制御するLCDタイミングコントローラ116を備え
ている。
【0005】CPU111には、パチンコ機の状態を管
理しているP機制御部から、当たり情報、出玉情報等が
送られてくる。CPU111は、P機制御部から送られ
てきた情報に応じて、対応する表示画像の映像信号
(R、G、B信号)をVDP115に生成させるための
VDP制御信号をVDP115に出力する。VDP制御
信号とは、たとえばスプライト画像を生成したり、パタ
ーングラフィック画像(背景画像)を生成したりするた
めの制御信号である。
【0006】VDP115は、送られてきたVDP制御
信号に応じて、CG−ROM114から必要な画像情報
(スプライト画像、パターングラフィック画像)を取り
出し、取り出した画像情報に基づいて映像信号(R、
G、B信号)を生成して、LCD102に出力する。
【0007】VDP115は、パターングラフィック画
像を発生させるパターングラフィック画像発生部と、ス
プライト画像を発生させるスプライト画像発生部とを備
えている。パターングラフィック画像発生部は、CPU
111から送られてきたVDP制御信号に含まれるパタ
ーングラフィック画像生成用の制御データを格納するパ
ターングラフィックメモリを備えており、パターングラ
フィックメモリに格納された制御データに基づいて、C
G−ROM114からパターングラフィック画像情報を
取り出す。
【0008】スプライト画像発生部は、CPU111か
ら送られてきたVDP制御信号に含まれるスプライト画
像生成用の制御データを格納するスプライトメモリを備
えており、スプライトメモリに格納された制御データに
基づいて、CG−ROM114からスプライト画像情報
を取り出す。
【0009】図15は、スプライトメモリの内容を示し
ている。この例では、スプライトメモリには、1画面に
最大k個分のスプライト画像1〜kを表示するために、
k個分の制御データ格納エリアE1〜Ekが設けられて
いる。各制御データ格納エリアE1〜Ekには、読み出
すべきスプライト画像情報が格納されているCG−RO
M114のアドレス(読み出しアドレス)、ならびに当
該スプライト画像の表示位置を示すX座標およびY座標
が格納される。
【0010】各スプライト画像間の表示優先順位は、制
御データ格納エリアE1〜Ekごとに予め定められてい
る。この例では、表示優先順位が大きいスプライト画像
に対する制御データほど、アドレスの小さいエリアE1
〜Ekに格納されるようになっている。
【0011】ところで、最近、パチンコ機の趣向性を高
めるために、画像を立体的に表示させるパチンコ機が開
発されている。立体画像を表示する方法には、次のよう
な方法がある。
【0012】(1)右目用画像と左目用画像とをフィー
ルド毎に切り替え、立体視メガネを用いることにより、
右目用画像が提示されているときには、その画像を右目
のみで観察し、左目用画像が提示されているときには、
その画像を左目のみで観察する方法。
【0013】(2)右目用画像と左目用画像とを、絵素
単位(またはドット単位)ごとに交互にLCDに供給
し、LCDに設けたバリアまたはレンチキュラレンズに
よって、右目用画像を右目のみで観察し、左目用画像を
左目のみで観察する方法。
【0014】図16は、従来のパチンコ機の立体画像表
示装置の構成を示している。
【0015】図16において、図14と同じものには、
同じ符号を付してその説明を省略する。この立体画像表
示装置と図14の二次元画像表示装置とを比較すると、
表示制御ユニットが異なっている。
【0016】立体画像表示装置の表示制御ユニット20
1では、二次元画像表示装置の表示制御ユニット101
とは異なり、右目用画像を生成するためのVDP115
R およびCG−ROM114R と、左目用画像を生成す
るためのVDP115L およびCG−ROM114L
が設けられているとともに、3Dデコーダ117が設け
られている。3Dデコーダ117は、右目用画像と左目
用画像とをフィールド毎に切り替えたり、絵素単位(ま
たはドット単位)ごとに切り替えたりするものである。
【0017】このように、従来の立体画像表示装置で
は、VDPおよびCG−ROMが2つずつ必要であると
ともに、3Dデコーダを設けなければならず、構成が複
雑であるという問題がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、構成が簡
単な立体画像表示装置を提供することを目的とする。
【0019】また、この発明は、視差情報に応じた表示
優先順位で立体画像が表示される立体画像表示装置を提
供することを目的とする。
【0020】また、この発明は、パターングラフィック
画像を立体表示させることができる立体画像表示装置を
提供することを目的とする。
【0021】また、この発明は、1画面内のパターング
ラフィック画像において、その一部のみを立体表示させ
ることができる立体画像表示装置を提供することを目的
とする。
【0022】また、この発明は、1画面内のパターング
ラフィック画像において、その一部のみを立体表示させ
たり、1画面内のパターングラフィック画像における複
数の領域の画像を、互いに視差が異なる立体画像として
表示させたりすることも可能となる立体画像表示装置を
提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の立
体画像表示装置は、複数のスプライト画像が表示優先順
位にしたがって表示される表示装置、表示すべき各スプ
