JPH09262971A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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Publication number
JPH09262971A
JPH09262971A JP7604896A JP7604896A JPH09262971A JP H09262971 A JPH09262971 A JP H09262971A JP 7604896 A JP7604896 A JP 7604896A JP 7604896 A JP7604896 A JP 7604896A JP H09262971 A JPH09262971 A JP H09262971A
Authority
JP
Japan
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laminating
printer
recording medium
agent
laminating agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP7604896A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Matsuda
和彦 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH09262971A publication Critical patent/JPH09262971A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M7/00After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
    • B41M7/0027After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using protective coatings or layers by lamination or by fusion of the coatings or layers

Landscapes

  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の画像が印刷された被記録媒体の記録面
のラミネート処理を容易に行うことができるとともに、
小型化及び低価格化が可能なプリンタを提供すること。 【解決手段】 印字ヘッド16とラミネートヘッド18
を搭載したキャリッジ10が往復動作を繰り返し、印字
ヘッド16がプリンタに接続されたコンピュータなどか
ら入力されたデータに対する画像を用紙14に記録する
ためのインクを吐出し、画像が記録された用紙の印刷面
をラミネートするためのラミネート剤を格納したラミネ
ートヘッド18が、前記印字ヘッド16によって所望の
画像が記録された用紙14の印刷面にラミネート樹脂剤
を噴射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像等を印刷する
プリンタに関し、特には、屋外に使用されるポスターな
どを作成するために、画像が印刷された被記録媒体の印
刷面をラミネートするラミネート剤を塗布するプリンタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実公平1―39566号
公報に示されるように、昇華転写方式により印刷を行う
プリンタ自体にカバーフィルムのラミネートを行う機構
を設けて、このカバーフィルムのラミネートを容易確実
に行うことができるプリンタがある。上記プリンタには
公知の昇華転写方式の画像印刷機構が備えられている。
すなわち、プラテンに巻き付けられた用紙に対し、カラ
ー画像を形成するための各色の昇華染料が塗布されたイ
ンクリボンが感熱ヘッドにより圧接され、プリンタに接
続されたコンピュータなどから入力された画像データに
対応して感熱ヘッドが加熱されることにより、順次各色
の昇華染料が用紙上に転写されてカラー画像が得られる
ようになっている。さらに、上記プリンタには昇華転写
方式の画像印刷機構に加え、カラー画像が印刷された用
紙の表面にカバーフィルムのラミネートを行う機構を設
けている。すなわち、カバーフィルムの給紙ロールと巻
き取りロールを設け、カラー画像が印刷されたプラテン
上の用紙に対してカバーフィルムを対峙させる。そし
て、カバーフィルムの背面よりプラテン上の用紙に向か
ってカバーフィルムを熱圧着する感熱ヘッドを設け、カ
バーフィルム内のラミネート樹脂を用紙表面に転写する
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリンタにおいては、カラー画像を形成するための各色
