JPH09262967A - インクジェット記録ユニット用放熱板 - Google Patents

インクジェット記録ユニット用放熱板

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Publication number
JPH09262967A
JPH09262967A JP7204096A JP7204096A JPH09262967A JP H09262967 A JPH09262967 A JP H09262967A JP 7204096 A JP7204096 A JP 7204096A JP 7204096 A JP7204096 A JP 7204096A JP H09262967 A JPH09262967 A JP H09262967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge part
ink jet
jet recording
recording head
radiation plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP7204096A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Yoshida
淳一 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP7204096A priority Critical patent/JPH09262967A/ja
Publication of JPH09262967A publication Critical patent/JPH09262967A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 インクジェット記録ユニットの放熱板の必要
とされる表面積を減ずることなく、取水高をアップさせ
製造コストを下げる。 【解決手段】 放熱板2は、縁部210,250,23
0,232,234,240,260で囲まれた板状の
部材であって、下縁部250に隣接して記録ヘッドチッ
プの搭載用の面24が形成される。前縁部210には突
起部220が設けられ、放熱板2をインクジェット記録
ユニット構造体7へ組付ける際の取付構造を構成する。
放熱板の後縁部240には、前縁部210と縦方向縁部
230と、第1の横方向縁部232と、第2の横方向縁
部234で囲まれる切欠部が形成される。放熱板2の下
縁部250から突起部220の上縁部222までの高さ
寸法H1を下縁部250から第1の横方向縁部232ま
での高さ寸法H2に比べて短い寸法に形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーマルインクジェ
ット方式を用いたインクジェット記録ヘッドに使用され
る放熱板形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常サーマルインクジェット方式を用い
たインクジェット記録ヘッドは電気熱交換体を利用して
発生する熱エネルギーに応じてインクに発泡減少を起こ
させることによってインク滴を吐出させる。そのため連
続的に印字を行う動作、もしくは画像密度の高い印字を
行う際には記録ヘッド自体の温度が上昇する。記録ヘッ
ド自体の温度が上昇すると、正規の熱エネルギーを与え
てもインク吐出を行う元となる該気泡の形成が不安定に
なり、最悪の場合は不吐出となる。
【0003】上記問題を解決するために、従来のインク
ジェット記録ヘッドは、放熱板に記録ヘッドを貼り付
け、その上にインク流路構成部材を登載させる構造が主
流であった。上記の放熱板は記録ヘッドに蓄えられた熱
を放熱するための機能をもたせている。従って印字ノズ
ル数すなわちそれに対応したヒーター数および駆動条件
により必要な放熱量が想定され、その放熱量および対応
した表面積がおのずと規定される。
【0004】所定の表面積を有した放熱板はインクジェ
ット記録ヘッドユニットとして構成され、インクジェッ
ト記録装置の中に配置される。インクジェット記録ヘッ
ドをインクジェット記録ヘッドユニットに固定する際に
は、放熱板の一部を利用する方式が一般的である。例え
ば、特開平7−223313号公報は、インクジェット
記録ヘッドユニットにおいて放熱板を使用する装置が開
示されている。
【0005】図4,図5は前記インクジェット記録ヘッ
ド1がインクジェット記録ユニット構造体7に接着固定
された状態を示しているが、インクジェット記録ヘッド
1の放熱板2のインクジェット記録ヘッド固定用突起部
22がインクジェット記録ユニット構造体の溝部7a,
7bに嵌合され接着固定されている。放熱板2は、アル
ミ合金材料等の熱伝導性の高い板材をプレス等で打抜い
て成形される板状の部材であって、その一方の平面上に
プリント配線10、インク流露構成部材41,42等が
搭載される。
【0006】放熱板の外周部はほぼ直線上の縁部21,
23,25,26,27,28で画成されるが、その前
縁部21に上述した突起部22が設けられる。前縁部2
1とは反対側の後縁部27には、直交する2つの縁部2
5,26による切欠部が設けられる。この2つの縁部
は、放熱板に対して組立記録ヘッドチップ等を組付ける
際の組立基準面を構成する。また、この切欠部を利用し
て記録ヘッドの他の構成部材が配設される。上記の放熱
板2のインクジェット記録ヘッド固定用突起部22のサ
イズは、安定した接着固定を行うためには3×3mm以
上必要であることが望ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6は上述した従来の
放熱板の素材を帯状の原材料30からプレス装置で打抜
いて生産する状態を示している。放熱板2の前縁部21
に設けられる突起部22の存在によって、隣接する放熱
板との間と距離X1に相当する原材料を残す必要があっ
た。本発明は原材料から放熱板を打抜いて生産する際
に、歩留りの良い形状を有する放熱板を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】インクジェット記録ユニ
ット放熱板は、大面積の放熱板元板上からプレス型に打
ち抜き作成する。但し元板のサイズは規格により決まっ
ているため、同面積中からいかに多数打ち抜きできるか
が重要となる。本発明においては放熱板の前縁部に設け
られる固定用突起部の位置を隣接して並べられる放熱板
の後縁部のインク吐出方向の長辺部分に干渉しない位置
に設ける。
【0009】
【作用】放熱板の固定用突起部の位置をインク吐出方向
の長辺部分に干渉しない位置に設けることにより、大面
積の放熱板元板上に放熱板形状をレイアウトする上で、
レイアウトをより密接させることができる。詳しく述べ
れば、放熱板単体をインク吐出方向と垂直方向(図3)
に並べると前記放熱板のインクジェット記録ヘッド固定