ライト画像の二次元画像情報を発生させるとともに、各
スプライト画像に対する視差情報を発生させる第1手
段、各スプライト画像に対する視差情報に基づいて、各
スプライト画像の表示優先順位を決定し、各スプライト
画像の二次元画像情報から、表示装置の表示位置ごと
に、表示優先順位に応じた二次元画像情報を選択する第
2手段、第2手段によって選択された二次元画像情報か
ら、それに対応するスプライト画像の視差情報に応じた
視差を有する左目用表示データと右目用表示データとを
生成する第3手段、ならびに第3手段によって生成され
た左目用表示データと右目用表示データとに基づいて、
表示装置に各スプライト画像の立体画像を表示させる第
4手段を備えているものである。
【0024】表示装置としては、たとえば、カラー液晶
表示装置が用いられる。
【0025】この発明による第2の立体画像表示装置
は、複数のスプライト画像が表示優先順位にしたがって
表示される表示装置、表示すべき各スプライト画像の二
次元画像情報を発生させるとともに、各スプライト画像
に対する視差情報を発生させる第1手段、各スプライト
画像ごとに、各スプライト画像の二次元画像情報から、
各スプライト画像に対する視差情報に応じた視差を有す
る左目用表示データと右目用表示データとをそれぞれ生
成する第2手段、各スプライト画像に対する視差情報に
基づいて各スプライト画像間の表示優先順位を決定し、
各スプライト画像の左目用表示データおよび右目用表示
データから、表示装置の表示位置ごとに、表示優先順位
に応じた左目用表示データと右目用表示データとを選択
する第3手段、ならびに第3手段によって選択された左
目用表示データと右目用表示データとに基づいて、表示
装置に各スプライト画像の立体画像を表示させる第4手
段を備えているものである。
【0026】表示装置としては、たとえば、カラー液晶
表示装置が用いられる。第1手段としては、たとえば、
複数のスプライト画像の二次元画像情報および各スプラ
イト画像の二次元画像情報毎の視差情報が予め記憶され
ている記憶手段、ならびに記憶手段から表示すべき各ス
プライト画像の二次元画像情報およびそれに対応する視
差情報を読み出す手段を備えているものが用いられる。
【0027】この発明による第3の立体画像表示装置
は、複数画面分のパターングラフィック画像の二次元画
像情報および各画面毎の二次元画像情報毎の視差情報が
予め記憶されている記憶手段、記憶手段から表示すべき
画面のパターングラフィック画像の二次元画像情報およ
びそれに対応する視差情報を読み出す手段、記憶手段か
ら読み出されたパターングラフィック画像の二次元画像
情報から、読み出された視差情報に応じた視差を有する
左目用表示データと右目用表示データとを生成する立体
画像生成手段、ならびに立体画像生成手段によって生成
された左目用表示データと右目用表示データとに基づい
て、表示装置にパターングラフィック画像の立体画像を
表示させる表示手段を備えていることを特徴とする。
【0028】この発明による第4の立体画像表示装置
は、複数画面分のパターングラフィック画像の二次元画
像情報および各画面毎の二次元画像情報毎の視差情報が
予め記憶されている記憶手段、各画面毎に、1または複
数のウインドウ領域を設定するウインドウ領域設定手
段、記憶手段から表示すべき画面のパターングラフィッ
ク画像の二次元画像情報およびそれに対応する視差情報
を読み出す手段、ウインドウ領域の内側および外側のう
ち一方の領域においては、記憶手段から読み出されたパ
ターングラフィック画像の二次元画像情報から、読み出
された視差情報に応じた視差を有する左目用表示データ
と右目用表示データとを生成して、表示装置に立体画像
を表示させる手段、ならびにウインドウ領域の内側およ
び外側のうち他方の領域においては、記憶手段から読み
出されたパターングラフィック画像の二次元画像情報に
基づいて、表示装置に二次元画像を表示させる手段を備
えていることを特徴とする。
【0029】この発明による第5の立体画像表示装置
は、少なくとも1画面分のパターングラフィック画像の
二次元画像情報および1画面の各領域毎の視差情報が予
め記憶されている記憶手段、記憶手段から表示すべき画
面のパターングラフィック画像の二次元画像情報および
そのパターングラフィック画像の各領域毎の視差情報を
読み出す手段、記憶手段から読み出されたパターングラ
フィック画像の二次元画像情報および当該パターングラ
フィック画像の各領域毎の視差情報に基づいて、各領域
毎に対応する視差情報に応じた視差を有する左目用表示
データと右目用表示データとを生成する立体画像生成手
段、ならびに立体画像生成手段によって生成された左目
用表示データと右目用表示データとに基づいて、表示装
置にパターングラフィック画像の立体画像を表示させる
表示手段を備えていることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
【0031】図1は、立体画像表示装置の構成を示して
いる。
【0032】立体画像表示装置は、表示制御ユニット1
と単板式のカラー液晶表示器(LCD)2とを備えてい
る。表示制御ユニット1は、CPU11、そのプログラ
ム等を記憶するROM12、必要なデータを記憶するR
AM13、パターングラフィック情報(背景画像情報)
およびスプライト画像情報が記憶されたCG−ROM1
4、CG−ROM14の記憶内容に基づいて表示すべき
