JPH092640A - 壜台の方向規制装置 - Google Patents

壜台の方向規制装置

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JPH092640A
JPH092640A JP18112895A JP18112895A JPH092640A JP H092640 A JPH092640 A JP H092640A JP 18112895 A JP18112895 A JP 18112895A JP 18112895 A JP18112895 A JP 18112895A JP H092640 A JPH092640 A JP H092640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
magnet
rotating
circular
bottle base
Prior art date
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Pending
Application number
JP18112895A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Mukai
隆裕 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kirin Techno System Co Ltd
Original Assignee
Kirin Techno System Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円形軌道を移動する自転可能な壜台に非円形
の壜を導入し、壜台を自転させたのち壜台から壜を排出
するとき、壜台を一定の方向に規制することができる壜
台の方向規制装置を提供する。 【構成】 円形軌道3を移動する自転可能な壜台1に非
円形の壜6を導入し、壜台1を自転させたのち壜台1か
ら壜6を排出するとき、壜台1を一定の方向に規制する
装置であって、壜台1の自転軸1aに固定され永久磁石
13を有する回転側マグネットディスク14と、回転側
マグネットディスク14に対向した状態で円形軌道3を
移動可能な永久磁石15を有する静止側マグネットディ
スク16とを備え、両マグネットディスク14,16の
永久磁石13,15は、それぞれ2個の異磁極対から構
成されかつ両マグネットディスク14,16の永久磁石
13,15間で異磁極が対向可能なように配置されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壜の検査のために壜を
載置した壜台を自転させたあと壜台の方向を規制する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】壜の外観検査をするとき、自転可能な壜
台を備え、壜台に壜を載置して円形軌道上を移動させ、
壜台を回転ベルト等に接触させて自転させ、自転時に壜
の検査を行ない、検査後の壜を移動させ、壜台から壜を
排出する方式の装置がある。壜は、壜の形状に合った切
欠きを持つ入口スターホイルから導入され、前記壜台に
受け渡され、壜台を自転させて壜の検査が行なわれた後
に出口スターホイルへ排出される。壜が円形のときは自
転後の壜台の方向に拘らず、壜は出口スターホイルの切
欠きに納まる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、壜が楕
円形や角形のような非円形のときは、壜が出口スターホ
イルの切欠きに納まるように自転後の壜台の方向を規制
する必要がある。本発明は上述の事情に鑑みなされたも
ので、円形軌道を移動する自転可能な壜台に非円形の壜
を導入し、壜台を自転させたのち壜台から壜を排出する
とき、壜台を一定の方向に規制することができる壜台の
方向規制装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の壜台の方向規制
装置は、円形軌道を移動する自転可能な壜台に非円形の
壜を導入し、壜台を自転させたのち壜台から壜を排出す
るとき、壜台を一定の方向に規制する装置であって、壜
台の自転軸に固定され永久磁石を有する回転側マグネッ
トディスクと、回転側マグネットディスクに対向した状
態で円形軌道を移動可能な永久磁石を有する静止側マグ
ネットディスクとを備え、両マグネットディスクの永久
磁石は、それぞれ2個の異磁極対から構成されかつ両マ
グネットディスクの永久磁石間で異磁極が対向可能なよ
うに配置されていることを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明によれば、回転側マグネットディスクと
静止側マグネットディスクにおける永久磁石の異磁極間
で吸引磁力が作用する。壜台のスピン区間では、吸引磁
力の影響を受けながらも、それを上まわる回転力が壜台
に付与されるため、壜台は自転する。スピン区間を離れ
ると、両マグネットディスクにおける永久磁石の異磁極
間で作用する吸引磁力の影響を受け、壜台は一定の方向
に規制される。この場合、両マグネットディスクの永久
磁石は、それぞれ2個の異磁極対から構成されているた
め、360゜の自転方向の対向する2位置のいずれかに
位置決めされて方向規制が行われる。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る壜台の方向規制装置の一
実施例を図1乃至図4を参照して説明する。図1は壜台
の方向規制装置の全体構成を示す平面図であり、図2は
図1のII−II線断面図であり、図3は図1のIII−III線
断面図である。
【0007】図1乃至図3に示されるように、複数の壜
台1はターンテーブル2により支持されており、ターン
テーブル2の回転によって円形軌道3上を移動するよう
になっている。円形軌道3に隣接して入口スターホイル
4と出口スターホイル5とが配設されており、非円形
(角形)の壜6は入口スターホイル4により円形軌道3
を移動する壜台1に導入され、円形軌道3を移動したの
ちに壜台1から出口スターホイル5に排出される。また
入口スターホイール4に壜6を供給するとともに出口ス
ターホイール5から排出された壜6を搬出するために搬
送コンベヤ18が設置されている。
【0008】また図2及び図3に示されるように、壜台
1の自転軸1aは軸受7を介してターンテーブル2に支
持されている。自転軸1aにはプーリ8が固定されてい
る。一方、図1に示されるように円形軌道3に隣接して
所定区間だけ回動ベルト9が配設されており、この回動
ベルト9は図2に示されるように壜台1の自転軸1aに
設けられたプーリ8に接触して壜台1を自転軸1aの回
りに自転させるようになっている。なお、図1におい
て、符号17は回転ベルト9を走行させるプーリであ
る。また回動ベルト9を挟んで照明10とカメラ11と
が対向配置されており、壜台1を自転させて照明10と
カメラ11とにより壜6の胴部全面の検査ができるよう
になっている。
【0009】壜台1が自転したのちにおいては、壜台1
の方向が一定の方向でないために、非円形(角形)の壜