の昇華染料が塗布されたインクリボンの給紙ロールと巻
き取りロールと、昇華染料を用紙上に転写するための感
熱ヘッドからなる昇華転写方式の画像印刷機構に加え、
ラミネート用のカバーフィルムの給紙ロールと巻き取り
ロールと、カバーフィルムを熱圧着する感熱ヘッドとか
らなるラミネート機構を備えているので、プリンタの小
型化が難しいという問題点があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、所望の画像が印刷された被記録
媒体の記録面をラミネートするラミネート剤を格納し、
そのラミネート剤を被記録媒体の記録面に噴射すること
により、記録面のラミネート処理を容易に行うことがで
きるとともに、小型化及び低価格化が可能なプリンタを
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載のプリンタにおいては、印刷手段はプ
リンタに接続されたコンピュータなどから入力されたデ
ータに対する画像を被記録媒体に記録し、搬送手段は前
記印字手段の動作に対応して、前記被記録媒体を搬送す
るためのものである。ラミネート剤格納手段は、画像が
記録された前記被記録媒体の印刷面をラミネートするた
めのラミネート剤を格納しており、噴射手段は、前記印
刷手段によって所望の画像が記録された被記録媒体の印
刷面に、前記ラミネート剤格納手段と接続されて供給さ
れる前記ラミネート剤を噴射する。
【0006】また、請求項2記載のプリンタは、前記ラ
ミネート剤格納手段に備えられたヒーター手段が、固形
状態で供給されたラミネート剤を加熱溶融し、前記噴射
手段がその溶融されたラミネート剤を噴射する。
【0007】さらに、請求項3記載のプリンタは、前記
搬送手段に備えられた圧延手段が、前記噴射手段によっ
てラミネート剤が塗布された被記録媒体の表面に圧力を
加え、被記録媒体の印刷面に塗布されたラミネート剤を
均一化する。
【0008】また、請求項4記載のプリンタは、前記搬
送手段に備えられた加熱手段が、前記噴射手段によって
ラミネート剤が塗布された被記録媒体を加熱し、被記録
媒体の印刷面に塗布されたラミネート剤を均一化する。
【0009】さらに、請求項5記載のプリンタは、前記
搬送手段に備えられた冷却手段が、前記噴射手段によっ
てラミネート剤が塗布された被記録媒体を冷却し、被記
録媒体の印刷面に塗布されたラミネート剤を均一化す
る。
【0010】また、請求項6記載のプリンタは、前記噴
射手段と前記印字手段とが、被記録媒体の搬送方向に対
して所定の距離だけ離れて配置されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】図1に本実施例のプリンタの外観図を示
す。キャリッジ10は、ガイド軸12に沿って、図示し
ない駆動手段により、用紙14の搬送方向と直交する方
向に移動可能に構成され、キャリッジ10上に、印字ヘ
ッド16とラミネートヘッド18とが搭載されている。
印字ヘッド16は個々に制御可能な複数個のノズル列か
ら吐出されるインクにより、用紙14上に所定の印字パ
ターンを形成できるように構成されている。給紙トレイ
20に格納されている用紙14は、用紙搬送経路を通過
し、印字ヘッドのノズル列より吐出されるインクにより
印字された後、排紙トレイ22に蓄積されるように構成
されている。
【0013】また、図1に示すプリンタの印字ヘッド近
傍の断面を図2に示す。プラテン24は、印字ヘッド1
6よりインクが吐出される際に、用紙14を支え、搬送
ローラ26は用紙14の搬送経路を形成し、用紙14を
給紙トレイ20から排紙トレイ22の方向に搬送するよ
うに構成されている。
【0014】さらに、図3にラミネートヘッド18の断
面図を示す。ラミネート剤タンク32内には、ラミネー
ト樹脂剤28が格納されている。ラミネート樹脂剤28
としては、たとえば飽和線状ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂、セルロース樹脂などが用いられる。ラミネート
剤タンク32は、栓34を外して、外部よりラミネート
樹脂剤28が供給できるように構成されている。ラミネ
ート剤タンク32の側面には、固形状態で供給されたラ
ミネート樹脂剤28を溶融するためのヒーター36を備
えるようにしてもよい。また、樹脂タンク32に貯蔵さ
れたラミネート樹脂剤28は、開口部38を通じて外気
と接している。さらに、ラミネート剤タンク32は、液
路40を介して共通液室42と通じている。
【0015】図4に、ラミネートヘッドのラミネート樹
脂剤噴射部の拡大図を示す。共通液室42の壁面には細
い液路44が複数個配列されて形成されている。液路4
4はラミネートヘッド18の外面にて開口し、ノズル4