画像の映像信号を生成するVDP(Video Display Proc
essor)15およびLCD2を制御するLCDタイミング
コントローラ16を備えている。CG−ROM14に
は、二次元画像情報が記憶されている。
【0033】CPU11には、パチンコ機の状態を管理
しているP機制御部から、当たり情報、出玉情報等が送
られてくる。CPU11は、P機制御部から送られてき
た情報に応じて、対応する表示画像の映像信号(R、
G、B信号)をVDP15に生成させるためのVDP制
御信号をVDP15に出力する。VDP制御信号とは、
たとえばスプライト画像を生成したり、パターングラフ
ィック画像(背景画像)を生成したりするための制御信
号である。
【0034】VDP15は、送られてきたVDP制御信
号に応じて、CG−ROM14から必要な画像情報(ス
プライト画像、パターングラフィック画像)を取り出
し、取り出した画像情報に基づいて立体映像信号
(RS 、GS 、BS 信号)を生成して、LCD2に出力
する。この実施の形態では、パターングラフィック画像
に対しては、互いに視差のない右目用映像信号と左目用
映像信号とが生成される。また、各スプライト画像に対
しては、パターングラフィック画像よりスプライト画像
が前方に飛び出して見えるように、互いに視差を持つ右
目用映像信号と左目用映像信号とが生成される。
【0035】また、VDP15は、映像信号に同期した
タイミング信号をLCDタイミングコントローラ16に
供給する。LCDタイミングコントローラ16は、送ら
れてきたタイミング信号に基づいて、LCD2を制御す
る。
【0036】図3は、CG−ROM14の内容を示して
いる。
【0037】CG−ROM14内には、複数のパターン
グラフィック画像情報P1〜Pnと、複数のスプライト
画像情報S1〜Smとが格納されている。各パターング
ラフィック画像情報P1〜Pnは、表示画面の大きさの
所定数分の1の大きさの画像を生成するための情報であ
る。したがって、複数のパターングラフィック情報によ
って、1画面分の背景画像が生成される。
【0038】各パターングラフィック画像情報P1〜P
nは、所要数の絵素情報(カラーコード)C0 〜Ci か
らなる。なお、図3の各絵素情報C0 〜Ci は、括弧内
のR、G、B信号に対応している。各スプライト画像情
報S1〜Smも、所要数の絵素情報(カラーコード)か
らなる。
【0039】図2は、VDP15の構成を示している。
【0040】CPU11からのVDP制御信号は、CP
Uインタフェース21に送られる。CPUインタフェー
ス21からは、VDP15内の各部を制御するための制
御信号が制御バスを介してVDP15内の各部に送られ
るとともに、画面を表示させるための命令がデータバス
(CPU DATA BUS)を介してVDP15内の各部に送られ
る。
【0041】同期信号発生部22は、CPUインタフェ
ース21から送られてきた命令に対応したタイミング信
号をVDP15内の各部に供給するとともに、LCDタ
イミングコントローラ16に同期信号等の表示に必要な
タイミング信号を供給する。
【0042】パターングラフィック画像発生部23は、
CPUインタフェース21から送られてくるパターング
ラフィック画像生成用の制御データを格納するパターン
グラフィックメモリ24を備えている。パターングラフ
ィック画像発生部23は、パターングラフィックメモリ
24に格納されたパターングラフィック画像生成用の制
御データに基づいて、パターングラフィック画像情報
(絵素情報)を、CG−ROMインタフェース27を介
してCG−ROM14から取り込む。
【0043】スプライト画像発生部25は、CPUイン
タフェース21から送られてくるスプライト画像生成用
の制御データを格納するスプライトメモリ26を備えて
いる。スプライト画像発生部25は、スプライトメモリ
26に格納されたスプライト画像生成用の制御データに
基づいて、スプライト画像情報(絵素情報)を、CG−
ROMインタフェース27を介してCG−ROM14か
ら取り込む。
【0044】図4は、スプライトメモリ26の内容を示
している。この例では、スプライトメモリ26には、1
画面に最大k個分のスプライト画像1〜kを表示するた
めに、k個分の制御データ格納エリアE1〜Ekが設け
られている。各制御データ格納エリアE1〜Ekには、
読み出すべきスプライト画像情報が格納されているCG
−ROM14のアドレス(読み出しアドレス)、当該ス
プライト画像の表示位置を示すX座標およびY座標、な
らびに視差量の情報(視差情報)が格納される。
【0045】視差情報とは、モニタ面上に表示される右
目用画像と左目用画像との水平方向距離を指定するため
の情報であって、具体的には右目用画像の位相に対して
左目用画像の位相をどの程度遅らせるかを指定する情報
をいう。
【0046】また、各制御データによって特定されるス
プライト画像間の表示優先順位は、視差情報に基づいて
決定される。この実施の形態では、視差が大きいスプラ
イト画像ほど、モニタ面に対して前方に存在するように
立体視されるので、視差情報が大きいものほど表示優先
順位が高いものとして取り扱われる。2つのスプライト
画像間において、両者が重なり合う部分については、優
先順位の高いスプライト画像が表示される。なお、この
例では、パターングラフィック画像に対する表示優先順
位は、スプライト画像の表示優先順位より低いものとし
て取り扱われる。
【0047】パターングラフィック画像発生部23によ