6を壜台1から壜の形状に合った切欠きをもつ出口スタ
ーホイル5に排出することができない。そのため、壜台
1を一定の方向に規制する壜台の方向規制装置12が設
けられている。
【0010】壜台の方向規制装置12は、図2および図
3に示すように壜台1の自転軸1aに固定され永久磁石
13を有する回転側マグネットディスク14と、この回
転側マグネットディスク14に対向するようにターンテ
ーブル2に固定され永久磁石15を有する静止側マグネ
ットディスク16とから構成されている。回転側マグネ
ットディスク14と静止側マグネットディスク16と
は、常に対向した状態で円形軌道3上を移動するように
なっている。
【0011】図4は両マグネットディスク14,16の
永久磁石13,15の配置状態を示す図であり、図4
(a)は図3のA−A矢視図、図4(b)は図3のB−
B矢視図である。図4(a),(b)から明らかなよう
に両マグネットディスク14,16の永久磁石13,1
5はそれぞれ2個の異磁極対N,S;N,Sから構成さ
れるとともに両マグネットディスク14,16の永久磁
石13,15間で異磁極N,Sが対向可能なように配置
されている。
【0012】次に、前述のように構成された壜台の方向
規制装置の作用を説明する。非円形(角形)の壜6は入
口スターホイル4により円形軌道3を移動する壜台1に
導入される。このとき、壜台1の自転軸1aに固定され
た回転側マグネットディスク14とターンテーブル2に
固定された静止側マグネットディスク16における永久
磁石13,15の異磁極N,S間で吸引磁力が作用する
ため、壜台1は一定の方向に規制された状態にある。
【0013】壜台1が円形軌道3を移動する間に、スピ
ン区間に到達すると自転軸1aに固定されたプーリ8が
回動ベルト9に接触するため、両マグネットディスク1
4,16間で吸引磁力の影響を受けながらも、それを上
まわる回転力が付与され、壜台1は自転する。この自転
の間に、壜6の壜胴全面が照明10とカメラ11とによ
り検査される。
【0014】スピン区間を離れて壜台1のプーリ8が回
動ベルト9と接触しなくなると、壜台1は自転を停止す
る。このとき、両マグネットディスク14,16におけ
る永久磁石13,15の異磁極N,S間で作用する吸引
磁力の影響を受け、壜台1は一定の方向に規制される。
この場合、両マグネットディスク14,16の永久磁石
13,15はそれぞれ2個の異磁極対N,S;N,Sか
ら構成されているため、360゜の自転方向の対向する
2位置のいずれかに位置決めされて方向規制が行われ
る。この状態で壜6は壜台1から出口スターホイル5に
排出される。
【0015】なお壜台1がスピン区間を離れて、磁力に
よる壜台1の位置決めが始まってから、完了するまでに
は、壜台1の自転は減衰しながら収まるので、多少の時
間が必要となる。この時間を短縮するため、自転軸1a
に固定されたプーリ8に係合する丸ベルト等からなるブ
レーキを設けても良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、円
形軌道を移動する自転可能な壜台に壜を導入し、壜台を
自転させたのち壜台から壜を排出するとき、壜台を一定
の方向に規制することができる。そのため、非円形の壜
の壜台への導入及び壜台からの排出を円滑に行うことが
できる。
【0017】また本発明は壜台の方向規制に磁力を利用
したため、非接触で済み、装置の耐久性の向上、衝撃に
よる振動の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る壜台方向規制装置の一実施例を示
す平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図4(a)は図3のA−A矢視図、図4(b)
は図3のB−B矢視図である。
【符号の説明】
1 壜台 1a 自転軸 2 ターンテーブル 3 円形軌道 4 入口スターホイル 5 出口スターホイル 6 壜 7 軸受 8 プーリ 9 回動ベルト 10 照明 11 カメラ 12 壜台の方向規制装置 13,15 永久磁石 14 回転側マグネットディスク 16 静止側マグネットディスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形軌道を移動する自転可能な壜台に非
    円形の壜を導入し、壜台を自転させたのち壜台から壜を
    排出するとき、壜台を一定の方向に規制する装置であっ
    て、 壜台の自転軸に固定され永久磁石を有する回転側マグネ
    ットディスクと、回転側マグネットディスクに対向した
    状態で円形軌道を移動可能な永久磁石を有する静止側マ
    グネットディスクとを備え、両マグネットディスクの永
    久磁石は、それぞれ2個の異磁極対から構成されかつ両
    マグネットディスクの永久磁石間で異磁極が対向可能な
    ように配置されていることを特徴とする壜台の方向規制
    装置。
JP18112895A 1995-06-23 1995-06-23 壜台の方向規制装置 Pending JPH092640A (ja)

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JP18112895A JPH092640A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 壜台の方向規制装置

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JP18112895A JPH092640A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 壜台の方向規制装置

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JPH092640A true JPH092640A (ja) 1997-01-07

Family

ID=16095365

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JP18112895A Pending JPH092640A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 壜台の方向規制装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113560848A (zh) * 2021-07-26 2021-10-29 王静静 一种棋子和磁铁压合装置的磁铁分离机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113560848A (zh) * 2021-07-26 2021-10-29 王静静 一种棋子和磁铁压合装置的磁铁分离机构
CN113560848B (zh) * 2021-07-26 2023-06-02 王静静 一种棋子和磁铁压合装置的磁铁分离机构

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