6が形成されている。液路44の途中にはラミネート樹
脂剤を吐出させるための駆動素子48が設けられてい
る。駆動素子48としては、形状変形により液路44内
の容積を小さくしてラミネート樹脂剤28の吐出圧力を
発生させるピエゾ素子、または発熱により液路44内の
ラミネート樹脂剤28を加熱してラミネート樹脂剤28
の吐出圧力を発生させる発熱素子が使用される。
【0016】そして、前記印字ヘッド16が本発明の印
刷手段を構成し、前記搬送ローラ26が本発明の搬送手
段を構成し、前記ラミネート剤タンク32が本発明のラ
ミネート剤格納手段を構成し、前記ノズル46及び駆動
素子48が本発明の噴射手段を構成している。
【0017】次に、上記のように構成されたプリンタの
動作について説明する。
【0018】プリンタに接続されたコンピュータなどか
ら印刷データが入力されると、給紙トレイ20に格納さ
れている用紙14が所定の位置まで搬送され停止する。
キャリッジ10が図示しない駆動モータにより駆動さ
れ、ガイド軸12に沿って移動しながら、キャリッジ1
0上の印字ヘッド16から前記印刷データに対応したイ
ンクが吐出される。吐出されたインクにより、用紙14
の横方向に印字ヘッド16のノズル列の長さに相当する
帯状のドット集合パターンが形成される。そして、キャ
リッジ10の移動方向に対し、印字ヘッドよりも後方に
位置しているラミネートヘッド18からは、上記印字ヘ
ッド16のノズル列の長さに等しい帯状のラミネート樹
脂剤が吐出される。それにより、印字ヘッド16より用
紙14上に噴射され、所定の時間を経過したインクの表
面を覆うようにラミネート樹脂層が形成される。
【0019】キャリッジ10が用紙14の端から端まで
を移動する間に、用紙14にはラミネート樹脂層で覆わ
れた、上記印字ヘッド16のノズル列の長さに等しい幅
で形成された所望の印字パターンが印刷される。キャリ
ッジ10がこのような主走査を行った後、搬送ローラ2
6が所望の角度だけ回転して、用紙14を所望の距離、
すなわち上記ノズル列の長さに等しい距離だけ移動させ
る副走査が行われる。この主走査と副走査を繰り返すこ
とにより、用紙14の全面にラミネート樹脂層で覆われ
た、所望の印字パターンが印刷される。用紙への印刷及
びラミネート処理が行われている途中の用紙の様子を図
5に示す。図5中のa部は印字パターンが印刷されると
ともに、その表面がラミネート樹脂層で覆われている領
域である。また、b部は印字パターンのみが印刷され、
まだその表面がラミネート樹脂層で覆われていない領域
である。図5中でb領域の長さ(図中のc部分)は上記
印字ヘッド16のノズル列の長さに等しい。印刷が終了
した用紙14は排紙トレイ22に貯蔵される。
【0020】この時、キャリッジ10を用紙14の主走
査方向に対して印字ヘッド16による印字部分より僅か
に右方向へ移動することにより、印字ヘッド16による
印字部分に対して確実にラミネートを行うことができ
る。
【0021】上記動作例では、キャリッジ10の主走査
の間に、印字ヘッド16により印字されるインク列とラ
ミネートヘッド18により形成されるラミネート樹脂層
が、用紙14上において副走査方向で同位置になるよう
に、印字ヘッド16とラミネートヘッド18とがキャリ
ッジ10上に配置されていたが、図7に示すように、印
字ヘッド16とラミネートヘッド18とを副走査方向に
印字ヘッド16のノズル列分だけずらした位置に配置す
ることにより、キャリッジ10が主走査方向に移動する
間に、印字ヘッド16から吐出されるインクにより形成
される印字パターンと、ラミネートヘッド18から吐出
されるラミネート樹脂剤28により形成されるラミネー
ト樹脂層とが重ならないようにすることも可能である。
【0022】この場合の用紙14への印刷及びラミネー
ト処理が行われている途中の用紙14の様子を図6に示
す。図6中のa部は印字パターンが印刷されるととも
に、その表面がラミネート樹脂層で覆われている領域で
ある。また、b部は印字パターンのみが印刷され、まだ
その表面がラミネート樹脂層で覆われていない領域であ
る。
【0023】さらに、印字ヘッド16とラミネートヘッ
ド18とを図1及び図2に示すように配置した場合に
は、キャリッジ10が主走査方向の左端から右端方向に
移動する時にのみ、印字ヘッド16からのインクの吐出
とラミネートヘッド18からのラミネート樹脂剤28の
噴射が行われるが、一方印字ヘッド16とラミネートヘ
ッド18とを図7に示すように配置した場合には、キャ
リッジ10が主走査方向の左端から右端方向に移動する
時に加え、右端から左端方向に移動する時にも、印字ヘ
ッド16からのインクの吐出とラミネートヘッド18か
らのラミネート樹脂剤28の噴射が行われる。したがっ
て、高速に印字及びラミネート処理を行うことが可能と