って取り込まれた各パターングラフィック画像情報はカ
ラーバス(COLOR BUS)上に出力される。また、スプライ
ト画像発生部25によって取り込まれたスプライト画像
情報は、視差情報および表示位置を示す座標データとと
もに、カラーバス(COLOR BUS)上に出力される。
【0048】カラーバス制御部28は、視差情報に基づ
いて、カラーバス上に出力されたパターングラフィック
画像情報およびスプライト画像情報の表示優先順位を決
定し、決定した表示優先順位に基づいて、カラーバス上
に出力されたパターングラフィック画像情報およびスプ
ライト画像情報から、表示画面中の各表示位置において
表示すべき情報を選択して、ルックアップテーブル29
に送る。
【0049】ルックアップテーブル29は、送られてき
た情報(絵素情報:カラーコード)を、対応する映像信
号(R、G、B信号)に変換し、得られた映像信号
(R、G、B信号)をRGBの組単位でかつ1絵素期間
ごとに2D/3D変換回路30に送る。
【0050】2D/3D変換回路30は、この例では、
パターングラフィック画像に対する映像信号に対して
は、視差のない右目用映像信号(RR 信号、GR 信号、
R 信号)と左目用映像信号(RL 信号、GL 信号、B
L 信号)とを生成する。2D/3D変換回路30は、ス
プライト画像に対する映像信号に対しては、視差情報に
応じた視差を持つ右目用映像信号(RR 信号、GR
号、BR 信号)と左目用映像信号(RL 信号、GL
号、BL 信号)とを生成する。
【0051】そして、生成された右目用映像信号(RR
信号、GR 信号、BR 信号)と左目用映像信号(RL
号、GL 信号、BL 信号)とが、1ドット毎に交互とな
る立体映像信号が得られるようなRGBの組単位の信号
を生成して、1絵素期間ごとに出力する。
【0052】2D/3D変換回路30から出力された立
体映像信号は、LCD2に送られ、右目用映像信号(R
R 信号、GR 信号、BR 信号)と左目用映像信号(RL
信号、GL 信号、BL 信号)とが、1ドット毎に交互と
なるように表示される。したがって、右目用映像と左目
用映像との間で視差を有するスプライト画像が表示され
た場合において、右目用映像を右目のみで観察し、左目
用映像を左目のみで観察することにより、スプライト画
像を立体視することができる。
【0053】図5は、2D/3D変換回路30の構成を
示している。
【0054】2D/3D変換回路30は、j段のシフト
レジスタ31、第1の選択回路32および第2の選択回
路33を備えている。第2の選択回路33は、右目用の
映像信号の入力端子IRR 、IGR 、IBR と、左目用
の映像信号の入力端子IRL、IGL 、IBL と、立体
映像信号出力端子ORS 、OGS 、OBS とを備えてい
る。第1の選択回路32は、(j+1)に相当する組数
のRGB入力端子と、1組のRGB出力端子とを備えて
いる。
【0055】2D/3D変換回路30の入力信号(R、
G、B信号)は、第2の選択回路33の右目用の映像信
号の入力端子IRR 、IGR 、IBR に、右目用の映像
信号(RR 、GR 、BR 信号)として供給される。ま
た、2D/3D変換回路30の入力信号(R、G、B信
号)は、第1の選択回路32の第1のRGB入力端子に
も供給される。さらに、2D/3D変換回路30の入力
信号(R、G、B信号)は、シフトレジスタ31の入力
端子にも供給される。
【0056】シフトレジスタ31の各段F1〜Fjの出
力は、第1の選択回路32の第2のRGB入力端子〜第
(j+1)のRGB入力端子にそれぞれ供給される。第
1の選択回路32は、入力された複数組のRGB信号の
うち、2D/3D変換回路30の入力信号に対応する視
差情報に応じた位相ずれ量をもつ1組のRGB信号を選
択して、RGB出力端子に出力する。第1の選択回路3
2のRGB出力端子から出力されたRGB信号は、左目
用の映像信号として、第2の選択回路33の左目用の映
像信号の入力端子IRL 、IGL 、IBL に供給され
る。
【0057】第2の選択回路33は、右目用の映像信号
の入力端子IRR 、IGR 、IBRに入力された右目用
の映像信号RR 、GR 、BR と、左目用の映像信号の入
力端子IRL 、IGL 、IBL に入力された左目用の映
像信号RL 、GL 、BL とを1ドット毎に組み合わせ
て、立体映像信号出力端子ORS 、OGS 、OBS から
立体映像信号RS 、GS 、BS を出力する。
【0058】第1選択回路32およびシフトレジスタ3
1は、図6に示すようなクロックK1にしたがって動作
する。第2選択回路33は、図6に示すように、クロッ
クK1が2分周されたクロックK2にしたがって動作す
る。
【0059】図7は、第2選択回路33の構成を示して
いる。
【0060】第2選択回路33は、第1〜第6の6つの
ANDゲート41〜46と、第1〜第3の3つのORゲ
ート51〜53とを備えている。各ANDゲート41〜
46のデータ入力端子は、H能動入力端子である。第
1、第4および第5のANDゲート41、44、45の
制御入力端子はH能動入力端子であるが、第2、第3お
よび第6のANDゲート42、43、46の制御入力端
子は、L能動入力端子である。各ANDゲート41〜4
6の出力端子は、H能動出力端子である。
【0061】各ANDゲート41〜46の制御入力端子
には、クロックK2が入力する。第1のANDゲート4
1のデータ入力端子には、右目用のR信号RR が入力す