用突起部を隣接する放熱板のインク吐出方向の長辺部分
に干渉しない位置に設けることで隣接する放熱板の間隔
が小さくなる。
【0010】従って、本来必要とされる放熱特性維持の
ため表面積を下げることなく、放熱板のプレス成形によ
る製造において、放熱板の材料に対する取れ高を上げる
ことが可能となり、結果的に歩留まりが改良されて製造
コストを下げることが可能となる。また、この手法は材
料が定尺板ではなく、順送プレス使用するロール材に対
しても有効である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の実施例を示すインクジ
ェット記録ヘッド1の構成斜視図を示す。図1において
放熱板2の上に記録ヘッドチップ3が接着により固定さ
れ、さらにインク流路構成部材が41,42が接着固定
されている。5は本実施例では分離可能なインクタンク
を示しており、流路接続部材6により液体連通を行うこ
とにより記録ヘッドチップ3にインクを供給している。
【0012】図2は本発明の放熱板の形状を示す平面図
である。放熱板2は、インクの吐出方向(以下、縦方向
と称する)と、縦方向に直交する横方向に形成される縁
部210,250,230,232,234,240,
260で囲まれた板状の部材であって、下縁部250に
隣接して記録ヘッドチップの搭載用の面24が形成され
る。インクの吐出方向に平行な前縁部210には突起部
220が設けられ、放熱板2をインクジェット記録ユニ
ット構造体7へ組付ける際の取付構造を構成する。
【0013】放熱板の後縁部240には、組立用の基準
面を構成する前縁部210と平行する第1の縦方向縁部
230と、第1の縦方向縁部に直交する第1の横方向縁
部232と、第1の横方向縁部と平行に段付状に設けら
れる第2の横方向縁部234で囲まれる切欠部が形成さ
れる。この第1の縦方向縁部230と、第1の横方向縁
部232は放熱板に対して構成部品を組付ける際の治具
に対する基準面となる。本発明の放熱板にあっては、放
熱板2の下縁部250から突起部220の上縁部222
までの高さ寸法H1を下縁部250から第1の横方向縁
部232までの高さ寸法H2に比べて短い寸法に形成し
てある。
【0014】図3は本発明の放熱板2を帯状の原材料3
0から打抜く際の材料取りを示す平面図である。放熱板
2の前縁部210に設けられる突起部220は、隣接す
る放熱板2の第1の縦方向縁部230と第1の横方向縁
部232が形成する切欠部内に配設され、長辺を形成す
る後縁部240とは干渉しない。したがって、材料取り
のために原材料30に残す寸法X2を極小にすることが
でき、歩留りを向上させることができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、イ
ンクジェット記録ユニットの放熱板の必要とされる表面
積を減ずることなく、製造時の取れ高をアップさせ製造
コストを下げることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示すインクジェット記録ヘ
ッド1の構成斜視図。
【図2】 本発明の放熱板の平面図。
【図3】 本発明の実施例を示す放熱板の材料取りのレ
イアウト図。
【図4】 従来のインクジェット記録ヘッド1の平面
図。
【図5】 従来のインクジェット記録ユニットの構成斜
視図。
【図6】 従来の実施例を示す放熱板の材料取りのレイ
アウト図。
【符号の説明】
1 インクジェット記録ヘッド、 2 放熱板、 3
記録ヘッドチップ、41,42 インク流路構成部材、
5 インクタンク、 6 流路接続部材、7 インク
ジェット記録ユニット構造体、 7a,7b 溝部、
210 前縁部、 220 固定用突起部、 230,
232 組立用基準縁部、 250下縁部、 260
上縁部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット記録ヘッドとインクタン
    クが一体あるいは分離可能に構成された前記インクジェ
    ット記録ヘッドの放熱板の形状において、前記放熱板単
    体をインク吐出方向と垂直方向に並べた際に、前記放熱
    板の前縁部に設けられるインクジェット記録ヘッド固定
    用突起部が隣接する放熱板の後縁部のインク吐出方向の
    長辺部分に干渉しない位置に設けられたことを特徴とす
    るインクジェット記録ユニット用放熱板。
JP7204096A 1996-03-27 1996-03-27 インクジェット記録ユニット用放熱板 Pending JPH09262967A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7204096A JPH09262967A (ja) 1996-03-27 1996-03-27 インクジェット記録ユニット用放熱板

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JP7204096A JPH09262967A (ja) 1996-03-27 1996-03-27 インクジェット記録ユニット用放熱板

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JPH09262967A true JPH09262967A (ja) 1997-10-07

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ID=13477896

Family Applications (1)

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JP7204096A Pending JPH09262967A (ja) 1996-03-27 1996-03-27 インクジェット記録ユニット用放熱板

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JP (1) JPH09262967A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021507485A (ja) * 2017-12-25 2021-02-22 華域視覚科技(上海)有限公司Hasco Vision Technology Co., Ltd. 車両ライト反射式ledモジュールシステムおよび車両ライトアセンブリ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021507485A (ja) * 2017-12-25 2021-02-22 華域視覚科技(上海)有限公司Hasco Vision Technology Co., Ltd. 車両ライト反射式ledモジュールシステムおよび車両ライトアセンブリ

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