なる。
【0024】次に、ラミネートヘッド18からラミネー
ト樹脂剤28が吐出される動作について説明する。
【0025】外部からラミネート剤タンク32に供給さ
れたラミネート樹脂剤28は、ラミネート剤タンク32
上部に設けられた開口部38により外気と接しているこ
とにより、ラミネート剤タンク32、液路40、共通液
室42及び液路44内に充満している。プリンタに接続
されたコンピュータなどから入力される印刷データに対
応して、印字ヘッド16より用紙14にインクが吐出さ
れ、そのインクの乾燥時間に相当する所定時間だけ経過
後、ラミネートヘッド18内の駆動素子48が動作し、
ノズル46からラミネート樹脂剤28が噴射される。駆
動素子48として、電気機械変換素子であるピエゾ素子
を用いた場合、プリンタ内部の制御回路で発生されたラ
ミネート樹脂剤噴射信号がピエゾ素子に与えられると、
ピエゾ素子は液路44を収縮させるように変位する。そ
れにより、液路44内のラミネート樹脂剤28は、ノズ
ル46より外部へ押し出される。
【0026】また、駆動素子48として、電気熱変換素
子であるヒータ素子を用いた場合、プリンタ内部の制御
回路で発生されたラミネート樹脂剤噴射信号がヒータ素
子に与えられると、ヒータ素子が発熱する。その熱によ
り液路44内に気泡が発生し、液路内のラミネート樹脂
剤28がノズル46より外部へ押し出される。ノズル4
6からのラミネート樹脂剤28の噴射により、液路44
内のラミネート樹脂剤28は減少するが、液路44は極
めて細い管であるため、毛細管現象により共通液室42
より常にラミネート樹脂剤28が供給される。これによ
り、共通液室42内の圧力が低下する。一方、液路40
を通じて、共通液室42と接続されているラミネート樹
脂剤タンク32は、開口部38で外気と接しているの
で、大気圧によりラミネート樹脂剤タンク32より、液
路40を通じて共通液室42内にラミネート樹脂剤28
の補充が行われる。
【0027】さらに、図8に示すように、用紙14上に
噴射されたラミネート樹脂層を均一化するため、用紙搬
送経路上に圧延ローラ50、ヒーター52及びクーラー
54を備えるようにしてもよい。ここで、ヒーター52
は用紙14上に形成されたラミネート樹脂層を所定の温
度まで上昇させ、圧延ローラ50は一対のローラを用紙
搬送速度に対応した速度で回転させ、ラミネート樹脂層
の表面を均一化させるような圧力をかけ、さらに、クー
ラー54はラミネート樹脂層の温度を下げる。また、圧
延ローラ50、ヒーター52及びクーラー54をすべて
組み合わせて備える必要はなく、使用するラミネート樹
脂剤28の特性に合わせて選択することも可能である。
【0028】また、上記実施例の印字手段として、イン
クジェット方式の印字ヘッドを用いたプリンタの例を示
したが、その方式に限定されるものではなく、電子写真
方式または熱転写方式の印字ヘッドを用いることも可能
である。
【0029】さらに、上記実施例のラミネート剤とし
て、樹脂剤を用いた例を示したが、熱等で溶融可能で、
常温で固化し、透明状態となる材料であればよい。ま
た、常温で液状であり、温度または圧力をかけることに
より固化し、透明状態となる材料でもよい。
【0030】また、上記実施例のプリンタでは、印字手
段により画像が印刷された被記録媒体の表面に、常にラ
ミネート剤が塗布される例を示したが、プリンタ内に備
えられたスイッチ、またはプリンタと接続されたコンピ
ュータからの指令により、ラミネート剤が塗布されない
ようにすることも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1記載のプリンタは、印刷手段がプリンタに接続
されたコンピュータなどから入力されたデータに対する
画像を被記録媒体に記録し、搬送手段が前記印字手段の
動作に対応して、前記被記録媒体を搬送し、ラミネート
剤格納手段が画像が記録された前記被記録媒体の印刷面
をラミネートするためのラミネート剤を格納し、噴射手
段が前記印刷手段によって所望の画像が記録された被記
録媒体の印刷面に、前記ラミネート剤格納手段と接続さ
れて供給される前記ラミネート剤を噴射するので、記録
面のラミネート処理を容易に行うことができるととも
に、小型化及び低価格化が可能となる。
【0032】また、請求項2記載のプリンタは、前記ラ
ミネート剤格納手段に備えられたヒーター手段が、固形
状態で供給されたラミネート剤を加熱溶融し、前記噴射
手段がその溶融されたラミネート剤を噴射するので、液
状のラミネート樹脂剤に比べ、使用者はラミネート樹脂
剤の取扱いが容易になる。
【0033】さらに、請求項3記載のプリンタは、前記
搬送手段に備えられた圧延手段が、前記噴射手段によっ
てラミネート剤が塗布された被記録媒体の表面に圧力を