る。第2のANDゲート42のデータ入力端子には、左
目用のR信号RL が入力する。第3のANDゲート43
のデータ入力端子には、右目用のG信号GR が入力す
る。第4のANDゲート44のデータ入力端子には、左
目用のG信号GL が入力する。第5のANDゲート45
のデータ入力端子には、右目用のB信号BR が入力す
る。第6のANDゲート46のデータ入力端子には、左
目用のB信号BL が入力する。
【0062】第1のORゲート51には、第1のAND
ゲート41の出力と第2のANDゲート42の出力とが
入力する。第2のORゲート52には、第3のANDゲ
ート43の出力と第4のANDゲート44の出力とが入
力する。第3のORゲート53には、第5のANDゲー
ト45の出力と第6のANDゲート46の出力とが入力
する。
【0063】第1のORゲート51からは、立体映像の
R信号Rsが出力される。第2のORゲート52から
は、立体映像のG信号Gsが出力される。第3のORゲ
ート53からは、立体映像のB信号Bsが出力される。
【0064】視差情報は、この例では、0〜jの範囲内
であるものとする。この例では、グラフィック画像に対
しては、視差情報が”0”であるものとして取り扱われ
る。視差情報が”1”であるスプライト画像のRGB信
号が2D/3D変換回路30に入力されている場合につ
いて説明する。
【0065】この場合には、2D/3D変換回路30に
入力されるRGB信号(右目用の映像信号(RR
R 、BR )と、第1の選択回路32から出力される左
目用の映像信号(RL 、GL 、BL )と、第2の選択回
路33から出力される立体映像信号(RS 、GS
S )とは、図8に示すようになる。図8において、各
RGB信号において、添字の数字が同じドット信号どう
しは、同一の信号であることを示している。
【0066】この場合には、右目用の映像信号(RR
R 、BR )に対して、クロックK1の1クロック分だ
け遅れた信号が、第1の選択回路32によって左目用の
映像信号(RL 、GL 、BL )として選択される。
【0067】第2の選択回路33では、クロックK1の
周期の1/2の周期を持つクロックK2がHレベルにな
ると、ANDゲート41、44、45が開かれるので、
右目用のR信号RR と、左目用のG信号GL と、右目用
のB信号BR とが選択されて出力される。そして、クロ
ックK2がLレベルになると、ANDゲート42、4
3、46が開かれるので、左目用のR信号RL と、右目
用のG信号GR と、左目用のB信号BL とが選択されて
出力される。
【0068】したがって、右目用映像信号(RR 信号、
R 信号、BR 信号)と左目用映像信号(RL 信号、G
L 信号、BL 信号)とが、1ドット毎に交互となるよう
な立体映像信号が得られる。
【0069】図9は、VDPの変形例を示している。
【0070】図9において、図2と同じものには、同じ
符号を付してその説明を省略する。このVDPでは、カ
ラーバス(COLOR BUS)上に出力されたパターングラフィ
ック画像情報、スプライト画像情報等は、立体処理回路
60に送られる。
【0071】立体処理回路60は、パターングラフィッ
ク画像情報に対しては、互いに視差のない右目用画像情
報(カラーコードCR )と左目用画像情報(カラーコー
ドC L )とを生成する。また、立体処理回路60は、ス
プライト画像情報に対しては、視差情報に応じた視差を
持つ右目用画像情報(カラーコードCR )と左目用画像
情報(カラーコードCL )とを生成する。
【0072】図10は、立体処理回路60の構成を示し
ている。
【0073】立体処理回路60は、j段のシフトレジス
タ61および選択回路62を備えている。選択回路62
は、(j+1)に相当する複数の入力端子と、1つの出
力端子とを備えている。
【0074】立体処理回路60に入力される画像情報C
は、右目用の画像情報CR としてカラーバス制御部70
に出力される。また、立体処理回路60に入力される画
像情報Cは、選択回路62の第1の入力端子にも供給さ
れる。さらに、立体処理回路60に入力される画像情報
Cは、シフトレジスタ61の入力端子にも供給される。
【0075】シフトレジスタ61の各段の出力は、選択
回路62の第2の入力端子〜第(j+1)の入力端子に
それぞれ供給される。選択回路62は、入力された複数
の画像情報Cのうち、立体処理回路60に入力される視
差情報に応じた位相ずれ量をもつ1つの画像情報Cを選
択して、出力端子に出力する。選択回路62の出力端子
から出力された画像情報Cは、左目用の画像情報CL
してカラーバス制御部70に出力される。
【0076】カラーバス制御部70は、視差情報に基づ
いて、送られてきたパターングラフィック画像情報およ
びスプライト画像情報の表示優先順位を決定し、決定し
た表示優先順位に基づいて、送られてきたパターングラ
フィック画像情報およびスプライト画像情報から、表示
画面中の各表示位置において表示すべき右目用および左
目用の画像情報CR 、CL を選択して、ルックアップテ
ーブル29に送る。
【0077】ルックアップテーブル29は、送られてき
た右目用画像情報CR および左目用の画像情報CL を、
それぞれ対応する映像信号(RR 、GR 、BR 信号およ
びR L 、GL 、BL 信号)に変換する。そして、得られ
た右目用の映像信号および左目用の映像信号を、RGB
の組単位でかつ1絵素期間ごとに選択回路80に送る。
【0078】選択回路80は、上述した2D/3D変換
回路30内の第2選択回路33と同じである。したがっ
て、選択回路80からは、右目用映像信号(RR 信号、
R信号、BR 信号)と左目用映像信号(RL 信号、G
L 信号、BL 信号)とが、1ドット毎に交互となるよう
な立体映像信号が得られる。
【0079】図2または図9のVDPにおいて、スプラ
イト画像発生部25は、視差情報に応じて表示すべきス
プライト画像の優先順位を決定し、LCD2の各表示位
置ごとに表示すべき絵素情報を、視差情報とともにカラ
ーバス上に出力するようにしてもよい。ただし、LCD
2の各表示位置のうち、表示すべきスプライト画像情報
が存在しない位置に対しては、透明色データまたは無効
データをカラーバス上に出力する。そして、カラーバス
制御部28、70は、透明色データまたは無効データに
対応する表示位置に対しては、パターングラフィック画
像発生部23から出力されたパターングラフィック画像
情報を選択して出力する。
【0080】また、上記右目用画像と左目用画像との位
相関係を逆にすることによって、モニタ面より後方位置
に画像が存在するような立体映像信号を生成するように
してもよい。
【0081】上記実施の形態では、スプライト画像に対
する視差情報は、CPUから与えられているが、CG−
ROM14内に記憶されているスプライト画像情報に視
差情報を付加しておいてもよい。この場合には、スプラ
イト画像情報を読み出す際に、対応する視差情報が読み
出され、読み出された視差情報に応じた視差を持つ右目
用画像と左目用画像とが生成される。
【0082】上記実施の形態では、パターングラフィッ
ク画像に対しては互いに視差のない右目用画像と左目用
画像とが生成され、スプライト画像に対しては、視差を
持つ右目用画像と左目用画像とが生成されているが、パ
ターングラフィック画像に対しても視差を持つ右目用画
像と左目用画像とを生成するようにしてもよい。
【0083】パターングラフィック画像に対しても視差
を持つ右目用画像と左目用画像とを生成する方法として
は、次のような方法がある。つまり、CG−ROM14
内に記憶されているパターングラフィック画像情報に視
差情報を付加しておく。この視差情報は、1画面分の各
パターングラフィック画像毎に、予め定められた視差情
報である。そして、パターングラフィック画像情報を読
み出す際に、対応する視差情報をも読み出し、読み出し
た視差情報に応じた視差を持つ右目用画像と左目用画像
とを生成する。
【0084】1画面内のパターングラフィック画像にお
いて、その一部のみを立体表示させたり、1画面内のパ
ターングラフィック画像における複数の領域の画像を、
互いに視差が異なる立体画像として表示させたりするこ
とも可能である。この実現方法について説明する。
【0085】図11に示すように、各1画面分のパター
ングラフィック画像を構成する絵素のカラーコードC0
〜Cpを視差情報D0 〜DP とともにCG−ROMに記
憶する。この際、たとえば、1画面分のパターングラフ
ィック画像における2つの領域間で、視差情報を変えて
おけば、その2つの領域において互いに視差の異なる立
体画像が得られる。また、たとえば、1画面分のパター
ングラフィック画像における2つの領域のうち、一方の
領域に対する視差情報を0とし、他方の領域に対する視
差情報を0以外の値とすれば、上記一方の領域には2次
元のパターングラフィック画像が表示され、上記他方の
領域には3次元のパターングラフィック画像が表示され
る。
【0086】1画面内のパターングラフィック画像にお
いて、その一部のみを立体表示させる方法として、次の
ような方法がある。
【0087】図12に示すように、図9のVDPに、ウ
インドウ信号発生回路90を設ける。スプライト画像の
立体画像の生成方法については、図9で説明した方法と
同じである。CG−ROM14内に記憶されているパタ
ーングラフィック画像情報には、視差情報を付加してお
く。この視差情報は、1画面分の各パターングラフィッ
ク画像毎に、予め定められた視差情報である。そして、
パターングラフィック画像情報を読み出す際に、対応す
る視差情報をも読み出し、読み出した視差情報に応じた
視差を持つ右目用画像と左目用画像とが、立体処理回路
60で生成される。
【0088】ウインドウ信号発生回路90には、CPU
によって、1画面分のパターングラフィック画像のう
ち、立体画像にする1または複数のウインドウ領域を表
すデータが設定される。この例では、図13に示すよう
に、1つのウインドウ領域Wが設定されているものとす
る。ウインドウ領域Wを表すデータとしては、たとえ
ば、ウインドウ領域Wの左上のコーナ点を表す座標デー
タと、ウインドウ領域Wの右下のコーナ点を表す座標デ
ータとが用いられる。
【0089】ウインドウ信号発生回路90は、ウインド
ウ領域Wを表すデータおよびタイミング信号に基づい
て、タイミング信号によって表される表示位置がウイン
ドウ領域Wの外側であるか内側であるかを示す領域判定
信号Swを出力する。領域判定信号Swは、たとえば、
表示位置がウインドウ領域Wの外側である場合にはLレ
ベルであり、表示位置がウインドウ領域Wの内側である
場合にはHレベルとなる。
【0090】ウインドウ信号発生回路90から出力され
る領域判定信号Swは、カラーバス制御部70に送られ
る。カラーバス制御部70は、まず、視差情報に基づい
て、送られてきたパターングラフィック画像情報および