加え、被記録媒体の印刷面に塗布されたラミネート剤を
均一化するので、記録面のラミネート処理をより確実に
行うことができる。
【0034】また、請求項4記載のプリンタは、前記搬
送手段に備えられた加熱手段が、前記噴射手段によって
ラミネート剤が塗布された被記録媒体を加熱し、被記録
媒体の印刷面に塗布されたラミネート剤を均一化するの
で、記録面のラミネート処理をより確実に行うことがで
きる。
【0035】さらに、請求項5記載のプリンタは、前記
搬送手段に備えられた冷却手段が、前記噴射手段によっ
てラミネート剤が塗布された被記録媒体を冷却し、被記
録媒体の印刷面に塗布されたラミネート剤を均一化する
ので、記録面のラミネート処理をより確実に行うことが
できる。
【0036】また、請求項6記載のプリンタは、前記噴
射手段と前記印字手段とが、被記録媒体の搬送方向に対
して所定の距離だけ離れて配置されているので、噴射手
段と印字手段とが移動する往路及び復路において、前記
印字手段からのインクの吐出と、前記噴射手段からのラ
ミネート樹脂剤の噴射が行われるので、高速に印字及び
ラミネート処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のプリンタの外観図である。
【図2】本実施例のプリンタ印字ヘッド近傍の断面図で
ある。
【図3】ラミネートヘッドの断面図である。
【図4】ラミネートヘッドのノズル部分の拡大図であ
る。
【図5】用紙に印刷及びラミネート処理が行われている
途中の様子を示す図である。
【図6】用紙に印刷及びラミネート処理が行われている
途中の様子を示す図である。
【図7】印字ヘッドとラミネートヘッドとをずらして配
置した例を示す図である。
【図8】ラミネート樹脂層を後加工するための装置を備
えた例を示す図である。
【符号の説明】
16 印字ヘッド 18 ラミネートヘッド 26 搬送ローラ 32 ラミネート剤タンク 46 ノズル 48 駆動素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の画像を被記録媒体に記録する印刷
    手段と、 被記録媒体を搬送する搬送手段と、 を備えたプリンタにおいて、 前記被記録媒体の印刷面をラミネートするラミネート剤
    を格納したラミネート剤格納手段と、 前記ラミネート剤格納手段と接続され、前記印刷手段に
    よって所望の画像が記録された被記録媒体の印刷面に前
    記ラミネート剤を噴射する噴射手段と、 を備えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ラミネート剤格納手段は、固形状態
    で供給されたラミネート剤を加熱溶融するためのヒータ
    ー手段を有し、 前記噴射手段は、溶融状態のラミネート剤を噴射するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段は、前記噴射手段によって
    ラミネート剤が塗布された被記録媒体の表面に圧力を加
    える圧延手段を有し、被記録媒体の印刷面に塗布された
    ラミネート剤を均一化するように構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記搬送手段は、前記噴射手段によって
    ラミネート剤が塗布された被記録媒体を加熱する加熱手
    段を有し、被記録媒体の印刷面に塗布されたラミネート
    剤を均一化するように構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記搬送手段は、前記噴射手段によって
    ラミネート剤が塗布された被記録媒体を冷却する冷却手
    段を有し、被記録媒体の印刷面に塗布されたラミネート
    剤を均一化するように構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記噴射手段と前記印字手段とが、被記
    録媒体の搬送方向に対して所定の距離だけ離れて配置さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
JP7604896A 1996-03-29 1996-03-29 プリンタ Pending JPH09262971A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1145865A2 (en) 2000-04-10 2001-10-17 Seiko Epson Corporation Coating liquid, image recording method and recording using the same
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