スプライト画像情報の表示優先順位を決定し、決定した
表示優先順位に基づいて、送られてきたパターングラフ
ィック画像情報およびスプライト画像情報から、表示画
面中の各表示位置において表示すべき右目用および左目
用の画像情報CR 、CL を選択する。
【0091】領域判定信号SwがHレベルのときには、
選択した右目用および左目用の画像情報CR 、CL をそ
のまま出力する。領域判定信号SwがLレベルのときに
は、選択した右目用および左目用の画像情報CR 、CL
がスプライト画像情報であればそのまま出力し、選択し
た右目用および左目用の画像情報CR 、CL がパターン
グラフィック画像情報である場合には、選択した右目用
画像情報CR を右目用画像情報CR として出力するとと
もに選択した右目用画像情報CR を左目用画像情報とし
ても出力する。
【0092】つまり、領域判定信号SwがLレベルのと
きにおいて、パターングラフィック画像を表示する際に
は、右目用画像情報および左目用画像情報として、同じ
右目用画像情報が出力される。したがって、ウインドウ
領域Wの内側領域においては、パターングラフィック画
像は立体画像として表示され、ウインドウ領域Wの外側
領域においては、パターングラフィック画像は二次元画
像として表示される。
【0093】なお、ウインドウ領域Wの内側領域におい
て、パターングラフィック画像を二次元画像として表示
し、ウインドウ領域Wの外側領域においてパターングラ
フィック画像を立体画像として表示するようにしてもよ
い。
【0094】
【発明の効果】この発明によれば、構成が簡単な立体画
像表示装置が得られる。また、この発明によれば、視差
情報に応じた表示優先順位で立体画像を表示させること
ができる。
【0095】また、この発明によれば、パターングラフ
ィック画像を立体表示させることができる。また、この
発明によれば、1画面内のパターングラフィック画像に
おいて、その一部のみを立体表示させることができるよ
うになる。また、この発明によれば、1画面内のパター
ングラフィック画像において、その一部のみを立体表示
させたり、1画面内のパターングラフィック画像におけ
る複数の領域の画像を、互いに視差が異なる立体画像と
して表示させたりすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】立体画像表示装置の構成を示す構成図である。
【図2】VDPの構成を示すブロック図である。
【図3】CG−ROMの内容を示す模式図である。
【図4】スプライトメモリの内容を示す模式図である。
【図5】図2の2D/3D変換回路を示すブロック図で
ある。
【図6】図5のシフトレジスタおよび第1の選択回路に
入力されるクロックK1と、第2の選択回路に入力され
るクロックK2とを示す波形図である。
【図7】図5の第2の選択回路の構成を示す回路図であ
る。
【図8】2D/3D変換回路の各部の信号を示すタイム
チャートである。
【図9】VDPの変形例を示すブロック図である。
【図10】図9の立体処理回路の構成を示すブロック図
である。
【図11】CG−ROMに記憶された、1画面分のパタ
ーングラフィック画像を構成する絵素のカラーコードC
0 〜Cpと視差情報D0 〜DP とを示す模式図である。
【図12】VDPの他の変形例を示すブロック図であ
る。
【図13】CPUによって設定されるウインドウ領域を
示す模式図である。
【図14】従来の二次元画像表示装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図15】従来のVDPに設けられたスプライトメモリ
の内容を示す模式図である。
【図16】従来の立体画像表示装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 表示制御ユニット 2 LCD 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 CG−ROM 15 VDP 16 LCDタイミングコントローラ 21 CPUインタフェース 22 同期信号発生部 23 パターングラフィック発生部 24 パターングラフィックメモリ 25 スプライト画像発生部 26 スプライトメモリ 27 CG−ROMインタフェース 28、70 カラーバス制御部 29 ルックアップテーブル 30 2D/3D変換回路 31、61 シフトレジスタ 32 第1の選択回路 33 第2の選択回路 60 立体処理回路 62 選択回路 80 選択回路 90 ウインドウ信号発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 510 G09G 5/38 B 5/38 G06F 15/62 350V (72)発明者 上原 豊 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松本 喜代司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 三宅 宏幸 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 棚瀬 晋 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスプライト画像が表示優先順位に
    したがって表示される表示装置、 表示すべき各スプライト画像の二次元画像情報を発生さ
    せるとともに、各スプライト画像に対する視差情報を発
    生させる第1手段、 各スプライト画像に対する視差情報に基づいて、各スプ
    ライト画像の表示優先順位を決定し、各スプライト画像
    の二次元画像情報から、表示装置の表示位置ごとに、表
    示優先順位に応じた二次元画像情報を選択する第2手
    段、 第2手段によって選択された二次元画像情報から、それ
    に対応するスプライト画像の視差情報に応じた視差を有
    する左目用表示データと右目用表示データとを生成する
    第3手段、ならびに第3手段によって生成された左目用
    表示データと右目用表示データとに基づいて、表示装置
    に各スプライト画像の立体画像を表示させる第4手段、 を備えている立体画像表示装置。
  2. 【請求項2】 複数のスプライト画像が表示優先順位に
    したがって表示される表示装置、 表示すべき各スプライト画像の二次元画像情報を発生さ
    せるとともに、各スプライト画像に対する視差情報を発
    生させる第1手段、 各スプライト画像ごとに、各スプライト画像の二次元画
    像情報から、各スプライト画像に対する視差情報に応じ
    た視差を有する左目用表示データと右目用表示データと
    をそれぞれ生成する第2手段、 各スプライト画像に対する視差情報に基づいて各スプラ
    イト画像間の表示優先順位を決定し、各スプライト画像
    の左目用表示データおよび右目用表示データから、表示
    装置の表示位置ごとに、表示優先順位に応じた左目用表
    示データと右目用表示データとを選択する第3手段、な
    らびに第3手段によって選択された左目用表示データと
    右目用表示データとに基づいて、表示装置に各スプライ
    ト画像の立体画像を表示させる第4手段、 を備えている立体画像表示装置。
  3. 【請求項3】 表示装置がカラー液晶表示装置である請
    求項1および2のいずれかに記載の立体画像表示装置。
  4. 【請求項4】 第1手段は、複数のスプライト画像の二
    次元画像情報および各スプライト画像の二次元画像情報
    毎の視差情報が予め記憶されている記憶手段、ならびに
    記憶手段から表示すべき各スプライト画像の二次元画像
    情報およびそれに対応する視差情報を読み出す手段を備
    えている請求項1、2および3のいずれかに記載の立体
    画像表示装置。
  5. 【請求項5】 複数画面分のパターングラフィック画像
    の二次元画像情報および各画面毎の二次元画像情報毎の
    視差情報が予め記憶されている記憶手段、 記憶手段から表示すべき画面のパターングラフィック画
    像の二次元画像情報およびそれに対応する視差情報を読
    み出す手段、 記憶手段から読み出されたパターングラフィック画像の
    二次元画像情報から、読み出された視差情報に応じた視
    差を有する左目用表示データと右目用表示データとを生
    成する立体画像生成手段、ならびに立体画像生成手段に
    よって生成された左目用表示データと右目用表示データ
    とに基づいて、表示装置にパターングラフィック画像の
    立体画像を表示させる表示手段、 を備えている立体画像表示装置。
  6. 【請求項6】 複数画面分のパターングラフィック画像
    の二次元画像情報および各画面毎の二次元画像情報毎の
    視差情報が予め記憶されている記憶手段、 各画面毎に、1または複数のウインドウ領域を設定する
    ウインドウ領域設定手段、 記憶手段から表示すべき画面のパターングラフィック画
    像の二次元画像情報およびそれに対応する視差情報を読
    み出す手段、 ウインドウ領域の内側および外側のうち一方の領域にお
    いては、記憶手段から読み出されたパターングラフィッ
    ク画像の二次元画像情報から、読み出された視差情報に
    応じた視差を有する左目用表示データと右目用表示デー
    タとを生成して、表示装置に立体画像を表示させる手
    段、ならびにウインドウ領域の内側および外側のうち他
    方の領域においては、記憶手段から読み出されたパター
    ングラフィック画像の二次元画像情報に基づいて、表示
    装置に二次元画像を表示させる手段、 を備えている立体画像表示装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも1画面分のパターングラフィ
    ック画像の二次元画像情報および1画面の各領域毎の視
    差情報が予め記憶されている記憶手段、 記憶手段から表示すべき画面のパターングラフィック画
    像の二次元画像情報およびそのパターングラフィック画
    像の各領域毎の視差情報を読み出す手段、 記憶手段から読み出されたパターングラフィック画像の
    二次元画像情報および当該パターングラフィック画像の
    各領域毎の視差情報に基づいて、各領域毎に対応する視
    差情報に応じた視差を有する左目用表示データと右目用
    表示データとを生成する立体画像生成手段、ならびに立
    体画像生成手段によって生成された左目用表示データと
    右目用表示データとに基づいて、表示装置にパターング
    ラフィック画像の立体画像を表示させる表示手段、 を備えている立体画像表示装置。
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